JP6606217B2 - 乗客コンベア - Google Patents
乗客コンベア Download PDFInfo
- Publication number
- JP6606217B2 JP6606217B2 JP2018082730A JP2018082730A JP6606217B2 JP 6606217 B2 JP6606217 B2 JP 6606217B2 JP 2018082730 A JP2018082730 A JP 2018082730A JP 2018082730 A JP2018082730 A JP 2018082730A JP 6606217 B2 JP6606217 B2 JP 6606217B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light control
- control means
- balustrade
- passenger conveyor
- control glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
エスカレータ10の構造について説明する。図1に示すように、エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
次に、欄干36の構造について説明する。欄干36には、複数枚の調光ガラス70が、エスカレータ10の前後方向に沿って垂直に取り付けられている。例えば、図1〜図3では、7枚の調光ガラス70が欄干36に取り付けられている。なお、図1〜図3に示すように、それぞれの調光ガラス70の形状は、欄干36の形状に合わせて形成され、隣接する2枚の調光ガラス70は、当接部98で互いに合わさっている。「調光ガラス」とは、電気、熱、光など外部の信号によって透過する光の量を調整することができるガラスを意味し、外部からの刺激で色通過率などの光物性が可逆的に変わるクロミズムを用いることや、液晶などの材料とガラスを組み合わせることで、透過する光の量を調整することができるものである。クロミズムには、電気によるエレクトロクロミズム、熱によるサーモクロミズム、光によるフォトクロミズムなどがあるが、本実施形態では、2枚のガラスの間に液晶などを挟み、2つの電極の間に電圧をかけたり、かけなかったりしてスイッチングすることで、図2と図3に示すように、ガラスを透明にしたり不透明にする。図5に示すように、それぞれの調光ガラス70の上縁に沿って上電極110が設けられ、調光ガラス70の下縁に沿って下電極112が設けられている。
次に、欄干柱100の構造について説明する。図4、図5に示すように、欄干柱100は、上部が四角筒形状を成し、下部の前面、後面、右面はそのまま垂直に形成され、左面102のみ左側ほど下方に傾斜して形成されている。パネル支持板74の上部には、図7に示すように板状の柱支持部材104が設けられている。柱支持部材104の両端部は下方に屈曲され、基板72にボルトで固定されている。柱支持部材104の前部と後部には、図7に示すように、金属板を折曲したデッキ支持部材106がボルトによって固定されている。デッキ支持部材106は、上端部が水平に屈曲されている。デッキ支持部材106の水平な上部には、図7に示すように、欄干柱100の部分を除いて板状の外デッキ108がネジ止めされている。外デッキ108は、調光ガラス70の下部においてエスカレータ10の前後方向に沿って設けられている。欄干柱100の底部は、柱支持部材104に固定されている。また、図4に示すように、傾斜している左面102は、外デッキ108の外端部とほぼ同じ位置まで延びている。
次に、エスカレータ10の電気的構成について図8のブロック図を参照して説明する。
次に、調光ガラス70の制御方法について説明する。
本実施形態によれば、左右一対の欄干36,36の各調光ガラス70を、踏段30が走行しているときには透明にし、停止しているときには不透明にすることにより、遠くからエスカレータ10に乗っている乗客の状態を把握でき、不透明の場合にはエスカレータ10が停止していると判断できる。
Claims (8)
- トラスと、
前後方向に走行する複数の踏段と、
前記踏段を走行させる駆動装置と、
前記駆動装置を制御する制御手段と、
前記踏段の左右両側の前記トラスに立設された左右一対の欄干と、
前記欄干の上端に設けられたレール支持板と、
前記レール支持板の上部に設けられた手摺りレールと、
前記手摺りレールに沿って、前記踏段と同期して移動する手摺りベルトと、
前記欄干に立設された欄干柱と、
左右一対の前記欄干に嵌め込まれた調光ガラスと、
前記調光ガラスの上部に設けられた上電極と、
前記調光ガラスの下部に設けられた下電極と、
前記上電極と前記下電極に所定の電圧をかけて前記調光ガラスを透明から不透明に、又は、不透明から透明に変化させる調光手段と、
を有し、
前記調光ガラスと前記上電極は、前記レール支持板の内部に固定され、
前記欄干柱の下部から上部にケーブルが配線され、
前記ケーブルの一端が前記調光手段に接続され、
前記ケーブルの他端が前記上電極に接続されている、
乗客コンベア。 - 前記トラスには、左右方向に配されたパネル支持板が設けられ、
前記パネル支持板の上面には垂直方向にパネル溝が設けられ、
前記パネル溝には下電極と前記調光ガラスが差し込まれている、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記制御手段が、前記踏段を走行させているときは、前記調光手段は前記調光ガラスを透明にし、
前記制御手段が、前記踏段を停止させているときは、前記調光手段は前記調光ガラスを不透明にする、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記制御手段が、前記踏段を走行させているときは、前記調光手段は前記調光ガラスを不透明にし、
前記制御手段が、前記踏段を停止させているときは、前記調光手段は前記調光ガラスを透明にする、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記調光手段が、前記調光ガラスを透明にするか、又は不透明にする操作手段を有する、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 複数枚の前記調光ガラスが、前後方向に並んで前記欄干に設けられている、
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記調光手段は、複数枚の前記調光ガラスを個々に透明、又は不透明にする、
請求項6に記載の乗客コンベア。 - 前記乗客コンベアは、エスカレータ、又は動く歩道である、
請求項1に記載の乗客コンベア。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018082730A JP6606217B2 (ja) | 2018-04-24 | 2018-04-24 | 乗客コンベア |
CN201920548958.2U CN210084707U (zh) | 2018-04-24 | 2019-04-22 | 乘客输送机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018082730A JP6606217B2 (ja) | 2018-04-24 | 2018-04-24 | 乗客コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019189390A JP2019189390A (ja) | 2019-10-31 |
JP6606217B2 true JP6606217B2 (ja) | 2019-11-13 |
Family
ID=68389100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018082730A Active JP6606217B2 (ja) | 2018-04-24 | 2018-04-24 | 乗客コンベア |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6606217B2 (ja) |
CN (1) | CN210084707U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7346661B1 (ja) | 2022-06-01 | 2023-09-19 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベアシステム、及び乗客コンベア用表示装置 |
JP7354371B1 (ja) | 2022-07-15 | 2023-10-02 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア |
JP7392095B1 (ja) | 2022-12-14 | 2023-12-05 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0417714Y2 (ja) * | 1987-07-13 | 1992-04-21 | ||
JPH0497789U (ja) * | 1991-01-16 | 1992-08-24 | ||
JPH0695169A (ja) * | 1991-02-28 | 1994-04-08 | Tonen Corp | 調光ガラス窓 |
JPH06167724A (ja) * | 1992-11-27 | 1994-06-14 | Nikon Corp | 調光ガラスの製造方法 |
JPH07247093A (ja) * | 1994-03-08 | 1995-09-26 | Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd | エスカレータの照明装置 |
JPH07330270A (ja) * | 1994-06-13 | 1995-12-19 | Hitachi Ltd | エスカレータ |
JP6125600B1 (ja) * | 2015-12-02 | 2017-05-10 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア |
-
2018
- 2018-04-24 JP JP2018082730A patent/JP6606217B2/ja active Active
-
2019
- 2019-04-22 CN CN201920548958.2U patent/CN210084707U/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019189390A (ja) | 2019-10-31 |
CN210084707U (zh) | 2020-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6606217B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6125600B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP2019151431A (ja) | 乗客コンベア | |
JP6074006B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP5923804B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP7106622B2 (ja) | エスカレータ | |
JP2017013997A (ja) | 乗客コンベア | |
JP6810196B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP5937240B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP5836443B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP2017088382A (ja) | 乗客コンベア | |
JP6648312B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP5969060B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP5920680B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6363269B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6386139B1 (ja) | スカートガードパネル及びそれを用いた乗客コンベアの修理方法 | |
JP6786674B1 (ja) | 乗降板及びそれを用いた乗客コンベア | |
JP2018095340A (ja) | 乗客コンベア | |
JP6573582B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6873966B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6786671B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6881851B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP7392095B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6781240B2 (ja) | 手摺りベルト及びそれを用いた乗客コンベア | |
JP6227058B1 (ja) | 乗客コンベア |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190401 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190917 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191017 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6606217 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |