JP4992035B2 - 光学素子の製造方法 - Google Patents

光学素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4992035B2
JP4992035B2 JP2006314023A JP2006314023A JP4992035B2 JP 4992035 B2 JP4992035 B2 JP 4992035B2 JP 2006314023 A JP2006314023 A JP 2006314023A JP 2006314023 A JP2006314023 A JP 2006314023A JP 4992035 B2 JP4992035 B2 JP 4992035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
molten glass
molding
die
optical element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006314023A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008127242A (ja
Inventor
俊也 富阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Advanced Layers Inc
Original Assignee
Konica Minolta Advanced Layers Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Advanced Layers Inc filed Critical Konica Minolta Advanced Layers Inc
Priority to JP2006314023A priority Critical patent/JP4992035B2/ja
Publication of JP2008127242A publication Critical patent/JP2008127242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4992035B2 publication Critical patent/JP4992035B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、溶融ガラスを成形金型で加圧成形してガラス製の光学素子を得る光学素子の製造方法、及び、製造装置に関する。
今日、ガラス製の光学素子は、デジタルカメラ用レンズ、DVD等の光ピックアップレンズ、携帯電話用カメラレンズ、光通信用のカップリングレンズ、各種ミラーなどとして広範にわたって利用されている。かかるガラス製の光学素子は、ガラス素材を成形金型で加圧成形するプレス成形法により製造されることが多くなってきた。特に、光学面として非球面を有する光学素子は、研削・研磨加工による面形成が容易でないことから、成形金型によるプレス成形法による製造が一般的になりつつある。その中でも、溶融ガラスを成形金型で直接加圧成形してガラス製の光学素子を得るダイレクトプレス法は、高い生産効率を期待できることから注目されている。
溶融ガラスを成形金型で直接加圧成形してガラス製の光学素子を得る方法として、ノズル先端からの溶融ガラスを支持部材に滞留させたあと、該支持部材をノズル先端から退避させ、得られたガラスゴブを上型と下型とで加圧成形する方法が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
しかし、成形の過程で溶融ガラスが冷却される速度が、溶融ガラスの上面と下面、あるいは中心部と端部において異なり、冷却による収縮量が不均一になることから、かかる方法により精度の高い光学面を形成することは困難であった。特に、溶融ガラスが最初に支持部材に接触して急冷される下面側に精度の高い光学面を形成することは非常に困難であった。
また、受け型に供給された溶融ガラスを下型の上に搬送した後、上下金型で加圧成形することによって、溶融ガラスの温度が比較的安定する上面側の光学面のみを上型の成形面の転写によって形成し、下面側の光学面は追加工(研削・研磨加工)によって形成してガラスレンズを製造する方法が提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。
特許文献2には、更に、成形されるレンズの肉厚が全面にわたって均一になるように下型の受け面を形成することで、レンズの径方向の冷却速度の分布が小さくなり、レンズの上面側に高精度な光学面が得られる旨が開示されている。
特開平6−206730号公報 特開平8−208248号公報
しかしながら、実際には、たとえ成形される光学素子の肉厚が全面にわたって均一になるように下型の受け面を形成したとしても、溶融ガラスを下型の受け面に溜めた状態においては、溶融ガラスの表面張力によって端部よりも中心部の肉厚の方が大きくなるのが一般的である。従って、上型と下型とで加圧成形される段階では、既に中心部よりも端部の方が冷却が進み、端部の温度が低い状態になっている。
また、例えば外径がφ20mm以上といった比較的大きな光学素子を製造する場合には、下型の受け面に多量の溶融ガラスを溜める必要があることから、溶融ガラスの外径を規制するための外径規制面を有する外径規制部材を備えた成形金型を使用する必要がある。この場合、供給された溶融ガラスは下型の受け面と接触するだけでなく、外径規制部材の外径規制面とも接触することになる。溶融ガラスは、これら成形金型との接触面から急速に冷却されるため、このような外径規制部材を備えた成形金型を使用する場合には、溶融ガラスの端部の冷却がいっそう急速に進む。
このように、中心部よりも端部の温度が低いという温度分布が溶融ガラスに生じるため、加圧成形の過程において、温度の低い端部が中心部よりも先に固化してしまうことになる。溶融ガラスの端部が先に固化してしまうと、固化した端部が障害となり、成形金型によって中心部を加圧することができなくなる。溶融ガラスの中心部は、冷却に伴って収縮しながら固化していくという、面形状の形成に際して非常に重要な段階において成形金型からの加圧を受けることができないため、成形によって高精度な光学面を得ることは非常に困難であった。
本発明は上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、溶融ガラスの中心部を十分に加圧することで、高精度な光学面を有する光学素子を高い生産効率で製造することができる光学素子の製造方法及び製造装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有するものである。
1. 溶融ガラスを受けるための受け面を有する下型と、光学素子の第1の光学面を形成するための成形面を有する上型とを備える成形金型を所定温度に加熱する加熱工程と、前記下型の受け面に、前記成形金型よりも高温の前記溶融ガラスを供給する溶融ガラス供給工程と、前記成形金型で前記溶融ガラスを加圧成形し、前記上型の成形面が転写された第1の光学面を有する成形体を形成する成形工程とを有し、前記下型及び前記上型の少なくとも何れか一方は、前記下型の受け面に供給され、表面張力によって端部より中心部が盛り上がった前記溶融ガラスの端部を加圧するための外型と、前記外型に摺動自在に内挿され、前記下型の受け面に供給され、表面張力によって端部より中心部が盛り上がった前記溶融ガラスの中心部を加圧するための内型とに分割され、前記成形工程は、前記内型に荷重を負荷して前記溶融ガラスの中心部を加圧する工程を含むことを特徴とする光学素子の製造方法。
2. 前記内型はバネを介して前記外型に支持されており、前記成形工程における前記内型に荷重を負荷して前記溶融ガラスの中心部を加圧する工程は、前記バネの反発力によって前記内型に荷重を負荷する工程であることを特徴とする前記1に記載の光学素子の製造方法。
3. 前記内型又は前記外型の少なくとも何れか一方はバネを介して支持されており、前記成形工程において前記バネが圧縮されることによって前記外型と前記内型の相対位置が変化することを特徴とする前記1に記載の光学素子の製造方法。
4. 前記成形工程の後に、追加工によって前記成形体の第1の光学面の裏面側に第2の光学面を形成する追加工工程を有することを特徴とする前記1乃至3の何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
5. 前記成形金型は、前記溶融ガラスの外径を規制するための外径規制面を有する外径規制部材を備え、前記溶融ガラス供給工程において、前記下型の受け面に供給された前記溶融ガラスが、前記外径規制部材の前記外径規制面に接触することを特徴とする前記1乃至4の何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
6. 溶融ガラスを受けるための受け面を有する下型と、光学素子の第1の光学面を形成するための成形面を有する上型とを備える成形金型と、前記成形金型を所定温度に加熱するための加熱手段と、前記下型の受け面に前記成形金型よりも高温の前記溶融ガラスを供給するための溶融ガラス供給手段と、前記成形金型で前記溶融ガラスを加圧成形し、前記上型の成形面が転写された第1の光学面を有する成形体を形成するための加圧手段とを有し、前記下型及び前記上型の少なくとも何れか一方は、前記下型の受け面に供給され、表面張力によって端部より中心部が盛り上がった前記溶融ガラスの端部を加圧するための外型と、前記外型に摺動自在に内挿され、前記下型の受け面に供給され、表面張力によって端部より中心部が盛り上がった前記溶融ガラスの中心部を加圧するための内型とに分割され、前記加圧手段は、前記内型に荷重を負荷して前記溶融ガラスの中心部を加圧するための手段を有することを特徴とする光学素子の製造装置。
7. 前記内型又は前記外型の少なくとも何れか一方はバネを介して支持されていることを特徴とする前記6に記載の光学素子の製造装置。
本発明によれば、内型と外型とに分割された成形金型を用い、内型に荷重を負荷して溶融ガラスの中心部を加圧するため、高精度な光学面を有する光学素子を高い生産効率で製造することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
(光学素子及び成形体)
本発明の方法により製造される光学素子の形状に特に制限はなく、両凸形状、メニスカス形状、両凹形状、平面等、各種の形状の光学素子を製造することができる。ここで、光学素子とは、レンズのような透過型の光学素子の他、ミラーのような反射型の光学素子も含む。
図5は、本実施形態で製造する光学素子の一例であるメニスカス形状のレンズ10を示している。レンズ10は、成形によって形成される第1の光学面11と追加工によって形成される第2の光学面12及びコバ面13とを有している。第1の光学面11は凹の非球面であり、第2の光学面12は凸の球面である。
光学素子の有する二つの光学面のうちいずれの面を成形によって形成される第1の光学面とするかについては、特に制限はない。ただし、レンズ10のように、一方の面が非球面や回折面などの追加工による形成が困難な形状であり、他方の面が一般的な球面である場合には、前者を成形によって形成される第1の光学面とし、後者を追加工によって形成する第2の光学面とすることが、生産性の観点から好ましい。尤も、製造する光学素子がミラーのような反射型の光学素子であって一つの光学面のみを有する物の場合には、その面を第1の光学面として成形によって形成すれば良い。
図6は、レンズ10を製造するための成形工程で得られた成形体を示す図である。図6(a)に示す成形体14aと図6(b)に示す成形体14bは、いずれも、下型を内型と外型からなる分割型とした場合の成形体の例である。内型と外型の高さを厳密に一致させるのは困難であるため、成形体14aのように、外型で形成された面16aよりも内型で形成された面15aの方が出っ張る形状となったり、又は、成形体14bのように、内型で形成された面15bよりも外型で形成された面16bの方が出っ張る形状となる場合が一般的である。本発明の方法で得られる成形体は、何れの形状のものであっても良い。
ただし、成形体14bのように外型で形成された面16bの方が出っ張る形状である場合には、成形後の冷却過程において面16bが内型を抱え込むように収縮するため、内型との離型が困難となったり、成形体にカン、ワレ等が発生する原因となる場合もある。かかる問題を防止する観点からは、成形体14aのように外型で形成された面16aよりも内型で形成された面15aの方が出っ張る形状とすることが好ましい。いずれの場合であっても、図の波線で示すように、追加工によって第2の光学面12とコバ面13とを形成することで目的とするレンズ10が完成する。
図7は、本実施形態で製造する光学素子の別の例である両凸形状のレンズ20を示している。レンズ20は、成形によって形成される第1の光学面21と追加工によって形成される第2の光学面22及びコバ面23とを有している。第1の光学面21は凸の非球面であり、第2の光学面22は凸の球面である。
図8は、レンズ20を製造するための成形工程で得られた成形体を示す図である。図8(a)に示す成形体24aは、下型を内型と外型からなる分割型とした場合の成形体の例であり、図8(b)に示す成形体24bは、上型を内型と外型からなる分割型とした場合の成形体の例である。また、図8(c)に示す成形体24cは、下型及び上型の両方を分割型とした場合の成形体の例である。
成形体24b、24cのように上型を分割型とした場合、外型で形成された面27aと内型で形成された面21aの間に段差が生じるのが一般的である。このため、追加工によって第2の光学面22とコバ面23とを形成した後の光学素子は、図9に示すレンズ20aのように成形で生じた段差がそのまま残ってしまう場合がある。これに対して、成形体24aのように下型のみを分割型とした場合、成形体に生じた段差は、成形後の追加工によって除去されるため光学素子に段差が残存することはない。このような段差が光学素子に残存しても問題とならない場合には、上型、下型の何れを分割型としても良く、このような段差を残存させたくない場合には、上型は分割型とせずに下型のみを分割型とすることが好ましい。
(成形金型)
図1は、本発明で用いることができる成形金型の第1の例を示す図である。成形金型30は、レンズ10用の成形体14aを成形するための成形金型である。図1(a)は、溶融ガラス供給工程において溶融ガラス44が供給された状態を示している。また、図1(b)は、成形工程において溶融ガラス44を加圧している状態を示している。この成形金型30は、内型31及び外型32からなる下型と、上型33とを有し、更に、外径規制部材34を備えている。溶融ガラス44を受けるための受け面は、内型31に形成された受け面35と、外型32に形成された受け面36とからなる。上型33は光学素子の第1の光学面11を形成するための成形面37を有している。外径規制部材34は、溶融ガラス44の外径を規制するための外径規制面38を有し、外型32に組み合わされて固定されている。また、内型31、外型32、上型33、外径規制部材34は、加熱手段としてのヒーター51、52、53、54及び温度センサー55、56、57、58をそれぞれ有している。
内型31は、外型32に設けられた貫通孔に摺動自在に内挿されている。内型31と外型32とに荷重を負荷し、上型33との間で溶融ガラス44を加圧するためにエアシリンダ62が設けられ、更に、内型31に荷重を負荷して溶融ガラス44の中心部を加圧するための手段として、内型31の下方にエアシリンダ61が設けられている。
内型31や外型32に荷重を負荷するための加圧手段は、エアシリンダに限定されず、油圧シリンダ、サーボモータを用いた電動シリンダ、バネ等の公知の加圧手段を適宜選択して用いることができる。
内型31の外径は、成形体の径や形状、肉厚、必要な光学面の径、溶融ガラスや成形金型の温度などに応じて、適宜設定すればよい。内型31の外径が小さすぎると内型31によって加圧される溶融ガラスの領域が小さくなるため、高精度な光学面が得られる領域が小さくなってしまう。逆に、内型31の外径が大きすぎると、溶融ガラスの端部で先に固化したガラスに阻害されて溶融ガラスの中心部を適切に加圧することができなくなる場合がある。
成形金型30においては、下型を内型31と外型32の2つの型部材に分割しているが、分割数は2つに限られるものではなく、内型や外型を更に2以上に分割し、合わせて3つ以上の型部材に分割しても良い。また、分割型を上型として用いたり、上型と下型の両方を分割型とすることもできる。
図2は、本発明で用いることができる成形金型の第2の例を示す図である。図2に示す成形金型30aは、図1に示した成形金型30の変形例であり、加圧手段の構成が異なっている。この成形金型30aにおいては、上型33に荷重を負荷し、下型との間で溶融ガラス44を加圧するため、上型33の上方にエアシリンダ65が設けられ、更に、内型31に荷重を負荷して溶融ガラス44の中心部を加圧するための手段として、内型31の下方にエアシリンダ61が設けられている。
図3は、本発明で用いることができる成形金型の第3の例を示す図である。成形金型70は、レンズ20用の成形体24aを成形するための成形金型である。図3(a)は、溶融ガラス供給工程において溶融ガラス45が供給された状態を示している。また、図3(b)は、成形工程において溶融ガラス45を加圧している状態を示している。この成形金型70は、内型71及び外型72からなる下型と、上型73とを有し、更に、外径規制部材74を備えている。溶融ガラス45を受けるための受け面は、内型71に形成された受け面75と、外型72に形成された受け面76とからなる。上型73は光学素子の第1の光学面21を形成するための成形面77を有している。外径規制部材74は、溶融ガラス45の外径を規制するための外径規制面78を有し、外型72に組み合わされて固定されている。また、内型71、外型72、上型73、外径規制部材74は、加熱手段としてのヒーター51、52、53、54及び温度センサー55、56、57、58をそれぞれ有している。
内型71は、外型72に設けられた凹部に摺動自在に内挿され、内型71に荷重を負荷して溶融ガラス45の中心部を加圧するための手段であるバネ64を介して外型72に支持されている。エアシリンダ63によって、内型71と外型72とに荷重が負荷され、上型73との間で溶融ガラス45が加圧される。更に、バネ64の反発力によって、内型71に荷重を負荷して溶融ガラス45の中心部を加圧することができるように構成されている。
図4は、本発明で用いることができる成形金型の第4の例を示す図である。成形金型80は、レンズ20用の成形体24aを成形するための成形金型である。図4(a)は、溶融ガラス供給工程において溶融ガラス45が供給された状態を示している。また、図4(b)は、成形工程において溶融ガラス45を加圧している状態を示している。この成形金型80は、内型81及び外型82からなる下型と、上型83とを有し、更に、外径規制部材84を備えている。溶融ガラス45を受けるための受け面は、内型81に形成された受け面85と、外型82に形成された受け面86とからなる。上型83は光学素子の第1の光学面21を形成するための成形面87を有している。外径規制部材84は、溶融ガラス45の外径を規制するための外径規制面88を有し、外型82に組み合わされて固定されている。また、内型81、外型82、上型83、外径規制部材84は、加熱手段としてのヒーター51、52、53、54及び温度センサー55、56、57、58をそれぞれ有している。
内型81は外型82に設けられた貫通孔に摺動自在に内挿され、外型82はバネ66を介して支持されている。エアシリンダ67によって、内型81、及び、バネ66を介して外型82に荷重が負荷され、上型83との間で溶融ガラス45が加圧される。更に、バネ66が圧縮されることによって外型82と内型81の相対位置が変化し、エアシリンダ67により内型81に負荷された荷重によって溶融ガラス45の中心部を加圧することができるように構成されている。
本発明において、外径規制部材は必ずしも必須の部材ではないが、例えば外径がφ20mm以上といった比較的大きな光学素子を製造する場合には、下型の受け面に多量の溶融ガラスを溜める必要があることから、溶融ガラスの外径を規制するための外径規制面を有する外径規制部材を備えていることが好ましい。外径規制部材は、成形金型30や成形金型70のように外型と別部材で構成しても良いし、同一部材に受け面と外径規制面とを形成し、外型と外径規制部材の両方の機能を兼ね備えた部材を用いても良い。また、外型と固定せずに脱着可能な構成としても良いし、外型とは別に独立して上下に移動できる機構を備えた構成とすることも好ましい。
下型、上型及び外径規制部材の材質は、炭化タングステンを主成分とする超硬材料、炭化珪素、窒化珪素、窒化アルミニウム、カーボンなど、ガラス製光学素子を加圧成形するための成形金型として公知の材料の中から用途に応じて適宜選択して用いることができる。また、これらの材料の表面に各種金属やセラミックス、カーボンなどの保護膜を形成したものを用いることもできる。下型、上型、及び外径規制部材を全て同一の材料で構成しても良いし、それぞれ別の材料で構成しても良い。
上型の成形面は、製造する光学素子の第1の光学面に対応した形状とする。これに対して、光学素子の第2の光学面は成形後の追加工によって形成するため、下型の受け面は第2の光学面に対応した形状とする必要はない。
(加熱工程)
加熱工程は、成形金型を所定温度に加熱する工程である。図1〜図4で示した成形金型30、30a、70、80においては、内型、外型、上型、外径規制部材は、それぞれ加熱手段としてのヒーター51、52、53、54及び温度センサー55、56、57、58を有している。このように、それぞれの部材を独立して温度調節することができる構成としても良いし、成形金型全体を一つ、あるいは複数のヒーターでまとめて加熱するような構成としても良い。ヒーターは、公知の各種のヒーターの中から適宜選択して用いることができる。例えば、部材の内部に埋め込んで使用するカートリッジヒーターや、部材の外側に接触させて使用するシート状のヒーターなどを用いることができる。また、温度センサーとしては、種々の熱電対の他、白金測温抵抗体、各種サーミスタなど公知の手段を使用することができる。
上型の加熱温度は、溶融ガラスに成形面の形状を良好に転写できる温度範囲に設定する必要がある。通常、成形するガラスのTg(ガラス転移点)−100℃からTg+100℃程度の温度範囲とすることが好ましい。加熱温度が低すぎると溶融ガラスに成形面の形状を良好に転写させることが困難になってくる。逆に、必要以上に温度を高くしすぎることは、ガラスと成形金型との融着を防止する観点や、成形金型の寿命の観点から好ましくない。実際には、成形するガラスの材質や、成形体の形状、大きさ、成形金型の材質、保護膜の種類、ヒーターや温度センサーの位置等種々の条件を考慮に入れて適正な温度を決定する。
下型と外径規制部材の加熱温度については、上型とは異なり成形面の転写性を考慮する必要はないが、溶融ガラスの冷却速度に影響することから、上型と同様に、成形するガラスのTg−100℃からTg+100℃程度の温度範囲とすることが好ましい。
(溶融ガラス供給工程)
溶融ガラス供給工程は、下型の受け面に、成形金型よりも高温の溶融ガラスを供給する工程である。溶融ガラスは、下型の受け面に供給される直前においては、成形金型よりも高温であるが、一旦下型の受け面に供給されると、下型の受け面に接触して徐々に冷却される。成形金型が、溶融ガラスの外径を規制するための外径規制面を有する外径規制部材を備えている場合には、外径規制面との接触部からも冷却される。
溶融ガラスを供給する方法について特に制限はなく、公知の手法を適宜選択して用いることができる。図10は、溶融ガラスを供給する方法の一例を示す模式図である。溶融槽41に溶融ガラスが貯蔵されており、溶融槽41の下部に設けられたノズル42の先端から溶融状態のガラス滴が自重により落下する状態となっている。このとき、溶融槽41とノズル42はヒーター43により所定温度に加熱されている。この状態で、下型をノズルの先端に接近させて受け面に所定量の溶融ガラスを滞留させた後、下型を下方に引き下げて溶融ガラスを切断することで溶融ガラスを供給することができる(特許文献1を参照。)。図10(a)は、下型をノズルの先端に接近させた状態を示す図であり、図10(b)は、下型を下方に引き下げて溶融ガラスを切断した状態を示す図である。また、別の方法として、ノズルの先端から溶融ガラスが液線状態で流出する状態で、下型に所定量の溶融ガラスを滞留させた後、金属ブレードによって溶融ガラスを切断する方法によって溶融ガラスを供給することもできる。
図10(b)のように、供給された溶融ガラス44は、内型31に形成された受け面35、外型32に形成された受け面36、及び外径規制部材34の外径規制面38とに接触する。内型31、外型32、外径規制部材34の温度はいずれも供給される溶融ガラス44よりも低温であることから、溶融ガラス44は主にこれらとの接触面から冷却される。また、溶融ガラス44は、表面張力によって中心部が盛り上がった形状となるのが普通である。そのため、供給された溶融ガラス44には、中心部が高温で端部が低温という温度分布が生じることになる。
なお、使用できるガラスの種類に特に制限はなく、光学的用途に用いられる公知のガラスを用途に応じて選択して用いることができる。例えば、リン酸系ガラス、ランタン系ガラスなどが挙げられる
(成形工程)
成形工程は、成形金型で溶融ガラスを加圧成形し、上型の成形面が転写された第1の光学面を有する成形体を形成する工程であり、更に、内型に荷重を負荷して溶融ガラスの中心部を加圧する工程を含む。
上述の通り、溶融ガラス供給工程で下型の受け面に供給された溶融ガラスには、中心部が高温で端部が低温という温度分布が生じている。このため、加圧成形の過程において、温度の低い端部が中心部よりも先に固化してしまう。本発明の製造方法においては、内型に荷重を負荷して溶融ガラスの中心部を加圧する工程を有しているため、溶融ガラスの端部が先に固化した場合であっても、固化の遅い中心部を適切に加圧し続けることができ、高精度な光学面を得ることができる。
図1に示す成形金型30や図2に示す成形金型30aにおいては、エアシリンダ61によって内型31に荷重を負荷して溶融ガラスの中心部を加圧する。上型や、下型全体に荷重を負荷して溶融ガラスを加圧する工程と、内型に荷重を負荷して溶融ガラスの中心部を加圧する工程とは、同時に開始しても良いし、いずれか一方を先に開始しても良い。また、成形工程の途中で溶融ガラスの端部が先に固化した後は、外型によって溶融ガラスの端部を加圧したままでもよいし、外型による溶融ガラスの端部への加圧は解除して、内型によって溶融ガラスの中心部のみを加圧しても良い。この際、外型と溶融ガラスが接触しない状態となっていても良い。
図3に示す成形金型70においては、バネ64の反発力によって内型71に荷重を負荷して溶融ガラスの中心部を加圧する。また、図4に示す成形金型80においては、外型82を支持するバネ66が圧縮されることによって外型82が下に下がり、外型82と内型81の相対位置が変化するため、溶融ガラスの端部が先に固化した場合であっても、エアシリンダ67によって内型81に荷重を負荷することで溶融ガラスの中心部を加圧することができる。
溶融ガラスの全体が十分固化する温度まで冷却された後、全ての加圧を解除して成形金型から成形体を取り出す。加圧を解除する際の成形体の温度は、ガラスの種類や、成形体の大きさや形状、必要な精度等によるが、通常はガラスのTg近傍の温度まで冷却されていれば良い。必要な加圧時間や荷重も種々の条件によって異なる。加圧時間は、通常、10秒〜300秒の範囲から選択することが好ましい。また、下型全体に負荷する荷重は500N〜20000N、溶融ガラスの中心部を加圧するために内型に負荷する荷重は200N〜10000Nの範囲の中から適切な値を選択すれば良い。
なお、溶融ガラスと外径規制部材が接触した状態のままで加圧を行っても良いし、成形工程の前に外径規制部材を退避させて溶融ガラスと外径規制部材との接触を解除した後に加圧を行っても良い。後者の場合、溶融ガラスが外部に流れ出さない程度の粘度になるまで冷却された後に外径規制部材を退避させる必要がある。
また、得られた成形体に残存する歪みを除去し、屈折率等の品質を均一化して更に高精度の光学素子とするために、成形体をアニールする工程を設けることもできる。
(追加工工程)
追加工工程とは、成形工程の後に、成形体の第1の光学面の裏面側に第2の光学面を形成する工程である。
一般的には、高速研削機(カーブジェネレータ)等を用いた粗摺工程、ダイヤモンドペレット等を用いた精研削工程、研磨剤で表面を仕上げる研磨工程といった工程によって光学面を形成することができるが、これに限定されることはなく、公知の手法を適宜選択して用いることができる。
また、研削等によって光学素子のコバ面を形成する工程を備えていても良い。
(実施例1)
図1に示した成形金型30を用いて、図6(a)に示す成形体14aを作製し、上型33の成形面37の転写によって形成された第1の光学面11の形状精度の評価を行った。第1の光学面11は、通常、非球面とすることが多いが、ここでは評価を容易にするため曲率半径30mmの球面とした。
成形体14aの外径はφ25mm、中心部の肉厚は6mmとした。下型は、外径φ15mmの内型31と外型32とに分割され、内型31は、外型32に設けられた貫通孔に摺動自在に内挿されている。内型31に形成された受け面35は曲率半径30mmの凹面であり、外型32に形成された受け面36は平面である。また、下型全体に荷重を負荷し、上型33との間で溶融ガラス44を加圧するためのエアシリンダ62と、内型に荷重を負荷して溶融ガラス44の中心部を加圧するためのエアシリンダ61が設けられている。内型31、外型32、上型33、外径規制部材34は、いずれも炭化タングステンを主成分とする超硬材料を用いた。加熱温度は、内型31、外型32、外径規制部材34が520℃、上型32が460℃に設定した。
ガラス材料には、Tgが495℃のリン酸系ガラスを用いた。ノズルを1000℃に加熱し、溶融状態のガラス滴が自重により落下する状態で、下型をノズルの先端に接近させて受け面に溶融ガラスを滞留させた後、下型を下方に引き下げて溶融ガラスを切断し、所定量の溶融ガラスを供給した。
その後、下型を上型33に対向する位置まで移動し、エアシリンダ62により下型全体に1500Nの荷重を負荷した。更にその10秒後に、エアシリンダ61により内型に1200Nの荷重を負荷して溶融ガラスの中心部を加圧した。エアシリンダ62により下型全体に荷重を負荷してから70秒後に溶融ガラスに対する加圧を全て解除し、その後成形体を取り出した。
取り出した成形体の光学面11の形状精度を評価した。評価は、テーラーホブソン株式会社製の表面形状測定器PGI840を用いて球面からのずれ量の最大値を求め、球面からのずれ量の最大値が150nm以下であり極めて良好な場合を◎、150nmより大きく300nm以下であり良好な場合を○、300nmより大きく問題となる場合を×とした。
評価結果を表1に示す。光学面11の形状精度は70nmと極めて良好であり、本発明の方法によって高精度な光学面を形成できることが確認された。
Figure 0004992035
(比較例1)
実施例1と同じく成形金型30を用いて成形体14aを作製した。成形工程において、エアシリンダ62により下型全体に1500Nの荷重を70秒間負荷した。エアシリンダ61による内型31への荷重の負荷は行わなかった。その他の条件は実施例1と同じである。得られた成形体の光学面11の形状精度を評価した。評価は、実施例1と同様の方法で行った。
評価結果を表1に併せて示す。光学面の形状精度は340nmであり、高精度な光学面を形成することはできなかった。
(実施例2)
図4に示した成形金型80を用いて、図8(a)に示す成形体24aを作製し、上型83の成形面87の転写によって形成された第1の光学面21の形状精度の評価を行った。第1の光学面21は、曲率半径30mmの球面とした。
成形体24aの外径はφ40mm、中心部の肉厚は8mmとした。下型は、外径φ30mmの内型81と外型82とに分割され、内型81は、外型82の中央部に設けられた貫通孔に内挿されている。外型82はバネ66を介して支持されている。内型81に形成された受け面85は曲率半径30mmの凹面であり、外型82に形成された受け面86は平面である。バネ66は、バネ定数100N/mmの円筒型の圧縮コイルバネを4本用いた。また、下型全体に荷重を負荷し、上型83との間で溶融ガラス45を加圧するためのエアシリンダ67が設けられている。内型81、外型82、上型83、外径規制部材84の材質は、いずれも炭化珪素とした。加熱温度は、内型81と外型82が710℃、外径規制部材84が730℃、上型83が680℃に設定した。
