JPH0223192A - マンコンベヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、建物の各階層に傾斜して設置されるエスカレ
ータや動く歩道（オートロード）等によるマンコンベヤ
に係り、このマンコンベヤにおける欄干の照明装置に関
する。

（従来の技術） 既に提案されているこの種のエスカレータニヨるマンコ
ンベヤは、第４図乃至第６図に示されるように構成され
ている。

即ち、第４図乃至第６図において、建物の各階層に傾斜
して設置されるエスカレータによるマンコンベヤにおけ
るトラス１には、乗客を乗せて移動する移動踏段２が無
端ベルト（図示されず）で搬送自在にして巻装されてお
り、この移動踏段２の両側の上記トラス１には、各デツ
キボード３が設けられている。又、この各デツキボード
３には、例えば、ガラス材のような透明なパネル４が立
設されており、このパネル４の上部には、第５図及び第
６図に示されるように、ガイドレール５を備えた手摺デ
ツキ６が緩衝ゴム７と一体をなす逆り字状の支持部材８
を介して取付は部材９で固定されている。さらに、この
ガイドレール５には、手摺ベルト１０が乗客を乗せて移
動する上記移動踏段２の動作に同期して移動するように
して巻装されている。

一方、上記パネル４の上部の外側の手摺デツキ６には、
断面がＵ字状をなす半透明なランプカバー１１が着脱自
在・に取付けられており、このランプカバー１１内の上
記支持部材８には、アングル状の各ブラケット１２が敷
設されている。又、この各ブラケット１２には、リード
線１３ａ備えた各ソケット１３が付設されており、この
各ソケット１３には、蛍光灯（スリムラインランプ）に
よる照明用ランプ１４が装着されている。

従って、上述したマンコンベヤにおける欄干の照明装置
は、上記照明用ランプ１４を点灯することにより、この
照明用ランプ１４からの照明光は、Ｕ字状をなす半透明
なランプカバー１１および透明なパネル４を透して上記
移動踏段２を照明するようになっている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述したこの種のマンコンベヤにおける
欄干の照明装置は、照明用ランプ１４からの照明光をＵ
字状をなす半透明なランプカバー１１および透明なパネ
ル４を透して上記移動踏段２を照明するようになってい
る関係上、照明用ランプ１４からの照度が低減されると
共に、照明範囲も上記移動踏段２から遠く離れて、乗客
の足下を暗くするおそれもあり、しかも、上記パネル４
の上部外側の手摺デツキ６に設置しているため、乗客の
目につくようになり、意匠的にも美観を損なうおそれが
ある。

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、照明用ランプからの照明光を有効適切に採光すると共
に、照明範囲も上記移動踏段から近付けるように構成し
て乗客の足下を明るくし、併せて、パネルの上部中央の
手摺デツキに照明用ランプを設置して乗客の目につくこ
とのないようして美観の向上を図るようにしたマンコン
ベヤを提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段とその作用）本発明は、パ
ネルの上部に透明なランプ収納ケースを挿着し、このラ
ンプ収納ケースの上部にガイドレールを備えた手摺デツ
キを設け、このガイドレールに手摺ベルトを巻装し、上
記ランプ収納ケース内の長手方向に照明灯を着脱自在に
設け、上記照明用ランプからの照明光を上記パネルを透
すことなく、照明光を有効適切に採光すると共に、上記
移動踏段を直接的に照明し、照明範囲も上記移動踏段へ
近付けるように構成して乗客の足下を明る（し、併せて
、上記手摺デツキの下に照明用ランプを設置することに
より、乗客の目につかないようにして美観の向上を図る
ようにしたものである。

（実施例） 以下、本発明をエスカレータに適用した図示の一実施例
について説明する。

なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材には、
同じ符号を付して説明する。

第１図、第２図及び第５図において、符号１は、建物の
各階層に傾斜して設置されるエスカレータによるマンコ
ンベヤにおけるトラスであって、このトラス１には、乗
客を乗せて移動する移動踏段２が無端ベルト（図示され
ず）で搬送自在にして巻装されており、この移動踏段２
の両側の上記トラス１には、各デツキボード３が設けら
れている。

又、この各デツキボード３には、例えば、ガラス材によ
る透明なパネル４が立設されており、このパネル４の上
部には、第１図及び第２図に示されるように、略角筒状
をなす透明なランプ収納ケース１５の中央下部がバッキ
ング１６を介して挿着されている。さらに、このランプ
収納ケース１５の上部には、手摺デツキ１７が取付部材
１８で固定されており、この手摺デツキ１７の上部には
、ガイドレール１９が取付ボルト２０で取付けられてい
る。さらに又、このガイドレール１９には、周知の手摺
ベルト２１が巻装されており、この手摺ベルト２１は上
記移動階段２と同期して移送されるようになっている。

一方、上記ランプ収納ケース１５内には、第２図に示さ
れるように、断面がＬ字状をなす各取付部材２２がラン
プ収納ケース１５の長手方向に沿って止めねじ２３で固
定されており、この各取付部材２２には、リード線２４
ａを備えた各ソケット２４が付設されている。又、この
各ソケット２４には、略Ｕ字状をなす照明灯２５が着脱
自在に設けられており、上記ランプ収納ケース１５の外
側には、化粧蓋２６が着脱自在に設けられている。

従って、上記照明灯２５は上記ランプ収納ケース１５を
透して乗客を乗せて移動する移動踏段２を直接的に照明
するから、乗客の足下を明るく採光することができるし
、さらに、上記照明灯２５が手摺デツキ１７の直下に設
置されているので、乗客の目に触れることがなくなるか
ら、意匠的な美感を損なうことはなくなる。

次に、第３図に示される本発明の他の実施例は、透明な
合成樹脂材によるランプ収納ケース２７を上記手摺デツ
キ１７と上記ランプ収納ケース１５と一体的にして成形
し、このランプ収納ケース２７の上部外周に不透明な塗
料を塗布して塗布部２８を形成したものである。

なお、本発明は、エスカレータによるマンコンベヤにお
ける欄干の照明装置に適用した実施例について説明した
けれども、本発明の要旨を変更しない範囲内で、例えば
、動く歩道（オートロード）に適用するように設計変更
することは自由である。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、パネル４の上部に透
明なランプ収納ケース１５を挿着し、このランプ収納ケ
ース１５の上部にガイドレール１９を備えた手摺デツキ
１７を設け、このガイドレール１９に手摺ベルト２１を
巻装し、上記ランプ収納ケース１５内の長手方向に照明
灯２５を着脱自在に設けであるので、上記パネル３を透
すことなく、照明用ランプ２５からの照明光を有効適切
に採光することができるばかりでなく、上記移動踏段２
を直接的に照明するようになり、照明範囲も上記移動踏
段へ近付けるように構成しているので、乗客の足下を明
るくできると共に、上記手摺デツキ１７の下に照明用ラ
ンプ２５を設置しであるから、乗客の目につかないよう
になり、美観の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のマンコンベヤにおける欄干の照明装
置の要部を示す断面図、第２図は、第１図中の鎖線Ａ−
Ａに沿う断面図、第３図は、本考案の他の実施例を示す
図、第４図は、既に提案されているのマンコンベヤの一
部を示す側面図、第５図は、第４図中の鎖線Ｂ−Ｂに沿
う拡大断面図、第６図は、第５図中の鎖線Ｃ−Ｃに沿う
断面図である。 ４・・・パネル、１５・・・ランプ収納ケース、１７・
・・手摺デツキ、１９・・・ガイドレール、２１・・・
手摺ベルト、２４・・・ソケット、２５・・・照明灯。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パネルの上部に挿着された透明なランプ収納ケースと、
   このランプ収納ケースの上部に設けられたカイドレール
   を備えた手摺デッキと、このカイドレールに巻装された
   手摺ベルトと、上記ランプ収納ケース内の長手方向に着
   脱自在に設けられた照明灯とを具備したことを特徴とす
   るマンコンベヤ。