JP3346990B2 - エレベータかご室の照明装置 - Google Patents

エレベータかご室の照明装置

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JP3346990B2 JP23681796A JP23681796A JP3346990B2 JP 3346990 B2 JP3346990 B2 JP 3346990B2 JP 23681796 A JP23681796 A JP 23681796A JP 23681796 A JP23681796 A JP 23681796A JP 3346990 B2 JP3346990 B2 JP 3346990B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータのかご室
の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータのかご室照明について
図8、9を参照して説明する。
【0003】エレベータの照明板を主体にしたかご室照
明装置は本天井1に取付けた鋼板製照明ケース2に締
結された縦、横の逆T字形の金属製照明枠3に2枚以
上の乳白色の照明板4と照明枠3を本天井1より吊り金
具5で吊り下げ、ケース内には各照明板4の上方に円
形蛍光灯6位置し、更に、本天井にあるエレベータ
の法規上必要な救出口7に対応する照明板4の一枚は必
要に応じて外せるように構成している。このように構成
した照明装置は金属の照明枠が縦、横に入るため金
属製の照明枠が先に目に映り、乗客の印象に残らない
ありふれた一般的な照明装置になってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような縦横に設け
た金属製の照明枠を設けて全面を分割した乳白色のアク
リル製光天井は、その組立て時において、先ず金属製照
明枠を本天井に取付けて固定した後にこの照明枠に照明
板を取付けており、照明枠の取付け位置決めを正確に行
わなければならず、また、工程もより短いものが望まし
い。又、照明枠による影が生じ、見栄えが良くない。そ
こで照明部分(光天井)全面が光る天井が望ましい。
【0005】しかし、従来の光天井が上記のような構成
(照明枠で分割)であるのは次の理由からである。
【0006】前記照明枠は補強のためであり、又、天井
の中央部分に救出口を設ける必要があり(法規上の定
め)、そこで、光天井を分割して光天井を突き抜けて本
天井の救出口7に通じる出入口が形成出来るようにして
おかねばならないからである。このため光天井を大きな
照明板一枚で構成することが難しいのである。
【0007】そこで、金属性の照明枠部分を少くなくす
るか或いは無くして、組立てを容易にすると共に、光を
透過するアクリルなどの照明枠で構成し、あたかも一枚
の天井面が発光している感じを乗客に与える高い意匠性
のある光天井を得ることが望まれているのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るエレベ
ータかご室の照明装置は、本天井に取付けられた照明ケ
ースと、この照明ケースに締結された照明枠と、この照
明枠に支持されるとともに照明枠と同じ材質で構成され
た照明板と、前記照明ケース内に配置された照明手段と
を具備し、前記照明手段は、直管形ランプを縦、横に組
み合わせて配置して構成されたことを特徴とする。第2
の発明に係るエレベータかご室の照明装置は、本天井に
取付けられた照明ケースと、この照明ケースに締結され
た照明枠と、この照明枠に支持されるとともに照明枠と
同じ材質で構成された複数枚の照明板と、前記照明ケー
ス内に配置された照明手段とを具備し、前記照明板は、
表面を凹凸の形状に形成し、隣接する照明板同士の継目
を支持した前記支持枠の表面形状が、前記凹凸部と繋が
るように構成されたことを特徴とする。
【0009】上記のように、第1の発明によれば、照明
枠を照明板と同じ材質からなる材料で形成するととも
に、照明手段を、直管形ランプを縦、横に組み合わせて
配置して構成したので、照明板全面の発光をより均一に
することができる。また、第2の発明によれば、照明枠
を照明板と同じ材質からなる材料で形成するとともに、
照明板は、表面を凹凸の形状に形成し、隣接する照明板
同士の継目を支持した支持枠の表面形状が、凹凸部と繋
がるように構成されたので、照明装置があたかも一枚の
照明板で構成されたかのようになり、意匠性を高めるこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
【0011】 実施例1…… (図1〜図3 請求項1に相当) 本天井1に、照明ケース2に締結されて照明板外周囲の
みを支持する照明枠9、及び照明板10、11、10、
縦方向に取付けた直管形ランプ12、横方向に取付けた
直管形ランプ13より構成する。
【0012】照明枠9は逆T字形で照明ケース2と締結
しておく。照明板10、10の三辺は照明枠9に段付部
で支持され、照明板11は救出口7の下方に位置させ
る。
【0013】固定の照明板10と、救出の際取り外す照
明板11の取付部の構成は、図3に示す構成である。即
ち両側の照明板10、10は照明枠9にその三辺を支持
され、照明板11は救出の際に上にあげて横にずらし
て、救出口7への出入口を形成する。照明板の繋ぎの部
分は光漏れが無いように段付構造で支持する。このよう
に、分割した照明板もその周辺の縁の形状も変えて、隣
接する照明板同士を重ねて繋げ、補強の枠に照明板の強
度を全て頼らない構成にする。このように枠を出来るだ
け単純で軽い形状にして、全体として光の透過性が良く
なるようにする。
【0014】ランプの配置は縦に配置した直管形ラン
プ12だけではランプ保持具の部分が暗くなるため、照
明板全面が同じ明るさにならない。横方向に2本の直管
形ランプ13を配置することにより照明板全体を同じ明
るさになし、光むらの少ないより均一な全面発光を得
る。
【0015】更に、上記の照明ケース2と照明枠9、照
明板10、11を同じ材料で構成して照明効果をより高
める構成としても良い。照明枠と照明板とを同じ材料を
使用することにより、照明枠下部も光が通過し全面発光
の照明板を有する照明装置となる。光がどこも同じよう
な発光に見える全面発光の光天井となり、下から見上げ
た場合、金属面が見えないのでソフトな感じのかご照明
装置となる。
【0016】 実施例2…… (図4〜7 請求項2、3に相当)照明手段は、直管形ランプを縦、横に組み合わせて配置
するとともに、 照明板1と照明枠9を同材質のもの
で、照明板1の表面を凹凸状にした構成にする。即
、照明枠9と照明板1中間に位置する照明板
を支持する照明枠即ち支持枠14の下部16を同材質で
構成する。
【0017】照明板1はねじで照明ケース2に締結し
た構成にする。
【0018】支持枠14は上部の透明アクリル15に下
部の乳白アクリル16を重合接着し構成する。また、光
天井の外周囲を照明枠で支持するのみでなく、照明枠と
は別の支持枠で中間の照明板を支持する場合は、照明板
の上方に位置する支持枠の上部を透明板に、下部を照明
板と同材質で構成し、照明板全面の発光をより均一にす
る。
【0019】照明板同士を繋ぐ支持枠14は、繋ぎ部分
が隣接の照明板1、1の凹凸と同じになるような形
状にする。
【0020】即ち、支持枠の凸部16は、照明板1
凹凸と同じb深さの溝と同じa高さになし、更に、照明
板の凸部の幅cと同じd幅を有する十字形を成し、繋い
だとき継目が分かりにくく、あたかも一枚の照明板で構
成されているかのようになる。このように、照明板10
の表面を凹凸の溝加工意匠としたことにより継目のライ
ンが見えなく、また照明板10と照明枠9、及び支持枠
14の下部16を同材質で構成することにより全面が均
一な発光になる光天井となり、高い意匠性のある照明装
置が得られる。
【0021】支持枠14上部は透明アクリル製で光はそ
のまま透過するため影にはならない。支持枠14はその
両端を照明ケース2にねじ止めして(図7)繋がってい
て補強枠を兼ねているので、大きな全面発光の照明板が
構成出来る。
【0022】このように照明枠、支持枠が同材質であ
り、かつ照明枠、支持枠が照明板の一部を兼ねている構
成なので、照明板の取付組立は、枠の取付組立と同時に
出来ることになり、枠を予め組立ててから照明板を組付
ける従来のものに比し、枠の位置決めなどが不用であ
り、材料が同じであるから組付けも容易で、組立時間が
短くて済むことになる。
【0023】実施例3…… 照明装置に取付けた直管形ランプに調光装置とカレンダ
タイマを取付ける。
【0024】カレンダタイマで調光させランプの明るさ
を変える。例えば昼間は通常の明るさにし、夕方からは
昼間より明るさを落とすことに依り雰囲気を変えること
が出来る。
【0025】
【発明の効果】第1の発明によれば、照明枠と照明枠を
同じ材質で形成するとともに、照明手段を、直管形ラン
プを縦、横に組み合わせて配置して構成したので、照明
板全面の発光をより均一にすることができるまた、第
2の発明によれば、照明板の表面を凹凸形状とし、隣接
する照明板同士の継目を支持した支持枠の表面形状も、
凹凸部と繋がるように構成したので、より一層、意匠性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照明装置の正面断面図、
【図2】図1の底面図、
【図3】図1の部分詳細図、
【図4】本発明の他の実施例による照明装置の正面断面
図、
【図5】図4の部分詳細図、
【図6】図4のVI〜VI 線矢視図、
【図7】図5の部分詳細図、
【図8】従来の照明装置の正面断面図、
【図9】図8の底面図。
【符号の説明】
1 本天井 2 照明ケース 3 照明枠(金属製) 4 照明板 7 救出口 9 照明枠 10、11 照明板 12、13 直管形ランプ 14 支持枠

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本天井に取付けられた照明ケースと、こ
    の照明ケースに締結された照明枠と、この照明枠に支持
    されるとともに照明枠と同じ材質で構成された照明板
    と、前記照明ケース内に配置された照明手段とを具備
    し、 前記 照明手段は、直管形ランプを縦、横に組み合わせて
    配置して構成されたことを特徴とするエレベータかご室
    の照明装置。
  2. 【請求項2】 本天井に取付けられた照明ケースと、こ
    の照明ケースに締結された照明枠と、この照明枠に支持
    されるとともに照明枠と同じ材質で構成された複数枚の
    照明板と、前記照明ケース内に配置された照明手段とを
    具備し、 前記照明板は、表面を凹凸の形状に形成し、隣接する照
    明板同士の継目を支持した前記支持枠の表面形状が、前
    記凹凸部と繋がるように構成され たことを特徴とするエ
    レベータかご室の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記照明手段は、直管形ランプを縦、横
    に組み合わせて配置して構成されたことを特徴とする請
    項2記載のエレベータかご室の照明装置。
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CN106809714A (zh) * 2015-12-02 2017-06-09 东芝电梯株式会社 电梯的轿厢

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