JP2004302028A - 表示装置および誘導灯装置 - Google Patents

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Hiroshi Mitsuda
博志 満田
Hiroyoshi Tanabe
浩義 田邊
Kiyoshi Nakamura
潔 中村
Takao Koizumi
登夫 小泉
Hiroshi Okawa
博司 大川
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Abstract

【課題】斜め方向からの視認性を向上させ、光源の交換作業が容易にでき、かつ、表示板の明るさが均一な安価な表示装置および誘導灯装置を提供する。
【解決手段】表示装置101は、点灯装置を収納する本体10と、表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する表示板20と、表示板20の凹面側を照射する光源30とを具備する。表示装置401は、光源34から入射した光を表示板20の凹面側に出射する導光板50を具備する。また、一対の表示板20を略筒状に配置したり、表示板20を略筒状に一体的に形成したりする。さらに、誘導灯に用いるシンボルを表示して誘導灯装置とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は表示装置、特に、図柄の表示手段を有する表示装置および誘導灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の表示装置および誘導灯装置は、枠部を周囲に有し枠部の前面に開口部があり、内部に電気部品収納部が形成された器具本体と、器具本体の電気部品収納部に収納され光源を点灯させる点灯手段と、導光体と、導光体の少なくとも一辺に沿って光源を設けた表示手段とによって構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来の誘導灯は、背板に突設したV字状の基板上で、一方の面には緑発光の発光ダイオード装置、他方の面には赤発光の発光ダイオード装置がそれぞれ設置されて、ケース内に収容されている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、従来の誘導灯は、導光板およびその端面近傍に配置した線光源(冷陰極管)からなるエッジライト形の面発光装置と、面発光装置の裏面に貼着されたシート状の電界発光体とによって構成されている(例えば、特許文献3参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3246555号公報(第2−3頁、図1)
【特許文献2】
特開平6−4029号公報(第1−2頁、図1)
【特許文献3】
特開2002−341798号公報(第3−4頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電気部品収納部を有する光表示装置および誘導灯は、表示手段を構成する表示板や導光板が平板であるため、斜め方向からの視認性が十分ではなかった。また、光源がリフレクタの内部に配設されているため、光源を交換する際、取り外しづらく手間がかかっていた。また、前面と背面とに表示手段および光源が必要なため、高価であって、その取り付けに手間がかかっていた。
また、従来の発光ダイオード装置を有する誘導灯は、基板やリード線が一体的に形成されているため、交換が困難であった。また、カバーは図柄を表示する表示板ではなかった。
さらに、従来の面発光装置を有する誘導灯は、電界発光体(EL)が貼着された導光板を湾曲(八つ橋状)した場合、該導光板の直線状の側端面に線光源を配置するため、光が湾曲した方向に進むことになって、その進行や反射が均一でなく、面発光装置の前面が均一の明るさにならなかった。また、線光源を導光板の両方の側端面に配置する必要があり高価になっていた。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みなされたものであり、斜め方向からの視認性を向上させ、光源の交換作業が容易にでき、且つ、表示板の明るさが均一な安価な表示装置および誘導灯装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る表示装置は、点灯装置と、該点灯装置を収納する本体と、表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する表示板と、該表示板の凹面側に配置された光源と、該光源の光を前記表示板の方向に反射する背面板とを具備したことを特徴とするものである。
また、前記表示板の凹面側に配置された導光板と、該導光板の端面に沿って配置された光源と、前記導光板に導かれた光を前記表示板の方向に反射する背面板とを具備したことを特徴とするものである。
さらに、この発明に係る表示装置は、誘導灯のシンボルが表示された前記表示装置を有するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態1〜3に、光源から発する光を直接または背面板に反射させて間接的に表示板に照射する表示装置を示す。
実施の形態4〜10に、光源から発する光を導光板によって導いた後、これを直接または背面板に反射させてから間接的に表示板に照射する表示装置を示す。
実施の形態11に、誘導灯装置を示す。
【0008】
[実施の形態1]
(内照・片面式の1)
図1は本発明に係る表示装置の実施の形態1の1を示す斜視図である。図1において、表示装置101は、図示しない建造物の天井または壁面に設置される機器本体10(以下、本体と称す)と、本体10の下面13に設置された表示板20、光源30および背面板40とを具備している。
(本体)
本体10は、点灯装置を内部に配設した樹脂製または鋼板製の箱体である。図中、本体10の上面12が図示しない建造物の天井に、または本体10の側面14(後面)が図示しない建造物の壁面に設置されている。
【0009】
(表示板)
表示板20は断面円弧状(いわゆる、八つ橋形状)の透明または半透明の板体であって、ガラス、もしくは光透過性の良い樹脂たとえばアクリルやポリカーボネイト等の材質であり、透明に限らず、曇り、梨地、乳白色や所定の着色等の美的処理がされてもよい。
なお、後記するように形状は限定するものではなく、断面多角形状の溝形状、略樽形状や略鼓形状の一部、複数の曲面および平面によって形成された非対称の形状であってもよい。
表示板20の円弧状の面21の外面(凸面)または内面(凹面)に、たとえば、誘導灯のシンボル等の図柄が表示されている(以下、円弧状の面21を表示面21と称す)。なお、後記するように該図柄は誘導灯のシンボル等に限定するものではなく、所定の装飾図形を配したり装飾地(曇り、梨地等)にしたりしてもよい。
さらに、表示板20を可撓性を有する材料によって形成しておけば、衝突の際の破損が防止され、且つ衝撃が緩和される。
【0010】
(光源)
光源30は、本体10の下面13に設置され下方に突出している。そして、光源30の前面側に表示板20が、後面側に背面板40がそれぞれ配置されている。
光源30は、LED、無電極放電ランプ、冷陰極蛍光ランプ、直管蛍光ランプ、環形蛍光ランプ、電球の何れであってもよく、表示装置101が設置される場所や目的等に応じて選定する設計的事項である。とくに、無電極放電ランプや冷陰極蛍光ランプにすれば、LEDと同様に長寿命であり、一方、直管蛍光ランプや環形蛍光ランプにすれば、市場での入手が容易であって安価である。
【0011】
(背面板)
背面板40は矩形板であって、光の拡散性があり反射率が高い白色系の反射面を有する。材質は鋼板もしくはABSやASAやPET等の樹脂である。また、場合によっては鏡面や梨地正反射面でもよい。
背面板40は本体10の下面13に設置され下方に突出し、湾曲した表示板20の直線状の側縁部24、25がこれに当接している。したがって、表示板20と背面板40と本体10の下面13とによって底付きのコップ状の空間61が形成されている。そして、コップ状空間61の中に、光源30が配置されている。
【0012】
(効果)
したがって、光源30から発した光は直接または背面板40に反射して間接的に表示板20に照射されるから、前記図柄が浮き上がるように示されることになる。
このとき、表示板20が曲面もしくは多角形面になって突出しているため、平板の場合と比較して斜め方向からの表示面の見込み面積が大きくなり、また斜め方向の輝度も高まることから、表示面21はいろいろな方向(角度)からの視認性が向上している。たとえば、表示装置101が建造物の天井壁寄りに設置された場合でも、遠く離れた壁寄り位置から表示された図柄等を視認することが可能になる。
【0013】
なお、コップ状空間61の下方(表示板20の下端面23と背面板40の下端面43とによって包囲された範囲に同じ)は開放され、下方に向けて光が漏れるようになっているから、ダウンライトとしても機能している。また、該開放部を経由して光源30(本体10から突出して空間61内に配置されている)を直接取り扱うことができるから、光源30の交換が容易である。
【0014】
(内照・片面式の2)
図2は本発明に係る表示装置の実施の形態1の2を示す斜視図である。なお、図1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図2において、表示装置102は、図示しない建造物の壁面に設置される本体10と、本体10の前面11に設置された背面板40と、背面板40の前面側に配置された湾曲した表示板20と、背面板40と表示板20との間に設置された光源30(背面板40を介して本体10に固定されている)とを具備している。表示板20の側縁部24、25は背面板40を介して本体10に設置されている。
なお、表示板20の側縁部24、25を本体10の前面11または脇面15に直接設置して、側縁部24と側縁部25との間に背面板40を配置してもよい。また、背面板40と前面11とを一体化して形成してもよい。
したがって、湾曲した表示板20と背面板40とによって筒状空間62(底なしのコップ状の空間)が形成され、筒状空間62の中に光源30が配置されている。
【0015】
また、筒状空間62の上方(表示板20の上端面22と背面板40の上端面42とによって包囲された範囲に同じ)および下方(表示板20の下端面23と背面板40の下端面43とによって包囲された範囲に同じ)は開放され、上方および下方に向けて光が漏れるようになっている。よって、トップライトおよびダウンライトとしても機能し、また、該開放部を経由して空気の対流が生じて光源30の熱は散逸される。
さらに、表示装置102は、表示板20に表示された図柄が広い方向から視認できるという効果や、光源30を容易に取り替えることができるという効果を、実施の形態1の1(図1)と同様に奏するものである。
なお、図に示すものは、本体10の後面14が図示しない建造物の壁面に設置されているが、本体10の上面12を図示しない建造物の天井に設置してもよい。このとき、本体10を上方に延長して、表示板20の上端面22と建造物の天井との間に隙間を設けてもよい。
【0016】
(表示板)
図3および図4は本発明に係る表示装置の実施の形態1の3を示す表示板の斜視図である。表示板28は図1または図2における表示板20に代わるものであって、断面多角形状の板材である。
すなわち、図3、4において、表示板28、29はそれぞれ断面コ字状または開口した断面コ字状であって、右側面28a、29aと正面側面28b、29bと右側面28c、29cとを有している。なお、各側面同士が形成する折れ曲がり角度は限定するものではない。また、該折れ曲がり部は直線状の稜線を形成するものに限定するものではなく、所定の半径を有する角部(R形状部)であってもよい。
【0017】
したがって、表示板28、29を設置した表示装置(たとえば、表示装置101または後記表示装置)は、左側面28a、29aおよび右側面28c、29cに表示された図柄が、左方向および右方向から視認できるという効果を奏するものである。
なお、本発明における表示板の形状は図1〜3に記載したものに限定するものではなく、たとえば、略V字状、略U字状、略球状、略樽状、略鼓状を半切したもの、曲面と平面を組み合わせたもの等、表示装置が設置される場所や設置の目的に応じて選定自在である。
また、表示板28または29自体の透明度(半透明の程度)や、暈かしや梨地等の曇りの程度、あるいは着色の濃さ等も同様に選定自在である。さらに、表示される図柄やその数量は適宜選定されるものである。
【0018】
[実施の形態2]
(内照・両面・個別光源式の1)
図4は本発明に係る表示装置の実施の形態2の1を示す斜視図である。
図4において、表示装置201は、実施の形態1の1(図1)に示す表示装置101の表示板20と、光源30と、背面板40とをそれぞれ一対用意して、それぞれの背面板40の裏面同士(光源30が配置される面の反対側の面)を近接または当接させたものである。したがって、実施の形態1の1(図1)と同じ部分にはこれと同じ符号の数字を付し、一方の面側(たとえば、前面側)には「a」を他方の面側(たとえば、後面側)には「b」を添え、一部の説明を省略する。
【0019】
よって、前面側の表示板20aおよび後面側の表示板20bが略環状に配置されるため、いろいろな角度からの視認性が向上している。たとえば、表示装置201が建造物の廊下中央の天井に設置された場合でも、遠く離れた左右の何れの壁寄りの位置からも表示された図柄等を視認することが可能になる。また、実施の形態1の1(図1)と同様に、光源20a、20bを容易に取り替えることができるという効果を奏するものである。
なお、前面側の表示板20aの側縁部24a、25aと、後面側の表示板20bの側縁部25b、24bとをそれぞれ近接または当接して、表示板20aと表示板20bとによって断面環状の筒体を形成し、該筒体の内部に背面板40a、40bを配置してもよい。このとき、背面板40a、40bの脇面が露出しなくなる。なお、該筒体を一体的に形成してもよい。
【0020】
(内照・両面・個別光源式の2)
図5は本発明に係る表示装置の実施の形態2の2を示す斜視図である。
図5において、表示装置202は、実施の形態1の2(図2)に示す表示装置102の本体10の後面14に、後面側の背面板40bと、後面側の光源30bと、後面側の表示板20bとを設置したものである。なお、図2と同じ部分にはこれと同じ符号の数字を付し、前面側については「a」を添え、一部の説明を省略する。
【0021】
よって、前面側の表示面21aおよび後面側の表示面21bが本体10を挟んで略環状に配置されるため、いろいろな角度からの視認性が向上している。たとえば、表示装置201が建造物の廊下中央の天井に設置された場合でも、遠く離れた左右の何れの壁寄りの位置からも表示された図柄等を視認することが可能になる。また、実施の形態1の2(図2)と同様に、光源20a、20bを容易に取り替えることができるという効果を奏するものである。
なお、前面側の表示板20aの側縁部24a、25aを直接本体10の前面11または脇面15に設置し、側縁部24aと側縁部25aとの間に前面側の背面板40aを配置してもよい。
また、前面側の背面板40aと前面11とを一体化して形成してもよい。そして、後面側の背面板40bと後面14とを一体化して形成してもよい(すなわち、本体10の前後面に反射面を配置してもよい)。
【0022】
[実施の形態3]
(内照・全面・単一光源式)
図6は本発明に係る表示装置の実施の形態3を示す斜視図である。
図6において、表示装置301は、図示しない建造物の天井または壁面に設置される本体10と、本体10の下面13に設置された筒状の表示板26と、表示板26の内部空間63に配置された光源30とを具備している。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
表示板26は透明または半透明の筒体であって、円弧状の面(表示面に同じ)の外面(凸面)または内面(凹面)に、たとえば、誘導灯のシンボル等の図柄が表示されている。すなわち、光源30の周囲が筒状の表示板26によって包囲されているから、光源30から発した光は直接表示板26に照射されるため、光を反射するための背面板がなくても、前記図柄が浮き上がるように示されることになる。
【0023】
このとき、表示板20が筒状に形成されているため、いろいろな角度からの視認性が向上している。また、1つの光源で前方向を照射できるため、背面板が不要になって、部品点数が減少して安価に製造できる。そして、筒状の表示板26の下方は開放され、下方に向けて光が漏れるようになっているから、ダウンライトとしても機能している。
さらに、該開放部を経由して光源30(本体10から突出している)を直接取り扱うことができるから、光源30の交換が容易である。
なお、該筒状の断面形状は限定するものではなく、円形、楕円形、3角形や4角形、その他の多角形等、何れであってもよい。また、略樽状、略鼓状、あるいは複数の曲面および平面によって構成したものでもよい。
さらに、表示板26は一体的に形成された筒状体に限定するものではなく、複数の短冊材(たとえば、断面円弧状板等)を寄せ集めて形成してもよい。また、表示する図柄のデザイン、数量および表示方向は限定するものではない。
【0024】
[実施の形態4]
(板状導光板・片面式の1)
図7は本発明に係る表示装置の実施の形態4の1を示す斜視図である。
図7において、表示装置401は、図示しない建造物の天井または壁面に設置される本体10と、本体10の内部に設置された光源34と、本体10の下面13に設置された表示板20と、表示板20に対峙して本体10の下面13に設置された導光板50とを具備している。なお、実施の形態1の1(図1)と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
【0025】
(板状導光板)
導光板50は矩形平板からなり、本体10の下面13に設置されている。そして、導光板50の上端面52に対峙して直線状の光源34が配置されている。また、光源34はリフレクタ35と上端面52とに挟まれた状態にあり、光源34から発した光は直接またはリフレクタ35で反射して間接的に導光板50に入射する。
