JP4704079B2 - 光半導体装置、ledヘッド、及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

光半導体装置、ledヘッド、及びこれを用いた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4704079B2
JP4704079B2 JP2005076295A JP2005076295A JP4704079B2 JP 4704079 B2 JP4704079 B2 JP 4704079B2 JP 2005076295 A JP2005076295 A JP 2005076295A JP 2005076295 A JP2005076295 A JP 2005076295A JP 4704079 B2 JP4704079 B2 JP 4704079B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
semiconductor device
optical semiconductor
region
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005076295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006261359A (ja
Inventor
光彦 荻原
昌孝 武藤
友希 猪狩
Original Assignee
株式会社沖データ
株式会社沖デジタルイメージング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社沖データ, 株式会社沖デジタルイメージング filed Critical 株式会社沖データ
Priority to JP2005076295A priority Critical patent/JP4704079B2/ja
Publication of JP2006261359A publication Critical patent/JP2006261359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4704079B2 publication Critical patent/JP4704079B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/447Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
    • B41J2/45Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays

Description

本発明は、LED等の光半導体装置、この光半導体装置を用いた、LEDヘッド及び画像形成装置に関する。
従来、透明導電膜を設けた発光ダイオードは、例えば、特許文献1に開示されている。ここで開示された発光ダイオードは、上部クラッド層上にウインドウ層、ウインドウ層の上にコンタクト層、コンタクト層の上に導電透光酸化層を設け、コンタクト層にはウインドウ層に達するくぼんだ領域を設け、くぼんだ領域に対応する位置に第2の電極を設けた構造である。
特開平11―17220号公報(第8−9頁、図5)
上記した従来の構成では、例えば、微小ピッチで微小サイズの発光ダイオードを配列するような発光ダイオードアレイでは、発光領域が小さくなるため、第2の電極で被覆される領域の割合(被覆率)が大きくなり、発光効率が上がらない。また、単独の発光素子であっても、厚いウインドウ領域を備えた場合は、各素子を素子分離するような工程においてのエッチング溝が深くなるため、エッチング側面形状の制御が困難となってエッチング側面を這わせる電極配線が断線する、などの問題があった。
本発明の目的は、これ等の問題点を解決し、微小サイズの発光領域であっても高い発光効率を備えた発光素子、更には発光素子の素子分離等を容易にして電極配線の品質、信頼性を高めた高発光効率の光半導体装置、及びこの光半導体装置を利用したLEDヘッド、画像形成装置を提供することにある。
本発明の光半導体装置は、
基板上に配置された第1のメタル層と、前記第1のメタル層上に配置され、発光素子を有して最上層がコンタクト層であり、積層方向から見たときに該コンタクト層が隣接する下層に対して、発光領域に対向する限定された領域に存在する半導体薄膜と、前記半導体薄膜の積層方向から見たとき、前記コンタクト層が存在する領域及びその周囲を除いて、前記下層及びその他の領域を覆う層間絶縁層と、前記半導体薄膜の積層方向から見たとき、前記コンタクト層が存在する領域及びその周囲の表面部と電気的に接続し、前発光素子の領域外まで延在する透明導電膜層と、前記コンタクト層と前記透明導電膜層との間に形成された第2のメタル層と、前記半導体薄膜の積層方向から見たとき、前記発光素子の領域外で前記透明導電膜層と電気的に接続する電極パッドとを有し
前記コンタクト層、及び前記コンタクト層と前記透明導電膜層との間に形成された前記第2のメタル層は、複数の領域に分割してストライプパターンに設けられ、
前記ストライプパターンの間隔を発光波長の2倍以上とし、前記第2のメタル層の厚さを10nm以上としたことを特徴とする。
本発明によるLEDヘッドは、
上記した光半導体装置と、前記発光素子から出射した光を導く光学系とを有することを特徴とする。
本発明による画像形成装置は、
像担持体と、前記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、帯電された前記表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像する現像手段とを有し、前記露光手段として、上記LEDヘッドを用いたことを特徴とする。
本発明によれば、発光した光を、不透明な構造体で遮蔽することなく効率よく外部に取り出すことができる。また、狭い領域に複数の発光素子を集積化するばあいにも、発光領域を小さくしても電極として被覆される領域が透明であるので、光取り出し効率を上げることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1の光半導体装置10の要部構成を概略的に示す平面図であり、図2は、図1に示す光半導体装置10をA−A線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。尚、図1には、簡単のため、各配線相互、配線と導電層間などのショートを防止するための層間絶縁膜14(図2)については、その開口部14aのみを点線で示す。
図1に示すように、光半導体装置10は、基板11、半導体薄膜12、層間絶縁膜14、透明導電膜15、導通層16、及び共通電極17(図2)を有する。尚、図1は、透明導電膜15を、その一部を除いた状態で示している。
図2の断面図に示すように、光半導体装置10は、基板(例えばGaAs基板)11の所定領域上に半導体薄膜12が形成されている。この半導体薄膜12は、例えば半導体エピタキシャル積層構造で形成され、下から順にAlGa1−xAs層12a、AlGa1−yAs層12b、AlGa1−zAs層12c、コンタクト層12dから構成されている。ここで、半導体薄膜12は、例えば、いわゆるダブルヘテロ構造で、少なくともx、z>yの関係を満たすように各半導体層のエネルギーバンドギャップを構成し、12aを下クラッド層、12bを活性層、12cを上クラッド層とする。
半導体薄膜12の最上層はコンタクト層12d(例えばGaAs層)であり、基板11と半導体薄膜12のコンタクト層12d及びその周囲を除く領域(開口部14aに相当)に層間絶縁膜(例えばSiN膜)14が形成されている。層間絶縁膜14上及びコンタクト層12dとその周辺の半導体薄膜12上には、透明導電膜15が形成されている。この透明導電膜15は、半導体薄膜12の形成領域外まで延在し、例えばインジウム錫酸化膜(ITO)又は酸化亜鉛(ZnO)などである。
この透明導電膜15上には、半導体薄膜12の形成領域外において透明導電膜15に電圧、或いは電流を供給するための導通層16(例えばAu系のメタル配線層)が形成されている。基板11の裏側面には、例えばAu、Ge、或いはNiを含む電極材料で形成された共通電極17が形成されている。
上記した各半導体層の導電型は種々考えられるが、例えば、基板11、AlGa1−xAs下クラッド層12a、及びAlGa1−yAs活性層12bを第1導電型、AlGa1−zAs上クラッド層12c及びコンタクト層12dを第2導電型とし、第1導電型をn型、第2導電型をp型とすることができ、本実施例では、以後、各半導体層が上記した導電型で構成されているものとする。
次に、以上のように構成された光半導体装置10の動作例について説明する。
p側電極となる導通層16とn側電極となる共通電極17間に、例えば導通層16がプラス電位、共通電極17がグランド(GND)電位となるように電圧を印加する。このとき電流は、導通層16から透明導電膜15を経由し、コンタクト層12dから半導体薄膜12に流れる。pn接合を介してn−AlGa1−yAs活性層12bにキャリアが注入され、この活性層内で発光する。このとき、透明導電膜15から、この透明導電膜15に接するクラッド層12cにも電流が流れるが、透明導電膜15とクラッド層12c間のコンタクト抵抗は、透明導電膜15とコンタクト層12d間のコンタクト抵抗と比較して大きいため、主としてコンタクト層下に電流が集中し、コンタクト層13下の活性層領域での発光強度が強くなる。
活性層12bで発生した光は、コンタクト層12d、透明導電膜15を介して外部に出力する。このとき、光の一部がコンタクト層12dで吸収されるが、このコンタクト層は薄くすることができるため、ここで吸収される割合を10%以下にすることが出来る。例えば、p−GaAsコンタクト層12dの厚さは、50nm以下とすることが望ましい。一方、透明導電膜15ではほとんど光は吸収されないので、発光した光の減衰に影響を与えるのは、表面のコンタクト層のみである。
尚、本実施の形態では、活性層12bが発光領域に相当し、図2に示すような素子分離した半導体薄膜12の半導体素子が、発光素子であるLEDに相当する。また、ここでは発光動作に主にかかわる素子(例えばLED)を含む領域を能動領域とする。
次に、光半導体装置10の製造方法について説明する。
