JP5258167B2 - 半導体複合装置、ledヘッド、及び画像形成装置 - Google Patents

半導体複合装置、ledヘッド、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、駆動素子と被駆動素子とを備えた半導体複合装置、これを用いたLEDヘッド、及び画像形成装置に関する。
従来この種の装置は、例えば電子写真プリンタの露光部(LEDヘッド)に用いられ、集積された駆動回路及び被駆動素子であるLEDアレイと接続するための配線を予め半導体基板上に形成し、別途形成された薄膜状のLEDアレイを前述の半導体基板の空き領域(駆動回路が形成されていない領域)に接着して半導体複合装置として組み立てる構成をとっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004―207325号公報(第3頁、図1)
しかしながら、LEDヘッドに用いられるLEDアレイは、多数のLED素子を備えており、駆動回路とLEDアレイの各LED素子とを接続するための配線の本数も多く、半導体基板上の面積を少なからず占めること、又は、薄膜状の被駆動素子(LEDアレイ)を駆動回路の形成領域を避けた領域に搭載しなければならないことにより、半導体基板上の領域が制限されてしまい、小型化の妨げになるという問題があった。
本発明の目的はこれらの問題点を解消し、LEDアレイの接着位置の自由度を高めてスペース効率を向上させて装置の小型化を可能とする半導体複合装置、これを用いたLEDヘッド、及び画像形成装置を提供することにある。
本発明による半導体複合装置は、
基板と、前記基板上に形成され、1又は複数の配線層を備えた回路群と、前記配線層の上方に形成された塗布材料層と、半導体素子を備えて前記塗布材料層の上にボンディングされる半導体薄膜層とを有し、
それぞれの前記配線層の空隙領域に回路動作機能を担わない補正パターンを備え、前記配線層のうち、最上層の表面の平坦性が200nm以下であり、前記塗布材料層の前記半導体薄膜層側の表面の粗さが10nm以下であることを特徴とする。
本発明によるLEDヘッドは、
前記半導体素子としてのLED素子が形成された前記半導体複合装置と、前記半導体複合装置に形成された前記LED素子の光を導くレンズアレイとを備えることを特徴とする。
本発明による画像形成装置は、
像担持体と、帯電された前記像担持体の表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光部と、前記静電潜像を現像する現像部とを有し、記録媒体上に前記現像部により現像された画像を形成する画像形成装置であって、前記露光部として、上記LEDヘッドを用いたことを特徴とする。
本発明によれば、半導体複合装置における半導体薄膜層の配置位置の自由度が増すため、スペース効率に優れて、小型化が可能な半導体複合装置、これを用いたLEDヘッド及び画像形成装置を提供できる。
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1の半導体複合装置の要部構成を概略的に示す平面図であり、図2は、図1に示す半導体複合装置100をA−A線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。
図1において、101はSi基板、102はSi基板101上に形成された回路群が含まれる集積回路領域、103は集積回路群への電源、或いは信号の入出力のためのパッド、104は集積回路領域上の平坦化された平坦化領域、105は半導体薄膜のボンディング領域を示している。ボンディングされる半導体薄膜は、一つまたは複数の半導体素子を備えている。尚、半導体薄膜の形態、材料等の例については後述する。
図2は、平坦化領域104において、集積回路を構成する多層配線構造を模式的に示しており、230は回路動作を担う配線パターン(メタル配線)、232は動作機能を担わない平坦化のための補正パターン、101はSi基板、210〜216は複数の層間絶縁膜である。210(210a,210b)は第1の層間絶縁膜で、210aは例えば酸化物膜、例えばSiO熱酸化膜、210bは例えば酸化物膜、例えばSiOCVD(Chemical Vapor Deposition、化学気相成長)膜或いはスパッタ膜である。
211,212は第2の層間絶縁膜で、211は例えばSOG(Spin on Glass)膜、或いはその他の塗布絶縁膜、212は例えば酸化物膜で、より具体的にはSiO膜(CVD膜或いはスパッタ膜)である。213,214、及び215,216も、それぞれ211,212と同等の構成とすることができる。217は例えば窒化物膜で、より具体的には例えばp−CVDSiN膜である。配線パターン(メタル配線)230及び補正パターン232は、例えば、Al系材料、例えばAlSiCu、AlSi、AlNi、AlTi、AlCrなどの材料(積層膜又は混合膜)やCuである。メタル層表面は、適宜Ti、TiNなどで表面が被覆されていてもよい。220は例えば塗布膜で、例えば有機材料膜或いは酸化物材料膜である。221は、塗布膜220上にボンディングした半導体薄膜を示している。
ここで、発明者らの系統的な実験によれば、半導体薄膜221をボンディングする下地層である塗布層220の表面の表面粗さが10nmを越えると、ボンディング強度、或いは良好にボンディングされる割合が大きく減少する。従って、少なくとも下地層である塗布層220の表面粗さは10nm以下が望ましい。更に、表面粗さが1nm以下の条件では、ボンディング強度、或いは良好にボンディングされる歩留が大きく向上することから、表面粗さが1nm以下であることが更に望ましい。ここで表面粗さとは、例えば、25μm□の領域を原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope:AFM)で測定した平均的な表面粗さを意味する。概していえば、細かい位置ステップ(例えば、0.1μm以下の位置ステップ)での表面の凹凸の平均的な値を意味する。
多層配線層内に設けられた平坦化のための補正パターン232は、配線パターン(メタル配線)230等に起因する凹凸を平坦化するためのパターン構造で、絶縁膜層と合わせて平坦化表面を形成している。上記したことから、多層配線層の最上層を形成後の表面(塗布膜220の下層の表面であり、ここでは窒化物膜217表面)は、表面の凹凸、即ち平坦性が、少なくとも200nm以下となることが望ましい。更により好ましくは、50nm以下である形態が好適である。ここで、平坦性とは、例えば、表面形状を測定できる段差計などによって計測される凹凸形状を意味する。前述の表面粗さが細かな位置ステップ、即ち局所的な表面の平均的な粗さを意味するのに対して、ここで使う平坦性は、より粗い位置ステップ(例えば、1から10μm以上の位置ステップ)での表面の凹凸の値を意味している。ここでは、例えば、配線パターンや平坦性のための補正パターン、或いは溝パターン、及び層間絶縁膜で形成される全体的な凹凸の高低差を意味する。
図3は、多層配線層の各配線層に設けられ、平坦化を図るための、回路動作に関わらない補正パターン232の模式的概念図である。
