JP5252402B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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Description

本発明は、エスカレータや動く歩道等の乗客コンベアに関する。
従来より乗客コンベアでは設置に必要なスペースを小さくすることが望まれており、このような要求に対して欄干パネルの下側の下部デッキ内に移動手摺を引き込み、トラスの側部と平面視的に重複するように移動手摺をトラスの側部上側を通して走行するものが提案されている(下記特許文献1参照)。
特開2005−231905号公報
上記の乗客コンベアでは、機械的な干渉を避けるために移動手摺とトラスの側部との間に空間を設ける必要がないため、トラスの幅寸法を狭めて乗客コンベアの設置スペースを小さくすることができるが、更なる設置スペースの低減が要求されており、この要求に応えることが困難であるという問題がある。
本発明は、上記問題を考慮してなされたものであり、乗客コンベアの幅方向の設置スペースを低減することができる乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明に係る乗客コンベアは、無端状に連結されて循環移動する踏段と、前記踏段の両側に立設された欄干パネルと、前記欄干パネルの周縁部を移動する移動手摺と、前記欄干パネルの下方であって、前記踏段の幅方向端部に対向して配置されたスカートガードパネルと、を備えた乗客コンベアにおいて、前記移動手摺は幅方向の少なくとも一部が前記スカートガードパネルより前記踏段側に突出し、帰路側の前記移動手摺における前記スカートガードパネルより前記踏段側に突出した部分が手摺カバーで覆われていることを特徴とする。
本発明では、上記構成により、乗客コンベアの幅方向の設置スペースを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る乗客コンベアを示す概略構成図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の変更例に係る乗客コンベアの要部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る乗客コンベア1は、上階床と下階床の間に亘って配置されたエスカレータであって、上階床と下階床の間に亘って建築物へ設置されるトラス2と、このトラス2内で長楕円軌道に沿って配置され、無端状に連結された多数の踏段3と、この多数の踏段3の両側位置に立設された一対の欄干パネル4と、一対の欄干パネル4の下方において上階床の乗降口から下階床の乗降口の間に亘って設けられた一対のスカート部5と、一対の欄干パネル4の周縁部にそれぞれ装着された無端状の一対の移動手摺6とを備える。
踏段3は、図1及び図2に示すように、幅方向両側部に回転自在に取り付けられた前輪7と後輪8とをそれぞれ有しており、左右の前輪7の間隔が左右の後輪8の間隔より大きく設定されている。前輪7及び後輪8は、前輪側ガイドレール9及び後輪側ガイドレール10にそれぞれ摺動可能に載置されている。前輪側ガイドレール9及び後輪側ガイドレール10はトラス2の側部2aに所定間隔毎に連結固定された支持部材11に配設されている。
踏段3は前輪7の支軸7aに踏段チェーン12が連結されており、この踏段チェーン12はトラス2の上階側に配設された駆動スプロケット13に掛け渡されている。駆動スプロケット13はその近傍に配設された駆動装置14によって回転駆動される。そして、駆動スプロケット13が回転駆動されることで、踏段チェーン12が前輪側ガイドレール9に案内されて循環移動し、踏段3上に乗っている利用者は下階から上階へ、又は、上階から下階へと運ばれる。
スカート部5は、図2に示すように、踏段3の幅方向端部3aに対向して配置され利用者の足元を保護するスカートガードパネル20と、スカートガードパネル20の上端部に固定され欄干パネル4の踏段3側を覆う手摺カバー22と、トラス2の側部に固定され固定部23を介して欄干パネル4を支持する外側デッキ部24とを備える。
手摺カバー22は、断面形状がスカートガードパネル20より踏段3側へ膨出する形状をなしており、踏段3側からネジ26によってスカートガードパネル20に着脱自在に固定されている。
移動手摺6は、欄干パネル4の周縁部を踏段3と同期して循環移動するものであり、踏段3が下階側から上階側へ移動する上昇方向の運転時には、下階床の乗降口側でスカート部5内より行路側移動手摺6aが外部に現れ上階床の乗降口側でスカート部5内に入り込み、帰路側移動手摺6bがスカート部5内部を通って下階床の乗降口側へ移動する。
また、踏段3が上階側から下階側へ移動する下降方向の運転時には、上階床の乗降口側でスカート部5内より行路側移動手摺6aが外部に現れ、下階床の乗降口側でスカート部5内に入り込み、帰路側移動手摺6bがスカート部5内部を通って上階床の乗降口側へ移動する。