先ず、GaAs基板11上に、適宜GaAsバッファー層を設け、下クラッド層12a、活性層12b、上クラッド層12c、コンタクト層12dを、例えばMOCVD(metal organic chemical vapor deposition)法(有機金属気相成長法)によって成長する。次に、所望の発光領域サイズを得るようにコンタクト層12dをエッチング分離する。この際、コンタクト層12dの周囲に上クラッド層12cの表面が露出されるよう、即ち上クラッド層12c上においてコンタクト層12dを島状に形成する。次に、所望の設計サイズとなるように下クラッド層12a、活性層12b、上クラッド層12c、コンタクト層12dをメサエッチングする。次にPCVD(plasma chemical vapor deposition)法によってSiN膜などの層間絶縁膜14を形成し、少なくともコンタクト層12dが露出するように開口部14aを形成する。
次に、コンタク層12dを被覆し、且つ発光領域以外で、後に導通層16の形成を予定する領域まで延在する透明導電膜15のパターンを形成する。この透明導電膜15のパターンは、例えばリフトオフ法を使って形成することができる。即ち、塗布・露光・現像工程を経て透明導電膜形成予定領域にレジスト開口部を有するリフトオフレジストパターンを形成し、全面に透明導電膜を、例えば、スパッタ法によって形成する。次にレジストパターンを剥離して、レジスト開口部領域にのみ透明導電膜15のパターンを残し、透明導電膜15とコンタクト層12d間の低抵抗コンタクトを形成するために、シンター(熱処理)する。
次に、標準的なリフトオフ・工程によって、例えば、Au系の配線(例えばTi/Pt/AuなどのEB蒸着膜)やAl系(例えば、Al、Ni/Al、AlSiCu、Ti/Alなどの蒸着膜又はスパッタ膜)の配線のパターンを形成し、次に基板11の裏面に共通電極17を形成する。材料は、例えばAu系の材料(例えば、AuGe/Ni/Auなどの材料を設けることができる。電極形成後、低抵抗コンタクトを形成するためウエハをシンターする。
次に、標準的なリフトオフ・工程によって、Au系の配線、例えばTi/Pt/AuなどのEB蒸着膜による配線パターンである導通層16を透明導電膜15上に形成し、次にSiN基板11の裏側面に共通電極17を形成する。この共通電極17の材料としては、例えばAu系の材料(例えば、AuGe/Ni/Auなどの材料)とすることができる。その後、導通層16と透明導電膜15間及び共通電極17と例えばGaAsとした基板11間の低抵抗コンタクトを形成するため、ウエハをシンターする。
以上説明したように、実施の形態1の光半導体装置は、
1)基板11に、活性層12bを有して最上層がコンタクト層12dである半導体薄膜12を設けている、
2)コンタクト層12dは、コンタクト層に接する上ラッド層12cよりも面積が小さく形成されている、
3)コンタクト層12dは、層間絶縁膜14から完全に露出している、
4)コンタクト層12dを完全に被覆する透明導電膜15を層間絶縁膜14上に設けている、
5)コンタクト層12dを被覆するのは、透明導電膜15のみである、
といった特徴を有する。
また、コンタクト層12dは、前記したように、薄くすることによって、光の吸収を抑えることができるが、GaAs層などで形成されているため、活性層で発光した光を再吸収する性質を持つ。このため、上記した2)の構造とすることによって、発光した光をより効率的に出力させることができる。また、上記した2)の構造とすることによって、中央に設けられたコンタクト層下に電界を集中させて、より中央部の発光強度を大きくすることができる。
以上のように、実施の形態1の光半導体装置10によれば、上記した構造上の特徴を有するため、
・コンタクト層12d直下領域に電流を集中させることができる、
・発光した光を、不透明な構造体で遮蔽することなく効率よく外部に取り出すことができる、といった効果を得ることが出来る。
実施の形態2.
図3は、本発明による実施の形態2の光半導体装置20の断面を概略的に示す要部断面図である。
この光半導体装置20が前記した図2に示す実施の形態1の現像装置10と主に異なる点は、半導体薄膜22の最下層にコンタクト層22aを設け、例えば別基板に形成した半導体薄膜層を接着して形成することを可能にした構成になっている点である。従って、光半導体装置20が、前記した実施の形態1の光半導体装置10と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いてここでの説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、この断面図3に示す断面は、前記した実施の形態1の光半導体装置10における図1の平面図に示すA−A線で切る断面、即ち光半導体装置20のコンタクト層22eが形成されている領域を含む部分での断面に相当する。
図3に示すように、基板(例えばSi基板)21上に、例えばメタル層とした導通層(この場合、反射層としての機能も備える)27を形成し、その上に半導体薄膜22を設ける。この半導体薄膜22は、例えば他の基板上で形成した半導体薄膜であって、その基板から剥離した半導体薄膜を導通層27上に接着した構成とすることができる。
半導体薄膜22は、例えば下から順に、第1導電型GaAs下側コンタクト層22a、第1導電型AlGa1−xAs下側クラッド層22b、第1導電型AlGa1−yAs活性層22c、第2導電型AlGa1−zAs上クラッド層22d、第2導電型GaAs上コンタクト層22eで、第1導電型をn型、第2導電型をp型とした。
尚、半導体薄膜層を構成する半導体薄膜22の層構造は、種々の変形が可能であり、例えば、前記した第1導電型をp型、第2導電型をn型としてもよい。また、AlGaAs以外にもAlGaInP、AlGaAsP、GaN、AlGaN、InGaN、InAlN、InNなどの種々の半導体材料に適用することができる。
半導体薄膜22におけるコンタクト層22eの加工、層間絶縁膜14、透明導電膜15、及び導通層16の各形成方法は、前記した実施の形態1で説明した方法と同様に行うことがでるため、ここでの説明は省略する。
動作についても、本実施の形態の光半導体装置20では、グランド電位を導通層27に印加する点、活性層22cで発生した光が直接コンタクト層22eを介して出力される他、導通層27で反射した光もコンタクト層22eを介して出力させる点以外は、前記した実施の形態1で説明した動作と共通するため、ここでの詳細な説明は省略する。
以上のように、実施の形態2の光半導体装置20によれば、前記した実施の形態1の光半導体装置で得られる効果のほかに、
・裏面方向に向かう光を反射させて上面から取り出すことができ光取り出し効果を大幅に向上させることができる、
・異種基板上に発光デバイスを設けることができるので、放熱性の向上、コストの削減、支持基板形状の自由度向上、
などの効果を得ることができる。
尚、本実施の形態では、裏面反射を利用する形態を示したが、この裏面反射を利用しない場合には、図3に示すメタル層である導通層27を省くことができる。また、メタル層を前記実施の形態1のように基板裏面側に設ける形態において、例えば、異種基板でなくとも同種基板であってもよい。
実施の形態3.
図4は、本発明による実施の形態3の光半導体装置30の断面を概略的に示す要部断面図である。
この光半導体装置30が前記した図3に示す実施の形態2の現像装置20と主に異なる点は、発光領域を不純物拡散によって形成している点である。従って、光半導体装置30が、前記した実施の形態2の光半導体装置20と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いてここでの説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、この断面図4に示す断面は、前記した実施の形態1の光半導体装置10における図1の平面図に示すA−A線で切る断面、即ち光半導体装置30のコンタクト層32eが形成されている領域を含む部分での断面に相当する。
図4に示すように、光半導体装置30は、基板(例えばSi基板)21上に、例えばメタル層とした導通層(この場合、反射層としての機能も備える)27を形成し、その上に半導体薄膜32を設ける。この半導体薄膜32は、例えば他の基板上で形成した半導体薄膜であって、その基板から剥離した半導体薄膜を導通層27上に接着した構成とすることができる。
半導体薄膜32は、例えば下から順に、n−GaAs下側コンタクト層32a、n−AlGa1−xAs下側クラッド層32b、n−AlGa1−yAs活性層32c、n−AlGa1−zAs上クラッド層32d、n−GaAs上コンタクト層32eである。半導体薄膜32内には、p型不純物、例えばZnを拡散したp型不純物拡散領域33が形成されている。拡散領域33の拡散フロントは活性層32c内にあり、コンタクト層32eもp型不純物拡散によって導電型がp型となっている。
尚、本実施の形態では、p型不純物拡散領域33の活性層32c内部及び活性層32内のpn接合領域近傍のn型活性層が発光領域に相当し、本実施の形態では、図4に示すような素子分離した半導体薄膜32の半導体素子が、発光素子であるLEDに相当する。また、ここでは発光動作に主にかかわる素子(例えばLED)を含む領域を能動領域とする。
拡散領域33の形成方法としては、例えば、半導体薄膜32上に、後に拡散領域33となる領域の上部に拡散開口部を有する絶縁膜を形成し、この拡散開口部を介して選択的に不純物としてのZnを拡散して拡散領域33を形成する。この不純物Znの拡散は、例えば拡散する不純物元素を含む薄膜から、コンタクト層32eを最上層とする半導体薄膜32へ拡散を行う固相拡散によって行うことができる。
半導体薄膜32におけるコンタクト層32eの加工、層間絶縁膜14、透明導電膜15、及び導通層16の各形成方法は、前記した実施の形態1で説明した方法と同様に行うことがでるため、ここでの説明は省略する。また、動作についても、本実施の形態の光半導体装置30では、p型不純物拡散領域33の活性層32c内部でのpn接合部で発光する他は前記した実施の形態2の光半導体装置20の動作と共通するため、ここでの詳細な説明は省略する。
以上のように、実施の形態3の光半導体装置30によれば、不純物拡散によって発光領域を形成しているので、上記実施の形態2で説明した効果に加え、接合領域が外部に露出することがないため、発光効率が高く、信頼性も高い光半導体装置を提供できる。
尚、本実施の形態では、ヘテロ接合の例を示したが、これに限定されるものではなく、例えばホモ接合であってもよい。
実施の形態4.
図5は、本発明による実施の形態4の光半導体装置40の要部構成を概略的に示す平面図であり、図6は、図5に示す光半導体装置40をB−B線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。尚、図5では、簡単のため、層間絶縁膜44(図6参照)については、その外形及び開口部44aのみ点線で示し、透明導電膜45(図6参照)については、外形のみ実線(一部点線)で示している。
図5に示すように、光半導体装置40は、Si基板41、導通層47、半導体薄膜42、層間絶縁膜44、透明導電膜45、及びパッド層46を有し、後述するように、所定の間隔を保って互いに素子分離された複数の個別素子領域48が、略直線状に配列されている。
図6は、光半導体装置40の個別素子領域48が形成された部分(図5に示すB−B線で切る断面)の断面図である。同図に示すように、光半導体装置40は、その最下層から順に、Si基板41、導通層47、半導体薄膜42、層間絶縁膜44、及び透明導電膜45が形成さている。この透明導電膜45は、個別素子領域48の形成領域外まで延在し、例えばインジウム錫酸化膜(ITO)又は酸化亜鉛(ZnO)などである。この透明導電膜45上には、個別素子領域48の形成領域外において、層間絶縁膜44上から透明導電膜45にかかるパッド層46が形成されている。
半導体薄膜42は、例えば下から順に、n−GaAs下側コンタクト層42a、n−AlGa1−xAs下側クラッド層42b、n−AlGa1−yAs活性層42c、p−AlGa1−zAs上クラッド層42d、p−GaAs上コンタクト層42eとなっており、この半導体薄膜42は、前記した実施の形態2の場合と同様に、例えば他の基板上で形成した半導体薄膜であって、その基板から剥離した半導体薄膜を導通層47上に接着した構成とすることができる。
この半導体薄膜42は、図6に示すように活性層42cの深さの途中までの領域が、例えばエッチングにより除かれて素子分離され、個別素子領域48を形成している。この個別素子領域48は、上記したように、図5に示すように所定の間隔を保って略直線状に複数形成されている。更に各個別素子領域48では、p−GaAs上コンタクト層42eが、p−AlGa1−zAs上クラッド層42d上において島状に形成されている。
尚、本実施の形態では、活性層42cが発光領域に相当し、図6に示すように少なくともpn接合部を個別領域に分離するように素子分離した半導体薄膜42の半導体素子が、発光素子であるLEDに相当する。また、ここでは発光動作に主にかかわる素子(例えばLED)を含む個別素子領域48を能動領域とする。
層間絶縁膜44は、p−GaAs上コンタクト層42eを含む所定領域を開口部44aとして表面を覆うように形成され、透明導電膜45は、その開口部44aを介してp−GaAs上コンタクト層42eとコンタクトを取ると共に、個別素子領域48外の層間絶縁膜44上にまで延在するように、各個別素子領域48毎に形成されている。パッド層46は、層間絶縁膜44上から透明導電膜45にかかる領域に、各透明導電膜45毎に形成されている。
以上の説明から明らかなように、光半導体装置40の各個別素子領域48における断面は、前記した実施の形態2の光半導体装置20と構成的に同一である。従って、光半導体装置40は、素子分離によって互いに分離された、実施の形態2の光半導体装置20を、導通層47を共通電極として、また各パッド層46を個別電極として複数並べた構成をもつものである。
以上のように、実施の形態5の光半導体装置40よれば、発光領域となる個別素子領域(実施の形態2の光半導体装置20と同構成)を複数配列したので、前記した実施の形態2で得られる効果の他に、以下の効果を得ることができる。即ち、狭い領域に複数の発光素子を集積化するためには、各発光素子のサイズを小さくする必要があるが、発光領域を小さくしても電極として被覆される領域が透明であるので、集積化による光取り出し効率の低下を抑制することができる。これにより、狭い領域に集積化した高効率の個別発光素子を独立して点灯制御することが可能となる。
更に、半導体薄膜42を半導体薄膜で形成するため、素子分離のためのエッチング深さを浅くでき、素子分離を容易に行うことができる。
尚、本実施の形態では個別素子領域に発光素子を形成した例について説明したが、これに限定されるものではなく、受光素子などの光デバイスを形成することができるなど、種々の態様を取りえるものである。
実施の形態5.
図7は、本発明による実施の形態5の光半導体装置50の要部構成を概略的に示す平面図である。図8は、図7に示す光半導体装置50をC−C線で切る断面を概略的に示す要部断面図であり、図9は、図7に示す光半導体装置50をD−D線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。尚、図7では、簡単のため、層間絶縁膜54(図8参照)については、その外形及び開口部54aのみ点線で示し、透明導電膜55(図8参照)については、外形のみ実線(一部点線)で示している。
図7に示すように、光半導体装置50は、Si基板1、メタル層57、半導体薄膜52、層間絶縁膜54、透明導電膜55、メタル層59、及び電極パッド56,53を有し、後述するように、半導体薄膜52の上コンタクト層52e(図8)及びそれを被覆するメタル層59が、所定の間隔を介して複数並列に配置したストライプパターンで構成されている。
図8及び図9の断面図に示すように、光半導体装置50は、その最下層から順に、例えはSi基板とされる基板51、メタル層57、半導体薄膜52、メタル層59、層間絶縁膜54、及び透明導電膜55が形成され、更に図9に示すように層間絶縁膜54上から透明導電膜55にかかる領域に電極パッド56が形成されている。電極パッド53は、同様に層間絶縁膜上に形成されてメタル層57と電気的に接続されているものとする。
半導体薄膜52は、例えば下から順に、n−GaAs下側コンタクト層52a、n−AlGa1−xAs下側クラッド層52b、n−AlGa1−yAs活性層52c、p−AlGa1−zAs上クラッド層52d、p−GaAs上コンタクト層52eとなっており、この半導体薄膜52は、前記した実施の形態4の場合と同様に、例えば他の基板上で形成した半導体薄膜であって、その基板から剥離した半導体薄膜をメタル層57上に接着した構成とすることができる。尚、半導体薄膜である半導体薄膜52の厚さは、活性層52cからコンタクト層52aの層厚が、例えば、発光波長λに対して(λ/4)×n(n=1,3,5・・・)であることが望ましい。
p−GaAsコンタクト層52eは、ストライプパターンで構成されており、このコンタクト層52eの上にはメタル層59が形成されている。層間絶縁膜54は、ストライプパターンで構成された複数のp−GaAs上コンタクト層52eを含む所定領域を開口部54aとして表面を覆うように形成され、透明導電膜55は、その開口部54aを介してコンタクト層52e上のメタル層59とコンタクトを取ると共に、半導体薄膜52の形成領域外の層間絶縁膜54上にまで延在するように形成されている。電極パッド層56は、層間絶縁膜54上から透明導電膜55にかかる領域にかけて形成されている。
以上のように形成されたメタル層59は、
(1)透明導電膜55及びコンタクト層52eとオーミックコンタクトを形成する機能、
(2)上面へ射出された光を反射する機能、
を備えている。
尚、本実施の形態では、透明導電膜55の下にメタル層59を設けたが、このように構成することにより、メタル層59をマスクとしてコンタクト層52eをパターニングすることができるため、コンタクト層52eのパターニングだけのためのマスキングを行うことなくコンタクト層52eの形成領域を小さくすることができる。また、透明導電膜55の下にメタル層59を形成することにより、低抵抗のメタル層59とコンタクト層52eが接続するので、コンタクト層52eに電流を流し易く(集め易く)なる。
また本実施の形態では、活性層52cが発光領域に相当し、図9に示すような素子分離した半導体薄膜52の半導体素子が、発光素子であるLEDに相当する。また、ここでは発光動作に主にかかわる素子(例えばLED)を含む領域を能動領域とする。
次に、以上のように構成された光半導体装置50の動作例について説明する。
p側電極につながる電極パッド56とn側電極につながる電極パッド53間に、例えば電極パッド56がプラス電位、電極パッド53がグランド(GND)電位となるように電圧を印加する。このとき電流は、電極パッド56から透明導電膜55を経由し、ストライプパターンで構成された複数対のメタル層59及びコンタクト層52eから半導体薄膜52に流れる。pn接合を介してn−AlGa1−yAs活性層52cにキャリアが注入され、この活性層内で発光する。このとき、透明導電膜55から、この透明導電膜55に接するクラッド層52dにも電流が流れるが、透明導電膜55とクラッド層52d間のコンタクト抵抗は、透明導電膜55とコンタクト層52eのコンタクト抵抗と比較して大きいため、主としてコンタクト層下に電流が集中し、コンタクト層52e下の活性層領域での発光強度が強くなる。
活性層52cで発生した光は、上部のメタル層59と下部のメタル層57間で反射し、上面と下面の間を往復する間にキャリアが増幅され発光強度が強くなる。そして増幅された光は、ストライプパターンで構成されたメタル層59の間から外部へ取り出される。
尚、ストライプパターンで構成されたメタル層59は、その間隔が発光波長に近くなると回折により光が拡散するので、その間隔を発光波長より大きく、好ましくは2倍以上とするのが好ましい。ここでは、好ましい推奨例として、メタル層59の間隔を、例えば、発光波長=350nm(紫外光)であれば700nm以上、発光波長=450nm(青色光)であれば900nm以上、発光波長=500nm(緑色光)であれば1000nm以上、発光波長=700nm(赤色光)であれば1400nm以上とするのが好ましい。また、幅は0.35μm以上、厚さは10nm以上とすることが好ましい。完全に光を反射するメタル層とする場合には、厚さを100nm以上とすることが好ましい。メタル層の材料は、Au、Ni、Ge、Pt、Ti、In、Alの中のいずれかの元素を含む、単層、積層、複合又は合金材料とすることが好ましい。
また、本実施の形態では、コンタクト層52e上にのみメタル層59を形成したが、これに限定されるものではなく、例えば図10に示す本実施の形態の変形例のように、メタル層59の電極パッド56側端部を電極パッド56にまで延在させ、電極パッド56と直接電気的につながるように形成しても良い。これにより、直接メタル層59が電極パッド56に接続するので、コンタクト領域における電極パッド56に対する遠方端まで低抵抗で電流を供給できる。
以上のように、実施の形態5の光半導体装置50によれば、基板51上にメタル層57を設け、このメタル層57の上に半導体薄膜52を設け、最上層には複数のコンタクト層52e及びこのコンタクト層52eを被覆するメタル層59を設け、更に全体を透明導電膜で被覆した構成としたので、
・メタル層59と透明導電膜55の間、及びメタル層59とコンタクト層52eの各間でのオーミックコンタクトを低抵抗とすることができる、
・コンタクト層52eの下側で発生する強い光が、上面、下面の各メタル層間での反射による往復で更に増幅されるため、より強くなった光を取り出すことができる、
・パターン化したメタル層間にコンタクト層を有し、その上を透明導電膜で被覆したので、電極全体としてメタル層の作用により抵抗値が減少する、
といった効果を得ることが出来る。
尚、本実施の形態では、コンタクト層52eに被覆したメタル層59が、光を殆ど反射することを想定して説明したが、これに限定されるものではなく、メタル層59の層厚を薄くして半透明のメタル層としてもよい。
実施の形態6.
図11は、本発明による実施の形態6の光半導体装置60の要部構成を概略的に示す平面図である。図12は、図11に示す光半導体装置60をE−E線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。尚、図11では、簡単のため、層間絶縁膜54(図12参照)については、その外形及び開口部54aのみ点線で示し、透明導電膜65(図12参照)については、外形のみ実線(一部点線)で示している。
この光半導体装置60が前記した図7から図9までに示す実施の形態5の光半導体装置50と主に異なる点は、メタル層69がコンタクト層62eを被覆するように形成されるのではなく、各コンタクト層62eの間にあって、上クラッド層62d上に形成されている点である。従って、光半導体装置60が、前記した実施の形態5の光半導体装置50と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いてここでの説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
図12の断面図に示すように、半導体薄膜62は、例えば下から順に、n−GaAs下側コンタクト層62a、n−AlGa1−xAs下側クラッド層62b、n−AlGa1−yAs活性層62c、p−AlGa1−zAs上クラッド層62d、p−GaAs上コンタクト層62eとなっており、この半導体薄膜62は、前記した実施の形態5の場合と同様に、例えば他の基板上で形成した半導体薄膜であって、その基板から剥離した半導体薄膜をメタル層57上に接着した構成とすることができる。
図11及び図12に示すように、p−GaAsコンタクト層62eは、ストライプパターンで構成されている。これらのコンタクト層62eの各間には、コンタクト層62eと平行なメタル層69が、上クラッド層62d上に直接形成されている。層間絶縁膜54は、これらのp−GaAs上コンタクト層62e及びメタル層69を含む所定領域を開口部54aとして表面を覆うように形成され、透明導電膜65は、その開口部54aを介してコンタクト層62e及びメタル層69とそれぞれコンタクトを取ると共に、半導体薄膜62の形成領域外の層間絶縁膜54上にまで延在するように形成されている。
尚、ここでは、例えばコンタクト層62eの間隔及び幅をそれぞれ、0.7μm以上及び0.7μm以上とし、メタル層の幅を0.35μm以上とすることが望ましい。
以上のように構成された光半導体装置60においては、透明導電膜65とコンタクト層62eとのコンタクト抵抗は低抵抗となり、メタル層69とクラッド層62d間のコンタクト抵抗はこれより高くなる。そのため、コンタクト層62eの下に電流が集中し、コンタクト層62eの下の発光が強くなる。ここで発光した光はコンタクト層62eを透過して取り出すことが出来る。コンタクト層62eからクラッド層62d、活性層62cに至る経路で電流が広がり、コンタクト層間の領域で発光した光は、上部のメタル層69と下部のメタル層57間で反射し、上面と下面の間を往復する間にキャリアが増幅され発光強度が強くなる。増幅された光は、メタル層69で被覆されていない領域から外部へ取り出される。更に、コンタクト層はメタル層間に設けられているため、メタルで遮られていない部分で電流密度が高くなり発光強度が大きくなる。コンタクト層は光を吸収する作用があるが、それ以上に電流密度を高くすることができるので、全体として発光強度を増大することができる。
以上のように、実施の形態6の光半導体装置60によれば、ストライプパターンで構成されたコンタクト層62eの間にメタル層69を形成し、全体を透明導電膜65で被覆するようにしたので、コンタクト層62eの間の領域の発光強度を増幅することができる。このため、コンタクト層62e下側で発生する強い光に加え、増幅された強い光を同時に得ることが出来るので、実施の形態5の光半導体装置50よりも、発光強度分布がより均一な状態の強い光を得ることができる。
尚、本実施の形態では、メタル層69をコンタクト層62eの各間において、コンタクト層62eと平行に延在するように形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、各メタル層69をそれぞれ複数に分割して形成してもよい。更に、図13に示す本実施の形態の変形例のように、メタル層69の電極パッド56側端部を電極パッド56にまで延在させ、電極パッド56と直接電気的につながるように形成しても良い。これにより、直接メタル層69が電極パッド56に接続するので、コンタクト領域における電極パッド56に対する遠方端まで低抵抗で電流を供給できる。
実施の形態7.
