JP3769450B2 - 乗客コンベア - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エスカレーターや電動道路等の乗客コンベアに係り、特に、欄干に欄干照明を備えた乗客コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】
乗客コンベアの欄干照明として一般的なのは、例えば特開平11−255458号公報に開示のような照明ランプを用いるもの、あるいは特開昭61−174090号公報に開示のように光ファイバーを用いるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、いずれも光源としてランプを用いているため、ランプ切れの問題とともに、ランプに接続する数多い配線が必要となる問題がある。
【0004】
本発明の目的は、欄干照明のランプ切れの心配のない乗客コンベアを提供することにある。
【0005】
さらに、本発明のもう一つの目的は、欄干照明への配線数の少ない乗客コンベアを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、発光層を挟んだ電極間に電圧を印加し、電位差で発光層を発光させる発光手段により欄干照明を構成したのである。
【0007】
上記発光手段による欄干照明は、照明用ランプや光ファイバーの光源用ランプを使用することはないので、ランプ切れやそれに伴うランプ交換はなく、また、欄干照明として線状に形成した発光手段を使用することにより、配線は線状の発光手段の末端に接続すればよいので、ランプ毎に配線していた従来の欄干照明に比べて配線数を少なくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明による実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。乗客コンベアの一種であるエスカレーター1は、上下階に跨って設置される枠体2と、この枠体2内を無端状に連結されて循環移動する複数の踏段3と、この踏段3の移動方向両側に沿って立設された一対の欄干4と、この欄干4の周縁に案内され前記踏段3と同期して駆動される移動手摺5とを備えている。
【0009】
前記欄干4は、前記枠体2に固定具6,7を介して垂直に支持されたガラスパネル8と、このガラスパネル8の周縁に固定され前記移動手摺5を摺動案内する手摺案内体9と、前記ガラスパネル8の下端部内側を覆う内デッキカバー10と、この内デッキカバー10と前記踏段3とを区切るスカートガード11と、前記ガラスパネル8の下端部外側を覆う外デッキカバー12とより構成されている。尚、外デッキカバー12端に連なって外装板13が垂直に配設されている。また、前記ガラスパネル8は、欄干4の全長に亘って一枚の強化ガラス板を用いて形成することが可能であるが、一般には分割した複数の強化ガラス板を連ねて設置している。
【0010】
上記構成のエスカレーター1において、乗客が利用する領域を明るくするために、一般的に、欄干4に欄干照明14が設けられている。この欄干照明14は、欄干4周縁の移動手摺5に沿って取付けられている。
【0011】
本実施の形態による欄干照明14は、前記ガラスパネル8の内側(踏段3側)で、前記手摺案内体9の下面に接着剤15によって接着されている。この欄干照明14は、図3に示すように、例えば銅線等の芯線からなる第1の電極16と、この第1の電極16の外周を燐などの発光材で覆って筒状に形成した発光層17と、この発光層17の外周を覆う第1透明絶縁層18と、この第1透明絶縁層
18の外周に線材を網状に張り巡らせた第2の電極19と、この第2の電極19の外周を覆う第2透明絶縁層20とを備え、線状に形成された電界発光手段で構成したものであり、さらに、この電界発光手段は、その外周を透明保護体21で覆っており、この透明保護体21を接着剤15によって手摺案内体9に接着することにより移動手摺5に沿って欄干照明14が取付けられることになる。
【0012】
この欄干照明14の第1の電極16と第2の電極19とには、リード線22a,22bが接続され、このリード線22a,22bはインバータ装置23に接続され、インバータ装置23は電源変換器24及びリード線25a,25bを介してエスカレーター1の枠体2内に設置された電源部(図示せず)に接続されている。ここで、インバータ装置23と電源変換器24とは、前記電界発光手段を発光させる電源装置となり、前記枠体2内に設置される。
【0013】
上記欄干照明14は、線状に形成されているので、その両端が前記移動手摺5の出入口近傍から内デッキカバー10内あるいは外デッキカバー11内の枠体2内に臨んでおり、そこからはリード線25a,25bによる配線となるので、欄干照明14の周辺には配線が不要となる。また、枠体2内の配線数も基本的には2本であるので、配線スペースは殆ど必要としない。
【0014】
上記構成の照明装置14による照明を行う場合には、まず、リード線25a,25bを枠体2内の例えば交流100ボルトの電源部に直接あるいはスイッチ等を介して接続する。電源部への接続により、交流100ボルトは電源変換器24により直流12ボルトに降圧及び直流変換され、さらにインバータ装置23で800Hzの200ボルトに昇圧及び周波数変換される。この交流電圧がリード線22a,22bを介して第1の電極16と第2の電極19に印加されると、第1の電極16と第1透明絶縁層18間に電位差が生じ、この電位差により第1の電極16と第2の電極19とで挟まれた発光層17が電界発光する。この光が第1透明絶縁層18,第2透明絶縁層20,透明保護体21を透過して欄干4近傍を照らす。
【0015】
以上のように、本実施の形態によれば、欄干照明14の光源としてランプを用いていないので、ランプ切れがなく、ランプ交換等の問題がない。さらに、ランプを用いていないために、ランプの数だけ必要としていた配線をなくすことができ、配線スペースを確保するなどの問題もなくなる。
【0016】
ところで以上の実施の形態は、移動手摺5に沿うように欄干照明14を手摺案内体9に接着したものであるが、周知の固定手段で手摺案内体9に取付けることを妨げるものではない。また、欄干照明14を手摺案内体9に取付けずに、図1に2点鎖線で示すように、欄干照明14aをガラスパネル8に直接接着等により取付けてもよく、さらに、照度が低い場合には、図1の2点鎖線で示すように、2つの欄干照明14a,14bを並設すればよい。
【0017】
以上の説明は、エスカレーター1の乗客が利用する全領域を一様に明るくするものであるが、上記欄干照明14,14a,14bは変化がないために、乗客は降り口が接近したことに着付かない場合がある。即ち、単独でエスカレーター1を利用する場合には周辺の建屋の変化によって降り口が近いことを認識できる。しかし、集団で利用する場合には話しに夢中になって周辺の建屋の変化に着付かず、また進行方向前方が他の乗客で塞がれている場合なども降り口が近いことが分からないことがあり、危険である。
【0018】
そのために、図4に示す本発明による他の実施の形態によれば、欄干照明を、欄干4の傾斜直線部Aと下部終端部Bと上部終端部Cとの3つに分けて発光色の異なる欄干照明14,14Cを設置して注意を喚起するようにしたのである。即ち、両乗降部近傍の欄干照明14Cの発光色を、中間部の欄干照明14の発光色よりも注意喚起効果のある例えば赤系の色としたのである。
【0019】
上記のように、発光色を変えることにより進行方向先端側が見えなかったり、進行方向先端側が見えなくても、欄干照明の発光色が変化することで、降り口が近いことを認識することができる。
【0020】
尚、乗込み側は、緑系の発光色、中間部は自然光、降り口近傍は赤系の発光色とすることにより、乗込み時は乗客の心を落ち着かせ、また降り口が接近したこと乗客に知らせることにより、乗客の乗降をより円滑にすることができる。
【0021】
上記欄干照明14,14Cは、移動手摺5に沿って配置したものであるが、降り口の接近をさらに強調したい場合には、2点鎖線で示すように、上記欄干照明14Cの傾斜直線部A側を隣接する強化ガラス板8A,8Bの間及び8A,8Cの間を通すことにより、ガラス板8B,8Cを囲むように欄干照明14,14Cを配置し、その結果、欄干照明14よりも欄干照明14Cの発光を強調することができる。
【0022】
発光色が異なる欄干照明14,14Cを用いる上記実施の形態によれば、欄干照明14と欄干照明14Cとのリード線の引出しが異なる。即ち、欄干照明14Cは端部が移動手摺5の出入口5A,5B近傍から内外デッキカバー内に臨んでいるので、そこから枠内の電源部へリード線の引出しが行える。しかし、二つの欄干照明14Cの中間に位置する欄干照明14は、端部がガラスパネル8Aの上部に位置するので、そこから枠内の電源へリード線の引出しを行うことができない。そのため、欄干照明14のリード線の引出しは、図1に示す手摺案内体9の欄干照明14側から頂部に形成した凹溝9S内にかけて小穴を貫通させ、凹溝9Sを利用してリード線を引き回して移動手摺5の出入口5A,5B近傍から枠内の電源部へ接続すればよい。あるいは、図1に示すように、ガラスパネル8の上端8Tとガラスパネル8を挿入する凹溝9Gとの間をリード線の引出しに利用することもできる。
【0023】
