JPH1185073A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

Info

Publication number
JPH1185073A
JPH1185073A JP25284197A JP25284197A JPH1185073A JP H1185073 A JPH1185073 A JP H1185073A JP 25284197 A JP25284197 A JP 25284197A JP 25284197 A JP25284197 A JP 25284197A JP H1185073 A JPH1185073 A JP H1185073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light guide
guide plate
display device
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25284197A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Inoue
勝之 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP25284197A priority Critical patent/JPH1185073A/ja
Publication of JPH1185073A publication Critical patent/JPH1185073A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 面照明装置である導光板と表示内容を描いた
透明シートを用いることで薄型で、曲面も可能な表示装
置を提供する。 【解決手段】 光源の蛍光ランプ2を導光板1の端部に
設け、光散乱体3を有する面に表示内容を描いた透明シ
ート6を積層し、装置全体を薄型とする。シート6を取
り替えるだけで表示内容を簡単に変更できる。導光板1
を曲面に合わせるだけで、表示内容を描いた透明シート
6を積層できるので、円柱面に表示装置を設置すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外、駅のホー
ム、通路など、建築物の壁面の広告表示板、さらには、
時刻表示板、道路標示板などの表示装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の壁面を利用した広告表示
板や、時刻表は、図4に示すように半透明の表示板に表
示すべき事項を描き、表示板の背面から蛍光ランプなど
の光源で照明光を与え、表示を浮きあがらせていた。
【0003】1メートルを超える大きな表示板となると
照明用の蛍光ランプを4〜5本必要とし、電力消費量が
大きく、また、蛍光ランプの直下は照明も十分である
が、離れると照度が落ち、均一な照明とならず明るさが
まだらとなっていた。これを解消するために蛍光ランプ
を密に配置しなければならず、消費電力を大きくする原
因となっていた。
【0004】高速道路等の案内標識や、屋上看板は、表
示面に対してライトを照射して表示事項を浮き上がらせ
ている。そこで、透明の導光板の表面または内部に光散
乱体を設け、導光板の端部の外側に配置した光源からの
光を光散乱体で乱反射させて、導光板の表面に導き、導
光板の表面を全体的に光らせる面照明装置を利用した広
告表示板が提案されている。たとえば、特開昭57−1
28383号公報、実開昭55−124104号公報、
実開昭63−109409号公報、特開平2−4358
2号公報などである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの表示
装置は、それ自体の厚みが大きく、壁面に設置すると、
壁面からの突出部分が大きくなり、薄い表示装置の開発
が望まれていた。また、表示内容に変更があると表面板
全体を取り替えなくてはならず、作業が煩雑であった。
そのうえ、屋外や地下鉄、トンネルに設置された場合に
は表示板の表面が直ぐに汚れてしまい、表面の照度が下
がり、表示が不鮮明になり、また、表示板裏側に空間が
あるため光を求めて小虫が入り込み、虫の影が表示板を
汚すという不都合があった。本発明は表示板を薄型と
し、表示内容の変更を簡単に行えるようにするととも
に、表示装置の表面の清掃を簡単におこなえ、小虫が表
示装置内部に入り込むことがないようにするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、裏面
側に光反射板を有し、表面に光の均一散乱のための模様
が印刷または成型してある透明材料の導光板の表面側に
光拡散シートを設け、少なくとも導光板の一端部に設け
た光源からなる面照明装置を利用し、表示すべき対象を
透明シートに描くことにより均一な照度で表示内容が照
明される薄型の表示板を得ることができ、この透明シー
トを取り替えることで表示内容を簡単に素早く変更でき
るようにしたものである。
【0007】
【作用】面照明装置の導光板に透明シートで表示するこ
とにしたので、装置全体を薄型とし、透明シートを替え
ることで表示内容を簡単に変更できる。表示内容を透明
シートに印刷等で描き、この透明シートを取り替えるこ
とで表示内容を簡易に素早く変更することができる。
【0008】表示内容が描かれた透明シートを透明板で
カバーすることで透明シートを保護し、さらには、透明
カバーの表面に薄い透明の複数層の剥離シートを貼り付
けることにより、清掃の手間を簡略化できるようにし
