JP7306253B2 - 半導体装置、発光基板、光プリントヘッド、画像形成装置、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置、発光基板、光プリントヘッド、画像形成装置、及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光プリントヘッドにおける半導体装置の構造、及びその製造方法に関する。
従来、半導体ウエハに複数形成した集積回路領域上に平坦化膜を介してエピタキシャルフィルムを貼り付け、個々に分離することにより形成する半導体装置があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-29640号公報(第20頁、図12)
しかしながら、半導体装置の製造過程において発生する原因により、半導体装置の信頼性が損なわれる場合があった。
本発明による半導体装置は、集積回路領域を備えた半導体基板と、前記半導体基板上に形成された平坦化層と、前記平坦化層上にボンディングされたエピタキシャルフィルムと、前記エピタキシャルフィルムを覆うように成膜された無機絶縁膜と、前記無機絶縁膜を覆うように成膜された有機絶縁膜とを備え、
前記無機絶縁膜は、前記平坦化層における陥没した部分と前記エピタキシャルフィルムにおける前記平坦化層側の下面との間に生じた隙間における前記エピタキシャルフィルムの表面まで成膜され、
前記有機絶縁膜は、前記隙間を埋めるように成膜されたことを特徴とする。
本発明によれば、エピタキシャルフィルムと平坦化層との間に生じた隙間を絶縁膜によって埋めるため、半導体装置の信頼性を向上できる。
本発明による実施の形態1の半導体装置の要部構成を示す平面図である。 図1に示す半導体装置のA-A断面図である。 半導体装置の形成過程における一段階での形状を示す製造工程図である。 図3に示すB-B断面の要部構成を示す断面図である。 図4に点線で囲った囲い部分Mの同位置での部分拡大図であり、エピタキシャルフィルムに発光部が形成された後の、同部分の断面を示している。 無機絶縁膜及び有機絶縁膜が成膜された後のエピタキシャルフィルムの端部周辺断面(図5と同位置の断面)を示している。 本発明による実施の形態2の光プリントヘッドの要部構成を示す構成図である。 発光素子ユニットの一構成例を示す平面配置図である。 本発明による実施の形態3の画像形成装置の要部構成を模式的に示す要部構成図である。
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1の半導体装置101の要部構成を示す平面図であり、図2は、図1に示す半導体装置101のA-A断面図である。
図1、図2に示すように、半導体装置101は、長手方向(矢印A方向)に延在する半導体基板としての駆動回路基板120上に形成された平坦化層としての平坦化膜102を備え、平坦化膜102上には、長手方向に沿って、所定の間隔で配置された複数の発光部105が形成されている。ここでの駆動回路基板120は、図1の平面図に示すように、長手方向において、一方の側面がまっすぐ延在しているのに対して他方の側面が中央部でS字状に湾曲しており、これにより略中央部を境にして、幅広の幅広部120aと幅の狭い幅狭部120bとを有する。
平坦化膜102は、駆動回路基板120の一方の側面に沿って、幅広部120aと幅狭部120bにわたって連続して形成され、発光部105は、その平坦化膜102上にボンディングされたエピタキシャルフィルム104を半導体プロセスにより処理して形成され、平坦化膜102上において直線上に配置されている。尚、発光部105には、例えば発光ダイオードや発光サイリスタが形成されるものである。
尚、ここでは、発光部105がエピタキシャルフィルム104の一部の層によってつながった状態で形成されているように示したが、個々の発光部105が互に分離して独立するように形成される場合もある。
図2に示すように、駆動回路基板120は、ベース層121とその上に配置された複数の導電形成層122を備える。導電形成層122は、集積回路領域106内に複数積層配置された導電層107と、集積回路領域106外のダミータイル形成領域108内にあって、各導電層107の端部に隣接して配置されたダミータイル109と、これらの隙間を埋めると共に各層間の短絡を防ぐ層間絶縁層110を備える。
駆動回路基板120上に形成された平坦化膜102は、後述するように、半導体装置101を形成する過程でその端部が陥没し、その上にボンディングされるエピタキシャルフィルム104の下部にまで及ぶ陥没部102aが形成されている。ボンディングされたエピタキシャルフィルム104は、電気的接続部を除いて平坦化膜102に至るまで、その露出部が無機絶縁膜131で覆われている。従って図2に示すように、陥没部102aによって露わになったエピタキシャルフィルム104の下面部も無機絶縁膜131で覆われている。尚、ここでの無機絶縁膜131の成膜は、ALD(Atomic Layer Deposited)によって行われる。
