JP2737563B2 - 半導体発光装置 - Google Patents

半導体発光装置

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JP2737563B2 JP21925492A JP21925492A JP2737563B2 JP 2737563 B2 JP2737563 B2 JP 2737563B2 JP 21925492 A JP21925492 A JP 21925492A JP 21925492 A JP21925492 A JP 21925492A JP 2737563 B2 JP2737563 B2 JP 2737563B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同一基板によって結
合する複数の発光素子を備える半導体発光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子計算機どうしの信号の授受をするの
に、例えばレーザ光線等の光を利用するものがある。そ
して、レーザ光線を出射する為に使用される半導体レー
ザは、図10に示すように、1つの基板2に複数の発光
素子8が設けられているものが多い。即ち、1つの半導
体レーザから1つのレーザ光線を出射するものでは、レ
ーザ光線の数だけの半導体レーザが必要であり、設置す
る半導体レーザの数が多くなると、これらの半導体レー
ザの設置スペースが広くなることや半導体レーザのコス
トが嵩むという問題がある。その点、図10に示す半導
体レーザによるとこのような不利益を軽減することがで
きる。
【0003】図10に示す半導体レーザは、エレクトロ
ニクス・レターズ(ELECTRONICS LETTERS )Vol.24、N
o.4(1988年 2月18日発行)に掲載されているものであ
り、同図に示す各発光領域1は、ダブルヘテロ構造であ
り、各発光素子8中に1つづつ形成されている。
【0004】この半導体レーザを使用するときは、発光
させようとする発光素子8と対応するp側電極4とn側
電極3に順方向バイアスを印加する。なお、各発光素子
8は、境界7に設けた分離溝10により電気的に絶縁さ
れているので、各発光素子8を独立して発光させること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10に示す
半導体レーザでは、各発光素子8には、1つの発光領域
1しか設けれていないので、この半導体レーザを製造す
るときに、複数の発光領域1のうちの1つでも不良があ
ると、他の発光領域1が適正であってもこの半導体レー
ザが不良となるという問題がある。従って、複数の発光
素子8を備える半導体レーザを製造するときの不良率
は、発光素子8を1つだけ備える半導体レーザを製造す
るときよりも高くなるという問題がある。
【0006】そして、この半導体レーザは、複数設けら
れている発光素子8のうち1つでも故障すると使用でき
なくなり、これと同一種類の別の半導体レーザと交換す
る必要があり、非経済的であるという問題がある。
【0007】また、この半導体レーザでは、各発光領域
1の発熱した熱が隣接する発光素子8側に伝導し、この
隣接する発光素子8に熱的影響を及ぼすので、発光素子
8が相互に発光特性に悪影響を及ぼしあっているという
問題もある。
【0008】一つの基板上に複数の発光点を備え、それ
らの発光点のピッチを異ならしめた半導体レーザとして
例えば特開平1-204235号公報に記載されたものがある
が、同公報に記載された半導体レーザでは、複数の発光
点のうち1つでも不良があると、他の適正な発光点がこ
の不良の発光点の代わりをすることができず、従ってこ
の半導体レーザが不良となるという問題がある。そし
て、特開昭61-184738 号公報、特開平2-97082 号公報、
特開昭63-111688号公報に複数の発光点を独立して駆動
することができる半導体レーザが記載されているが、こ
れらの半導体レーザでも、上記半導体レーザと同様の問
題がある。本発明は、上記問題点を解決する半導体レー
ザを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、夫々が対
応する受光部を照射するように配置した複数の発光素子
を有しこれらの複数の発光素子が同一の基板によって結
合されている半導体発光装置において、上記夫々の発光
素子が、夫々を独立して発光させることができる複数の
発光領域を有し、これらの複数の発光領域から出射する
光が当該発光素子と対応する上記受光部に入射するよう
に当該発光領域どうしの間隔を定めたことを特徴とする
ものである。
【0010】第2の発明は、第1の発明の半導体発光装
置において、上記各発光素子の複数の発光領域を、当該
発光素子と隣接する一方の上記発光素子に接近する位置
に設け、当該発光素子の複数の発光領域と対応する複数
の電極のワイヤボンド領域の互いに直交する方向の長さ
の比を1に近づけると共に、当該発光素子の表面の略全
域に上記複数のワイヤボンド領域を形成したことを特徴
とするものである。
【0011】第3の発明は、第1の発明の半導体発光装
置において、上記複数の発光素子を互いに隣接するもの
どうしで2つづつの組を作り、組をなす2つの発光素子
の複数の発光領域を当該組をなす2つの発光素子の境界
に接近する位置に設けたことを特徴とするものである。
【0012】第4の発明は、第1の発明の半導体発光装
置において、上記基板の上記発光領域が設けられている
側と反対側の面であって上記複数の発光領域と接近する
位置に上記発光素子ごとに凹部を設け、これら各凹部に
ヒートシンクを埋設したことを特徴とするものである。
【0013】第5の発明は、第1の発明の半導体発光装
置において、上記基板の上記発光領域が設けられている
側と反対側の面であって上記同一の発光素子に設けられ
ている複数の発光領域とその発光素子と隣接する発光素
子に設けられている複数の発光領域との略中間位置に凹
部を設け、これら各凹部にヒートシンクを埋設したこと
を特徴とするものである。
【0014】第6の発明は、第2の発明の半導体発光装
置において、上記基板の上記発光領域が設けられている
側と反対側の面であって上記複数の発光領域と接近する
位置に上記発光素子ごとに凹部を設け、これら各凹部に
ヒートシンクを埋設したことを特徴とするものである。
【0015】第7の発明は、第2の発明の半導体発光装
置において、上記基板の上記発光領域が設けられている
側と反対側の面であって上記同一の発光素子に設けられ
ている複数の発光領域とその発光素子と隣接する発光素
子に設けられている複数の発光領域との略中間位置に凹
部を設け、これら各凹部にヒートシンクを埋設したこと
を特徴とするものである。
【0016】第8の発明は、第3の発明の半導体発光装
置において、上記基板の上記発光領域が設けられている
側と反対側の面であって上記各組を構成する2つの発光
素子に設けられている複数の発光領域ごとに、上記各組
の発光領域と夫々接近する各位置に凹部を設け、これら
各凹部にヒートシンクを埋設したことを特徴とするもの
である。
【0017】
【作用】第1乃至第8の発明によると、半導体発光装置
を製造した段階で、各発光素子に少なくとも1つの適正
な発光領域があれば、この発光装置を良品として使用す
ることができる。つまり、各発光素子には、独立して発
光させることができる複数の所定数の発光領域を設けて
あり、各発光領域から出射する光が当該発光素子と対応
する受光部に入射することができるように発光領域どう
しの間隔を定めてあるので、或る1つの発光素子に設け
られている複数の発光領域のうち所望の発光領域を使用
することができる。
【0018】発光素子に設けられている複数の発光領域
と対応する複数のワイヤボンド領域は、当該発光素子の
一方の表面に設けられる。そして、第2、3、6、7、
8、の発明によると、第1の発明の半導体発光装置の各
発光素子の複数の発光領域を、当該発光素子と隣接する
一方の発光素子に接近する位置に設けることにより、複
数の電極の夫々のワイヤボンド領域の互いに直交する方
向の長さの比を1に近づけると共に、ワイヤボンド領域
を当該発光素子の表面の略全域に形成することを選択で
きる幅を広げることができる。従って、このようにワイ
ヤボンド領域を形成することにより、ボンドワイヤをワ
イヤボンド領域に接続するときの所定の目標位置から当
該ワイヤボンド領域の縁部までの距離を比較的長くする
ことができる。
【0019】第3及び第8の発明は、第1の発明の各発
光素子の互いに隣接するものどうしを2つづつ組にし
て、この組をなす2つの発光素子の複数の発光領域を当
該組をなす2つの発光素子の境界に接近する位置に設け
てある。これにより、組をなす2つの発光素子と対応す
る2つの受光部を互いに接近させることができる。つま
り、受光部が例えば光ファイバのコアの端面である場合
は、組を構成する2つの発光素子が出射する夫々の光を
1本の光ファイバ内に設けた2つの各コアに照射させる
ことができる。その結果、1組の2つの発光素子に対し
て1本の光ファイバで対応させることができる。
【0020】第4乃至第8の発明によると、各発光領域
が光を出射する際に発生する熱をヒートシンクを介して
この半導体発光装置の外側に放出することができる。こ
れにより、各発光素子には、他の発光素子の発生した熱
が伝達され難く、即ち、熱影響をほとんど受けないの
で、各発光素子の光の特性を安定させることができる。
【0021】
【実施例】第1実施例は、半導体レーザに第1の発明を
適用した例であり、図1(a)、(b)を参照して説明
する。この半導体レーザは、図1(a)に示すように同
一のp型InP基板2によって結合されている3つ以上
の所定数の発光素子11を備えており、各発光素子11
は夫々が同等のものである。そして、各発光素子11は
ダブルヘテロ構造の発光領域1を2つづつ備えている。
この半導体レーザを使用するときは、各発光素子11ご
とに光ファイバ(図示せず)の端部を割り当てて、その
割り当てた光ファイバに設けられている1つのコアの端
面をその発光素子11の2つの発光領域1と対向させて
配置する。つまり、同一の発光素子11に設けられてい
る2つの発光領域1どうしの間隔は、対向して配置され
ているコアの直径よりも短い寸法である。そして、複数
の各発光素子11を夫々独立して駆動する際、各発光素
子11に設けられている2つの発光領域1のうち所望の
1つの発光領域1を発光させて使用する。
【0022】即ち、この半導体レーザは、各発光素子1
1に設けられている2つの発光領域1のうち所望の発光
領域1を使用することができるように形成してある。こ
れにより、この半導体レーザを製造したときに、各発光
素子11に設けられている2つの発光領域1のうちいず
れか一方が良好でない場合(例えば発光特性が許容範囲
外である場合)であっても、良好である他方を使用する
ことができる。また、2つの発光領域1が良好である場
合は、一方が使用によって故障しても他方を使用するこ
とができる。
【0023】次に、この半導体レーザの構成を説明す
る。各発光素子11は、図1(a)に示すように、p型
InP基板2を備えている。p型InP基板2は、上面
の略中央位置に間隔を隔てて互いに平行する2本の溝1
2が設けられており、この2本の溝12が設けられてい
る箇所を除く上面にn型InPブロック層13(13
a、13b)、p型InPブロック層14a、14bが
順次結晶成長により形成されている。そして、この2つ
の溝12の各上面には、p型InP下クラッド層15
(15a、15b)、InGaAsP活性層1(1a、
1b)(発光領域1)が順次結晶成長により形成されて
いる。更に、p型InPブロック層14(14a、14
b)及びInGaAsP活性層1a、1bの上面にn型
InP上クラッド層16(16a、16b)、n型In
GaAsPコンタクト層17(17a、17b)が順次
結晶成長により形成されている。
【0024】そして、図1(a)に示すように、各発光
素子11に設けられている2つの活性層1aと1bの略
中間位置には活性層絶縁領域5が設けられており、各発
光素子11の境界7の位置には発光素子絶縁領域6が設
けられている。これら活性層絶縁領域5及び発光素子絶
縁領域6は、溝12に沿って設けられており、コンタク
ト層17、上クラッド層16、p型ブロック層14、n
型ブロック層13を貫通して基板2の内側に達してい
る。そして、活性層絶縁領域5及び発光素子絶縁領域6
は、例えばSiO2 、SiN又は感光性ポリイミドによ
り形成されている。
【0025】また、図1(a)に示すように、各発光素
子11の上面には、各活性層1a、1bごとにn電極4
a、4b(4)が設けられており、基板2の下面の全域
はp電極3が設けられている。n電極4a、4bは、
図1(b)の平面図に示すように、活性層1a、1b
上面に沿う直線部18a、18bとこの直線部18a、
18bと結合する矩形のワイヤボンド領域19a、19
bとからなっている。なお、1つの発光素子11に設け
られている2つのワイヤボンド領域19a、19bに
は、夫々ボンドワイヤ(図示せず)を接続してもよい
し、活性層1a、1bの発光特性の良好な方のみにボン
ドワイヤを接続してもよい。
【0026】また、同一の発光素子11に設けられてい
る2つの活性層1a、1bどうしの間隔A(図1(a)
参照)は、30μmである。このように活性層1a、1
bの間隔を30μmとすることにより、例えば直径が4
0μmのコアの光ファイバ(図示せず)を各発光素子1
1の前方位置に設置した場合、この2つの活性層1a、
1bのいずれからも出射する光を同一のコア内に透過さ
せることができる。従って、例えば直径が10μmのコ
アの光ファイバのコアにこの2つの活性層1a、1bか
ら出射する光を透過させる場合は、2つの活性層どうし
の間隔Aを10μm未満にすればよい。
【0027】そして、この発光素子11の図1(a)に
示す厚みBは、約100μm、幅が図1(b)に示すよ
うに約300μm、奥行きが約300μmである。n電
極4a、4bの詳細な寸法は、図1(b)に示す通りで
ある。図1に示す数値の単位はμmである。
【0028】次に、この半導体レーザの動作を説明す
る。活性層1aを発光させる場合は、その活性層1aと
対応するn電極4aとp電極3との間に順方向バイアス
を印加して作動させる。また、活性層1bを発光させる
場合は、その活性層1bと対応するn電極4bとp電
3との間に順方向バイアスを印加して作動させる。つま
り、同一の発光素子11の2つの活性層1aと1bを電
気的に完全に分離する活性層絶縁領域5を図1(a)に
示すように、基板2に達するように形成してあるので、
同一の発光素子11に設けられている2つの活性層1a
と1bの電気的干渉は生じることがない。更に、互いに
隣接する発光素子11を電気的に完全に分離する発光素
子絶縁領域6を図1(a)に示すように、基板2に達す
るように形成してあるので、互いに隣接する発光素子1
1どうしの電気的干渉は生じることがない。
【0029】第2実施例を図2(a)、(b)を参照し
て説明する。第2実施例の半導体レーザと第1実施例の
ものとが相違するところは、第1実施例の各発光素子1
1の2つの活性層1a、1bが各発光素子11の略中央
に設けられているのに対して、第2実施例の各発光素子
20の2つの活性層1a、1bは、図2(a)に示すよ
うに、各発光素子20の中央から左側に寄った位置に設
けたところが相違する。そして、活性層絶縁領域5は、
この2つの活性層1a、1bの間に設けてある。活性層
1a、1bの間隔は、第1実施例と同様に約30μmで
あり、活性層1a、1bと境界7までの寸法は図2
(a)に示す通りである。そして、第2実施例のn電
21a、21bは、図2(b)の平面図に示すように、
発光素子20の左側位置に互いに平行して設けた直線部
18a、18bと各直線部と接続部を介して接続するワ
イヤボンド領域22a、22bとからなっている。この
ワイヤボンド領域22a、22bの寸法は、図2(b)
に示すように、発光素子20の奥行き方向の寸法が約1
20μmであり、幅方向の寸法が160μmである。各
部分の詳細な寸法は、図2(a)、(b)に示す通りで
あり、単位はμmである。
【0030】第2実施例によると、n電極21a、21
bの直線部18a、18bを、図2(b)に示すよう
に、発光素子20の左側寄りの位置に設けてあるので、
ワイヤボンド領域22a、22bを形成するための発光
素子20の上面の領域が、第1実施例のように2つに分
割されておらず、1つの領域となっている。これによ
り、各ワイヤボンド領域22a、22bの奥行きと幅と
の寸法の比を1に近づけることができ、かつ、ワイヤボ
ンド領域22a、22bを発光素子20の上面の略全域
に形成することができる選択の範囲を第1実施例よりも
広くすることができる。つまり、各ワイヤボンド領域2
2a、22bは、幅方向の寸法が160μm、奥行き方
向の寸法が120μmの略正方形である。これに対し
て、第1実施例の各ワイヤボンド領域19a、19b
は、図1(b)に示すように、幅方向の寸法が95μ
m、奥行き方向の寸法が100μmの略正方形である。
即ち、第2実施例のワイヤボンド領域22a、22bの
幅と奥行きの各寸法が第1実施例よりも大きく、かつ、
ワイヤボンド領域22a、22bを発光素子20の上面
の略全域に形成することができるので、ボンドワイヤを
ワイヤボンド領域に接続する際に必要とする位置決めの
精度を第1実施例よりも低くすることができる。
【0031】なお、第1実施例では、図1(b)に示す
ように、ワイヤボンド領域19a、19bの奥行き方向
の寸法を最大約300μmにすることができるが、幅方
向の寸法を95μm以上にすることができないので、奥
行き方向の寸法だけを大きくしても、ボンドワイヤをワ
イヤボンド領域に接続する際に必要とする位置決めの精
度を或る一定の精度よりも低くすることができない。こ
れは、上記位置決めの要求される精度は、幅方向と奥行
き方向と略同一だからである。ただし、この実施例の半
導体レーザのその他の部分の構成は第1実施例と同等で
あり、第1実施例と同様に動作させて使用できるので、
その説明を省略する。
【0032】第3実施例を図3を参照して説明する。第
3実施例の半導体レーザは、第1実施例の複数の発光素
子11を互いに隣接するものどうしで2つづつの組を作
り、組をなす両方の発光素子11の夫々の活性層(1
a、1b)、(1a、1b)を当該組をなす2つの発光
素子11の境界7に接近する位置に設けてある。即ち、
図3に示すように、組を構成する2つの発光素子11
は、左右対称に形成されており、1つの組に含まれてい
る4つの活性層(1a、1b)、(1a、1b)の夫々
の間隔は30μmである。各部分の詳細な寸法は、図3
に示す通りであり、単位はμmである。
【0033】この半導体レーザを使用するときは、1組
の2つの発光素子23ごとに、図9に示す1本の光ファ
イバ24の端部を割り当てる。この光ファイバ24は、
2つのコア25を備えている。そして、その割り当てた
光ファイバ24の一方のコア25の端面を当該組の一方
の発光素子23の2つの活性層1a、1bと対向させて
配置すると共に、他方のコア25の端面を当該組の他方
の発光素子23の2つの活性層1a、1bと対向させて
配置する。つまり、同一の発光素子23に設けられてい
る2つの活性層1a、1bどうしの間隔は、対向して配
置されているコア25の直径(幅)よりも短い距離で形
成してある。そして、この4つの活性層(1a、1
b)、(1a、1b)に対して2つのコア25を対向さ
せることができるように、この4つの活性層の間隔を定
めてある。このように配置して、各発光素子23ごとに
設けられている2つの活性層1a、1bのうち所望の1
つの活性層を発光させて使用する。
【0034】即ち、この半導体レーザは、1つの組を構
成する2つの発光素子23に対応させる光ファイバが1
本で済む。そして、第1実施例と同様に、各発光素子2
3に設けられている2つの活性層1a、1bのうちいず
れか一方が良好でない場合(例えば発光特性が許容範囲
外である場合)であっても、良好である他方を使用する
ことができる。また、この実施例のn電極21a、21
bの平面形状は、図には示さないが、第2実施例のn電
極21a、21bの平面形状と略同一である。従って、
第2実施例と同様にボンドワイヤをワイヤボンド領域に
接続する際に必要とする位置決めの精度を第1実施例よ
りも低くすることができる。ただし、この実施例の半導
レーザのその他の部分の構成は第1実施例と同等であ
り、第1実施例と同様に動作させて使用できるので、そ
の説明を省略する。
【0035】第4実施例を図4を参照して説明する。第
4実施例の半導体レーザは、図4に示すように、第1実
施例の半導体レーザの基板2の下面に、各発光素子26
ごとにヒートシンク(PHS)27を1つづつ設けたも
のである。即ち、基板2の活性層1a、1bが設けられ
ている側と反対側の面であって、各発光素子26の2つ
の活性層1a、1bの真下の位置に、各発光素子26ご
とに凹部を1つづつ設け、各凹部にヒートシンク27
(PHS)を設けたものである。各ヒートシンク27
は、活性層1a、1bの伸延方向(発光素子26の図4
の奥行き方向)に沿って設けられており、断面が図4に
示すように、略半円形状である。そして、ヒートシンク
27の材質は、例えばAu、Ag、Ni、Al、Cu等
である。各ヒートシンク27の寸法及びヒートシンク2
7間の寸法は図4に示す通りである。
【0036】この半導体レーザによると、同一の発光素
子26に設けられている2つの活性層1a、1bの直下
にヒートシンク27を設けてあるので、活性層1a、1
bが発光する際に発生する熱を、その活性層1a、1b
の真下に設けたヒートシンク27がこの半導体レーザの
外側に効率よく放出させることができる。これにより、
或る活性層が発生した熱がその発光素子26と隣接する
発光素子26の活性層にほとんど伝わらないので、各発
光素子26の活性層は隣接する発光素子との間で熱影響
をほとんど受けることがない。その結果、各活性層の発
光特性を安定させることができる。ただし、この実施例
の半導体レーザは、ヒートシンク27以外の部分の構成
が第1実施例と同等であり、第1実施例と同様に動作さ
せて使用できるので、その説明を省略する。
【0037】第5実施例を図5を参照して説明する。第
5実施例の半導体レーザは、図5に示すように、第1実
施例の半導体レーザの基板2の下面に、各発光素子28
ごとにヒートシンク27(PHS)を1つづつ設けたも
のである。即ち、基板2の活性層1a、1bが設けられ
ている側と反対側の面であって、互いに隣接し合う発光
素子28の夫々の境界7の位置に凹部を1つづつ設け、
各凹部に第4実施例と同等の寸法及び材質のヒートシン
ク27を設けたものである。各ヒートシンク27は、活
性層1a、1bの伸延方向(発光素子28の奥行き方
向)に沿って設けられている。
【0038】この半導体レーザによると、互いに隣接し
合う発光素子28の夫々の境界7の位置にヒートシンク
27を設けてあるので、活性層1a、1bが発光する際
に発生する熱がその境界7に伝達すると、その境界7に
設けてあるヒートシンク27がその熱をこの半導体レー
ザの外側に効率よく放出させることができる。これによ
り、或る活性層が発生した熱がその発光素子28と隣接
する発光素子28の活性層にほとんど伝わらないので、
第4実施例と同様に、各活性層の発光特性を安定させる
ことができる。ただし、この実施例の半導体レーザは、
ヒートシンク27以外の構成が第1実施例と同等であ
り、第1実施例と同様に動作させて使用できるので、そ
の説明を省略する。
【0039】第6実施例を図6を参照して説明する。第
6実施例の半導体レーザは、図6に示すように、第2実
施例の半導体レーザの基板2の下面に、各発光素子29
ごとにヒートシンク27を1つづつ設けたものである。
即ち、基板2の活性層1a、1bが設けられている側と
反対側の面であって、各発光素子29の2つの活性層1
a、1bの真下の位置に、各発光素子29ごとに凹部を
1つづつ設け、各凹部に第4実施例と同等の寸法及び材
質のヒートシンク27を設けたものである。各ヒートシ
ンク27は、活性層1a、1bの伸延方向(発光素子の
奥行き方向)に沿って設けられている。
【0040】この半導体レーザによると、同一の発光素
子に設けられている2つの活性層1a、1bの直下にヒ
ートシンク27を設けてあるので、第4実施例と同様
に、活性層1a、1bが発光する際に発生する熱を、そ
の活性層1a、1bの真下に設けたヒートシンク27が
この半導体レーザの外側に効率よく放出させることがで
きる。これにより、第4実施例と同様に、各活性層の発
光特性を安定させることができる。ただし、この実施例
の半導体レーザは、ヒートシンク27以外の構成が第2
実施例と同等であり、第2実施例と同様に動作させて使
用できるので、その説明を省略する。
【0041】第7実施例を図7を参照して説明する。第
7実施例の半導体レーザは、図7に示すように、第2実
施例の半導体レーザの基板2の下面に、各発光素子30
ごとにヒートシンク27を1つづつ設けたものである。
即ち、基板2の活性層1a、1bが設けられている側と
反対側の面であって、同一の発光素子30に設けられて
いる2つの活性層1a、1bとこの発光素子30と隣接
する発光素子30に設けられている2つの活性層1a、
1bとの中間位置に凹部を1つづつ設け、各凹部に第4
実施例と同等の寸法及び材質のヒートシンク27を設け
たものである。各ヒートシンク27は、活性層1a、1
bの伸延方向(発光素子の奥行き方向)に沿って設けら
れている。
【0042】この半導体レーザによると、図7に示すよ
うに、2つで1つの組をなす活性層1a、1bとこの活
性層と隣接する組の2つの活性層1a、1bとの中間位
置にヒートシンク27を設けてあるので、活性層1a、
1bが発光する際に発生する熱がその中間位置に伝達す
ると、その中間位置に設けてあるヒートシンク27がこ
の半導体レーザの外側にその熱を効率よく放出させるこ
とができる。これにより、或る活性層が発生した熱がそ
の発光素子30と隣接する発光素子30の活性層にほと
んど伝わらないので、第4実施例と同様に、各活性層の
発光特性を安定させることができる。ただし、この実施
例の半導体レーザは、ヒートシンク27以外の構成が第
2実施例と同等であり、第2実施例と同様に動作させて
使用できるので、その説明を省略する。
【0043】第8実施例を図8を参照して説明する。第
8実施例の半導体レーザは、図8に示すように、第3実
施例の半導体レーザの基板2の下面に、互いに隣接する
2つの発光素子31ごとにヒートシンク27を1つづつ
設けたものである。即ち、基板2の活性層1a、1bが
設けられている側と反対側の面であって、組をなす両方
の発光素子31の境界7に接近して設けた4つの活性層
(1a、1b)、(1a、1b)の真下の位置に凹部を
1つ設け、凹部に第4実施例と同等の寸法及び材質のヒ
ートシンク27を設けたものである。そして、これと同
等の凹部及びヒートシンク27を他の夫々の組をなす両
方の発光素子31の各境界7にも設けてある。各ヒート
シンク27は、活性層1a、1bの伸延方向(発光素子
の奥行き方向)に沿って設けられている。
【0044】この半導体レーザによると、4つで組をな
す活性層(1a、1b)、(1a、1b)の真下の位置
にヒートシンク27を設けてあるので、第4実施例と同
様に、活性層1a、1bが発光する際に発生する熱を、
その活性層の真下に設けたヒートシンク27がこの半導
体レーザの外側に効率よく放出させることができる。こ
れにより、第4実施例と同様に、各活性層の発光特性を
安定させることができる。ただし、この実施例の半導体
レーザは、ヒートシンク27以外の構成が第3実施例と
同等であり、第3実施例と同様に動作させて使用できる
ので、その説明を省略する。
【0045】なお、第1乃至第8実施例において、1つ
の発光素子に活性層を2つづつ設けたが、活性層を3つ
以上の複数づつ設けてもよい。そして、活性層を3つ以
上設けた場合も第1実施例と同様に、この複数の活性層
のうちの両端に位置する活性層どうしの間隔を光ファイ
バの1つのコアの直径よりも小さい寸法とする。そし
て、第1実施例と同等の活性層絶縁領域5を同一の発光
素子に設けられている複数の活性層の夫々の間に設け
る。
【0046】そして、第2、3、6、7、8実施例にお
いて、1つの発光素子に活性層を3つ以上の複数づつ設
けた場合、各発光素子に設けるn電極のワイヤボンド領
域も3つ以上の複数づつとなるが、この場合も2つのワ
イヤボンド領域の場合と同様に、発光素子の幅方向と奥
行き方向の長さの比を1に近づけた状態で、ワイヤボン
ド領域を対応する各発光素子の上面の略全域に形成する
ことができる選択の範囲を広くすることができる。
【0047】また、第4乃至第8実施例において、ヒー
トシンク27の断面を略半円形に近い形状としたが、そ
れ以外の例えば矩形、三角形、多角形等の形状としても
よい。更に、ヒートシンク27を各発光素子ごとに1つ
づつ、又は2つの発光素子ごとに1つづつ設けたが、1
つづつ設ける代わりに、複数個づつ設けてもよい。
【0048】そして、上記各実施例では、発光素子を半
導体レーザとしたが、発光ダイオードとしてもよい。要
は、同一の基板に複数の発光素子が結合されている半導
体発光装置に本発明を適用することができる。更に、上
記各実施例では、受光部を光ファイバのコアとしたが、
これ以外の例えば受光素子等とすることができる。
【0049】
【発明の効果】第1乃至第8の発明によると、1つの発
光素子に設けられている複数の発光領域のうち所望の発
光領域を使用することができる。これにより、各発光素
子において少なくとも1つの適正な発光領域が存在して
おれば、この半導体発光装置を良品として使用できる。
従って、半導体発光装置を製造する際の良品率(歩留
り)を向上させることができるという効果がある。そし
て、各発光素子は、夫々を独立して発光させることがで
きる複数の発光領域を備えているので、この複数の発光
領域のうち使用しているものが故障しても、別の適正な
発光領域を使用することができる。これにより、図10
に示すように各発光素子に1つの発光領域を備えるもの
と比較して、半導体発光装置の寿命を延ばすことができ
るという効果がある。
【0050】第2、3、6、7、8の発明によると、ボ
ンドワイヤをワイヤボンド領域に接続するときの所定の
目標位置から当該ワイヤボンド領域の縁部までの距離を
比較的長くすることが可能となる。これにより、ボンド
ワイヤをワイヤボンド領域に接続する作業工程におい
て、ボンドワイヤをワイヤボンド領域内の適切な位置に
接続することができる確率を高くすることができるとい
う効果がある。
【0051】第3及び第8の発明によると、1つの組を
構成する2つの発光素子に設けられている複数の発光領
域が互いに接近しているので、当該2つの発光素子と対
応する2つの受光部を互いに接近させることができる。
これにより、受光部が例えば光ファイバの端面である場
合は、組を構成する2つの発光素子から出射する夫々の
光を1本の光ファイバ内に設けた2つの各コアに照射さ
せることができるので、1組の2つの発光素子に対して
1本の光ファイバで対応させることができる。その結
果、1つの発光素子に対して1本の光ファイバを使用す
るものと比較して、光ファイバの本数が1/2で済むと
いう効果がある。
【0052】第4乃至第8の発明によると、各発光素子
には、他の発光素子の発生した熱が伝達され難く、即
ち、熱影響をほとんど受けないので、各発光素子が出射
する光の特性を安定させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の第1実施例に係る半導体レ
ーザの縦断面図、(b)は同第1実施例の半導体レーザ
の平面図である。
【図2】(a)はこの発明の第2実施例に係る半導体レ
ーザの概略縦断面図、(b)は同第2実施例の半導体レ
ーザの平面図である。
【図3】同第3実施例の半導体レーザの概略縦断面図で
ある。
【図4】同第4実施例の半導体レーザの縦断面図であ
る。
【図5】同第5実施例の半導体レーザの概略縦断面図で
ある。
【図6】同第6実施例の半導体レーザの概略縦断面図で
ある。
【図7】同第7実施例の半導体レーザの概略縦断面図で
ある。
【図8】同第8実施例の半導体レーザの概略縦断面図で
ある。
【図9】同第3、第8実施例に使用する光ファイバの端
面図である。
【図10】従来の複数の発光素子を備える半導体レーザ
の縦断面図である。
【符号の説明】
1 活性層(発光領域) 2 基板 3 p電極 4 n電極 11 発光素子 20 発光素子 21 n電極 22 ワイヤボンド領域 23、26 発光素子 27〜31 発光素子

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々が対応する受光部を照射するように
    配置した複数の発光素子を有しこれらの複数の発光素子
    が同一の基板によって結合されている半導体発光装置に
    おいて、上記夫々の発光素子が、夫々を独立して発光さ
    せることができる複数の発光領域を有し、これらの複数
    の発光領域から出射する光が当該発光素子と対応する上
    記受光部に入射するように当該発光領域どうしの間隔を
    定めたことを特徴とする半導体発光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体発光装置におい
    て、上記各発光素子の複数の発光領域を、当該発光素子
    と隣接する一方の上記発光素子に接近する位置に設け、
    当該発光素子の複数の発光領域と対応する複数の電極の
    ワイヤボンド領域の互いに直交する方向の長さの比を1
    に近づけると共に、当該発光素子の表面の略全域に上記
    複数のワイヤボンド領域を形成したことを特徴とする半
    導体発光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の半導体発光装置におい
    て、上記複数の発光素子を互いに隣接するものどうしで
    2つづつの組を作り、組をなす2つの発光素子の複数の
    発光領域を当該組をなす2つの発光素子の境界に接近す
    る位置に設けたことを特徴とする半導体発光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の半導体発光装置におい
    て、上記基板の上記発光領域が設けられている側と反対
    側の面であって上記複数の発光領域と接近する位置に上
    記発光素子ごとに凹部を設け、これら各凹部にヒートシ
    ンクを埋設したことを特徴とする半導体発光装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の半導体発光装置におい
    て、上記基板の上記発光領域が設けられている側と反対
    側の面であって上記同一の発光素子に設けられている複
    数の発光領域とその発光素子と隣接する発光素子に設け
    られている複数の発光領域との略中間位置に凹部を設
    け、これら各凹部にヒートシンクを埋設したことを特徴
    とする半導体発光装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の半導体発光装置におい
    て、上記基板の上記発光領域が設けられている側と反対
    側の面であって上記複数の発光領域と接近する位置に上
    記発光素子ごとに凹部を設け、これら各凹部にヒートシ
    ンクを埋設したことを特徴とする半導体発光装置。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の半導体発光装置におい
    て、上記基板の上記発光領域が設けられている側と反対
    側の面であって上記同一の発光素子に設けられている複
    数の発光領域とその発光素子と隣接する発光素子に設け
    られている複数の発光領域との略中間位置に凹部を設
    け、これら各凹部にヒートシンクを埋設したことを特徴
    とする半導体発光装置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の半導体発光装置におい
    て、上記基板の上記発光領域が設けられている側と反対
    側の面であって上記各組を構成する2つの発光素子に設
    けられている複数の発光領域ごとに、上記各組の発光領
    域と夫々接近する各位置に凹部を設け、これら各凹部に
    ヒートシンクを埋設したことを特徴とする半導体発光装
    置。
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