このとき、表示板20が湾曲しているにもかかわらず、導光板50は平板状であるから、導光板50内で入射した光は均一に導かれるため、表示板20の明るさにムラが生じることがない。なお、表示板20の必要な方向について表示輝度を高めたい場合、表示板20と導光板50との間に拡散シートまたはプリズムシート等の光学シートを配置してもよい。
また、光源34は直線状の上端面52に沿って配置されるため、光源34を直線状に形成することができから、安価で効率の良い光源34を用いることが可能になる。
【0026】
(背面板)
さらに、背面板40が、導光板50の後面側に当接または隙間を介して対峙しているから、導光板50に導かれた光の内で後面に出射したものは背面板40によって反射され、導光板50に入射した後、前面側に出射されることなる。
なお、表示板20の必要な方向について表示輝度を高めたい場合、背面板40を所定の断面円弧状に形成してもよい。また、背面板40と導光板50とを一体的に形成してもよい。
【0027】
(表示板)
よって、導光板50の前面側に断面円弧状(いわゆる、八つ橋形状)の透明または半透明の表示板20が配置されているから、導光板50に入射した光は直接または間接的に表示板20に照射され、表示板20に表示された図柄が浮き上がるように示されることになる。よって表示装置401は、実施の形態1の1(図1)と同様に良好な視認性を奏するものである。
なお、導光板50と表示板20と本体10の下面13とによって底付きコップ状の空間64が形成され、空間64の下方(表示板20の下端面23と導光板50の下端面53とによって包囲された範囲に同じ)は開放され、下方に向けて光が漏れるようになっているから、ダウンライトとしても機能している。
【0028】
(光源)
また、光源33は、LED、無電極放電ランプ、冷陰極蛍光ランプ、直管蛍光ランプ、電球の何れかであってもよく、表示装置401が設置される場所や目的等に応じて選定される設計的事項である。とくに、無電極放電ランプや冷陰極蛍光ランプにすれば、LEDと同様に長寿命であり、また、直管蛍光ランプにすれば、市場における入手が容易であって安価である。
【0029】
(板状導光板・片面式の2)
図8は本発明に係る表示装置の実施の形態4の2を示す斜視図である。
図8において、表示装置402は、図示しない建造物の天井または壁面に設置される本体10と、本体10の前面11に直接または所定の間隔を設けて設置された背面板40と、背面板40に直接または所定の間隔を設けて設置された導光板50と、導光板50に対峙して配置された表示板20と、導光板50の上端面52に沿って本体10の前面11に設置された光源34(リフレクタ35を有している)とを具備している。なお、図7と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
【0030】
すなわち、湾曲した表示板20の直線状の側縁部24、25が導光板50および背面板40を介して側面13に設置され、導光板50と表示板20とによって筒状(底なしのコップ状)の空間64が形成されている。
そして、筒状空間64の上方(表示板20の上端面22と導光板50の上端面52とによって包囲された範囲に同じ)および下方(表示板20の下端面23と導光板50の下端面53とによって包囲された範囲に同じ)は開放され、上方および下方に向けて光が漏れるようになっているから、トップライトおよびダウンライトとしても機能する。
【0031】
さらに、筒状空間64が煙突効果を発揮して上下の開放部を経由して空気の対流が生じるから、光源30の熱は散逸される。また、光源34が本体10の前面11から突出して設置されているため、直接取り扱うことができ容易に交換することが可能になる。
なお、表示装置402の表示板20、導光板50、背面板40、光源34、あるいは光学シート等の配置形態は実施の形態4の1(図7)に示す表示装置401に準じるため、表示装置401と同様の作用・効果を奏する。
【0032】
[実施の形態5]
(板状導光板・両面式の1)
図9は本発明に係る表示装置の実施の形態5の1を示す斜視図である。
図9において、表示装置501は、実施の形態4の1(図7)に示す表示装置401の表示板20を一対用意して、これらを導光板50の両面に近接または当接させたものである。なお、実施の形態4の1(図7)と同じ部分にはこれと同じ符号の数字を付し、一方の面側(たとえば、前面側)には「a」を他方の面側(たとえば、後面側)には「b」を添付し、一部の説明を省略する。
すなわち、光源34はリフレクタ35と導光板50の上端面52とに挟まれた状態にあるから、光源34から発した光は直接またはリフレクタ35に反射して間接的に導光板50に入射し、該入射した光は導光板50の両方の面から前面側および後面側の双方に出射することなる。
よって、導光板50を両方から挟み付けるように配置されている表示板20a、20bに光源34から発した光が入射し、表示板20a、20bに表示された図柄が浮き上がるように示されることになる。 つまり、 導光板50の両側にそれぞれ表示板20a、20bが配置されているから、背面板を設置する必要がない。
【0033】
よって、前面側の表示板20aおよび後面側の表示板20bが略環状に配置されるため、いろいろな角度からの視認性が向上している。たとえば、表示装置501が建造物の廊下中央の天井に設置された場合でも、遠く離れた左右の何れの壁寄りの位置からも表示された図柄等を視認することが可能になる。
なお、表示装置501の表示板20a、20b、導光板50、光源34、あるいは光学シート等の配置形態は実施の形態4の1(図7)に示す表示装置401に準じるため、表示装置401と同様の作用・効果を奏する。
【0034】
(板状導光板・両面式の2)
図10は本発明に係る表示装置の実施の形態5の2を示す斜視図である。図10(天井に設置されたもの)において、表示装置502は、実施の形態4の2(図8)に示す表示装置402の本体10の後面14に、前面11と同様の後面側の背面板40bと、後面側の導光板50bと、後面側の光源34bとをそれぞれ設置したものである。なお、図8と同じ部分にはこれと同じ符号の数字を付し、前面側については「a」を添え、後面側については「b」を添え、一部の説明を省略する。
