JPH0812238A - エスカレータ安全保護装置 - Google Patents
エスカレータ安全保護装置Info
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- JPH0812238A JPH0812238A JP14894294A JP14894294A JPH0812238A JP H0812238 A JPH0812238 A JP H0812238A JP 14894294 A JP14894294 A JP 14894294A JP 14894294 A JP14894294 A JP 14894294A JP H0812238 A JPH0812238 A JP H0812238A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 8
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 244000118350 Andrographis paniculata Species 0.000 description 1
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スカートパネルと踏段間の間隙における異物の
有無、踏段上の異物、或いは踏段のスカートパネル側端
部に加わる不自然な力等々を検出して、スカートパネル
と踏段の間隙部や、踏段相互のセリ上げ部分及びセリ下
げ部分等における挟まれ事故を防止したエスカレータ安
全保護装置を提供することを目的とする。 【構成】エスカレータのスカートパネル5と踏段4間の
間隙における異物の有無を検出するスカートパネル部間
隙検出手段、エスカレータの踏段の内部に、踏段上の異
物を検出する踏段上異物検出手段、或いは、エスカレー
タの踏段のスカートパネル側端部に、所定値以上の力が
加わったことを検出する踏段端部力検出手段を有して構
成する。
有無、踏段上の異物、或いは踏段のスカートパネル側端
部に加わる不自然な力等々を検出して、スカートパネル
と踏段の間隙部や、踏段相互のセリ上げ部分及びセリ下
げ部分等における挟まれ事故を防止したエスカレータ安
全保護装置を提供することを目的とする。 【構成】エスカレータのスカートパネル5と踏段4間の
間隙における異物の有無を検出するスカートパネル部間
隙検出手段、エスカレータの踏段の内部に、踏段上の異
物を検出する踏段上異物検出手段、或いは、エスカレー
タの踏段のスカートパネル側端部に、所定値以上の力が
加わったことを検出する踏段端部力検出手段を有して構
成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエスカレータ安全保護装
置に係り、特に、スカートパネルと踏段間の間隙におけ
る異物の有無、踏段上の異物、或いは踏段のスカートパ
ネル側端部に加わる不自然な力等々を検出して、スカー
トパネルと踏段の間隙部や、踏段相互のセリ上げ部分及
びセリ下げ部分等における挟まれ事故を防止したエスカ
レータ安全保護装置に関する。
置に係り、特に、スカートパネルと踏段間の間隙におけ
る異物の有無、踏段上の異物、或いは踏段のスカートパ
ネル側端部に加わる不自然な力等々を検出して、スカー
トパネルと踏段の間隙部や、踏段相互のセリ上げ部分及
びセリ下げ部分等における挟まれ事故を防止したエスカ
レータ安全保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の既設エスカレータのスカー
トパネルと踏段の状態を示した断面図である。
トパネルと踏段の状態を示した断面図である。
【0003】図5において、1は手摺ゴム、2は内側
板、3はインナーデッキ、4は踏段、5はスカートパネ
ル、9はクリートライザー、10はデマケーションコム
であり、更にGは、スカートパネル5と踏段4の間隙を
示すものである。
板、3はインナーデッキ、4は踏段、5はスカートパネ
ル、9はクリートライザー、10はデマケーションコム
であり、更にGは、スカートパネル5と踏段4の間隙を
示すものである。
【0004】このような構成の従来のエスカレータで
は、間隙Gを検出する機能を具備しておらず、間隙Gに
ついては年に1回行なわれる定検時等に測定されている
だけである。
は、間隙Gを検出する機能を具備しておらず、間隙Gに
ついては年に1回行なわれる定検時等に測定されている
だけである。
【0005】近年、スカートパネル5と踏段4の間隙部
や、踏段4相互のセリ上げ部分及びセリ下げ部分におけ
る靴の挟まれ事故等が多発しており、これら事故の防止
策が要望されている。
や、踏段4相互のセリ上げ部分及びセリ下げ部分におけ
る靴の挟まれ事故等が多発しており、これら事故の防止
策が要望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
エスカレータでは、スカートパネル5と踏段4の間隙G
を自動的に測定する手段を備えておらず、間隙値が管理
値を越えるものであっても検出することができず、例え
ば、利用者災害(間隙Gへの挟まれ災害等)の発生につ
いても全く対応できないという問題があった。
エスカレータでは、スカートパネル5と踏段4の間隙G
を自動的に測定する手段を備えておらず、間隙値が管理
値を越えるものであっても検出することができず、例え
ば、利用者災害(間隙Gへの挟まれ災害等)の発生につ
いても全く対応できないという問題があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するもので、
スカートパネルと踏段間の間隙における異物の有無、踏
段上の異物、或いは踏段のスカートパネル側端部に加わ
る不自然な力等々を検出して、スカートパネルと踏段の
間隙部や、踏段相互のセリ上げ部分及びセリ下げ部分等
における挟まれ事故を防止したエスカレータ安全保護装
置を提供することを目的とする。
スカートパネルと踏段間の間隙における異物の有無、踏
段上の異物、或いは踏段のスカートパネル側端部に加わ
る不自然な力等々を検出して、スカートパネルと踏段の
間隙部や、踏段相互のセリ上げ部分及びセリ下げ部分等
における挟まれ事故を防止したエスカレータ安全保護装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴のエスカレータ安全保護装置
は、エスカレータのスカートパネルと踏段間の間隙にお
ける異物の有無を検出するスカートパネル部間隙検出手
段を有して構成する。
に、本発明の第1の特徴のエスカレータ安全保護装置
は、エスカレータのスカートパネルと踏段間の間隙にお
ける異物の有無を検出するスカートパネル部間隙検出手
段を有して構成する。
【0009】また、本発明の第2の特徴のエスカレータ
安全保護装置は、エスカレータの踏段の内部に、踏段上
の異物を検出する踏段上異物検出手段を有して構成す
る。
安全保護装置は、エスカレータの踏段の内部に、踏段上
の異物を検出する踏段上異物検出手段を有して構成す
る。
【0010】更に、本発明の第3の特徴のエスカレータ
安全保護装置は、エスカレータの踏段のスカートパネル
側端部に、所定値以上の力が加わったことを検出する踏
段端部力検出手段を有して構成する。
安全保護装置は、エスカレータの踏段のスカートパネル
側端部に、所定値以上の力が加わったことを検出する踏
段端部力検出手段を有して構成する。
【0011】
【作用】本発明の第1の特徴のエスカレータ安全保護装
置では、スカートパネル部間隙検出手段を備え、エスカ
レータのスカートパネルと踏段間の間隙における異物の
有無を検出し、例えば、この検出結果を当該エスカレー
タを管理する制御盤等に取り込み、異物検出時には自動
的にエスカレータを停止し管理者に警報等を発するよう
にしている。
置では、スカートパネル部間隙検出手段を備え、エスカ
レータのスカートパネルと踏段間の間隙における異物の
有無を検出し、例えば、この検出結果を当該エスカレー
タを管理する制御盤等に取り込み、異物検出時には自動
的にエスカレータを停止し管理者に警報等を発するよう
にしている。
【0012】これにより、スカートパネルと踏段の間隙
部おける挟まれ事故等を防止することができる。
部おける挟まれ事故等を防止することができる。
【0013】また、本発明の第2の特徴のエスカレータ
安全保護装置では、踏段上異物検出手段をエスカレータ
の踏段の内部に具備し、踏段上の異物を検出するように
している。例えば、踏段上異物検出手段を複数個設置し
て、これらの検出結果を当該エスカレータを管理する制
御盤等に取り込み、各検出結果から総合的に判断して踏
段相互のセリ上げ部分及びセリ下げ部分における挟まれ
事故等の異常事態を検出した時には、自動的にエスカレ
ータを停止し管理者に警報等を発するようにする。
安全保護装置では、踏段上異物検出手段をエスカレータ
の踏段の内部に具備し、踏段上の異物を検出するように
している。例えば、踏段上異物検出手段を複数個設置し
て、これらの検出結果を当該エスカレータを管理する制
御盤等に取り込み、各検出結果から総合的に判断して踏
段相互のセリ上げ部分及びセリ下げ部分における挟まれ
事故等の異常事態を検出した時には、自動的にエスカレ
ータを停止し管理者に警報等を発するようにする。
【0014】これにより、踏段相互のセリ上げ部分及び
セリ下げ部分における挟まれ事故等を防止することがで
きる。
セリ下げ部分における挟まれ事故等を防止することがで
きる。
【0015】更に、本発明の第3の特徴のエスカレータ
安全保護装置では、踏段端部力検出手段をエスカレータ
の踏段のスカートパネル側端部に具備し、踏段のスカー
トパネル側端部に所定値以上の力が加わったことを検出
するようにしている。
安全保護装置では、踏段端部力検出手段をエスカレータ
の踏段のスカートパネル側端部に具備し、踏段のスカー
トパネル側端部に所定値以上の力が加わったことを検出
するようにしている。
【0016】踏段のスカートパネル側端部には、通常そ
れ程大きな力は加わらない部分であり、該部分に加わる
不自然な力を検出することにより、スカートパネルと踏
段の間における挟まれ事故等を防止することができる。
れ程大きな力は加わらない部分であり、該部分に加わる
不自然な力を検出することにより、スカートパネルと踏
