JP4684014B2 - 精密プレス成形用プリフォームの製造方法および光学素子の製造方法 - Google Patents
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Description
以上のような理由から、ガラスの種類や成形の容量等によっては、成形が著しく困難になることが多い。
[1] ノズル流出口から流出する熔融ガラスを成形型にキャストし、前記成形型成形面から噴出するガス(以下、「浮上ガス」という)により、前記熔融ガラスを成形型成形面上で浮上させながらプリフォームに成形し、成形されたプリフォームを成形型から取り出し、前記プリフォームを取り出した成形型に、新たな熔融ガラスをキャストする工程を、複数の成形型を循環移送して繰り返し行う精密プレス成形用プリフォームの製造方法において、
前記成形型へキャストされる熔融ガラスは、前記ノズル流出口から流出する熔融ガラスの先端を支持体によって支持し、次いで、前記支持体を降下するか、または前記支持体による支持を取り除くことによって、前記熔融ガラス先端から分離された熔融ガラス塊であり、
前記プリフォームの取り出しから新たな熔融ガラスのキャストまでの間に、成形型成形面の少なくとも一部を強制冷却することを特徴とする精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[2] 前記支持体は、前記熔融ガラスがキャストされる成形型である、[1]に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[3] 前記強制冷却は、前記成形型成形面の少なくとも一部に液体を供給することによって行われ、前記熔融ガラスのキャストは、前記液体を成形型成形面から除去した後に行われる、[1]または[2]に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[4] 前記液体の供給は、前記成形型成形面に液体を吹き付けることによって行われる、[3]に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[5] 前記液体の供給から新たな熔融ガラスのキャストまでの間、前記成形型成形面から浮上ガスを噴出させる、[3]または[4]に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[6] 前記強制冷却は、前記成形型成形面の少なくとも一部に、ガスを吹き付けることによって行われる、[1]または[2]に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[7] 前記強制冷却は、前記成形型成形面の少なくとも一部に、前記成形型成形面の温度よりも低温の熱伝導体を接触させることによって行われる、[1]または[2]に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[8] 前記プリフォームの取り出しから新たな熔融ガラスのキャストまでの間の少なくとも一部において、前記成形型を加熱する、[1]〜[7]のいずれかに記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
[9] ガラス製プリフォームを加熱し、精密プレス成形する光学素子の製造方法において、
[1]〜[8]のいずれかに記載の方法によりプリフォームを作製し、作製したプリフォームを加熱し、精密プレス成形することを特徴とする光学素子の製造方法。
[10] プレス成形型にプリフォームを導入し、前記型とプリフォームを一緒に加熱して精密プレス成形することを特徴とする[9]に記載の光学素子の製造方法。
[11] プレス成形型に加熱したプリフォームを導入して精密プレス成形することを特徴とする[9]に記載の光学素子の製造方法。
また本発明の光学素子の製造方法によれば、高い生産性のもと安定して供給されるプリフォームを使用できるので、高い生産性のもとに安定して光学素子を量産することができる。
[精密プレス成形用プリフォームの製造方法]
本発明の精密プレス成形用プリフォームの製造方法は、
ノズル流出口から流出する熔融ガラスを成形型にキャストし、前記成形型成形面から噴出するガス(浮上ガス)により、前記熔融ガラスを成形型成形面上で浮上させながらプリフォームに成形し、成形されたプリフォームを成形型から取り出し、前記プリフォームを取り出した成形型に、新たな熔融ガラスをキャストする工程を、複数の成形型を循環移送して繰り返し行う精密プレス成形用プリフォームの製造方法において、
前記プリフォームの取り出しから新たな熔融ガラスのキャストまでの間に、成形型成形面の少なくとも一部を強制冷却することを特徴とする精密プレス成形用プリフォームの製造方法
である。
本発明では、前述のプリフォームの取り出しから新たな熔融ガラスのキャストまでの間に、成形型成形面の少なくとも一部を強制冷却する。前記したように、浮上成形ではガラスと成形型とが常時非接触状態に保たれているとは限らない。特に、ガラス流が成形型に落下するキャスト開始直後では、ガラス流の先端が型成形面中央に接触し融着することが非常に多い。その他にも、キャスト終了後に成形型がインデックス回転する時、回転の慣性力で型とガラスが接触する危険性がある。つまり融着はガラスの温度が最も高く、落下の勢いでガラスが型に接触しやすいキャスト開始時に生じることが殆どである。当然ながら、融着発生部位は型成形面の中央部が圧倒的に多い。
次に、ノズル流出口から流出する熔融ガラスから熔融ガラス塊または熔融ガラス滴を分離する方法について説明する。
第1の分離方法(参考態様)は、ノズル流出口から熔融ガラスを滴下して、所望重量のガラス滴を得る方法(滴下法という)である。滴下法にはノズル流出口から熔融ガラスを自然滴下する方法(自然滴下法という)と、ノズル流出口先端のガラスに風圧を加えて滴下する方法がある。自然滴下法では、ノズル流出口先端のガラスに働く重力がガラスの表面張力によりノズル流出口先端にガラスが留まろうとする力よりも大きくなったときに滴下がおきる。風圧を加えて滴下する方法では、ガラスに加わる下向きの力として、重力に加え風圧による力が加わるため、同じガラスを同じ粘度で同じノズルより滴下したとしても、より重量の小さいガラス滴を得ることができる。
なお、上記支持体としては、熔融ガラスがキャストされる成形型を使用しても、成形型とは別の専用の支持体を使用してもよい。本発明によれば、成形型は強制冷却されているので、成形型を支持体に使用しても、ガラスとの融着の問題を回避することができる。また、熔融ガラスとの融着を防ぐため、水冷機構を有する支持体を使用することもできる。
しかしながら成形型は熱容量が大きいので、テイクアウトしてからキャスト開始までの短い時間に、ヒーターを断電したとしても型温度を下げることはできない場合が多い。特に高能率でキャストを繰り返す場合は、テイクアウトからキャストまでに10秒程度しか取れないので、型温度を下げることが非常に難しくなる。また仮に型温度が下がったとしても、成形面だけでなく型全体の温度が下がってしまうので、キャスト後の加熱速度が遅くなってしまう。これに対し本発明では、成形面の表層部の、しかも成形面中央を狙って冷却できるため、キャスト後の温度回復が早いという利点がある。
本発明の光学素子の製造方法は、ガラス製プリフォームを加熱し、精密プレス成形する光学素子の製造方法において、本発明の精密プレス成形用プリフォームの製造方法により作製したプリフォームを加熱し、精密プレス成形することを特徴とする光学素子の製造方法である。
精密プレス成形自体はモールドオプティクス成形法とも呼ばれる周知の方法である。光学素子の光線を透過したり、屈折させたり、回折させたり、反射させたりする面を光学機能面と呼ぶ。例えばレンズを例にとると非球面レンズの非球面や球面レンズの球面などのレンズ面が光学機能面に相当する。精密プレス成形法はプレス成形型の成形面を精密にガラスに転写することにより、プレス成形で光学機能面を形成する方法である。つまり光学機能面を仕上げるために研削や研磨などの機械加工を加える必要がない。
なお、これら光学素子には必要に応じて、反射防止膜、全反射膜、部分反射膜、分光特性を有する膜などの光学薄膜を設けることもできる。
プレス圧力は適宜調整すればよいが、50〜150kgf/cm2の範囲を目安にすることができる。また、プレス時間も適宜調整すればよいが、10〜300秒の範囲を目安にすることができる。
(精密プレス成形法1)
この方法は、プレス成形型に前記プリフォームを導入し、前記成形型とプリフォームを一緒に加熱し、精密プレス成形するというものである。以下、この方法を、精密プレス成形法1という。
精密プレス成形法1において、プレス成形型と前記プリフォームの温度をともに、プリフォームを構成するガラスが106〜1012dPa・sの粘度を示す温度に加熱して精密プレス成形を行うことが好ましい。また前記ガラスが1012dPa・s以上、より好ましくは1014dPa・s以上、さらに好ましくは1016dPa・s以上の粘度を示す温度にまで冷却してから精密プレス成形品をプレス成形型から取り出すことが望ましい。
上記の条件により、プレス成形型成形面の形状をガラスにより精密に転写することができるとともに、精密プレス成形品を変形することなく取り出すこともできる。
この方法は、前記プリフォームを加熱(予熱)した後に、プレス成形型に導入し、精密プレス成形する、すなわち、プレス成形型とプリフォームを別々に予熱し、予熱したプリフォームをプレス成形型に導入して精密プレス成形するというものである。以下、この方法を、精密プレス成形法2という。
この方法によれば、前記プリフォームをプレス成形型に導入する前に予め加熱するので、サイクルタイムを短縮化しつつ、表面欠陥のない良好な面精度の光学素子を製造することができる。なおプレス成形型の予熱温度をプリフォームの予熱温度よりも低く設定することが好ましい。このようにプレス成形型の予熱温度を低くすることにより、前記型の消耗を低減することができる。また、プリフォーム加熱をプレス成形型内で行う必要がないので、使用するプレス成形型の数を少なくすることもできる。
精密プレス成形法2において、前記プリフォームを構成するガラスが109dPa・s以下、より好ましくは109dPa・sの粘度を示す温度に予熱することが好ましい。また、前記プリフォームを浮上しながら予熱することが好ましく、さらに前記プリフォームを構成するガラスが105.5〜109dPa・s、より好ましくは105.5dPa・s以上109dPa・s未満の粘度を示す温度に予熱することがさらに好ましい。またプレス開始と同時またはプレスの途中からガラスの冷却を開始することが好ましい。なおプレス成形型の温度は、前記プリフォームの予熱温度よりも低い温度に調温させるが、前記ガラスが109〜1012dPa・sの粘度を示す温度を目安にすればよい。この方法において、プレス成形後、前記ガラスの粘度が1012dPa・s以上にまで冷却してから離型することが好ましい。
本発明によれば、高い生産性のもとに作製したプリフォームを、高い生産性のもとに光学素子を製造することができる精密プレス成形法に適用することにより、ガラスの生産から光学素子の生産までを効率よく行うことができる。
[実施例1]
nd:1.8468、νd:23.5でP2O5、R2O(R:Li、Na、K)、Nb2O5を主成分とするガラスのカレットを白金ルツボ中に投入し1000℃で溶解後、1100℃で脱泡清澄、撹拌均質化して熔融ガラスを得た。この熔融ガラスをルツボ底部に結合し温度制御された白金パイプを通じ900℃の白金合金製流出ノズル(先端部外径:φ6.0mm、中心穴径:1.1mm)から1.21kg/時の流出速度で連続流出させた。
一方、図1のように、回転テーブルの外周上に12個の成形型を均等に配置した。なお成形型の成形面には多孔質材料を凹面に加工した部品をはめこみ、成形面側に向かい0.3リットル/分の窒素ガスを噴出させた。また成形型本体部にはヒーターを装着し、型本体部を310℃に加熱した。
成形型のみを以下のようなものに変更し、実施例1と同様の方法でプリフォームを成形した。成形型の成形面の窪みの形状は実施例1と同様であるが、窪みがステンレスからなり、中心に0.3mm程度のガス噴出穴を衛星状(シャワーの穴状)に配置させた。この穴から窒素ガスを0.04リットル/分噴出させ、型本体をヒーターで310℃に加熱した。また同様にテイクアウト後に4秒間の純水を噴霧した。この強制冷却により、成形面温度はキャスト直前で52℃低下した。このような成形型を使用した場合には、実施例1のように純水が瞬時に蒸発することはなかった。そこで純水を噴霧後に、成形型の上から吸引機を被せ、残存する純水を吸引して除去した。本操作により、成形型の成形面は乾いた状態となった。