251は基板上に設けた動作領域(p型半導体領域あるいはn型半導体領域)を示している。配線パターン(メタル配線)230は回路を構成し、配線パターン230のコンタクト領域252は、基板上の動作領域とのコンタクトを形成するための領域、或いは別の配線層に設けた配線とコンタクトを形成するための領域、更にはボンディングされた半導体薄膜の所定の電極とコンタクトを形成するための接続領域への配線とコンタクトを形成する領域、或いはボンディングされた半導体薄膜の所定の電極とコンタクトを形成するための接続領域を示している。回路動作に関わらない平坦化のための補正パターン232は、配線パターン230の空隙領域に、配線パターン(メタル配線)230と同等の高さの補正パターンを形成し、隙間を少なくすることによって、複数の絶緑膜層形成と合わせ全体の凹凸を減少させている。
図4は、補正パターンを使った平坦化領域104(図1)上に半導体素子を有する半導体薄膜を設けた形態の断面模式図である。ここに示す断面は、例えば、図1の、A−A線断面のような半導体薄膜内に形成した複数の発光部を含む断面に相当するが、下記のように平坦化領域の層構成が、図2の場合と一部異なる。
同図中、Si基板101、多層配線層の各層に設けた絶縁膜層210〜215、配線パターン(メタル配線)230、及び補正パターン232は、図2で説明したものである。尚、ここに図示したこれらの配線パターン(メタル配線)や補正パターンの形状および眉間絶縁膜の構成は一例であり、適宜変形することができる。272は多層配線層の最上層に設けた誘電体膜層、273は反射メタル層、274は例えば有機材料層、300は半導体薄膜層である。半導体薄膜層は、例えば発光ダイオードを備えている。
ここでは、半導体薄膜が備える半導体素子として発光ダイオードを具体例に挙げて説明するが、発光素子の他、受光素子、センサー素子、などいろいろな半導体素子であってもよい。311は、層表面に第1導電型の電極コンタクトを形成することができる第1導電型コンタクト層を含む半導体層であり、312は発光領域(活性層)及び最上面に第2導電型の電極コンタクト層を含む半導体層である。尚、これらの各半導体層311,312は発光素子を形成するための加工を行った状態を示している。
半導体薄膜層300は、III−V族化合物半導体層やIII−V族窒化物半導体層、例えば、
・III−V族化合物:GaAs、AlGa1−xAs、AlGaAs1−x−yP、AlGaIn1−x−y
・III−V族窒化物:GaN、AlGa1−xN、GaIn1−xN、GaAs1−x、GaP1−x、InAs1−x、InP1−x、InGa1−xAs1−y、InP1−x−yAs、GaP1−x−yAsN、InAl1−x
但し、1≧x≧0、1≧y≧0
の一つ又は複数の材料から構成される、単層または積層の半導体材料である。
その他、Siを含む半導体(例えば単結晶Si薄膜、多結晶Si薄膜、アモルファスSi薄膜)、酸化物半導体(例えば、ZnO)などとすることができる。半導体薄膜300に形成される半導体素子のより詳細な具体例は後で述べる。315は層間絶縁膜で、例えばSiN、SiOなどである。316は第2導電側電極を示している。
図5は、図4の断面模式図に示す断面を有する半導体複合装置200の平面模式図であり、回路領域上の平坦化領域に設けた半導体薄膜層300の形態例として、発光素子を配列した発光素子アレイとした例を示している。尚、図5では、図1、図4と共通する部分には同一の符号を付している。
同図中、321は、半導体薄膜層300の半導体層311の第1導電型コンタクト層に形成された第1導電側の電極コンタクトであり、322は、この第1導電側電極コンタクトに接続された第1導電側配線である。
図6〜図8は、半導体薄膜層300の形態例として、別の発光素子アレイの形態例を示す模式図である。
図6は半導体薄膜層300の半導体層311を複数の領域に分割した形態を示している。このように構成することにより、発光素子アレイの駆動形態を変えることができる。尚、図6では、図1、図4と共通する部分には同一の符号を付している。
図7は、半導体薄膜層の別の構成例を示す断面模式図である。前記した例では素子分離によって個々の発光素子を形成したが、図7に示すように選択拡散で発光素子を形成した構成としても良い。尚、図7では、図1、図4と共通する部分には同一の符号を付している。同図中、411、412は、第1導電型の半導体薄膜層400内に選択的に不純物をドープした選択不純物拡散領域で、412は第2導電側コンタクト層を示している。413はこの第2導電側コンタクト層に接続された第2導電側電極、414は層間絶縁膜を示している。
図8は、半導体薄膜層300の半導体層311を複数の領域に分割した図6の形態において、発光領域上に透明電極350を設けた形態を示している。図8中、351は透明電極上に形成した配線用メタルコンタクト、361は第2導電側配線、362は第1導電側配線、を示している。尚、図8では、図1、図4と共通する部分には同一の符号を付している。
図9及び図10は、半導体薄膜層に、素子分離によって発光素子を形成する場合の形成例を示す説明図である。
図9は、発光素子を構成するための半導体薄膜層500の構造例を示している。同図において、510は第1導電型ボンディング層(例えばGaAs層)、511は第1導電型導通層(例えばAlGa1−tAs層)、512は第1導電型コンタクト層(例えばGaAs層)、513は第1導電型エッチング停止層(例えばGaAsと格子整合するIn組成で、実質的なInGa1−sPの組成において、例えばs=0.48〜0.49の範囲の値とする)、514は第1導電型分離層(例えばGaAs層)、515は第1導電型クラッド層(例えばAlGa1−xAs層)、516は第1導電型活性層(例えばAlGa1−yAs層)、517は第2導電型クラッド層(例えばAlGa1−zAs層)、そして518は第2導電型コンタクト層である。本実施の形態では、図10に示すような素子分離した半導体薄膜層500の半導体素子が、発光素子であるLEDに相当する。
図10は、図9の半導体薄膜層500の状態から、第1導電型コンタクト層512の深さまで、素子分離のために島状の発光領域を残してエッチング除去した状態を示す。この時、第1導電型ボンディング層510から第1導電型コンタクト層512までが、前記した半導体層311(図4)に相当し、第1導電型エッチング停止層513から第2導電型コンタクト層518までが前記した半導体層312(図4)に相当する。
図11及び図12は、半導体薄膜層に、選択拡散型で発光素子を形成する場合の形成例を示す説明図である。
図11は、拡散形態の発光素子を作製するための半導体薄膜層のエピ層構造例を示している。同図において、551はボンディング層で例えば第1導電型GaAs層、552は第1導電型下クラッド層で、例えばAlx1Ga1−x1As層552a及びAlx2Ga1−x2As層552bの積層構造としている。553は第1導電型活性層で、例えばAlGa1−yAs、554は上クラッド層で、例えばAlz1Ga1−z1As層554a及びAlz2Ga1−z2As層554bの積層構造としている。555はコンタクト層で、例えばGaAs層である。
図12は、図11に示したエピ層構造に、選択的に第2導電型の不純物をドープして第2導電型不純物拡散領域を形成した状態を示す断面図である。同図中、570は第2導電型不純物拡散領域、570aは第2導電型コンタクト層、570bは第2導電型クラッド層、570cは第2導電型活性層を示している。この第2導電型活性層570cは活性層内の拡散領域で、拡散領域のフロントが活性層内にある。活性層内のpn接合を介して注入されたキャリアは活性層内に閉じ込められるため、活性層内で発光領域を形成している。またここでは、この発光領域での発光に拘わる個々の半導体素子が、発光素子であるLEDに相当する。
