JP5476993B2 - 光学素子の製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、溶融ガラス滴を加圧成形し、対向する2つの光学面を有する光学素子を製造する光学素子の製造方法、及び、当該製造方法を実施するための光学素子の製造装置に関する。
近年、ガラス素材を成形金型で加圧成形して製造した光学素子は、デジタルカメラ用レンズ、DVD等の光ピックアップレンズ、携帯電話用カメラレンズ、光通信用のカップリングレンズ、半導体レーザから出力される楕円形状の出力ビームを円形に整形するためのビーム整形素子等として、広範にわたって利用されている。
また、光学製品の小型化、高精度化の要請に伴って、ガラス製の光学素子に要求される性能もますます高くなり、対向する二つの光学面の相対位置の設計値からのずれ量(以下、「偏心量」という。)についても、要求される性能はますます厳しいものになってきている。特に、次世代DVD用のピックアップレンズ等として用いられる高NAレンズにおいては、偏心量の許容公差が極めて小さく、例えば、0.1μm以下といった範囲で管理する必要がある。
このようなガラス製光学素子の製造方法の1つとして、予め所定質量及び形状を有するガラスゴブを作製し、該ガラスゴブを成形金型とともにガラスが変形可能な温度まで加熱した後、ガラスゴブを成形金型にて加圧成形する方法(以下、「リヒートプレス法」ともいう)が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1、2の記載によれば、スリーブ内で成形金型の傾きを調整する方法(特許文献1)や、上下型の押圧動作とは別に上下型の側面より上下同時に金型の外周を加圧する方法(特許文献2)により、偏心量を抑えることができるとされている。しかし、このようなリヒートプレス法においては、成形の度に金型及びガラスゴブの加熱と冷却を繰り返す必要があり、1回の成形に要する時間が非常に長いという問題があった。
一方、ガラス成形体の別の製造方法として、予め所定温度に加熱した下型の上に溶融ガラス滴を滴下して、滴下した溶融ガラス滴が変形可能な温度にある間に上型と下型とで加圧成形する方法(以下、「液滴成形法」ともいう。)が知られている(例えば、特許文献3参照)。この方法は成形金型等の加熱と冷却を繰り返す必要がなく、溶融ガラス滴から直接ガラス成形体を製造することができるので、1回の成形に要する時間を非常に短くできることから注目されている。
特開2005−306644号公報 特開平10−182173号公報 特開2005−320199号公報
しかしながら、液滴成形法では、上型を下型の上方から退避させた状態で下型の上に溶融ガラス滴を滴下した後、加圧成形する前に、上型と下型とが所定の上下関係となるように、上型と下型とを相対移動する工程が必要である。しかも、滴下した溶融ガラス滴は時間と共に急速に冷却されるため、かなりの高速で上型と下型とを相対移動しなければならない。そのため、偏心量を小さくするためにスリーブと成形金型との隙間を小さくしてしまうと、スリーブに成形金型が挿入される際に衝突が発生しやすく安定した性能の光学素子を製造することが困難であるという問題があった。
それに加えて、特許文献1に記載の方法は、スリーブと成形金型の隙間量よりも大きい偏心に対応することができず、また、二つの光学面の平行ずれには対応できないという問題があった。
更に、成形金型を加工する上で、成形金型の外径中心軸と成形面の軸とを完全に一致させることは困難であり、通常は外径中心軸と成形面の軸とがある程度のずれを有している場合が多い。特許文献2に記載の方法は、上下の成形金型を側面から加圧して外径中心軸を一致させる方法であるため、成形金型の外径中心軸と成形面の軸が一致していない場合にこれを補正することは原理上できないという問題があった。
