JP2009008775A - 組みレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、小型化が可能で、かつ第1のレンズと第2のレンズ間の相対位置精度が高い組みレンズを提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明の組みレンズは、光学面23とこの光学面23の外周方向に繋がる外周面25とを有する第1のレンズ21と、光学面27とこの光学面27の外周方向に繋がる外周面29とを有する第2のレンズ26とを光軸方向に組み合わせて構成した組みレンズにおいて、前記第1のレンズ21と第2のレンズ26における互いに向かい合う光学面23,27のそれぞれの外周方向に繋がる外周面25,29をほぼ一致した曲面形状に構成するとともに互いに接合するようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種光学機器に使用される組みレンズに関するものである。
従来におけるこの種の組みレンズは、図3に示すように、第1のレンズ1と第2のレンズ2とを光軸方向に組み合わせて構成しているものである。そして前記第1のレンズ1は一組の金型の中でガラス素材をプレス成形して作製しており、光学面3,4とこの光学面3,4の外周方向に繋がる外周面5,6とを有しているものである。また、前記第2のレンズ2も第1のレンズ1と同様に一組の金型の中でガラス素材をプレス成形して作製しており、光学面7,8とこの光学面7,8の外周方向に繋がる外周面9,10とを有しているものである。そしてまた、前記第1のレンズ1と第2のレンズ2の向かい合う外周面6,9は平面形状に構成され、そしてこの向かい合う平面形状の外周面6,9を突き合わせるととともに接着剤11で接合するようにしていた。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2005−107117号公報
しかしながら、上記した従来の組みレンズにおいては、図4に示すように、第1のレンズ1の凹曲面形状の光学面4をプレス形成するための超硬合金からなる金型12を加工する場合、凸形状の曲面部13と平面部14との繋ぎ目部15を加工ツールで細かく加工することは困難なものであった。すなわち、繋ぎ目部15を通常の寸法の加工ツールを用いて加工した場合は、加工ツールの寸法に相当する曲率半径のフィレット16ができてしまうため、このフィレット16の形成を防ぐためには、第1のレンズ1の外周寸法を大きくする必要があり、そのため、組みレンズの小型化ができなくなってしまうものである。そして、繋ぎ目部15を細かく加工するためには寸法の小さい加工ツールを使用する必要があるが、寸法の小さい加工ツールを用いて加工する場合には、加工を進めるにつれて加工ツールの先端が早く磨耗してしまうため加工精度が低下してしまう。そしてまた、加工ツールを切り換えて繋ぎ目部15のみを小さい加工ツールで加工しようとすると、加工ツールの切り換え位置において連続した加工が困難となって段差が発生してしまい、その結果、第1のレンズ1における光学面4と外周面6との間の相対位置精度が悪くなってしまう。したがって、この場合は、通常の寸法の加工ツールを用いて加工した金型12を用いて第1のレンズ1を成形した後、この成形された第1のレンズ1を研磨して外周面6を作製する必要があった。
しかしながら、第1のレンズ1の外周面6を研磨して作製した場合には、光学面4に対する外周面6の位置精度がばらついてしまうため、組みレンズを構成した際に第1のレンズ1と第2のレンズ2間の相対位置精度が低下してしまうという問題点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、小型化が可能で、かつ第1のレンズと第2のレンズ間の相対位置精度が高い組みレンズを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面とを有する第1のレンズと、光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面とを有する第2のレンズとを光軸方向に組み合わせて構成した組みレンズにおいて、前記第1のレンズと第2のレンズにおける互いに向かい合う光学面のそれぞれの外周方向に繋がる外周面をほぼ一致した曲面形状に構成するとともに互いに接合するようにしたもので、この構成によれば、第1のレンズと第2のレンズにおける互いに向かい合う光学面のそれぞれの外周方向に繋がる外周面をほぼ一致した曲面形状に構成しているため、凹曲面形状の光学面を有する第1のレンズを成形するための金型を加工する場合、外周面と光学面とを繋ぐためのフィレット形状を設ける必要はなく、これにより、レンズ寸法の小型化が可能になるとともに、凹曲面形状の光学面の外周方向に繋がる外周面を別途研磨して作製する必要もないため、研磨による加工精度のばらつきも発生せず、その結果、レンズ間の相対位置精度が高い組みレンズを得ることができるという作用効果を有するものである。
本発明の請求項2に記載の発明は、特に、第1のレンズにおいて、第2のレンズと向かい合う光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面を共通の非球面式により特徴付けられる連続した非球面で構成するとともに、第2のレンズにおいて、第1のレンズと向かい合う光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面を共通の非球面式により特徴付けられる連続した非球面で構成したもので、この構成によれば、第1のレンズにおいて、第2のレンズと向かい合う光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面を共通の非球面式により特徴付けられる連続した非球面で構成するとともに、第2のレンズにおいて、第1のレンズと向かい合う光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面を共通の非球面式により特徴付けられる連続した非球面で構成しているため、外周面を光学面の延長上で光学面と連続した同じ非球面式で構成することができ、その結果、光学面と外周面を成形する金型を加工する場合は、光学面に対する外周面の位置精度を光学面の形状精度と同じ高い精度で加工することができるため、光学面と外周面との位置精度の高いレンズを成形することができ、これにより、外周面で突き合わせて接合したときにはレンズ間の相対位置精度が高い組みレンズを得ることができるという作用効果を有するものである。
以上のように本発明の組みレンズは、光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面とを有する第1のレンズと、光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面とを有する第2のレンズとを光軸方向に組み合わせて構成した組みレンズにおいて、前記第1のレンズと第2のレンズにおける互いに向かい合う光学面のそれぞれの外周方向に繋がる外周面をほぼ一致した曲面形状に構成するとともに互いに接合するようにしているため、凹曲面形状の光学面を有する第1のレンズを成形するための金型を加工する場合、外周面と光学面とを繋ぐためのフィレット形状を設ける必要はなく、これにより、レンズ寸法の小型化が可能になるとともに、凹曲面形状の光学面の外周方向に繋がる外周面を別途研磨して作製する必要もないため、研磨による加工精度のばらつきも発生せず、その結果、レンズ間の相対位置精度が高い組みレンズを得ることができるという優れた効果を奏するものである。
以下、本発明の一実施の形態における組みレンズについて、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態における組みレンズの断面図、図2は同組みレンズを構成する第1のレンズおよび第2のレンズの断面図である。
図1および図2において、21は第1のレンズで、この第1のレンズ21は、ガラス素材を一組の金型の中で加熱プレスすることにより凹メニスカス形状に成形しているもので、両主面に非球面係数により決定される光学面22,23と、この光学面22,23の外周方向に繋がる外周面24,25とを有しているものである。また、第2のレンズ26は、ガラス素材を一組の金型の中で加熱プレスすることにより両凸形状に成形しているもので、両主面に非球面係数により決定される光学面27,28と、この光学面27,28の外周方向に繋がる外周面29,30とを有しているものである。
そして、前記第1のレンズ21と第2のレンズ26とを光軸方向に並べるとともに、向かい合う第1のレンズ21の外周面25と第2のレンズ26の外周面29とを突き合わせて位置決めし、この状態で接着剤31により両者21,26を接合することにより、第1のレンズ21の光学面23と第2のレンズ26の光学面27との間に空間32を有する組みレンズを構成している。
ここで、前記第1のレンズ21の外周面25と第2のレンズ26の外周面29は、互いに噛み合うようにほぼ一致した曲面形状に構成しているもので、このような構成とすることにより、互いの外周面25,29を突き合わせたときには、第1のレンズ21と第2のレンズ26との相対位置精度が自然に最適な位置になるように固定されるものである。
上記したような構成とすることにより、凹曲面形状の光学面23を有する第1のレンズ21を成形するための金型を加工する場合、外周面25と光学面23とを繋ぐためのフィレット形状を設ける必要はないため、第1のレンズ21の寸法の小型化が可能になるものである。そしてまた、凹曲面形状の光学面23の外周方向に繋がる外周面25を別途研磨して作製する必要もないため、研磨による加工精度のばらつきも発生せず、その結果、第1のレンズ21と第2のレンズ26間の相対位置精度が高い組みレンズを得ることができるものである。
なお、前記第1のレンズ21において、第2のレンズ26と向かい合う光学面23とこの光学面23の外周方向に繋がる外周面25を共通の非球面式により特徴付けられる連続した非球面で構成するとともに、第2のレンズ26において、第1のレンズ21と向かい合う光学面27とこの光学面27の外周方向に繋がる外周面29を共通の非球面式により特徴付けられる連続した非球面で構成すれば、さらに良くなるものである。これは、第1のレンズ21の光学面23の非球面係数と第2のレンズ26の光学面27の非球面係数を決定する際に、それぞれの外周の領域において外周面25と外周面29の曲面形状がほぼ一致するように非球面係数を決めることによるものである。これにより、第1のレンズ21を成形するための金型を加工する際に光学面23と外周面25とを同じ非球面式で連続した曲面として加工することができるため、外周面25を光学面23と同じ高い加工精度で加工することができるものである。これと同様に第2のレンズ26においても、光学面27と外周面29とを同じ非球面式で連続した曲面として加工することにより、外周面29を光学面27と同じ高い加工精度で加工することができるものである。このようにして形成した第1のレンズ21の外周面25と第2のレンズ26の外周面29とを突き合わせて接合することにより、第1のレンズ21と第2のレンズ26との相対位置精度が高い組みレンズを得ることができるものである。また、光学面と外周面を同じ非球面式で連続した曲面として加工しているため、光学面と外周面の形状精度を測定する場合も、同じ非球面式で測定することができるため、測定のための表面形状式を切り替えることなく光学面と外周面とを一括で測定することができるため測定作業の効率が良くなるという利点を有するものである。
本発明に係る組みレンズは、第1のレンズと第2のレンズにおける互いに向かい合う光学面のそれぞれの外周方向に繋がる外周面をほぼ一致した曲面形状に構成することにより、第1のレンズと第2のレンズ間の相対位置精度が高い組みレンズを得ることができるという効果を有するものであり、各種光学機器に使用する組みレンズとして有用となるものである。
本発明の一実施の形態における組みレンズの断面図 同組みレンズを構成するレンズの断面図 従来の組みレンズの断面図 同組みレンズを作製するための金型の断面図
符号の説明
21 第1のレンズ
23 光学面
25 外周面
26 第2のレンズ
27 光学面
29 外周面
31 接着剤

Claims (2)

  1. 光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面とを有する第1のレンズと、光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面とを有する第2のレンズとを光軸方向に組み合わせて構成した組みレンズにおいて、前記第1のレンズと第2のレンズにおける互いに向かい合う光学面のそれぞれの外周方向に繋がる外周面をほぼ一致した曲面形状に構成するとともに互いに接合するようにした組みレンズ。
  2. 第1のレンズにおいて、第2のレンズと向かい合う光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面を共通の非球面式により特徴付けられる連続した非球面で構成するとともに、第2のレンズにおいて、第1のレンズと向かい合う光学面とこの光学面の外周方向に繋がる外周面を共通の非球面式により特徴付けられる連続した非球面で構成した請求項1記載の組みレンズ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011055623A1 (ja) * 2009-11-09 2011-05-12 コニカミノルタオプト株式会社 撮像用レンズ、撮像装置及び電子機器の製造方法
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US9641732B2 (en) 2012-06-18 2017-05-02 Sharp Kabushiki Kaisha Camera module, electronic device in which camera module is mounted, and method for manufacturing camera module

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