実施例1の強制冷却の方法のみを変えて同様に430mm3のプリフォームを成形した。まず先端を7Rに球面研磨加工したφ11mmのアルミニウムの棒(長さ:80mm)を用意し、棒内部にφ6mmの水路を形成した。本水路には球面加工側先端から15mmの位置に冷却水の入口があり、65mmの位置に冷却水の出口がある。また球面加工した棒の先端は、成形型の窪みの中心アール(7R)にぴったり係合する寸法となっている。上記の水冷機構付きの棒を上下動可能なシリンダー付き台に装着し、図1のテイクアウト位置から60°インデックス回転した成形型の位置(キャスト位置の左隣)の真上(型との距離:20mm)に配置した。また、棒の内部には20L/分の流量で冷却水を流した。
実施例1の強制冷却の方法のみを変えて同様に430mm3のプリフォームを成形した。図1の2カ所の強制冷却位置にある成形型の真上(型上端から1mm)に窒素ガスを吹きつけるための風冷ノズル(内径φ0.8mm)を配置した。吹きつけるガスの圧力は、成形型の成形面から噴き出すガスの圧力(0.1MPa)より高圧(0.3MPa)とした。
まず実施例1の流出ノズルより内径を0.1mm太いノズル(先端部外径:φ6.0mm、中心穴径:1.2mm)を使用し、1.36kg/hrの流出速度で連続流出させた(ノズル以外の条件は全て実施例1と同様)。また図2のように、流出口の直下にガラス流を切断するための支持体を配置し、その下に実施例1と同じ成形型を配置した。図2のように支持体は2枚の平板を突き合わせた形状をしており、熔融ガラスを受ける部分に窪みが形成されている。熔融ガラスを受ける窪み部分は多孔質材料からなり、窪んだ全面から均一に窒素ガスを噴き出すことができる。また熔融ガラスとの融着を防ぐため、平板内には水路を設け、10L/分の冷却水を流した。2枚の支持体を突き合わせた状態で、ノズルから流出する熔融ガラス流を受け、所定時間後に支持体を50mm降下させて支持体上に430mm3の熔融ガラス塊を得た。次に、支持体を離間させ、熔融ガラス塊を成形型に落下させ挿入した。本操作を4.6秒間隔で繰り返し、支持体から次々に成形型に熔融ガラス塊を配給した。なお、支持体に窒素ガスを流すタイミングや支持体を離間させるタイミングは、プリフォームの品質をチェックしながら最適化した。また強制冷却位置での冷却は、実施例1と同様に4秒間の純水吹きつけで行った。得られたプリフォームの表面には融着痕がなく表面品質は良好であった。また10時間の連続成形後も、プリフォームの表面品質に変化はなかった。一方、強制冷却を行わない場合、熔融ガラスを成形型に落下挿入する際に成形面で融着が起こり、成形後のプリフォーム表面に複数の融着痕が観察された。
強制冷却を行わない以外は、実施例2と同様な方法でプリフォームを成形した。得られたプルフォームには中央と外周部に融着痕があり、形状と表面品質が非常に悪かった。また3時間程度連続成形したところ、プリフォームの外周部に揮発物の汚れが融着しはじめ、洗浄しても除去できなかった。
上記各実施例で得られたプリフォームを加熱し、図3に示すプレス装置を用い、精密プレス成形(非球面精密プレス)することにより非球面レンズを得た。精密プレス成形の詳細は次の通りである。上記プリフォームを、非球面形状を有するSiC製の下型2および上型1の間に静置した後、石英管11内を窒素雰囲気としてヒーター12に通電して石英管11内を加熱した。成形金型内部の温度をガラスの屈伏点+20〜60℃となる温度に設定し、同温度を維持しつつ、押し棒13を降下させて上型1を押してプレス成形型内のプリフォームを精密プレス成形した。成形圧力8MPa、成形時間30秒とし、プレス後、成形圧力を減少させて成形された弗燐酸塩ガラス製の非球面レンズを下型2および上型1と接触させたままの状態でガラス転移温度−30℃の温度までに徐冷し、次いで室温まで急冷した。その後、非球面レンズをプレス成形型から取り出し、形状の測定および外観検査を行った。得られた非球面レンズは、きわめて精度の高いレンズであった。このレンズを観察したところ、使用したプリフォーム同様、高品質なレンズであることが確かめられた。なお、プリフォーム表面には全表面に離型膜を設けることが好ましい。離型膜としては炭素膜や自己組織化膜などを例示することができる。
プレス成形型に予熱された上記プリフォームを導入し、精密プレス成形する方法でも高品質、高精度な弗燐酸塩ガラスからなる非球面レンズを成形することができた。
なお、プリフォームの形状、寸法は作製しようとする精密プレス成形品の形状等により適宜、決めればよい。
なお、得られた各光学素子の光学機能面には必要に応じて反射防止膜あるいは高反射膜などの光学多層膜を形成することもできる。
Claims (11)
- ノズル流出口から流出する熔融ガラスを成形型にキャストし、前記成形型成形面から噴出するガス(以下、「浮上ガス」という)により、前記熔融ガラスを成形型成形面上で浮上させながらプリフォームに成形し、成形されたプリフォームを成形型から取り出し、前記プリフォームを取り出した成形型に、新たな熔融ガラスをキャストする工程を、複数の成形型を循環移送して繰り返し行う精密プレス成形用プリフォームの製造方法において、
前記成形型へキャストされる熔融ガラスは、前記ノズル流出口から流出する熔融ガラスの先端を支持体によって支持し、次いで、前記支持体を降下するか、または前記支持体による支持を取り除くことによって、前記熔融ガラス先端から分離された熔融ガラス塊であり、
前記プリフォームの取り出しから新たな熔融ガラスのキャストまでの間に、成形型成形面の少なくとも一部を強制冷却することを特徴とする精密プレス成形用プリフォームの製造方法。 - 前記支持体は、前記熔融ガラスがキャストされる成形型である、請求項1に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- 前記強制冷却は、前記成形型成形面の少なくとも一部に液体を供給することによって行われ、前記熔融ガラスのキャストは、前記液体を成形型成形面から除去した後に行われる、請求項1または2に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- 前記液体の供給は、前記成形型成形面に液体を吹き付けることによって行われる、請求項3に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- 前記液体の供給から新たな熔融ガラスのキャストまでの間、前記成形型成形面から浮上ガスを噴出させる、請求項3または4に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- 前記強制冷却は、前記成形型成形面の少なくとも一部に、ガスを吹き付けることによって行われる、請求項1または2のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- 前記強制冷却は、前記成形型成形面の少なくとも一部に、前記成形型成形面の温度よりも低温の熱伝導体を接触させることによって行われる、請求項1または2に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- 前記プリフォームの取り出しから新たな熔融ガラスのキャストまでの間の少なくとも一部において、前記成形型を加熱する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- ガラス製プリフォームを加熱し、精密プレス成形する光学素子の製造方法において、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法によりプリフォームを作製し、作製したプリフォームを加熱し、精密プレス成形することを特徴とする光学素子の製造方法。 - プレス成形型にプリフォームを導入し、前記型とプリフォームを一緒に加熱して精密プレス成形することを特徴とする請求項9に記載の光学素子の製造方法。
- プレス成形型に加熱したプリフォームを導入して精密プレス成形することを特徴とする請求項9に記載の光学素子の製造方法。
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