JP2022017657A - 乗客コンベア及び乗客コンベアのリニューアル方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明器具を容易に取り付けることができる乗客コンベア及び乗客コンベアのリニューアル方法を提供する。【解決手段】乗客コンベアは、複数の踏段と、欄干部7と、欄干部7に設置される照明器具10と、を備えている。欄干部7は、欄干パネル8と、欄干パネル8の周縁部に設けられたフレーム組立体11と、を備えている。フレーム組立体11は、パネルブラケット14と、フレーム13と、を備えている。照明器具10は、パネルブラケット14とフレーム13に係合する取付クリップ21と、取付クリップ21に固定される照明座22と、照明座22に固定され、光源24が設置される照明固定部23と、を備えている。【選択図】図4
Description
本発明は、乗客コンベア及び乗客コンベアのリニューアル方法に関するものである。
近年、意匠性を高めるために、欄干部に照明器具を設けた乗客コンベアが提案されている。乗客コンベアの欄干部に照明器具を取り付ける技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。
特許文献1には、欄干パネルと、長手方向に溝部を有する長尺のブロック体からなり、溝部が欄干パネルの上端縁部に嵌入されて当該欄干パネルに固定された取付部材と、取付部材を介して欄干パネルに取り付けられた照明器具と、を備えた技術が記載されている。また、照明器具は、取付部材に一部が重ねられて取り付けられ、庇部を有するランプシェードと、庇部の下側に設けられ、ランプシェード下方を照明するランプユニットと、ランプユニットに給電するための給電ケーブルと、有している。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、照明器具の締結固定する箇所がフレームに相当するランプシェードの奥まった位置にある。そのため、特許文献1に記載された技術では、フレームの外側から締結固定する箇所が見えにくく、照明器具の取り付け作業が大変煩雑なものとなっていた。
上記の問題点を考慮し、照明器具を容易に取り付けることができる乗客コンベア及び乗客コンベアのリニューアル方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、乗客コンベアは、循環移動する無端状に連結された複数の踏段と、複数の踏段の幅方向の両側に設置される欄干部と、欄干部に設置される照明器具と、を備えている。欄干部は、欄干パネルと、欄干パネルの周縁部に設けられたフレーム組立体と、を備えている。フレーム組立体は、フレーム組立体における欄干パネルに取り付けられるパネルブラケットと、パネルブラケットを覆うフレームと、を備えている。そして、照明器具は、パネルブラケットとフレームに係合する取付クリップと、取付クリップに固定される照明座と、照明座に固定され、光源が設置される照明固定部と、を備えている。
また、乗客コンベアのリニューアル方法は、以下(1)から(4)に示す工程を含む。
(1)既設の乗客コンベアの欄干部から既設の照明器具を取り外す工程。
(2)既設の照明器具が取り付けられていたパネルブラケットとフレームに取付クリップを係合させる工程。
(3)取付クリップに照明座を固定する工程。
(4)照明座に光源が取り付けられた照明固定部を固定する工程。
(1)既設の乗客コンベアの欄干部から既設の照明器具を取り外す工程。
(2)既設の照明器具が取り付けられていたパネルブラケットとフレームに取付クリップを係合させる工程。
(3)取付クリップに照明座を固定する工程。
(4)照明座に光源が取り付けられた照明固定部を固定する工程。
上記構成の乗客コンベア及び乗客コンベアのリニューアル方法によれば、照明器具を容易に取り付けることができる。
以下、乗客コンベア及び乗客コンベアのリニューアル方法の実施の形態例について、図1~図8を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.実施の形態例
1-1.乗客コンベアの構成例
まず、実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる乗客コンベアの構成について、図1から図3を参照して説明する。
図1は、乗客コンベアを示す概略構成図、図2は、乗客コンベアの乗降口を示す斜視図である。
1-1.乗客コンベアの構成例