一方、有機絶縁膜132は、所定の電気的接続部を除いて、駆動回路基板120の上表面全体を被覆している。この有機絶縁膜132は、図2に示すように、平坦化膜102の陥没部102aにおいても、エピタキシャルフィルム104の下面部にまで及び、陥没部102aとエピタキシャルフィルム104の下面部との間に生じた隙間全体を埋めるように形成されている。
上記したようなA-A断面部における平坦化膜102の陥没部102aは、半導体装置101を形成する過程で他方の端部においても発生するため、図2に示す陥没部102a、無機絶縁膜131、及び有機絶縁膜132が、略左右対称の形で形成され、無機絶縁膜131が、エピタキシャルフィルム104の下面部まで覆い、有機絶縁膜132が、陥没部102aとエピタキシャルフィルム104の下面部との間に生じた隙間全体を埋めるように形成されている。
次に半導体装置101の形成方法について説明する。図3は、半導体装置101の形成過程における一段階での形状を示す製造工程図であり、半導体装置101を複数形成する半導体ウエハ160の一部を示す平面図であり、図4は、図3に示すB-B断面の要部構成を示す断面図である。
図3に示すように、半導体ウエハ160には、最終的に分離された段階で半導体装置101となる平面領域を点線で示す装置領域101´や捨てチップ領域130が予め設定され、装置領域101´には、これと略一致する平面領域を有する集積回路領域106において集積回路や導電形成層122が予め形成されており、向かい合う一対の装置領域101´が、短手方向(矢印B方向)には互いに隣接して配置され、長手方向(矢印A方向)には捨てチップ領域130を介して互いに隣接して配置されている。但し、各領域間には、これ等を互いに分離するための分離領域135が設けられている。
更に、図3、図4に示すように、装置領域101´及び捨てチップ領域130には、後述する平坦化膜102が形成されるその下部領域を含んで、集積回路領域106の端部と、分離領域135を介してこの端部に対向する捨てチップ領域130の一部とに、ダミータイル109が設けられたダミータイル形成領域108が形成されている。このように、集積回路領域106に隣接して、ダミータイル109を積層したダミータイル形成領域108を配置しているが、これにより、平坦化膜102の下地層表面において良好な平坦性を保つことができる。
一方、平坦化膜102の下部領域であっても、分離領域135には、ダミータイル109が形成されていない。これは、個々の装置領域101´を分離して最終的に半導体装置101を形成すべく分離領域135を除去するが、その際に、ダイシングブレードによって処理する場合には、分離領域135にダミータイル109が存在しても問題ないが、ドライエッチング処理する場合、ダミータイル109がマスクになってエッチングが止まってしまうためであり、これにより分離領域135にダミータイル109を配置することができない。
このように、分離領域135にダミータイル109がない場合、半導体ウエハ160の表面の平坦性が損なわれ、具体的には、図4に示すように、集積回路領域106やダミータイル形成領域108の表面に対して陥没したように凹形状部135aが生じる。
図3、図4に示すように、以上のように形成された半導体ウエハ160に配置された装置領域101´の、幅広部120a及び幅狭部120b(図1参照)に相当する位置から、その両端部に対向する分離領域135及び捨てチップ領域130にかけての所定領域に、連続する平坦化膜102を形成し、更にその上にエピタキシャルフィルム104をボンディングする。尚、分離領域135や捨てチップ領域130上にまでエピタキシャルフィルム104を延在させてボンディングしておくことにより、装置領域101´の端部付近にまで発光部105(図1)を形成することができる。
このとき、図4に示すように、平坦化膜102は、下部の分離領域135における凹形状部135aの影響を補いきれず、その上面に陥没部102aが発生し、その上面にボンディングされたエピタキシャルフィルム104の下表面との間に空間が生じ、この部分でエピタキシャルフィルム104が浮いた状態となる。
エピタキシャルフィルム104をボンディングした後、フォトリソグラフィやエッチングなどの半導体プロセスを用いてエピタキシャルフィルム104に発光部105(図1参照)を形成する。図5は、図4に点線で囲った囲い部分Mの同位置での部分拡大図であり、エピタキシャルフィルム104に発光部105が形成された後の、同部分の断面を示している。
同図に示すように、エピタキシャルフィルム104に発光部105を形成する半導体プロセスで、同時に分離領域135及び捨てチップ領域130にかかっていた部分のエピタキシャルフィルム104も除去する。従って、下地層の平坦化膜102の陥没部102aに臨むエピタキシャルフィルム104の端部は、同図に示すように、その下面がむき出しの状態となっている。
次に、発光部105が形成され、且つ分離領域135及び捨てチップ領域130にかかっていた部分が除かれたエピタキシャルフィルム104の、端子部等の所定部分を除く全領域を覆うように、例えば被覆精度の高い成膜方法であるALD(Atomic Layer Deposited)によって無機絶縁膜131を成膜し、更に端子部等の所定部分を除いて装置領域101´全体を覆うように有機絶縁膜132を成膜する。
図6は、無機絶縁膜131及び有機絶縁膜132が成膜された後のエピタキシャルフィルム104の端部周辺断面(図5と同位置の断面)を示している。同図に示すように、エピタキシャルフィルム104の端部は、ALDのような被覆精度が高い成膜方法で形成させることによって、平坦化膜102の陥没部102aによってむき出しになった下面部まで無機絶縁膜131で被覆され、有機絶縁膜132は、陥没部102aによって生まれた空間(隙間)を埋めるように形成されている。
その後、有機絶縁膜132上において、発光部105への図示しない電気配線等が実施され、ドライエッチングにより分離領域135を除去して各装置領域101´を互いに分離し、図1、図2に示す半導体装置101を完成する。
尚、ここでは、平坦化膜102の上に直接エピタキシャルフィルム104をボンディングした例を示したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば平坦化膜102上に導電層を形成し、平坦化された導電層上にエピタキシャルフィルム104をボンディングする構成であってもよい。この場合平坦化膜と導電層を平坦化層とみなすことができる。
以上のように、本実施の形態の半導体装置によれば、製造過程でエピタキシャルフィルム104の端部と平坦化膜102の間に隙間が生じても、無機絶縁膜で被覆することにより、有機絶縁膜のみで被覆するよりも吸湿などに対して高い効果を得ることができ、エピタキシャルフィルム104表面の酸化や終端による沿面リークを防ぐことができる。また、有機絶縁膜で隙間を埋め込むことで異物が入り込むといった信頼性への影響を防ぐことができる。
実施の形態2.
図7は、本発明による実施の形態2の光プリントヘッド1200の要部構成を示す構成図である。
同図に示すように、ベース部材1201上には、発光基板としての発光素子ユニット1230が搭載されている。この発光素子ユニット1230は、実施の形態1の半導体装置101が発光部ユニット1231としてCOB(chip on board)基板1202上にアレイ状に搭載されたものである。
図8は、この発光素子ユニット1230の一構成例を示す平面配置図で、COB基板1202上には、前記した実施の形態1で説明した例えば半導体装置101が、発光部ユニット1231として長手方向に沿って複数配設されている。COB基板1202上には、その他に、発光部ユニット1231を駆動制御する電子部品が配置されて配線が形成されている、電子部品実装、配線及び接続のためのエリア1202a、1202b、及び外部から制御信号や電源などを供給するためのコネクタ1202c等が設けられている。
発光部ユニット1231の発光部105(図1参照)の上方には、発光部105から出射された光を集光するロッドレンズアレイ1203が配設されている。このロッドレンズアレイ1203は、柱状の光学レンズを発光部ユニット1231の概ね直線に沿って配列された発光部105(ここでは、図1における発光部105の配列)に沿って多数配列したもので、レンズホルダ1204によって所定位置に保持されている。
このレンズホルダ1204は、同図に示すように、ベース部材1201及び発光素子ユニット1230を覆うように形成されている。そして、ベース部材1201、発光素子ユニット1230、及びレンズホルダ1204は、ベース部材1201及びレンズホルダ1204に形成された開口部1201a,1204aを介して配設されるクランパ1205によって一体的に挟持されている。従って、発光素子ユニット1230で発生した光は、ロッドレンズアレイ1203を通して所定の外部部材に照射される。この光プリントヘッド1200は、例えば電子写真プリンタや電子写真コピー装置等の露光装置として用いられる。
以上のように、本実施の形態の光プリントヘッド1200によれば、発光部ユニット1231として、例えば実施形態1で説明した半導体装置101を配列した構成を備えているため、信頼性の高い光プリントヘッド1200を提供できる。
実施の形態3.
