JP7392095B1 - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】階高の乗客コンベアであってもテープ式LEDライトを取り付け可能なものを提供する。【解決手段】手摺りレール39の下部に沿って設けられた複数のテープ状のLEDライト90と、外デッキから手摺りレール39に向かって立設された管状の欄干照明柱と、手摺りレール39と欄干照明柱100の間に設けられた配線ケース104とを有し、配線ケースの上面は、手摺りレール39の下面に固定され、配線ケース104の前面上部には、前方から一のLEDライト90を挿入するための前挿入口146が開口し、配線ケース104の後面上部には、後方から他の前記LEDライト90を挿入するための後挿入口148が開口し、配線ケース104の下部には、欄干照明柱100と係合する下挿入口150が開口し、一の前記LEDライト90又は他の前記LEDライト90のどちらか一方を欄干照明柱100に案内する。【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアに関するものである。
最近のエスカレータや動く歩道などの乗客コンベアにおいて、左右一対の欄干を照明する照明装置は、蛍光灯ではなく、テープ式LEDライトが主流となっている。
特開2017-100851号公報
階高の乗客コンベアにテープ式LEDライトを用いる場合には、2本のテープ式LEDライトを用い、1本目のテープ式LEDライトは、上階側から下階側に向かって欄干の上端部にある手摺りレールに沿って取り付け、2本目のテープ式LEDライトは、下階側から上階側に向かって前記手摺りレールに沿って取り付ける。そして、欄干の中央部分で2本のテープ式LEDライトが当接するようにしている。
しかし、このテープ式LEDライトの長さには限度があり、上階側と下階側の高さの差である階高が一定以上になると2本のテープ式LEDライトでは不足部分が生じるため、テープ式LEDライトを取り付け可能な階高にも限度があった。
そこで本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、従来はテープ式LEDライトを取り付けることができなかった階高の乗客コンベアであっても、取り付けを可能とする乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、トラスと、トラスの前後方向に沿って走行する無端状に連結された複数の踏段と、前記踏段の左右両側から立設された欄干と、前記欄干の上部を走行する手摺りベルトとを有し、前記欄干は、前記トラスに固定されたパネル支持部材と、前記パネル支持部材に支持されたパネルと、前記パネルの上端部に設けられ、前記手摺りベルトが走行する手摺りレールと、前記手摺りレールの下部に沿って設けられた複数のテープ状のLEDライトと、前記パネルの下部外方に設けられた外デッキと、前記外デッキから手摺りレールに向かって立設された管状の欄干照明柱と、前記手摺りレールと前記欄干照明柱の間に設けられた配線ケースと、を有し、前記配線ケースの上面は、前記手摺りレールの下面に固定され、前記配線ケースの前面上部には、前方から一の前記LEDライトを挿入するための前挿入口が開口し、前記配線ケースの後面上部には、後方から他の前記LEDライトを挿入するための後挿入口が開口し、前記配線ケースの下部には、前記欄干照明柱と係合する下挿入口が開口し、一の前記LEDライト又は他の前記LEDライトのどちらか一方を、前記配線ケースの内部を経て前記欄干照明柱に案内する、ことを特徴とする乗客コンベアである。
本発明の一実施形態を示すエスカレータの左側から見た側面図である。 エスカレータの欄干を外側から見た斜視図である。 配線ケースの分解斜視図である。 配線ケースと欄干照明柱の上部を右側から見た縦断面図である。 配線ケースと欄干照明柱を前側から見た縦断面図である。
本発明の実施形態の乗客コンベアの手摺りベルト清掃装置を有する乗客コンベアについて図1~図5に基づいて説明する。本実施形態では乗客コンベアとしてエスカレータ10を例にして説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の全体の構造について図1を参照して説明する。図1は、エスカレータ10を左側面から見た説明図である。但し、エスカレータ10の内部構造をわかりやすくするために、上階から下階を見た場合にエスカレータ10の左側の部材の図示を省略している。なお、エスカレータ10の前後方向を説明するときは、上階から下階を見下ろし、下階が前側、上階が後側であるものとする。
エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって、支持アングル2,3を用いて前後方向に支持されている。