よって、前面側の表示面21aおよび後面側の表示面21bが本体10を挟んで略環状に配置されているため、いろいろな角度からの視認性が向上する。たとえば、表示装置502が建造物の廊下中央の天井に設置された場合でも、遠く離れた左右の何れの壁寄りの位置からも表示された図柄等を視認することが可能になる。
なお、表示装置502の表示板20a、導光板50a、背面板40a、光源34a、あるいは光学シート等の配置形態、および表示板20b、導光板50b、背面板40b、光源34b、あるいは光学シート等の配置形態は実施の形態4の1(図7)に示す表示装置401に準じるため、表示装置401と同様の作用・効果を奏する。
【0035】
[実施の形態6]
(板状導光板・全面式)
図11は本発明に係る表示装置の実施の形態6を示す斜視図である。
図11において、表示装置601は、実施の形態5の1(図9)に示す表示装置501の表示板20a、20bを一体的に形成して筒状の表示板26にし、その内部空間66に導光板50を配置したものである。なお、図9と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
すなわち、表示板26が環状(断面円形、楕円形、矩形、多角形等)であるため、導光板50の脇面が露出しないから意匠性が向上するとともに、表示装置501と同様の作用・効果を奏する(表示装置401とも同様の作用・効果を奏する)。
【0036】
[実施の形態7]
(円弧状導光板・片面式の1)
図12は本発明に係る表示装置の実施の形態7の1を示す斜視図である。図12において、表示装置701は、実施の形態4の1(図7)に示す表示装置401において、導光板50および背面板40を、表示板20に準じて湾曲形状に形成したものである。なお、実施の形態4の1(図7)と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
【0037】
(円弧状導光板)
導光板57は表示板20と略同一形状である断面円弧状(いわゆる、八つ橋状)に形成され、表示板20の凹面(後面)に当接または所定の間隔を介して配置されている。
また、背面板47は導光板57と略同一形状である断面円弧状に形成され、導光板57の凹面(後面)に当接または所定の間隔を介して配置されている。
さらに、光源37は、導光板57の上端面(図示しない)に沿って円弧状に形成され、本体10の内部に設置されている。また、光源37に沿ってリフレクタ38(図示しない)が配置されている。
【0038】
このとき、光源37から発した光は直接またはリフレクタ38に反射して間接的に導光板57に入射し、円弧状の上端面から主に鉛直下方に向かって散乱しながら進むことになる。このため、光源37を導光板57の直線状の側縁部58、59に設置した場合のように、側縁部58、59から発した光が円弧方向に向かって散乱しながら進むことようなことがないから、表示板の明るさが不均一になることがない。
なお、表示板20の必要な方向について表示輝度を高めたい場合、表示板20と導光板57との間の必要な方向に拡散シートまたはプリズムシート等の光学シートを配置してもよい。また、表示板20、導光板57および背面板47のそれぞれの曲率半径を調整(含む、複数の円弧によって形成)して、所定の表示輝度分布を付与してもよい。
【0039】
よって、表示装置701は、実施の形態4の1(図7)に示す表示装置401と同様の良好な視認性を奏する。
さらに、背面板47と導光板57とを、導光板57と表示板20とを、あるいは、背面板47と導光板57と表示板20とを、それぞれ一体的に形成すれば、部品点数が減少し、製作の迅速化や製品コストの低減を図ることができる。
なお、光源37は限定するものではないが、たとえば、LEDを使用する場合は、所定形状の基板上に複数のLEDを配置することが容易であるから、導光板57の形状(たとえば、曲率変形の変更等)への対応が容易になる。
【0040】
(円弧状導光板・片面式の2)
図13は本発明に係る表示装置の実施の形態7の2を示す斜視図である。
図13の(a)において、本体70は実施の形態7の1(図12)における本体10を湾曲した背面板47の後面側に配置したものである。
すなわち、本体70の前面は湾曲した凸面(以下、側面71と称す)に形成され、側面71に背面板47が当接また所定の間隔を設けて設置されている。なお、背面板47と側面71とを一体的に形成してもよい。
よって、本体70が背面板47の後面側に収容されるため、本体を図示しない建造物の壁面に配置した場合でも、本体70の脇面の露出面積を狭くすることができる。
また、表示装置702の表示板20、導光板57、背面板47、光源37、あるいは光学シート等の配置形態は実施の形態7の1(図12)に示す表示装置701に準じるため、表示装置701と同様の作用・効果を奏する(表示装置401と同様の良好な視認性をも奏する)。
【0041】
(円弧状導光板・片面式の3)
図13の(b)において、表示装置703は、図13の(a)に示す表示装置702における本体70を背面板47の後面内に完全に収容したものである。なお、図13の(a)と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
すなわち、本体80は 背面板47の後面内に完全に収容自在なように小型化され、表示板20によって覆われている。したがって、表示装置703を図示しない壁面に取り付けた際、表示板20の側縁部24、25は該壁面に当接または所定の間隔を設けて対峙するから、本体80が露出することがなく、意匠性が向上する。
よって、表示装置703は表示装置702(実施の形態7の2(図13))と同様の作用・効果を奏する(表示装置401と同様の良好な視認性をも奏する)。
【0042】
[実施の形態8]
(円弧状導光板・両面式の1)
図14は本発明に係る表示装置の実施の形態8を示す斜視図である。
図14の(a)において、表示装置801は、実施の形態7の1(図12、天井に設置されたもの)に示す一対の表示装置701を、背面板47の凹面(後面)を互いに突き合わせるように配置し、それぞれの本体10を共通にしたものである。なお、実施の形態7の1(図12)と同じ部分にはこれと同じ符号の数字を付し、前面側には「a]を後面側には「b]を添え、一部の説明を省略する。なお、本体10に収容される光源37aと光源37bを一体化して、図示しない環状の光源にしてもよい。
よって、前面側の表示板20aと後面側の表示板20bとがそれぞれ背中合わせに配置され、略環状を形成するため、いろいろな角度からの視認性が向上している。たとえば、表示装置801が建造物の廊下中央の天井に設置された場合でも、遠く離れた左右の何れの壁寄りの位置からも表示された図柄等を視認することが可能になる。
【0043】
(円弧状導光板・両面式の2)
図14の(b)において、表示装置802は、表示装置801(図14の(a))における前面側の背面板47aおよび後面側の背面板47bをそれぞれ撤去したものである。なお、図14の(a)と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、前面側には「a]を後面側には「b]を添え、一部の説明を省略する。
すなわち、前面側の導光板57a内に導かれた光は、前面側の導光板57aの両面から出射するため、前面側に出射した光は前面側の表示板20aに入射し、一方、後面側に出射した光は後面側の導光板57bを透過して後面側の表示板20bに入射する。また、後面側の導光板57b内に導かれた光についても同様である。
よって、前面側の背面板47aおよび後面側の背面板47bを撤去しても、表示装置801と同様の作用・効果を奏する。
このとき、部品点数が減少するから製作コストの低減が図られる。また、内部空間68の下方(導光板56の下端面59によって包囲された範囲に同じ)は開放され、下方に向けて光が漏れるようになっているから、ダウンライトとしても機能する。
なお、表示板20a、20bの必要な方向について表示輝度を高めたい場合、導光板57a、57bの外周側または内周側の一方または両方に拡散シートまたはプリズムシート等の光学シートを配置してもよい。
【0044】
[実施の形態9]
(筒状導光板・全面式の1)
図15は本発明に係る表示装置の実施の形態9を示す斜視図である。
図15の(a)において、表示装置901は、実施の形態8の1(図14の(a))に示す表示装置801の前面側の表示板20aと後面側の表示板20bとを一体的に形成して筒状の表示板26とし、同様に、前面側の導光板57aと後面側の導光板57bとを一体的に形成して筒状の導光板59とし、前面側の背面板47aと後面側の背面板47bとを一体的に形成して筒状の背面板49とし、光源37aと光源37bとを一体化して環状の光源39としたものである。なお、本体10は図14に示す本体10に同じである。
【0045】
よって、部品点数が減少して製造コストの低減を図ることが可能になる。なお、筒状の表示板26と導光板59と背面板49とは、互いに当接しても所定の間隔を設けて対峙してもよい。また、当接する2または3の筒状体を一体化して形成すれば、部品点数がさらに減少する。
また、表示板26が繋ぎ目のない曲面を具備するから、実施の形態8の1(図14)に示す表示装置801と同様の作用・効果を奏するとともに、何れの方向にでも図柄を表示することができるから意匠性が向上する。
なお、表示板26の必要な方向について表示輝度を高めたい場合、表示板26と導光板59との間に拡散シートまたはプリズムシート等の光学シートを配置してもよいし、表示板26と導光板59と背面板49のそれぞれの楕円度を調整(含む、複数の円弧面によって形成)してもよい。
【0046】
(筒状導光板・全面式の2)
図15の(b)において、表示装置902は、表示装置902(図15の(a))における筒状の背面板49を撤去したものである。なお、図15の(a)と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
すなわち、実施の形態8の2(図14の(b))に示す表示装置802と同様に、背面板49を撤去しても、表示装置901(図15の(a))と同様の作用・効果を奏する。よって、部品点数が減少するから、製造コストの低減化を図ることができる。
なお、内部空間69の下方(導光板59の下端面によって包囲された範囲に同じ)は開放され、下方に向けて光が漏れるようになっているから、ダウンライトとしても機能する。
【0047】
[実施の形態10]
図16および図17は本発明に係る表示装置の実施の形態10を示す斜視図である。
(円弧状導光板・両面式の2)
図16の(a)において、表示装置1001は、実施の形態7の1(図13の(a))に示す一対の表示装置702(天井に設置されたもの)を、本体10を背中合わせに突き合わせ、それぞれの本体10を一体化し、これを本体90としたものである。なお、図13の(a)と同じ部分にはこれと同じ符号の数字を付し、前面側には「a]を後面側には「b]を添え、一部の説明を省略する。
【0048】
すなわち、本体90は、前面側および後面側にそれぞれ断面円弧状の側面91aおよび91bとを有している。そして、前面側の表示板20aと、前面側の導光板57aと、前面側の背面板47aとが、積層するように本体90の前面側の側面91aに設置されている。また、同様に、後面側の表示板20bと、後面側の導光板57bと、後面側の背面板47bとが、積層するように本体90の後面側の側面91bに設置されている。
【0049】
さらに、光源37a、37b(図示しない)は、導光板57a、57bの上端面に沿ってそれぞれ円弧状に形成されて、本体90の側面91a、91bにそれぞれ設置されている。なお、光源37aと光源37bとを一体化して環状に形成してもよい。
なお、表示板20a、20bと導光板57a、57bと背面板47a、47bと側面91a、91bとの、それぞれの配置要領は実施の形態7の2(図13)に準じ、光源37a、37bから発せられた光が表示板26a、26bを照射する要領は実施の形態8の1(図14)に同じであるため、説明を省略する。
