JP3348550B2 - エレベーターかご室の天井照明装置 - Google Patents

エレベーターかご室の天井照明装置

Info

Publication number
JP3348550B2
JP3348550B2 JP30600494A JP30600494A JP3348550B2 JP 3348550 B2 JP3348550 B2 JP 3348550B2 JP 30600494 A JP30600494 A JP 30600494A JP 30600494 A JP30600494 A JP 30600494A JP 3348550 B2 JP3348550 B2 JP 3348550B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
liquid crystal
cab
light control
crystal light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30600494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08165078A (ja
Inventor
宏 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP30600494A priority Critical patent/JP3348550B2/ja
Publication of JPH08165078A publication Critical patent/JPH08165078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3348550B2 publication Critical patent/JP3348550B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベーターのかご
室の天井に設置される照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図は例えば特開平6−191774号
公報に示された従来のエレベーターかご室の天井照明装
置を示すかご室縦断面図である。図において、(1)は天
井で、その下面には絵柄(1a)が描かれている。(2)は天
井(1)の下方に配置された照明ランプ、(3)は同じく紫外
線ランプで、両ランプ(2)(3)は天井(1)に固定された遮
へい板(4)内に設置されている。(5)は遮へい板(4)に設
置されかご室内を照明するダウンライト、(6)はかご室
を構成する内壁である。
【0003】従来のエレベーターかご室の天井照明装置
は上記のように構成され、天井(1)には発光塗料で絵柄
(1a)などが描かれている。遮へい板(4)内には、照明ラ
ンプ(2)及びダウンライト(5)の外に紫外線ランプ(3)が
設置され、照明ランプ(2)及び紫外線ランプ(3)は、遮へ
い板(4)でかご室内からは見えないようにしてある。タ
イマ(図示しない)を用いて、紫外線ランプ(3)を用途
に合わせて点灯し、天井(1)を照射することにより、絵
柄(1a)が発光し、かご室内に異なる雰囲気が実現され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターかご室の天井照明装置では、天井(1)の絵柄
(1a)を紫外線ランプ(3)で照射しているため、時間の経
過とともに発光塗装の紫外線照射に対する発光の反応が
低下し、絵柄(1a)が明確には見えなくなって来る。発光
の反応を良くするためには、天井(1)に再度発光塗装し
なければならないが、一度設置された天井(1)に発光塗
装する作業は極めて困難である。平板な天井(1)を紫外
線照射しているだけであるため、絵柄(1a)に立体感及び
遠近感が出しにくい等の問題点がある。
【0005】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、照明模様を変化させ、かつ立体感及び遠
近感を出すことができるようにしたエレベーターかご室
の天井照明装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るエレベーターかご室の天井照明装置は、上面にそれぞ
れ異った模様が表現され通常時は不透明で電圧印加時に
は透明となる複数枚の液晶調光ガラス板を、重合して
ご室天井の下方に配置したものである。
【0007】また、第2発明に係るエレベーターかご室
の天井照明装置は、上面にそれぞれ異った模様が表現さ
れ通常時は不透明で電圧印加時には透明となる複数枚の
液晶調光ガラス板を上下に間隔を保ってかご室天井の下
方に配置したものである
【0008】また、第発明に係るエレベーターかご室
の天井照明装置は、第1又は第発明のものにおいて、
天井に光ファイバ照明を配置したものである。
【0009】
【作用】この発明の第1発明においては、異った模様が
表現された複数枚の液晶調光ガラス板を重合してかご室
天井の下方に配置したため、通常時に模様は見えず、液
晶調光ガラスに電圧を印加すれば単数の模様か複数の組
み合わされた模様が浮き出す。
【0010】また、第2発明においては、複数の液晶調
光ガラス板を上下に間隔を保って配置したため、異なる
高さにある模様が見える
【0011】た、第発明においては、天井に光ファ
イバ照明を配置したため、液晶調光ガラスに電圧を印加
したとき、光ファイバ照明も見える。
【0012】
【実施例】実施例1. 図1はこの発明の第1発明の一実施例を示す天井部縦断
面図であり従来装置と同様の部分は同一符号で示す(以
下の実施例も同じ)。
【0013】図において、(11)(18)は通常時は乳白色
で、電圧が印加されると透明になる液晶調光ガラス板
で、その上面にそれぞれ異った模様(12)(17)が印刷さ
、重合して配置されている。(13)は液晶調光ガラス板
(11)(18)の上部に重合された透明板からなる当て板で、
液晶調光ガラス板(11)(18)及び当て板(13)は共に支持金
具(14)によってねじ(15)で遮へい板(4)に固定されてい
る。
【0014】上記のように構成されたエレベーターかご
室の天井照明装置においては、常時すなわち液晶調光ガ
ラス板(11)(18)に電圧が印加されていないときは、全面
不透明(乳白色)なガラスとなり、模様(12)(17)は見え
ない。液晶調光ガラス板(11)だけに電圧を印加すると、
透明なガラスとなり、模様(12)が浮き出てくる。また、
両液晶調光ガラス板(11)(18)に電圧を印加することによ
り、模様(12)(17)が組 み合わされた模様が見られること
になる。このとき、液晶調光ガラス板(11)(18)の上に当
て板(13)があるため、液晶調光ガラス(11)(18)の模様(1
2)(17)以外の部分は当て板(13)の色が見えることとな
り、常時と電圧印加時とで異なる雰囲気をかご室内に与
える。
【0015】また、液晶調光ガラス板(11)(18)は支持金
具(14)を介してねじ(15)で固定されているため、容易に
取換え可能である。なお、模様(17)は液晶調光ガラス板
(18)の上面に印刷するものとしたが、当て板(13)の下面
に印刷してもよい。これは、以下の実施例についても同
様である。また、当て板(13)は透明板としたが、乳白色
アクリル樹脂材料製の不透明板も使用可能である
【0016】実施例2. 図2はこの発明の第2発明の一実施例を示す天井部縦断
面図である。この実施例は、図1のものに間隔片(20)を
設けて、液晶調光ガラス板(11)(18)を上下に間隔を保っ
て配置したものである。これにより、図のものよりも
更に立体感及び遠近感のある模様(12)(17)を見ることが
可能となる。
【0017】実施例. 図はこの発明の第発明の一実施例を示す天井部縦断
面図である。この実施例は、図のものから当て板(13)
を取り除き、天井(1)に光ファイバ(22)の先端を配置し
たものである。この光ファイバ(22)を点滅させることに
より、図のものよりも更に模様の変化、立体感及び遠
近感を得ることが可能となる。なお、光ファイバ(22)は
図1〜図のものにも適用可能である。この場合、当て
板(13)は透明板で構成することが必要となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、上面にそれぞれ異った模様が表現された複数枚の
液晶調光ガラス板を重合してかご室天井の下方に配置し
たので、通常時に模様は見えず、液晶調光ガラスに電圧
を印加すれば単数の模様か複数の組み合わされた模様が
浮き出し、劣化しやすい発光塗料を用いることなく、か
ご室内に異なる雰囲気を実現し、模様の変化、立体感及
び遠近感のある照明とすることができる効果がある。
【0019】また、第発明では、複数の液晶調光ガラ
ス板を上下に間隔を保って配置したので、異なる高さに
ある模様が見え、更に立体感及び遠近感に富んだ照明と
することができる効果がある
【0020】た、第発明では、天井に光ファイバ照
明を配置したので、液晶調光ガラス板に電圧を印加した
とき、光ファイバ照明も見え、更に立体感及び遠近感に
優れた照明とすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す天井部縦断面図。
【図2】この発明の実施例2を示す天井部縦断面図。
【図3】この発明の実施例3を示す天井部縦断面図。
【図4】従来のエレベーターかご室の天井照明装置を示
すかご室縦断面図。
【符号の説明】
1 天井、11,18 液晶調光ガラス板、12,17
模様、13 当て板、20 間隔片、22 光ファイ
バ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にそれぞれ異った模様が表現され通
    常時は不透明で電圧印加時には透明となる複数枚の液晶
    調光ガラス板を、重合してかご室天井の下方に配置して
    なるエレベーターかご室の天井照明装置。
  2. 【請求項2】 上面にそれぞれ異った模様が表現され通
    常時は不透明で電圧印加時には透明となる複数枚の液晶
    調光ガラス板を、上下に間隔を保ってかご室天井の下方
    に配置してなるエレベーターかご室の天井照明装置。
  3. 【請求項3】 天井に光ファイバ照明を配置したことを
    特徴とする請求項1または2に記載のエレベーターかご
    室の天井照明装置。
JP30600494A 1994-12-09 1994-12-09 エレベーターかご室の天井照明装置 Expired - Fee Related JP3348550B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30600494A JP3348550B2 (ja) 1994-12-09 1994-12-09 エレベーターかご室の天井照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30600494A JP3348550B2 (ja) 1994-12-09 1994-12-09 エレベーターかご室の天井照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08165078A JPH08165078A (ja) 1996-06-25
JP3348550B2 true JP3348550B2 (ja) 2002-11-20