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、踏段30を走行させる駆動装置18、左右一対の踏段スプロケット24,24、不図示の左右一対のベルトスプロケットが設けられている。この駆動装置18は、モータ20と駆動小スプロケット19を有している。左右一対の踏段スプロケット24,24には、同軸に不図示の駆動大スプロケットが取り付けられ、駆動小スプロケット19との間に無端状の駆動チェーン22が架け渡されている。また、上階側の機械室14内部には、モータ20などを制御する制御装置50が設けられている。
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、左右一対の従動スプロケット26,26が設けられている。上階側の左右一対の踏段スプロケット24,24と下階側の左右一対の従動スプロケット26,26との間には、左右一対の無端状の踏段チェーン28,28が架け渡されている。左右一対の踏段チェーン28,28の間には、複数の踏段30の左右一対の第1輪301,301が一定間隔毎に連結されている。モータ20が回転すると踏段30の第1輪301は、トラス12に固定された不図示の第1輪専用の案内レールを走行し、踏段30の第2輪302は、トラス12に固定された第2輪専用の案内レール25を走行する。
トラス12の上部の左右両側には、左右一対の欄干36,36が立設されている。この欄干36の上部には手摺りレール39が設けられ(図1の拡大図参照)、この手摺りレール39に沿って無端状の手摺りベルト38が移動する。
左右一対の欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられている。正面スカートガード40,42から手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48がそれぞれ突出している。左右一対の欄干36の側面下部には、スカートガード(内デッキ)44がそれぞれ設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。
手摺りベルト38は、不図示のベルトスプロケットが踏段スプロケット24と共に回転することにより踏段30と同期して移動する。
上階側の左右一対のスカートガード44,44の間の乗降口である、機械室14の天井面には、上階側の乗降板32が水平に設けられている。下階側の左右一対のスカートガード44,44の間の乗降口である、機械室16の天井面には、下階側の乗降板34が水平に設けられている。上階側の乗降板32の先端には櫛歯状のコム60が設けられ、踏段30がこのコム60に進入したり、このコム60から引き出されたりする。また、下階側の乗降板34の先端にも櫛歯状のコム62が設けられている。
(2)欄干36の構造
次に、左右一対の欄干36,36の構造について図1~図5を参照して説明する。以下では右側の欄干36について説明するが、左側の欄干36も左右対称で右側の欄干36と同様の構造を有する。右側の欄干36には、図2と図5に示すように、ガラスパネル70が、エスカレータ10の前後方向に沿って鉛直方向に設けられている。
トラス12の上面には、図2と図5に示すように、前後方向に沿って水平に基板72がボルトによって固定されている。基板72には、パネル支持板74が左右方向に沿って鉛直に、ボルトによって固定されている。パネル支持板74の上面には、パネル溝76が鉛直方向に設けられ、ガラスパネル70がこのパネル溝76に差し込まれて固定されている。基板72、パネル支持板74を総称して「パネル支持部材」とする。そして、このパネル支持部材によって、欄干36のパネルであるガラスパネル70がトラス12に固定される。
ガラスパネル70の下部の左面には、図5に示すように、スカートガード44が設けられている。スカートガード44は、斜めスカートガードパネル44aと鉛直スカートガードパネル44bより構成されている。斜めスカートガードパネル44aは、左側ほど下方に傾斜して配され、その右端部はガラスパネル70に当接されている。斜めスカートガードパネル44aの左端部は下方に屈曲され、接続部材44cを介して、鉛直スカートガードパネル44bと接続されている。鉛直スカートガードパネル44bの左側を踏段30が走行する。
図2と図5に示すように、ガラスパネル70の上端部には、手摺りレール39が取り付けられている。この手摺りレール39は、金属板を折曲したものであり、中央部分にガラスパネル70の上端部が係合する凹部78が形成され、この凹部78の下端部から水平部80が延設され、この水平部80の両端部から上方に縦部82が延設され、この縦部82の上端部から左右両側に向かってベルト支持部84が突出している。そして断面C字型の手摺りベルト38が、左右一対のベルト支持部84に被せられている。
