JP2001044504A - 発光ダイオードアレイ及びその製造方法 - Google Patents

発光ダイオードアレイ及びその製造方法

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JP2001044504A
JP2001044504A JP22129799A JP22129799A JP2001044504A JP 2001044504 A JP2001044504 A JP 2001044504A JP 22129799 A JP22129799 A JP 22129799A JP 22129799 A JP22129799 A JP 22129799A JP 2001044504 A JP2001044504 A JP 2001044504A
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Eiichi Kunitake
栄一 国武
Toshiya Toyoshima
敏也 豊島
Masahiro Noguchi
雅弘 野口
Genta Koizumi
玄太 小泉
Takayori Matsuda
孝順 松田
Tomihisa Yukimoto
富久 行本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボンディングワイヤの密度を上げることなく
発光部の密度を上げることができる発光ダイオードアレ
イ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 全発光ダイオードD(1、1) 〜D(m、n) を
ブロックB1 〜Bm に分割し、各ブロックB1 〜Bm
とに各発光ダイオードのアノード同士を共通電極A1
m に接続し、全ブロックB1 〜Bm のi番目の発光ダ
イオードD(m、i)のカソード同士を他の共通電極C1
n に接続することにより、発光ダイオードD(1、1) 〜
D(m、n) のマトリクスが構成される。このマトリクスの
各共通電極に電圧を印加することで全発光ダイオードD
(1、1) 〜D(m、n) を個別に発光させることができる。発
光ダイオードD(1、1) 〜D(m、n) を個別に発光させるの
に必要な共通電極の数は従来例に比べて半分の数です
む。従って減少した電極分だけ発光ダイオードの発光部
の密度を増加させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオードア
レイ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のプリンタの光源として、
主にレーザ方式と発光ダイオードアレイ方式とが用いら
れている。その中でも発光ダイオードアレイ方式は、レ
ーザ方式のように光路長を長くとる必要がないため、プ
リンタを小型化でき、大サイズの印刷が容易であるとい
う特徴がある。
【0003】最近は、プリンタのカラー化が進んでお
り、より高精細で高出力の発光ダイオードアレイが求め
られるようになってきている。
【0004】図5は従来の発光ダイオードアレイの上面
図であり、図6は図5のA−A線断面図であり、図7は
図5のB−B線部分断面図である。
【0005】図5に示すように発光ダイオードアレイの
チップ上に複数の発光部40が長手方向に一列に並んで
いる。断面構造はn型GaAs基板51の上に、n型G
aAsバッファ層52、n型GaAlAs層53、p型
GaAlAs層54、p型GaAs層55を順次形成し
たダブルヘテロ構造となっている。発光ダイオード間の
分離は、n型GaAlAs層53までメサ・エッチング
することにより行っている。なお、発光ダイオード間の
メサ・エッチング溝65は図7に示すように逆メサ形状
となっており、発光ダイオード間の光の分離がクリアに
なっている。カソード電極56はn型GaAs基板51
の裏面全面に金属を蒸着することにより設けられ、アノ
ード電極57はp型GaAs層55の上に金属を蒸着し
合金化することにより設けられている。なお、61はS
iO2 膜である。
【0006】アノード電極57とワイヤボンディングパ
ッド59はAu配線58により電気的に接続されてい
る。このAu配線58は、図6に示すように順メサ方向
に形成されているため段切れを起こすことはない。
【0007】n型GaAlAs層53とp型GaAlA
s層54との接合部60で発生した光は、p型GaAs
層55を透過することができないため、光取り出し部で
ある発光部40は、p型GaAs層55をエッチングす
ることにより形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5〜
図7に示した従来の発光ダイオードアレイで発光部の密
度を上げようとすると、ワイヤボンディングパッド59
の数が増加し、ボンディングワイヤ同士が接触しやすく
なり、ワイヤボンディングが困難になるという問題があ
った。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、ボンディングワイヤの密度を上げることなく発光部
の密度を上げることができる発光ダイオードアレイ及び
その製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の発光ダイオードアレイは、GaAs基板上に
複数のエピタキシャル層が積層され、メサ・エッチング
溝により分割されて一列に並ぶ複数の発光ダイオードが
形成された発光ダイオードアレイにおいて、全ての発光
ダイオードが一定数の発光ダイオードからなるブロック
に分割され、各ブロックごとに各発光ダイオードのアノ
ード同士が共通電極に接続され、全てのブロックのi番
目の発光ダイオードのカソード同士が共通カソード配線
により接続され、共通カソード配線に他の共通電極が接
続されているものである。
【0011】上記構成に加え本発明の発光ダイオードア
レイは、共通電極と他の共通電極とが同一平面上に設け
られていると共に、複数の発光ダイオードを結ぶ線を挟
んでそれぞれ反対側に配置され、他の共通電極は共通カ
ソード配線1本に対し複数設けられているのが好まし
い。
【0012】上記構成に加え本発明の発光ダイオードア
レイは、一列に並ぶ複数の発光ダイオード間を電気的に
分離するためのメサ・エッチング溝が逆メサ方向のエッ
チング溝であり、複数の発光ダイオードの配列方向と直
交するメサ・エッチング溝が順メサ方向のエッチング溝
であるのが好ましい。
【0013】上記構成に加え本発明の発光ダイオードア
レイは、半絶縁性GaAs基板上にp型オーミックコン
タクト層、p型半導体層、n型半導体層、n型オーミッ
クコンタクト層が順次エピタキシャル成長されていても
よい。
【0014】上記構成に加え本発明の発光ダイオードア
レイは、n型GaAs基板上にp型オーミックコンタク
ト層、p型半導体層、n型半導体層、n型オーミックコ
ンタクト層が順次エピタキシャル成長されていてもよ
い。
【0015】上記構成に加え本発明の発光ダイオードア
レイは、GaAs基板上に、n型のGaAs、n型のG
aAlAs、高抵抗GaAsまたは高抵抗GaAlAs
からなるバッファ層が形成され、そのバッファ層の上に
p型オーミックコンタクト層、p型半導体層、n型半導
体層、n型オーミックコンタクト層が順次エピタキシャ
成長されていてもよい。
【0016】上記構成に加え本発明の発光ダイオードア
レイは、各ブロック間でアノードを分離するためのメサ
・エッチング溝がp型オーミックコンタクト層より深く
形成されているのが好ましい。
【0017】上記構成に加え本発明の発光ダイオードア
レイは、発光ダイオードの結晶構造がGaAlAs系ま
たはAlGaInP系のダブルヘテロ構造であるのが好
ましい。
【0018】本発明の発光ダイオードアレイの製造方法
は、GaAs基板上に複数のエピタキシャル層を積層
し、メサ・エッチング溝により分割して一列に並ぶ複数
の発光ダイオードを形成する発光ダイオードアレイの製
造方法において、全ての発光ダイオードを一定数の発光
ダイオードからなるブロックに分割し、各ブロックごと
に各発光ダイオードのアノード同士を共通電極に接続
し、全てのブロックのi番目の発光ダイオードのカソー
ド同士を他の共通電極に接続するものである。
【0019】本発明によれば、全ての発光ダイオードを
一定数の発光ダイオードからなるブロックに分割し、各
ブロックごとに各発光ダイオードのアノード同士を共通
電極に接続し、全てのブロックのi番目の発光ダイオー
ドのカソード同士を他の共通電極に接続することによ
り、発光ダイオードのマトリクスが構成される。この発
光ダイオードのマトリクスの各共通電極に電圧を印加す
ることで全発光ダイオードを個別に発光させることがで
きる。しかも発光ダイオードを個別に発光させるのに必
要な共通電極の数は、全発光ダイオードのカソードを共
通に接続して各発光ダイオードの各アノードに個別に電
圧を印加する従来例よりも少なくすることができ、ワイ
ヤボンディングの密度を下げることができる。したがっ
て減少した電極分だけ発光ダイオードの発光部の密度を
増加させることができる。
【0020】本発明はp型を下(基板側)にした発光ダ
イオードである。類似の技術として特公平6−3851
6号公報が公開されているが、この従来技術はn型を下
(基板側)にした発光ダイオードであり、拡散によりp
型領域を形成する発光ダイオードを前提としたものと考
えられる。これに対し、本発明の図3に示したような構
造の場合、電流を斜めに流し光の取り出し部21の下の
p−n接合で最も発光するようにするためには、p型を
下(基板側)にする必要がある。それは、GaAsやG
aAlAsではn型よりp型の方が抵抗が高いため電流
を斜めに流す効果が出しやすく、光出力を高くできるか
らである。発光ダイオードアレイにおいては光出力は印
刷速度等を決める重要なファクターであり、発光ダイオ
ードのp型を下(基板側)にすることには重要な意味が
ある。
【0021】請求項2に記載の本発明は、カソード用ボ
ンディングパッドを、各ブロックのカソード同士を接続
するためのカソード配線1本に対し、複数個設けた発光
ダイオードアレイである。特公平6−38516号公報
では複式配線に対しボンディングパッドを1個しか設け
ていない。この従来技術ではワイヤボンディングの数が
大きく減らせるという利点がある反面、ワイヤボンディ
ングエリアから遠い発光ダイオードでは各ブロック間で
アノード同士を接続する金属配線の抵抗分電圧降下が起
こり、チップ内でのVFのばらつきが大きくなってしま
うという問題がある。特に、チップのコストを低く抑え
る方法として、金属配線の幅を細くすることによってチ
ップの幅を細くしたり、金の材料コストを低く抑えるた
めに金属配線の厚さを薄くしたりする必要があるため、
配線の抵抗が高くなり電圧降下の傾向は顕著となる。ま
た、チップの長さもチップ搭載のコストを抑えるために
長くする傾向があり、上記問題が発生しやすくなる。そ
こで、上記共通カソード配線1本に対しカソード用ボン
ディングパッドを複数個設けることは、チップ内の複数
の発光ダイオードのVFのばらつきを低く抑え安定して
動作するために非常に重要な意味がある。
【0022】また、請求項2に記載の本発明は、カソー
ド用ボンディングパッドとアノード用ボンディングパッ
ドは各発光部を結ぶ線を挟んで反対側に設けてある。こ
れはアノード用ボンディングパッドとドライバICとを
接続し、カソード用ボンディングパッドとチップを搭載
するためのセラミック基板上の共通カソード配線とを接
続するのに都合が良いという意味がある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0024】図1は本発明の発光ダイオードアレイの一
実施の形態を示す回路図である。
【0025】発光ダイオードアレイのチップ内の全発光
ダイオードD(1,1)、D(1,2)、…、D(1,
n)、D(2,1)、D(2,2)、…、D(2,
n)、…、D(m,1)、D(m,2)、D(m,
2)、…、D(m,n)はm個のブロックB1 、B2
…、Bm に分割されており、各ブロックB1 、B2
…、Bm内で各発光ダイオードD(1,1)〜D(m,
n)のアノードはm個の共通電極A1 、A2 、…、Am
にそれぞれ接続されている。全てのブロックB1
2 、…、Bm のi番目の発光ダイオードD(i,
1)、D(i,2)、…、D(i,n)のカソードはn
個の共通電極C1 、C2 、…、Cn にそれぞれ接続され
ている。
【0026】このような発光ダイオードアレイを発光情
報に応じて駆動させる方法としては、まず1番目のカソ
ードに接続された共通電極C1 をON(0V)にし、他
のカソードをOFF(5V)にした状態で、各アノード
に接続された共通電極A1 〜Am に信号を送る。各アノ
ードへの信号として発光させたいドットに対応するアノ
ードをON(発光ダイオードの駆動電圧、例えば1.5
V)にし、発光させたくないドットに対応するアノード
をOFF(0V)とする。
【0027】次に2番目のカソードに接続された共通電
極C2 をON(0V)にし、他のカソードに接続された
共通電極をOFF(5V)にした状態でアノードA1
mに信号を送る。
【0028】同様の動作をn番目のカソードに接続され
た共通電極Cn まで行うことにより、全ドットの発光情
報を送ることができる。
【0029】本発明の発光ダイオードアレイによれば、
全ての発光ダイオードD(1、1)〜D(m、n)を一
定数の発光ダイオードからなるブロックB1 〜Bm に分
割し、各ブロックB1 〜Bm ごとに各発光ダイオードD
(1、1)〜D(m、n)のアノード同士を共通電極A
1 〜Am に接続し、全てのブロックB1 〜Bm のi番目
の発光ダイオードD(m、i)のカソード同士を他の共
通電極C1 〜Cn に接続することにより、発光ダイオー
ドD(1、1)〜D(m、n)のマトリクスが構成され
る。このマトリクスの各共通電極A1 〜Am とC1 〜C
n との間に電圧を印加することで全発光ダイオードD
(1、1)〜D(m、n)を個別に発光させることがで
きる。しかも発光ダイオードD(1、1)〜D(m、
n)を個別に発光させるのに必要な共通電極A1
m 、C1 〜Cn の数は、全発光ダイオードD(1、
1)〜D(m、n)のカソードを共通に接続して各発光
ダイオードD(1、1)〜D(m、n)の各アノードに
個別に電圧を印加する従来例よりも少なくすることがで
き、ワイヤボンディングの密度を下げることができる。
したがって減少した電極分だけ発光ダイオードD(1、
1)〜D(m、n)の発光部の密度を増加させることが
できる。
【0030】次にこのような回路を実現するための発光
ダイオードアレイの構造及び製造方法について図2、図
3及び図4を参照して説明する。
【0031】図2は本発明の発光ダイオードアレイの製
造方法を適用した発光ダイオードアレイの平面図であ
る。図3は図2に示した発光ダイオードアレイのC−C
線断面図である。図4は図2のD−D線部分断面図であ
る。
【0032】図3に示す半絶縁性GaAs基板11の
(100)表面上にMOCVD法により、高抵抗のアン
ドープGaAsバッファ層12、p型GaAs層13、
p型GaAlAs層14、n型GaAlAs層15及び
n型GaAs層16を順次成長させる。
【0033】最上層であるn型GaAs層16は、光を
遮断する性質があるため、発光部21に位置するn型G
aAs層16はウェットエッチングにより除去する。
【0034】各発光ダイオードのカソード部分を分離す
るためウエットエッチングによりメサ・エッチング溝
(分離溝)25を形成する。このとき各発光ダイオード
間の分離溝25は図4に示すように逆メサ形状となる。
なお、分離溝25の深さはp型GaAs層13が露出す
る程度の深さとする。
【0035】各ブロックB1 、B2 、…、Bm 間のアノ
ードを電気的に絶縁するためウエットエッチングにより
メサ・エッチング溝26を形成する。メサ・エッチング
溝26の深さはp型GaAs層13より深くなるように
する。
【0036】全表面を覆うようにCVDによりSiO2
膜17を成長させる。
【0037】各ブロックB1 〜Bm のカソード同士を接
続するため、Auを蒸着した後パターンエッチングする
ことにより共通カソード配線24を形成する。
【0038】再度全表面を覆うようにCVDによりSi
2 膜18を成長させる。
【0039】アノード電極23とカソード電極22とが
形成される部分のSiO2 膜17、18をフッ酸により
除去する。アノード電極23はp型GaAs層13の上
にAuZn/Ni/Auを蒸着し、アロイ化することに
より形成される。またカソード電極22はn型GaAs
層16の上にAuGe/Ni/Auを蒸着し、アロイ化
することにより形成される。
【0040】各カソード電極22と他の共通電極として
のカソード用ボンディングパッド28とを結ぶラインと
共通カソード配線24とを接続するためのスルーホール
27をフッ酸でエッチングすることにより形成する。
【0041】全面にAuを蒸着した後、パターンエッチ
ングすることによりカソード用ボンディングパッド2
8、共通電極としてのアノード用ボンディングパッド2
9、各カソード電極22とカソード用ボンディングパッ
ドとを結ぶラインを形成する。
【0042】なお、カソード用ボンディングパッド28
とアノード用ボンディングパッド29とは、各発光部2
1を結ぶ線を挟んで反対側に設ける。また、カソード用
ボンディングパッド28は各ブロックのカソード同士を
接続するための共通カソード配線24の1本に対し複数
個設ける。
【0043】これらの各層12〜29が形成された半絶
縁性GaAs基板11をダイシングによりチップに切
断、分離することにより、複数の発光部21が長手方向
に一列に並ぶ高密度の発光ダイオードアレイチップが形
成される。
【0044】なお、本実施の形態では半絶縁性GaAs
基板の上にバッファ層として高抵抗のアンドープGaA
s層を形成した場合で説明したが、n型GaAs層、n
型のGaAlAs層又は高抵抗のアンドープGaAlA
s層をバッファ層としてもよい。その場合は、基板に電
流が流れないので基板としては半絶縁性基板には限定せ
ず導電性基板でも可能である。
【0045】さらに、本実施の形態では半絶縁性GaA
s基板の上にバッファ層を形成したが、バッファ層を形
成せずにp型オーミック層を形成してもよい。またさら
に基板としてn型のGaAs基板を用いてもよく、この
場合にもバッファ層を形成してもバッファ層を形成せず
p型オーミック層を形成してもよい。
【0046】また、本実施の形態ではGaAlAs系の
発光ダイオードの場合で説明したが、AlGaInP系
の発光ダイオードであっても同様の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0048】ボンディングワイヤの密度を上げることな
く発光部の密度を上げることができる発光ダイオードア
レイの提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発光ダイオードアレイの一実施の形態
を示す回路図である。
【図2】本発明の発光ダイオードアレイの製造方法を適
用した発光ダイオードアレイの平面図である。
【図3】図2に示した発光ダイオードアレイのC−C線
断面図である。
【図4】図2のD−D線部分断面図である。
【図5】従来の発光ダイオードアレイの上面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】図5のB−B線部分断面図である。
【符号の説明】
1 〜Am 共通電極 B1 〜Bm ブロック C1 〜Cn 共通電極 D(1、1)〜D(m、n) 発光ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 雅弘 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 小泉 玄太 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 松田 孝順 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 行本 富久 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 Fターム(参考) 5F041 AA04 CA35 CA36 CA91 CA98 CB23 CB25 FF13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GaAs基板上に複数のエピタキシャル
    層が積層され、メサ・エッチング溝により分割されて一
    列に並ぶ複数の発光ダイオードが形成された発光ダイオ
    ードアレイにおいて、全ての発光ダイオードが一定数の
    発光ダイオードからなるブロックに分割され、各ブロッ
    クごとに各発光ダイオードのアノード同士が共通電極に
    接続され、全てのブロックのi番目の発光ダイオードの
    カソード同士が共通カソード配線により接続され、該共
    通カソード配線に他の共通電極が接続されていることを
    特徴とする発光ダイオードアレイ。
  2. 【請求項2】 上記共通電極と上記他の共通電極とが同
    一平面上に設けられていると共に、複数の発光ダイオー
    ドを結ぶ線を挟んでそれぞれ反対側に配置され、他の共
    通電極は共通カソード配線1本に対し複数設けられてい
    る請求項1に記載の発光ダイオードアレイ。
  3. 【請求項3】 一列に並ぶ複数の発光ダイオード間を電
    気的に分離するためのメサ・エッチング溝が逆メサ方向
    のエッチング溝であり、複数の発光ダイオードの配列方
    向と直交するメサ・エッチング溝が順メサ方向のエッチ
    ング溝である請求項1に記載の発光ダイオードアレイ。
  4. 【請求項4】 半絶縁性GaAs基板上にp型オーミッ
    クコンタクト層、p型半導体層、n型半導体層、n型オ
    ーミックコンタクト層が順次エピタキシャル成長された
    請求項1に記載の発光ダイオードアレイ。
  5. 【請求項5】 n型GaAs基板上にp型オーミックコ
    ンタクト層、p型半導体層、n型半導体層、n型オーミ
    ックコンタクト層が順次エピタキシャル成長された請求
    項1に記載の発光ダイオードアレイ。
  6. 【請求項6】 GaAs基板上に、n型のGaAs、n
    型のGaAlAs、高抵抗GaAsまたは高抵抗GaA
    lAsからなるバッファ層が形成され、そのバッファ層
    の上にp型オーミックコンタクト層、p型半導体層、n
    型半導体層、n型オーミックコンタクト層が順次エピタ
    キシャ成長された請求項1に記載の発光ダイオードアレ
    イ。
  7. 【請求項7】 各ブロック間でアノードを分離するため
    のメサ・エッチング溝がp型オーミックコンタクト層よ
    り深く形成されている請求項1に記載の発光ダイオード
    アレイ。
  8. 【請求項8】 発光ダイオードの結晶構造がGaAlA
    s系またはAlGaInP系のダブルヘテロ構造である
    請求項1に記載の発光ダイオードアレイ。
  9. 【請求項9】 GaAs基板上に複数のエピタキシャル
    層を積層し、メサ・エッチング溝により分割して一列に
    並ぶ複数の発光ダイオードを形成する発光ダイオードア
    レイの製造方法において、全ての発光ダイオードを一定
    数の発光ダイオードからなるブロックに分割し、各ブロ
    ックごとに各発光ダイオードのアノード同士を共通電極
    に接続し、全てのブロックのi番目の発光ダイオードの
    カソード同士を共通カソード配線に接続し、該共通カソ
    ード配線に他の共通電極を接続することを特徴とする発
    光ダイオードアレイの製造方法。
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JP2007299955A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Kyocera Corp 電子装置、発光装置および画像形成装置
JP2007305708A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Rohm Co Ltd 半導体発光素子アレイおよびこれを用いた照明用器具

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JP2007299955A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Kyocera Corp 電子装置、発光装置および画像形成装置
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