このほか、欄干照明14の透明保護体21の断面形状を、図5に示すように、接着剤等を塗布する取付け面21S側に凹溝21Gを形成し、この凹溝21G内にリード線22a,22bを引き回すようにすれば、手摺案内体9等を特別に加工する必要がなくなる。尚、図5に示す透明保護体21を用いる場合、凹溝21Gを含めた取付け面21S側には、リード線22a,22bの存在が分からないように着色や遮蔽体を設けたほうが都合がよい。
【0024】
以上の説明は、乗客が利用する領域を明るくするために、欄干14の周辺に光が届くようにしたものであるが、乗客のための照明以外に、光による意匠効果を得るために欄干を照明するものがある。その一例を図6に基づいて説明する。
【0025】
図6において、図1〜図3と殆ど同じ構成であり、同一部品は同一符号で示している。ガラスパネル8の上端は、手摺案内体9の凹溝9G内に挿入されており、また、ガラスパネル8の下端は、枠体2に固定した固定具7の凹溝7G内に挿入されている。これら凹溝7G,9Gを利用して電界発光手段からなる欄干照明26を取付けるのである。具体的には、ガラスパネル8の上端8Tと前記凹溝9Gの底との間に、上述した電界発光手段と同じ構成の欄干照明26を設置し、ガラスパネル8の下端8Bと前記凹溝7Gの底との間に、光反射材27を設置したのである。
【0026】
上記構成とすることにより、電界発光による光は、ガラスパネル8に沿って下方に進み、光反射材27で光は上方へ反射される。このとき、光反射材27を傾けたり、曲面や傾斜面を設けたり、さらに、上記欄干照明26と光反射材27の設置位置を上下逆にすることによって、光の反射方向を色々に変化させることができる。
【0027】
尚、上記欄干照明26と光反射材27との組み合わせによる照明は、ガラスパネル8の限られた範囲を明るくするものであるために、意匠効果を向上できる照明である。
【0028】
以上の実施の形態は、欄干4として、意匠性を重視したガラスパネル8を用いたものであるが、駅や公共施設等に用いられるエスカレーターは、意匠性よりも実用性を重視した欄干構成をしている。この実用性を重視した欄干構成に適用した欄干照明について、以下図7及び図8に基づいて説明する。
【0029】
ここに示す欄干30は、枠体2の長手方向に適当な間隔をもって立設された複数の支柱31と、これら支柱31の上端部に枠体2の長手方向に沿って支持した手摺枠32と、この手摺枠32の内側(踏段3側)から垂れ下げられた例えばステンレス鋼板からなる内側パネル34と、この内側パネル34の下端部を覆う内デッキカバー10と、この内デッキカバー10と踏段3間を仕切るスカートガード11と、前記手摺枠32の外側から垂れ下げられた外装板35とで構成されている。尚、手摺枠32上には移動手摺5を案内するために手摺案内体33が取付けられている。
【0030】
上記のように構成された欄干30の欄干照明は、明るさを必要とする本来の照明ではなく、安全や注意を喚起するための喚起照明である。そのために、欄干30の全域に亘って照明装置を設ける必要はなく、例えば、降客に降り口が近いことを知らせるために、乗降口近傍の内側パネル34に照明穴34Hを円形に明け、その照明穴34Hの裏側に、電界発光手段からなる欄干照明14を保持手段36によって円形に設置したのである。
【0031】
また、乗降床37と踏段3との境界を強調して乗降の安全を図るために、内デッキカバー10やスカードガード11の前記境界近傍に、照明穴10H,11Hを設け、これらの照明穴10H,11Hの裏側に電界発光手段からなる欄干照明14A,14Bを配置したのである。特に足元に注意を必要とするときは、欄干照明14Bのように、電界発光手段を複数配置すればよい。
【0032】
さらに、前記照明穴10H,11H,34Hは、夫々単独で設けてもよく、組合わせて設けてもよい。照明穴10H,11H,34Hを組合わせて設ける場合には、夫々の発光色を変えることにより、効果的な注意喚起を行うことができる。
【0033】
上記喚起照明によっても、ランプを用いていないので、ランプ切れの心配がなく、また多数の配線を必要とすることはない。
【0034】
ところで、以上説明した各実施の形態において、欄干照明14(14a,14b,14A〜14C,26)の夫々は、一本で一種の発光層を備えているので、単一色を発光させている。一方、一本の欄干照明14(14a,14b,14A〜14C,26)で、複数色を発光させたい場合には、複数種の発光層を長手方向に交互に備えることにより達成できる。
【0035】
しかし、適用箇所によって発光の範囲が決まっていなく、そのような箇所に即適用したい場合には発光層の着脱ができないので対応が困難な場合がある。そのような場合には、図9に示すような構成とすることにより、容易に複数色の発光色を得ることができる。
【0036】
即ち、図9において、欄干照明14として自然光を発光するものを用い、これらを覆う透明保護体21を異なる色に着色した複数の透明保護体21A〜21Cとしたのである。そして、透明保護体21A〜21Cの色と長さを、適用場所に合わせて選定することにより、必要箇所に必要な色を発光させることができるようになる。
【0037】
尚、上記着色透明保護体21A〜21Cを用いると、異色発光部の境界が明確になり、適用場所によっては、異色発光部の境界を目立たないように変化させたい場合がある。
【0038】
そのような場合には、図10に示すように、発光色の異なる欄干照明群40,41を用い、夫々の欄干照明群40,41から、標準長さの欄干照明40A,41Aに対して、相手側まで延長した欄干照明40B,41Bと、標準長さの欄干照明40A,41Aより短い欄干照明40C,41Cを並設すれば、異色発光部が互いに重なった部分で、発光色が次第に変化するようになる。
【0039】
以上の各実施の形態は、例えば図3に示すように、欄干照明14の周囲全体を断面角型の透明保護体21で覆っているが、この種透明保護体21に限定されるものではなく、例えば色々な断面角型の透明保護体21に凹溝を形成し、この凹溝内に欄干照明14を挿入して保持したり、断面が円形であってもよい。
【0040】
以上の各実施の形態は、新設エスカレーターへの適用例であるが、既設エスカレーターの欄干照明を改修により電界発光手段による欄干照明に変えることもできる。即ち、図11に示す欄干照明は、ガラスパネル8の上端に、移動手摺5の移動を案内する手摺案内枠50を固定し、この手摺案内枠50を、ガラスパネル8へ固定するための断面逆U字溝の固着部53を有する下枠51と、前記移動手摺5の手摺案内体33を支持した断面U字状の上枠52とで構成している。従来においては、前記下枠51の空間を利用して蛍光灯などの欄干照明を設置し、光透過性の照明カバー54で覆っているが、本実施の形態によれば、蛍光灯や蛍光灯に必要な器具及び配線を除去し、そこに前述の線状の電界発光手段を複数本束ねた欄干照明55を設置したのである。尚、図中56は、光反射板である。
【0041】
このように、既設の欄干照明に代えて電界発光手段による欄干照明を簡単に設置することができる。
【0042】
ところで、以上の各実施の形態は、乗客コンベアとしてエスカレーターを説明したが、隣接する踏段あるいは踏板間に段差のない電動道路にも適用できることは云うまでもない。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、欄干照明のランプ切れがなく、欄干照明の配線数の少ない乗客コンベアを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による乗客コンベアの欄干を示す縦断面図。
【図2】本発明による乗客コンベアを示す側面図。
【図3】本発明の乗客コンベアの欄干照明を示す斜視図。
【図4】本発明による乗客コンベアの他の実施の形態を示す側面図。
【図5】本発明による乗客コンベアの他の欄干照明を示す断面図。
【図6】本発明による乗客コンベアの他の欄干を示す縦断面図。
【図7】本発明による乗客コンベアのさらに他の実施の形態を示す側面図。
【図8】図7のIX−IX線に沿う拡大断面図。
【図9】本発明の乗客コンベアの他の欄干照明を示す斜視図。
【図10】本発明の乗客コンベアのさらに他の欄干照明を示す概念図。
【図11】本発明の乗客コンベアの別の欄干照明を示す要部断面図。
【符号の説明】
2…枠体、3…踏段、4…欄干、5…移動手摺、8…ガラスパネル、9…手摺案内体、14…欄干照明、16…第1の電極、17…発光層、19…第2の電極、21…透明保護体。
Claims (2)
- 移動する複数の踏段の両側に沿って立設されガラスパネルを備えた欄干と、この欄干の周縁に案内されて移動する移動手摺と、欄干照明とを備えた乗客コンベアにおいて、前記移動手摺を案内する手摺案内体を前記ガラスパネルの周縁に設け、この手摺案内体と前記ガラスパネルの上端との間に前記欄干照明を設け、この欄干照明を、発光層を電位差で発光させる発光手段により構成し、前記ガラスパネルを枠体に固定する固定具と前記ガラスパネルの下端との間に光反射材を設けたことを特徴とする乗客コンベア。
- 移動する複数の踏段の両側に沿って立設されガラスパネルを備えた欄干と、この欄干の周縁に案内されて移動する移動手摺と、欄干照明とを備えた乗客コンベアにおいて、前記移動手摺を案内する手摺案内体を前記ガラスパネルの周縁に設け、この手摺案内体と前記ガラスパネルの上端との間に光反射材を設け、前記ガラスパネルを枠体に固定する固定具と前記ガラスパネルの下端との間に前記欄干照明を設け、この欄干照明を、発光層を電位差で発光させる発光手段により構成したことを特徴とする乗客コンベア。
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