JP2006301249A - ビーム整形素子およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 両面シリンドリカル面を有するビーム整形素子または片面シリンドリカル面および片面アナモフィック面を有するビーム整形素子であって、少なくとも1つ子線方向側面が成形転写面であり、シリンドリカル面の子線方向外側および/または母線方向外側に平面部または/および曲面部を形成してなる、ビーム整形素子、およびその製造方法。
【選択図】図2
Description
上金型は、金型母材3上に成形面(HIJKG)4が形成されてなり、その金型断面は、長方形ABCDと辺CDの長さ以下の長さの辺EFを有する長方形EFGH、辺HG上に形成されたシリンドリカル断面IJKよりなる。該シリンドリカル断面は、図1においては凸型形状であり、円弧面あるいは非円弧面を含んでいる。また、該シリンドリカル断面は、シリンドリカル面の中央に位置することが好ましいが、下記「既定値」が満たされるようにシリンドリカル面が形成されている限り、その態様に限定されるものではない。
下金型2は、金型母材上に成形面(hijkg)が形成されており、その断面は、長方形abcdと辺cdの長さ以下の長さの辺efを有する長方形efgh、辺hg上に形成されたシリンドリカル断面ijkよりなる。該シリンドリカル断面は、図1においては凹型形状であり、円弧面あるいは非円弧面を含んでいる。
図7に示したような片面にアナモフィック面を有するビーム整形素子を成形するに際しても、素子の子線方向側面と長軸間の距離は、本発明の方法により既定値範囲内となるように成形が行われ、シリンドリカル面の子線方向外側、およびアナモフィック面のXY平面へ垂直上方からの投影面(以下、「アナモフィック加工面」という)の子線方向外側に平面部または/および曲面部を形成するようにする。
また、凹型(下型)は、加工半径0.65mm、有効半径0.5mmで非円弧形状で加工し、円弧を介さずに子線方向幅約1.35mmの平面に接続した。
本発明のビーム整形素子の成形方法を使用すると、偏心精度に優れたビーム整形素子を容易に作製することができる。
本発明のビーム整形素子の成形方法により得られるビーム整形素子は、平行偏心調整、傾き偏心調整が極めて容易である。
ビーム整形素子の製造の際に素子のエッジに欠けや割れが生じても素子の光学特性に影響がでない。
2 下金型
3 金型母材
4 成形面
23 側面形成部材3
24 側面形成部材4
25 平面表面
26 ガラス素材
27 表面平面
31 平面B
32 平面C
61 研磨もしくは切断加工用の目印
81 側面形成部材
82 側面押圧部材
83 囲い部材
Claims (14)
- 両面シリンドリカル面を有するビーム整形素子であって、少なくとも1つの子線方向側面が成形転写面であり、シリンドリカル面の子線方向外側に平面部または/および曲面部を形成してなる、ビーム整形素子。
- シリンドリカル断面が円弧であり、子線方向全体幅が加工径である、請求項1に記載のビーム整形素子。
- シリンドリカル有効半径よりもシリンドリカル加工半径が、0.03〜0.3mm大きい、請求項1または2に記載のビーム整形素子。
- 平面部または/および曲面部の幅が、0.1〜2mmである、請求項1、2または3に記載のビーム整形素子。
- 平面部または/および曲面部の幅が、0.2〜10mmであり、研磨もしくは切断加工用の目印が平面部または/および曲面部に形成されている、請求項1ないし3いずれかに記載のビーム整形素子。
- 請求項5に記載の素子の側面を、子線方向幅が小さくなるように、研磨もしくは切断加工用の目印まで素子側面を研磨もしくは切断加工した、ビーム整形素子。
- 非円弧軸あるいは円弧中心軸とシリンドリカル断面との交点が母線方向に繋がる上金型母線を有するように加工されたシリンドリカル面を有する上金型、および非円弧軸あるいは円弧中心軸とシリンドリカル断面との交点が母線方向に繋がる下金型母線を有するように加工されたシリンドリカル面を有する下金型であって、上金型の少なくとも一つの側面の平面を上金型基準面とし、該下金型の少なくとも一つの側面の平面を下金型基準面とした場合に、上金型は上金型母線と上金型基準面との間の距離が既定値になるように加工されてなり、下金型は下金型母線と下金型基準面との間の距離が既定値になるように加工されてなる、上下金型を使用し、上下金型の基準面に側面形成部材を押圧し、且つ上下金型基準面を同一平面にあるように維持した状態で、かつ上下金型間の距離が小さくなる方向に上下いずれかの金型を移動させ、少なくとも上下金型基準面に押圧した側面形成部材の表面平面が転写されるように上下金型間に配置したガラス素材を成形することにより製造された両面シリンドリカル面を有するビーム整形素子であって、シリンドリカル面の子線方向外側に平面部または/および曲面部を形成してなる、請求項1〜5にいずれかに記載のビーム整形素子。
- 片面シリンドリカル面および片面アナモフィック面を有するビーム整形素子であって、少なくとも1つ子線方向側面が成形転写面であり、シリンドリカル面の子線方向外側およびアナモフィック面のシリンドリカル面の子線方向に対応する方向の外側に平面部または/および曲面部を形成してなる、ビーム整形素子。
- シリンドリカル面が円弧であり、子線方向全体幅が加工径である、請求項8に記載のビーム整形素子。
- 有効半径よりも加工半径が、0.03〜0.3mm大きい、請求項8または9に記載のビーム整形素子。
- 平面部または/および曲面部の幅が、0.1〜2mmである、請求項8〜10いずれかに記載のビーム整形素子。
- 平面部または/および曲面部の幅が、0.2〜10mmであり、研磨もしくは切断加工用の目印が平面部または/および曲面部に形成されている、請求項8〜10いずれかに記載のビーム整形素子。
- 請求項12に記載の素子の側面を、子線方向幅もしくは母線方向幅が小さくなるように、研磨もしくは切断加工用の目印まで素子側面を研磨もしくは切断加工した、ビーム整形素子。
- 非円弧軸あるいは円弧中心軸とシリンドリカル断面との交点が母線方向に繋がる金型母線を有するように加工されたシリンドリカル面を有する上(もしくは下)金型、および長短軸を有するアナモフィック面を有する下(もしくは上)金型であって、上金型の少なくとも一つの側面の平面を上金型基準面とし、該下金型の少なくとも一つの側面の平面を下金型基準面とした場合に、上金型は、上金型母線と上金型基準面との間の距離が既定値になるように加工されてなり、下金型は、長軸と下金型基準面との間の距離が既定値になるように加工されてなる上下金型を使用し、上下金型の基準面に側面形成部材を押圧し、且つ上下金型基準面を同一平面にあるように維持した状態で、かつ上下金型間の距離が小さくなる方向に上下いずれかの金型を移動させ、少なくとも上下金型基準面に押圧した側面形成部材の表面平面が転写されるように上下金型間に配置したガラス素材を成形することにより製造されたビーム整形素子であって、シリンドリカル面の子線方向外側、およびアナモフィック加工面の子線方向外側に平面部または/および曲面部を形成してなる、請求項8〜12いずれかに記載のビーム整形素子。
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JP2005122048A JP2006301249A (ja) | 2005-04-20 | 2005-04-20 | ビーム整形素子およびその製造方法 |
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