ガラス材料には、Tgが650℃のランタン系ガラスを用いた。ノズル先端を1200℃に加熱し、ノズル先端から溶融ガラスが液線状態で流出する状態で下型に溶融ガラスを滞留させた後、金属ブレードによって溶融ガラスを切断し、所定量の溶融ガラスを供給した。
その後、下型を上型83に対向する位置まで移動し、エアシリンダ67により下型全体に2500Nの荷重を負荷した。荷重を負荷してから110秒後に溶融ガラスに対する加圧を全て解除し、その後成形体を取り出した。荷重を負荷してから110秒後の時点でバネ66は1mm圧縮されていたことから、外型82が溶融ガラスを加圧する荷重は400Nであり、内型81が2100Nの荷重で溶融ガラスの中心部を加圧していたことが分かる。
得られた成形体の光学面21の形状精度を評価した。評価は、実施例1と同様の方法で行った。評価結果を表1に併せて示す。光学面21の形状精度は85nmと極めて良好であった。
(比較例2)
実施例2と同じく成形金型80を用いて成形体14aを作製した。ただし、外型82の底にはバネ66の代わりに、ステンレス製の円柱状部材を4本組み込んだ。成形工程において、エアシリンダ67により下型全体に2500Nの荷重を負荷した。その他の条件は実施例2と同じである。得られた成形体の光学面21の形状精度を評価した。評価は、実施例2と同様の方法で行った。
評価結果を表1に併せて示す。光学面の形状精度は460nmであり、高精度な光学面を形成することはできなかった。
本発明で用いる成形金型の第1の例を示す図 本発明で用いる成形金型の第2の例を示す図 本発明で用いる成形金型の第3の例を示す図 本発明で用いる成形金型の第4の例を示す図 本実施形態で製造する光学素子の一例を示す図 レンズ10を製造するための成形体を示す図 本実施形態で製造する光学素子の別の例を示す図 レンズ20を製造するための成形体を示す図 成形で生じた段差がそのまま残ってしまったレンズ20aを示す図 溶融ガラスを供給する方法の一例を示す図
符号の説明
10、20、20a レンズ(光学素子)
11、21 第1の光学面
12、22 第2の光学面
14a、14b、24a、24b、24c 成形体
30、30a、70、80 成形金型
31、71、81 内型
32、72、82 外型
33、73、83 上型
34、74、84 外径規制部材
35、36、75、76、85、86 受け面
37、77、87 成形面
38、78、88 外径規制面
44、45 溶融ガラス
61、62、63、65、67 エアシリンダ
64、66 バネ

Claims (5)

  1. 溶融ガラスを受けるための受け面を有する下型と、光学素子の第1の光学面を形成するための成形面を有する上型とを備える成形金型を所定温度に加熱する加熱工程と、
    前記下型の受け面に、前記成形金型よりも高温の前記溶融ガラスを供給する溶融ガラス供給工程と、
    前記成形金型で前記溶融ガラスを加圧成形し、前記上型の成形面が転写された第1の光学面を有する成形体を形成する成形工程とを有し、
    前記下型及び前記上型の少なくとも何れか一方は、前記下型の受け面に供給され、表面張力によって端部より中心部が盛り上がった前記溶融ガラスの端部を加圧するための外型と、前記外型に摺動自在に内挿され、前記下型の受け面に供給され、表面張力によって端部より中心部が盛り上がった前記溶融ガラスの中心部を加圧するための内型とに分割され、
    前記成形工程は、前記内型に荷重を負荷して前記溶融ガラスの中心部を加圧する工程を含むことを特徴とする光学素子の製造方法。
  2. 前記内型はバネを介して前記外型に支持されており、
    前記成形工程における前記内型に荷重を負荷して前記溶融ガラスの中心部を加圧する工程は、前記バネの反発力によって前記内型に荷重を負荷する工程であることを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  3. 前記内型又は前記外型の少なくとも何れか一方はバネを介して支持されており、
    前記成形工程において前記バネが圧縮されることによって前記外型と前記内型の相対位置が変化することを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  4. 前記成形工程の後に、追加工によって前記成形体の第1の光学面の裏面側に第2の光学面を形成する追加工工程を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
  5. 前記成形金型は、前記溶融ガラスの外径を規制するための外径規制面を有する外径規制部材を備え、
    前記溶融ガラス供給工程において、前記下型の受け面に供給された前記溶融ガラスが、前記外径規制部材の前記外径規制面に接触することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の光学素子の製造方法。