まず、実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる乗客コンベアの構成について、図1から図3を参照して説明する。
図1は、乗客コンベアを示す概略構成図、図2は、乗客コンベアの乗降口を示す斜視図である。
図1に示す乗客コンベア1は、建築構造物の上階床と下階床に設置される傾斜型の乗客コンベア、いわゆるエスカレーターである。乗客コンベア1は、一対のデッキ部4と、複数の踏段5と、欄干部7と、照明器具10を備えている。また、乗客コンベア1には、上階床に連なる上部乗降口3Aと、下階床に連なる下部乗降口3Bが形成されている。
複数の踏段5は、不図示の踏段チェーンにより連結されている。複数の踏段5は、不図示の駆動機構により上階床から下階床の間を循環移動する。そして、複数の踏段5は、上階床及び下階床において、その移動方向が反転する。以下、複数の踏段5が移動する方向を乗客コンベア1の長手方向とし、複数の踏段5が移動する方向と直交し、かつ鉛直方向とも直交する方向を幅方向とする。
踏段5の幅方向の両端部側には、デッキ部4が設置されている。デッキ部4は、乗客コンベア1の長手方向に沿って配置される。デッキ部4は、乗客コンベア1の幅方向の両端部の上方おける傾斜区間の全てと、上水平区間及び下水平区間の一部を覆う。デッキ部4は、欄干部7を支持している。
欄干部7は、デッキ部4に支持される欄干パネル8と、移動手摺9とを有している。欄干パネル8の周縁部には、フレーム組立体11(図3参照)が設けられている。移動手摺9は、欄干パネル8の周縁部に設けたフレーム組立体11に移動可能に支持されている。移動手摺9は、複数の踏段5の循環移動の動作に同期して、循環移動する。また、図2に示すように、デッキ部4における上部乗降口3A及び下部乗降口3B側の端部には、移動手摺9が出入りするインレット4aが形成されている。
欄干部7のフレーム組立体11には、照明器具10が設置されている。照明器具10は、欄干部7における幅方向の外側、すなわち踏段5と対向する側とは反対側に配置されている。
1-2.照明器具の構成例
次に、図3から図5を参照して照明器具10及びフレーム組立体11の構成について説明する。
図3は、照明器具10及び欄干部7を示すもので、固定箇所を開放して示す斜視図である。図4は、照明器具10及び欄干部7を示す分解斜視図、図5は、照明器具10及び欄干部7を示す断面図である。
次に、図3から図5を参照して照明器具10及びフレーム組立体11の構成について説明する。
図3は、照明器具10及び欄干部7を示すもので、固定箇所を開放して示す斜視図である。図4は、照明器具10及び欄干部7を示す分解斜視図、図5は、照明器具10及び欄干部7を示す断面図である。
図3から図5に示すように、フレーム組立体11は、移動手摺9を移動可能に支持する支持部12と、支持部12が固定されるフレーム13と、欄干パネル8が取り付けられるパネルブラケット14とを有している。
フレーム13は、幅方向で切断した断面形状が略C字状に形成されており、上下方向の下方が開放されている。フレーム13は、支持面部13aと、第1覆い部13b及び第2覆い部13cとを有している。支持面部13aには、支持部12が取り付けられる。第1覆い部13b及び第2覆い部13cは、支持面部13aの幅方向の両端部から上下方向の下方に向けて屈曲している。第1覆い部13b及び第2覆い部13cにおける支持面部13aとは反対側の端部である上下方向の下端部は、欄干パネル8に向けて屈曲している。第2覆い部13cの下端部は、欄干パネル8の幅方向の側面部に取り付けられた封止部材8aに差し込まれる。
パネルブラケット14は、欄干パネル8における上下方向の上端部に取り付けられて、フレーム13によって覆われる。また、パネルブラケット14は、複数の欄干パネル8の継ぎ目に配置される。
パネルブラケット14には、嵌合凹部14aと、固定溝部14bが形成されている。嵌合凹部14aは、パネルブラケット14における上下方向の下端部に形成されており、欄干パネル8の上端部が嵌合する。固定溝部14bは、パネルブラケット14における幅方向の一端部側の側面部に形成されている。なお、固定溝部14bは、パネルブラケット14の幅方向の両側の側面部に形成してもよい。
固定溝部14bは、パネルブラケット14における長手方向に沿って延在する溝部である。固定溝部14bには、後述する図6に示す既設の乗客コンベアのランプブラケット41を固定するための固定ネジ44が締結固定される。また、リニューアル後では、図5に示すように、後述する新規の照明器具10の取付クリップ21が係合する。
次に、照明器具10の構成について説明する。
照明器具10は、フレーム組立体11における上下方向の下端部に取り付けられる。照明器具10は、複数の取付クリップ21と、照明座22と、照明固定部23と、光源24と、照明カバー25と、光源24の配線26と、キャップ27とを有している。
照明器具10は、フレーム組立体11における上下方向の下端部に取り付けられる。照明器具10は、複数の取付クリップ21と、照明座22と、照明固定部23と、光源24と、照明カバー25と、光源24の配線26と、キャップ27とを有している。
取付クリップ21は、フレーム組立体11におけるパネルブラケット14が設けられた箇所に配置される。取付クリップ21は、略平板状の部材を折り曲げることで形成されている。取付クリップ21は、取付面部21aと、第1フック21bと、第2フック21cと、固定孔21dとを有している。取付面部21aは、略平板状に形成されている。取付面部21aには、固定孔21dが形成されている。
また、取付面部21aにおける幅方向の一端部には、第1フック21bが形成されており、取付面部21aにおける幅方向の他端部には、第2フック21cが形成されている。第1フック21b及び第2フック21cは、取付面部21aの幅方向の両端部から上下方向の上方に向けて略垂直に屈曲している。第1フック21bにおける取付面部21aとは反対側の端部は、幅方向の一端部に向けて屈曲している。また、第2フック21cにおける取付面部21aとは反対側の端部は、幅方向の他端部に向けて屈曲している。
第1フック21bは、フレーム13における第1覆い部13bの内壁面に当接し、第2フック21cは、パネルブラケット14における固定溝部14bに係合する。また、第1フック21b及び第2フック21cは、弾性を有する部材で形成してもよい。これにより、第2フック21cを固定溝部14bに容易に係合させることができる。
取付クリップ21をフレーム組立体11に取り付けた際、取付面部21aは、フレーム13における上下方向の下方に形成された開口部に配置される。取付面部21aには、照明座22が固定ネジ29を介して固定される。
照明座22は、固定面部22aと、折返し部22bとを有している。固定面部22aは、略平板状に形成されており。固定面部22aには、固定ネジ29が挿入される座側固定孔22cが形成されている。座側固定孔22cは、固定面部22aの長手方向、すなわち踏段5の移動方向に沿って延びる長孔である。座側固定孔22cを長孔としたことで、取付クリップ21と照明座22との位置合わせを容易に行うことができる。
固定面部22aにおける幅方向の他端部、すなわち欄干パネル8側の端部は、欄干パネル8に設けた封止部材8aに差し込まれる。また、固定面部22aにおける幅方向の一端部、すなわち第1覆い部13b側の端部には、折返し部22bが形成されている。折返し部22bは、固定面部22aの一端部から上下方向の上端部に向けて屈曲している。折返し部22bは、固定面部22aと第1覆い部13bの下端部との間に配置され、フレーム13内に挿入される。これにより、乗客の手指が固定面部22aの端部に触れることを防止することができる。
また、照明座22が取付クリップ21に取り付けられた際、固定面部22aは、フレーム13における第1覆い部13bと欄干パネル8との間に形成された開口を塞ぐ。これにより、乗客の手指がフレーム13内に入り込むことを照明座22によって防止することができる。
さらに、固定面部22aにおける上下方向の下面部には、固定ネジによる締結固定や、接着材を用いた接着等の固定方法により照明固定部23が予め固定される。照明固定部23は、断面形状が略C字状に形成されており、上下方向の下方が開放されている。この照明固定部23には、光源24が取り付けられる。
光源24は、例えば、フレーム組立体11の長手方向に沿って複数のLEDが配置したテープ状のLEDモジュールが適用される。そして、光源24の長手方向の一端部には、配線26が設けられている。配線26は、フレーム組立体11に沿って配置され、デッキ部4内に設置された電源に接続される。また、配線26をインレット4aからデッキ部4内に引き回してもよい。
また、照明固定部23における上下方向の下端部には、光源24を覆う照明カバー25が取り付けられる。照明カバー25は、フレーム組立体11の長手方向に沿って延在している。また、照明固定部23及び照明カバー25の長手方向の両端部には、キャップ27が取り付けられている。このキャップ27により照明カバー25の長手方向の両端部の開口が塞がれる。
照明座22の固定面部22aをフラットな形状とすることで、照明固定部23や光源24を容易に照明座22に取り付けることができる。さらに、照明座22や照明固定部23をフラットな形状としたことで、光源24としてテープ状のLEDモジュールに限定されるものではなく、有機ELやその他各種の光源を適用できるものである。
さらに、照明座22の固定面部22aや照明固定部23に光源24から照射された光を拡散させる凹凸や鏡面加工を施してもよい。
2.乗客コンベアのリニューアル方法
次に、上述した構成を有する乗客コンベアのリニューアル方法について、図5、図6から図8を参照して説明する。なお、以下に示す説明では、リニューアル方法として、乗客コンベアの照明器具を交換する例について説明する。
図6は、既設の乗客コンベアの照明器具を示す断面図である。図7は、既設の照明器具をフレーム組立体から取り外した状態を示す断面図である。
次に、上述した構成を有する乗客コンベアのリニューアル方法について、図5、図6から図8を参照して説明する。なお、以下に示す説明では、リニューアル方法として、乗客コンベアの照明器具を交換する例について説明する。
図6は、既設の乗客コンベアの照明器具を示す断面図である。図7は、既設の照明器具をフレーム組立体から取り外した状態を示す断面図である。
まず、図6を参照して既設の乗客コンベアの照明器具40の構成について説明する。なお、欄干部7のフレーム組立体11の構成は、上述した本例の乗客コンベア1のフレーム組立体11と同様であるため、その説明は省略する。
図6に示すように、リニューアル前の照明器具40は、ランプブラケット41と、ランプカバー42と、蛍光灯からなる光源43と、固定ネジ44とを、配線45とを有している。ランプブラケット41は、固定ネジ44を介してパネルブラケット14に固定されている。固定ネジ44は、パネルブラケット14に設けた固定溝部14bに締結固定される。そして、ランプブラケット41には、光源43が設置されている。光源43に接続される配線45は、フレーム13から支持部12に向けて引き回せれている。ランプカバー42は、フレーム13における第1覆い部13bと欄干パネル8との間に形成された開口を塞ぐように配置される。
乗客コンベアのリニューアル方法では、まず、図7に示すように、既設の照明器具40のランプカバー42及び光源43をフレーム組立体11から取り外す。次に、固定ネジ44を取り外し、ランプブラケット41をパネルブラケット14から取り外す。これにより、既設の照明器具40を欄干部7から取り外すことができる。なお、既設の照明器具40の取り外し方法は、上述したものに限定されるものではなく、照明器具40の構成に応じて適宜設定されるものである。
図8は、新規の照明器具10の取付クリップ21の取り付け作業を示す断面図である。
次に、作業者は、図8に示すように、フレーム13の第1覆い部13bと欄干パネル8との間に形成された開口から取付クリップ21を挿入する。取付クリップ21を挿入する箇所は、フレーム組立体11におけるパネルブラケット14が設けられた箇所である。
次に、作業者は、図8に示すように、フレーム13の第1覆い部13bと欄干パネル8との間に形成された開口から取付クリップ21を挿入する。取付クリップ21を挿入する箇所は、フレーム組立体11におけるパネルブラケット14が設けられた箇所である。
次に、図5に示すように、作業者は、取付クリップ21の第1フック21bをフレーム13の第1覆い部13bの内壁面に当接させ、取付クリップ21の第2フック21cをパネルプラケット14の固定溝部14bに係合させる。これにより、取付クリップ21がフレーム組立体11に取り付けられる。
このように、本例の照明器具10によれば、取付クリップ21を、固定ネジ等を用いずにフレーム組立体11に取り付けることができる。その結果、フレーム13により作業者の手元が見えない位置でも、容易に取付クリップ21を設置することができる。
次に、取付クリップ21の取付面部21aに固定ネジ29(図3参照)を用いて照明座22を固定する。また、取付面部21aがフレーム13の開口を臨んでいるため、照明座22を容易に取付クリップ21に固定することができる。なお、照明座22には、照明固定部23、光源24及び照明カバー25が予め取り付けられている。また、照明座22を固定する際、照明座22の固定面部22aの他端部を封止部材8aに挿入し、照明座22の折返し部22bをフレーム13内に挿入する。
そして、光源24の配線26をフレーム組立体11に沿って引き回し、デッキ部4に設けた電源に接続する。このような工程により、乗客コンベアのリニューアル方法が完了する。
なお、上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、傾斜型の乗客コンベアとして、踏段間に段差が生じるエスカレーターを例に挙げて説明したが、本発明の乗客コンベアとしては、踏段間に段差が生じない複数の踏段を有する電動道路、いわゆる動く歩道にも適用できるものである。
また、傾斜区間の少なくとも一部に、上水平区間及び下水平区間に対して平行な箇所を設けたフレームを有する乗客コンベアにも適用できるものである。さらに、傾斜区間の延設方向が湾曲して変化することで、上水平区間と下水平区間の延設方向が異なるフレームを有する乗客コンベアに対しても同様に適用できるものである。
また、照明器具10を欄干部7の幅方向の外側のみに設置した例を説明したが、これに限定されるものではなく、欄干部7の幅方向の内側、すなわち踏段5側の端部に照明器具10を設置してもよい。
さらに、傾斜型の乗客コンベアに限定されるものではなく、両端部に設けられた2つの乗降口の高さが変化しない、水平型の乗客コンベアにも適用できるものである。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…乗客コンベア、 3A…上部乗降口、 3B…下部乗降口、 4…デッキ部、 4a…インレット、 5…踏段、 7…欄干部、 8…欄干パネル、 8a…封止部材、 9…移動手摺、 10…照明器具、 11…フレーム組立体、 12…支持部、 13…フレーム、 13a…支持面部、 13b…第1覆い部、 13c…第2覆い部、 14…パネルブラケット、 14a…嵌合凹部、 14b…固定溝部、 21…取付クリップ、 21a…取付面部、 21b…第1フック、 21c…第2フック、 21d…固定孔、 22…照明座、 22a…固定面部、 22b…折返し部、 22c…座側固定孔、 23…照明固定部、 24…光源、 25…照明カバー、 26…配線、 27…キャップ、 29…固定ネジ
Claims (9)
- 循環移動する無端状に連結された複数の踏段と、
前記複数の踏段の幅方向の両側に設置される欄干部と、
前記欄干部に設置される照明器具と、を備え、
前記欄干部は、欄干パネルと、
前記欄干パネルの周縁部に設けられたフレーム組立体と、を備え、
前記フレーム組立体は、
前記フレーム組立体における前記欄干パネルに取り付けられるパネルブラケットと、
前記パネルブラケットを覆うフレームと、を備え、
前記照明器具は、
前記パネルブラケットと前記フレームに係合する取付クリップと、
前記取付クリップに固定される照明座と、
前記照明座に固定され、光源が設置される照明固定部と、
を備えた乗客コンベア。 - 前記取付クリップは、
前記フレームにおける前記パネルブラケットを覆う覆い部の内壁面に当接する第1フックと、
前記パネルブラケットに設けた固定溝部に係合する第2フックと、
前記照明座が固定される平板状の取付面部と、を有する
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記取付面部は、前記フレームの前記覆い部と前記欄干パネルとの間に形成された開口を臨んで配置される
請求項2に記載の乗客コンベア。 - 前記照明座は、前記取付面部に固定され、かつ前記照明固定部が固定される固定面部を有し、
前記固定面部は、前記フレームの前記覆い部と前記欄干パネルとの間に形成された開口を塞ぐ
請求項3に記載の乗客コンベア。 - 前記固定面部における前記覆い部側の端部には、前記フレーム内に挿入される折返し部が形成されている
請求項4に記載の乗客コンベア。 - 前記照明座は、固定ネジを介して前記取付クリップに固定され、
前記固定面部には、前記固定ネジが挿入される座側固定孔が形成されており、
前記座側固定孔は、前記踏段の移動方向に沿って延びる長孔である
請求項4に記載の乗客コンベア。 - 前記固定面部は、平板状に形成されている
請求項4に記載の乗客コンベア。 - 乗客コンベアのリニューアル方法において、
既設の乗客コンベアの欄干部から既設の照明器具を取り外す工程と、
前記既設の照明器具が取り付けられていたパネルブラケットとフレームに取付クリップを係合させる工程と、
前記取付クリップに照明座を固定する工程と、
前記照明座に光源が取り付けられた照明固定部を固定する工程と、を含む
乗客コンベアのリニューアル方法。 - 前記取付クリップは、前記パネルブラケットにおける既設の照明器具が固定されていた固定溝部に係合する
請求項8に記載の乗客コンベアのリニューアル方法。
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