図14は、本発明による実施の形態7の光半導体装置70の要部構成を概略的に示す平面図であり、図15は、図14に示す光半導体装置70をF−F線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。尚、図14では、簡単のため、層間絶縁膜74(図15)については、その外形及び開口部74aのみ点線で示し、透明導電膜75(図15)については、外形のみ実線(一部点線)で示している。
図15に示すように、光半導体装置70は、Si基板71、導通層77、半導体薄膜72、層間絶縁膜74、透明導電膜75、及びパッド層76を有し、後述するように、所定の間隔を保って互いに素子分離された複数の個別素子領域78が略直線状に配列され、更に各個別素子領域78の上コンタクト層72e(図15)及びそれを被覆するメタル層79が、所定の間隔を介して複数並列に配置したストライプパターンで構成されている。これらの複数の個別素子領域78は、例えば600dpi以上の集積(42.4μmピッチ以下の微細ピッチ)で配列されている。
図15は、光半導体装置70の個別素子領域78においてコンタクト層72e(図15)及びメタル層79が形成された部分(図14に示すF−F線で切る断面)の断面図である。同図に示すように、光半導体装置70は、その最下層から順に、Si基板71、導通層77、半導体薄膜72、層間絶縁膜74、及び透明導電膜75が形成され、更に層間絶縁膜74上から透明導電膜75にかかる領域にパッド層76が形成されている。
半導体薄膜72は、例えば下から順に、n−GaAs下側コンタクト層72a、n−AlGa1−xAs下側クラッド層72b、n−AlGa1−yAs活性層72c、p−AlGa1−zAs上クラッド層72d、p−GaAs上コンタクト層72eとなっており、この半導体薄膜72は、前記した実施の形態6の場合と同様に、例えば他の基板上で形成した半導体薄膜であって、その基板から剥離した半導体薄膜を導通層77上に接着した構成とすることができる。
この半導体薄膜72は、活性層72cの深さの途中までの領域が、例えばエッチングにより除かれて素子分離され、個別素子領域78を形成している。この個別素子領域78は、上記したように、図14に示すように所定の間隔を保って略直線状に複数形成されている。更に各個別素子領域78では、p−GaAs上コンタクト層72eが、p−AlGa1−zAs上クラッド層72d上においてストライプパターンで構成され、各p−GaAsコンタクト層72eの上にはメタル層79が形成されている。
尚、本実施の形態では、活性層72cが発光領域に相当し、図15に示すように少なくともpn接合部を個別領域に分離するように素子分離した半導体薄膜72の半導体素子が、発光素子であるLEDに相当する。また、ここでは発光動作に主にかかわる素子(例えばLED)を含む個別素子領域78を能動領域とする。
層間絶縁膜74は、各個別素子領域78におけるストライプパターンで構成された複数のp−GaAs上コンタクト層72eを含む所定領域を開口部74aとして表面を覆うように形成され、透明導電膜75は、その開口部74aを介してコンタクト層72e上のメタル層79とコンタクトを取ると共に、個別素子領域78外の層間絶縁膜74上にまで延在するように各個別素子領域78毎に形成されている。パッド層76は、層間絶縁膜74上から透明導電膜75にかかる領域にかけて、透明導電膜75毎に形成されている。
以上の説明から明らかなように、光半導体装置70の各個別素子領域78における断面は、前記した実施の形態5の光半導体装置50と構成的に同一である。従って、光半導体装置70は、素子分離によって互いに分離された、実施の形態5の光半導体装置50を、導通層77を共通電極として、また各パッド層76を個別電極として複数並べた構成をもつものである。但し、各個別素子領域78におけるストライプパターンで構成されp−GaAs上コンタクト層72e及びメタル層79の数が3であるのに対し、前記した実施の形態5の光半導体装置50では、それに相当する数が5となっている。
以上のように、実施の形態7の光半導体装置70よれば、発光領域となる個別素子領域78(実施の形態5の光半導体装置50と同構成)を複数配列したので、前記した実施の形態5で得られる効果の他に、以下の効果を得ることができる。即ち、狭い領域に複数の発光素子を集積化するためには、各発光素子のサイズを小さくする必要があるが、発光領域を小さくしても電極として被覆される領域が透明であるので、集積化による光取り出し効率の低下を抑制することができる。これにより、狭い領域に集積化した高効率の個別発光素子を独立して点灯制御することが可能となる。
尚、図16に示す本実施の形態の変形例のように、メタル層79の電極パッド76側端部を電極パッド76にまで延在させ、電極パッド76と直接電気的につながるように形成しても良い。これにより、直接メタル層79が電極パッド76に接続するので、コンタクト領域における電極パッド76に対する遠方端まで低抵抗で電流を供給できる。
実施の形態8.
図17は、本発明による実施の形態8の光半導体装置80の要部構成を概略的に示す平面図であり、図18は、図17に示す光半導体装置80をG−G線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。尚、図17では、簡単のため、層間絶縁膜84(図18)については、その外形及び開口部84aのみ点線で示し、透明導電膜85(図18)については、外形のみ実線(一部点線)で示している。
図17に示すように、光半導体装置80は、Si基板81、導通層87、半導体薄膜82、層間絶縁膜84、透明導電膜85、及びパッド層86を有し、後述するように、所定の間隔を保って互いに素子分離された複数の個別素子領域88が、略直線状に配列されている。
図18は、光半導体装置80の個別素子領域88が形成された部分(図17に示すG−G線で切る断面)の断面図である。同図に示すように、光半導体装置80は、その最下層から順に、Si基板81、導通層87、半導体薄膜82、層間絶縁膜84、及び透明導電膜85が形成され、更に層間絶縁膜84上から透明導電膜85にかかる領域にパッド層86が形成されている。
この半導体薄膜82は、例えば図2に示す実施の形態1で説明した半導体薄膜と同じ層構成とすることができる。即ち、下から順にn−AlGa1−xAs下クラッド層82a、n−AlGa1−yAs活性層82b、p−AlGa1−zAs上クラッド層82c、コンタクト層82d(例えばp−GaAs層)が形成されている。
尚、本実施の形態では、活性層82bが発光領域に相当し、図18に示すように少なくともpn接合部を個別領域に分離するように素子分離した半導体薄膜82の半導体素子が、発光素子であるLEDに相当する。また、ここでは発光動作に主にかかわる素子(例えばLED)を含む個別素子領域88を能動領域とする。
層間絶縁膜84は、各個別素子領域88におけるコンタクト層82dを含む所定領域を開口部84aとして表面を覆うように形成されている。透明導電膜85は、その開口部84aを介してコンタクト層82dとコンタクトを取ると共に、個別素子領域88外まで延在するように各個別素子領域88毎に形成されている。パッド層86は、層間絶縁膜84上から透明導電膜85にかかる領域にかけて、透明導電膜85毎に形成されている。
以上の説明から明らかなように、光半導体装置80の各個別素子領域88における断面は、前記した実施の形態1の光半導体装置10と構成的に同一である。従って、光半導体装置80は、素子分離によって互いに分離された、実施の形態1の光半導体装置10を、導通層87を共通電極として、また各パッド層86を個別電極として複数並べた構成をもつものである。
以上のように、実施の形態8の光半導体装置80よれば、発光領域となる個別素子領域88(実施の形態1の光半導体装置10と同構成)を複数配列したので、前記した実施の形態1で得られる効果の他に、以下の効果を得ることができる。即ち、狭い領域に複数の発光素子を集積化するためには、各発光素子のサイズを小さくする必要があるが、発光領域を小さくしても電極として被覆される領域が透明であるので、集積化による光取り出し効率の低下を抑制することができる。これにより、狭い領域に集積化した高効率の個別発光素子を独立して点灯制御することが可能となる。
実施の形態9.
図19は、本発明による実施の形態9の光半導体装置90の要部構成を概略的に示す平面図である。尚、図19では、簡単のため、層間絶縁膜84(図18参照)については、その外形及び開口部84aのみ点線で示し、透明導電膜85(図18参照)については、外形のみ実線(一部点線)で示している。
この光半導体装置90が前記した図17及び図18に示す実施の形態8の現像装置80と主に異なる点は、各パッド層96の延長部96a,96bが透明導電膜85の両側部に沿って個別素子領域98の周辺まで形成されている点である。従って、光半導体装置90が、前記した実施の形態9の光半導体装置80と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いてここでの説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
図19に示すように、各パッド層96は、層間絶縁膜84上から透明導電膜85にかかる領域にかけて形成されると共に、透明導電膜85上をその両側部に沿って個別素子領域98を越える位置まで延在する一対の延長部96a,96bを有する。
以上のように形成された光半導体装置90によれば、前記した実施の形態9の光半導体装置80における効果に加え、低抵抗率のメタル配線が発光素子の近傍まで延在していることにより、より電流の広がり効果が高く、より発光の面内分布、及び抵抗分布が均一で低抵抗な発光素子アレイを供給できる。
実施の形態10.
図20は、本発明による実施の形態10の光半導体装置100の要部構成を概略的に示す平面図であり、図21は、図20に示す光半導体装置100をH−H線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。尚、図20では、簡単のため、層間絶縁膜104(図21参照)については、その外形及び開口部104aのみ点線で示し、透明導電膜105(図21参照)については、外形のみ実線で示している。
図20に示すように、光半導体装置100は、Si基板101、導通層107、駆動IC領域110、反射層111、半導体薄膜102、層間絶縁膜104、透明導電膜105、及び個別電極106を有し、後述するように、所定の間隔を保って形成された複数の個別素子領域108が、略直線状に配列されている。
図21は、光半導体装置100の個別素子領域108が形成された部分(図20に示すH−H線で切る断面)の断面図である。同図に示すように、光半導体装置100は、その最下層から順に、Si基板101、導通層107、反射層111、半導体薄膜102、層間絶縁膜104、及び透明導電膜105が形成されている。更に個別素子領域108外に延在する透明導電膜105上には、この透明導電膜105と電気的にコンタクトすると共に、駆動IC領域110に形成された駆動ICの個別駆動出力端子110aに接続する個別電極(メタル配線)106が形成されている。駆動IC領域110に形成されたパッド層110bは、外部から電源等を入力するための外部接続用のパッドである。
図21に示すように、半導体薄膜102は、例えば下から順に、n−GaAs下側コンタクト層102a、n−AlGa1−xAs下側クラッド層102b、n−AlGa1−yAs活性層102c、n−AlGa1−zAs上クラッド層102d、n−GaAs上コンタクト層102eである。半導体薄膜102内には、p型不純物、例えばZnを拡散したp型不純物拡散領域112が形成されている。拡散領域112は、ここではその中央部の限定された中央部領域112aのみが活性層102cに達っして拡散フロントを形成している。発光はこの活性層102cの中に入っている中央部領域112aで得られる。コンタクト層102eもp型不純物拡散によって導電型がp型となっている。
尚、本実施の形態では、p型不純物拡散領域112の活性層102c内部、即ち中央部領域112a、及び中央部領域112aでのpn接合領域近傍のn型活性領域が発光領域に相当し、本実施の形態では、図21に示すような個々の発光動作にかかわる半導体薄膜102の半導体素子が、発光素子であるLEDに相当する。また、ここでは発光動作に主にかかわる素子(例えばLED)を含む個別素子領域100を能動領域とする。
拡散領域112の一形成方法としては、例えば、半導体薄膜102上に、後に拡散領域112となる領域の上部に拡散開口部を有する絶縁膜を形成し、この拡散開口部を介して選択的に不純物としてのZnを拡散して深さがクラッド層102dの中位まで達する拡散領域112bを形成する。その後更に、後に中央部領域112aとなる領域の上部に拡散開口部を有する絶縁膜を形成し、この拡散開口部を介して不純物としてのZnを拡散して活性層112cに至る中央部領域112aを形成する。これ等の不純物Znの拡散は、例えば拡散する不純物元素を含む薄膜から、コンタクト層102eを最上層とする半導体薄膜102へ拡散を行う固相拡散によって行うことができる。
以上の説明から明らかなように、光半導体装置100の各個別素子領域108における断面は、前記した実施の形態3の光半導体装置30(図4)と構成的に略同一である。相違点は、光半導体装置100のp型不純物拡散領域112において、その中央部領域112aのみが活性層102cに達して拡散フロントを形成している点である。従って、光半導体装置100は、実施の形態3の光半導体装置30を、個別電極106に対して導通層107を共通電極として複数並べた構成をもつものである。
以上のように、実施の形態10の光半導体装置100によれば、狭い領域に複数の発光素子を集積化するために各発光素子のサイズを小さくする必要がある場合にも、電極として被覆される領域が透明であるので、集積化による光取り出し効率の低下を抑制することができる。これにより、狭い領域に集積化した高効率の個別発光素子を独立して点灯制御することが可能となる。更に、発光領域を小さくできるために電流密度を増加することができ、低電流駆動でも高輝度の光半導体装置を提供できる。更に透明導電膜105と上コンタクト層102eのコンタクト面積を増加させることができて、素子の抵抗を低減することができる。
更に、半導体薄膜102を半導体薄膜で形成するため、個別電極106の経路上の段差を少なく抑えることが可能となり、電極配線の品質及び信頼性を高めることができる。
実施の形態11.
