JP2509153Y2 - シャッタ―の安全装置 - Google Patents
シャッタ―の安全装置Info
- Publication number
- JP2509153Y2 JP2509153Y2 JP1989048433U JP4843389U JP2509153Y2 JP 2509153 Y2 JP2509153 Y2 JP 2509153Y2 JP 1989048433 U JP1989048433 U JP 1989048433U JP 4843389 U JP4843389 U JP 4843389U JP 2509153 Y2 JP2509153 Y2 JP 2509153Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat plate
- shutter
- detection signal
- guide rail
- obstacle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、シャッターの開閉作動を制御する開閉制御
機構を、シャッターカーテン開閉領域全域において障害
物を検知する座板スイッチに連動連結すべく構成したシ
ャッターの安全装置に係り、特に、座板スイッチの障害
物当接状態に連動して検知信号を発する発信部を座板框
に内装し、かつ上記検知信号を案内レールの底壁に複数
配設した受信部で受信するように構成して、外部光、
埃、雨水等の外的影響を受けることなく、常に高い検知
精度を保持し得て確実な障害物検知を行うことができる
シャッターの安全装置に関するものである。
機構を、シャッターカーテン開閉領域全域において障害
物を検知する座板スイッチに連動連結すべく構成したシ
ャッターの安全装置に係り、特に、座板スイッチの障害
物当接状態に連動して検知信号を発する発信部を座板框
に内装し、かつ上記検知信号を案内レールの底壁に複数
配設した受信部で受信するように構成して、外部光、
埃、雨水等の外的影響を受けることなく、常に高い検知
精度を保持し得て確実な障害物検知を行うことができる
シャッターの安全装置に関するものである。
［従来の技術］ 従来、建物の開口部を開閉する電動シャッターの下降
時に、シャッター開閉領域内での人や障害物の挟み込み
による事故やシャッターカーテンの破損等を防止するた
め、シャッターカーテンの開閉機構に、障害物を検知す
る検知機構を連動連結させ、障害物を検知した際には、
シャッターカーテンの下降を停止させるように構成した
シャッターの安全装置が知られている。
時に、シャッター開閉領域内での人や障害物の挟み込み
による事故やシャッターカーテンの破損等を防止するた
め、シャッターカーテンの開閉機構に、障害物を検知す
る検知機構を連動連結させ、障害物を検知した際には、
シャッターカーテンの下降を停止させるように構成した
シャッターの安全装置が知られている。
ところが、このものは、シャッターカーテン下端部の
座板スイッチの当接により障害物を検知した際、検知信
号を発する投光部が座板側に露出して配設されているの
で、外部からの埃、雨水等の浸入、付着により、投光面
が汚されたり、あるいは受光部がまぐさ側に設けられて
いるので、天井灯等の照明光による影響を受けて誤作動
しやすく、障害物の検知精度が低下して誤動作の原因と
なり、最悪の場合には、障害物検知不能に陥って人身事
故、障害物破損事故等を誘発してしまう、という重大な
欠点を有するものであった。
座板スイッチの当接により障害物を検知した際、検知信
号を発する投光部が座板側に露出して配設されているの
で、外部からの埃、雨水等の浸入、付着により、投光面
が汚されたり、あるいは受光部がまぐさ側に設けられて
いるので、天井灯等の照明光による影響を受けて誤作動
しやすく、障害物の検知精度が低下して誤動作の原因と
なり、最悪の場合には、障害物検知不能に陥って人身事
故、障害物破損事故等を誘発してしまう、という重大な
欠点を有するものであった。
［考案が解決しようとする課題］ 本考案は、上記の如き実状に鑑み従来の欠点を解消す
べく創案されたものであって、その目的とするところ
は、シャッターカーテン開閉領域内の障害物を、座板ス
イッチの当接状態に連動して検知した後、座板框に内装
された発信部より発した検知信号を案内レール内で乱反
射させ、案内レールの底壁に複数配設した受信部の何れ
かで受信するように構成し、外部からの光あるいは埃、
雨水等の浸入、付着による受信部の検知精度を向上させ
て、常に確実な障害物検知を行うことができるシャッタ
ーの安全装置を提供しようとするものである。
べく創案されたものであって、その目的とするところ
は、シャッターカーテン開閉領域内の障害物を、座板ス
イッチの当接状態に連動して検知した後、座板框に内装
された発信部より発した検知信号を案内レール内で乱反
射させ、案内レールの底壁に複数配設した受信部の何れ
かで受信するように構成し、外部からの光あるいは埃、
雨水等の浸入、付着による受信部の検知精度を向上させ
て、常に確実な障害物検知を行うことができるシャッタ
ーの安全装置を提供しようとするものである。
［課題を解決するための手段］ 課題を解決するため、本考案が採用した技術的手段
は、シャッターカーテンの座板に設けられる座板スイッ
チによって障害物を検知して発信部から検知信号を発信
し、受信部でこれを受信して開閉機を停止させるように
したシャッターの安全装置において、案内レールの底壁
に向けて水平方向に検知信号を発する発信部を、上記座
板の側端部より内側に収納すると共に、上記案内レール
の底壁に、発信部からの検知信号を受信する受信部を、
上下方向に所定間隔を存して複数配設したことを特徴と
するものである。
は、シャッターカーテンの座板に設けられる座板スイッ
チによって障害物を検知して発信部から検知信号を発信
し、受信部でこれを受信して開閉機を停止させるように
したシャッターの安全装置において、案内レールの底壁
に向けて水平方向に検知信号を発する発信部を、上記座
板の側端部より内側に収納すると共に、上記案内レール
の底壁に、発信部からの検知信号を受信する受信部を、
上下方向に所定間隔を存して複数配設したことを特徴と
するものである。
［作用］ したがって、本考案によれば、シャッターカーテンの
下降時に、該シャッターカーテン開閉領域内の障害物
を、外部からの光あるいは埃、雨水等の浸入、付着によ
る検知精度低下の影響を受けることなく、確実に検知し
て安全なシャッターの開閉作動を確保することができ
る。
下降時に、該シャッターカーテン開閉領域内の障害物
を、外部からの光あるいは埃、雨水等の浸入、付着によ
る検知精度低下の影響を受けることなく、確実に検知し
て安全なシャッターの開閉作動を確保することができ
る。
［実施例］ 本考案の構成を、図面に示した一実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図において、１は建物開口部に設けられたシャッ
ターカーテンであり、該シャッターカーテン１は、左右
に配設された案内レール２、２に案内されて開閉作動す
る。また、３は、シャッターカーテン１の開閉駆動機で
あって、該開閉駆動機３の正逆回転駆動により、シャッ
ターカーテン１はシャッターケース3a内に収納、繰出し
作動されるように開閉制御機構3bが構成されている。
ターカーテンであり、該シャッターカーテン１は、左右
に配設された案内レール２、２に案内されて開閉作動す
る。また、３は、シャッターカーテン１の開閉駆動機で
あって、該開閉駆動機３の正逆回転駆動により、シャッ
ターカーテン１はシャッターケース3a内に収納、繰出し
作動されるように開閉制御機構3bが構成されている。
上記シャッターカーテン１の下端部には座板框４が形
成されており、第２図（ａ）および（ｂ）に示す如く、
上記座板框４の下面開口部4aには、座板５が係止突条部
６を介して上下動自在に吊設されている。また、座板框
４の内壁上面には、一端を支点として回動するアクチュ
エータ7aを備えた検知スイッチ７、７…が複数配設され
て座板スイッチ８が構成されており、座板５の障害物当
接による押上げ作動で、上記検知スイッチ７、７…の何
れかのアクチュエータ7aが閉成した際に、座板框４内の
一端部に配設された発信部９より検知信号を案内レール
２側へ向けて水平方向に送出するように構成されてい
る。
成されており、第２図（ａ）および（ｂ）に示す如く、
上記座板框４の下面開口部4aには、座板５が係止突条部
６を介して上下動自在に吊設されている。また、座板框
４の内壁上面には、一端を支点として回動するアクチュ
エータ7aを備えた検知スイッチ７、７…が複数配設され
て座板スイッチ８が構成されており、座板５の障害物当
接による押上げ作動で、上記検知スイッチ７、７…の何
れかのアクチュエータ7aが閉成した際に、座板框４内の
一端部に配設された発信部９より検知信号を案内レール
２側へ向けて水平方向に送出するように構成されてい
る。
また、上記案内レール２の底壁2aには、第３図に示す
如く、上下方向に所定間隔を存して受信部10、10…が配
設されており、該受信部10、10…は、発信部９より送出
された検知信号を受信し、開閉制御機構3bへ信号伝送線
11を介して伝送するように構成されている。
如く、上下方向に所定間隔を存して受信部10、10…が配
設されており、該受信部10、10…は、発信部９より送出
された検知信号を受信し、開閉制御機構3bへ信号伝送線
11を介して伝送するように構成されている。
叙上の如き構成において、シャッターカーテン１の下
降作動時に、上記シャッターカーテン１の座板スイッチ
８が障害物に当接した際に、座板５の係止突条部６が座