本発明は上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、液滴成形法によって対向する2つの光学面を有する光学素子を製造する場合において、高い偏心精度を確保することができる光学素子の製造方法を提供することである。また、本発明の別の目的は、かかる製造方法を実施するための光学素子の製造装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有するものである。
1. 上型及び下型を有する成形金型により溶融ガラス滴を加圧成形し、対向する2つの光学面を有する光学素子を製造する光学素子の製造方法において、
前記成形金型を所定温度に加熱する加熱工程と、
前記下型に前記溶融ガラス滴を滴下する滴下工程と、
前記上型と前記下型とを上下方向に相対移動して前記溶融ガラス滴を加圧して、前記光学素子を成形する加圧工程とを有し、
前記加圧工程により成形された光学素子の前記2つの光学面の位置ずれ量に基づいて、前記加圧工程における前記上型と前記下型の水平方向の相対位置及び傾きの少なくとも一方を調整し、
前記滴下工程と前記加圧工程とで、前記上型と前記下型の水平方向の相対位置が異なり、
前記滴下工程と前記加圧工程の間に、前記上型及び前記下型の少なくとも一方を水平方向に移動する移動工程を有し、
前記加圧工程における前記上型と前記下型の水平方向の相対位置の調整は、前記移動工程において移動する前記上型及び前記下型の少なくとも一方の停止位置を変更することにより行うことを特徴とする光学素子の製造方法。
. 前記滴下工程と前記加圧工程とで、前記下型の水平方向の位置が異なり、
前記滴下工程と前記加圧工程の間に、前記下型を水平方向に移動する移動工程を有し、
前記加圧工程における前記上型と前記下型の水平方向の相対位置の調整は、前記移動工程において移動する前記下型の停止位置を変更することにより行うことを特徴とする前記に記載の光学素子の製造方法。
. 前記加圧工程においては、前記上型を下降させることにより加圧を行うことを特徴とする前記に記載の光学素子の製造方法。
. 前記加圧工程における前記上型と前記下型との傾きの調整は、前記上型の角度を変えることにより行うことを特徴とする前記に記載の光学素子の製造方法。
. 前記2つの光学面の位置ずれ量は、前記光学素子の透過波面収差を測定することにより求められることを特徴とする前記1乃至のうち何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
. 前記上型及び前記下型の少なくとも一方は、前記光学素子に対して位置を識別するためのマークを転写するためのマーク転写部を有することを特徴とする前記1乃至のうち何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
.マーク転写部は凹部からなり、
前記凹部は、深さDが、0.5μm以上、20μm以下であり、
幅Wが、3μm以上、200μm以下であることを特徴とする前記に記載の光学素子の製造方法。
. 前記マークの長さは、当該マークが形成されている光学面の有効径の5%以上、30%以下であることを特徴とする前記に記載の光学素子の製造方法。
. 溶融ガラス滴を加圧成形し、対向する2つの光学面を有する光学素子を製造するための光学素子の製造装置において、
上型及び下型を有する成形金型と、
前記成形金型を所定温度に加熱するための加熱手段と、
前記下型に前記溶融ガラス滴を滴下するための滴下手段と、
前記上型と前記下型を上下方向に相対移動して前記溶融ガラス滴を加圧するための加圧手段と、
前記溶融ガラス滴を加圧する際における前記上型と前記下型の水平方向の相対位置を調整するための水平位置調整手段と、
前記溶融ガラス滴を加圧する際における前記上型及び前記下型の少なくとも一方の傾きを調整するための傾き調整手段とを有し、
前記滴下手段による溶融ガラス滴の滴下時と前記加圧手段による溶融ガラス滴の加圧時とで、前記上型と前記下型の水平方向の相対位置が異なり、
前記滴下時と前記加圧時との間に、前記上型及び前記下型の少なくとも一方を水平方向に移動させ、
前記水平位置調整手段による加圧時における前記上型と前記下型の水平方向の相対位置の調整は、前記移動する前記上型及び前記下型の少なくとも一方の停止位置を変更することにより行うことを特徴とする光学素子の製造装置。