図13〜図16は、本実施の形態の半導体複合装置100(図1)の変形例を示す図である。尚、各図において、図1に示す半導体複合装置と共通する部分には同一の符号を付している。
図13は、平坦化領域104を集積回路領域102の端に近い領域から、中心に近い領域にシフトした形態を示す。図14は、平坦化領域104を集積回路領域102の中央領域に位置させ、周囲に入出力パッド103を周囲に配置した形態を示す。図15は、集積回路領域102上に2箇所の平坦化領域を設けた形態である。図16は、中央領域に設けた平坦化領域を2箇所の領域に分割した形態である。
また、各変形例においては、より多くの複数の平坦化領域を設けても良いし、入出力パッドの配列を複数列にしてもよい。またそれぞれの配置は等ピッチである必要はなく、適宜配列を変形することもできる。また、多層配線層を構成する絶縁膜の総数や材料も、本実施の形態で説明した平坦性を確保すれば適宜変更することができる。また、補正パターンの配列も適宜変更することができる。また、基板はSi基板以外の基板であってもよい。また半導体薄膜層に形成される半導体素子は発光素子以外のであってもよい。更に、一部の層にCMP(Chemical and Mechanical Polishing)処理を施して、補正パターンとCMP処理を組み合わせてもよい。
以上のように、本実施の形態の半導体複合装置によれば、基板上に設けた集積回路を構成する多層配線構造において、回路動作機能を担わない補正パターンを設け、集積回路が備える多層配線層の各層が平坦化されるパターンおよび膜構成を備え、最上層の表面に有機材料膜または酸化物膜を設けて表面の平坦性を向上させる構造とし、その上に半導体素子を備えた半導体薄膜を設けたので、駆動集積回路上への半導体薄膜のボンディングにおいて十分な強度を確保することができる。また、集積回路領域と異なる領域にボンディング領域を設ける必要がないので、駆動集積回路と半導体薄膜素子を複合化した半導体複合装置のサイズを小さくすることができる。
実施の形態2.
図17は、本発明に基づく実施の形態2の半導体複合装置の要部構成を概略的に示す平面図である。
この半導体複合装置600が、前記した図1に示す実施の形態1の半導体複合装置100と主に異なる点は、平坦化領域104の一部領域(例えば、平坦化領域の端部領域)が集積回路領域102を超えて設けられている点である。従って、この半導体複合装置600が、前記した実施の形態1の半導体複合装置100と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
平坦化領域104の集積回路領域102からはみ出したはみ出し領域610には、回路機能を担う配線パターンは設けないが、回路領域の多層配線層と同等の多層構造を備え、各層には補正パターンのみが配列されている。図18は、図17に示す集積回路領域102からはみ出したはみ出し領域610において、B−B線で切る断面を模式的に示す要部断面図である。但し、前記した図4で説明した構成に準じて、補正パターンを使った平坦化領域104(図17)上に半導体素子を有する半導体薄膜を設けた形態の断面模式図を示し、このはみ出し領域610にも半導体素子が配設されている例を示している。同図に示すように、このはみ出し領域610にはメタル配線(配線パターン、図4参照)230はなく、補正パターン232のみが形成されている。
図19は、このはみ出し領域610において形成された補正パターン232の平面形状を模式的に示す部分拡大図である。各層の補正パターン232は、高さ、平坦性が回路領域の配線パターン(メタル配線)230(図4)と同等となるように、例えば同一サイズのパターンを同一ピッチで設けてある。また隣接する補正パターン間の距離(隙間)や配線パターンとの間の距離(隙間)を、配線パターンの厚さ以下とすることが好ましい。例えば、配線パターン(メタル配線)230(図4)の厚さを0.5μmとする場合、各パターン間のスペースを0.5μm以下とする。同様に配線パターン層を1μmとする場合、各パターン間スペースを1μm以下とする。
補正パターンは、必ずしも図19のようなパターンに限定されるものではない。図20〜図24は、この補正パターン232の別の形状例を示す図である。例えば、図20のようにライン状パターン232aとすることもできるし、図21のように小片パターン232bとライン状パターン232aを組み合わせることもできる。また、図22のようにサイズが異なる小片パターン232bと232cを組み合わせることもできる。更に、図23のようにベタ状パターン232dと小片パターン232cの組み合わせとすることもできる。図24のようにベタ状パターン232dのみで構成してもよい。
補正パターン232を構成するメタル材料及び絶縁膜材料は、回路領域の配線パターン(メタル配線)230を形成する材料と同一の材料とする。メタル材料は例えば、Al系、例えばAlSiCuやCu系配線とする。平坦化領域104では、熱処理などの工程でメタル表面に、例えば、30nm以上の高さがある突起など、平坦性を阻害する構造が存在しない材料、及び平坦性を阻害する構造を発生させない加工、又は処理条件とすることが望ましい。
図25は、平坦化領域104と集積回路領域102との関係における別の形態を示している。平坦化領域104は、集積回路領域102に対して、長手方向(矢印X方向)と共に短手方向(矢印Y方向)においても集積回路領域102を外側に越えて設けられている。また、半導体薄膜を設けるボンディング領域105も同様に長手方向(矢印X方向)と共に短手方向(矢印Y方向)においても外側に回路領域を越えて設けられている。図26はさらに別の変形例を示している。図26において、平坦化領域104は、短手、長手の両方向において集積回路領域102を越えて設けられているが、半導体薄膜を設けるボンディング領域105は短手方向(矢印Y方向)においては、集積回路領域102内に収まっている。
図27、図28は半導体複合チップをダイシングして個片チップにする際の説明に供する図である。同図中、620(2点鎖線)は、ダイシングラインを示している。長手方向(矢印X方向)では、例えば、半導体薄膜領域を設けるボンディング領域105は切断しないが、平坦化領域104の一部を切断する。一方短手方向(矢印Y方向)では平坦化領域104を切断しないようにダイシングする。但し、ダイシング後のチップ端部と平坦化領域104の間のスペースを十分広くとることができる場合には、全ての辺で、個別チップに分割するためのカットライン(スクライブライン)が平坦化領域104にかからないことが望ましい。図27では、平坦化領域104の短手方向(矢印Y方向)が集積回路領域102内に設けられている例を示し、図28では、平坦化領域104の短手方向(矢印Y方向)が集積回路領域102を越えて設けられている例を示している。
以上のように、本実施の形態の半導体複合装置によれば、集積回路領域102を越えて平坦化領域104を設けるようにしたので、個片チップにダイシングする際に、ダイシング・ラインと回路領域が離れているので、ダイシングの回路領域への影響を低減することができる。
実施の形態3.
図29は、本発明の実施の形態3の半導体複合装置の要部構成を概略的に示す平面図である。
この半導体複合装置650が、前記した図1に示す実施の形態1の半導体複合装置100と主に異なる点は、この半導体複合装置650において、平坦化領域104の多層配線層における最上層に、(形成された後)パターニングしないメタル層(以下、ベタメタル層と称す)を備えている点である。従って、この半導体複合装置650が、前記した実施の形態1の半導体複合装置100と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
図29において、104は平坦化領域を、105は半導体薄膜層のボンディング領域を示している。661は、平坦化領域104の多層配線層における最上層部に形成されるベタメタル層である。ここで、平坦化領域104とは、実施の形態1で説明したような多層配線層の最上層(ここではベタメタル層661)より下層において、補正パターンを設けて平坦性を向上させた領域を意味する。平坦化領域104とベタメタル層661の領域の位置関係はいろいろな形態をとることができる。
図30に示した例は、ベタメタル層661の領域が平坦化領域104よりも小さいが、半導体薄膜のボンディング領域105よりも大きい例であり、図31に示した例は、ベタメタル層661の領域が平坦化領域104よりも大きい例である。その他、種々の変形が可能である。また、回路形成領域102との位置関係についても、実施の形態2で説明した例を含めて、ベタメタルパターンは、平坦化領域とともに回路形成領域を越えた領域に設ける、などいろいろな位置関係が可能である。
図32は、図30に示すボンディング領域105において、C−C線で切る断面を模式的に示す要部断面図である。但し、前記した図4の場合と同様に、補正パターンを使った平坦化領域104(図30)上に半導体素子を有する半導体薄膜を設けた形態の断面模式図を示し、断面上に半導体素子が配設されている例を示している。同図中、多層配線層の各層に設けた絶縁膜層210〜215、配線パターン(メタル配線)230、及び補正パターン232は、図2で説明したものであり、補正パターン232及び補正パターンと配線を被覆する層間絶縁膜(211、212)を使って平坦化されている。
更に多層配線層の最上層には前記したベタメタル層661が形成されている。662はベタメタル層661上に設けたSiO層(例えば、SOG膜、CVD膜、或いはスパッタ膜など)、663は窒化物薄膜(例えば、プラズマCVD膜など)を示している。664は塗装膜で、例えば有機材料層又は酸化物材料層であり、有機材料層664の上には、上記した半導体薄膜層300がボンディングされている。半導体層312内の発光領域で発光した光のうち、裏面方向に出射した光は、ベタメタル層661で反射して上面に向うため、ベタメタル層661は、上面からの光取り出しに寄与する。
以上のように、本実施の形態の半導体複合装置によれば、平坦化領域の最上層部にベタメタル層を設けたので、ベタメタル層による平坦化の効果が得られ、半導体薄膜の平坦化領域へのポンディング強度が高くなり、性能や信頼性の高い半導体複合装置が得られる。また、発光素子を含む形態においては、ベタメタル層が平坦化機能と同時に反射機能を備えることができる。
実施の形態4.
