JP3681306B2 - 発光素子アレイ、ledアレイ及び電子写真プリンタ - Google Patents

発光素子アレイ、ledアレイ及び電子写真プリンタ Download PDF

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    • B41J2/45Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は発光素子アレイに関し、特に発光素子アレイの光量調整に関するものである。本発明はまた、LEDアレイに関する。本発明はさらに、発光素子アレイ又はLEDアレイを用いた電子写真プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
発光素子アレイは複数の発光素子を直線状に配置したものであり、発光素子として発光ダイオード(以下、LEDと記述する)を用いた発光素子アレイをLEDアレイと称する。
【0003】
図21は、「LEDプリンタの設計」トリケップス社、63ページに記載されている従来のLEDアレイの構造を示す図であり、図21(a)は断面図を示し、図21(b)は上面図を示している。図21に示したLEDアレイは、n型GaAs基板71上のn型GaAs0.60.4層72にZn等のp型不純物の選択拡散によって発光部73がアレイ状に形成され、各発光部73と電気的に接続されるAl電極74が絶縁層76を挟んでn型GaAs0.60.4層72上部に形成されてワイヤボンド電極部82に接続され、n型GaAs基板71と電気的に接続されるAu−Ge−Ni電極75が下部に形成されている。このように形成されたLEDアレイは、電子写真方式の光プリンタの光源として使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
光プリンタにおいては高精細化が強く望まれていることから、それに伴いLEDアレイの高密度化を図ることが必要となる。しかし、高密度化を図るためにLEDアレイ内の発光部の間隔を狭くすると、LEDアレイの端部に位置する発光部とチップ端部との間隔が狭くなって、アレイの端部に位置する発光部から放射される有効な光量(チップ表面から略垂直方向に放出される光の量)が少なくなる。これは、発光部から少し傾いて放射された光のうちチップ表面に達する前にチップ端面に達する光が有効な光とならないからである。
【0005】
図22は、従来例におけるLEDアレイの問題点を説明するための図であり、電極や配線等は省いている。図22に示すように、チップ端部(ダイシング位置)がAからBに変更されると、チップ端の発光部21から光が放射される領域がAとBとの距離の差に対応する領域の分だけ小さくなり、図の斜線で示した分だけチップ端の発光部21から放射される光強度が小さくなってしまう。
【0006】
また、光プリンタにおいては高速化が重要な課題であり、高速化のためには光源であるLEDアレイの光量増加を図ることも必要となる。
【0007】
このような点に鑑み本発明は、発光素子アレイのチップ内の光量ばらつきを低減することを目的とする。また、発光素子アレイの光量を増加させることも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る発光素子アレイは、第1導電型半導体層に所定の深さの複数の第2導電型半導体領域が複数の発光部として形成されている発光素子アレイであって、前記発光部のうちの第1発光部と該第1発光部に隣接する第2発光部との間に、該第1発光部および該第2発光部のいずれにも接触しない光量調整部を有する。このとき、前記光量調整部をすべての前記発光部の間に形成することができる。
【0009】
上記本発明の発光素子アレイは、前記光量調整部として、少なくとも前記第1導電型半導体層の途中まで到達する光量調整溝を備えることができる。このとき、前記光量調整溝を各発光部の一方の側にのみ形成することができる。また、前記光量調整溝を、当該発光素子アレイが備える各発光部の列のうち最もチップの一端に近い発光部の列方向のいずれの側にも形成せず、該チップの一端から奇数番目の発光部のうち最もチップの一端に近い発光部を除くものには該チップの一端側に形成し、該チップの一端から偶数番目の発光部には該チップの一端と反対側に形成することができる。
【0010】
また、前記光量調整部として、少なくとも前記第1導電型半導体層の途中まで到達する光量調整拡散領域を備えることができる。
【0011】
さらに、前記光量調整部として、少なくとも前記第1導電型半導体層の途中まで到達する光量調整溝と少なくとも前記第1導電型半導体層の途中まで到達する光量調整拡散領域とを備え、該光量調整溝と該光量調整拡散領域とを前記発光部の間に交互に形成することができる。
【0012】
上記本発明の発光素子アレイは、前記発光部が複数のブロックに分割された多層配線構造を有し、ブロック相互間の光量調整部が素子分離領域を兼ねることができる。
【0013】
このとき、前記ブロック間の光量調整部として、少なくとも前記第1導電型半導体層を貫通する光量調整溝を備えることができる。また、発光部間の前記光量調整部と前記ブロック間の光量調整部とで、当該発光素子アレイが備える各発光部の列と平行する方向の幅を同じにすることができる。さらに、発光部間の前記光量調整部または前記ブロック間の光量調整部を、当該発光素子アレイが備える各発光部の列のうち最もチップの一端に近い発光部の列方向のいずれの側にも形成せず、該チップの一端から奇数番目の発光部のうち最もチップの一端に近い発光部を除くものには該チップの一端側に形成し、該チップの一端から偶数番目の発光部には該チップの一端と反対側に形成することができ、該発光部間の光量調整部が光量調整溝を備え、該ブロック間の光量調整部が素子分離溝を備えている。
【0014】
また、前記ブロック間の光量調整部として、少なくとも前記第1導電型半導体層を貫通する光量調整拡散領域を備えることができる。
【0015】
さらに、前記ブロック間の光量調整部として、少なくとも前記第1導電型半導体層を貫通する光量調整溝と少なくとも前記第1導電型半導体層を貫通する光量調整拡散領域とを備え、該ブロック間の光量調整溝と該ブロック間の光量調整拡散領域とを交互に形成することができる。
【0016】
上記本発明の発光素子アレイは、少なくとも前記第1導電型半導体層の途中まで到達する端部光量調整拡散領域を、チップ端に形成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。各実施の形態においては第1導電型をn型とし、第2導電型をp型とする場合について説明するが、第1導電型をp型とし、第2導電型をn型としても良い。また、基板、電極、不純物等の材料、組成等も各実施の形態のものに限られず、他のものを選択することができる。
【0018】