図22は、本発明による実施の形態11の光半導体装置120の要部構成を概略的に示す平面図である。
この半導体装置120が前記した図20に示す実施の形態10の光半導体装置110と異なる点は、個別電極126の形状のみである。従って、光半導体装置120が、前記した実施の形態10の光半導体装置110と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いてここでの説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
個別電極126は、透明導電膜105上において、個別素子領域108の周囲を囲むように形成されている。このように形成することによって、発光領域となる個別素子領域108に均一に電流を注入することができると同時に抵抗を低減することができる。このため高効率でより均一は発光を実現する光半導体装置を提供できる。
実施の形態12.
図23は、本発明による実施の形態12の光半導体装置130の要部構成を概略的に示す平面図であり、図24は、図23に示す光半導体装置130をI−I線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。尚、図23では、簡単のため、層間絶縁膜134(図24参照)については、その外形及び開口部134aのみ点線で示し、透明導電膜135(図24参照)については、外形のみ実線で示している。
図23に示すように、光半導体装置130は、Si基板131、導通層137、駆動IC領域140、半導体薄膜132、層間絶縁膜134、透明導電膜135、及び個別電極136を有し、後述するように、所定の間隔を保って互いに素子分離されて複数の個別素子領域138が、略直線状に配列されている。
図24は、光半導体装置130の個別素子領域138が形成された部分(図23に示すI−I線で切る断面)の断面図である。同図に示すように、光半導体装置130は、その最下層から順に、Si基板131、導通層137、半導体薄膜132、透明導電膜135、及び層間絶縁膜134が形成されている。更に透明導電膜135上には、後述する半導体薄膜132のコンタクト層132eと同エリアの開口136aを有して、この透明導電膜135と電気的にコンタクトすると共に、図23に示す駆動IC領域140に形成された駆動ICの個別駆動出力端子140aに接続する個別電極(メタル配線)136が形成されている。
半導体薄膜132は、例えば下から順に、n−GaAs下側コンタクト層132a、n−AlGa1−xAs下側クラッド層132b、n−AlGa1−yAs活性層132c、p−AlGa1−zAs上クラッド層132d、p−GaAs上コンタクト層132eとなっており、この半導体薄膜132は、前記した実施の形態2の場合と同様に、例えば他の基板上で形成した半導体薄膜であって、その基板から剥離した半導体薄膜を導通層137上に接着した構成とすることができる。
この半導体薄膜132は、下側クラッド層132bに至るまでの領域が、例えばエッチングにより素子分離され、個別素子領域138を形成している。この個別素子領域138は、上記したように、図23に示すように所定の間隔を保って略直線状に複数形成されている。更に各個別素子領域138では、p−GaAs上コンタクト層132eが、p−AlGa1−zAs上クラッド層132d上において島状に形成されている。
透明導電膜135は、個別素子領域138毎に、その上面を覆って、上コンタクト層132eとコンタクトを取るように形成され、層間絶縁膜134は、上コンタクト層132eを含む所定領域を開口部134aとして光半導体装置130全体の表面を覆うように形成される。個別電極136は、前記したように、上コンタクト層132eと同エリアの開口136aを有し、その開口部136aの周囲で透明導電膜135とコンタクトを取ると共に、図23に示す駆動IC領域140に形成された駆動ICの個別駆動出力端子140aに接続している。
以上の説明から明らかなように、光半導体装置130の各個別素子領域138における断面は、前記した実施の形態2の光半導体装置20と構成的に略同一である。相違点は、下クラッド層132bまで、素子分離されている点、個別電極136が個別素子領域138の上部まで延在して個別素子領域138上に形成された透明導電膜135とコンタクトしている点である。従って、光半導体装置130は、個別電極136に対して導通層137を共通電極とし、各個別発光素子138を独立して点灯制御することが可能となる。
以上のように、実施の形態12の光半導体装置130によれば、狭い領域に複数の発光素子を集積化するために各発光素子のサイズを小さくする必要がある場合にも、電極として被覆される領域が透明であるので、集積化による光取り出し効率の低下を抑制することができる。これにより、狭い領域に集積化した高効率の個別発光素子を独立して点灯制御することが可能となる。更に、発光強度が高くなる上コンタクト層132eとほぼ同一サイズの開口部134aを備えた個別電極136を透明導電膜135上に設けたので、電流の注入が効率的に行われ、また面内の発光分布、抵抗分布が均一になると共に、高い発光効率をえることができる。
また上記した実施の形態1乃至12では、半導体薄膜に発光素子を形成する例を示したがこれに限定されるものではなく、例えば受光素子を形成してもよいなど種々の態様を取り得るものである。
実施の形態13.
図25は、本発明の光半導体装置を搭載したLEDヘッドを説明するためのLEDヘッドの横断面図である。
図において、LEDヘッド200は、ベース部材201とこの上に固定されたLEDユニット202とを有する。このLEDユニット202は、前述の実施の形態1乃至12の何れかで説明した光半導体装置の何れかが使用される。従って、その発光部ユニット102aとしては、使用される光半導体装置の半導体薄膜が相当する。
この発光部ユニット202aの発光部の上方には、発光部から出た光を集光する光学素子としてのロッドレンズアレイ203が配設されている。このロッドレンズアレイ203は、柱状の光学レンズを、発光部ユニット202aの直線状に配列された発光部(例えば図5の発光領域となる複数の個別素子領域48の配列を参照)に沿って多数配列したもので、光学素子ホルダに相当するレンズホルダ204によって所定位置に保持されている。
このレンズホルダ204は、同図に示す様に、ベース部材201及びLEDユニット202を覆う様に形成されている。そして、ベース部材201,LEDユニット202,レンズホルダ204は、ベース部材101及びレンズホルダ104に形成された開口部201a及び204aを介して配設されるクランパ205によって一体的に挟持されている。
従って、LEDユニット202で発生した光は、ロッドレンズアレイ203を通して所定の外部部材に照射される。このLEDヘッド200は、例えば電子写真プリンタや電子写真コピー装置等の露光装置として用いられる。
以上のように、このLEDヘッドによれば、LEDユニット202として、前述の実施の形態で示した光半導体装置の何れかが使用されるため、個々の発光領域が微小サイズであっても高い発光効率を備えたLEDヘッドを提供することができる。
実施の形態14.
図26は、本発明の光半導体装置を搭載したLEDヘッドを用いた画像形成装置を説明する要部構成図である。
図において、画像形成装置300は、イエロー、マゼンダ、シアン及びブラックの各色の画像を各々に形成する4つのプロセスユニット301〜304を有し、これらが記録媒体305の搬送経路の上流側から順に配置されている。これらプロセスユニット301〜304の内部構成は共通しているため、例えばシアンのプロセスユニット303を例に取り、これらの内部構成を説明する。
プロセスユニット303には、像担持体としての感光体ドラム303aが矢印方向に回転可能に配置され、この感光体ドラム303aの周囲には、その回転方向上流側から順に、感光体ドラム303aの表面に電荷を供給して帯電させる帯電装置303b、帯電された感光体ドラム303aの表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光装置303cが配設される。更に、静電潜像が形成された感光体ドラム303aの表面に、所定色(シアン)のトナーを付着させて顕像を発生させる現像装置303d、及び感光体ドラム303a上のトナーの顕像を転写した際に残留したトナーを除去するクリーニング装置303eが配設される。尚、これら各装置に用いられているドラム又はローラは、図示しない駆動源からギアなどを経由して動力が伝達され回転する。
又、画像形成装置300は、その下部に、紙などの記録媒体305を堆積した状態で収納する用紙カセット306を装着し、その上方には記録媒体305を1枚ずつ分離させて搬送するためのホッピングローラ307が配設されている。更に、記録媒体305の搬送方向における、ホッピングローラ307の下流側にはピンチローラ308,309と共に記録媒体305を挟持することによって、記録媒体305の斜行を修正し、プロセスユニット301に搬送するレジストローラ310,311を配設している。これらのホッピングローラ307及びレジストローラ310,311は図示されない駆動源からギア等を経由して動力が伝達され回転する。
プロセスユニット301〜304の各感光体ドラムに対向する位置には、それぞれ半導電性のゴム等によって形成された転写ローラ312が配設されている。これら転写ローラ312には感光ドラム303a上に付着されたトナーによる顕像を記録媒体305に転写する転写時に、感光体ドラム301a〜304aの表面電位とこれら各転写ローラ312の表面電位に電位差を持たせるための電位が印加されている。
定着装置313は、加熱ローラとバックアップローラとを有し、記録媒体305上に転写されたトナーを加圧・加熱することによって定着する。この下流の排出ローラ314,315は、定着装置313から排出された記録媒体305を、排出部のピンチローラ316、317と共に挟持し、記録媒体スタッカ部318に搬送する。これら定着装置313、排出ローラ314等は図示しない駆動源からギアなどを経由して動力が伝達され回転される。
ここで使用される露光装置303cには、前記した実施の形態13で説明したLEDヘッド200が用いられる。
上記構成の画像記録装置の動作を説明する。
まず、用紙カセット305に堆積した状態で収納されている記録媒体305がホッピングローラ307によって、上から1枚ずつ分離されて搬送される。続いて、この記録媒体305は、レジストローラ310,311及びピンチローラ308,309に挟持されて、プロセスユニット301の感光体ドラム301aと転写ローラ312に搬送される。その後、記録媒体305は、感光体ドラム301a及び転写ローラ312に挟持され、その記録面にトナー像が転写されると同時に感光体ドラム301aの回転によって搬送される。
同様にして、記録媒体305は、順次プロセスユニット302〜304を通過し、その通過過程で、各露光装置301c〜304cにより形成された静電潜像を、現像装置301d〜304dによって現像した各色のトナー像がその記録面に順次転写され、重ね合わせられる。
そして、その記録面上に各色のトナー像が重ね合わせたれた後、定着装置313によってトナー像が定着された記録媒体305は、排出ローラ314、315及びピンチローラ316、317に挟持されて、画像記録装置300の外部の記録媒体スタッカ部318に排出される。以上の過程を経て、カラー画像が記録媒体305上に形成される。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置によれば、前述した実施の形態13のLEDヘッドを採用するため、個々の発光領域が微小サイズであっても高い発光効率を有するLEDヘッドを備えた画像形成装置を提供することができる。
本発明による実施の形態1の光半導体装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 図1に示す光半導体装置をA−A線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。 本発明による実施の形態2の光半導体装置の断面を概略的に示す要部断面図である。 本発明による実施の形態3の光半導体装置の断面を概略的に示す要部断面図である。 本発明による実施の形態4の光半導体装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 図5に示す光半導体装置をB−B線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。 本発明による実施の形態5の光半導体装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 図7に示す光半導体装置をC−C線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。 図7に示す光半導体装置をD−D線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。 実施の形態5の光半導体装置の変形例を示す平面図である。 本発明による実施の形態6の光半導体装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 図11に示す光半導体装置をE−E線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。 実施の形態6の光半導体装置の変形例を示す平面図である。 本発明による実施の形態7の光半導体装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 図14に示す光半導体装置をF−F線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。 実施の形態7の光半導体装置の変形例を示す平面図である。 本発明による実施の形態8の光半導体装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 図17に示す光半導体装置をG−G線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。 本発明による実施の形態9の光半導体装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 本発明による実施の形態10の光半導体装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 図20に示す光半導体装置をH−H線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。 本発明による実施の形態11の光半導体装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 本発明による実施の形態12の光半導体装置の要部構成を概略的に示す平面図である。 図23に示す光半導体装置をI−I線で切る断面を概略的に示す要部断面図である。 本発明の光半導体装置を搭載したLEDヘッドを説明するためのLEDヘッドの横断面図である。 本発明の光半導体装置を搭載したLEDヘッドを用いた画像形成装置を説明する要部構成図である。
符号の説明
10 光半導体装置、 11 基板、 12 半導体薄膜、 12a AlGa1−xAs層(下クラッド層)、 12b AlGa1−yAs層(活性層)、 12c AlGa1−zAs層(上クラッド層)、 12d コンタクト層、 14 層間絶縁膜、 14a 開口部、 15 透明導電膜、 16 導通層、 17 共通電極、 20 光半導体装置、 21 基板、 22 半導体薄膜、 22a n−GaAs下側コンタクト層、 22b n−AlGa1−xAs下側クラッド層、 22c n−AlGa1−yAs活性層、 22d p−AlGa1−zAs上クラッド層、 22e p−GaAs上コンタクト層、 27 導通層、 30 光半導体装置、 32 半導体薄膜、 32a n−GaAs下側コンタクト層、 32b n−AlGa1−xAs下側クラッド層、 32c n−AlGa1−yAs活性層、 32d n−AlGa1−zAs上クラッド層、 32e n−GaAs上コンタクト層、 33 p型不純物拡散領域、 40 光半導体装置、 41 Si基板、 42 半導体薄膜、 42a n−GaAs下側コンタクト層、 42b n−AlGa1−xAs下側クラッド層、 42c n−AlGa1−yAs活性層、 42d p−AlGa1−zAs上クラッド層、 42e p−GaAs上コンタクト層、 44 層間絶縁膜、 44a 開口部、 45 透明導電膜、 46 パッド層、 47 導通層、 48 個別素子領域、 50 光半導体装置、 51 Si基板、 52 半導体薄膜、 52a n−GaAs下側コンタクト層、 52b n−AlGa1−xAs下側クラッド層、 52c n−AlGa1−yAs活性層、 52d p−AlGa1−zAs上クラッド層、 52e p−GaAs上コンタクト層、 53 電極パッド、 54 層間絶縁膜、 54a 開口部、 55 透明導電膜、 56 電極パッド、 57 メタル層、 59 メタル層、 60 光半導体装置、 62 半導体薄膜、 62a n−GaAs下側コンタクト層、 62b n−AlGa1−xAs下側クラッド層、 62c n−AlGa1−yAs活性層、 62d p−AlGa1−zAs上クラッド層、 62e p−GaAs上コンタクト層、 65 透明導電膜、 69 メタル層、 70 光半導体装置、 71 Si基板、 72 半導体薄膜、 74 層間絶縁膜、 75 透明導電膜、 76 パッド層、 77 導通層、 78 個別素子領域、 79 メタル層、 80 光半導体装置、 81 Si基板、 82 半導体薄膜、 83 コンタクト層、 84 層間絶縁膜、 85 透明導電膜、 86 パッド層、 87 導通層、 88 個別素子領域、 90 光半導体装置、 96 電極パッド層、 98 個別素子領域、 100 光半導体装置、 101 Si基板、 102 半導体薄膜、 104 層間絶縁膜、 105 透明導電膜、 106 個別電極、 107 導通層、 108 個別素子領域、 110 駆動IC領域、 111 反射層、 112 p型不純物拡散領域、 120 光半導体装置、 126 個別電極、 130 光半導体装置、 131 Si基板、 132 半導体薄膜、 134 層間絶縁膜、 135 透明導電膜、 136 個別電極、 137 導通層、 138 個別素子領域、 140 駆動IC領域、 200 LEDヘッド、 201 ベース部材、 202 LEDユニット、 202a 発光部ユニット、 203 ロッドレンズアレイ、 204 レンズホルダ、 205 クランプ、 300 プリンタ、 301,302,303,304 プロセスユニット、 303a 感光体ドラム、 303b 帯電装置、 303c 露光装置、 303d 現像装置、 303e クリーニング装置、 305 記録媒体、 306 用紙カセット、 307 ホッピングローラ、 308,309 ピンチローラ、 310,311 レジストローラ、 312 転写ローラ、 313 定着装置、 314,315 排出ローラ、 316,317 ピンチローラ、 318 記録媒体スタッカ部。

Claims (11)

  1. 基板上に配置された第1のメタル層と、
    前記第1のメタル層上に配置され、発光素子を有して最上層がコンタクト層であり、積層方向から見たときに該コンタクト層が隣接する下層に対して、発光領域に対向する限定された領域に存在する半導体薄膜と、
    前記半導体薄膜の積層方向から見たとき、前記コンタクト層が存在する領域及びその周囲を除いて、前記下層及びその他の領域を覆う層間絶縁層と、
    前記半導体薄膜の積層方向から見たとき、前記コンタクト層が存在する領域及びその周囲の表面部と電気的に接続し、前発光素子の領域外まで延在する透明導電膜層と、
    前記コンタクト層と前記透明導電膜層との間に形成された第2のメタル層と、
    前記半導体薄膜の積層方向から見たとき、前記発光素子の領域外で前記透明導電膜層と電気的に接続する電極パッド
    を有し
    前記コンタクト層、及び前記コンタクト層と前記透明導電膜層との間に形成された前記第2のメタル層は、複数の領域に分割してストライプパターンに設けられ、
    前記ストライプパターンの間隔を発光波長の2倍以上とし、前記第2のメタル層の厚さを10nm以上としたことを特徴とする光半導体装置。
  2. 前記第2のメタル層は、前記電極パッドまで延在して形成されたことを特徴とする請求項1記載の光半導体装置。
  3. 前記発光素子は、前記コンタクト層の下層に、クラッド層及び活性層を有することを特徴とする請求項1又は2記載の光半導体装置。
  4. 前記発光素子は、不純物拡散によって形成されたPN接合領域を有することを特徴とする請求項1又は2記載の光半導体装置。
  5. 前記発光素子は、第1導電型の半導体エピタキシャル積層構造に第2導電型の不純物を拡散して前記pn接合領域を形成していることを特徴とする請求項4記載の光半導体装置
  6. 前記発光素子は、順に下クラッド層、活性層、上クラッド層、コンタクト層が積層されていることを特徴とする請求項1又は2記載の光半導体装置。
  7. 前記発光素子は、第1導電型の半導体エピタキシャル積層構造に第2導電型の不純物を拡散して形成した拡散領域が前記上クラッド層及び前記活性層に形成されたことを特徴とする請求項記載の光半導体装置。
  8. 前記半導体薄膜は、複数の発光素子を含むことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の光半導体装置。
  9. 更に、素子を駆動制御するための駆動集積回路を備え、前記駆動集積回路と前記発光素子とは薄膜配線によって接続されていることを特徴とすることを特徴とする請求項記載の光半導体装置。
  10. 請求項記載の光半導体装置と、
    前記発光素子から出射した光を導く光学系と
    を有することを特徴とするLEDヘッド。
  11. 像担持体と、
    前記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、
    帯電された前記表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光手段と、
    前記静電潜像を現像する現像手段と
    を有し、
    前記露光手段として、請求項10記載のLEDヘッドを用いたことを特徴とする画像形成装置。
JP2005076295A 2005-03-17 2005-03-17 光半導体装置、ledヘッド、及びこれを用いた画像形成装置 Active JP4704079B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005076295A JP4704079B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 光半導体装置、ledヘッド、及びこれを用いた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005076295A JP4704079B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 光半導体装置、ledヘッド、及びこれを用いた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006261359A JP2006261359A (ja) 2006-09-28
JP4704079B2 true JP4704079B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=37100268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005076295A Active JP4704079B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 光半導体装置、ledヘッド、及びこれを用いた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4704079B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5330953B2 (ja) * 2009-10-01 2013-10-30 株式会社沖データ 発光装置
KR100999733B1 (ko) * 2010-02-18 2010-12-08 엘지이노텍 주식회사 발광 소자, 발광 소자 제조방법 및 발광 소자 패키지
US8338317B2 (en) 2011-04-06 2012-12-25 Infineon Technologies Ag Method for processing a semiconductor wafer or die, and particle deposition device
JP7171172B2 (ja) * 2016-08-29 2022-11-15 キヤノン株式会社 発光素子、発光素子アレイ、露光ヘッド、および、画像形成装置
KR102073572B1 (ko) * 2018-04-09 2020-02-06 (주)라이타이저 디스플레이 장치 및 그의 제조 방법

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57111076A (en) * 1980-12-26 1982-07-10 Fujitsu Ltd Semiconductor light-emitting device
JPH03192779A (ja) * 1989-12-21 1991-08-22 Kyocera Corp 発光ダイオード
JPH07131070A (ja) * 1993-10-28 1995-05-19 Victor Co Of Japan Ltd 半導体発光素子及び半導体発光素子アレイ
JPH09283801A (ja) * 1996-04-10 1997-10-31 Nippon Sheet Glass Co Ltd 面発光サイリスタおよび自己走査型発光装置
JP2000101136A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Toshiba Corp 半導体発光装置及び半導体発光装置の駆動方法
JP2001144329A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Showa Denko Kk AlGaInP系発光ダイオード
JP2001168381A (ja) * 1999-12-07 2001-06-22 Showa Denko Kk AlGaInP発光ダイオード
JP2004146538A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Shin Etsu Handotai Co Ltd 発光素子及びその製造方法
JP2004179641A (ja) * 2002-11-11 2004-06-24 Oki Data Corp 半導体装置、光プリントヘッド、及び画像形成装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57111076A (en) * 1980-12-26 1982-07-10 Fujitsu Ltd Semiconductor light-emitting device
JPH03192779A (ja) * 1989-12-21 1991-08-22 Kyocera Corp 発光ダイオード
JPH07131070A (ja) * 1993-10-28 1995-05-19 Victor Co Of Japan Ltd 半導体発光素子及び半導体発光素子アレイ
JPH09283801A (ja) * 1996-04-10 1997-10-31 Nippon Sheet Glass Co Ltd 面発光サイリスタおよび自己走査型発光装置
JP2000101136A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Toshiba Corp 半導体発光装置及び半導体発光装置の駆動方法
JP2001144329A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Showa Denko Kk AlGaInP系発光ダイオード
JP2001168381A (ja) * 1999-12-07 2001-06-22 Showa Denko Kk AlGaInP発光ダイオード
JP2004146538A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Shin Etsu Handotai Co Ltd 発光素子及びその製造方法
JP2004179641A (ja) * 2002-11-11 2004-06-24 Oki Data Corp 半導体装置、光プリントヘッド、及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006261359A (ja) 2006-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4636501B2 (ja) 半導体装置、プリントヘッド及び画像形成装置
JP5599916B2 (ja) 半導体装置の製造方法、半導体装置及びそれを用いた光プリントヘッド、及び画像形成装置
JP4203087B2 (ja) 半導体複合装置、ledプリントヘッド及び画像形成装置
JP4601464B2 (ja) 半導体装置、プリントヘッド、及びそれを用いた画像形成装置
JP4825005B2 (ja) 発光サイリスタ、発光サイリスタを用いた発光装置および画像形成装置
EP1770781A2 (en) Composite semiconductor device, print head and image forming apparatus
US7541620B2 (en) Semiconductor device, light emitting diode print head, and image forming apparatus
JP7171172B2 (ja) 発光素子、発光素子アレイ、露光ヘッド、および、画像形成装置
JP4704079B2 (ja) 光半導体装置、ledヘッド、及びこれを用いた画像形成装置
JP2008010571A (ja) 半導体装置、ledヘッド及び画像形成装置
JP2004179641A (ja) 半導体装置、光プリントヘッド、及び画像形成装置
JP4347328B2 (ja) 半導体装置、ledヘッドおよび画像形成装置
JP2009238893A (ja) 半導体装置、光プリントヘッドおよび画像形成装置
JP2019110230A (ja) 半導体装置、発光素子チップ、光プリントヘッド、及び画像形成装置
JP2013168581A (ja) 発光サイリスタ、光源ヘッド、及び画像形成装置
JP4731949B2 (ja) 半導体装置、ledヘッド、及びこれを用いた画像形成装置
JP4208891B2 (ja) 半導体複合装置、ledヘッド、及び画像形成装置
JP2005079262A (ja) 半導体装置、ledヘッド、及び画像形成装置
JP4662798B2 (ja) 半導体複合装置、プリントヘッド、及び画像形成装置
JP2007250961A (ja) 発光素子アレイ
JP4916120B2 (ja) 半導体複合装置、半導体複合装置の製造方法、ledヘッド、及び画像形成装置
JP2013211355A (ja) 3端子発光素子、3端子発光素子アレイ、プリントヘッドおよび画像形成装置
JP4954180B2 (ja) 半導体装置、ledプリントヘッドおよび画像形成装置
JP2006297721A (ja) 光走査型スイッチ装置および発光装置ならびに画像形成装置
JP2006286982A (ja) 発光装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4704079

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350