図33は、本発明による実施の形態4の半導体複合装置の断面を概略的に示す要部断面図である。この半導体複合装置700が前記した実施の形態1の半導体複合装置と主に異なる点は、平坦化領域の積層構造である。従って、この半導体複合装置700が、前記した実施の形態1の半導体複合装置100と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、この断面は、例えば実施の形態1において、図2の断面図が示す図1の半導体複合装置におけるA−A線の切り取り位置に対応する部分の断面を示すものとする。
同図において、101はSi基板、710は第1の層間絶縁膜、711は第2の層間絶縁膜である。第1の層間絶縁膜710は例えば酸化物膜、例えばSiO熱酸化膜であり、711は例えば酸化物膜、例えばSiOCVD膜或いはスパッタ膜である。712a〜717aは第1層目の配線層であり、712aは第1層目配線層のメタルパターン、713aは第3の絶縁膜、714aは誘電体材料パターン、715aは第4の層間絶縁膜、716aは第5の層間絶縁膜、そして717aは第6の層間絶縁膜をそれぞれ示している。第1層目配線層メタルパターン(実配線パターン又は、実配線パターンと補正パターン)712aは、例えばAl系材料、例えばAlSiCu、AlSi、AlNi、AlTi、AlCrなどの材料(積層膜または混合膜)やCuである。メタル層表面は適宜Ti、TiNなどで表面が被覆されていてもよい。第3の絶縁膜713aは、例えばSiO膜でCVD膜、スパッタ又は膜SOG膜であり、補正パターンに相当する誘電体材料パターン714aは、例えば塗布誘電体層パターン(例えばSOG層パターンやその他無機材料のパターン)である。
第4の層間絶縁膜715a及び第5の層間絶縁膜716aは、例えばSOG膜(Spin On Glass膜)、第6の層間絶縁膜717aは、例えばSiO膜でCVD膜又はスパッタ膜である。712b〜717bは第2層目の配線層であり、前記した第1層目の配線層712a〜717aを同様に構成されている。
712cは第3層目配線層のメタル層、720は例えばSiO層で、例えばCVD膜、スパッタ膜又はSOG膜、721層は例えばSiN層で、例えばCVD膜、722は例えば塗布膜で、例えば有機材料膜または酸化物材料膜である。723は、有機材料膜722上にボンディングした半導体薄膜を示している。以上のように、多層配線層の最上層(ここではSiN層721)より下層の各配線層では、配線パターン等に起因した凹凸を平坦化するためのパターン構造、膜構造を備えている。
以上の構成に示すように、メタルパターン712a,712b(実配線パターン又は、実配線パターンと補正パターン)に加えて、パターン空隙の影響を小さくするようにメタルパターンの空隙に、メタルパターン厚さ、或いはメタルパターンとこれを被覆する絶縁膜の合計の高さから絶縁膜713の膜厚を差し引いた程度の厚さの誘電体材料パターン714を設けた。
以上のように、本実施の形態半導体複合装置によれば、メタルパターンとの密着性と比較して、誘電体膜パターン表面とその上に形成する塗布材料との密着性が高いため、補正すべきパターン空隙面積が広範にわたる場合には、より信頼性が高い平坦性領域を設けることができる。
実施の形態5.
図34は、本発明による実施の形態5の半導体複合装置の要部構成を概略的に示す平面図である。
この半導体複合装置800が、前記した図1に示す実施の形態1の半導体複合装置100と主に異なる点は、集積回路領域102の平坦化領域104上に複数の発光波長に対応する発光材料の複数の薄膜発光素子を配列し、駆動集積回路と配線接続した点にある。従って、この半導体複合装置800が、前記した実施の形態1の半導体複合装置200と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
同図において、101はSi基板、102は集積回路領域、104は回路領域上の平坦化領域で、実施形態1〜4で説明した形態と同等の形態で平坦化されている。820は第1導電側配線、822は第2導電型配線である。840、842、844はそれぞれ異なる材料による発光素子で、ここでは例えば、材料毎に横一列に配列されている。860は第1導電型半導体領域、862は第2導電型半導体領域である。850は駆動回路への電源及び駆動信号の入力のためのパッドであり、852、854は発光素子を駆動制御するための出力パッドである。例えば、出力パッド852は第1導電側配線820に接続され、出力パッド854は第2導電側配線822に接続されている。これらのパッド850,852,854は、例えば、最上層の配線を経由して、前記した図3に示す各層における配線パターン230の所定のコンタクト領域252に各々接続される。
尚、第1導電側配線820と第2導電型配線822とは、図示しない層間絶縁膜を介して配線され、第1導電側配線820は対応する各発光素子の第1導電型半導体領域860に接続し、第2導電側配線822は対応する各発光素子の第2導電型半導体領域862に接続している。
図35は、本実施の形態5の半導体複合装置800の変形例を示す平面図である。
同図に示すように、この変形例では第1導電側配線820a,820bを左右2分割している。また、発光素子840a,840b、発光素子842a,842b及び発光素子844a,844bの各材料も、左右の群で分割している。このようの形成することで、この分割に対応して同一発光波長の群を複数に割り当てたり、全て別の波長にしたりするなど、種々の変形が可能である。
尚、上記の例では、各列に8個のLEDを示しているが、この数を限定するものではない。また上記の例では、LEDを3列に配列しているが、この数を限定するものではない。更に、発光素子の配列、配線の接続は、例えば図35に示したような形態の他に、種々の変形が可能である。その他、パッド配置も、全て1列にする、千鳥配置で複数列にするなど、種々の変形が可能である。
以上のように、本実施の形態の半導体複合装置によれば、集積回路領域上に複数の材料の複数の素子を配列する形態としたので、半導体複合装置のサイズを大幅に削減できる。また、発光素子の配列においても、自由度が大きくなり、発光時の色調、強度などの制御性に優れた装置を実現できる。
実施の形態6.
図36は、本発明による実施の形態6の半導体複合装置の断面を概略的に示す要部断面図である。この半導体複合装置900が前記した実施の形態1の半導体複合装置と主に異なる点は、平坦化領域の積層構造である。従って、この半導体複合装置900が、前記した実施の形態1の半導体複合装置100と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、この断面は、例えば実施の形態1において、図2の断面図が示す図1の半導体複合装置におけるA−A線の切り取り位置に対応する部分の断面を示すものとする。
同図において、901はガラス基板、911は多結晶Siを使った素子層である。912a〜917aは第1層目の配線層であり、912aは第1層目配線層のメタルパターン(実配線パターン又は、実配線パターンと補正パターン)、913aは絶縁膜、914aは補正パターン、915aはより平坦化を向上させるための塗布材料層、916aは層間絶縁膜で例えばSiO層で、例えばCVD膜またはスパッタ膜またはSOG膜、917aは例えばSiN層で、例えばCVD膜をそれぞれ示している。912b〜917bは第2層目の配線層であり、前記した第1層目の配線層912a〜917aを同様に構成されている。920層は例えば塗布膜で、例えば有機材料膜または酸化物材料膜である。922層は、有機材料膜920上にポンディングした半導体薄膜を示している。
図37は、本実施の形態の半導体複合装置900の変形例を示す図である。尚、図36と共通する部分には同一の符号を付している。
平坦化のための補正パターンは、図37に示すように、塗布膜950a,950bを設けて凹凸を軽減した層上に、補正パターン952a,952bをメタル層や絶縁材料層で等形成した後、再度塗布膜層954a,954b層を設けることによりさらに凹凸を補正することもできる。このような塗布膜/補正パターン/塗布膜の構成は、前記した実施の形態1〜5の構成においても組み合わせることもできる。尚、956a,956bは、絶縁層である。
また、多結晶ポリSi層(911)及びその上の平坦化多層配線層(ここでは、塗布層920より下の層まで)で形成し、或いはその上に半導体薄膜をポンディングした構造体を、ガラス基板から剥離し、絶縁材料であるプラスチック基板、セラミック基板、金属基板上に移植して半導体複合装置を形成することもできる。また、多結晶Siに代えて、アモルファスSiや有機材料を使ったものなどの薄膜あるいは厚膜によって回路を設けることもできる。
以上のように、本実施の形態の半導体複合装置よれば、薄膜或いは厚膜材料を使った回路上に半導体薄膜を設けることにより、前記した各実施の形態と同様に、半導体複合装置に必要な基板面積の低減を図ることができる。また、薄膜或いは厚膜材料を使った回路上に半導体薄膜を設けることにより、この半導体複合装置を、例えばガラス基板から別の基板への移植を容易に移植できる。
実施の形態7.
図38は、本発明のLEDヘッドに基づく実施の形態7のLEDプリントヘッド1200を示す図である。
同図に示すように、ベース部材1201上には、LEDユニット1202が搭載されている。このLEDユニット1202は、実施の形態1乃至6の何れかの半導体複合装置が実装基板上に搭載されたものである。図39は、このLEDユニット1202の一構成例を示す平面配置図で、実装基板1202e上には、前記した各実施の形態で説明した、発光部と駆動部を複合した半導体複合装置が、発光部ユニット1202aとして長手方向に沿って複数配設されている。実装基板1202e上には、その他に、電子部品が配置されて配線が形成されている電子部品実装、配線及び接続のためのエリア1202b、1202c、及び外部から制御信号や電源などを供給するためのコネクタ1202d等が設けられている。
発光部ユニット1202aの発光部の上方には、発部から出射された光を集光する光学素子としてのロッドレンズアレイ1203が配設されている。このロッドレンズアレイ1203は、柱状の光学レンズを発光部ユニット1202aの直線状に配列された発光部(例えば、図6における半導体層312の配列)に沿って多数配列したもので、光学素子ホルダに相当するレンズホルダ1204によって所定位置に保持されている。
このレンズホルダ1204は、同図に示すように、ベース部材1201及びLEDユニット1202を覆うように形成されている。そして、ベース部材1201、LEDユニット1202、及びレンズホルダ1204は、ベース部材1201及びレンズホルダ1204に形成された開口部1201a,1204aを介して配設されるクランパ1205によって一体的に挟持されている。従って、LEDユニット1202で発生した光はロッドレンズアレイ1203を通して、所定の外部部材に照射される、このLEDプリントヘッド1200は、例えば電子写真プリンタや電子写真コピー装置等の露光装置として用いられる。
以上のように、本実施の形態のLEDヘッドによれば、LEDユニット1202として、前記した実施形態1乃至6の各実施の形態で示した半導体複合装置の何れかが使用されるため、高品質で信頼性の高いLEDヘッドを提供することができる。
実施の形態8.
図40は、本発明の画像形成装置に基づく実施の形態8の画像形成装置1300の要部構成を模式的に示す要部構成図である。
同図に示すように、画像形成装置1300内には、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色の画像を、各々に形成する四つのプロセスユニット1301〜1304が記録媒体1305の搬送経路1320に沿ってその上流側から順に配置されている。これらのプロセスユニット1301〜1304の内部構成は共通しているため、例えばシアンのプロセスユニット1303を例にとり、これらの内部構成を説明する。
プロセスユニット1303には、像担持体として感光ドラム1303aが矢印方向に回転可能に配置され、この感光体ドラム1303aの周囲にはその回転方向上流側から順に、感光ドラム1303aの表面に電気供給して帯電させる帯電装置1303b、帯電された感光体ドラム1303aの表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光装置3103cが配設される。更に、静電潜像が形成された感光体ドラム1303aの表面に、所定色(シアン)のトナーを付着させて顕像を発生させる現像装置1303d、及び感光体ドラム1303aの表面に残留したトナーを除去するクリーニング装置1303eが配設される。尚、これら各装置に用いられているドラム又はローラは、図示しない駆動源及びギアによって回転させられる。
また、画像形成装置1300は、その下部に、紙等の記録媒体1305を堆積した状態で収納する用紙カセット1306を装着し、その上方には記録媒体1305を1枚ずつ分離させて搬送するためのホッピングローラ1307を配設している。更に、記録媒体1305の搬送方向における、このホッピングローラ1307の下流側には、ピンチローラ1308,1309と共に記録媒体1305を挟持することによって、記録媒体1305の斜行を修正し、プロセスユニット1301〜1304に搬送するレジストローラ1310,1311を配設している。これ等のホッピングローラ1307及びレジストローラ1310,1311は、図示しない駆動源及びギアによって連動回転する。
プロセスユニット1301〜1304の各感光体ドラムに対向する位置には、それぞれ半導電性のゴム等によって形成された転写ローラ1312が配設されている。そして、感光体ドラム1301a〜1304a上のトナーを記録媒体1305に付着させるために、感光体ドラム1301a〜1304aの表面とこれらの各転写ローラ1312の表面との間に所定の電位差が生じるように構成されている。
定着装置313は、加熱ローラとバックアップローラとを有し、記録媒体1305上に転写されたトナーを加圧、加熱することによって定着させる。また、排出ローラ1314,1315は、定着装置1313から排出された記録媒体1305を、排出部のピンチローラ1316,1317と共に挟持し、記録媒体スタッカ部1318に搬送する。尚、排出ローラ1314,1315は、図示されない駆動源及びギアによって連動回転する。ここで使用される露光装置1303cとしては、実施形態12で説明したLEDプリントヘッド1200が用いられる。
次に、前記構成の画像形成装置の動作について説明する。
まず、用紙カセット1306に堆積した状態で収納されている記録媒体1305がホッピングローラ1307によって、上から1枚ずつ分離されて搬送される。続いて、この記録媒体1305は、レジストローラ1310,1311及びピンチローラ1308,1309に挟持されて、プロセスユニット1301の感光ドラム1301a及び転写ローラ1312に搬送される。その後、記録媒体1305は、感光体ドラム1301a及び転写ローラ1212に挟持され、その記録画面にトナー画像が転写されると同時に感光体ドラム1301aの回転によって搬送される。
同様にして、記録媒体1305は、順次プロセスユニット1302〜1304を通過し、その通過過程で、各露光装置1301c〜1304cにより形成された静電潜像を、現像装置1301d〜1304dによって現像した各色のトナー像がその記録画面に順次転写され重ね合わせられる。そして、その記録面上に各色のトナー像が重ね合わせられた後、定着装置1313によってトナー像が定着された記録媒体1305は、排出ローラ1314,1315及びピンチローラ1316,1317に挟持されて、画像形成装置1300の外部の記録媒体スタッカ部1318に排出される。以上の過程を経て、カラー画像が記録媒体1305上に形成される。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置によれば、前記した実施の形態12で説明したLEDプリントヘッドを採用するため、小型で、信頼性の高い画像形成装置を提供することができる。
尚、前記した実施の形態1〜6まででは、半導体複合装置の半導体薄膜層に形成される半導体素子として、発光素子(LED)を形成した例について説明したが、これに限定されるものではなく、この発光素子に代えて受光素子を形成する、或いはこれ等の光素子だけでなく、その他の半導体素子を形成してもよいなど、種々の態様を取り得るものである。