板框４の下面開口部4a内に没入し、座板５が上昇して検
知スイッチ７、７…のアクチュエータ7a、7a…を押上
げ、何れかの検知スイッチ７が閉成状態となる。
降作動時に、上記シャッターカーテン１の座板スイッチ
８が障害物に当接した際に、座板５の係止突条部６が座
板框４の下面開口部4a内に没入し、座板５が上昇して検
知スイッチ７、７…のアクチュエータ7a、7a…を押上
げ、何れかの検知スイッチ７が閉成状態となる。
この時、図示しない８発信部用電源が発信部９に入力
されて、検知信号が発せられ、該検知信号は、水平状に
案内レール２の底壁2a側に送出されて乱反射し、複数の
受信部10、10…の内の何れかにより検知される。
されて、検知信号が発せられ、該検知信号は、水平状に
案内レール２の底壁2a側に送出されて乱反射し、複数の
受信部10、10…の内の何れかにより検知される。
その後、上記受信部10、10…より開閉制御機構3bに検
知信号が伝送されて、該開閉制御機構3bによるシャッタ
ーカーテン１の下降作動が停止される。
知信号が伝送されて、該開閉制御機構3bによるシャッタ
ーカーテン１の下降作動が停止される。
このように、シャッターカーテン１開閉領域内の障害
物を、座板５の当接状態に連動して座板框４内の検知ス
イッチ７により検知するように座板スイッチ10を構成
し、発信部９より送出された検知信号を案内レール２内
で乱反射させ、該案内レール２の上下方向に所定間隔を
存して配設した受信部10、10…で受信するようにしたの
で、上記受信部10、10…の何れかが埃、雨水等の浸入、
付着の影響で検知精度が低下している場合にも他の受信
部10、10…で確実に検知信号を受信することができ、検
知精度の低下を未然に防止して常に確実な障害物検知を
行うことができる。
物を、座板５の当接状態に連動して座板框４内の検知ス
イッチ７により検知するように座板スイッチ10を構成
し、発信部９より送出された検知信号を案内レール２内
で乱反射させ、該案内レール２の上下方向に所定間隔を
存して配設した受信部10、10…で受信するようにしたの
で、上記受信部10、10…の何れかが埃、雨水等の浸入、
付着の影響で検知精度が低下している場合にも他の受信
部10、10…で確実に検知信号を受信することができ、検
知精度の低下を未然に防止して常に確実な障害物検知を
行うことができる。
なお、本実施例では、案内レール２内に所定間隔を存
して受信部10、10…を複数配設したものを示したが、更
に案内レール２内の底壁2aの表面に鏡面仕上げを施した
り、あるいは反射フィルム等を貼付するように構成すれ
ば、発信部９より送出された検知信号の乱反射を一層促
進することが可能となり、受信部10の検知精度を向上さ
せることができる。
して受信部10、10…を複数配設したものを示したが、更
に案内レール２内の底壁2aの表面に鏡面仕上げを施した
り、あるいは反射フィルム等を貼付するように構成すれ
ば、発信部９より送出された検知信号の乱反射を一層促
進することが可能となり、受信部10の検知精度を向上さ
せることができる。
［考案の効果］ これを要するに、本考案は、シャッターカーテンの座
板に設けられる座板スイッチによって障害物を検知して
発信部から検知信号を発信し、受信部でこれを受信して
開閉機を停止させるようにしたシャッターの安全装置に
おいて、案内レールの底壁に向けて水平方向に検知信号
を発する発信部を、上記座板の側端部より内側に収納す
ると共に、上記案内レールの底壁に、発信部からの検知
信号を受信する受信部を、上下方向に所定間隔を存して
複数配設したから、 シャッターカーテンの下降時に、該シャッターカー
テン開閉領域内の障害物を、外部からの埃、雨水等の浸
入、付着による検知精度低下の影響を受けることなく検
知できる。
板に設けられる座板スイッチによって障害物を検知して
発信部から検知信号を発信し、受信部でこれを受信して
開閉機を停止させるようにしたシャッターの安全装置に
おいて、案内レールの底壁に向けて水平方向に検知信号
を発する発信部を、上記座板の側端部より内側に収納す
ると共に、上記案内レールの底壁に、発信部からの検知
信号を受信する受信部を、上下方向に所定間隔を存して
複数配設したから、 シャッターカーテンの下降時に、該シャッターカー
テン開閉領域内の障害物を、外部からの埃、雨水等の浸
入、付着による検知精度低下の影響を受けることなく検
知できる。
案内レールの上下方向に所定間隔を存して複数配設
した受信部で検知信号を受信するようにしたので、受信
部の何れかが埃、雨水等の浸入、付着の影響で検知精度
の低下を来たしている場合にも、他の受信部で確実に検
知信号を受信することができる。
した受信部で検知信号を受信するようにしたので、受信
部の何れかが埃、雨水等の浸入、付着の影響で検知精度
の低下を来たしている場合にも、他の受信部で確実に検
知信号を受信することができる。
障害物を検知した際に、下降する座板に一番近接し
た位置にある受信部で即座に発信部からの検知信号を受
けることができるので、素早く開閉機を停止させること
ができると共に、発信出力が微弱な場合でも確実に受信
することができ、受信部の誤作動を誘発することなく検
知作動の信頼性を向上させて、常に確実な障害物検知を
行い得て、安全なシャッターの開閉作動を確保すること
ができる。
た位置にある受信部で即座に発信部からの検知信号を受
けることができるので、素早く開閉機を停止させること
ができると共に、発信出力が微弱な場合でも確実に受信
することができ、受信部の誤作動を誘発することなく検
知作動の信頼性を向上させて、常に確実な障害物検知を
行い得て、安全なシャッターの開閉作動を確保すること
ができる。
等という極めて有用な実用的効果を奏するものであ
る。
る。
図面は本考案に係るシャッターの安全装置の一実施例を
示すものであって、第１図は全体正面図、第２図（ａ）
（ｂ）および第３図は要部作用説明図である。 図中、１……シャッターカーテン、２、２……案内レー
ル、2a……底壁、５……座板、９……座板スイッチ、９
……発信部、10、10……受信部 である。
示すものであって、第１図は全体正面図、第２図（ａ）
（ｂ）および第３図は要部作用説明図である。 図中、１……シャッターカーテン、２、２……案内レー
ル、2a……底壁、５……座板、９……座板スイッチ、９
……発信部、10、10……受信部 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森 広三郎 東京都新宿区西新宿２丁目１番１号 三 和シヤッター工業株式会社内 (72)考案者 上杉 宴弘 東京都新宿区西新宿２丁目１番１号 三 和シヤッター工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−167817（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】シャッターカーテンの座板に設けられる座
板スイッチによって障害物を検知して発信部から検知信
号を発信し、受信部でこれを受信して開閉機を停止させ
るようにしたシャッターの安全装置において、案内レー
ルの底壁に向けて水平方向に検知信号を発する発信部
を、上記座板の側端部より内側に収納すると共に、上記
案内レールの底壁に、発信部からの検知信号を受信する
受信部を、上下方向に所定間隔を存して複数配設したこ
とを特徴とするシャッターの安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989048433U JP2509153Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | シャッタ―の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989048433U JP2509153Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | シャッタ―の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02139299U JPH02139299U (ja) | 1990-11-21 |
| JP2509153Y2 true JP2509153Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31565235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989048433U Expired - Lifetime JP2509153Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | シャッタ―の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2509153Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63167877A (ja) * | 1986-12-29 | 1988-07-11 | トステム株式会社 | シヤツタ−カ−テンの障害物検知停止装置 |
-
1989
- 1989-04-25 JP JP1989048433U patent/JP2509153Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02139299U (ja) | 1990-11-21 |
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