行路側移動手摺6aは、欄干パネル4の上端部に手摺デッキ15を介して配設された案内レール16上を摺動することで、欄干パネル4の上端側を走行して利用者の手で掴むことに利用される。
帰路側移動手摺6bは、スカートガードパネル20の上方に配置され、移動手摺6の幅方向の少なくとも一部がスカートガードパネル20より踏段3側へ突出するように配置されている。つまり、帰路側移動手摺6bは平面視においてスカートガードパネル20に重なるように配置され、帰路側移動手摺6bのうちスカートガードパネル20より踏段3側へ突出した部分の鉛直投影が踏段3と重なるように配置されている。また、本実施形態では帰路側移動手摺6bの鉛直投影が踏段3に取り付けられた前輪7及び後輪8と重なるように配置されている。
帰路側移動手摺6bは、内面が欄干パネル4の下端部に連結された案内レール16により摺動可能に支持され、外面が手摺カバー22に固定された手摺ガイド28により摺動可能に支持されている。
以上のように本実施形態の乗客コンベア1では、移動手摺6は幅方向の少なくとも一部がスカートガードパネル20より踏段3側に突出する位置に配置されているため、トラス2の幅寸法を狭めることができ、乗客コンベア1の設置スペースを小さくすることができる。具体例を挙げると、踏段3の両側に配置された一対の移動手摺6を上記のようにスカートガードパネル20より踏段3側にそれぞれ突出させることで、約200mm程度トラス2の幅寸法Wを小さくすることができる。
しかも、移動手摺6の少なくとも一部をスカートガードパネル20より踏段3側に突出させることで、踏段3の幅方向端部とスカートガードパネル20との間に乗客の足などが至るのを妨げ、踏段3とスカートガードパネル20とで乗客の足などが挟まれるのを防止することができる。
また、手摺カバー22は踏段側からネジ26により着脱自在に固定されているためメンテナンス性が向上する。
なお、上記した本実施形態では、乗客コンベアとしてエスカレータについて説明したが、本発明はエスカレータに適用する場合に限らず、動く歩道等の乗客コンベアにおいても同様に適用することが可能である。
次に、本実施形態の変更例について図3を参照して説明する。上記した実施形態と同一又は対応する要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本変更例が上記した実施形態と相違する点は、手摺カバー22に照明装置30が配設されている点である。
すなわち、手摺カバー22の上部が、アクリル樹脂などの透光性を有する樹脂材からなる透光カバー22aで構成され、透光カバー22aの内部あるいは内側にLED(Light Emitting Diode)などを備えた照明装置30が装着されている。
このような本変更例に係る乗客コンベア1では、手摺カバー22に照明装置30が装着されているため、照明効果に優れると共に意匠的にも優れている。
また、帰路側移動手摺6bを覆う手摺カバー22に照明装置30を設けるため、本来デットスペースとなる箇所を有効利用することができ、しかも、照明装置30の設置するための別部材を必要とせず部品点数増加させることもない。
1…乗客コンベア
2…トラス
3…踏段
4…欄干
5…スカート部
6…移動手摺
6a…行路側移動手摺
6b…帰路側移動手摺
7…前輪
8…後輪
16…案内レール
20…スカートガードパネル
22…手摺カバー
24…外側デッキ部
26…ネジ
30…照明装置

Claims (5)

  1. 無端状に連結されて循環移動する踏段と、
    前記踏段の両側に立設された欄干パネルと、
    前記欄干パネルの周縁部を移動する移動手摺と、
    前記欄干パネルの下方であって、前記踏段の幅方向端部に対向して配置されたスカートガードパネルと、を備えた乗客コンベアにおいて、
    前記移動手摺は幅方向の少なくとも一部が前記スカートガードパネルより前記踏段側に突出し
    帰路側の前記移動手摺における前記スカートガードパネルより前記踏段側に突出した部分が手摺カバーで覆われていることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記移動手摺は、幅方向の少なくとも一部の鉛直投影が前記踏段と重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記手摺カバーは、前記踏段側より前記スカートガードパネルに着脱自在に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗客コンベア。
  4. 前記手摺カバーに照明装置が装着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗客コンベア。
  5. 帰路側の前記移動手摺の移動を案内する案内レールが前記欄干パネルの下端部に配設されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の乗客コンベア。
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