た。導光板を中空円柱状とすることで、円柱全周を表示
板とするこができる。光源を導光板の下端に設けたり、
導光板の下端から光が下方に照射されるようにすること
により、避難表示装置において、避難口を明示すること
ができる。導光板を背中合わせに張り合わせることによ
り、表裏両面を表示面とすることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の表示装置の実施例を図面
を参照して説明する。図1に示すように、表示装置は、
平板状の導光板1と、この導光板1の端部に設けた光源
としての蛍光ランプ2と、導光板1の裏面側の光反射板
4と表面側の光拡散板5から構成される。導光板1の表
面には散在させた多数の光散乱体3が設けてある。蛍光
ランプ2の導光板に接する部分は、蛍光膜が形成されて
おらず透明のガラス21のままであり、蛍光ランプ2が
発する光が蛍光膜を介さずに直接、導光板1に入射する
ようになっている。蛍光ランプ2は導光板1のいずれか
の端部に設ければよく、照度を上げる場合には蛍光ラン
プ2を上下端部または両側に設ける。
【0010】導光板1の透明材料は、透明性に優れたア
クリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレンが好まし
い。また、これらの透明樹脂材料の曲げ強度は、アクリ
ル樹脂:500〜1300kgf/cm2、ポリカーボ
ネート:950kgf/cm2前後、ポリスチレン:2
10〜980kgf/cm2と大きいため、補強材を必
要とせずに大判のものを作成することができる。
【0011】可撓性の導光板1としては、透明性が高い
樹脂材料であるポリメチルメタクリレート、ポリエチル
メタクリレート等の柔軟性を有するアクリル樹脂、エポ
キシアクリレート、ウレタンアクリレート等のアクリル
系共重合体、透明シリコンゴム等であり、特に、光の屈
折率が1.3〜1.5で、曲げ強度が50kgf/cm
2以下のシリコンゴムが好ましい。蛍光ランプ2は、表
示装置全体を薄くするために導光板1の厚みよりも直径
が小さい直管状のものが好ましいが、直径が大きくても
かまわない。
【0012】導光板1の表面の光散乱体3は、導光板1
内を伝搬してきた蛍光ランプ2からの照射光を導光板1
の表面側に散乱させるためのもので、酸化チタンを含む
白色塗膜をドット状にスクリーン印刷等で印刷したもの
である。
【0013】蛍光ランプ2から発せられて導光板1内を
伝搬する光の量は、蛍光ランプ2に近いほど多く、蛍光
ランプ2から遠いほど少なくなる。したがって、光を均
一に散乱させるため、光散乱体3を蛍光ランプ2に近い
領域ほどドットの密度が低く、蛍光ランプ2から遠い領
域の中央部ほどドットの密度が高くなるように印刷した
り、導光板の厚さを光源から遠くなるにつれて薄くす
る。
【0014】導光板1の表面に光拡散板5が設けられ、
裏面に光反射板4が積層されている。光拡散板5は、装
置前方から、光散乱体3のドットが見えるのを隠すもの
で、少なくとも片面が粗面化処理された透明樹脂板、ガ
ラス板や、乳白色半透明の樹脂シートにより構成され
る。
【0015】光反射板4は、銀、アルミニウム等を蒸着
した樹脂フィルムで構成されており、膜状のものが装置
全体を薄くできる。光反射板4は、光源の光を表面側に
のみ放出されるようにするとともに、発光効率を高める
働きをする。
【0016】表示装置に可撓性をもたせる場合には、光
拡散板5を、柔軟で可撓性を有する樹脂材料で構成す
る。一方、光反射板4は、装置後方に光が逃げないよう
にするもので、基材が薄くて柔軟であればよく白色のシ
ートでもよい。白色シートの基材としては、装置の軽量
化等を考慮すると、紙や樹脂シートが好ましい。
【0017】この光反射板4は、導光板1内の光を、導
光板1の裏面で全反射させるために、導光板1の裏面と
密着せず、空気層を介して接している必要がある。光反
射板4と導光板1との密着を防止するには、接する面を
粗面化する。光拡散板5の上に表示内容が描かれた透明
シート6を積層する。透明シート6には印刷又は直接表
示内容を描くことが可能である。
【0018】光源として、蛍光ランプ2に代えて、複数
の白熱電球を使用することができる。電球は蛍光ランプ
2と同じ位置に、一列に並べて配置する。同様に発光ダ
イオード、ネオン管等、種々の光源を使用することがで
きる。光源には寿命があるので、交換が容易にできるよ
うにして、交換作業を省力化する。蛍光ランプの場合、
蛍光ランプが予めセットされたカセット式にし、カセッ
トを導光板1の端部に取り付けるだけで光源の交換がお
こなえるようにすると、蛍光ランプのプラグをリセプタ
クルに差し込み回転して固定するという作業が省略で
き、交換作業を迅速に行うことができる。
【0019】図2に示すように、円柱などの曲面に表示
装置を設ける場合には、導光板1を曲面に合わせて曲げ
る。光源は導光板の形状にあわせたものを使用する。柔
軟な基体に発光ダイオードを埋設したものを導光板の端
部の曲線に合わせて配置する。図3に示すように、円柱
の全周に表示板を設ける場合には、光源を円柱の母線に
沿わせて配置することができるので直線光源を使用する
ことができる。導光板1を背中合わせに2枚重ね合わせ
ることで表裏両面を表示面とした表示装置となる。
【0020】非常口を示す表示板などでは導光板の下端
の光反射板を除き下端側から光が照射されるようにした
り、光源を下端に設けて下方にも光が照射されるように
することにより、足下照明とすることができ、非常時の
案内表示板として有効である。表示板をトンネル、地下