また、前記した特許請求の範囲、及び実施の形態において、「上」、「下」と言った言葉を使用したが、これらは便宜上であって、各装置を配置する状態における絶対的な位置関係を限定するものではない。
本発明による実施の形態1の半導体複合装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 図1に示す半導体複合装置をA−A線で切る断面を概略的に示す要部断面図である 多層配線層の各層に設けられ、平坦化を図るための、回路動作に関わらない補正パターンの模式的概念図である。 補正パターンを使った平坦化領域上に半導体素子を有する半導体薄膜を設けた形態の断面模式図である。 図4の断面模式図に示す断面を有する半導体複合装置の平面模式図である。 半導体薄膜層の形態例として、別の発光素子アレイの形態例を示す模式図である。 半導体薄膜層の形態例として、別の発光素子アレイの形態例を示す模式図である。 半導体薄膜層の形態例として、別の発光素子アレイの形態例を示す模式図である。 半導体薄膜層に、素子分離によって発光素子を形成する場合の形成例を示す説明図である。 半導体薄膜層に、素子分離によって発光素子を形成する場合の形成例を示す説明図である。 半導体薄膜層に、選択拡散型で発光素子を形成する場合の形成例を示す説明図である。 半導体薄膜層に、選択拡散型で発光素子を形成する場合の形成例を示す説明図である。 本実施の形態の半導体複合装置(図1)の変形例を示す図である。 本実施の形態の半導体複合装置(図1)の変形例を示す図である。 本実施の形態の半導体複合装置(図1)の変形例を示す図である。 本実施の形態の半導体複合装置(図1)の変形例を示す図である。 本発明に基づく実施の形態2の半導体複合装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 図17に示す集積回路領域からはみ出したはみ出し領域において、B−B線で切る断面を模式的に示す要部断面図である。 はみ出し領域において形成された補正パターンの平面形状を模式的に示す部分拡大図である。 はみ出し領域において形成された補正パターンの別の形状例を示す図である。 はみ出し領域において形成された補正パターンの別の形状例を示す図である。 はみ出し領域において形成された補正パターンの別の形状例を示す図である。 はみ出し領域において形成された補正パターンの別の形状例を示す図である。 はみ出し領域において形成された補正パターンの別の形状例を示す図である。 実施の形態2において、平坦化領域と集積回路領域との関係における別の形態を示す図である。 実施の形態2において、平坦化領域と集積回路領域との関係における更に別の形態を示す図である。 半導体複合チップをダイシングして個片チップにする際の説明に供する図である。 半導体複合チップをダイシングして個片チップにする際の説明に供する図である。 本発明の実施の形態3の半導体複合装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 ベタメタル層の領域が平坦化領域よりも小さいが、半導体薄膜のボンディング領域よりも大きい例を示す平面図である。 ベタメタル層の領域が平坦化領域よりも大きい例を示す平面図である。 図30に示すボンディング領域において、C−C線で切る断面を模式的に示す要部断面図である。 本発明による実施の形態4の半導体複合装置の断面を概略的に示す要部断面図である。 本発明による実施の形態5の半導体複合装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 本実施の形態5の半導体複合装置の変形例を示す平面図である。 本発明による実施の形態6の半導体複合装置の断面を概略的に示す要部断面図である。 本実施の形態の半導体複合装置の変形例を示す図である。 本発明のLEDヘッドに基づく実施の形態7のLEDプリントヘッドを示す図である。 実施の形態7のLEDユニットの一構成例を示す平面配置図である。 本発明の画像形成装置に基づく実施の形態8の画像形成装置の要部構成を模式的に示す要部構成図である。
符号の説明
100 半導体複合装置、 101 Si基板、 102 集積回路領域、 103 パッド、 104 平坦化領域、 105 ボンディング領域、 200 半導体複合装置、 210 第1の層間絶縁膜、 210a,210b 酸化物膜、 211 第2の層間絶縁膜(SOG膜)、 212 第2の層間絶縁膜(SiO膜)、 213 SOG膜、 214 SiO膜、 215 SOG膜、 216 SiO膜、 217 窒化物膜(p−CVDSiN膜)、 220 塗布膜、 221 半導体薄膜、 230 配線パターン(メタル配線)、 232 補正パターン、 232a ライン状パターン、 232b 小片パターン、 232c 小片パターン、 232d ベタ状パターン、 251 動作領域、 252 コンタクト領域、 272 誘電体膜層、 273 反射メタル層、 274 有機材料層、 300 半導体薄膜層、 311 半導体層、 312 半導体層、 315 層間絶縁膜、 316 第2導電側電極、 321 第1導電側の電極コンタクト、 322 第1導電側配線、 350 透明電極、 351 配線用メタルコンタクト、 361 第2導電側配線、 362 第1導電側配線、 400 半導体薄膜層、 411 選択不純物拡散領域、 412 第2導電側コンタクト層、 413 第2導電側電極、 414 層間絶縁膜、 500 半導体薄膜層、 510 第1導電型ボンディング層、 511 第1導電型導通層、 512 第1導電型コンタクト層、 513 第1導電型エッチング停止層、 514 第1導電型分離層、 515 第1導電型クラッド層、 516 第1導電型活性層、 517 第2導電型クラッド層、 518 第2導電型コンタクト層、 551 第1導電型GaAs層、 552 第1導電型下クラッド層、 552a Alx1Ga1−x1As層、 552b Alx2Ga1−x2As層、 553 第1導電型活性層、 554 上クラッド層、 554a Alz1Ga1−z1As層、 554b Alz2Ga1−z2As、 555 コンタクト層、 600 半導体複合装置、 610 はみ出し領域、 620 ダイシングライン、 650 半導体複合装置、 661 ベタメタル層、 662 SiO層、 663 窒化物薄膜、 700 半導体複合装置、 710 第1の層間絶縁膜、 711 第2の層間絶縁膜、 712a メタルパターン、 713a 第3の絶縁膜、 714a 誘電体材料パターン、 715a 第4の層間絶縁膜、 716a 第5の層間絶縁膜、 717a 第6の層間絶縁膜、 712b〜717b 第2層目の配線層、 712c 第3層目配線層のメタル層、 720 SiO層、 721 SiN層、 722 塗布材料膜、 723 半導体薄膜、 800 半導体複合装置、 820 第1導電側配線、 820a 第1導電側配線、 820b 第1導電側配線、 822 第2導電型配線、 840 発光素子、 840a 発光素子、 840b 発光素子、 842 発光素子、 842a 発光素子、 842b 発光素子、 844 発光素子、 842a 発光素子、 842b 発光素子、 