よって、表示装置1001は、前面側の表示板20aおよび後面側の表示板20bが略環状に配置されるため、表示装置702(図13の(a))と同様の作用、効果を奏するとともに、いろいろな角度からの視認性が向上している。
【0050】
(円弧状導光板・両面式の3)
図16の(b)において、表示装置1002は、図16の(a)に示す表示装置1001の前面側の表示面20aの直線状の側縁部24a、25aと後面側の表示面20bの直線状の側縁部25b、24bとを互いに突き合わせ、本体90を前面側の表示板20aと後面側の表示板20bとによって包囲したものである。なお、図16の(a)と同じ部分にはこれと同じ符号を添え、一部の説明を省略する。
よって、本体90が露出することがないため、意匠性が向上する。
【0051】
(円筒状導光板・全面式の2)
図17において、表示装置1003は、表示装置1002(図16の(b))の前面側の表示板20aおよび後面側の表示板20bとを一体的に形成して筒状の表示板26とし、同様に、前面側の導光板57aと後面側の導光板57bとを一体的に形成して筒状の導光板59とし、前面側の背面板47aと後面側の背面板47bとを一体的に形成して筒状の背面板49とし、光源37aと光源37bとを一体化して環状の光源39とし、筒状の背面板49の内部に本体90を収容したものである。
また、実施の形態9の1(図15の(a))に示す表示装置901の筒状の背面板49の内部に本体90を収容したものに同じである。したがって、図16の(a)および図15の(a)と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
よって、表示装置1002は、表示板26が繋ぎ目のない曲面を具備するから、表示装置1002と同様の作用・効果を奏するとともに、何れの方向にでも図柄を表示することができるから意匠性が向上する。
【0052】
[実施の形態11]
(誘導灯装置)
図18および図19は本発明に係る誘導灯装置の実施の形態の一部を示す斜視図である。
図18は、片面式または両面式の前記表示装置を誘導灯装置として使用した際の、表示板20の一例を示している。表示板20には、図柄として誘導灯のシンボル1が表示されている。なお、該図柄の数量は1つに限定するものではなく、表示板20の直線状の側端部24、25のそれぞれに近接して合計2つの図柄を表示してもよい。このとき、2方向から図柄を視認することができる。
また、表示板20の形状は断面円弧状に限定するものではなく、いずれの形状であってもよい(図3参照)。
さらに、光源37は円弧状板からなる基板37bと、基板37bに設置された複数個のLED37aからなっている。したがって、前記のように、光源37の形状を導光板57の上端面の形状と同一にすることが容易である。
よって、多方向からの視認性が良好な誘導灯装置が提供されることになる。
【0053】
図19は、全面式の表示装置を誘導灯装置として使用した際の、表示板26の一例を示している。筒状の表示板26には、誘導灯に用いるシンボル1が表示されている。なお、該図柄の数量は1つに限定するものではなく、表示板26の周方向に複数の図柄を表示してもよい。このとき、それぞれの方向から図柄を視認することができる。また、表示板26の形状は断面楕円状に限定するものではなく、円形、多角形等いずれの形状であってもよい。
さらに、光源39は円環状板からなる基板39bと、基板39bに設置された複数個のLED39aからなっている。したがって、前記のように、光源39の形状を導光板59の上端面の形状と同一にすることが容易である。
よって、多方向からの視認性が良好な誘導灯装置が提供されることになる。
【0054】
(誘導灯のシンボル)
図20は本発明に係る誘導灯装置に表示されるシンボルの実施例の一部を示す斜視図である。図20の(a)において、図柄2は避難口誘導灯に表示されるシンボルであって、人が走っている姿がデザインされている。図20の(b)において、図柄3は通路誘導灯に表示されるシンボルであって、矢印が大きく示されている。図20の(c)において、図柄4は通路誘導灯に表示されるシンボルであって、矢印と人が走っている姿が合わせて示されている。
【0055】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する表示板と、該表示板の凹面側に配置された光源または該表示板の凹面に光を出射する導光板とを具備しているから、斜め方向からの視認性が向上し、光源の交換作業が容易にでき、且つ、表示板の明るさが均一な安価な表示装置および誘導灯装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表示装置の実施の形態1の1(内照・片面式の1)を示す斜視図。
【図2】表示装置の実施の形態1の2(内照・片面式の2)を示す斜視図。
【図3】表示装置の実施の形態1の3を示す表示板の斜視図である。
【図4】実施の形態2の1(内照・両面・個別光源式の1)を示す斜視図。
【図5】実施の形態2の2(内照・両面・個別光源式の2)を示す斜視図。
【図6】実施の形態3(内照・全面・単一光源式)を示す斜視図。
【図7】実施の形態4の1(板状導光板・片面式の1)を示す斜視図。
【図8】実施の形態4の2(板状導光板・片面式の2)を示す斜視図。
【図9】実施の形態5の1(板状導光板・両面式の1)を示す斜視図。
【図10】実施の形態5の2(板状導光板・両面式の2)を示す斜視図。
【図11】実施の形態6(板状導光板・全面式)を示す斜視図。
【図12】実施の形態7の1(円弧状導光板・片面式の1)を示す斜視図。
【図13】実施の形態7の2(円弧状導光板・片面式の2)を示す斜視図。
【図14】実施の形態8(円弧状導光板・両面式の1)を示す斜視図。
【図15】実施の形態9(筒状導光板・全面式の1)を示す斜視図。
【図16】実施の形態10(円弧状導光板・両面式の2)を示す斜視図。
【図17】実施の形態10(円筒状導光板・全面式の2)を示す斜視図。
【図18】誘導灯装置の実施の形態の一部を示す斜視図。
【図19】誘導灯装置の実施の形態の一部を示す斜視図。
【図20】誘導灯装置に表示されるシンボルの実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 シンボル、10 本体、20 表示板(円弧状)、26 表示板(筒状)、30 光源、34 光源(直線状)、37 光源(円弧状)、39 光源(円環状)、40 背面板(平板状)、47 背面板(断面円弧状)、39 背面板(筒状)、50 導光板(平板状)、57 導光板(断面円弧状)、59 導光板(筒状)、70 本体、80 本体、90 本体。

Claims (17)

  1. 点灯装置と、該点灯装置を収納する本体と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する表示板と、
    該表示板の凹面側に配置された光源と、
    該光源の光を前記表示板の方向に反射する背面板とを具備したことを特徴とする表示装置。
  2. 点灯装置と、該点灯装置を収納する本体と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する前面側の表示板と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する後面側の表示板と、
    該前面側の表示板の凹面側に配置された前面側の光源と、
    該後面側の表示板の凹面側に配置された後面側の光源と、
    該前面側の光源の光を前面側の表示板の方向に反射する前面側の背面板と、
    該後面側の光源の光を後面側の表示板の方向に反射する後面側の背面板とを具備したことを特徴とする表示装置。
  3. 点灯装置と、該点灯装置を収納する本体と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する前面側の表示板と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する後面側の表示板と、
    該前面側の表示板および後面側の表示板の両方の凹面側に配置された前後面共用の光源とを具備したことを特徴とする表示装置。
  4. 点灯装置と、該点灯装置を収納する本体と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する筒状の表示板と、
    該表示板の筒状の内部に配置された光源とを具備したことを特徴とする表示装置。
  5. 点灯装置と、該点灯装置を収納する本体と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する表示板と、
    該表示板の凹面側に配置された導光板と、
    該導光板の端面に沿って配置された光源と、
    前記導光板に導かれた光を前記表示板の方向に反射する背面板とを具備したことを特徴とする表示装置。
  6. 点灯装置と、該点灯装置を収納する本体と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する前面側の表示板と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する後面側の表示板と
    該前面側の表示板の凹面側に配置された前面側の導光板と、
    該後面側の表示板の凹面側に配置された後面側の導光板と、
    該前面側の導光板の端面に沿って配置された前面側の光源と、
    該後面側の導光板の端面に沿って配置された後面側の光源と、
    前記前面側の導光板に導かれた光を前面側の表示板の方向に反射する前面側の背面板と、
    前記後面側の導光板に導かれた光を後面側の表示板の方向に反射する後面側の背面板とを具備したことを特徴とする表示装置。
  7. 点灯装置と、該点灯装置を収納する本体と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する前面側の表示板と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する後面側の表示板と、
    該前面側の表示板および後面側の表示板の両方の凹面側に配置された前後面共用の導光板と、
    該導光板の端面に沿って配置された光源とを具備したことを特徴とする表示装置。
  8. 点灯装置と、該点灯装置を収納する本体と、
    表示する図柄を具備した湾曲面または多角形面を有する筒状の表示板と、
    該表示板の筒状の内部に配置された導光板と、
    該導光板の端面に沿って配置された光源とを具備したことを特徴とする表示装置。
  9. 前記筒状の表示板が、略樽状、略鼓状、略球状、または複数の曲面ないし平面から構成された非対称形であることを特徴とする請求項4または8記載の表示装置。
  10. 前記導光板が、湾曲面または多角形面を有し、該湾曲した端面または多角形状の端面に沿って前記光源が配置されたことを特徴とする請求項5ないし7の何れかに記載の表示装置。
  11. 前記導光板が筒状であって、該筒状の端面に沿って前記光源が配置されたことを特徴とする請求項8記載の表示装置。
  12. 前記導光板が、前記表示板に対峙して当接または略平行に配置されたことを特徴とする請求項5ないし11の何れかに記載の表示装置。
  13. 前記導光板の凹面側の凹部に、前面本体が配置されていることを特徴とする請求項10記載の表示装置。
  14. 前記導光板の筒状の内部に、前面本体が配置されていることを特徴とする請求項11記載の表示装置。
  15. 前記光源が、LED、無電極放電ランプ、冷陰極蛍光ランプ、直管蛍光ランプ、環形蛍光ランプ、電球の何れかであることを特徴とする請求項1ないし14の何れかに記載の表示装置。
  16. 前記表示板が、可撓性を有することを特徴とする請求項1ないし15の何れかに記載の表示装置。
  17. 請求項1ないし16の何れかに記載の表示装置を有し、前記表示する図柄が誘導灯に用いるシンボルであることを特徴とする誘導灯装置。
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