本発明によれば、先立って製造された光学素子の特性から算出された2つの光学面の位置ずれ量に基づいて、加圧工程における上型と下型の水平方向の相対位置及び傾きの少なくとも一方を調整することから、製造する光学素子の2つの光学面の位置ずれ量を最小限に抑えることができる。そのため、液滴成形法によって対向する2つの光学面を有する光学素子を製造する場合において、成形金型の外径中心軸と成形面の軸が一致していない場合であっても、高い偏心精度を確保することができる。
本発明の光学素子の製造装置10を模式的に示した図である(滴下工程における状態)。 本発明の光学素子の製造装置10を模式的に示した図である(加圧工程における状態)。 下型12付近の斜視図である。 上型ベース16のA−A断面図である。 光学素子を製造するための基本工程を示すフローチャートである。 上型11と下型12の水平方向の相対位置及び傾きを調整する工程を示すフローチャートである。 光学素子25の2つの光学面の位置ずれ量を算出する工程を示すフローチャートである。 本発明の製造方法により製造された光学素子25を示す模式図である。 マーク転写部として凹部18を有する下型12を示す図である。 傾き量(α)及び傾き方向(θ)を説明するための模式図である。
符号の説明
10 光学素子の製造装置
11 上型
12 下型
13 成形金型
14x、14y、14z ボールネジ
15x、15y、15z サーボモーター
16 上型ベース
17 下型ベース
18 凹部
19 あおりネジ
20 溶融ガラス滴
25 光学素子
26 マーク
27a、27b 光学面
31、32 ヒーター
33a、33b 対称軸
S11 加熱工程
S13 滴下工程
S14 移動工程
S15 加圧工程
以下、本発明の実施の形態について図1〜図10を参照しながら詳細に説明する。
(光学素子の製造装置)
先ず、本発明の光学素子の製造装置10の構成について、図1〜図4を用いて説明する。図1及び図2は本発明の光学素子の製造装置10を模式的に示した図であり、図1は滴下工程における状態を、図2は加圧工程における状態をそれぞれ示している。また、図3は下型12付近の斜視図であり、図4は上型ベース16のA−A断面図である。
溶融ガラス滴20を加圧成形するための成形金型13は、上型11及び下型12を有しており、上型11は上型ベース16の下面に、下型12は下型ベース17の上面にそれぞれ支持されている。上型ベース16は、本発明の加圧手段であるサーボモーター15z及びボールネジ14zによって上下方向(z方向)に移動可能に構成されている。
本実施形態においては、加圧手段によって上型11のみを上下方向に移動する構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、下型12のみを移動する構成としてもよいし、上型11と下型12の両方を上下方向に移動する構成としてもよい。また、加圧手段はサーボモーター15z及びボールネジ14zに限られず、ステッピングモーター、油圧シリンダ、空圧シリンダ等の公知の手段を適宜選択して用いることができる。
下型ベース17は、サーボモーター15x及びボールネジ14xにより移動可能なように構成されており、これによって下型12は滴下した溶融ガラス滴20を受けるための位置(滴下位置P1)と、上型11と対向して溶融ガラス滴20を加圧するための位置(加圧位置P2)との間で移動可能である。移動手段は、上型11と下型12を水平方向に相対移動できるものであればよく、本実施形態のように下型12のみを移動する構成でもよいし、上型11のみ、あるいは上型11と下型12の両方を移動する構成でもよい。しかし、滴下工程と加圧工程とで下型を移動させて、滴下位置P1と加圧位置P2とを異ならせれば、ある下型が加圧工程にある間に、別の下型で滴下を受けることが可能になるので、好ましい。そして、水平方向の移動手段を有する下型を上下方向にも移動させるのは機構が複雑になるので、加圧工程における上型と下型との上下の相対移動は、上型を移動させることにより行うのが好ましい。
サーボモーター15x及びボールネジ14xは、溶融ガラス滴20を加圧する際における上型11と下型12のx方向の相対位置を調整するための水平位置調整手段としても機能する。また、同様にy方向の相対位置を調整するための水平位置調整手段として、図3に示すサーボモーター15y及びボールネジ14yを備えている。
また、上型11と下型12の傾きを調整するための傾き調整手段として、上型ベース16にあおりネジ19を備えている。あおりネジ19は、図4に示すように、120°間隔(円周3等分)で3本配置されており、あおりネジ19の上型ベース16からの突き出し量を調整することにより、上型11の上型ベース16に対する角度を調整できる。
上型11及び下型12の材料は、耐熱合金(ステンレス等)、炭化タングステンを主成分とする超硬材料、各種セラミックス(炭化珪素、窒化珪素、窒化アルミニウム等)、カーボンを含む複合材料など、ガラス製の光学素子を加圧成形するための成形金型として公知の材料の中から適宜選択して用いることができる。また、これらの材料の表面に各種金属やセラミックス、カーボンなどの保護膜を形成したものを用いることもできる。上型11及び下型12を同一の材料で構成してもよいし、それぞれ別の材料で構成してもよい。
また、上型11及び下型12は、加熱手段であるヒーター31、32によってそれぞれ所定温度に加熱できるように構成されている。加熱手段としては、公知の加熱手段を適宜選択して用いることができる。例えば、被加熱部材の内部に埋め込んで使用するカートリッジヒーターや、被加熱部材の外側に接触させて使用するシート状のヒーター、赤外線加熱装置、高周波誘導加熱装置等を用いることができる。
光学素子の製造装置10は、更に、下型12に溶融ガラス滴20を滴下するための滴下手段として、溶融状態のガラス22を貯留する溶融槽21と、その下部に設けられたノズル23とを備えている。
(ガラス成形体の製造方法)
次に、本発明の光学素子の製造方法について図5〜図10を用いて説明する。図5は光学素子を製造するための基本工程を示すフローチャートである。図6は上型11と下型12の水平方向の相対位置及び傾きを調整する工程を示すフローチャートであり、図7は光学素子25の2つの光学面の位置ずれ量を算出する工程を示すフローチャートである。
始めに、図5に示したフローチャートを用いて、本発明の光学素子の製造方法の各工程について順を追って説明する。
先ず、成形金型13を所定温度に加熱する(加熱工程S11)。所定温度とは、光学素子25に良好な2つの光学面を形成できる温度であればよい。一般的には、上型11や下型12の温度が低すぎると良好な光学面を形成することが困難になってくる。逆に、必要以上に温度を高くしすぎることは、ガラスとの融着が発生しやすくなったり、上型11及び下型12の寿命が短くなったりするおそれがあるため好ましくない。通常は、ガラスのガラス転移点温度Tg−100℃からTg+100℃程度の温度に設定するが、実際には、ガラスの種類、ガラス成形体の形状や大きさ、上型11や下型12の材料、保護膜の種類等種々の条件によって適正な温度が異なるため、実験的に適正な温度を求めておくことが好ましい。上型11と下型12の加熱温度は同じ温度であってもよいし、異なる温度であってもよい。
本発明においては、所定温度に加熱された成形金型13に溶融ガラス滴20を滴下して加圧成形することから、成形金型13の加熱温度を一定に保ったまま一連の工程を行うことができる。更に、成形金型13の加熱温度を一定に保ったまま、複数の光学素子25を繰り返し製造することもできる。従って、1つの光学素子25を製造する毎に成形金型13の昇温と冷却を繰り返す必要がないことから、極めて短時間で効率よく光学素子を製造することができる。
ここで、成形金型13の加熱温度を一定に保つというのは、上型11及び下型12を加熱するための温度制御における目標設定温度を一定に保つという意味である。従って、各工程実施中における溶融ガラス滴20との接触等による温度変動を防止しようとするものではなく、かかる温度変動については許容される。
次に、下型12を滴下位置P1に移動し(S12)、下型12に溶融ガラス滴20を滴下する(滴下工程S13)(図1参照)。
溶融槽21は図示しないヒーターによって加熱され、内部に溶融状態のガラス22が貯留されている。溶融槽21の下部にはノズル23が設けられており、溶融状態のガラス22が自重によってノズル23の内部に設けられた流路を通過し、表面張力によって先端部に溜まる。ノズル23の先端部に一定質量の溶融ガラスが溜まると、ノズル23の先端部から自然に分離して、一定質量の溶融ガラス滴20が下方に滴下する。
滴下する溶融ガラス滴20の質量はノズル23の先端部の外径によって調整可能であり、ガラスの種類等によるが、0.1g〜2g程度の溶融ガラス滴20を滴下させることができる。また、ノズル23の内径、長さ、加熱温度などによってガラス滴の滴下間隔を調整することができる。従って、これらの条件を適切に設定することで、所定の質量の溶融ガラス滴を所定の間隔で滴下させることが可能である。
更に、溶融ガラス滴20をノズル23から下型12に直接滴下するのではなく、ノズル23から滴下させた溶融ガラス滴20を貫通細孔を設けた部材に衝突させ、衝突した溶融ガラス滴20の一部を微小滴として貫通細孔を通過させて下型12に滴下させてもよい。それにより、例えば0.001g〜0.3gといった微小な光学素子の製造が可能となる。また、貫通細孔の直径を変更することによって、ノズル23を交換することなく溶融ガラス滴の体積を調整することができ、多種のガラス成形体を効率よく製造することができるため好ましい。この方法は、特開2002−154834号公報に詳細に記載されている。
使用できるガラスの種類に特に制限はなく、公知のガラスを用途に応じて選択して用いることができる。例えば、ホウケイ酸塩ガラス、ケイ酸塩ガラス、リン酸ガラス、ランタン系ガラス等の光学ガラスが挙げられる。
次に、下型12を、上型11と対向して溶融ガラス滴20を加圧するための位置(加圧位置P2)に移動する(移動工程S14)。加圧位置P2における上型11と下型12の水平方向の相対位置及び傾きの少なくとも一方は、製造しようとする光学素子25の製造に先立って製造された光学素子25の特性から算出された2つの光学面の位置ずれ量に基づいて調整する。そのため、上型11や下型12の外径中心軸と成形面の軸が一致していない場合であっても製造する光学素子25の2つの光学面の位置ずれ量を最小限に抑えることができ、高い偏心精度を確保することができる。
加圧位置P2における上型11と下型12の水平方向の相対位置の調整は、x方向の調整手段であるサーボモーター15x及びボールネジ14xと、y方向の調整手段であるサーボモーター15y及びボールネジ14yとによって行う。また、傾きの調整はあおりネジ19によって行う。なお、水平方向の相対位置及び傾きを調整する工程の詳細については後述する。
下型12を加圧位置P2に移動した後、加圧手段によって上型11を下方に移動して溶融ガラス滴20を加圧する(加圧工程S15)(図2参照)。
加圧工程S15の間、溶融ガラス滴20は主に成形金型13との接触面からの放熱によって急速に冷却され、固化して光学素子25となる。加圧の解除は、加圧手段による加圧を解除しても、形成された光学面の形状が崩れない温度にまで冷却された後に行うことが好ましい。ガラスの種類や、光学素子25の大きさや形状、必要な精度等によるが、通常はガラスのTg近傍の温度まで冷却されていればよい。また、負荷する荷重の大きさは、製造する光学素子25のサイズ等に応じて適宜設定すればよい。
最後に、上型11を上方に移動して退避させて得られた光学素子25を回収し(S16)、光学素子25の製造が終了する。その後、引き続いて光学素子25の製造を行う場合は、下型12を再度、滴下位置P1に移動し(S12)、以降の工程を繰り返せばよい。
なお、本発明の光学素子の製造方法は、ここで説明した以外の別の工程を含んでいてもよい。例えば、光学素子25を回収する前に光学素子25の形状を検査する工程や、光学素子25を回収した後に上型11や下型12をクリーニングする工程等を設けてもよい。