段の間における挟まれ事故等を防止することができる。
【0017】
【実施例】次に、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0018】(第1実施例)図1は、本発明の第1実施
例に係るエスカレータ安全保護装置の構成図であり、間
隙検出装置が設置されたエスカレータのスカートパネル
と踏段の状態を示した断面図である。
例に係るエスカレータ安全保護装置の構成図であり、間
隙検出装置が設置されたエスカレータのスカートパネル
と踏段の状態を示した断面図である。
【0019】同図において、1は手摺ゴム、2は内側
板、3はインナーデッキ、4は踏段、5はスカートパネ
ル、6は光センサ、10はデマケーションコム、12は
反射板であり、更にGはスカートパネル5と踏段4の間
隙を示している。
板、3はインナーデッキ、4は踏段、5はスカートパネ
ル、6は光センサ、10はデマケーションコム、12は
反射板であり、更にGはスカートパネル5と踏段4の間
隙を示している。
【0020】本実施例の間隙検出装置は、光センサ6及
び反射板12から構成されており、ある一定距離の間隔
でインナーデッキ3に内蔵された光センサ(受光部)6
により、ミリ単位で自動測定可能である。
び反射板12から構成されており、ある一定距離の間隔
でインナーデッキ3に内蔵された光センサ(受光部)6
により、ミリ単位で自動測定可能である。
【0021】図2は、間隙検出装置の設置例を示す構成
図である。同図において、7はエスカレータ機械室制御
盤、8は管理室及び管理盤を示している。光センサ6か
らの測定値が連続的にエスカレータ機械室制御盤7に取
り込まれて処理され、更に必要な情報は、外部の管理室
及び管理盤8で確認できる。
図である。同図において、7はエスカレータ機械室制御
盤、8は管理室及び管理盤を示している。光センサ6か
らの測定値が連続的にエスカレータ機械室制御盤7に取
り込まれて処理され、更に必要な情報は、外部の管理室
及び管理盤8で確認できる。
【0022】エスカレータ機械室制御盤7では、測定値
に基づきエスカレータのスカートパネルと踏段間の間隙
における異物の有無を検出し、異物検出時には自動的に
エスカレータを停止し管理者に警報等を発するようにし
ている。
に基づきエスカレータのスカートパネルと踏段間の間隙
における異物の有無を検出し、異物検出時には自動的に
エスカレータを停止し管理者に警報等を発するようにし
ている。
【0023】つまり、「管理値オーバー」例えばゼロに
ついて、ある一定時間継続されたことを確認すると、
「利用者の乗降が異常である」と判断し、「スカート部
において挟まれ事故等が発生する」ことを予測して、該
事故を防止するためエスカレータを停止する。
ついて、ある一定時間継続されたことを確認すると、
「利用者の乗降が異常である」と判断し、「スカート部
において挟まれ事故等が発生する」ことを予測して、該
事故を防止するためエスカレータを停止する。
【0024】尚、本実施例では、間隙検出装置を、イン
ナーデッキ3内蔵の光センサ6及び踏段4底部の反射板
12により構成したが、インナーデッキ3側に反射板1
2を踏段4底部に光センサ6をそれぞれ設置した構成と
してもよい。また、スカートパネル5に光センサ6を踏
段4の側面に反射板12をそれぞれ設置した構成、或い
はその逆の構成としても、スカートパネルと踏段間の間
隙における異物の有無を検出できる。
ナーデッキ3内蔵の光センサ6及び踏段4底部の反射板
12により構成したが、インナーデッキ3側に反射板1
2を踏段4底部に光センサ6をそれぞれ設置した構成と
してもよい。また、スカートパネル5に光センサ6を踏
段4の側面に反射板12をそれぞれ設置した構成、或い
はその逆の構成としても、スカートパネルと踏段間の間
隙における異物の有無を検出できる。
【0025】また、踏段4とスカートパネル5の間隙G
については、定期検査時にテーパーゲージにて実測され
るが、本実施例のエスカレータ安全保護装置では常時測
定しているので検査の必要がなく、作業時間の削減とな
り得る。
については、定期検査時にテーパーゲージにて実測され
るが、本実施例のエスカレータ安全保護装置では常時測
定しているので検査の必要がなく、作業時間の削減とな
り得る。
【0026】(第2実施例)図3に本発明の第2実施例
に係るエスカレータ安全保護装置の構成図を示す。本実
施例のエスカレータ安全保護装置は、踏段上異物検出手
段(6a及び6b)をエスカレータの踏段4の内部に接
地し、踏段4上の異物を検出するものである。
に係るエスカレータ安全保護装置の構成図を示す。本実
施例のエスカレータ安全保護装置は、踏段上異物検出手
段(6a及び6b)をエスカレータの踏段4の内部に接
地し、踏段4上の異物を検出するものである。
【0027】図3に示す如く、踏段上異物検出手段は、
踏段4においてデマケーションコム10の下側とデマケ
ーションクリート11の下側に、それぞれ電波性センサ
6a及び6bを設置して実現されている。電波性センサ
6a及び6bからの電波の照射により各デマケーション
部に人等が乗ればこれを検出できる。
踏段4においてデマケーションコム10の下側とデマケ
ーションクリート11の下側に、それぞれ電波性センサ
6a及び6bを設置して実現されている。電波性センサ
6a及び6bからの電波の照射により各デマケーション
部に人等が乗ればこれを検出できる。
【0028】例えば、踏段上異物検出手段を複数個設置
して、第1実施例(図2参照)と同様に、これらの検出
結果を当該エスカレータを管理する制御盤等に取り込
み、各検出結果から総合的に判断して、踏段相互のセリ
上げ部分及びセリ下げ部分における挟まれ事故等の異常
事態を検出した時には、自動的にエスカレータを停止し
管理者に警報等を発するようにする。
して、第1実施例(図2参照)と同様に、これらの検出
結果を当該エスカレータを管理する制御盤等に取り込
み、各検出結果から総合的に判断して、踏段相互のセリ
上げ部分及びセリ下げ部分における挟まれ事故等の異常
事態を検出した時には、自動的にエスカレータを停止し
管理者に警報等を発するようにする。
【0029】これにより、踏段相互のセリ上げ部分及び
セリ下げ部分における挟まれ事故等の人身事故を防止す
ることができる。
セリ下げ部分における挟まれ事故等の人身事故を防止す
ることができる。
【0030】(第3実施例)図4に本発明の第3実施例
に係るエスカレータ安全保護装置の構成図を示す。本実
施例のエスカレータ安全保護装置は、踏段端部力検出手
段(12及び13)をエスカレータの踏段4のスカート
パネル5側の端部に接地し、踏段4のスカートパネル5
側端部に所定値以上の力が加わったことを検出するもの
である。
に係るエスカレータ安全保護装置の構成図を示す。本実
施例のエスカレータ安全保護装置は、踏段端部力検出手
段(12及び13)をエスカレータの踏段4のスカート
パネル5側の端部に接地し、踏段4のスカートパネル5
側端部に所定値以上の力が加わったことを検出するもの
である。
【0031】図3に示す如く、踏段端部力検出手段は、
マイクロスイッチ12及びトロリー線で構成され、デマ
ケーションコム10及びデマケーションクリート11部
分の乗り上げをマイクロスイッチ120で検出してい
る。
マイクロスイッチ12及びトロリー線で構成され、デマ
ケーションコム10及びデマケーションクリート11部
分の乗り上げをマイクロスイッチ120で検出してい
る。
【0032】踏段4のスカートパネル5側端部は、通
常、それ程大きな力は加わらない部分であり、該部分に
加わる不自然な力を検出することにより、スカートパネ
ル5と踏段4の間における挟まれ事故等を防止すること
ができる。
常、それ程大きな力は加わらない部分であり、該部分に
加わる不自然な力を検出することにより、スカートパネ
ル5と踏段4の間における挟まれ事故等を防止すること
ができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スカートパネル部間隙検出手段を具備してエスカレータ
のスカートパネルと踏段間の間隙における異物の有無を
検出し、例えば、この検出結果を当該エスカレータを管
理する制御盤等に取り込み、異物検出時には自動的にエ
スカレータを停止し管理者に警報等を発することとした
ので、スカートパネルと踏段の間隙部おける挟まれ事故
等を防止し得るエスカレータ安全保護装置を提供するこ
とができる。
スカートパネル部間隙検出手段を具備してエスカレータ
のスカートパネルと踏段間の間隙における異物の有無を
検出し、例えば、この検出結果を当該エスカレータを管
理する制御盤等に取り込み、異物検出時には自動的にエ
スカレータを停止し管理者に警報等を発することとした
ので、スカートパネルと踏段の間隙部おける挟まれ事故
等を防止し得るエスカレータ安全保護装置を提供するこ
とができる。
【0034】また、本発明によれば、踏段上異物検出手
段をエスカレータの踏段の内部に具備して踏段上の異物
を検出し、例えば、踏段上異物検出手段を複数個設置し
て、これらの検出結果を当該エスカレータを管理する制
御盤等に取り込み、各検出結果から総合的に判断して踏
段相互のセリ上げ部分及びセリ下げ部分における挟まれ
事故等の異常事態を検出した時には、自動的にエスカレ
ータを停止し管理者に警報等を発することとしたので、
踏段相互のセリ上げ部分及びセリ下げ部分における挟ま
れ事故等を防止し得るエスカレータ安全保護装置を提供
することができる。
段をエスカレータの踏段の内部に具備して踏段上の異物
を検出し、例えば、踏段上異物検出手段を複数個設置し
て、これらの検出結果を当該エスカレータを管理する制
御盤等に取り込み、各検出結果から総合的に判断して踏
段相互のセリ上げ部分及びセリ下げ部分における挟まれ
事故等の異常事態を検出した時には、自動的にエスカレ
ータを停止し管理者に警報等を発することとしたので、
踏段相互のセリ上げ部分及びセリ下げ部分における挟ま
れ事故等を防止し得るエスカレータ安全保護装置を提供
することができる。
【0035】更に、本発明によれば、踏段端部力検出手
段をエスカレータの踏段のスカートパネル側端部に具備
し、踏段のスカートパネル側端部に加わる不自然な力を
検出することとしたので、スカートパネルと踏段の間に
おける挟まれ事故等を防止し得るエスカレータ安全保護
