JP2017114594A - 乗客コンベア - Google Patents
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Abstract
【課題】スカートガードの突き合わせ部に鋭角状の段差が形成されることを防ぐことのできる乗客コンベアの提供。【解決手段】無端状に連結され、乗降床の間を循環移動する複数のステップと、前記ステップの移動方向に沿って前記ステップの側方に配置されたスカートガードと、前記ステップの側面に取り付けられ、前記スカートガードに摺接するステップガイドとを備えた乗客コンベアにおいて、前記スカートガードの側端部に角が曲面の状態で折れ曲がった形状の折り曲げ部を有し、隣接する前記スカートガードの前記折り曲げ部同士が突き合わせられていることを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、エスカレーターや動く歩道等の乗客コンベアに係り、特に、ステップの移動方向に沿って配置されたスカートガードの構造に関する。
乗客コンベアは、建築構造物に設置されたフレームと、このフレームの長手方向両端部に設けられた乗降床と、無端状に連結され、両端の乗降床間を循環移動するステップと、フレームに取り付けられ、ステップを所定の移動経路に沿って案内するレールと、同じくフレームに取り付けられ、ステップとの間に所定の間隙を有してステップの側方にステップの移動方向に沿って配置されたスカートガードを有している。
また、ステップの左右方向の動きを規制し、スカートガードとステップとの間に形成される隙間部分への異物の挟み込みを防止するため、ステップに、ステップガイドを設けたものとして、特開2011−190043号公報(特許文献1)に記載されるものを挙げることができる。この公報には、ステップは、乗客が乗るクリートと、クリートの側端部分に取り付けられたブラケットと、クリートとブラケットとを一体に結合する結合部材と、クリートとブラケットの結合を補強する補強板から成り、補強板にステップガイドを着脱可能に取り付けた、と記載されている。
そして、ステップガイドは、ステップの移動に応じてスカートガードの表面に摺接されて、ステップの左右方向の動きを規制するようになっている。
しかしながら、前述した特許文献1に記載のものは、ステップガイドが摺接するスカートガードの構造については特に考慮されていなかった。すなわちスカートガード100の側端部は、一般に、図5に示すように、垂直切断されており、隣接するスカートガード100の側端部同士を突き合わせている。なお、図5は、従来のスカートガードの突き合わせ部の上面図である。ここで、スカートガード100を形成する薄鋼板の製造過程で生じる薄鋼板自体の反り、スカートガード100の作製過程でかかる負荷により生じる反り、およびスカートガード100のフレームへの取り付け誤差などの理由で、スカートガード100の突き合わせ部にずれが生じ、鋭角状の段差が形成されることがある。そして、このような鋭角状の段差をステップガイドが摺動すると、ステップガイドが削れたり、異音が発生するという問題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、スカートガードの突き合わせ部に鋭角状の段差が形成されることを防ぐことのできる乗客コンベアを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、例えば、無端状に連結され、乗降床の間を循環移動する複数のステップと、前記ステップの移動方向に沿って前記ステップの側方に配置されたスカートガードと、前記ステップの側面に取り付けられ、前記スカートガードに摺接するステップガイドとを備えた乗客コンベアにおいて、前記スカートガードの側端部に角が曲面の状態で折れ曲がった形状の折り曲げ部を有し、隣接する前記スカートガードの前記折り曲げ部同士が突き合わせられていることを特徴とする。
本発明によれば、スカートガードの突き合わせ部に鋭角状の段差が形成されることを防ぐことができる。なお、前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。尚、各図において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態による乗客コンベアの要部斜視図である。
乗客コンベア、例えばエスカレーターは、図1に示すように、建屋の各階床の床面に設置された乗降床1と、無端状に連結され、下階の乗降床1と上階の乗降床1との間を循環移動する複数のステップ2と、ステップ2の移動方向に沿って両側に配置された欄干3と、欄干3の外周に沿って、ステップ2と同一方向に循環移動するハンドレール4と、欄干3の下部に備えられたスカートガード5とを備えている。
図2は、本実施形態によるステップの側面図、図3は、本実施形態によるステップの要部正面図、図4は、本実施形態によるスカートガードの突き合わせ部の上面図である。
ステップ2は、図2および図3に示すように、乗客が乗るクリート6と、各ステップ2の段差部分を構成するライザー7と、これらクリート6およびライザー7の側端部分に配置された三角ブラケット8と、前軸9を介して三角ブラケット8に回転可能に支持された前ローラ10と、後軸11を介して三角ブラケット8に回転可能に支持された後ローラ12と、クリート6と三角ブラケット8との間に取り付けられる補強板13と、補強板13の端部に取り付けられて三角ブラケット8の外面側に配置されるステップガイド14とを有する。なお、ステップガイド14は、ステップ2が蛇行した時にスカートガード5に摺接してステップ2の走行を案内するものである。したがって、ステップガイド14は、ステップ2の側面に取り付けられ、スカートガード5に摺接するものであればよく、取付方法や取付位置は図2および図3で説明したものに限定されない。
