JP2862066B2 - エレベータードアの安全装置 - Google Patents

エレベータードアの安全装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベーターのドア
に乗客の手指などが引き込まれる事故等を防止する安全
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10及び図11は、例えば実公昭53
−24030号公報に示された従来のエレベータードア
の安全装置を示す図で、図10は乗場正面図、図11は
図10のXI−XI線拡大断面図である。
【0003】図において、(1)はエレベーター乗場の出
入口(2)を形成する枠体、(1a)は枠体(1)の昇降路側に屈
曲された内縁部、(3)は枠体(1)の内縁部(1a)にすき間を
隔てて配置され出入口(2)を開閉する引き戸、(3a)は引
き戸(3)の表面、(4)は引き戸(3)にすき間を隔てて配置
され出入口(2)を開閉する引き戸、(5)は枠体(1)の内縁
部(1a)に上下方向に沿って固着されたテープスイッチ
で、テープスイッチ(5)は引き戸(3)の位置にかかわらず
常に引き戸(3)の表面(3a)とすき間を保っている。
【0004】従来のエレベータードアの安全装置は上記
のように構成され、引き戸(3)(4)は駆動機によって駆動
されて出入口(2)を開閉する。開きつつある引き戸(3)
に、利用者が手を触れていると、手指が枠体(1)の内縁
部(1a)と引き戸(3)の表面(3a)の間に引き込まれること
がある。このとき、引き込まれた手指により、テープス
イッチ(5)が押されるため、この引込みが検出され、戸
の駆動回路(図示しない)を開放して、引き戸(3)(4)の
開閉動作を制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベータードアの安全装置では、引き込まれた手指など
によりテープスイッチ(5)を動作させるようにしている
ため、手指などが引き込まれた後にしか動作せず、利用
者の安全性を高めるには不十分であるという問題点があ
る。また、テープスイッチ(5)は枠体(1)と引き戸(3)の
すき間に設けられるため、経時変化ですき間やテープス
イッチ(5)の取付状態が変化し、誤動作を防止するため
には定期的な調整が必要であるという問題点がある。
【0006】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、利用者の手指などが引き込まれる危険を
事前に検出でき、かつ定期的な保守によるすき間の管理
の必要をなくすことができるようにしたエレベータード
アの安全装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るエレベータードアの安全装置は、出入口を形成する枠
体と引き戸間のすき間寸法、又は引き戸相互間のすき間
寸法を非接触で検出するすき間検出器と、このすき間検
出器の出力値を記憶し、かつこの記憶値が定期的にその
ときのすき間検出器の出力値に書き換えられる記憶装置
と、この書換え値とすき間検出器の出力値との差が第1
の所定値以上になると、引き戸の動作を制御する制御手
段とを備えたものである。
【0008】また、第発明に係るエレベータードアの
安全装置は、第1発明のすき間検出器及び記憶装置を有
し、かご走行中に記憶値の書換え値とすき間検出器の
出力値との差第1の所定値以上になると警報を発し、
すき間検出器の出力値とすき間寸法の初期設定値との差
第2の所定値以上になると、かごの走行を制御する制
御手段を備えたものである。
【0009】また、第発明に係るエレベータードアの
安全装置は、第1発明のすき間検出器を有し、聴覚又は
視覚で報知する報知器を設け、すき間検出器の出力値に
より報知器の動作を制御する制御手段を備えたものであ
る。
【0010】また、第発明に係るエレベータードアの
安全装置は、第1〜第発明のものにおいて、光電式の
すき間検出器を用い、引き戸にすき間検出器と対応して
設けられ光線の反射が容易な表面材を固着したものであ
る。
【0011】
【作用】この発明の第1発明においては、エレベーター
の出入口を形成する枠体と引き戸間、又は引き戸相互間
のすき間を非接触で検出して記憶し、かつこの記憶値
定期的に、そのときのすき間寸法の検出値に書き換える
とともに、すき間寸法の検出値と上記書換え値との差が
第1の所定値以上になると、引き戸の動作を制御するよ
うにしたため、引き戸の一部に外力が作用したとき、上
記すき間寸法の変化が検出される。また、経時的なすき
間寸法の変化は修正され、すき間寸法と第1の所定値と
の関係は最適に保たれる。
【0012】また、第発明においては、かご走行中
に、すき間寸法の書換え値とすき間寸法の検出値との差
第1の所定値以上になると警報を発し、すき間検出器
の出力値とすき間寸法の初期設定値との差が第2の所定
以上になると、かごの走行を制御するようにしたた
め、引き戸へのもたれやいたずら及び経時変化によりす
き間寸法が変化すると、かごの動作が制御される。
【0013】また、第発明においては、すき間寸法の
検出値により報知器の動作を制御するようにしたため、
すき間寸法又はその変化が増大すると警報が出力され
る。
【0014】また、第発明においては、引き戸に光線
の反射が容易な表面材を固着したため、引き戸表面の色
等に制約を受けることはない。
【0015】
【実施例】実施例1. 図1〜図3はこの発明の第1及び第発明の一実施例を
示す図で、図1は乗場正面図及びブロック線図、図2
(A)は図1のA−A線拡大断面図、図2(B)は図1のB−
B線拡大断面図、図3は引き戸動作時の安全動作フロー
チャートであり、従来装置と同様の部分は同一符号で示
す(以下の実施例も同じ)。
【0016】図1及び図2において、(11A)は枠体(1)の
裏側に固定され、(11B)は引き戸(3)の裏側に固定された
すき間検出器であり、例えば光電式の投光器及び受光器
を有し、投光器から発光した光線の反射光を受光器で受
光することにより、すき間検出器(11A)では枠体内縁部
(1a)と引き戸表面(3a)とのすき間寸法を、すき間検出器
(11B)では引き戸(3)の裏面(3b)と引き戸(4)の表面(4a)
とのすき間寸法を検出する。
【0017】ここで、すき間検出器(11A)はその一部が
枠体内縁部(1a)から引き戸表面(3a)側に突出することな
く、また引き戸(3)が開閉するとき、常にすき間検出器
(11A)が引き戸表面(3a)に対面するように装着されてい
る。また、すき間検出器(11B)はその一部が引き戸裏面
(3b)から引き戸表面(4a)側に突出することなく、また引
き戸(3)(4)が開閉するとき、常にすき間検出器(11B)が
引き戸表面(4a)に対面するように装着されている。
【0018】(13)はエレベーターのかご(図示しない)
が乗場床に着床することを検出する着床検出装置、(14)
は着床検出装置(13)及びすき間検出器(11A)(11B)に接続
され、かごの運転及び引き戸(3)(4)の開閉を制御する制
御手段、(15)は制御手段(14)に接続され引き戸(3)(4)を
駆動する駆動機構、(16)は制御手段(14)に接続されブザ
ー、放送装置、表示灯等聴覚又は視覚に訴える報知器で
ある。
【0019】次に、実施例1の動作を図3を参照して説
明する。今、着床検出装置(13)によりかごの着床が検出
されたとすると、ステップ(21)で制御手段(14)から駆動
機構(15)へ戸開指令が出力され、引き戸(3)(4)は戸開を
開始する。ステップ(22)で枠体内縁部(1a)と引き戸表面
(3a)とのすき間寸法、及び引き戸裏面(3b)と引き戸表面
(4a)とのすき間寸法を、すき間検出器(11A)(11B)で検出
する。
【0020】ステップ(23)ですき間検出器(11A)(11B)の
出力値の一方又は両方が、あらかじめ定められた判別値
以上になったかを判断する。この出力値のいずれかが判
別値以上であれば、ステップ(24)へ進み、駆動機構(15)
及び報知器(16)へ異常信号を出力して、所定時間引き戸
(3)(4)を停止させるとともに、利用者に警報を与える。
そして、ステップ(25)で引き戸(3)(4)を反転させて低速
で全閉させてステップ(21)へ戻る。これで、手指の引き
込まれは防止される。
【0021】ステップ(23)ですき間検出器(11A)(11B)の
出力値がどちらも判別値未満のときは、ステップ(26)へ
進み、引き戸(3)(4)が全開しているかを判断し、全開し
ていなければステップ(22)へ戻り、全開していればステ
ップ(27)へ進む。
【0022】ステップ(27)で戸閉指令を出力し、引き戸
(3)(4)は戸閉を開始する。ステップ(28)で上記と同様に
両すき間寸法を検出する。ステップ(29)ですき間検出器
(11A)(11B)の出力値を判断し、その一方又は両方が判別
値以上であれば、ステップ(30)へ進み、所定時間引き戸
(3)(4)を停止させるとともに、利用者に警報を与えてス
テップ(27)へ戻る。ステップ(29)で上記出力値がどちら
も判別値未満のときは、ステップ(31)へ進み、引き戸
(3)(4)が全閉しているかを判断し、全閉していなければ
ステップ(28)へ戻り、全閉していれば処理を終了する。
ここで、ステップ(23)(24)(29)(30)は制御手段(14)を構
成している。
【0023】実施例2. 図4〜図6はこの発明の第発明の他の実施例を示す図
で、図4は乗場正面図及びブロック線図、図5は引き戸
動作時の安全動作フローチャート、図6は第1の所定値
の説明図である。図4において、(35)は制御手段(14)に
接続されすき間検出器(11A)(11B)の出力値を記憶する記
憶装置である。
【0024】次に、実施例2の動作を図5及び図6を参
照して説明する。ただし、実施例1と異なる部分だけを
説明する。ステップ(22A)ですき間寸法をすき間検出器