また、各実施の形態においては光量調整部として光量調整溝および光量調整拡散領域を用いる場合について説明するが、光量調整部は溝や拡散領域に限られず、他のものを用いて形成しても良い。また、素子分離のための素子分離溝および素子分離拡散領域についても同様である。例えば、電極と同じAl、Au等の金属材料を用いた遮光膜を光量調整部または素子分離領域として用いることができ、この場合には、光量調整溝または素子分離溝と同様の効果が得られる。
【0019】
さらに、各実施の形態においては発光素子アレイとしてLEDアレイを用いる場合について説明するが、発光素子はこれに限られず、発光レーザ等の他の素子を用いることができる。また、各実施の形態で用いる図においてはLEDアレイの一部分のみを表しており、図によってLEDアレイ全体の素子数等を限定するものではない。
【0020】
( 第1の実施の形態 )
図1は、第1の実施の形態におけるLEDアレイの構造を示す図であり、図1(a)は断面図を示し、図1(b)は上面図を示している。図1に示したLEDアレイは、第1導電型半導体基板11上に形成された第1導電型半導体層12上の所定の領域に、第1導電型半導体層12の途中の深さまで到達する第2導電型半導体領域によってpn接合を構成する発光部21の列が形成され、各発光部21上には各発光部21のそれぞれに接続されるp側電極26が形成され、第1導電型半導体基板11下面にはn側電極27が形成されている。また、p側電極26と一体のp側電極パッド28およびp側電極配線61が形成されている。ここで、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61は一体として形成されているが、p側電極パッド28のみが別体として形成されていてもよい。
【0021】
そして、隣接する発光部21相互間には、それぞれの発光部21と接触することのないように光量調整溝31が形成されている。第1導電型半導体層12上のうち発光部21および光量調整溝31が形成されていない領域には、拡散マスク22が形成されている。
【0022】
光量調整溝31が形成してあると、その隣に位置する発光部21からの有効光量が少なくなる。これは、発光部21から少し傾いて放射された光がチップの表面に達する前に光量調整溝31に当たるからである。
【0023】
図2〜図4は、第1の実施の形態におけるLEDアレイの製造工程を示す図であり、図2および図3は断面図であり、図4は上面図である。
【0024】
図2(a)に示すように、第1導電型半導体基板11上に第1導電型半導体層12を形成し、第1導電型半導体層12上に拡散マスク22を成膜して発光部形成予定領域51に開口部を形成する。第1導電型半導体基板11としては例えばn型GaAs基板を用い、第1導電型半導体層12としては例えばエピタキシャル成長したn型AlGaAs層を用いることができる。また、拡散マスク22としては例えばSiN膜を用いることができる。SiN膜は、例えばCVD法によって成膜することができ、発光部形成予定領域51の開口部は例えばフォトリソグラフィ法およびエッチング法によって形成することができる。
【0025】
図2(b)に示すように、発光部形成予定領域51を含む拡散マスク22上に拡散源膜23を成膜する。拡散源膜23としては例えばZnO−SiO2膜を用いることができ、ZnO−SiO2膜は例えばスパッタ法によって成膜することができる。
【0026】
図2(c)に示すように、拡散源膜23上にアニールキャップ24を成膜する。アニールキャップ24としては例えばAlN膜を用いることができ、AlN膜は例えばスパッタ法によって成膜することができる。
【0027】
図2(d)に示すように、第1導電型半導体層12に第2導電型不純物の拡散領域55(以下、拡散領域55と記述する)を選択拡散で形成するためのアニールを行う。第2導電型不純物としては例えばZnを用いることができ、窒素大気圧下650℃で約3時間アニールすることによって、発光部形成予定領域51に約1μmの深さの拡散領域55を形成することができる。形成された拡散領域55は発光部21となる。
【0028】
図3(a)に示すように、アニールキャップ24および拡散源膜23を剥離する。アニールキャップ24および拡散源膜23の剥離は、選択エッチングによって行うことができる。
【0029】
図3(b)および図4(a)に示すように、隣接する各発光部21の間に、各発光部21と接触しないようにそれぞれ光量調整溝31を形成する。光量調整溝31は、例えばりん酸過水をエッチャントとして第1導電型半導体層12を選択的にエッチングして形成することができる。
【0030】
ここで、光量調整溝31の長さ(発光部21の列に直交する方向の寸法)および深さは任意に設定することができるが、光量ばらつきを抑制するという効果を得るためには、少なくとも発光部21と同程度の長さおよび深さに形成することが望ましい。ただし、光量調整溝31を深く形成するとその幅も広くなって発光部21と接触しないように形成することが困難となるので、この点で深さに対する制約がある。
【0031】
図3(c)および図4(b)に示すように、例えばリフトオフ法によってパターンを形成して、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61を成膜して形成する。p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61としては例えばAu積層膜またはAlを用いることができる。ここで、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61は一体として同一の工程で形成するが、p側電極パッド28のみを後の工程で形成してもよい。
【0032】
図3(d)に示すように、第1導電型半導体基板11下面にn側電極27を成膜して形成する。n側電極27としては例えばAu合金膜を用いることができる。
【0033】
第1の実施の形態においては、隣接する各発光部間にそれぞれ光量調整溝を形成したが、光量調整溝は必ずしもすべての発光部間に形成する必要はなく任意の位置に任意の個数形成することができ、例えばチップの長手方向の中心部に1個所のみ形成することもできる。
【0034】
図5は、第1の実施の形態におけるLEDアレイの他の例を示す図であり、電極や配線等は省いている。図5においては、発光部21相互間の領域のうちチップの一方の端部の発光部を除きひとつおきのものに光量調整溝31が形成されている。すなわち、各発光部21の一方の側に光量調整溝31が形成され、他方の側には光量調整溝31が形成されていない。このように構成することによって、発光部21から放射される光のうち光量調整溝31側に放射された光がチップの表面に達する前に光量調整溝31に当たり有効な光とならない。したがって、すべての発光部21間に光量調整溝31を形成する場合と比較して、チップ端の光量低下の影響を低減しつつチップ内部の光量低下も約1/2に抑えることができ、なおかつチップ端の発光部の光量低下の影響も低減することができる。
【0035】
第1の実施の形態で説明したように、隣接する発光部間に光量調整溝を形成することによって、チップ端における光量低下の影響を低減することができ、チップ端の発光部とチップ内の発光部との間の光量ばらつきを抑制することができる。
【0036】
( 第2の実施の形態 )
図6は、第2の実施の形態におけるLEDアレイの構造を示す図であり、図6(a)は断面図を示し、図6(b)は上面図を示している。図6に示したLEDアレイは、第1導電型半導体基板11上に形成された第1導電型半導体層12上の所定の領域に、第1導電型半導体層12の途中の深さまで到達する第2導電型半導体領域によってpn接合を構成する発光部21の列が形成され、各発光部21上には各発光部21のそれぞれに接続されるp側電極26が形成され、第1導電型半導体基板11下面にはn側電極27が形成されている。また、p側電極26と一体のp側電極パッド28およびp側電極配線61が形成されている。ここで、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61は一体として形成されているが、p側電極パッド28のみが別体として形成されていてもよい。
【0037】
そして、隣接する発光部21相互間には、それぞれの発光部21と接触することのないように光量調整拡散領域41が形成されている。第1導電型半導体層12上のうち発光部21および光量調整拡散領域41が形成されていない領域には、拡散マスク22が形成されている。
【0038】
図7および図8は、第2の実施の形態におけるLEDアレイの製造工程を示す断面図である。
【0039】
図7(a)に示すように、第1導電型半導体基板11上に第1導電型半導体層12を形成し、第1導電型半導体層12上に拡散マスク22を成膜して発光部形成予定領域51および光量調整部形成予定領域52に開口部を形成する。第1導電型半導体基板11としては例えばn型GaAs基板を用い、第1導電型半導体層12としては例えばエピタキシャル成長したn型AlGaAs層を用いることができる。また、拡散マスク22としては例えばSiN膜を用いることができる。SiN膜は、例えばCVD法によって成膜することができ、発光部形成予定領域51および光量調整部形成予定領域52の開口部はフォトリソグラフィ法およびエッチング法によって形成することができる。
【0040】
図7(b)に示すように、発光部形成予定領域51および光量調整部形成予定領域52を含む拡散マスク22上に拡散源膜23を成膜する。拡散源膜23としては例えばZnO−SiO2膜を用いることができ、ZnO−SiO2膜は例えばスパッタ法によって成膜することができる。
【0041】
図7(c)に示すように、拡散源膜23上にアニールキャップ24を成膜する。アニールキャップ24としては例えばAlN膜を用いることができる。AlN膜は例えばスパッタ法によって成膜することができる。
【0042】
図7(d)に示すように、第1導電型半導体層12に第2導電型不純物の拡散領域55を選択拡散で形成するためのアニールを行う。第2導電型不純物としては例えばZnを用いることができ、窒素大気圧下650℃で約3時間アニールすることによって、発光部形成予定領域51および光量調整部形成予定領域52に拡散領域55を形成することができる。形成された拡散領域55は、発光部21および各発光部21間の光量調整拡散領域41となる。
【0043】
ここで、光量調整拡散領域41の長さ(発光部21の列に直交する方向の寸法)および深さは任意に設定することができるが、光量を増加するという効果を得るためには、少なくとも発光部21と同程度の長さおよび深さに形成することが望ましい。
【0044】
図8(a)に示すように、アニールキャップ24および拡散源膜23を剥離する。アニールキャップ24および拡散源膜23の剥離は、選択エッチングによって行うことができる。
【0045】
図8(b)に示すように、例えばリフトオフ法によってパターンを形成して、p側電極26並びに図6(b)に示したp側電極パッド28およびp側電極配線61を成膜して形成する。p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61としては例えばAu系の積層膜またはAlを用いることができる。ここで、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61は一体として同一の工程で形成するが、p側電極パッド28のみを後の工程で形成してもよい。
【0046】
図8(c)に示すように、第1導電型半導体基板11下面にn側電極27を成膜して形成する。n側電極27としては例えばAu合金膜を用いることができる。
【0047】
第2の実施の形態においては、隣接する各発光部間にそれぞれ光量調整拡散領域を形成したが、光量調整拡散領域は必ずしもすべての発光部間に形成する必要はなく任意の位置に任意の個数形成することができる。
【0048】
第2の実施の形態で説明したように、隣接する発光部間に光量調整拡散領域を形成することによって、発光部から拡散される光量を増加させることができる。これは、光量調整拡散領域と第1導電型半導体層との間のpn接合のエネルギー障壁によって発光部からの注入キャリアの拡散がブロックされ、発光部と光量調整拡散領域との間の注入キャリア密度の上昇によって再結合確率が増加して発光効率が増加し、発光部の光量が増加するからであると考えられる。
【0049】
( 第3の実施の形態 )
図9は、第3の実施の形態における多層配線型LEDアレイの構造を示す図であり、図9(a)は断面図を示し、図9(b)は上面図を示している。図9に示した多層配線型LEDアレイは、高抵抗基板13上に形成された第1導電型半導体層12が素子分離領域によって複数のブロックに電気的に分離され、各ブロックごとに、第1導電型半導体層12上の所定の領域に第1導電型半導体層12の途中の深さまで到達する第2導電型半導体領域によってpn接合を構成する複数の発光部21の列が形成され、各発光部21上にはp側電極26が形成され、各ブロックごとに1個のn側電極パッド機能を持つn側コンタクト電極29(以下、n側電極パッド29と記述する)が形成され、ブロック内の発光部21と同数の共通配線62がチップの長手方向に延設され、各共通配線62ごとにp側電極パッド28が形成され、各発光部21がp側電極26およびp側電極配線61を介して対応する共通配線62にコンタクト部65で接続されている。p側電極配線61と共通配線62との間には、例えばポリイミドの層間絶縁膜63が形成されている。層間絶縁膜63には、発光部21および光量調整溝31が形成されている部分、p側電極パッド28が形成されている部分、n側電極パッド29が形成されている部分ならびにコンタクト部65に、それぞれ開口部66が設けられている。また、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61は一体として形成されているが、p側電極パッド28のみが別体として形成されていてもよい。
【0050】
そして、隣接する発光部21相互間には、それぞれの発光部21と接触することのないように光量調整溝31が形成されている。また、素子分離領域は、高抵抗基板13に到達するように素子分離溝32によって形成されている。第1導電型半導体層12上のうち発光部21、光量調整溝31および素子分離溝32が形成されていない領域には、拡散マスク22が形成されている。
【0051】
図10〜図13は、第3の実施の形態における多層配線型LEDアレイの製造工程を示す図であり、図10および図11は断面図であり、図12および図13は上面図である。
【0052】
図10(a)に示すように、高抵抗基板13上に第1導電型半導体層12を形成し、第1導電型半導体層12上に拡散マスク22を成膜して発光部形成予定領域51に開口部を形成する。高抵抗基板13としては例えば半絶縁性GaAs基板を用い、第1導電型半導体層12としては例えばエピタキシャル成長したn型AlGaAs層を用いることができる。また、拡散マスク22としては例えばSiN膜を用いることができる。SiN膜は、例えばCVD法によって成膜することができ、発光部形成予定領域51の開口部は例えばフォトリソグラフィ法およびエッチング法によって形成することができる。
【0053】
図10(b)に示すように、発光部形成予定領域51を含む拡散マスク22上に拡散源膜23を成膜する。拡散源膜23としては例えばZnO−SiO2膜を用いることができ、ZnO−SiO2膜は例えばスパッタ法によって成膜することができる。
【0054】
図10(c)に示すように、拡散源膜23上にアニールキャップ24を成膜する。アニールキャップ24としては例えばAlN膜を用いることができ、AlN膜は例えばスパッタ法によって成膜することができる。
【0055】
図10(d)に示すように、第1導電型半導体層12に第2導電型不純物の拡散領域55を選択拡散で形成するためのアニールを行う。第2導電型不純物としては例えばZnを用いることができ、窒素大気圧下650℃で約3時間アニールすることによって、発光部形成予定領域51に拡散領域55を形成することができる。形成された拡散領域55は発光部21となり、発光部21において約1μmの拡散深さを形成することができる。
【0056】
図11(a)に示すように、アニールキャップ24および拡散源膜23を剥離する。アニールキャップ24および拡散源膜23の剥離は、選択エッチングによって行うことができる。
【0057】
図11(b)および図12(a)に示すように、隣接する各発光部21の間に、各発光部21と接触しないようにそれぞれ光量調整溝31および素子分離溝32を形成する。光量調整溝31および素子分離溝32は例えばりん酸過水をエッチャントとして第1導電型半導体層12を選択的にエッチングして形成することができる。
【0058】
ここで、光量調整溝31の長さ(発光部21の列に直交する方向の寸法)および幅は任意に設定することができるが、光量ばらつきを抑制するという効果を得るためには、少なくとも発光部21と同程度の長さとなり、素子分離溝32の幅が光量調整溝31の幅と等しくなるように形成することが望ましい。また、外部に出力される光量は光量調整溝31の長さおよび幅によって決められるので、光量調整溝31の深さ方向に対する制約はない。ただし、光量調整溝31をあまり深く形成しすぎるとそれにつれて幅も広くなり、発光部21と接触しないように形成することが困難となるので、この点に関しては深さに対する制約がある。
【0059】
また、多層配線構造の素子分離領域を形成するための素子分離溝32は、その長さがチップの一方の側部(長手方向に伸びた縁部)から他方の側部に至るように延設し、その深さが高抵抗基板13まで到達するように形成する。
【0060】
図12(b)に示すように、後に形成するn側電極パッド29と第1導電型半導体層12とのコンタクトをとるために、n側電極形成予定領域54の拡散マスク22を剥離する。拡散マスク22の剥離は、フォトリソグラフィ法およびエッチング法で行うことができる。
【0061】
図12(c)に示すように、例えばリフトオフ法によってパターンを形成して、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61を成膜して形成する。p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61としては例えばAu積層膜を用いることができる。ここで、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61は一体として同一の工程で形成するが、p側電極パッド28のみを後の工程で形成してもよい。
【0062】
図13(a)に示すように、例えばリフトオフ法によってパターンを形成して、n側電極パッド29を成膜して形成する。n側電極パッド29としては例えばAu合金膜を用いることができる。
【0063】
図12(b)〜図13(a)において説明したp側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61ならびにn側電極パッド29の形成順序はこれに限定されず、n側電極パッド29の形成(図13(a))よりも前にn側電極形成予定領域54の拡散マスク22の剥離(図12(b))を行えばよく、例えばp側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61の形成の前にn側電極パッド29を形成してもよく、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61の形成の後にn側電極形成予定領域54を形成してもよい。
【0064】
図13(b)に示すように、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61ならびにn側電極パッド29を形成した後に、例えばフォトリソグラフィ法およびエッチング法によって、層間絶縁膜63を形成する。このとき、発光部21および光量調整溝31が形成されている部分、p側電極パッド28が形成されている部分、n側電極パッド29が形成されている部分ならびに後に形成する共通配線62とのコンタクト部65にそれぞれ開口部66を設けるように、パターン形成する。層間絶縁膜63としては、例えばポリイミドを用いることができる。そして、例えばリフトオフ法によってパターンを形成して、共通配線62を成膜して形成する。共通配線62は、各ブロック間の所定のp側電極26を互いに接続するためにチップの長手方向に延設され、コンタクト部65でp側電極配線61と接続される。
【0065】
第3の実施の形態においては、隣接する各発光部間にそれぞれ光量調整溝を形成したが、光量調整溝は必ずしもすべての発光部間に形成する必要はなく任意の位置に任意の個数形成することができる。
【0066】
図14は、第3の実施の形態における多層配線型LEDアレイの他の例を示す図であり、電極や配線等は省いている。図14においては、発光部21相互間の領域のうちひとつおきのものに光量調整溝31または素子分離溝32が形成されている。すなわち、チップ長手方向の一方の端部、例えば図14の左端から奇数番目の発光部(ただし上記一方の端部に最も近い発光部は除く)は光量調整溝31が一方の側(図14の左側)に形成され、上記一方の端部から偶数番目の発光部は光量調整溝31が他方の側(図14の右側)に形成されている。このように構成することによって、発光部21から放射される光のうち光量調整溝31側または素子分離溝32に放射された光がチップの表面に達する前に光量調整溝31または素子分離溝32に当たり有効な光とならない。したがって、すべての発光部21間に光量調整溝31を形成する場合と比較して、チップ端の光量低下の影響を低減しつつチップ内部の光量低下も約1/2に抑えることができ、なおかつチップ端の発光部の光量低下の影響も低減することができる。また、光量調整溝31および素子分離溝32を光量調整のために用いることによって、多層配線型LEDアレイにおいても均等にチップ内の光量を調整することができる。
【0067】
第3の実施の形態で説明したように、隣接する発光部間に光量調整溝を形成することによって、チップ端における光量低下の影響を低減することができ、チップ端の発光部とチップ内の発光部との間の光量の差を抑制することができる。また、素子分離領域を素子分離溝で形成することによって、各素子分離領域においても光量調整溝と同様の効果を得ることができる。
【0068】
( 第4の実施の形態 )
図15は、第4の実施の形態における多層配線型LEDアレイの構造を示す図であり、図15(a)は断面図を示し、図15(b)は上面図を示している。図15に示した多層配線型LEDアレイは、高抵抗基板13上に形成された第1導電型半導体層12が素子分離領域によって複数のブロックに電気的に分離され、各ブロックごとに、第1導電型半導体層12上の所定の領域に第1導電型半導体層12の途中の深さまで到達する第2導電型半導体領域によってpn接合を構成する複数の発光部21の列が形成され、各発光部21上にはp側電極26が形成され、各ブロックごとに1個のn側電極パッド29が形成され、ブロック内の発光部21と同数の共通配線62がチップの長手方向に延設され、各共通配線62ごとにp側電極パッド28が形成され、各発光部21がp側電極26およびp側電極配線61を介して対応する共通配線62にコンタクト部65で接続されている。p側電極配線61と共通配線62との間には、例えばポリイミドの層間絶縁膜63が形成されている。層間絶縁膜63には、発光部21および光量調整拡散領域41が形成されている部分、p側電極パッド28が形成されている部分、n側電極パッド29が形成されている部分ならびにコンタクト部65に、それぞれ開口部66が設けられている。また、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61は一体として形成されているが、p側電極パッド28のみが別体として形成されていてもよい。
【0069】
そして、隣接する発光部21相互間には、それぞれの発光部21と接触することのないように光量調整拡散領域41が形成されている。また、素子分離領域は、高抵抗基板13に到達するように素子分離拡散領域42によって形成されている。第1導電型半導体層12上のうち発光部21、光量調整拡散領域41および素子分離拡散領域42が形成されていない領域には、拡散マスク22が形成されている。
【0070】
図16〜図19は、第4の実施の形態における多層配線型LEDアレイの製造工程を示す図であり、図16および図17は断面図であり、図18および図19は上面図である。
【0071】
図16(a)に示すように、高抵抗基板13上に第1導電型半導体層12を形成し、第1導電型半導体層12上に拡散マスク22を成膜して発光部形成予定領域51、光量調整部形成予定領域52および素子分離領域形成予定領域53に開口部を形成する。高抵抗基板13としては例えば半絶縁性GaAs基板を用い、第1導電型半導体層12としては例えばエピタキシャル成長したn型AlGaAs層を用いることができる。また、拡散マスク22としては例えばSiN膜を用いることができる。SiN膜は、例えばCVD法によって成膜することができ、発光部形成予定領域51の開口部は例えばフォトリソグラフィ法およびエッチング法によって形成することができる。
【0072】
図16(b)に示すように、拡散マスク22上に拡散制御膜25を形成する。この拡散制御膜25は拡散を浅くしたい部分に形成し、拡散を深くしたい部分には形成しない。例えば、発光部21および光量調整拡散領域41を浅く拡散し、素子分離拡散領域42を深く拡散させる場合には、開口部のうち発光部形成予定領域51および光量調整部形成予定領域52を含み素子分離領域形成予定領域53を含まない領域に拡散制御膜25を形成する。ここでは、発光部21と素子分離拡散領域42との拡散深さを変える必要があるので、発光部形成予定領域51上には拡散制御膜25を形成し、素子分離領域形成予定領域53には拡散制御膜25を形成しないが、光量調整拡散領域41はどちらでもよい。拡散制御膜25としては例えばSiN膜を用いることができる。SiN膜は例えばCVD法によって成膜することができ、拡散制御膜25のパターニングは例えばフォトリソグラフィ法およびエッチング法によって行うことができる。
【0073】
図16(c)に示すように、発光部形成予定領域51、光量調整部形成予定領域52および素子分離形成予定領域53に拡散源膜23を成膜する。拡散源膜23としては例えばZnO−SiO2膜を用いることができ、ZnO−SiO2膜は例えばスパッタ法によって成膜することができる。
【0074】
図16(d)に示すように、拡散源膜23上にアニールキャップ24を成膜する。アニールキャップ24としては例えばAlN膜を用いることができ、AlN膜は例えばスパッタ法によって成膜することができる。
【0075】
図17(a)に示すように、第1導電型半導体層12に第2導電型不純物の拡散領域55を選択拡散で形成するためのアニールを行う。第2導電型の不純物としては例えばZnを用いることができ、窒素大気圧下700℃で約5時間アニールすることによって、発光部形成予定領域51、光量調整部形成予定領域52および素子分離形成予定領域53に拡散領域55を形成することができる。形成された拡散領域55はそれぞれ発光部21、光量調整拡散領域41および素子分離拡散領域42となり、発光部21において約0.8μm、素子分離拡散領域42において1.5μmの拡散深さを形成することができる。
【0076】
ここで、光量調整拡散領域41の長さ(発光部21の列に直交する方向の寸法)および深さは任意に設定することができるが、光量を増加するという効果を得るためには、少なくとも発光部21と同程度の長さおよび深さに形成することが望ましく、素子分離拡散領域42の深さ以下に形成することが望ましい。工程の複雑化を防ぐためには、例えば発光部21または素子分離拡散領域42と同じ深さに形成することが望ましい。
【0077】
また、多層配線構造の素子分離領域を形成するための素子分離拡散領域42は、その長さがチップの一方の側部(長手方向に伸びた縁部)から他方の側部に至るように延設し、その深さが高抵抗基板13まで到達するように形成する。
【0078】
図17(b)および図18(a)に示すように、アニールキャップ24、拡散源膜23および拡散制御膜25を剥離する。アニールキャップ24、拡散源膜23および拡散制御膜25の剥離は、選択エッチングによって行うことができる。
【0079】
図18(b)に示すように、後に形成するn側電極パッド29と第1導電型半導体層12とのコンタクトをとるために、n側電極形成予定領域54の拡散マスク22を剥離する。拡散マスク22の剥離は、フォトリソグラフィ法およびエッチング法で行うことができる。
【0080】
図18(c)に示すように、例えばリフトオフ法によってパターンを形成して、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61を成膜して形成する。p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61としては例えばAu系の積層膜を用いることができる。ここで、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61は一体として同一の工程で形成するが、p側電極パッド28のみを後の工程で形成してもよい。
【0081】
図19(a)に示すように、例えばリフトオフ法によってパターンを形成して、n側電極パッド29を成膜して形成する。n側電極パッド29としては例えばAu合金膜を用いることができる。
【0082】
図18(b)〜図19(a)において説明したp側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61ならびにn側電極パッド29の形成順序はこれに限定されず、n側電極パッド29の形成(図19(a))よりも前にn側電極形成予定領域54の拡散マスク22の剥離(図18(b))を行えばよく、例えばp側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61の形成の前にn側電極パッド29を形成してもよく、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61の形成の後にn側電極形成予定領域54を形成してもよい。
【0083】
図19(b)に示すように、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61ならびにn側電極パッド29を形成した後に、例えばフォトリソグラフィ法およびエッチング法によって、層間絶縁膜63を形成する。このとき、発光部21および光量調整拡散領域41が形成されている部分、p側電極パッド28が形成されている部分、n側電極パッド29が形成されている部分ならびに後に形成する共通配線62とのコンタクト部65にそれぞれ開口部66を設けるように、パターン形成する。層間絶縁膜63としては、例えばポリイミドを用いることができる。そして、例えばリフトオフ法によってパターンを形成して、共通配線62を成膜して形成する。共通配線62は、各ブロック間の所定のp側電極26を互いに接続するためにチップの長手方向に延設され、コンタクト部65でp側電極配線61と接続される。
【0084】
第4の実施の形態においては、隣接する各発光部間にそれぞれ光量調整拡散領域を形成したが、光量調整拡散領域は必ずしもすべての発光部間に形成する必要はなく任意の位置に任意の個数形成することができる。
【0085】
第4の実施の形態で説明したように、隣接する発光部間に光量調整拡散領域を形成することによって、発光部から拡散される光量を増加させることができる。これは、光量調整拡散領域と第1導電型半導体層との間のpn接合のエネルギー障壁によって発光部からの注入キャリアの拡散がブロックされ、発光部と光量調整拡散領域との間の注入キャリア密度の上昇によって再結合確率が増加して発光効率が増加し、発光部の光量が増加するからであると考えられる。また、素子分離領域を素子分離拡散領域で形成することによって、各素子分離領域においても光量調整拡散領域と同様の効果を得ることができる。
【0086】
また、第3の実施の形態においては発光部間に光量調整溝を用い素子分離領域に素子分離溝を用いた場合について説明し、第4の実施の形態においては発光部間に光量調整拡散領域を用い素子分離領域に素子分離拡散領域を用いた場合について説明したが、発光部間に光量調整拡散領域を用い素子分離領域に素子分離溝を用いても良い。同様に、発光部間に光量調整溝を用い素子分離領域に素子分離拡散領域を用いても良い。
【0087】
( 第5の実施の形態 )
上述した第1〜第4の実施の形態においては、光量調整部として光量調整溝または光量調整拡散領域のいずれかを用い、素子分離領域として素子分離溝または素子分離拡散領域を用いる場合について説明した。第5の実施の形態においては、光量調整部として光量調整溝および光量調整拡散領域の両方を用い、素子分離領域として素子分離溝および素子分離拡散領域の両方を用いる場合について説明する。
【0088】
光量調整部は、例えば図9に示したような多層配線型LEDアレイにおいて、光量調整溝31の一部を光量調整拡散領域とすることができる。このとき、光量調整溝と光量調整拡散領域とを交互に形成することによって、チップ内における光量ばらつきを抑制すると同時に、光量増加を図ることができる。
【0089】
このとき、素子分離領域は、図9に示したように素子分離溝32で形成しても良く、図15に示したように素子分離拡散領域42で形成しても良い。素子分離領域を素子分離溝で形成したときにはブロック端の発光部を挟んで形成される光量調整部を光量調整拡散領域で形成することによって、また素子分離領域を素子分離拡散領域で形成したときにはブロック端の発光部を挟んで形成される光量調整部を光量調整溝で形成することによって、光量調整部と素子分離領域とを含めて、溝と拡散領域とを交互に形成することができる。また、ブロック内の発光部の個数が奇数である場合にも、素子分離領域として素子分離溝と素子分離拡散領域とを交互に形成することによって、溝と拡散領域とを交互に形成することができる。このようにすることによって、チップ内における光量ばらつきを抑制すると同時に、光量増加を図ることができる。
【0090】
第5の実施の形態における溝や拡散領域の長さ、幅および深さは、上述した第1〜第4の実施の形態と同様に設定することができる。
【0091】
( 第6の実施の形態 )
図20は、第6の実施の形態におけるLEDアレイの構造を示す図であり、図20(a)は断面図を示し、図20(b)は上面図を示している。図20に示したLEDアレイは、第1導電型半導体基板11上に形成された第1導電型半導体層12上の所定の領域に、第1導電型半導体層12の途中の深さまで到達する第2導電型半導体領域によってpn接合による発光部21が形成され、各発光部21上には各発光部21のそれぞれに接続されるp側電極26が形成され、第1導電型半導体基板11下面にはn側電極27が形成されている。また、p側電極26およびp側電極パッド28がp側電極配線61と一体に形成されている。ここで、p側電極26、p側電極パッド28およびp側電極配線61は一体として形成されているが、p側電極パッド28のみが別体として形成されていてもよい。
【0092】
そして、チップ端に形成されている発光部21と接触することがないように、第2導電型の不純物の拡散によってチップ端に光量調整拡散領域41が形成されている。このチップ端の光量調整拡散領域41は、ダイシング位置56に到達して形成されていても良い。
【0093】
第6の実施の形態においては、チップ端のみに光量調整拡散領域を形成したが、第2の実施の形態と同様にチップ内の隣接する各発光部間にも光量調整拡散領域を形成することができ、また第1の実施の形態と同様にチップ内に光量調整溝を形成することもでき、チップ内の発光部間に光量調整溝または光量調整拡散領域を形成する場合には、その位置および個数を任意に形成することができる。また、第3および第4の実施の形態と同様に、素子分離領域にも素子分離溝または素子分離拡散領域を形成することができる。さらに、第5の実施の形態と同様に、光量調整溝と光量調整拡散領域とを組み合わせたり、素子分離溝と素子分離拡散領域とを組み合わせたりすることもできる。このときには、チップ端の最も近くに形成される光量調整部を光量調整溝とすることによって、溝と拡散とを交互に形成することができる。
【0094】
第6の実施の形態における溝や拡散領域の長さ、幅および深さは、上述した第1〜第5の実施の形態と同様に設定することができる。
【0095】
第6の実施の形態で説明したように、チップ端に光量調整拡散領域を形成することによって、チップ端の発光部から拡散される光量の低下を抑制することができる。これは、光量調整拡散領域と第1導電型半導体層との間のpn接合のエネルギー障壁によって発光部からの注入キャリアの拡散がブロックされ、発光部と光量調整拡散領域との間の注入キャリア密度の上昇によって再結合確率が増加して発光効率が増加し、チップ端の発光部の光量が増加することによって、チップ端とダイシング位置との距離が短いためにチップ端の発光部から光が拡散される領域が小さくなり光量が低下することを補うからであると考えられる。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、発光素子アレイの隣接する2個の発光部の間にいずれの発光部にも接触しない光量調整部が形成されていることによって、発光素子アレイの発光部の光量を調整することができるという効果を有する。
【0097】
また、光量調整部がすべての発光部の間に設けられていることによって、発光素子アレイのすべての発光部について均一に光量を調整することができるという効果を有する。
【0098】
また、光量調整部として、少なくとも第1導電型半導体層の途中まで到達する光量調整溝が用いられていることによって、チップ端における光量低下の影響をチップ内において低減することができ、チップ端の発光部とチップ内の各発光部との間の光量ばらつきを抑制することができるという効果を有する。
【0099】
また、光量調整部として、少なくとも第1導電型半導体層の途中まで到達する光量調整拡散領域が用いられていることによって、各発光部の発光効率を増加させて光量の増加を図ることができるという効果を有する。
【0100】
また、光量調整部として、光量調整溝と光量調整拡散領域との両方が用いられ、光量調整溝と光量調整拡散領域とが発光部間に交互に設けられていることによって、発光素子アレイのチップ内における光量ばらつきを抑制すると同時に光量の増加を図ることができるという効果を有する。
【0101】
また、光量調整溝が各発光部の一方の側にのみ設けられていることによって、すべての発光部間に光量調整溝を形成する場合と比較して、チップ端の光量低下の影響を低減しつつチップ内部の光量低下も約1/2に抑えることができるという効果を有する。
【0102】
また、光量調整溝が、各発光部の列のうち最もチップの一端に近い発光部の列方向のいずれの側にも形成されず、チップの一端から奇数番目の発光部のうち最もチップの一端に近い発光部を除くものにはチップの一端側に形成され、チップの一端から偶数番目の発光部にはチップの一端と反対側に形成されていることによって、チップ端に最も近い発光部の光量低下を防ぎ、さらにチップ端の光量低下の影響を低減しつつチップ内部の光量低下も約1/2に抑えることができるという効果を有する。
【0103】
また、多層配線構造の素子分離領域にブロック間の光量調整部が設けられていることによって、多層配線構造の発光素子アレイの素子分離領域においても光量を調整することができるという効果を有する。
【0104】
また、ブロック間の光量調整部として、少なくとも第1導電型半導体層を貫通する光量調整溝が用いられていることによって、多層配線構造の発光素子アレイの素子分離領域においても、チップ端の発光部とチップ内の各発光部との光量ばらつきを抑制することができるという効果を有する。
【0105】
また、ブロック間の光量調整部として、少なくとも第1導電型半導体層を貫通する光量調整拡散領域が用いられていることによって、多層配線構造の発光素子アレイの素子分離領域においても、素子端部の発光部の発光効率を増加させて光量の増加を図ることができるという効果を有する。
【0106】
また、ブロック間の光量調整部として、光量調整溝と光量調整拡散領域との両方が用いられ、光量調整溝と光量調整拡散領域とが交互に設けられていることによって、多層配線構造の発光素子アレイの素子分離領域においても、光量ばらつきを抑制すると同時に光量の増加を図ることができるという効果を有する。
【0107】
また、発光部間の光量調整部とブロック間の光量調整部とで、各発光部の列と平行する方向の幅が同じであることによって、発光部間の光量調整部とブロック間の光量調整部とが均一に光量を調整することができ、さらに光量ばらつきを抑制することができるという効果を有する。
【0108】
また、発光部間の光量調整部またはブロック間の光量調整部が、各発光部の列のうち最もチップの一端に近い発光部の列方向のいずれの側にも形成されず、チップの一端から奇数番目の発光部のうち最もチップの一端に近い発光部を除くものにはチップの一端側に形成され、チップの一端から偶数番目の発光部にはチップの一端と反対側に形成され、光量調整部が光量調整溝または素子分離溝を備えていることによって、チップ端に最も近い発光部の光量低下を防ぎ、チップ端の光量低下の影響を低減しつつチップ内部の光量低下も約1/2に抑えることができ、多層配線型LEDアレイにおいても均等にチップ内の光量を調整することができるという効果を有する。
【0109】
また、光量調整拡散領域がチップ端に設けられていることによって、チップ端の発光部の光量が増加して、チップ端とダイシング位置との距離が短いためにチップ端の発光部から光が拡散される領域が小さくなり光量が低下することを補い、発光部間の光量ばらつきを抑制してチップ内の光量を均一にすることができるという効果を有する。
【0110】
このようにして、高密度であってもチップ端の発光部とチップ内の発光部との光量ばらつきを抑制して、チップ内の光量の均一化を図ることができるという効果を有する。また、多層配線構造の素子分離領域を拡散で形成した場合には段差のない構造とすることができるので、共通配線等の断線を防ぐことができ、信頼性の向上を図ることができる。さらに、発光部の光量の増加によって光プリンタの高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態におけるLEDアレイの構造を示す図
【図2】 第1の実施の形態におけるLEDアレイの製造工程を示す図
【図3】 第1の実施の形態におけるLEDアレイの製造工程を示す図
【図4】 第1の実施の形態におけるLEDアレイの製造工程を示す図
【図5】 第1の実施の形態におけるLEDアレイの他の例を示す図
【図6】 第2の実施の形態におけるLEDアレイの構造を示す図
【図7】 第2の実施の形態におけるLEDアレイの製造工程を示す断面図
【図8】 第2の実施の形態におけるLEDアレイの製造工程を示す断面図
【図9】 第3の実施の形態における多層配線型LEDアレイの構造を示す図
【図10】 第3の実施の形態における多層配線型LEDアレイの製造工程を示す図
【図11】 第3の実施の形態における多層配線型LEDアレイの製造工程を示す図
【図12】 第3の実施の形態における多層配線型LEDアレイの製造工程を示す図
【図13】 第3の実施の形態における多層配線型LEDアレイの製造工程を示す図
【図14】 第3の実施の形態における多層配線型LEDアレイの他の例を示す図
【図15】 第4の実施の形態における多層配線型LEDアレイの構造を示す図
【図16】 第4の実施の形態における多層配線型LEDアレイの製造工程を示す図
【図17】 第4の実施の形態における多層配線型LEDアレイの製造工程を示す図
【図18】 第4の実施の形態における多層配線型LEDアレイの製造工程を示す図
【図19】 第4の実施の形態における多層配線型LEDアレイの製造工程を示す図
【図20】 第6の実施の形態におけるLEDアレイの構造を示す図
【図21】 従来例におけるLEDアレイの構造を示す図
【図22】 従来例におけるLEDアレイの問題点を説明するための図
【符号の説明】
11 第1導電型半導体基板、 12 第1導電型半導体層、 13 高抵抗基板、 21 発光部、 22 拡散マスク、 23 拡散源膜、 24 アニールキャップ、 25 拡散制御膜、 26 p側電極、 27 n側電極、 28 p側電極パッド、 29 n側電極パッド、 31 光量調整溝、 32素子分離溝、 41 光量調整拡散領域、 42 素子分離拡散領域、 51発光部形成予定領域、 52 光量調整部形成予定領域、 53 素子分離領域形成予定領域、 54 n側電極形成予定領域、 55 第2導電型不純物の拡散領域、 56 ダイシング位置、 61 p側電極配線、 62 共通配線、 63 層間絶縁膜、 65 コンタクト部、 66 開口部、 71 n型GaAs基板、 72 n型GaAs0.60.4層、 73 発光部、 74 Al電極、 75 Au−Ge−Ni電極、 76 絶縁層、 82 ワイヤボンド電極部

Claims (6)

  1. 第1導電型半導体層に所定の深さで、一列に複数の第2導電型半導体領域発光部として形成されている発光素子アレイにおいて、
    前記発光部のうちの第1発光部と該第1発光部に隣接する第2発光部との間に、該第1発光部該第2発光部のいずれにも接触しない光量調整を有し、
    前記複数の発光部のうち当該発光素子アレイのチップの一端に最も近い発光部は、該チップの一端から離れて設けられ、
    前記光量調整溝は、前記複数の発光部間の領域のうち前記チップの一端に最も近い発光部が形成する領域を除き、次の領域からひとつおきに形成されている
    ことを特徴とする発光素子アレイ。
  2. 第1導電型半導体層に所定の深さの、拡散により設けられた複数の第2導電型半導体領域が複数の発光部として形成されている発光素子アレイにおいて、
    前記発光部のうちの第1発光部と該第1発光部に隣接する第2発光部との間に、該第1発光部および該第2発光部のいずれにも接触しないように、拡散により設けられた光量調整拡散領域を有し、
    前記複数の発光部のうち当該発光素子アレイのチップの一端に最も近い発光部は、該チップの一端から離れて設けられ、
    前記光量調整拡散領域は、前記発光部の列に直交する方向の寸法及び深さが、前記発光部と同程度に形成されている
    ことを特徴とする発光素子アレイ。
  3. 第1導電型半導体層に所定の深さで、一列に複数の第2導電型半導体領域が発光部として形成されているLEDアレイにおいて、
    前記発光部のうちの第1発光部と該第1発光部に隣接する第2発光部との間に、該第1発光部と該第2発光部のいずれにも接触しない光量調整溝を有し、
    前記複数の発光部のうち当該LEDアレイのチップの一端に最も近い発光部は、該チップの一端から離れて設けられ、
    前記光量調整溝は、前記複数の発光部間の領域のうち前記チップの一端に最も近い発光部が形成する領域を除き、次の領域からひとつおきに形成されている
    ことを特徴とするLEDアレイ。
  4. 第1導電型半導体層に所定の深さの、拡散により設けられた複数の第2導電型半導体領域が複数の発光部として形成されているLEDアレイにおいて、
    前記発光部のうちの第1発光部と該第1発光部に隣接する第2発光部との間に、該第1発光部および該第2発光部のいずれにも接触しないように、拡散により設けられた光量調整拡散領域を有し、
    前記複数の発光部のうち当該LEDアレイのチップの一端に最も近い発光部は、該チップの一端から離れて設けられ、
    前記光量調整拡散領域は、前記発光部の列に直交する方向の寸法及び深さが、前記発光部と同程度に形成されている
    ことを特徴とするLEDアレイ。
  5. 請求項1又は2に記載の発光素子アレイを光源として用いた電子写真式プリンタ。
  6. 請求項3又は4に記載のLEDアレイを光源として用いた電子写真式プリンタ。
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