850 パッド、 852 出力パッド、 854 出力パッド、 860 第1導電型半導体領域、 862 第2導電型半導体領域、 900 半導体複合装置、 911 多結晶Siを使った素子層、 912a 第1層目配線層のメタルパターン、 913a 絶縁膜、 914a 補正パターン、 915a 塗布材料層、 916a 層間絶縁膜、 917a SiN層、 912b〜917b 第2層目の配線層、 920 塗布膜、 922 半導体薄膜、 950a,950b 塗布膜、 952a,952b 補正パターン、 954a,954b 塗布膜層、 956a,956b 絶縁層、 1200 LEDプリントヘッド、 1201 ベース部材、 1202 LEDユニット、 1202a 発光部ユニット、 1203 ロッドレンズアレイ、 1204 レンズホルダ、 1205 クランパ、 1300 画像形成装置、 1301,1302,1303,1304 プロセスユニット、 1301a〜1304a 感光体ドラム、 1303b 帯電装置、 1303c 露光装置、 1303d 現像装置、 1303e クリーニング装置、 1305 記録媒体、 1306 用紙カセット、 1307 ホッピングローラ、 1308,1309 ピンチローラ、 1310,1311 レジストローラ、 1312 転写ローラ、 1313 定着装置、 1314,1315 排出ローラ、 1316,1317 ピンチローラ、 1318 記録媒体スタッカ部。

Claims (25)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成され、1又は複数の配線層を備えた回路群と、
    前記配線層の上方に形成された塗布材料層と、
    半導体素子を備えて前記塗布材料層の上にボンディングされる半導体薄膜層と
    を有し、
    それぞれの前記配線層の空隙領域に回路動作機能を担わない補正パターンを備え、
    前記配線層のうち、最上層の表面の平坦性が200nm以下であり、
    前記塗布材料層の前記半導体薄膜層側の表面の粗さが10nm以下である
    ことを特徴とする半導体複合装置。
  2. 前記塗布材料層の塗布材料が有機材料であることを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  3. 前記塗布材料層の塗布材料が酸化物材料であることを特徴とする請求項3記載の半導体複合装置。
  4. 前記補正パターンは、
    分割形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  5. 前記補正パターンの厚さは、
    前記配線層の回路動作機能を担う配線パターンの厚さと略等しいことを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  6. 前記補正パターンの厚さは、
    前記配線層における配線パターンの底面を基準とした配線を被覆する領域の絶縁膜材料層上の高さと、前記配線パターンの底面を基準とした配線パターン間領域の絶縁膜材料層上の高さとの差、に略等しいことを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  7. 前記分割された補正パターンは、
    隣接する補正パターン間距離が、該補正パターンの厚さ以下に形成された群をなすことを特徴とする請求項4記載の半導体複合装置。
  8. 前記分割された補正パターンは、
    隣接する補正パターン間距離が、1μm以下であることを特徴とする請求項4記載の半導体複合装置。
  9. 前記分割された補正パターンは、
    正方形パターンと長方形パターンであり、これらが組み合わされていることを特徴とする請求項4記載の半導体複合装置。
  10. 前記分割された補正パターンは、
    複数のパターンサイズを有し、複数の異なるピッチで形成されていることを特徴とする請求項4記載の半導体複合装置。
  11. 前記回路群が備える配線層の少なくとも一部に、形成された後パターニングされないベタパターンを備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  12. 前記配線層の前記最上層と前記塗布材料層との間にベタメタル層が設けられていることを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  13. 前記補正パターンが、
    前記回路群が存在する回路領域の外周領域に延在していることを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  14. 前記半導体薄膜層が、
    複数配設されていることを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  15. 前記基板が、
    単結晶Siであることを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  16. 前記回路群は、
    単結晶Si内に形成された素子を備えていることを特徴とする請求項15記載の半導体複合装置。
  17. 前記半導体薄膜層は、
    化合物半導体材料を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  18. 前記半導体薄膜層は、
    単結晶Si材料を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  19. 前記半導体薄膜層が、
    複数の材料を備えていることを特徴とする請求項17又は18記載の半導体複合装置。
  20. 前記基板が絶縁体材料であることを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  21. 前記絶縁体材料が、
    ガラス、或いはセラミックであることを特徴とする請求項20記載の半導体複合装置。
  22. 前記基板が、
    メタルであることを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  23. 前記回路群を構成する材料が、
    アモルファスSi、多結晶Si、或いは有機材料を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体複合装置。
  24. 前記半導体素子としてのLED素子が形成された請求項1に記載の半導体複合装置と、
    前記半導体複合装置に形成された前記LED素子の光を導くレンズアレイと
    を備える
    ことを特徴とするLEDヘッド。
  25. 像担持体と、
    帯電された前記像担持体の表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光部と、前記静電潜像を現像する現像部とを有し、記録媒体上に前記現像部により現像された画像を形成する画像形成装置であって、
    前記露光部として、請求項24記載のLEDヘッドを用いたことを特徴とする画像形成装置。
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