JP5969060B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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本発明の実施形態は、乗客コンベアに関するものである。
従来より、エスカレータ、動く歩道などの乗客コンベアにおいて、踏段と手摺りベルトを駆動させる駆動装置は、トラスの一端部に設けられている機械室内部に設置し、この駆動装置により主駆動スプロケットと手摺り駆動スプロケットを回転させて、踏段と手摺りベルトを同期して走行させている。
特開平8−259161号公報
最近、地震に対する乗客コンベアの安全性を高めるため、乗客コンベアの設置に関する法律(建築基準法施行令)が改正される。この改正のポイントは、建屋にトラスを設置する場合に、トラスと建屋との隙間を従来より大きくして、地震などによって揺れがあっても、その揺れによる動きをこの隙間で吸収するためである。
ところが、従来の乗客コンベアは、建屋とトラスの隙間が少ししかなく、この法律を遵守するためには、機械室を小さくする必要があるという問題点がある。
そこで、本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、機械室を小さくできる乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、建屋に支持アングルによって支持されるトラスと、前記トラスの一端部に設けられた機械室と、前記トラス内部の長手方向に沿って配された無端状に連結された複数の踏段と、複数の踏段の左右両側であって、前記トラスから立設された左右一対の欄干と、左右一対の前記欄干の上部をそれぞれ走行する左右一対の無端状の手摺りベルトと、前記機械室内に配され、前記踏段を駆動させるための左右一対の主駆動スプロケットと、前記機械室内に配され、前記踏段と同期させて前記手摺りベルトを駆動する左右一対の手摺り駆動スプロケットと、前記機械室内であって、かつ、左右一対の前記手摺り駆動スプロケットの間に設置されたモータと、前記機械室内であって、かつ、左右一対の前記主駆動スプロケットと左右一対の前記手摺り駆動スプロケットによって囲まれた空間に設置され、前記モータの回転を減速し、前記主駆動スプロケットと前記手摺り駆動スプロケットとを回転させる減速機と、を有し、左右一対の前記主駆動スプロケットと左右一対の前記手摺り駆動スプロケットとが、前記機械室の長手方向に並んで設置され、左右一対の前記主駆動スプロケットを回転させる主駆動軸が、前記減速機の出力軸と結合し、前記モータの出力軸が、前記減速機の入力軸と結合し、左右一対の前記手摺り駆動スプロケットの手摺り動軸が、前記トラスの左枠材と右枠材との間にそれぞれ回転自在に独立して支持されている、ことを特徴とする乗客コンベアである。
本実施形態のエスカレータ10の側面図。 上階側の機械室の平面図。 変更例1の上階側の機械室の平面図。 変更例2の上階側の機械室の平面図。
以下、本発明の一実施形態のエスカレータ10を図1と図2に基づいて説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1に基づいて説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、駆動装置18が設けられ、この駆動装置18によって左右一対の主駆動スプロケット22,22、左右一対の手摺り駆動スプロケット24,24が回転し、踏段30と左右一対の手摺りベルト38,38を走行する。機械室14については、後から詳しく説明する。
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、左右一対の従動スプロケット26が設けられている。上階側の主駆動スプロケット24と下階側の従動スプロケット26との間には、左右一対の無端の踏段チェーン28,28が掛け渡されている。左右一対の踏段チェーン28,28には、複数の踏段30が等間隔で取り付けられている。踏段30の車輪301はトラス12に固定された不図示の案内レールを走行し、車輪302はトラス12に固定された案内レール27を走行する。
トラス12の左右両側には、左右一対の欄干36,36が立設されている。この欄干36の上部に手摺りレール60が設けられ、この手摺りレールに沿って手摺りベルト38する。
欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42から手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48がそれぞれ突出している。欄干36の側面下部には、スカートガード44が設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。上下階のスカートガード44の内側面には、操作盤52,56、スピーカ54,58がそれぞれ設けられている。
左右一対のスカートガード44の内部には、手摺りベルト38を駆動させるための手摺りベルト駆動ロール39が複数個それぞれ設けられ、これら手摺りベルト駆動ロール39は、不図示の連結チェーンによって手摺り駆動スプロケット24,24に連結されている。手摺り駆動スプロケット24,24が主駆動スプロケット22,22と同期して回転すると、手摺りベルト駆動ロール39も回転し、手摺りベルト38が踏段30と同期して移動する。
上階側の機械室14の天井面にある乗降口には、上階側の乗降板32が水平に設けられ、下階側の機械室16の天井面にある乗降口には、下階側の乗降板34が水平に設けられている。乗降板32の先端には櫛歯状のコムが設けられ、このコムから踏段30が現れる。また、乗降板34にも櫛歯状のコムが設けられている。
(2)機械室14の構造
次に、機械室14の構造について図1と図2に基づいて説明する。
図2に示すように、左右一対の主駆動スプロケット22,22が主駆動軸64によってトラス12の左枠材12aと右枠材12bとの間に回転自在に支持され、左右一対の手摺り駆動スプロケット24,24が左右一対の手摺り駆動軸70,70によって回転自在にトラス12の左枠材12aと右枠材12bとの間にそれぞれ支持されている。
モータ20は左右一対の手摺り駆動スプロケット24,24の間に配置され、減速機62は左右一対の主駆動スプロケット22,22と手摺り駆動スプロケット24,24によって囲まれた空間内に配置されている。トラス12の左枠材12aと右枠材12bとの間に支持部80が架け渡され、減速機62とモータ20は支持部80に支持されている。なお、この支持部80を架け渡す位置は、主駆動スプロケット22と手摺り駆動スプロケット24との間である。
モータ20の出力軸は、減速機62の入力軸と結合し、左右一対の主駆動スプロケット22の主駆動軸64は、減速機62の出力軸に結合している。これにより、モータ20の出力軸が回転すると、減速機62によって減速され、主駆動軸64が回転して主駆動スプロケット22が回転する。
左右一対の主駆動スプロケット22,22の主駆動軸64には左右一対の主プーリ641,641が同軸に設けられ、左右一対の手摺り駆動スプロケット24,24の手摺り駆動軸70,70には手摺りプーリ701,701がそれぞれ同軸に設けられている。左右一対の主プーリ641,641と各手摺りプーリ701,701とが左右一対の連結ベルト66,66によって連結され、主駆動スプロケット22と同じ速度で手摺り駆動スプロケット24が回転する。
機械室14の端部側面には、モータ20の制御装置50が設けられている。
(3)効果
上記実施形態のエスカレータ10であると、減速機62とモータ20を含む駆動装置18を、左右一対の主駆動スプロケット22,22と手摺り駆動スプロケット24,24とによって囲まれた空間内に設置しているため、この駆動装置18のサイズだけ機械室14の長手方向の長さを短くでき、図1に示すようにトラス12と建屋1の隙間Lを、機械室14が小さくなったサイズだけ大きくとることができる。なお、支持アングル2と支持アングル3も、その大きくなった寸法だけ長くする。
また、トラス12の左枠材12aと右枠材12bとの間に支持部80を架け渡し、減速機62とモータ20を支持部80に載置しているので、上下が踏段30に覆われ、反転部分も踏段30に覆われた狭い空間であっても減速機62とモータ20を機械室14内部に設置できる。
(4)変更例1
変更例1について図3に基づいて説明する。
上記実施形態では主駆動スプロケット22と手摺り駆動スプロケット24とを連結ベルト66で連結したが、これに代えて主駆動スプロケット22の主駆動軸64に遊星歯車76を設け、手摺り駆動スプロケット24の手摺り駆動軸70にも遊星歯車78を設け、この遊星歯車76と遊星歯車78とを、両端部に遊星歯車68,68を有する連結軸74によって連結する。
変更例1であっても、主駆動スプロケット22と同期して手摺り駆動スプロケット24が回転する。
(5)変更例2
変更例2について図4に基づいて説明する。
変更例2においては、主駆動軸64のみならず、手摺り駆動軸70も減速機62によって主駆動軸64と同じ速度で回転させることにより、主駆動スプロケット22と手摺り駆動スプロケット24が同期して回転する。
(6)その他
また、上記実施形態では、エスカレータ10の踏段30に適応して説明したが、これに代えて動く歩道のステップ(踏段)に適応してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・建屋、2・・・支持アングル、3・・・支持アングル、10・・・エスカレータ、12・・・トラス、14・・・上階側の機械室、16・・・下階側の機械室、18・・・駆動装置、20・・・モータ、22・・・主駆動スプロケット、24・・・手摺り駆動スプロケット、62・・・減速機、64・・・主駆動軸、66・・・連結ベルト

Claims (4)

  1. 建屋に支持アングルによって支持されるトラスと、
    前記トラスの一端部に設けられた機械室と、
    前記トラス内部の長手方向に沿って配された無端状に連結された複数の踏段と、
    複数の踏段の左右両側であって、前記トラスから立設された左右一対の欄干と、
    左右一対の前記欄干の上部をそれぞれ走行する左右一対の無端状の手摺りベルトと、
    前記機械室内に配され、前記踏段を駆動させるための左右一対の主駆動スプロケットと、
    前記機械室内に配され、前記踏段と同期させて前記手摺りベルトを駆動する左右一対の手摺り駆動スプロケットと、
    前記機械室内であって、左右一対の前記手摺り駆動スプロケットの間に設置されたモータと、
    前記機械室内であって、かつ、左右一対の前記主駆動スプロケットと左右一対の前記手摺り駆動スプロケットによって囲まれた空間に設置され、前記モータの回転を減速し、前記主駆動スプロケットと前記手摺り駆動スプロケットとを回転させる減速機と、
    を有し、
    左右一対の前記主駆動スプロケットと左右一対の前記手摺り駆動スプロケットとが、前記機械室の長手方向に並んで設置され、
    左右一対の前記主駆動スプロケットを回転させる主駆動軸が、前記減速機の出力軸と結合し、
    前記モータの出力軸が、前記減速機の入力軸と結合し、
    左右一対の前記手摺り駆動スプロケットの手摺り動軸が、前記トラスの左枠材と右枠材との間にそれぞれ回転自在に独立して支持されている、
    ことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記主駆動スプロケットと前記手摺り駆動スプロケットとが、連結ベルトによって連結されて同期回転する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記モータと前記減速機が、前記トラスの両側面の間に架設された支持部に支持されている、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  4. 前記乗客コンベアが、エスカレータ、又は、動く歩道である、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
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