鉄などに設ける場合には、薄い透明膜を積層した剥離膜
を表面に設け、汚れが付いたら剥離膜1枚はがし、きれ
いな面を露出させることにより、清掃作業を省略するこ
とができる。剥離膜をはがし易いように角部にはタグを
設けておく。
【0021】
【発明の効果】本発明の表示装置は、面照明装置である
導光板を使用し、表示内容を透明シートに描いたので、
装置全体を薄型に構成することができた。導光板を弧状
または中空円柱状とすることで、円柱などの曲面に表示
板を設けることができるようになった。吊り下げ型の表
示板においては、導光板の下端部から放射される光で表
示板の下を照明することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置の全体構成図である。
【図2】円柱に設けた表示装置の例である。
【図3】円柱に設けた直線光源を有する表示装置の例で
ある。
【図4】従来の表示装置の1例である。
【符号の説明】
1 導光板 2 光源(蛍光ランプ) 3 光散乱体 4 光反射板 5 光拡散板 6 透明シート(表示面)
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】高速道路等の案内標識や、屋上看板は、表
示面に対してライトを照射して表示事項を浮き上がらせ
ている。そこで、透明の導光板の表面または内部に光散
乱体を設け、導光板の端部の外側に配置した光源からの
光を光散乱体で乱反射させて、導光板の表面に導き、導
光板の表面を全体的に光らせる面照明装置を利用した広
告表示板が提案されている。たとえば、特開昭57−1
28383号公報、実開昭55−124104号公報、
実開昭63−109409号公報、特公平2−4328
号公報などである。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面側に光反射板を有し、表面に光の均
    一散乱のための模様が印刷または成型してある透明な導
    光板、導光板の表面側に設けた光拡散板、導光板の端部
    に設けた光源、及び、光拡散板の上に設けた表示すべき
    対象を描いた透明シートからなる表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、透明シートは光透過
    型接着剤で光拡散板に接着してある表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1〜2において、透明シートが透
    明カバーで覆われている表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3において、導光板が曲面で
    あり、光源も導光板に合わせた曲線状のものである表示
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、導光板が中空円柱状
    であり、光源が円形である表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、導光板が中空円柱状
    であり、光源が円柱の母線に沿って配置されている表示
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6において、光源が着脱自在
    である表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5、7において、光源の両側
    に導光板を配置した表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜5、7において、光源を導光
    板の下端に設けたものであり、光源の下方を光源で照明
    する表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜4、7〜9において、導光
    板を背中合わせに張り合わせ、表裏が表示板となる表示
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10において、表面に複数
    層の透明剥離フィルムが貼り付けてある表示装置。
JP25284197A 1997-09-02 1997-09-02 表示装置 Pending JPH1185073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25284197A JPH1185073A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25284197A JPH1185073A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1185073A true JPH1185073A (ja) 1999-03-30

Family

ID=17242937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25284197A Pending JPH1185073A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1185073A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002017282A1 (en) * 2000-08-25 2002-02-28 Eleven Lighting Pty Limited Curved illuminated displays
JP2004302028A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Mitsubishi Electric Corp 表示装置および誘導灯装置
JP2006158446A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Olympia:Kk 遊技機
CN102138086A (zh) * 2008-07-10 2011-07-27 3M创新有限公司 具有粘弹性光导的回射制品和装置
GB2480758A (en) * 2010-05-24 2011-11-30 Design Led Products Ltd Light guide with first and second light output surfaces
JP2015524077A (ja) * 2012-05-11 2015-08-20 パク サンジン 近距離無線通信を用いたステッカー型発光装置
US10228507B2 (en) 2008-07-10 2019-03-12 3M Innovative Properties Company Light source and optical article including viscoelastic lightguide disposed on a substrate

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002017282A1 (en) * 2000-08-25 2002-02-28 Eleven Lighting Pty Limited Curved illuminated displays
JP2004302028A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Mitsubishi Electric Corp 表示装置および誘導灯装置
JP2006158446A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Olympia:Kk 遊技機
CN102138086A (zh) * 2008-07-10 2011-07-27 3M创新有限公司 具有粘弹性光导的回射制品和装置
JP2011527771A (ja) * 2008-07-10 2011-11-04 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 粘弾性導光体を有する再帰反射物品及びデバイス
US9551475B2 (en) 2008-07-10 2017-01-24 3M Innovative Properties Company Retroreflective articles and devices having viscoelastic lightguide
US10228507B2 (en) 2008-07-10 2019-03-12 3M Innovative Properties Company Light source and optical article including viscoelastic lightguide disposed on a substrate
GB2480758A (en) * 2010-05-24 2011-11-30 Design Led Products Ltd Light guide with first and second light output surfaces
JP2015524077A (ja) * 2012-05-11 2015-08-20 パク サンジン 近距離無線通信を用いたステッカー型発光装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5625968A (en) Display system
JP2000011725A (ja) 面状発光装置及びそれを用いた遊技機
JP2011178391A (ja) 車両用の照明式ナンバープレートおよびそれを備えた車両
WO2010150364A1 (ja) 照明装置
JP2000222922A (ja) 照明装置及びそれを用いた遊技機
GB2030750A (en) Illuminated signs
TWM322560U (en) Backlight module and display device using the same
JP3267119B2 (ja) Led面光源
JPH1185073A (ja) 表示装置
TWI258551B (en) Illuminating logo device
JPH07234649A (ja) 照明装置および誘導灯装置
TWI293097B (en) Illuminated logo unit
JP2006227140A (ja) エッジライトパネル
JPH0841831A (ja) 内照式道路標示板
TWI330345B (ja)
JPH0841832A (ja) 内照式の道路標示板
JPH11327476A (ja) 曲面表示装置
KR100354242B1 (ko) 자동차번호판
JP2005017573A (ja) 標識、看板等の面発光表示装置
JP4975604B2 (ja) 自光式標識構体
JP2000019994A (ja) 照光装置
JP2002341798A (ja) 誘導灯
JP3020353U (ja) 標識発光装置
KR200222563Y1 (ko) 조명장치
KR20090012435U (ko) 후광 효과를 가지는 면발광 채널 간판