次に、図6に示したフローチャートを用いて、上型11と下型12の水平方向の相対位置及び傾きを調整する工程について説明する。
本発明においては、先立って製造された光学素子25の特性から算出された2つの光学面の位置ずれ量に基づいて、加圧工程S15における上型11と下型12の水平方向の相対位置及び傾きの少なくとも一方を調整することで、高い偏心精度を有する光学素子25を製造することができる。また、水平方向の相対位置及び傾きの両方を調整することにより、更に高い偏心精度を確保することができる。ここでは、水平方向の相対位置及び傾きの両方を調整する場合を例に挙げて説明する。
水平方向の相対位置及び傾きの両方を調整する場合、調整すべきパラメータは、加圧位置P2のx座標(x)、y座標(y)、傾き量(α)及び傾き方向(θ)の4つである。
図10は、傾き量(α)及び傾き方向(θ)を説明するための模式図である。図10(a)は光学素子25を一方の光学面27a側から見た図であり、図10(b)は光学素子25のB−B断面図である。
この光学素子25は、両方の光学面27a,27bがともに回転対称非球面である。光学素子の両面が回転対称非球面である場合、二つの光学面の位置ずれは、各回転対称非球面の対称軸のずれとして表れる。
ここでは、図10に示すように、一方の光学面27aの対称軸33aと他方の光学面27bの対称軸33bとの為す角度を傾き量(α)とする。この傾き量(α)は、一定の許容範囲内に抑える必要がある。また、光学面27bの対称軸33bに垂直な面内において、任意の基準位置34から光学面27aの対称軸33aの方向までの回転角度を傾き方向(θ)とする。通常、傾き方向(θ)自体に特に制限はないが、傾き量(α)を低減させる調整を行うために必要となるパラメータである。
始めに、上記の4つのパラメータを任意の初期値(x=x0、y=y0、α=α0、θ=θ0)に設定し(S21)、図5に示したS11〜S16の工程によって光学素子25を製造する(S22)。
次に、製造された光学素子25の特性から、2つの光学面の対称軸のずれ量(dx、dy、dα、dθ)を算出する(S23)。光学素子25の特性から2つの光学面の対称軸ずれ量を求めるための方法に特に制限はなく、光学素子25の透過波面収差から対称軸ずれ量を求めてもよいし、光学素子25の反射偏心や透過偏心の測定結果から対称軸ずれ量を求めてもよい。また、光学素子25の2つの光学面の形状測定結果から対称軸ずれ量を求めてもよい。中でも、透過波面収差から対称軸ずれ量を算出する方法は、特殊な測定装置を必要とせず、高精度な算出が可能であることから好ましい。
その後、算出された対称軸ずれ量の内、dxとdyが許容範囲内にあるかどうかを判定する(S24)。許容範囲からはずれている場合には、加圧位置P2のx座標、y座標に算出されたdx、dyをそれぞれ加えて加圧位置P2の座標を変更する(S25)。変更後の加圧位置P2の座標は、x座標がx+dx、y座標がy+dyとなる。
加圧位置P2を変更した後、再びS22〜S24の工程を行う。dxとdyが許容範囲内に収まっていれば、次にdαが許容範囲内にあるかどうかを判定する(S26)。dαが許容範囲からはずれている場合には、あおりネジ19を操作して加圧位置P2を変更し(S27)、再度、光学素子25を製造する。これを数回繰り返すことで、dx、dy、dαを全て許容範囲内とすることができる。
ここで、傾き量(dα)の判定(S26)を行う前に、dxとdyを抑えるための調整を行うのは、dxやdyが大きい状態のままで正確なdαを算出することは困難な場合があるからである。また、dα、dθを変更(S27)した場合には、dxとdyの判定(S24)を再度実施することが好ましい。dα、dθを変更することによって、dx、dyの値も変化するからである。
次に、図7に示したフローチャートを用いて、光学素子25の透過波面収差から対称軸ずれ量(dx、dy、dα、dθ)を算出する工程について説明する。
先ず、干渉計を用いて光学素子25の透過波面収差を測定する(S31)。次に、市販の解析ソフト(例えば、ザイゴ株式会社製、MetroPro)等を用いて、S31で測定された透過波面収差をゼルニケ(Zernike)多項式に展開し(S32)、2つの光学面の対称軸ずれに対応するゼルニケ係数を抽出する(S33)。
一方、光学素子25の光学設計値から、一定量の対称軸ずれが発生した場合のゼルニケ係数の変化量を予め計算しておく(S34)。この計算でもとめたゼルニケ係数の変化量と、S33で抽出したゼルニケ係数の値を比較することで、光学素子25に存在する2つの光学面の対称軸ずれ量を算出することができる(S35)。
以上の説明では、光学素子の2つの光学面が回転対称非球面である場合を説明した。回転対称非球面でない場合、例えば、球面や自由曲面の場合には対称軸は持たないが、水平方向の位置ずれを測定して本発明を適用することはできる。
なお、このような方法により光学素子25の2つの光学面の対称軸ずれ量を算出し、算出した対称軸ずれ量から加圧位置P2の座標を決定するためには、当該光学素子25が上型11及び下型12で加圧されたときの、上型11及び下型12に対する光学素子25の位置関係を正確に把握する必要がある。そのため、光学素子25は、上型11又は下型12に対する位置関係を示すマークを有していることが好ましい。このようなマークを形成するため、上型11及び下型12の少なくとも一方は、マークを転写するためのマーク転写部を有していることが好ましい。かかるマークを光学素子25に転写させることで、マークを正確に且つ安定して光学素子25に付与することができる。
図8は本発明の製造方法により製造された光学素子25を示す模式図である。マークの位置に特に制限はないが、光学性能に与える影響が小さく、組み立ての際に障害とならない位置に設けることが好ましい。例えば、図8(a)のように、光学面27aの外側にある平面部28にマーク26を設けてもよいし、図8(b)のように、光学面27aのうち、光学性能に対する影響の小さい外周部にマーク26を設けてもよい。また、光学素子25の側面部29に、マーク26を設けてもよい。
転写によってマーク26を形成する場合、成形金型13(上型11及び下型12の少なくとも一方)の加工が容易であるという観点から、成形金型13には凹部からなるマーク転写部を設けることが好ましい。この場合、転写によって光学素子25に形成されるマーク26は凸状となる。
また、上型11、下型12のうち、曲率半径が大きい方にマーク転写部を設けることが好ましい。形成されたマーク26の目視による確認や自動検出が容易となるからである。
図9は、マーク26を転写するためのマーク転写部として凹部18を有する下型12を示す図である。図9(a)は下型12を上方から見た図、図9(b)はA−A断面の部分拡大図である。図9(a)に示すように、下型12は、光学素子25の光学面を形成するための成形面12cの外側に設けられた平面12sに、マーク転写部としての凹部18を有している。
成形金型13に設ける凹部18は、深さDが0.5μm以上、20μm以下であり、幅Wが、3μm以上、200μm以下であることが更に好ましい。液滴成形法は、高温の溶融ガラス滴20を、比較的低温の成形金型13で冷却しながら加圧成形する方法であるため、溶融ガラス滴20の成形金型13との接触面近傍は急冷されて粘度の高い状態となる。そのため、凹部18の深さDが0.5μm未満、又は、幅Wが3μm未満である場合には、溶融ガラス滴20が凹部18に入り込みにくく、転写によってマーク26を形成することが困難となる場合がある。逆に、深さDが20μmよりも大きいと、転写によって形成されたマーク26が欠けやすくなってしまう。また、幅Wが200μmよりも大きいと、回転方向の検出精度が低下する場合がある。
更に、画像処理による自動認識を容易にするとともに、外観品位の悪化を最小限に抑えるために、マーク26の長さは、光学面の有効径(直径)の5%以上、30%以下であることが好ましい。

Claims (9)

  1. 上型及び下型を有する成形金型により溶融ガラス滴を加圧成形し、対向する2つの光学面を有する光学素子を製造する光学素子の製造方法において、
    前記成形金型を所定温度に加熱する加熱工程と、