(11A)(11B)で検出して、記憶装置(35)に書換え値として
記憶する。この書換え値は図6で後述するように、制御
手段(14)により定期的にそのときのすき間検出器(11A)
(11B)の出力値に書き換えられた値である。
【0025】ステップ(23A)ですき間検出器(11A)(11B)
の出力値と記憶装置(35)の書換え値との差の一方又は両
方があらかじめ定められた第1の所定値以上になったか
を判断する。ここで、第1の所定値は、引き込まれを防
止するための判別値であり、図6のように設定されてい
る。図6において、G0はすき間寸法の初期設定値、G
01は経時変化を考慮して、定期的(時刻t1、t2・・・・)に
書き換えられるすき間寸法の基準値で、記憶装置(35)の
書換え値に相当する。G02はすき間検出器(11A)(11B)の
出力値、G1、G2は、第1の所定値で、基準値G01に対
して一定幅で設定されている。なお、P1は動作点であ
る。
【0026】ステップ(23A)及びステップ(29A)におい
て、すき間寸法G02と書換え値G01との差が第1の所定
値G1、G2以上であれば(動作点P1)、それぞれステッ
プ(24)及びステップ(30)へ進む。これで、経時的なすき
間寸法の変化や、すき間検出器(11A)(11B)の取付状態が
変化することを防ぐために行われる定期的な調整をする
必要がなくなり、省力が可能となる。
【0027】実施例3. 7及び図8はこの発明の第及び第発明の一実施例
を示す図で、図7はエレベーター走行時の安全動作フロ
ーチャート、図8は第2の所定値の説明図であり、図4
及び図6は実施例3にも共用する。なお、すき間検出器
(11A)(11B)はかごの出入口を構成する枠体と引き戸間、
及び引き戸相互間のすき間寸法を検出するものとする。
この実施例はエレベーターの走行中における動作を示す
ものである。ステップ(41)で走行指令が出力され、かご
は走行を開始する。ステップ(42)で図3の場合と同様に
すき間寸法を検出する。ステップ(43)ですき間検出器(1
1A)(11B)の出力値とすき間寸法の初期設定値との差があ
らかじめ定められた第2の所定値以上になったかを判断
する。
【0028】ここで、第2の所定値は、経時変化による
すき間寸法の増大又は縮小を防止するための判別値であ
り、図8のように設定されている。図8において、
3、G4は第2の所定値で、一定値に設定されている。
なお、P2は動作点である。すき間寸法G02が第2の所
定値 3 、G 4 以上になると(動作点P2)、ステップ(44)
へ進んで、所定時間かごを停止させるとともに、利用者
に警報を与えてステップ(41)へ戻る。
【0029】ステップ(43)で上記出力値G02がどちらも
第2の所定値 3 、G 4 未満と判断すると、ステップ(45)
へ進み、上記出力値G02のいずれかが第1の所定値
1 、G 2 以上であるかを判断し、第1の所定値 1 、G 2
以上であればステップ(46)へ進んで、所定時間利用者に
警報を与える。ステップ(45)で第1の所定値 1 、G 2
と判断するとステップ(47)へ進み、かごが着床してい
なければステップ(42)へ戻り、着床していれば処理は終
了する。ここで、ステップ(43)〜(46)は制御手段(14)を
構成している。
【0030】実施例4. 図9はこの発明の第発明の一実施例を示す乗場正面図
である。図において、(51A)(51B)はそれぞれ引き戸(3)
(4)の表面に固着された帯状の表面材で、例えば表面が
滑らかで白色のシートで形成され、すき間検出器(11A)
(11B)に対面するように配置されている。この実施例
は、引き戸(3)(4)の表面がすき間検出器(11A)(11B)の投
光する光束が反射しにくい場合、例えば引き戸(3)(4)の
表面が粗いときや濃色であるときに好適であり、引き戸
(3)(4)の表面に光束の反射困難な特殊意匠材を用いた場
合でも、確実に検出が可能となる。
【0031】上記各実施例では乗場の出入口(2)の引き
戸(3)(4)について説明したが、かごの出入口の引き戸に
ついても適用可能であることは明白である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、エレベーターの出入口を形成する枠体と引き戸
間、又は引き戸相互間のすき間を非接触で検出して記憶
し、かつこの記憶値を定期的に、そのときのすき間寸法
の検出値に書き換えるとともに、すき間寸法の検出値と
書換え値との差が第1の所定値以上になると、引き戸の
動作を制御するようにしたので、引き戸の一部に外力が
作用したとき、上記すき間の変化が検出されて引き戸の
動作が制御され、利用者の手指の引き込まれ防止機能を
向上することができる効果がある。また、経時的なすき
間寸法の変化は修正され、経時的なすき間寸法の変化に
対しても、引き込まれ防止機能を維持することができ、
かつかご走行中の機器の干渉、衝突等の事故を防止でき
る効果がある。また、定期的な保守によるすき間調整な
どを不要にできる効果がある。
【0033】また、第発明では、かご走行中に、
き間寸法の書換え値とすき間寸法の検出値との差第1
の所定値以上になると警報を発し、すき間検出器の出力
値とすき間寸法の初期設定値との差が第2の所定値以上
になると、かごの走行を制御するようにしたので、引き
戸へのもたれやいたずら及び経時変化によりすき間寸法
が変化すると利用者に警告を与えたりかごの動作制御
したりして、経時的なすき間寸法の変化に対しても、
き込まれ防止機能を維持することができ、かつかご走行
中の機器の干渉、衝突等の事故を防止することができる
効果がある。
【0034】また、第発明では、すき間寸法の検出値
により報知器の動作を制御するようにしたので、すき間
寸法又はその変化が増大すると警報が出力され、利用者
に警告を与えて事故を防止できる効果がある。
【0038】また、第発明では、光電式のすき間検出
器を用い、引き戸に光線の反射が容 な表面材を固着し
たので、引き戸表面の色等に制約を受けることはなく、
常にすき間寸法を確実に検出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す乗場正面図。
【図2】 図1の部分断面図で、(A)はA−A線拡大断
面図、(B)はB−B線拡大断面図。
【図3】 この発明の実施例1を示す引き戸動作時の安
全動作フローチャート。
【図4】 この発明の実施例2を示す乗場正面図。
【図5】 この発明の実施例2を示す引き戸動作時の安
全動作フローチャート。
【図6】 図5で示す第1の所定値の説明図。
【図7】 この発明の実施例3を示すエレベーター走行
時の安全動作フローチャート。
【図8】 図7で示す第2の所定値の説明図。
【図9】 この発明の実施例4を示す乗場正面図。
【図10】 従来のエレベータードアの安全装置を示す
乗場正面図。
【図11】 図6のXI−XI線拡大断面図。
【符号の説明】
1 枠体、2 エレベーター乗場出入口、3,4 引き
戸、11A,11B,12 すき間検出器、14 制御
手段、15 駆動機構、16 報知器、51A,51B
表面材、G01 すき間寸法の基準値(書換え値)、G02
すき間検出器の出力値、G1,G2 第1の所定値、G
3,G4 第2の所定値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66B 13/26 B66B 13/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入口を形成する枠体と、この枠体と対
    向して設置され上記出入口を開閉する1枚又は複数枚の
    引き戸と、上記枠体と引き戸間のすき間寸法又は上記引
    き戸相互間のすき間寸法を非接触で検出するすき間検出
    器と、このすき間検出器の出力値を記憶し、かつこの記
    憶値が定期的にそのときの上記すき間検出器の出力値に
    書き換えられる記憶装置と、この書換え値と上記すき間
    検出器の出力値との差が第1の所定値以上になると、
    記引き戸の動作を制御する制御手段とを備えてなるエレ
    ベータードアの安全装置。
  2. 【請求項2】 出入口を形成する枠体と、この枠体と対
    向して設置され上記出入口を開閉する1枚又は複数枚の
    引き戸と、上記枠体と引き戸間のすき間寸法又は上記引
    き戸相互間のすき間寸法を非接触で検出するすき間検出
    器と、このすき間検出器の出力値を記憶し、かつこの記
    憶値が定期的にそのときの上記すき間検出器の出力値に
    書きえられる記憶装置と、かごの走行中に上記記憶値
    書換え値と上記すき間検出器の出力値との差が第1の
    所定値以上になると警報を発し、上記すき間検出器の出
    力値と上記すき間寸法の初期設定値との差が第2の所定
    値以上になると、上記かごの走行を制御する制御手段と
    を備えてなるエレベータードアの安全装置。
  3. 【請求項3】 聴覚又は視覚で報知する報知器を設け、
    制御手段を、すき間検出器の出力値により上記報知器の
    動作を制御するように構成したことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載のエレベータードアの安全装置。
  4. 【請求項4】 すき間検出器を、投光器から発光され引
    き戸で反射した光線を受光器で受光することにより枠体
    と上記引き戸間のすき間寸法又は上記引き戸相互間のす
    き間寸法を検出する光電式の検出器とし、上記引き戸に
    上記光線の反射が容易な表面材を固着したことを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータ
    ードアの安全装置
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