JP2003258305A - 半導体素子アレイ - Google Patents

半導体素子アレイ

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JP2003258305A
JP2003258305A JP2002051261A JP2002051261A JP2003258305A JP 2003258305 A JP2003258305 A JP 2003258305A JP 2002051261 A JP2002051261 A JP 2002051261A JP 2002051261 A JP2002051261 A JP 2002051261A JP 2003258305 A JP2003258305 A JP 2003258305A
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light emitting
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Masumi Yanaka
真澄 谷中
Hiroyuki Fujiwara
博之 藤原
Hiroshi Hamano
広 浜野
Masaharu Nobori
正治 登
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Oki Digital Imaging Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDアレイ等の半導体素子アレイにおい
て、多数形成される半導体拡散領域毎にワイヤボンド用
の電極パッドを形成すると、その集積率を上げると電極
パッドの密度も増え、ワイヤボンド作業が困難になり、
コストアップの原因となった。 【解決手段】 高抵抗基板2の上にn半導体層3を形成
し、この半導体層3の表面に複数のp型半導体拡散領域
4を配列したLEDアレイ1において、p型半導体拡散
領域4を含んで電気的に互いに独立した一対の半導体ブ
ロック11毎に割り当てられて配置され、一方の半導体
ブロックのp型半導体拡散領域4と他方の半導体ブロッ
クのn側電極5とに電気的に接続された個別電極パッド
6と、一方の半導体ブロックのn側電極5と他方の半導
体ブロックのp型半導体拡散領域4とに電気的に接続さ
れた共通電極パッド7とを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子アレイ
の構造に関し、特にそのワイヤボンド用の電極パッドの
接続及び配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば発光素子アレイの場合、その構成
は、複数の発光素子を等間隔に直線状に配置したもので
あり、発光素子としてLED(発光ダイオード)を用い
た発光素子アレイをLEDアレイと称する。従来のLE
Dアレイは、例えば、図18及び図19(この図は、
「LEDプリンタ設計」:トリケップス誌の60頁に開
示されている)に示すような構成のものがある。
【0003】図18はこのLEDアレイ100の要部断
面図であり、図19は同じくその平面図である。各図に
示すように、このLEDアレイ100は、n型GaAs
基板105上にp型GaAsP層101を形成し、Zn
等のp型不純物の選択拡散により基板内においてアレイ
状に複数形成される発光部106を配列する。各発光部
のAl電極103は、それぞれ各発光部毎に形成される
個別電極であり、その一端部が発光部に電気的に接続さ
れるように絶縁膜102を介してp型GaAsP層10
1上に形成される。
【0004】これらのAl電極103の各他端部は、ワ
イヤと電気的に接続するために所定の面積を有して平面
状に形成されたワイヤボンド用の個別電極パッド107
に電気的に接続されている。一方、共通電極であるAu
GeNi電極104は、n型GaAs基板105と電気
的に接続されるように、n型GaAs基板の下層に、そ
れに接して形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のLED
アレイにおいては、各発光部にそれぞれ個別電極が形成
されているため、発光部が高密度になると、個別電極の
密度が増えることによりその電極パッドの密度も増え
る。このため、ワイヤボンド作業が困難になり、コスト
アップの原因となった。
【0006】本発明の目的は、これらの問題を解決すべ
く、発光部が高密度になっても、ワイヤボンディング密
度の上昇を防ぎ、上記したワイヤボンド作業の作業性の
低下を防ぐことによって、高歩留り及び低価格を維持で
きる半導体素子アレイを提供することにある。また、共
通電極104に相当する一方の電極を各発光部の近傍に
設けることによって、発光部の発光ばらつきを防止す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体素子ア
レイは、基板の上に半導体層を有し、該半導体層の表面
に複数の半導体拡散領域を配列した半導体素子アレイに
おいて、前記半導体層を形成する第1導電型半導体層
と、前記不純物を第2導電型として形成した1つの前記
半導体拡散領域を含んで電気的に互いに独立した複数の
半導体ブロックを形成するための素子分離領域と、各半
導体ブロック毎に形成された第1導電側電極と、一対の
前記半導体ブロック毎に割り当てられて配置され、対応
する一対の半導体ブロックのうち、一方の半導体ブロッ
クの前記半導体拡散領域と他方の半導体ブロックの前記
第1導電側電極とに電気的に接続された第1の電極パッ
ドと、前記一対の半導体ブロックの、各々の一方の半導
体ブロックの前記第1導電側電極と各々の他方の半導体
ブロックの前記半導体拡散領域とに電気的に接続された
第2の電極パッドとを有することを特徴とする。
【0008】請求項2の半導体素子アレイは、請求項1
記載の半導体素子アレイにおいて、前記第2の電極パッ
ドが前記一対の半導体ブロック毎に独立して形成されて
いることを特徴とする。
【0009】また、請求項3の半導体素子アレイは、請
求項1記載の半導体素子アレイにおいて、前記第2の電
極パッドが、前記一対の半導体ブロックの、各々の一方
の半導体ブロックの前記第1導電側電極に接続する第1
の共通電極パッドと各々の他方の半導体ブロックの前記
半導体拡散領域に接続する第2の共通電極パッドとから
なることを特徴とする。
【0010】また、請求項4の半導体素子アレイは、請
求項1記載の半導体素子アレイにおいて、前記第2の電
極パッドが、前記一対の半導体ブロックの、各々の一方
の半導体ブロックの前記第1導電側電極と各々の他方の
半導体ブロックの前記半導体拡散領域とに全て接続する
1の共通電極パッドとして形成されたことを特徴とす
る。
【0011】また、請求項5の半導体素子アレイは、請
求項1乃至4の何れかに記載の半導体素子アレイにおい
て、前記半導体ブロックが前記半導体素子アレイの長手
方向に沿って形成されると共に、各半導体ブロックの前
記第1導電側電極と前記半導体拡散領域とが前記長手方
向と直交する方向に、且つ交互に反対側に配置されたこ
とを特徴とする。
【0012】また、請求項6の半導体素子アレイは、請
求項1乃至5の何れかに記載の半導体素子アレイにおい
て、前記素子分離領域が溝により形成されたことを特徴
とする。
【0013】また、請求項7の半導体素子アレイは、請
求項1乃至5の何れかに記載の半導体素子アレイにおい
て、前記素子分離領域が拡散領域により形成されたこと
を特徴とする。
【0014】また、請求項8の半導体素子アレイは、請
求項1記載の半導体素子アレイにおいて、前記半導体ブ
ロック及び前記第1の電極パッドが、共に前記半導体素
子アレイの長手方向に沿って配列され、前記各第1の電
極パッドの同方向の幅をWとし、前記半導体ブロック間
の間隔をPとしたとき、下式W<2Pを満たすように形
成したことを特徴とする。
【0015】更に、請求項9の半導体素子アレイは、請
求項1乃至8の何れかに記載の半導体素子アレイにおい
て、前記半導体拡散領域が発光部を形成することを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
半導体素子アレイによる実施の形態1のLEDアレイ1
の要部構成を示す図で、同図(a)はその平面図であ
り、同図(b)は同図(a)中の指示線200を含む断
面を矢印A方向からみた断面図である。
【0017】図1(b)に示すように、このLEDアレ
イ1は、例えば半絶縁性GaAs基板で形成された高抵
抗基板2上に第1導電型の半導体層3が形成されてい
る。この第1導電型の半導体層3には、同図(a)に示
すようにLEDアレイ1の長手方向に沿って、複数の島
状の半導体ブロック11が形成されるように、エッチン
グによる溝形成によって素子分離領域としての素子分離
溝領域10が形成されている。
【0018】各半導体ブロック11には、例えば固相拡
散法で第2導電型不純物を拡散することにより第2導電
型半導体拡散領域4を形成している。各半導体ブロック
11の第1導電型の半導体層3には、その上面に形成し
た後述する第2層間絶縁膜14を貫通する第1導電側電
極5がオーミックコンタクトを形成している。
【0019】そして第2導電型半導体拡散領域4には、
その上面に形成した第2層間絶縁膜14の開口部を介し
て個別電極パッド6の第1接続端子部6aがオーミック
コンタクトを形成し、第1導電側電極5には、共通電極
パッド7の第1接続端子部7aが電気的に接続してい
る。尚、個別電極パッド6は第1の電極パッドに相当
し、共通電極パッド7は第2の電極パッドに相当してい
る。
【0020】以後、第1導電型がn型の半導体、そして
第2導電型がp型の半導体であるものとして説明する。
この場合、第1導電型の半導体層3として、例えばn型
AlGaAsを適用でき、第2導電型不純物の例として
Znを適用する。また、p型半導体拡散領域4を含ん
で、個々の発光動作にかかわる領域を特に発光部9とす
る。
【0021】図1(a)に示すように、各半導体ブロッ
ク11には一対の発光部9とn側電極5が形成されてい
るが、半導体ブロック11の配列方向と直交する方向に
おいて、各半導体ブロック11のこれら一対の発光部9
とn側電極5とは、交互に配置されている。
【0022】各共通電極パッド7は、その第1接続端子
部7aが各半導体ブロック11のn側電極5に電気的に
接続し、第2接続端子部7bが隣接する半導体ブロック
11の発光部9のp型半導体拡散領域4にオーミックコ
ンタクトしている。一方、各個別電極パッド6は、その
第1接続端子部6aが各半導体ブロック11の発光部の
p型半導体拡散領域4にオーミックコンタクトし、第2
接続端子部6bが隣接する半導体ブロック11のn側電
極5に電気的に接続している。
【0023】そして、図1(a)に示すように、個別電
極パッド6と共通電極パッド7とは、n型半導体層3上
で、それぞれの第1接続端子部6a,7a及び第2接続
端子部6b,7bが対向するように半導体ブロック11
の両側に、且つ第1と第2の各層間絶縁膜8,14を介
して配設されている。
【0024】次に、LEDアレイ1の製造方法について
説明する。
【0025】図2〜図13の各図は、LEDアレイ1の
製造工程を説明するための図である。また、図2〜図8
までの各図は、発光部9(図1)が形成される発光部近
傍を模式的に示した部分拡大図であり、各図(a)はそ
の平面図を、各図(b)は同図(a)中の指示線201
を含む断面を矢印B方向からみた断面図である。
【0026】図2(b)に示すように、LEDアレイ1
の基板として、例えば半絶縁性GaAs基板で形成され
た高抵抗基板2に、n型(第1導電型)半導体層3をエ
ピタキシャル成長させたものを使用する。このn型半導
体層としてはn型のAlGaAs層を用いることができ
る。また、良好なコンタクトを取るため、n型半導体層
3上にGaAsコンタクトキャップ層13を形成する。
【0027】次に、図3(b)に示すように、この基板
上に拡散マスク(第1層間絶縁膜)8を成膜する。本実
施の形態1では、この拡散マスク8にAl203(膜
厚:500Å〜3000Å)を使用し、スパッタ法によ
って成膜する。そして、図4(a),(b)に示すよう
に、発光部を形成する位置に対応させて拡散マスク8に
開口部8aを形成する。この開口部8aの形成方法とし
て、本実施の形態では、例えばホトリソグラフィ技術と
エッチングによって形成する。
【0028】次に、図5(a),(b)に示すように、
図4の状態に対してZnをドープした絶縁膜15を成膜
する。本実施の形態では、例えばZn0(膜厚:500
Å〜3000Å)を使用し、スパッタ法によって成膜す
る。更にこの状態から、図6に示すように、絶縁膜15
の上層にアニールキャップ膜16を成膜する。本実施の
形態では、例えばSiN(膜厚:500Å〜3000
Å)を使用し、CVD(chemical vapor deposition)
法によって成膜する。
【0029】次に、この状態から、窒素大気圧下650
℃で約1時間アニール処理を行う。このとき、図7
(a),(b)に示すように、Znがp型不純物として
n型半導体層3に拡散し、p型半導体拡散領域4を形成
する。次に、図8(a),(b)に示すように、p型半
導体拡散領域4に、後述するようにp側電極を形成する
ため、アニールキャップ膜16と拡散源としての絶縁膜
15を剥離する。
【0030】次に、図8に示す状態から拡散マスク(第
1層間絶縁膜)8を帯状に剥離する。この帯状剥離はホ
トリソグラフィ技術とエッチングによって行う。
【0031】図9は、以上のような過程を経て形成され
たLEDアレイ1の現段階での平面図である。同図に示
すように、このとき、LEDアレイ1のn型半導体層3
の前記した所定位置には、p型半導体拡散領域4が複数
形成され、各p型半導体拡散領域4を含む帯状剥離領域
8bでは、拡散マスク8が除去された状態となってい
る。
【0032】次に、図10に示すように、それぞれp型
半導体拡散領域4(発光部9に相当する)を1つ含む前
記した半導体ブロック11を、LEDアレイ1の長手方
向に沿って島状に複数形成すべく、深さが高抵抗基板2
(図1(b))にまで達する溝を前記帯状剥離領域8b
に形成した素子分離溝領域10を形成する。この素子分
離溝領域10は、本実施の形態では、例えばホトリソグ
ラフィ技術とエッチングによって形成され、これによっ
て各半導体ブロック11は電気的に独立した状態とな
る。
【0033】次に、図11に示すように、各半導体ブロ
ック11の、発光部9の領域14a及びn側電極形成領
域14bを除いて、LEDアレイ1の平面全域に対して
第2層間絶縁膜14を形成する。その際、本実施の形態
では、先ず第2層間絶縁膜14として全体に例えばSi
N(膜厚:500Å〜3000Å)の絶縁膜を形成し、
その後、発光部9の領域14a及びn側電極形成領域1
4bに対してホトリソグラフィとエッチングを施してこ
れらの部分の絶縁膜を剥離する。
【0034】次に、図12に示すように、第2層間絶縁
膜14の開口部であるn側電極形成領域14bにn側電
極5を形成する。この場合、本実施の形態では、n型半
導体層3の上面にn側電極5を蒸着し、リフトオフによ
り形成する。またこのn側電極5にAu合金を使用し、
最後にシンター(電極の熱処理)を行う。
【0035】次に、図13に示すように、個別電極パッ
ド6と共通電極パッド7とを、前記した所定の位置にリ
フトオフによって形成する。これに際に、本実施の形態
では、先ず各電極パッドにAu積層膜を使用し、最後に
シンター(電極の熱処理)を行う。
【0036】以上の様にして形成されたLEDアレイ1
の駆動方法について、図13の平面図を参照しながら以
下に説明する。尚、説明を容易にするため、図13に示
す発光部9に、図の左側から順にD1,D2,D3,D
4…の発光部番号を付す。
【0037】先ず奇数番目の発光部D1,D3…が発光
するように、個別電極パッド6と共通電極パッド7との
間に順方向バイアスを印加すると、発光部D1,D3…
が発光する。このとき偶数番目の発光部D2,D4…
は、逆方向バイアスが印加されるため発光しない。次
に、偶数番目の発光部D2,D4…が発光するように、
個別電極パッド6と共通電極パッド7との間に順方向バ
イアスを印加すると、発光部D2,D4…が発光する。
このとき奇数番目の発光部D1,D3…は、逆方向バイ
アスが印加されるため発光しない。
【0038】以上のように、発光部の奇数番目の列と偶
数番目の列とを、所望の時間差をもって時分割駆動して
交互に発光可能状態とする。これにより、このLEDア
レイ1を電子写真方式のプリンタの光源として使用した
場合、LEDアレイ1の長手方向と直交する方向に移動
する感光体の周面に、発光部の奇数番目の列と偶数番目
の列に対応する潜像を一列に形成できる。
【0039】以上のように、実施の形態1のLEDアレ
イによれば、以下のような効果が得られる。 (1) 一対の発光部とn側電極とが島状の半導体ブロ
ックに形成されるため、発光ばらつきが小さく均一な発
光パターンが得られる。 (2) 電子写真方式のプリンタの光源として使用する
場合、発光部の奇数番目と偶数番目とを時分割駆動する
ことができる。 (3) 個別電極パッド及び共通電極パッドを、それぞ
れ隣接する半導体ブロックの一方の発光部と、他方のn
側電極とに接続した構成とすることで、半導体ブロック
ごとにn側電極を形成したにもかかわらず、ワイヤボン
ド用の電極パッドの密度を低くできる。
【0040】実施の形態2.図14は、本発明の半導体
素子アレイによる実施の形態2のLEDアレイ21の構
成を示す図で、同図(a)はその平面図であり、同図
(b)は同図(a)中の指示線202を含む断面を矢印
A方向からみた断面図であり、同図(c)は同図(a)
中の指示線203を含む断面を矢印A方向からみた断面
図である。
【0041】この実施の形態2のLEDアレイ21が、
前記した図1に示す実施の形態1のLEDアレイ1と主
に異なる点は、共通電極パッド7(図1)に接続された
発光部9及びn側電極5を、それぞれ第1電極パッド2
2及び第2電極パッド23に接続した点と、隣接する半
導体部ブロックを交互にずらして形成した点である。
【0042】従って、図1に示す実施の形態1の発光素
子アレイ1と同一、或いはそれに相当する部分には同一
符号を付して、或いは図面を省略して説明を省略し、異
なる点を重点的に説明する。
【0043】発光素子アレイ21の長手方向と直交する
矢印D方向にずれて形成された各半導体ブロック11に
形成されたそれぞれの発光部9のp型半導体拡散領域4
は、第1共通電極パッド22に電気的に接続する各共通
端子22aの先端部とオーミックコンタクトを形成して
いる。
【0044】一方、素子分離溝領域10によって、電気
的に独立したn型半導体層3の第1分離層3a(図14
(b))には、後述する所定の位置に、略等間隔に第2
n側電極25がオーミックコンタクトを形成している。
この第2n側電極25は、発光素子アレイ21の長手方
向と直交する矢印C方向にずれて形成された各半導体ブ
ロック11に形成された各々のn側電極5に対向する位
置に形成されており、これらの各電極間には、両電極間
を電気的に接続する接続導体26(図14(c)参照)
が形成されている。
【0045】従って、矢印C方向にずれた各半導体ブロ
ック11のn側電極5は、n型半導体層3の第1分離層
3aを介して互いに電気的に接続されている。更に、図
14(b)に示すように、特定の第2n側電極25の上
面には、接続導体26に連続して第2共通電極パッド2
3が形成されている。従って、この第2共通電極パッド
23と矢印C方向にずれた各半導体ブロック11のn側
電極5とは、各接続導体26及びn型半導体層3の第1
分離層3aを介して電気的に接続されている。
【0046】尚、この場合、n型半導体層3として、
S、Se、Te、Ge、Siなどの半導体不純物元素を
10E15〜10E19/cm程度含有させることが
好ましい。
【0047】以上の様にして形成されたLEDアレイ2
1の駆動方法について、図14(a)を参照しながら説
明する。尚、説明を容易にするため、図14に示す発光
部9に、図の左側から順にD1,D2,D3,D4…の
発光部番号を付す。
【0048】先ず、奇数の発光部D1,D3…が発光す
るように、第2共通電極パッド23と個別電極パッド6
間に順方向バイアスを印加すると、発光部D1,D3…
が発光する。このとき偶数番目の発光部D2,D4…
は、開放或いは同電位とされて発光しない。次に、偶数
番目の発光部D2,D4…が発光するように、第1共通
電極パッド22と個別電極パッド6との間に順方向バイ
アスを印加すると、発光部D2,D4…が発光する。こ
のとき奇数番目の発光部D1,D3…は、開放或いは同
電位とされて発光しない。
【0049】以上のように、発光部の奇数番目の列と偶
数番目の列とを、所望の時間差をもって時分割駆動して
交互に発光可能状態とする。これにより、このLEDア
レイ21を電子写真方式のプリンタの光源として使用し
た場合、LEDアレイ21の長手方向と直交する方向に
移動する感光体の周面に、発光部の奇数番目の列と偶数
番目の列に対応する潜像を一列に形成できる。
【0050】以上のように、実施の形態2のLEDアレ
イ21によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる
他、共通電極パッド数を低減した構造にできるので、配
線数が減って、作業性及び信頼性の点でより優れた発光
素子アレイを提供することが出来る。
【0051】実施の形態3.図15は、本発明の半導体
素子アレイによる実施の形態3のLEDアレイ31の構
成を示す図で、同図(a)はその平面図であり、同図
(b)は同図(a)中の指示線204を含む断面を矢印
A方向からみた断面図である。
【0052】この実施の形態3のLEDアレイ31が、
前記した図1に示す実施の形態1のLEDアレイ1と主
に異なる点は、複数の独立した共通電極パッド7(図
1)を全て電気的に接続し、1つの共通電極32のみを
形成した点である。従って図1に示す実施の形態1の発
光素子アレイ1と同一、或いはそれに相当する部分には
同一符号を付して、或いは図面を省略して説明を省略
し、異なる点を重点的に説明する。
【0053】以上のように構成することにより、例え
ば、個別電極パッド6の電位を共通電極パッド32の電
位より所定以上高くすることによって、順方向バイアス
が印加される奇数番目の発光部D1,D3,D5…のみ
を発光し、個別電極パッド6の電位を共通電極パッド3
2の電位より所定以上低くすることによって、順方向バ
イアスが印加される偶数番目の発光部D2,D4,D6
…のみを発光することが出来る。
【0054】以上のように、発光部の奇数番目の列と偶
数番目の列とを、所望の時間差をもって時分割駆動して
交互に発光可能状態とする。これにより、このLEDア
レイ1を電子写真方式のプリンタの光源として使用した
場合、LEDアレイ1の長手方向と直交する方向に移動
する感光体の周面に、発光部の奇数番目の列と偶数番目
の列に対応する潜像を一列に形成できる。
【0055】以上のように、実施の形態3のLEDアレ
イ31によれば、実施の形態2と同様の効果が得られる
他、更に、共通電極パッド数を低減した構造にできるの
で、配線数が減って、実施の形態2の場合と同様に、作
業性及び信頼性の点でより優れた発光素子アレイを提供
することが出来る。
【0056】実施の形態4.図16は、本発明の半導体
素子アレイによる実施の形態4のLEDアレイ41の構
成を示す図で、同図(a)はその平面図であり、同図
(b)は同図(a)中の指示線205を含む断面を矢印
A方向からみた断面図である。
【0057】この実施の形態4のLEDアレイ41が、
前記した図1に示す実施の形態1のLEDアレイ1と主
に異なる点は、実施の形態1において素子分離溝領域1
0(図1)をエッチングにより高抵抗基板2まで達する
溝によって形成したのに対し、同領域に、同様の効果を
生じる素子分離領域としての素子分離拡散領域42を形
成した点である。
【0058】従って図1に示す実施の形態1の発光素子
アレイ1と同一、或いはそれに相当する部分には同一符
号を付して、或いは図面を省略して説明を省略し、異な
る点を重点的に説明する。
【0059】本実施の形態では、実施の形態1で、その
図10を参照して説明した素子分離溝領域10の形成工
程に代えて、素子分離拡散領域42を形成する工程を導
入する。このとき、素子分離拡散領域42は、図16に
示すように、所望の半導体ブロック11が形成された実
施の形態1の素子分離溝領域10(図1)と同領域に形
成される。そして素子分離拡散領域42の最深部が、n
型半導体層3を貫通して高抵抗基板2まで達するように
形成する。
【0060】この選択拡散は、Znを使用した熱拡散に
よって行い、例えば素子分離拡散領域42のみを単独工
程によって形成する方法と、発光部9と同時に形成する
方法とがある。
【0061】素子分離拡散領域42を単独に形成する場
合、発光部であるP型半導体拡散領域4を形成する前に
固相拡散技術により形成する。この場合、素子分離拡散
領域42が前記したように高抵抗基板2まで達するよう
に拡散時間を調整する。
【0062】一方、素子分離拡散領域42を発光部の拡
散と同時に行なう場合には、先ずn型半導体層3上に、
素子分離拡散領域42が形成される部分と発光部が形成
される領域を除いて拡散マスク(第1層間絶縁膜)8
(図3参照)を形成し、更に発光部が形成される領域の
みに拡散制御膜(PSG、SiN、Al203等)を形
成する。
【0063】その後、拡散源としてのZnをドープした
絶縁膜15(図5参照)を成膜し、更にその上層にアニ
ールキャップ膜16(図6参照)を成膜する。そして所
定の環境下(例えば、窒素大気圧下650℃)で、前記
したように素子分離拡散領域42が高抵抗基板2まで達
し、且つ発光部の拡散がn型半導体層3に形成されるよ
うに所定時間アニール処理を行う。
【0064】この素子分離拡散領域42の形成により、
各半導体ブロック11は、電気的に独立した状態とな
る。その後の製造工程は、前記した実施の形態1で説明
した図11以後の工程と同様なので、その説明を省略す
る。
【0065】以上のように、実施の形態4のLEDアレ
イ41によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる
他、素子分離拡散領域42と発光部とを同時拡散するこ
とによって、製造工程数を減らすことができる。更に、
実施の形態1の素子分離領域のような溝を形成しないた
め、その上層に形成される接続導体を平坦な面上に形成
することができ、素子の信頼性をより向上することがで
きる。
【0066】実施の形態5.図17は、本発明の半導体
素子アレイによる実施の形態5のLEDアレイの形状を
説明するための部分拡大図である。
【0067】同図は、前記した図14に示す実施の形態
2の半導体素子アレイ21の、発光部番号D1及びD2
をそれぞれ配設する各半導体ブロック11と、これに対
応する個別電極パッド6の部分を拡大した図である。
【0068】同図に示すように、隣接する半導体ブロッ
ク11間の間隔(発光部9間の間隔に相当)をPとし、
個別電極パッド6の、半導体素子アレイ21の長手方向
の幅をWとしたとき、次の関係式 W<2P (1) を満たすように設定する。
【0069】2つの半導体ブロック11に、ワイヤボン
ド用の個別電極パッド6或いは共通電極パッド7(図1
参照)を1つ割り当てて一列に配置する場合には、
(1)式の条件を満たすことによって、例えば個別電極
パッド6が配列された列の長さが、半導体ブロック11
が配列された列の長さ以上となってしまうのを防ぐこと
ができる。
【0070】以上のように、実施の形態5のLEDアレ
イによれば、LEDアレイの平面でのスペース効率を損
なうことなく、電極パッドと半導体ブロックとを過不足
なく並列配置することができる。
【0071】尚、前記した各実施の形態では、第1導電
型にn型の半導体を、そして第2導電型にp型の半導体
をそれぞれ想定して説明したが、これに限定されるもの
ではなく、第1導電型にp型の半導体を、そして第2導
電型にn型の半導体を採用してもよい。
【0072】また、基板、電極、及び不純物の材料及び
組成は、前記した各実施の形態で採用したものに限定さ
れるものではなく、同様の効果を奏する他の素材を採用
してもよい。
【0073】また、本発明は、LEDアレイに限定され
るものではなく、例えば、半導体レーザーや、ドライバ
ーIC等の他の半導体素子に適用することもできる。
【0074】また、前記した各実施の形態では、発光部
の不純物(Zn)を拡散させる方法として固相拡散法を
用いたが、これに限定されるものではなく、気相拡散法
或いはイオンインプランテーション等の拡散法を採用し
てもよい。
【0075】更に、実施の形態4においては、素子分離
拡散領域を、p型不純物であるZnを拡散させて形成し
たが、ここでの拡散は、発光条件を考慮することなく深
い拡散層を形成すればよいため、炭素などの他の不純物
を拡散してもよい。また、ここでの拡散方法としては、
発光部と同じ拡散法を用いる必要はなく、発光部が例え
ば固相拡散法を採用した場合、気相拡散法或いはイオン
インプランテーション等の拡散法によって、容易に発光
部より深い拡散相を形成してもよいなど種々の態様を取
り得るものである。
【0076】
【発明の効果】請求項1、6の半導体素子アレイによれ
ば、半導体拡散領域と第1導電側電極とが1の半導体ブ
ロックに形成されるため、動作のばらつきを抑制するこ
とができる。また、第1の電極パッドを2つの半導体ブ
ロックの所定部に接続するため、少ない電極パッド数
で、用途に応じて種々の駆動方法が可能となる。
【0077】また、請求項2、3、4の半導体素子アレ
イによれば、半導体素子アレイの用途に応じて、第2の
電極パッドの数が減らせるため、作業性及び信頼性の点
でより優れた半導体素子アレイを提供することが出来
る。
【0078】また、請求項5及び9の半導体素子アレイ
によれば、電子写真方式のプリンタの光源として使用す
る場合、発光部の奇数番目と偶数番目とを時分割駆動す
ることができる。
【0079】また、請求項7の半導体素子アレイによれ
ば、素子分離領域と半導体拡散領域とを同時に拡散する
ことができるため、合理的な製造工程を形成することが
できる。更に、溝が形成されないので、素子分離領域の
上層に形成される接続導体を比較的平坦な面上に形成す
ることができるため、素子の信頼性を向上することがで
きる。
【0080】更に、請求項8の半導体素子アレイによれ
ば、半導体素子アレイの平面でのスペース効率を損なう
ことなく、電極パッドと半導体ブロックとを過不足なく
並列配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体素子アレイによる実施の形態
1のLEDアレイ1の要部構成を示す図で、同図(a)
はその平面図であり、同図(b)は同図(a)中の指示
線200を含む断面を矢印A方向からみた断面図であ
る。
【図2】 LEDアレイ1の製造工程を説明するため、
発光部近傍を模式的に示した部分拡大図であり、同図
(a)はその平面図を、同図(b)は同図(a)中の指
示線201を含む断面を矢印B方向からみた断面図であ
る。
【図3】 LEDアレイ1の製造工程を説明するため、
発光部近傍を模式的に示した部分拡大図であり、同図
(a)はその平面図を、同図(b)は同図(a)中の指
示線201を含む断面を矢印B方向からみた断面図であ
る。
【図4】 LEDアレイ1の製造工程を説明するため、
発光部近傍を模式的に示した部分拡大図であり、同図
(a)はその平面図を、同図(b)は同図(a)中の指
示線201を含む断面を矢印B方向からみた断面図であ
る。
【図5】 LEDアレイ1の製造工程を説明するため、
発光部近傍を模式的に示した部分拡大図であり、同図
(a)はその平面図を、同図(b)は同図(a)中の指
示線201を含む断面を矢印B方向からみた断面図であ
る。
【図6】 LEDアレイ1の製造工程を説明するため、
発光部近傍を模式的に示した部分拡大図であり、同図
(a)はその平面図を、同図(b)は同図(a)中の指
示線201を含む断面を矢印B方向からみた断面図であ
る。
【図7】 LEDアレイ1の製造工程を説明するため、
発光部近傍を模式的に示した部分拡大図であり、同図
(a)はその平面図を、同図(b)は同図(a)中の指
示線201を含む断面を矢印B方向からみた断面図であ
る。
【図8】 LEDアレイ1の製造工程を説明するため、
発光部近傍を模式的に示した部分拡大図であり、同図
(a)はその平面図を、同図(b)は同図(a)中の指
示線201を含む断面を矢印B方向からみた断面図であ
る。
【図9】 LEDアレイ1の製造工程を説明するための
図である。
【図10】 LEDアレイ1の製造工程を説明するため
の図である。
【図11】 LEDアレイ1の製造工程を説明するため
の図である。
【図12】 LEDアレイ1の製造工程を説明するため
の図である。
【図13】 LEDアレイ1の製造工程を説明するため
の図である。
【図14】 本発明の半導体素子アレイによる実施の形
態2のLEDアレイ21の構成を示す図で、同図(a)
はその平面図であり、同図(b)は同図(a)中の指示
線202を含む断面を矢印A方向からみた断面図であ
り、同図(c)は同図(a)中の指示線203を含む断
面を矢印A方向からみた断面図である。
【図15】 本発明の半導体素子アレイによる実施の形
態3のLEDアレイ31の構成を示す図で、同図(a)
はその平面図であり、同図(b)は同図(a)中の指示
線204を含む断面を矢印A方向からみた断面図であ
る。
【図16】 本発明の半導体素子アレイによる実施の形
態4のLEDアレイ41の構成を示す図で、同図(a)
はその平面図であり、同図(b)は同図(a)中の指示
線205を含む断面を矢印A方向からみた断面図であ
る。
【図17】 本発明の半導体素子アレイによる実施の形
態5のLEDアレイの形状を説明するための部分拡大図
である。
【図18】 従来のLEDアレイ100の用部断面図で
ある。
【図19】 従来のLEDアレイ100の用部平面図で
ある。
【符号の説明】
1 LEDアレイ、 2 高抵抗基板、 3 第1導電
(n)型の半導体層、3a 第1分離層、 4 第2導
電(p)型半導体拡散領域、 5 第1導電(n)側電
極、 6 個別電極パッド、 6a 第1接続端子部、
6b 第2接続端子部、 7 共通電極パッド、 7
a 第1接続端子部、 7b 第2接続端子部、 8
拡散マスク(第1層間絶縁膜)、 9 発光部、 10
素子分離溝領域、 11 半導体ブロック、 13
GaAsコンタクトキャップ層、 14 第2層間絶縁
膜、 14a 開口部、 14b 帯状剥離領域、 1
5 Znをドープした絶縁膜、 16 アニールキャッ
プ膜、 17 帯状絶縁膜、 21 LEDアレイ、
22 第1共通電極パッド、 22a 共通端子、 2
3 第2共通電極パッド、 25 第2n側電極、 2
6 接続導体、31 LEDアレイ、 32 共通電極
パッド、 41 LEDアレイ、 42素子分離拡散領
域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 博之 東京都八王子市東浅川町550番地の1 株 式会社沖デジタルイメージング内 (72)発明者 浜野 広 東京都八王子市東浅川町550番地の1 株 式会社沖デジタルイメージング内 (72)発明者 登 正治 東京都八王子市東浅川町550番地の1 株 式会社沖デジタルイメージング内 Fターム(参考) 2C162 AE28 AE47 AF05 AF59 AH04 AH24 AH43 AH63 AH84 FA04 FA17 FA24 FA25 5F041 AA14 AA42 BB03 BB33 CA02 CA12 CA35 CA36 CA49 CA53 CA72 CA93 CB23 CB25 DB07 FF13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の上に半導体層を有し、該半導体層
    の表面に複数の半導体拡散領域を配列した半導体素子ア
    レイにおいて、 前記半導体層を形成する第1導電型半導体層と、 前記不純物を第2導電型として形成した1つの前記半導
    体拡散領域を含んで電気的に互いに独立した複数の半導
    体ブロックを形成するための素子分離領域と、各半導体
    ブロック毎に形成された第1導電側電極と、 一対の前記半導体ブロック毎に割り当てられて配置さ
    れ、対応する一対の半導体ブロックのうち、一方の半導
    体ブロックの前記半導体拡散領域と他方の半導体ブロッ
    クの前記第1導電側電極とに電気的に接続された第1の
    電極パッドと、前記一対の半導体ブロックの、各々の一
    方の半導体ブロックの前記第1導電側電極と各々の他方
    の半導体ブロックの前記半導体拡散領域とに電気的に接
    続された第2の電極パッドとを有することを特徴とする
    半導体素子アレイ。
  2. 【請求項2】 前記第2の電極パッドが前記一対の半導
    体ブロック毎に独立して形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体素子アレイ。
  3. 【請求項3】 前記第2の電極パッドが、前記一対の半
    導体ブロックの、各々の一方の半導体ブロックの前記第
    1導電側電極に接続する第1の共通電極パッドと各々の
    他方の半導体ブロックの前記半導体拡散領域に接続する
    第2の共通電極パッドとからなることを特徴とする請求
    項1記載の半導体素子アレイ。
  4. 【請求項4】 前記第2の電極パッドが、前記一対の半
    導体ブロックの、各々の一方の半導体ブロックの前記第
    1導電側電極と各々の他方の半導体ブロックの前記半導
    体拡散領域とに全て接続する1の共通電極パッドとして
    形成されたことを特徴とする請求項1記載の半導体素子
    アレイ
  5. 【請求項5】 前記半導体ブロックが前記半導体素子ア
    レイの長手方向に沿って形成されると共に、各半導体ブ
    ロックの前記第1導電側電極と前記半導体拡散領域とが
    前記長手方向と直交する方向に、且つ交互に反対側に配
    置されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記
    載の半導体素子アレイ。
  6. 【請求項6】 前記素子分離領域が溝により形成された
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の半導
    体素子アレイ。
  7. 【請求項7】 前記素子分離領域が拡散領域により形成
    されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載
    の半導体素子アレイ。
  8. 【請求項8】 前記半導体ブロック及び前記第1の電極
    パッドが、共に前記半導体素子アレイの長手方向に沿っ
    て配列され、前記各第1の電極パッドの同方向の幅をW
    とし、前記半導体ブロック間の間隔をPとしたとき、下
    式 W<2P を満たすように形成したことを特徴とする請求項1記載
    の半導体素子アレイ。
  9. 【請求項9】 前記半導体拡散領域が発光部を形成する
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の半導
    体素子アレイ。
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