JP2010202362A - 乗客コンベア - Google Patents

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Hidetoshi Akahori
英俊 赤堀
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Abstract

【課題】スカートガードパネルと踏段との間に履物や衣服が挟まれて強く引き込まれるような危険を防止して安全性をより高めることができる乗客コンベアを提供する。
【解決手段】無限循環移動する複数の踏段1を備え、その踏段1の上に乗客を乗せて所定方向に順次搬送する乗客コンベアにおいて、踏段1の両側に配置されたスカートガードパネル7を備え、これらスカートガードパネル7は、踏段1の側面と対向するガード部7aと、このガード部7aから踏段1の上方に延びる延出部7bとを有し、ガード部7aが延出部7bよりも踏段1の側面の外方側に離れる位置に配置され、その配置でガード部7aと踏段1の側面との間に余裕の隙間Sが確保されている。したがって、乗客の履物の一部や衣服の裾がスカートガードパネル7のガード部7aに接触してもそれが踏段1の下方側に強く引き込まれるようなことがない。
【選択図】 図2

Description

この発明は、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアに関する。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアにおいては、乗客が乗る複数の踏段を備え、これら踏段が無限循環移動することで、その踏段に乗った乗客が一方向に搬送される。
踏段の両側には欄干が設けられ、これら欄干の下部に各踏段の側面と対向するようにスカートガードパネルが取り付けられ、これらスカートガードパネルの長手方向に沿って各踏段が移動する(特開2000−313582公報参照)。
スカートガードパネルは踏段の側面とほぼ接触する程度に近接しており、したがって踏段に乗った乗客の履物の一部や衣服の裾がそのスカートガードパネルの表面に接触することが多い。このため一般に、スカートガードパネルの表面にはテフロン(登録商標)などによる低摩擦材の塗装が施されている。
特開2000−313582公報
しかしながら、スカートガードパネルの低摩擦塗装が劣化したり剥がれたりすると、その摩擦で乗客の履物の一部や衣服の裾がスカートガードパネルと踏段の間の隙間に挟み込まれてしまう恐れがある。スカートガードパネルと踏段との間の隙間は、その両者がほぼ接触する程度の狭い隙間となっており、このためその隙間に履物の一部や衣服の裾が一旦挟まれると、それが強く引き込まれ不測の危険を招く恐れがある。特にサンダルのような軟質材の履物や靴紐がほどけているような場合に危険が大きい。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、スカートガードパネルと踏段との間に履物や衣服が挟まれて強く引き込まれるような危険を防止して安全性をより高めることができる乗客コンベアを提供することにある。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、無限循環移動する複数の踏段を備え、その踏段の上に乗客を乗せて所定方向に順次搬送する乗客コンベアにおいて、前記踏段の両側に配置されたスカートガードパネルを備え、これらスカートガードパネルは、前記踏段の側面と対向するガード部と、このガード部から前記踏段の上方に延びる延出部とを有し、前記ガード部が前記延出部よりも前記踏段の側面の外方側に離れる位置に配置され、その配置で前記ガード部と踏段の側面との間に余裕の隙間が確保されていることを特徴としている。
請求項2の発明は、前記スカートガードパネルの延出部が前記踏段の側面とほぼ同じ垂直面内に配置され、前記ガード部がその延出部と屈曲部を介して繋がることで前記延出部よりも前記踏段の側面の外方側に離れて配置されていることを特徴としている。
請求項3の発明は、前記スカートガードパネルが前記踏段の側面の外方側に凸となる円弧状に湾曲することで、前記ガード部が前記延出部よりも前記踏段の側面の外方側に離れる位置に配置されていることを特徴としている。
この発明の乗客コンベアによれば、スカートガードパネルと踏段との間に履物や衣服が挟まれて強く引き込まれるような危険を防止して安全性をより高めることができる。
この発明の一実施形態にかかる乗客コンベアの外観図。 図1中のA−A線沿う部分の断面図。 図1中のB−B線沿う部分の断面図。 乗客コンベアのスカートガードパネルの配置構造を示す平面視の断面図。 この発明の他の実施形態にかかる乗客コンベアのスカートガードパネル取付部の断面図。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1には乗客コンベアとしてのエスカレータの全体の構成を示してある。このエスカレータは、複数の踏段1を無端状に連結してなる踏段列2を備え、この踏段列2が建屋の下階の乗降口3と上階の乗降口4との間に掛け渡され、駆動源(図示せず)による動力で無限循環移動し、前記踏段1の上に乗った乗客が建屋の下階から上階に、あるいは上階から下階に搬送される。
踏段列2の両側部には欄干5が設けられ、これら欄干5の縁部に踏段列2と同期して無限循環移動する手すりベルト6が装着されている。また、両欄干5の下部にはスカートガードパネル7が取り付けられ、これらスカートガードパネル7に踏段列2における各踏段1の両側面が対向し、各踏段1がスカートガードパネル7の長手方向に沿って移動する。なお、スカートガードパネル7は、分割された複数枚の例えば鋼板製のパネルを欄干5の長手方向に沿ってつなぎ合わせることで構成されている。
図2には図1中のA−A線に沿う断面図を示してある。欄干5は、建屋に設けられたフレーム材10に取り付けられて垂直に支持され、この欄干5の内側下部にスカートガードパネル7が配設され、このスカートガードパネル7の上端部と欄干5の内面との間に内デッキ11が傾斜して取り付けられている。
踏段1はスカートガードパネル7の内側に配置され、この踏段1の左右側の側面がスカートガードパネル7に対向している。スカートガードパネル7は、踏段1の側面と対向するガード部7aと、このガード部7aから踏段1の上方に延びる延出部7bとを有している。延出部7bは踏段1の側面とほぼ同じ垂直面内に配置され、ガード部7aは延出部7bと屈曲部7cを介して繋がることにより、延出部7bよりも踏段1の側面の外方側に離れる位置に配置され、この配置によりガード部7aと踏段1との間に所定距離Lの余裕の隙間Sが確保されている。隙間Sの距離Lは例えば10mm程度である。
図3は図1中のB−B線に沿う断面図、つまり乗降口3,4の部分の断面構造を示してあり、この部分においては、スカートガードパネル7は屈曲せずにその上下の全体つまりガード部7aと延出部7bとが共に踏段1の側面と平行でかつその踏段1の側面と近接するほぼ同じ垂直面位置に配置されている。すなわち、図4に示すように、乗降口3,4に臨むスカートガードパネル7の両端部においては、ガード部7aが踏段1の側面に接近する方向に湾曲してスカートガードパネル7の上下の全体が踏段1の側面に近接している。
このようなエスカレータにおいて、乗客が踏段1の上に乗って乗降口3、4間を移動する際に、乗客の履物の一部が踏段1の左右側の縁部からはみ出してスカートガードパネル7のガード部7aに接触し、その接触の摩擦で履物の一部が踏段1の側面とガード部7aとの間に挟まれようとしても、踏段1の側面とガード部7aとの間には、距離Lを有する余裕の幅の隙間Sが確保されており、このため履物の一部がガード部7aや踏段1の側面に接触しても隙間S内に強く引き込まれるようなことがなく、即座にその履物を安全な位置にまで戻すことができる。
また、乗客の衣服の裾がスカートガードパネル7のガード部7aに接触し、その接触の摩擦で衣服の裾が踏段1の側面とガード部7aとの間に挟まれようとしても、踏段1の側面とガード部7aとの間には、距離Lを有する余裕の幅の隙間Sが確保されているから、その隙間S内に衣服の裾が強く引き込まれるようなことがなく、即座にその衣服の裾を安全な位置にまで戻すことができる。
さらに、踏段1の上方に延出するスカートガードパネル7の延出部7bが、踏段1の側面とほぼ同じ垂直面内に配置し、ガード部7aがその延出部7bより踏段1の側面の外方側に離れているため、その延出部7bにより乗客の足の位置が規制され、履物がガード部7aに接触しにくくなり、より安全性が高まる。
ところで、乗降口3,4の部分では、踏段1の側面とスカートガードパネル7のガード部7aとが近接して対向しているが、これは乗降口3,4の部分では建屋の床面から乗降口3,4に異物が入り込む恐れあり、踏段1の側面とスカートガードパネル7との間に余裕の幅の隙間があると、その隙間内に前記異物が入り込んで故障の原因となる恐れがあるため踏段1の側面にスカートガードパネル7の全体を近接させてある。しかし、前記異物の侵入の恐れがない場合や、異物の侵入を防止する別の手段が設けられているような場合には、乗降口3,4の部分においても、踏段1の側面とスカートガードパネル7のガード部7aとの間に余裕の幅の隙間を設けるようにしてもよい。
前記実施形態では、スカートガードパネル7のガード部7aを踏段1の側面と平行な平板状としてあるが、図5に示すように、ガード部7aを踏段1の側面の外方側に凸となる円弧状に湾曲させ、その湾曲でガード部7aが延出部7bよりも踏段1の側面の外方側に離れて踏段1の側面とガード部7aとの間に余裕の隙間Sが生じる構成とすることも可能である。このような構成においても、前記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、この発明は、建屋の上下階に渡って斜めに設置されるエスカレータに適用する場合に限らず、各踏段が同一の平面上で移動してその踏段に乗った乗客を一方向に搬送する動く歩道などの乗客コンベアにおいても同様に適用することが可能である。
1…踏段
2…踏段列
3.4…乗降口
5…欄干
6…手すりベルト
7…スカートガードパネル
7a…ガード部
7b…延出部
7c…屈曲部
10…フレーム材
11…内デッキ

Claims (3)

  1. 無限循環移動する複数の踏段を備え、その踏段の上に乗客を乗せて所定方向に順次搬送する乗客コンベアにおいて、
    前記踏段の両側に配置されたスカートガードパネルを備え、これらスカートガードパネルは、前記踏段の側面と対向するガード部と、このガード部から前記踏段の上方に延びる延出部とを有し、前記ガード部が前記延出部よりも前記踏段の側面の外方側に離れる位置に配置され、その配置で前記ガード部と踏段の側面との間に余裕の隙間が確保されていることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記スカートガードパネルの延出部は前記踏段の側面とほぼ同じ垂直面内に配置され、前記ガード部はその延出部と屈曲部を介して繋がることで前記延出部よりも前記踏段の側面の外方側に離れて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記スカートガードパネルは前記踏段の側面の外方側に凸となる円弧状に湾曲することで、前記ガード部が前記延出部よりも前記踏段の側面の外方側に離れる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101973016A (zh) * 2010-09-29 2011-02-16 江南嘉捷电梯股份有限公司 控制自动扶梯梯级与围裙间隙的装置及安装围裙的方法
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