JP2014012591A - 乗客コンベアの照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源としてLEDを用いても粒々感が強調されにくく、乗客コンベアの美観を損ねにくい乗客コンベアの照明装置を提供する。
【解決手段】踏段3の両側に設置された一対の欄干4に設けられる乗客コンベア1の照明装置30において、踏段3の移動方向に沿って複数のLED35が配列されたLEDランプ31を備え、LED35の光軸Aを鉛直方向下向きBより乗客コンベアの幅方向内方W1へ傾斜させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗客コンベアの照明装置に関する。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアでは、利用者の手元や足下の照度を確保して利用者の安全確保を目的としたり、あるいは、乗客コンベアの電飾を目的として、踏段の移動方向に沿って照明装置が取り付けられることがある。照明装置は、乗客コンベアの手摺デッキ部分やスカートガードパネル部分などに配設される。
上記の照明装置では、光源として蛍光灯ランプが一般的に使用されているが、蛍光灯ランプではランプ切れが発生しやすいことから、近年、光源に発光ダイオード(以下、LEDという)を備えたLEDランプを使用することがある。
しかしながら、光源としてLEDを用いた場合、光源が不連続に配置され照度斑が生じやすくLED特有の粒々感が強調され乗客コンベアの美観を損ねるおそれがある。
特開2006−321585号公報
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、光源としてLEDを用いても粒々感が強調されにくく乗客コンベアの美観を損ねにくい乗客コンベアの照明装置を提供することを目的とする。
実施形態に係る乗客コンベアの照明装置は、踏段の両側に設置された一対の欄干に設けられる乗客コンベアの照明装置において、前記踏段の移動方向に沿って複数のLEDが配列されたLEDランプを備え、前記LEDの光軸を鉛直方向下向きより乗客コンベアの幅方向内方へ傾斜させることを特徴とする。
第1実施形態に係る照明装置が適用された乗客コンベアの斜視図である。 図1に示す乗客コンベアの断面図である。 第1実施形態に係る照明装置の要部拡大断面図である。 第1実施形態の変更例に係る照明装置の断面図である。 第2実施形態に係る照明装置の断面図である。 第2実施形態の変更例に係る照明装置の断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、乗客コンベア1として図1に例示するような建物の上下階に跨って傾斜して設置され踏段3が上下階にわたって移動するエスカレータの場合を説明するが、本発明は、ステップが水平方向に移動する動く歩道に対しても適用することができる。
乗客コンベア1は、上下の乗降床2の間を無端状に連結されて移動する多数の踏段3と、踏段3の両側に踏段3の移動方向に沿って立設された左右一対の欄干4と、欄干4の周縁を移動する移動手摺5とを備える。
多数の踏段3は、無端状の踏段チェーンによって連結されており、建物の床下に設置されたトラスと呼ばれる主枠6内に配置されている。
図2及び図3に示すように、欄干4は、踏段3の両側に立設された欄干パネル7と、欄干パネル7の周縁に固定された主デッキ8と、主デッキ8の上面8aに固定され移動手摺5を支持する手摺デッキ9と、欄干パネル7の下部に配設されたスカート部10とを備える。
欄干パネル7は、例えば、ガラスやステンレスなどのパネルからなり、複数枚のパネルを踏段3の移動方向に沿ってつなぎ合わせることで構成されている。
主デッキ8は、断面形状が下方に開口するコ字状をなし、一対の側壁が所定間隔をあけて踏段3の移動方向に沿って延びている。乗客コンベア1の幅方向内側W1に位置する主デッキ8の一方側壁8bには、断面形状が下方に開口したコ字状の挟持部12が配設されており、この挟持部12が欄干パネル7の周縁を挟持することで、主デッキ8が欄干パネル7の周縁に固定されている。
手摺デッキ9は、断面形状が上方に開口するコ字状をなし、一対の側壁が互いに所定間隔をあけて踏段3の移動方向に沿って延びている。手摺デッキ9は、一対の側壁の上端部に幅方向外方へ向けて延びる案内レール14が設けられ、移動手摺5の内周面を摺動可能に支持する。
図2に示すように、スカート部10は、欄干4の踏段3側である内側を覆う内レッジ16と、欄干4の外側を覆う外レッジ18と、踏段3の側面に対向して配置されスカートガードパネル20とを備える。
内レッジ16及びスカートガードパネル20は、乗客の足元を保護するもので、分割された複数枚の例えば鋼板製のパネルを踏段3の移動方向に沿ってつなぎ合わせることで構成されている。内レッジ16は、スカートガードパネル20の上端部と欄干4の内側(踏段側)との間に取り付けられ、スカートガードパネル20に向かうほど低くなるように傾斜した形状をなしている。
移動手摺5は、欄干パネル7の周縁部を踏段3と同期して循環移動するものであり、乗口側でスカート部10内より外部に現れ、降口側でスカート部10内に入り込みスカート部10内部を通って乗口側へ移動する。
このような構成の乗客コンベア1には、図2及び図3に示すように、移動手摺5の近傍の欄干4に照明装置30が設けられている。
照明装置30は、主デッキ8の下側であって挟持部12より乗客コンベア1の幅方向外側W2に配置されており、欄干4の上端部外側に取り付けられている。
この照明装置30は、LED35を光源とする棒状のLEDランプ31と、欄干4に固定されるブラケット32と、ブラケット32にLEDランプ31を取り付けるアダプタ33と、LEDランプ31を下方から覆う照明カバー34を備える。
LEDランプ31は、欄干4に沿って細長く延びる平板状をなした支持基板39と、支持基板39の長手方向に沿って支持基板39上に配設された複数個のLED35とを備える。複数個のLED35は、長手方向に沿って所定間隔をおいて配設されており、不図示のリード線を介して手摺デッキ9内部に配設された駆動装置38から駆動電源が供給され発光する。
ブラケット32は、金属板などの板状体を折り曲げて形成されており、挟持部12の外側に沿って設けられた固定部36と、固定部36から外方へ向けてフランジ状に屈曲する保持部37とを備える。固定部36は、欄干パネル7を挟持する挟持部12の外側にボルトなどにより固定される。保持部37は下面側にアダプタ33を介してLEDランプ31を保持している。保持部37は、下面側にLEDランプ31を取り付けたアダプタ33が固定されており、LEDランプ31に設けられたLED35の光軸Aが、鉛直方向下向きBより乗客コンベアの幅方向内方W1へ角度θだけ傾斜するようにLEDランプ31を保持する。なお、LED35の光軸Aの傾斜角度θが5°より小さいと乗客コンベア1の外側へ照射されるLED35からの光が強くなってLED特有の粒々感が目立ちやすくなり、傾斜角度θが10°より大きいと乗客コンベア1の外側へ照射されるLED35からの光が弱まり十分な明るさを確保できないおそれがあることから、傾斜角度θを5°以上10°以下に設定することが好ましい。
以上のような本実施形態における乗客コンベアの照明装置30では、LEDランプ31に設けられたLED35の光軸Aが、鉛直方向下向きBより乗客コンベアの幅方向内方W1へ傾斜しているため、乗客コンベア1の外側へLED35からの光が直接照射されにくくなり、外側から乗客コンベア1を見たときにLED35による粒々感が強調されにくく乗客コンベアの美観を損ねにくい。
しかも、本実施形態では、LEDランプ31が一対の欄干4の上端部外側に取り付けられているため、LEDランプ31に設けられたLED35の光軸Aを鉛直方向下向きBより乗客コンベアの幅方向内方W1へ傾斜させても、LED35からの光が、乗客コンベア1に搭乗した乗客から目立ちにくい欄干パネル7の上端部を照射する。そのため、乗客コンベア1に搭乗した乗客がLED35による粒々感を感じにくく、乗客コンベアの美観を損ねにくい。
なお、本実施形態では、ブラケット32の保持部37を固定部36から外方に向かうほど下方へ傾斜させることで、保持部37に設けられたLED35の光軸Aを鉛直方向下向きBより乗客コンベアの幅方向内方W1へ傾斜させたが、例えば、図4に示すように、保持部37にLEDランプ31を取り付けるアダプタ33によってLED35の光軸Aを鉛直方向下向きBより乗客コンベアの幅方向内方W1へ傾斜させてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図5を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一の構成のものについては同一の符号を付し、その構成の説明を省略する。
本実施形態では、図5に示すように、照明装置30は、LEDランプ31に設けられたLED35から照射された光を乗客コンベアの幅方向内方W1へ反射する反射体40を備える。
詳細には、ブラケット32は、LEDランプ31を保持する保持部37の外側端に下方へ屈曲する反射体40を備え、固定部36と保持部37と反射体40とが金属板などの板状体の折り曲げ加工により一体に設けられている。
反射体40の内面は、サンドブラストなどにより形成された微細な凹凸形状をなしており、LEDランプ31に設けられたLED35からの光を拡散しながら乗客コンベアの幅方向内方W1へ反射する。
このような本実施形態では、LEDランプ31の外側にLED35からの光を乗客コンベアの幅方向内方W1へ反射する反射体40が設けられているため、より一層、LED35からの光が乗客コンベア1の外側へ照射されにくくなり、外側から乗客コンベア1を見たときにLED35による粒々感が強調されにくく乗客コンベアの美観を損ねにくい。
なお、本実施形態では、LEDランプ31を欄干4に固定するブラケット32に反射体40を設ける場合について説明したが、図6に示すように、LEDランプ31を下方から覆う照明カバー34の外側壁の内面に反射体40を形成してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…乗客コンベア 2…乗降床 3…踏段
4…欄干 5…移動手摺 6…主枠
7…欄干パネル 8…主デッキ 8a…上面
8b…一方側壁 9…手摺デッキ 10…スカート部
12…挟持部 14…案内レール 16…内レッジ
18…外レッジ 20…スカートガードパネル 30…照明装置
31…LEDランプ 32…ブラケット 33…アダプタ
34…照明カバー 35…LED 36…固定部
37…保持部 38…駆動装置 39…支持基板
40…反射体

Claims (5)

  1. 踏段の両側に設置された一対の欄干に設けられる乗客コンベアの照明装置において、
    前記踏段の移動方向に沿って複数のLEDが配列されたLEDランプを備え、前記LEDの光軸を鉛直方向下向きより乗客コンベアの幅方向内方へ傾斜させることを特徴とする乗客コンベアの照明装置。
  2. 前記LEDランプが、一対の前記欄干の上端部外側に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの照明装置。
  3. 前記LEDからの光を乗客コンベアの幅方向内方へ反射する反射体を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗客コンベアの照明装置。
  4. 前記LEDランプを前記欄干に取り付けるブラケットを備え、前記ブラケットに前記反射体が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の乗客コンベアの照明装置。
  5. 前記LEDランプの下方を覆うカバー体を備え、前記カバー体の内面に前記反射体が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の乗客コンベアの照明装置。
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