図9は、本発明による実施の形態3の画像形成装置1300の要部構成を模式的に示す要部構成図である。
同図に示すように、画像形成装置1300内には、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色の画像を、各々に形成する四つのプロセスユニット1301~1304が記録媒体1305の搬送経路1320に沿ってその上流側から順に配置されている。これらのプロセスユニット1301~1304の内部構成は共通しているため、例えばシアンのプロセスユニット1303を例にとり、これらの内部構成を説明する。
プロセスユニット1303には、像担持体として感光体ドラム1303aが矢印方向に回転可能に配置され、この感光体ドラム1303aの周囲にはその回転方向上流側から順に、感光体ドラム1303aの表面に電気供給して帯電させる帯電装置1303b、帯電された感光体ドラム1303aの表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光装置1303cが配設される。
更に、静電潜像が形成された感光体ドラム1303aの表面に、所定色(シアン)のトナーを付着させて顕像を発生させる現像装置1303d、及び感光体ドラム1303aの表面に残留したトナーを除去するクリーニング装置1303eが配設される。尚、これら各装置に用いられているドラム又はローラは、図示しない駆動源及びギアによって回転させられる。
また、画像形成装置1300は、その下部に、紙等の記録媒体1305を重ねた状態で収納する用紙カセット1306を装着し、その上方には記録媒体1305を1枚ずつ分離させて搬送するためのホッピングローラ1307を配設している。更に、記録媒体1305の搬送方向における、このホッピングローラ1307の下流側には、ピンチローラ1308,1309と共に記録媒体1305を挟持することによって、記録媒体1305の斜行を修正し、プロセスユニット1301~1304に搬送するレジストローラ1310,1311を配設している。これ等のホッピングローラ1307及びレジストローラ1310,1311は、図示しない駆動源及びギアによって連動回転する。
プロセスユニット1301~1304の各感光体ドラムに対向する位置には、それぞれ半導電性のゴム等によって形成された転写ローラ1312が配設されている。そして、感光体ドラム1301a~1304a上のトナーを記録媒体1305に転写させるために、感光体ドラム1301a~1304aの表面とこれらの各転写ローラ1312の表面との間に所定の電位差が生じるように構成されている。
定着装置1313は、加熱ローラとバックアップローラとを有し、記録媒体1305上に転写されたトナーを加圧、加熱することによって定着させる。また、排出ローラ1314,1315は、定着装置1313から排出された記録媒体1305を、排出部のピンチローラ1316,1317と共に挟持し、記録媒体スタッカ部1318に搬送する。尚、排出ローラ1314,1315は、図示されない駆動源及びギアによって連動回転する。ここで使用される露光装置1303cとしては、実施形態2で説明した光プリントヘッド1200が用いられる。
次に、前記構成の画像形成装置の動作について説明する。
まず、用紙カセット1306に堆積した状態で収納されている記録媒体1305がホッピングローラ1307によって、上から1枚ずつ分離されて搬送される。続いて、この記録媒体1305は、レジストローラ1310,1311及びピンチローラ1308,1309に挟持されて、プロセスユニット1301の感光体ドラム1301a及び転写ローラ1312に搬送される。その後、記録媒体1305は、感光体ドラム1301a及び転写ローラ1312に挟持され、その記録画面にトナー画像が転写されると同時に感光体ドラム1301aの回転によって搬送される。
同様にして、記録媒体1305は、順次プロセスユニット1302~1304を通過し、その通過過程で、各露光装置1301c~1304cにより形成された静電潜像を、現像装置1301d~1304dによって現像した各色のトナー像がその記録画面に順次重ねて転写される。その後、定着装置1313によってトナー像が定着された記録媒体1305は、排出ローラ1314,1315及びピンチローラ1316,1317に挟持されて、画像形成装置1300の外部の記録媒体スタッカ部1318に排出される。以上の過程を経て、カラー画像が記録媒体1305上に形成される。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置によれば、前記した実施の形態2で説明した光プリントヘッド1200を採用するため、信頼性の高い画像形成装置を提供できる。
また、特許請求の範囲、及び実施の形態の説明において、「上」、「下」といった言葉を使用したが、これらは便宜上であって、対象物を配置する状態における絶対的な位置関係を限定するものではない。
上記した実施の形態では、本発明を、カラープリンタを例にして説明したが、本発明はこれ等に限定されるものではなく、発光アレイ素子を用いた複写機、ファクシミリ、MFP等の画像装置にも利用可能である。またカラープリンタについて説明したが、モノクロプリンタであってもよい。
101 半導体装置、 101´ 装置領域、 102 平坦化膜、 102a 陥没部、 104 エピタキシャルフィルム、 105 発光部、 106 集積回路領域、 107 導電層、 108 ダミータイル形成領域、 109 ダミータイル、 110 層間絶縁層、 120 駆動回路基板、 120a 幅広部、 120b 幅狭部、 121 ベース層、 122 導電形成層、 130 捨てチップ領域、 131 無機絶縁膜、 132 有機絶縁膜、 135 分離領域、 135´ 凹形状部、 160 半導体ウエハ、 1200 光プリントヘッド、 1201 ベース部材、 1202 COB基板、 1203 ロッドレンズアレイ、 1204 レンズホルダ、 1205 クランパ、 1230 発光素子ユニット、 1231 発光部ユニット、 1300 画像形成装置、 1301~1304 プロセスユニット、 1303a 感光体ドラム、 1303b 帯電装置、 1303c 露光装置、 1303d 現像装置、 1303e クリーニング装置、 1301a~1304a 感光体ドラム、 1305 記録媒体、 1306 用紙カセット、 1307 ホッピングローラ、 1308,1309 ピンチローラ、 1310,1311 レジストローラ、 1312 転写ローラ、 1313 定着装置、 1314,1315 排出ローラ、 1316,1317 ピンチローラ、 1318 記録媒体スタッカ部、 1320 搬送経路。








Claims (9)

  1. 集積回路領域を備えた半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された平坦化層と、
    前記平坦化層上にボンディングされたエピタキシャルフィルムと、
    前記エピタキシャルフィルムを覆うように成膜された無機絶縁膜と、
    前記無機絶縁膜を覆うように成膜された有機絶縁膜と
    を備え、
    前記無機絶縁膜は、前記平坦化層における陥没した部分と前記エピタキシャルフィルムにおける前記平坦化層側の下面との間に生じた隙間における前記エピタキシャルフィルムの前記下面に成膜され、
    前記有機絶縁膜は、前記隙間を埋めるように成膜されたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記隙間は、前記エピタキシャルフィルムの長手方向端部の前記下面と、前記平坦化層の陥没した部分とで生じたものであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記エピタキシャルフィルムによって、長手方向に沿って複数の発光部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 前記半導体基板の長手方向の端部にダミータイルを配置したことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 請求項3又は4に記載の半導体装置を、COB基板上に複数、直線上に配置したことを特徴とする発光基板。
  6. 請求項5の発光基板と、
    前記発光部からの光を集光するレンズと、
    前記レンズと前記発光部を保持するホルダとを有することを特徴とする光プリントヘッド。
  7. 請求項6の光プリントヘッドを有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 最終的に分離される装置領域を、捨てチップ領域を介して第1の方向に複数配置し、且つ前記第1の方向と直交する第2の方向にも隣接して複数配置し、各領域間に分離領域を配置し、該分離領域が僅かに陥没した半導体ウエハに対し、
    前記第1の方向に沿って、前記装置領域から該装置領域の両端に隣接する各前記捨てチップ領域に及ぶ範囲に平坦化層を形成する工程と、
    前記平坦化層上にエピタキシャルフィルムをボンディングする工程と、
    半導体プロセスにより前記エピタキシャルフィルムに発光部を形成すると共に、前記装置領域外の前記エピタキシャルフィルムを除去する工程と、
    前記エピタキシャルフィルムを覆い、且つ前記平坦化層と前記エピタキシャルフィルムとの間に生じた隙間における前記エピタキシャルフィルムの表面まで無機絶縁膜を成膜する工程と、
    前記無機絶縁膜を覆い、且つ前記隙間を埋めるように有機絶縁膜を成膜する工程と、
    ドライエッチングによって前記分離領域を除去することにより、複数の前記装置領域を互いに分離する工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 前記無機絶縁膜の成膜は、ALD(Atomic Layer Deposited)によって行うことを特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造方法。
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Citations (10)

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