装置を提供することができる。
段をエスカレータの踏段のスカートパネル側端部に具備
し、踏段のスカートパネル側端部に加わる不自然な力を
検出することとしたので、スカートパネルと踏段の間に
おける挟まれ事故等を防止し得るエスカレータ安全保護
装置を提供することができる。
【図1】本発明の第1実施例に係るエスカレータ安全保
護装置の構成図であり、間隙検出装置を設置したエスカ
レータのスカートパネルと踏段の状態を示す断面図であ
る。
護装置の構成図であり、間隙検出装置を設置したエスカ
レータのスカートパネルと踏段の状態を示す断面図であ
る。
【図2】第1実施例の間隙検出装置の設置例を示す構成
図である。
図である。
【図3】本発明の第2実施例に係るエスカレータ安全保
護装置の構成図であり、センサを組み込んだ踏段の側面
図である。
護装置の構成図であり、センサを組み込んだ踏段の側面
図である。
【図4】本発明の第3実施例に係るエスカレータ安全保
護装置の構成図であり、踏段デマケーションクリート秤
機構の背面拡大図である。
護装置の構成図であり、踏段デマケーションクリート秤
機構の背面拡大図である。
【図5】従来のエスカレータにおける踏段とスカートパ
ネルの状態を示す断面図である。
ネルの状態を示す断面図である。
1 手摺ゴム 2 内側板 3 インナーデッキ 4 踏段 5 スカートパネル 6 光センサ 6a,6b 電波性センサ 7 エスカレータ機械室制御盤 8 管理室及び管理盤 9 クリートライザー 10 デマケーションコム 11 デマケーションクリート 12 反射板 13 トロリー線 120 マイクロスイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 エスカレータのスカートパネルと踏段間
の間隙における異物の有無を検出するスカートパネル部
間隙検出手段を有することを特徴とするエスカレータ安
全保護装置。 - 【請求項2】 エスカレータの踏段の内部に、踏段上の
異物を検出する踏段上異物検出手段を有することを特徴
とするエスカレータ安全保護装置。 - 【請求項3】 エスカレータの踏段のスカートパネル側
端部に、所定値以上の力が加わったことを検出する踏段
端部力検出手段を有することを特徴とするエスカレータ
安全保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14894294A JPH0812238A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | エスカレータ安全保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14894294A JPH0812238A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | エスカレータ安全保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0812238A true JPH0812238A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15464113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14894294A Pending JPH0812238A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | エスカレータ安全保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0812238A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001028912A1 (en) * | 1999-10-21 | 2001-04-26 | Otis Elevator Company | Passenger conveyor gap monitoring device |
US6601688B1 (en) | 1999-10-21 | 2003-08-05 | Otis Elevator Company | Passenger conveyor gap monitoring device |
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JP2018122944A (ja) * | 2017-01-30 | 2018-08-09 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベアの自動隙間測定装置および乗客コンベアの自動隙間測定方法 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP14894294A patent/JPH0812238A/ja active Pending
Cited By (12)
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