欄干3は、フレーム15に取り付けられている。このフレーム15は、下階の床面と上階の床面との間に架け渡されて、エスカレーター全体を支持するものである。
スカートガード5は、例えばステンレス鋼板で作製されており、フレーム15に取り付けられている。スカートガード15は、ステップ2の移動方向に沿ってステップ2の側方に配置されている。また、スカートガード5の側端部は、図4に示すように、折り曲げ成形され、角が曲面の状態で折れ曲がった形状の折り曲げ部5aが設けられている。そして、隣接するスカートガード5の折り曲げ部5a同士を突き合わせた状態でスカートガード5はフレーム15に設置される。さらに、折り曲げ部5aの折れ曲がった形状の角度は、90度未満に設定されている。
前ローラ10は、フレーム15に支持される案内レール16に沿って移動すると共に、後ローラ12は、フレーム15に支持される案内レール17に沿って移動する。
ステップガイド14は、少なくともスカートガード5と摺接する部分が、低摩擦にして適度の弾性を有する材料をもって形成される。この種の材料としては、ポリアセタール樹脂やポリテトラフルオロエチレン樹脂等を挙げることができる。
本実施形態にあっては、スカートガード5は、工場で作製される際に、その側端部が折り曲げ加工され、角が曲面の状態で折れ曲がった形状の折り曲げ部5aが設けられる。この折り曲げ部5aの折れ曲がった形状の角度は、90度未満に設定される。このようにして作製されたスカートガードはエスカレーター据付け現場に搬入され、隣接するスカートガード5の折り曲げ部5a同士を突き合わせた状態でフレーム15に取り付けられる。
エスカレーター据付け完了後、エスカレーターを稼働すると、無端状に連結された複数のステップ2は、下階の乗降床1と上階の乗降床1との間を循環移動する。これに応じて、ステップガイド14は、スカートガード5の表面に摺接されて、ステップ2の左右方向の動きを規制し、スカートガード5とステップ2との間に形成される隙間部分への異物の挟み込みを防止する。
一方、スカートガード5を形成する薄鋼板の製造過程で生じる薄鋼板自体の反り、スカートガード5の作製過程でかかる負荷により生じる反り、およびスカートガード5のフレーム15への取り付け誤差などの理由で、スカートガード5の突き合わせ部にずれが生じることがある。しかし、本実施形態では、隣接するスカートガード5の折り曲げ部5a同士が突き合わせられており、それぞれの折り曲げ部5aの角が曲面の状態(R)となっていることから、段差の角度が鈍化する。これにより、段差をステップガイド14が摺動する際に、ステップガイド14の削れや、異音が発生することを低減できる。
本実施形態によれば、スカートガード5の側端部に角が曲面の状態で折れ曲がった形状の折り曲げ部を有し、隣接するスカートガードの折り曲げ部5a同士が突き合わせられていることにより、スカートガード5の突き合わせ部に段差が生じた場合でも、スカートガード5の突き合わせ部に鋭角状の段差が形成されることを防ぐことができ、これによって、段差をステップガイド14が摺動する際に、ステップガイド14の削れや、異音が発生することを低減できる。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、これまでの実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。
1 乗降口
2 ステップ
3 欄干
4 ハンドレール
5 スカートガード
5a 折り曲げ部
6 クリート
7 ライザー
8 三角ブラケット
10 前ローラ
12 後ローラ
14 ステップガイド
15 フレーム
2 ステップ
3 欄干
4 ハンドレール
5 スカートガード
5a 折り曲げ部
6 クリート
7 ライザー
8 三角ブラケット
10 前ローラ
12 後ローラ
14 ステップガイド
15 フレーム
Claims (2)
- 無端状に連結され、乗降床の間を循環移動する複数のステップと、前記ステップの移動方向に沿って前記ステップの側方に配置されたスカートガードと、前記ステップの側面に取り付けられ、前記スカートガードに摺接するステップガイドとを備えた乗客コンベアにおいて、
前記スカートガードの側端部に角が曲面の状態で折れ曲がった形状の折り曲げ部を有し、隣接する前記スカートガードの前記折り曲げ部同士が突き合わせられていることを特徴とする乗客コンベア。 - 前記折り曲げ部の折れ曲がった形状の角度は、90度未満であることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
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JP2015249213A JP2017114594A (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | 乗客コンベア |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015249213A JP2017114594A (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | 乗客コンベア |
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Publication Number | Publication Date |
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- 2015-12-22 JP JP2015249213A patent/JP2017114594A/ja active Pending
-
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