JP2006314023A 2006-11-21 2006-11-21 光学素子の製造方法 Expired - Fee Related JP4992035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006314023A JP4992035B2 (ja) 2006-11-21 2006-11-21 光学素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006314023A JP4992035B2 (ja) 2006-11-21 2006-11-21 光学素子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008127242A JP2008127242A (ja) 2008-06-05
JP4992035B2 true JP4992035B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=39553452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006314023A Expired - Fee Related JP4992035B2 (ja) 2006-11-21 2006-11-21 光学素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4992035B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102503084A (zh) * 2011-10-24 2012-06-20 豪雅光电科技(苏州)有限公司 光学元件及其制造方法、玻璃压片输送装置及模压成形装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010241614A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Konica Minolta Opto Inc ガラス成形体の製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01148716A (ja) * 1987-12-03 1989-06-12 Olympus Optical Co Ltd 光学素子の成形用金型
JPH08208248A (ja) * 1995-01-25 1996-08-13 Olympus Optical Co Ltd ガラスレンズおよびガラスレンズの成形方法
JP3704217B2 (ja) * 1996-12-27 2005-10-12 Hoya株式会社 肉薄板状ガラスの製造方法
JP4521129B2 (ja) * 2000-03-13 2010-08-11 Hoya株式会社 ガラス成形品の製造方法及び装置、ガラス基板の製造方法、情報記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102503084A (zh) * 2011-10-24 2012-06-20 豪雅光电科技(苏州)有限公司 光学元件及其制造方法、玻璃压片输送装置及模压成形装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008127242A (ja) 2008-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4684014B2 (ja) 精密プレス成形用プリフォームの製造方法および光学素子の製造方法
JP4992035B2 (ja) 光学素子の製造方法
CN101250021B (zh) 透镜坯和透镜的制造方法
JP4784454B2 (ja) 光学素子の製造方法及び製造装置
JP2008074636A (ja) 光学素子の製造方法及び製造装置
JP4368368B2 (ja) ガラス塊の製造方法、その製造装置および光学素子の製造方法
CN101801862B (zh) 玻璃成型体的制造方法
JP2008094654A (ja) 光学素子の製造方法及び製造装置
JP5381706B2 (ja) 光学素子の製造方法
JP4779861B2 (ja) ガラス光学素子の製造方法
WO2010122844A1 (ja) ガラス成形体の製造装置
JP4289716B2 (ja) ガラス素子の成形方法
JP5476993B2 (ja) 光学素子の製造方法及び製造装置
JP4779836B2 (ja) 光学素子の製造方法
JP2008230874A (ja) 光学素子の製造方法
JP2501585B2 (ja) 光学素子の成形方法
JP2001278631A (ja) ガラス成形型、ガラス成形体及びガラス光学素子の製造方法
JP5197696B2 (ja) 精密プレス成形用プリフォームの製造方法および光学素子の製造方法
JPH09278456A (ja) 光学素子の成形用型及びその製造方法及び光学素子の 成形方法
JP5263165B2 (ja) ガラス成形体の製造方法
JP4666679B2 (ja) モールドプレス成形装置、及び成形体の製造方法
JP5445087B2 (ja) 光学素子用成形型及び光学素子の成形方法
JPH0372016B2 (ja)
JP2010184830A (ja) ガラス成形体の製造方法及び製造装置
JP2011251887A (ja) 光学素子の製造装置および光学素子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120409

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees