JPH0511609Y2 - - Google Patents

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JPH0511609Y2
JPH0511609Y2 JP1986084861U JP8486186U JPH0511609Y2 JP H0511609 Y2 JPH0511609 Y2 JP H0511609Y2 JP 1986084861 U JP1986084861 U JP 1986084861U JP 8486186 U JP8486186 U JP 8486186U JP H0511609 Y2 JPH0511609 Y2 JP H0511609Y2
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fluorescent discharge
light guide
lighting device
discharge tube
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、乗客コンベヤの移動手摺下方など
に設ける照明装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図ないし第8図によつて、実開昭54−
131297号公報に示されているような従来の照明装
置を乗客コンベヤに用いるものを例にして説明す
る。
第5図ないし第8図において、1は乗客コンベ
ヤの主枠、2は図示しない踏段の両側に配置さ
れ、主枠1上に長手方向に沿つて立設された欄
干、3は欄干2を構成する欄干パネルで、通常は
透明ガラス板が用いられている。4は欄干パネル
3の上縁部にパツキン5を介して固定された欄干
フレーム、6は欄干フレーム4の上部に支持され
た移動手摺、7は棒状の蛍光灯などからなる蛍光
放電管であり、これらの蛍光放電管7は上記フレ
ーム4の下部に設けた溝4a部に沿つて複数が直
列に配置されている。8は蛍光放電管7を着脱可
能に保持するホルダであり、ホルダ8はねじ9に
よつてフレーム4に固定されている。10はフレ
ーム4の溝4a下面開口両側の突縁部にフランジ
10aが着脱可能に支持された乳白色などの透光
性プラスチツクからなる照明カバーであり、照明
カバー10は蛍光放電管7を覆つている。11は
蛍光放電管7の口金13に接続されるソケツト、
12はソケツト11に接続された配線であり、配
線12はフレーム4の溝4aの天井壁より上部内
に収容されてその長手方向に延びている。
以上のように構成された照明装置は、蛍光放電
管7を点灯すると、光が照明カバー10、欄干パ
ネル3を透過して欄干2外の移動手摺6下方を照
明する。
また実開昭60−76886号公報第6図には、直線
状に連結配置した蛍光ランプの隣接するソケツト
および蛍光ランプの端部下方を覆つて透明樹脂で
成型したプリズム体を設け、蛍光ランプからの光
をその内部に導光し、プリズム体の下面より放射
するようにしたものが示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のように構成された前者の蛍光放電管を長
手方向に直列に配設した照明装置では、隣接する
棒状の蛍光放電管7の両端部にはそれぞれ口金1
3が設けられ、口金13がソケツト11に接続支
持され、またソケツト11間に隙間14が設けて
あるため、口金13、ソケツト11および隙間1
4の部分が暗く、これらが暗部Aとなつて蛍光放
電管7の発光部7dによる明部B間にでき、見栄
えが悪いという問題点があつた。
また、後者の照明装置では、蛍光ランプのソケ
ツト部の暗部を解消する点においては効果がある
反面、蛍光ランプの端部に近い発光部の下面がプ
リズム体で遮られて暗くなると共にプリズム体が
下方に位置するため必要以上にスペースを要し、
そのため照明カバーを標準サイズより大きく設定
しなければならず不経済であつた。
この考案は、上記のような問題点を解決して、
従来のスペース内において、放電管の光度を維持
し、蛍光放電管の端部間の暗部をなくし、あるい
は暗部の暗さを少なくして、見栄えをよくした照
明装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る照明装置は、複数の蛍光放電管
を長手方向に直列に配設した乗客コンベヤ用照明
装置において、一端部から入つた光が水平部から
垂直部を経て他端部から出るようにしたほぼL字
状の導光体を備え、この導光体の上記水平部をフ
レーム天上に固定し、上記一端部に蛍光放電管の
上部に近接して伸長する受光面を備え、上記導光
体の上記垂直部を隣接する蛍光放電管のソケツト
とソケツトの間に収納配設し、上記他端部に下方
へ光を拡散する出光面を備えたものである。
〔作用〕
この考案における照明装置は、蛍光放電管の発
光部から発する光が導光体に一端部から入り隣接
する蛍光放電管の間に位置する導光体の他端部か
ら出るので、隣接する蛍光放電管の端部間の従来
は暗部となつていた部分を明るくすることがで
き、暗部をなくし、あるいは暗さを少なくするこ
とができる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図,第2図に
ついて説明する。
第1図,第2図において、第5図ないし第8図
と同一符号は同一または相当部分を示し、15は
ほぼL字形の導光体であり、導光体15はポリカ
ーボネート樹脂など、蛍光放電管7端部付近の高
温に耐えられる耐熱性の透明プラスチツクからな
り、光が内面で反射して内部を進むように表面が
磨いてある。また、導光体15の一端部に設けた
受光面15aが蛍光放電管7の発光部7aの端部
に近接してその上方に配設され、導光体15の他
端部に設けた出光面15bが隣接する棒状の蛍光
放電管7のソケツト11間の隙間14下部に配設
されている。なお、この実施例の上述した以外の
構成は、第5図ないし第8図に示すものと同様で
ある。
以上のように構成された実施例の照明装置は、
棒状の蛍光放電管7の発光部7aから発する光の
上方に向うものが受光面15aから導光体15内
に入り、導光体15内の光が内面で第1図の矢印
に示すように反射し、最終端面である出光面15
bから出る。この原理は、光フアイバー内を光が
進む原理と同様に、光が物質の臨界角以上の角度
で臨界面に当つた時に全反射する原理に基いてい
る。導光体15の他端部に設けた出光面15bか
ら出た光は、第1図の矢印に例示するように、左
右に拡散し、蛍光放電管7端部の口金13やソケ
ツト11のように発光しない部分やソケツト11
間の隙間14の下方にも光を照射し、したがつて
照明装置の全長にわたつて暗部ができないか、で
きても暗部が明部と明るさがほとんど変わらず目
立たないものにすることができる。
第3図,第4図はこの考案の他の実施例を示
し、この実施例では、導光体15の一端部に設
け、蛍光放電管7の発光部7aと近接する受光面
15aを発光部7aの上半部外周面に沿う同心円
弧状に形成したので、受光面15aから導光体1
5に入射する光量が増加し、したがつて、出光面
15bから出射する光の光度を高くすることがで
きる。また、この実施例では、導光体15の他端
部に設け、隣接する蛍光放電管7の隙間14に位
置する出光面15bを曲面とし、出射する光がで
きるだけ左右方向に多くでるようにしたので、蛍
光放電管7の口金13、ソケツト11下方の光度
をより高くできる。なお、第3図,第4図におい
て、第1図,第2図と同一符号は同一または相当
部分を示し、第3図,第4図に示す実施例の上述
した以外の構成は第1図,第2図に示すものと同
様である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、複数
の蛍光放電管を長手方向に配設した乗客コンベヤ
用の照明装置において、一端部から入つた光が水
平部から垂直部を経て他端部から出るようにした
ほぼL字状の導光体を備え、この導光体の上記水
平部をフレーム天上に固定し、上記一端部に受光
放電管の上部に近接して伸長する受光面を備え、
上記導光体の上記垂直部を隣接する受光放電管の
ソケツトとソケツトの間に収納配設し、上記他端
部に下方へ光を拡散する出光面を備えたので、乗
客コンベヤのレイアウトによつて蛍光放電管のソ
ケツト間の距離が減少したり拡大することがあつ
ても、隣接する蛍光放電管の端部間の暗部をなく
し、あるいは暗部の暗さを少なくして、見栄えを
よくすることができる。
また、この考案によれば、蛍光放電管の上部に
近接して伸長する受光面より受光することによ
り、多量の光量を導光することができ、しかも蛍
光放電管の全長にわたつて照明の妨げとならな
い。
また、この考案によれば、導光体の垂直部をソ
ケツトとソケツトとの間に収納配設し、下方へ光
を拡散する出光面を備えたことにより、従来のス
ペースを拡大することなく、従来の装置をそのま
ま利用して均一な直線的照明が得られコストを低
減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による照明装置を
示す要部の側断面図、第2図は同横断面図、第3
図はこの考案の他の実施例による照明装置を示す
要部の側断面図、第4図は同横断面図、第5図は
従来の照明装置を有する乗客コンベヤの一例を示
す側面図、第6図は第5図の−線拡大断面
図、第7図は第5図の部の拡大図、第8図は第
6図の−線断面図である。 7……蛍光放電管、7a……発光部、10……
照明カバー、11……ソケツト、13……口金、
14……隙間、15……導光体、15a……受光
面、15b……出光面。なお、図中同一符号は同
一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の蛍光放電管を長手方向に直列に配設し
    た乗客コンベヤ用照明装置において、一端部か
    ら入つた光が水平部から垂直部を経て他端部か
    ら出るようにしたほぼL字状の導光体を備え、
    この導光体の上記水平部をフレーム天井に固定
    し、上記一端部に蛍光放電管の上部に近接して
    伸長する受光面を備え、上記導光体の上記垂直
    部を隣接する蛍光放電管のソケツトとソケツト
    の間に収納配設し、上記他端部に下方へ光を拡
    散する出光面を備えたことを特徴とする乗客コ
    ンベヤ用照明装置。 (2) 導光体は、蛍光放電管の発光部に近接する端
    部を上記蛍光放電管の外周面に沿う形状にした
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の乗客コン
    ベヤ用照明装置。 (3) 導光体は、隣接する蛍光放電管の間に配設す
    る端部を曲面に形成した実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の乗客コンベヤ用照明装置。
JP1986084861U 1986-06-04 1986-06-04 Expired - Lifetime JPH0511609Y2 (ja)

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JPS62197210U JPS62197210U (ja) 1987-12-15
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