    前記下型に前記溶融ガラス滴を滴下する滴下工程と、
    前記上型と前記下型とを上下方向に相対移動して前記溶融ガラス滴を加圧して、前記光学素子を成形する加圧工程とを有し、
    前記加圧工程により成形された光学素子の前記2つの光学面の位置ずれ量に基づいて、前記加圧工程における前記上型と前記下型の水平方向の相対位置及び傾きの少なくとも一方を調整し、
    前記滴下工程と前記加圧工程とで、前記上型と前記下型の水平方向の相対位置が異なり、
    前記滴下工程と前記加圧工程の間に、前記上型及び前記下型の少なくとも一方を水平方向に移動する移動工程を有し、
    前記加圧工程における前記上型と前記下型の水平方向の相対位置の調整は、前記移動工程において移動する前記上型及び前記下型の少なくとも一方の停止位置を変更することにより行うことを特徴とする光学素子の製造方法。
  2. 前記滴下工程と前記加圧工程とで、前記下型の水平方向の位置が異なり、
    前記滴下工程と前記加圧工程の間に、前記下型を水平方向に移動する移動工程を有し、
    前記加圧工程における前記上型と前記下型の水平方向の相対位置の調整は、前記移動工程において移動する前記下型の停止位置を変更することにより行うことを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  3. 前記加圧工程においては、前記上型を下降させることにより加圧を行うことを特徴とする請求項2に記載の光学素子の製造方法。
  4. 前記加圧工程における前記上型と前記下型との傾きの調整は、前記上型の角度を変えることにより行うことを特徴とする請求項2に記載の光学素子の製造方法。
  5. 前記2つの光学面の位置ずれ量は、前記光学素子の透過波面収差を測定することにより求められることを特徴とする請求項1乃至のうち何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
  6. 前記上型及び前記下型の少なくとも一方は、前記光学素子に対して位置を識別するためのマークを転写するためのマーク転写部を有することを特徴とする請求項1乃至のうち何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
  7. 前記マーク転写部は凹部からなり、
    前記凹部は、深さDが、0.5μm以上、20μm以下であり、
    幅Wが、3μm以上、200μm以下であることを特徴とする請求項6に記載の光学素子の製造方法。
  8. 前記マークの長さは、当該マークが形成されている光学面の有効径の5%以上、30%以下であることを特徴とする請求項7に記載の光学素子の製造方法。
  9. 溶融ガラス滴を加圧成形し、対向する2つの光学面を有する光学素子を製造するための光学素子の製造装置において、
    上型及び下型を有する成形金型と、
    前記成形金型を所定温度に加熱するための加熱手段と、
    前記下型に前記溶融ガラス滴を滴下するための滴下手段と、
    前記上型と前記下型を上下方向に相対移動して前記溶融ガラス滴を加圧するための加圧手段と、
    前記溶融ガラス滴を加圧する際における前記上型と前記下型の水平方向の相対位置を調整するための水平位置調整手段と、
    前記溶融ガラス滴を加圧する際における前記上型及び前記下型の少なくとも一方の傾きを調整するための傾き調整手段とを有し、
    前記滴下手段による溶融ガラス滴の滴下時と前記加圧手段による溶融ガラス滴の加圧時とで、前記上型と前記下型の水平方向の相対位置が異なり、
    前記滴下時と前記加圧時との間に、前記上型及び前記下型の少なくとも一方を水平方向に移動させ、
    前記水平位置調整手段による加圧時における前記上型と前記下型の水平方向の相対位置の調整は、前記移動する前記上型及び前記下型の少なくとも一方の停止位置を変更することにより行うことを特徴とする光学素子の製造装置。
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