図2に示すように、上階と下階のほぼ中央部分にある右側の欄干36のガラスパネル70の外側には、欄干照明柱100が設けられている。欄干照明柱100の上部と手摺りベルト38との間には、配線ケース104が配されている。この欄干照明柱100と配線ケース104については、後から説明する。
図5に示すように、左右一対の水平部80,80のうち、踏段30がある左側とは反対の右側の水平部80の下方には、テープ式のLEDライト90が不図示の部材を介して取り付けられている。図4に示すように、このテープ式のLEDライト90は、配線基板となる長尺状の平らなテープ状のテープ部92の下面に、LED94が、所定間隔毎に複数設けられたものである。
LEDライト90のテープ部92の一端部からケーブル96が突出し(図5参照)、図1に示すように電源98と接続されている。電源98は、トラス12内部にある不図示の配線によって制御装置50に接続されている。
本実施形態のエスカレータ10には、図1に示すように欄干36に沿って、上階側のLEDライト90aと、下階側のLEDライト90bと、この上階側と下階側の間に配された中央のLEDライト90cの3本が設けられている。
上階側のLEDライト90aの上端部は、上階側の乗降口付近にあるスカートガード44内部に設けられた電源98aに不図示のケーブルを介して接続されている。
下階側のLEDライト90bの下端部は、下階側の乗降口付近にあるスカートガード44内部に設けられた電源98bに、不図示のケーブルを介して接続されている。
中央のLEDライト90cの一端部は、欄干照明柱100の中を通り、スカートガード44内部に設けられた電源98cに、図1では不図示で図5に記載されたケーブル96を介して接続されている。
図4に示すように、上階側のLEDライト90aの下端部は、欄干照明柱100の配線ケース104の内部に配されている。図1に示すように、下階側のLEDライト90bの上端部と中央のLEDライト90cの下端部は、欄干36の途中で互いに接触しない距離に接近して配されている。
なお、上階側のLEDライト90a、下階側のLEDライト90b、中央のLEDライト90cをまとめて呼ぶときは、LEDライト90と呼び、電源98a、電源98b、電源98cをまとめて呼ぶときは電源98と呼ぶ。
(3)欄干照明柱100
次に、右側の欄干36に設けられた欄干照明柱100の構造について説明する。なお、左側の欄干36の欄干照明柱100も左右対称で右側の欄干照明柱100と同様の構造を有する。図3に示すように、右側の欄干照明柱100は四角筒形状をなし、前面、後面、左右両側面から構成されている。
図5に示すように、鉛直方向に固定されているパネル支持板74の上面には支持部材77が水平方向に固定されている。そしてこの支持部材77の上方には、内側より外側が下がった階段状の外デッキ64が配されている。この外デッキ64は、支持部材77の上面に固定された第1固定部材66と、基板72の上部に固定された第2固定部材68によって支持されている。
欄干照明柱100の下端部は、図5に示すように、ガラスパネル70と外デッキ64の間に挿入されている。欄干照明柱100の下端部の右面に切欠き部102が設けられている。
(4)配線ケース104
次に、右側の配線ケース104の構造について図3と図4を参照して説明する。配線ケース104は、上記したように右側の欄干照明柱100の上部と、手摺りレール39を走行する手摺りベルト38との間に配されている。この配線ケース104は、ケース本体106と、このケース本体106に着脱自在に被せられるカバー108とより構成されている。なお、左側の欄干照明柱100に設けられている配線ケース104も左右対称で右側の配線ケース104と同様の構造を有する。
図3と図4に示すように、ケース本体106は、その上部が手摺りレール39の水平部80に取り付けられるように前後方向に沿って長い長方形の上板110を有している。上板110には、手摺りレール39の水平部80と取り付けるためのボルト孔116が開口している。
図3と図4に示すように、上板110の左端部から下方に向かってケース板112が延設されている。このケース板112はケース上部112a、ケース中部112b、ケース下部112cを含んでいる。ケース上部112aは横長の長方形である。ケース中部112bはケース上部112aの下端から下方に向かって延設され、前後方向の幅が狭くなるように形成された台形である。ケース下部112cは、このケース中部112bの下端から下方に延設され、上下方向が長い縦長の長方形である。このケース下部112cは、欄干照明柱100内部に挿入することができる。
図3に示すように、上板110の右端部から下方に向かって前後方向に長い長方形の取り付け部114が延設され、この延設距離は、ケース上部112aの縦方向の長さの半分より短い長さとなっている。
図3に示すように、ケース上部112aの下部の前端部、ケース中部112bの前端部、ケース下部112cの前端部に沿ってフランジ部118が右方向に突出している。このフランジ部118の下部には、縦方向に長いボルト孔120が開口している。同様にケース上部112aの下部の後端部、ケース中部112bの後端部、ケース下部112cの後端部に沿ってフランジ部118が右方向に突出するように設けられている。これらフランジ部118の下部には、縦方向に長いボルト孔122が開口している。
図3と図4に示すように、ケース上部112aとケース中部112bの境目付近には、2個のボルト孔120が前後方向に並んで設けられている。
図3に示すように、カバー108は、ケース本体106のケース板112のケース上部112aの下部からケース下部112cまでを覆うように形成されている。カバー108は、カバー上部124a、カバー中部124b、カバー下部124cからなるカバー124と側板126を含んでいる。カバー上部124aは、エスカレータ10の側面から見た形状がケース上部112aの下部と同じ長方形である。カバー中部124bは、カバー上部124aから延設され、上記形状がケース中部112bと同じ台形である。カバー下部124cは、カバー中部124bから延設され、上記形状がケース下部112cと同じ縦長の長方形である。
図3と図4に示すように、カバー上部124aの前端部からカバー下部124cの前端部まで、上記したフランジ部118を覆うように側板126が設けられている。カバー上部124aの後端部からカバー下部124cの後端部まで、同様に側板126が設けられている。これら側板126の下部には、ケース本体106のボルト孔120に対応した縦長のボルト孔128が開口している。ボルト孔120とボルト孔128は、欄干照明柱100の上端部の前板と後板に開口したボルト孔101に対応している。また、側板126の上端部は、円弧状に切り欠かれている。この円弧状の切欠き部分130に、LEDライト90のライトカバー88が嵌め込まれる。
図3に示すように、カバー上部124aの上端部には、取り付け部114の下端に挿入するための爪132が前後方向に沿って突出している。
図3と図4に示すように、ケース板112のボルト孔120には、配線ガイド部材134が取り付けられる。この配線ガイド部材134は合成樹脂製であって、湾曲した湾曲板136と、この湾曲板136の湾曲の内側に設けられたフランジ部138とからなる。このフランジ部138に縦長のボルト孔140が設けられ、このボルト孔140とボルト孔120とを一致させ、ボルト142で締結することにより配線ガイド部材134をケース板112に固定する。湾曲板136の湾曲の外側には、左右方向に沿って円柱型の3本のガイドピン144が所定間隔毎に設けられている。
図4に示すように、ケース本体106にカバー108を被せた状態において、ケース本体106の上板110と、カバー108の側板126の切欠き部分130との間には、LEDライト90が挿入される前後一対の前挿入口146と後挿入口148が形成されている。さらに、ケース下部112cの下端とカバー下部124cの下端には、下挿入口150が形成されている。
(5)欄干照明柱100と配線ケース104の取り付け方法
次に、欄干照明柱100と配線ケース104の取り付け方法について説明する。
まず、図3と図4に示すように、ケース本体106の前側のボルト孔120に配線ガイド部材134を取り付ける。この場合に、湾曲板136の上端部が前側に曲がり、下端が下側になるように取り付ける。
次に、図4に示すように、ケース本体106の上板110を、手摺りレール39の水平部80に開口しているボルト孔86と、ケース本体106の上板110に開口しているボルト孔116を一致させて、ボルト154で固定する。これにより、ガラスパネル70の右面にケース本体106が固定される。
次に、図1と図4に示すように、中央のLEDライト90cを、ケース本体106の前挿入口146が形成される位置から下階に向かう手摺りレール39の水平部80の下方に挿入する。このときに、図1の拡大図に示すように、この中央のLEDライト90cの下端部を下階側のLEDライト90bの上端部にできるだけ接近させる。
次に、この中央のLEDライト90cを、配線ガイド部材134のガイドピン144に沿って配しつつ、その下端部をケース本体106のケース下部112cから引き出す。
次に、図4に示すように、上階からの手摺りレール39の水平部80の下方にある上階側のLEDライト90aの下端部を配線ケース104の後挿入口148が形成される位置に配する。
次に、図4に示すように、ライトカバー88を前挿入口146の切欠き部分130に取り付け、また、ライトカバー88を後挿入口148の切欠き部分130に取り付ける。
次に、図3と図4に示すように、ケース本体106にカバー108を被せる。このときに、カバー108の上端部にある爪132を取り付け部114の下端に係合させる。
次に、図4に示すように、中央のLEDライト90cの下端を欄干照明柱100の上端部から挿入し、中央のLEDライト90cの下端から突出しているケーブル96を図5に示すように欄干照明柱100の下端にある切欠き部102から突出させる。
次に、図3と図4に示すように、欄干照明柱100の上端部に配線ケース104の下端部にあるケース下部112cとカバー下部124cを挿入し、ボルト孔101、ボルト孔122、ボルト孔128を一致させて、ボルト152で固定する。
最後に、図5に示すように、欄干照明柱100を支持部材77に固定する。これにより、図4に示すように、中央のLEDライト90cは、前挿入口146から挿入されて配線ケース104の内部を通り、下挿入口150から欄干照明柱100の内部に案内される。
(6)効果
本実施形態によれば、LEDライト90を、上階、中央、下階の3本を使用できるため、従来限界とされていた所定の階高さ以上のエスカレータ10にLEDライト90を取り付けることができる。
また、中央のLEDライト90cの上端部は欄干照明柱100内部に配線ケース104を介してスカートガード44内部に挿入されるため、乗客から認識されることはない。
また、配線ケース104内においては、LEDライト90は、配線ガイド部材134に沿ってガイドされているため、テープ状のLEDライト90が途中で破損したりすることがない。特に、LEDライト90が当接する部分は、円柱形のガイドピン144であるので、断線したりすることがない。
(7)変更例
上記実施形態では、欄干照明柱100と配線ケース104は1本であったが、3本以上のLEDライトを取り付ける場合には、2本以上の欄干照明柱100と配線ケース104を設ければよい。
上記実施形態では、エスカレータ10の欄干36に欄干照明柱100を設けたが、これに限らず動く歩道の欄干に1本、又は、複数本の欄干照明柱100を設けてもよい。
上記実施形態では、配線ガイド部材134を後側のボルト孔120に取り付けたが、前側にLEDライト90に引き出すときは、配線ガイド部材134を前側のボルト孔120に取り付ける。
上記実施形態では、乗客コンベアとしてエスカレータ10で説明したが、これに代えて動く歩道で実施してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、12・・・トラス、36・・・欄干、38・・・手摺りベルト、39・・・手摺りレール、70・・・ガラスパネル、90・・・LEDライト、98・・・電源、100・・・欄干照明柱、104・・・配線ケース、106・・・ケース本体、108・・・カバー、134・・・配線ガイド部材

Claims (4)

  1. トラスと、
    トラスの前後方向に沿って走行する無端状に連結された複数の踏段と、
    前記踏段の左右両側から立設された欄干と、
    前記欄干の上部を走行する手摺りベルトと、を有し、
    前記欄干は、
    前記トラスに固定されたパネル支持部材と、
    前記パネル支持部材に支持されたパネルと、
    前記パネルの上端部に設けられ、前記手摺りベルトが走行する手摺りレールと、
    前記手摺りレールの下部に沿って設けられた複数のテープ状のLEDライトと、
    前記パネルの下部外方に設けられた外デッキと、
    前記外デッキから手摺りレールに向かって立設された管状の欄干照明柱と、
    前記手摺りレールと前記欄干照明柱の間に設けられた配線ケースと、
    を有し、
    前記配線ケースの上面は、前記手摺りレールの下面に固定され、
    前記配線ケースの前面上部には、前方から一の前記LEDライトを挿入するための前挿入口が開口し、
    前記配線ケースの後面上部には、後方から他の前記LEDライトを挿入するための後挿入口が開口し、
    前記配線ケースの下部には、前記欄干照明柱と係合する下挿入口が開口し、
    一の前記LEDライト又は他の前記LEDライトのどちらか一方を、前記配線ケースの内部を経て前記欄干照明柱に案内する、
    ことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記配線ケースは、
    前記LEDライトを前記欄干照明柱に案内するために、前後方向から鉛直方向に湾曲した配線ガイド部材を有する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記欄干照明柱内部の前記LEDライトの下端部から、電源に接続されるケーブルが突出している、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  4. 前記欄干照明柱は、所定間隔毎に複数立設されている、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
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