Family

ID=17951925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30600494A Expired - Fee Related JP3348550B2 (ja) 1994-12-09 1994-12-09 エレベーターかご室の天井照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3348550B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08165078A (ja) 1996-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4860171A (en) Surface illuminating apparatus
WO2013085935A1 (en) Acoustic light panel
US5282117A (en) Light leveling means for fluorescent backlit displays or the like
JPH0719775U (ja) 蛍光表示装置
DE69008947T2 (de) Integrierte flache TFEL-Paneelfläche und vielfache Lichtquellen produzierende Randstrahlenstruktur.
CN100486491C (zh) 文化遗产陈列用陈列柜的照明装置
JP3348550B2 (ja) エレベーターかご室の天井照明装置
NO175399B (no) Diffusor til bruk i reklame-/informasjonstavler
JP3632165B2 (ja) 面状光源装置
JP3346990B2 (ja) エレベータかご室の照明装置
JPH09211230A (ja) 面状光源装置
JP2001256816A (ja) 面発光照明装置
KR200380978Y1 (ko) 멀티 컬러 발광보드
KR102680529B1 (ko) 양면에 간접조명의 표출이 가능한 벽체 조립체
KR200148048Y1 (ko) 빛을 이용한 표시부 투영장치
CN218848548U (zh) 一种便于改变投射图案的投射灯
JP3025769U (ja) 面状光源装置
KR200309485Y1 (ko) 빛을 이용한 표시부 투영장치
JPH06194525A (ja) 導光体及びその製造方法
JP2629160B2 (ja) 給油機
RU50469U1 (ru) Световая картина (варианты)
JPH02295884A (ja) エレベータのホールドア装置
JPH06235824A (ja) バックランプ用導光板の導光層
JPH0712078Y2 (ja) 建築用木目パネル及びこれを備えた内装構造
JPH028314Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees