JP4173859B2 - マンコンベアの自動運転装置 - Google Patents
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Description
技術分野
この発明は、乗客の接近を検出する第1検出器と乗客の通過を検出する第2検出器とを有するマンコンベアを、上記検出器の検出状態に応じて自動運転する装置に関するものである。
【0002】
背景技術
従来、エスカレーター、移動歩道等のマンコンベアを、乗込口に接近する乗客を検出して起動して自動運転し、乗客がいなくなると上記運転を自動停止させるようにすることが知られている。例えば、日本特開平6―87592号公報、日本特開平10―182050号公報には反射形乗客検出器を用いたものが開示されている。
【0003】
しかし、エネルギー波の反射を用いた反射形乗客検出器は、検出対象物や環境条件によってその検出距離が変動し易く、また故障の発生によって、次のような問題点が発生する。
【0004】
(1)一方の乗降口で検出器が故障して検出機能が失われた場合
待機時に踏段が停止しているタイプでは、進行する方向と逆方向の乗降口の検出器が故障している場合、逆方向の乗降口から乗客が乗り込む可能性がある。この場合、正規の方向の乗降口から乗り込む乗客が検出されると、逆方向からの乗客が踏段上を歩行中に逆方向に向かって踏段が起動し、乗客が転倒する虞がある。また、検出器の故障で正規の方向から乗り込んだ乗客を検出できなかった場合でも、乗客が踏段上を歩行中に逆方向からの乗客を検出して踏段が突然起動するという問題がある。
【0005】
待機時に踏段が低速度で運転しているタイプでは、逆方向からの乗客の乗り込みは発生しないと考えられるが、乗降口で乗客を検出することができないため、低速度のまま運転を続けることとなり、利便性が低下するという問題がある。また、その状態で逆方向の乗降口へ人が接近したり正規方向から乗り込んだ乗客が降り口で検出されると乗客を踏段に乗せた状態で加速が始まるという問題がある。
特に、反射形乗客検出器はマンコンベア利用者のみを検出するわけではなく、周辺を通過する人などを検出してしまうため、上述したような問題を生じさせ易い。
【0006】
(2)一方の乗降口で検出器の検出距離が変動して検出が不安定になった場合
検出が不安定になる要因としては、乗客の服装や動き、検出器の寿命などが挙げられる。
この場合、待機時に踏段が停止しているタイプでは、検出が遅くなることにより、乗客が踏段上に乗り込むまでに十分な加速ができず、利便性が低下する。また、極端に検出が遅れた場合には、踏段への乗り込みと同時に踏段が起動し、乗客が転倒する虞がある。
待機時に踏段が低速度で運転しているタイプでは、検出が遅くなると低速度からの加速が遅くなり、やはり利便性が低下するという問題がある。
【0007】
一方で、日本特開平11―292447号公報には、乗客の接近を検出する第1検出器として、エネルギー波の反射を用いた反射形乗客検出器を用い、マンコンベアの踏段直前位置を通過する乗客を検出する第2検出器として、光ビームを投射する透過形乗客検出器が用いることが記載されている。しかし、同公報においても、反射形乗客検出器が故障したり、検出が不安定となった場合の問題は考慮されていない。
【0008】
この発明は上記問題点を解消するためになされたもので、検出器に故障などが生じても、乗客の乗り込み時に支障を与えることなく、かつ利便性及び保守性を向上できるようにしたマンコンベアの自動運転装置を提供することを目的とする。
【0009】
発明の開示
本発明のマンコンベアの自動運転装置は、マンコンベアが待機(低速運転)中、第1検出器が乗客を検出せず、第2検出器が乗客を検出すると、踏板を定格速度で連続運転するようにしたものである。
また、第1検出器として、エネルギー波の反射波によって乗客を検出する形式の検出器を用い、第2検出器としてエネルギー線の遮断によって乗客を検出する形式の検出器を用いるようにしたものである。
また、第1検出器が乗客を検出したことにより起動した踏板の移動速度が規定速度に達する前に、第2検出器が乗客を検出した状態が所定回数以上連続すると、踏板を定格速度で連続運転するようにしたものである。
また、踏板が連続運転に移行した後、第1検出器が乗客を検出すると、再度自動運転に復帰するようにしたものである。
また、第1検出器が乗客を検出せず、第2検出器が乗客を検出した場合、又は第1検出器が乗客を検出した後踏板が規定速度に達する前に第2検出器が乗客を検出した状態が所定回数以上連続した場合に、異常信号を外部に出力し、かつ異常判定の履歴を記録するようにしたものである。
また、本発明のマンコンベアの自動運転装置は、マンコンベアが待機(停止)中、第1検出器が乗客を検出せず、第2検出器が乗客を検出すると、踏板の起動を阻止するようにしたものであって、第1検出器が乗客を検出したことにより起動した踏板の移動速度が規定速度に達する前に、第2検出器が乗客を検出した状態が所定回数以上連続すると、踏板を定格速度で連続運転するようにしたものである。
また、本発明のマンコンベアの自動運転装置は、マンコンベアが待機(停止)中、第1検出器が乗客を検出せず、第2検出器が乗客を検出すると、踏板の起動を阻止するようにしたものであって、第1検出器が乗客を検出せず、第2検出器が乗客を検出した場合、又は第1検出器が乗客を検出した後踏板が規定速度に達する前に第2検出器が乗客を検出した状態が所定回数以上連続した場合に、異常信号を外部に出力し、かつ異常判定の履歴を記録するようにしたものである。
【0010】
発明を実施するための最良の形態
この発明をさらに詳細に説明するために、添付の図面に従ってこれを上部乗降口について説明する。(下部乗降口も同様であるので説明は省略する。)
【0011】
実施の形態1(請求項1、3、4、6、図1〜4)
図1及び図2において、1はエスカレーター等のマンコンベアの本体、2は踏板(図示しない)と同期して移動する移動手摺、3はエスカレーター乗降口に敷設された床板、4はトラス内に設置された制御盤、5は乗降口の床面、6は乗降口下部に設置され、近赤外線、超音波などのエネルギー線を放射し、その反射波によって乗客の接近を検出する検出エリア6aを持つ反射形乗客検出器からなる上部第1検出器、7は乗降口下部に乗客の通路を横切って光ビーム7aを投射し、これを乗客が遮断することによって乗客の通過を検出する透過形乗客検出器からなる上部第2検出器である。
【0012】
図3において、8は下部乗降口に設置され、上部第1検出器6と同様の機能を持つ下部第1検出器、9は下部乗降口に設置され、第2検出器7と同様の機能を持つ下部第2検出器、10は上記各検出器6〜9からの乗客検出有無によって、マンコンベアの起動・停止を指令する起動判定手段、11は起動判定手段10からの指令によりマンコンベアの運転・停止を制御する駆動手段、12は各検出器6〜9の故障を判定する乗客検出故障判定手段、13は検出器6〜9の故障を報知する報知器、14は検出器6〜9の故障の履歴を記憶する履歴メモリ、15はマンコンベアの駆動機(図示しない)の速度、すなわち踏板の移動速度を検出する速度検出器、16は乗客が第2検出器7、9を通過する際の踏板の移動速度が、所定値よりも低いかを判定する乗込時速度判定手段、17は踏板の移動速度が低速のときに乗客が乗り込んだ回数をカウントする低速乗込みカウンタである。
【0013】
次に、この実施の形態の動作を図4を参照して説明する。
このマンコンベアは待機時停止形自動運転機能を有している。すなわち、乗客のないときは踏板を停止して待機し、乗客を検出すると運転を開始するようにして、静音かつ省エネルギーを実現するものである。
【0014】
ステップS1で低速乗込みカウンタ17のカウント回数Nを零に設定する。ステップS2でマンコンベアは待機(停止)状態とする。ステップS3で乗客検出故障判定手段12は上部第1検出器6が乗客を検出したかを判定し、検出していない場合は、ステップS4へ進み、上部第2検出器7が乗客を検出したかを判定する。検出していない場合は、乗客がないと判定してステップ2へ戻る。上部第2検出器7が乗客を検出した場合は、ステップS5へ進み、起動判定手段10は起動阻止指令を出力し、駆動手段11を介して踏板の起動を阻止する。そして、ステップS6で乗客検出器故障判定手段12は、監視盤、遠隔監視センタ、故障表示装置等の報知器13に異常信号を出力し、異常判定を履歴メモリ14に記録する。ここで、ステップS2〜S5は起動判定手段10を構成している。
【0015】
このようにして、マンコンベアの停止中、第1検出器6が乗客を検出せず、第2検出器7が乗客を検出すると、マンコンベアの起動を阻止するようにしたため、第1検出器6が故障などで乗客の検出が不能の場合に、乗客が停止中のマンコンベアに乗り込んでしまった後に起動することを防止できる。
【0016】
次に、ステップS3で第1検出器6が乗客を検出したと判定すると、ステップS7でタイマ(図示しない)をスタートさせ、ステップS8でマンコンベアの待機解除指令を出力する。ステップS9で第2検出器7が乗客を検出したかを判定する。検出していない場合は、ステップS10で設定時間が経過するのを待ち、設定時間が経過すると、ステップS11でマンコンベアの停止指令を出力してステップS2へ戻る。
【0017】
次に、ステップS9で第2検出器7が乗客を検出した場合は、ステップS12へ進み、乗込時速度判定手段16は速度検出器15の出力から踏板の速度が規定速度以上かを判定する。規定速度未満であればステップS13へ進み、低速乗込みカウンタ17のカウント回数Nが5以上であるか判定する。5回未満であれば、回数Nに1を加算し、ステップS16で自動運転に移行してステップS2へ戻る。また、カウント回数Nが5以上であれば、ステップS17でマンコンベアを定格速度で連続運転し、ステップS18で異常信号を出力し、報知器13から報知するとともに、異常判定を履歴メモリ14に記録する。ここで、ステップS3、S7〜S9、S12、S13は乗客検出器故障判定手段12を、ステップS17は起動判定手段10を構成している。
【0018】
このようにして、ステップS8で起動した踏板の移動速度が規定速度以上に達する前に、第2検出器7が乗客を検出した回数が所定回数以上連続した場合は、定格速度で連続運転するようにしたため、第1検出器6の検出距離の縮小などにより、踏板が十分に加速していない状態で、乗客が踏板に乗り込んでしまうことを防止できる。
【0019】
また、第1検出器6が乗客を検出せず、第2検出器7が乗客を検出した場合、又は第1検出器6が乗客を検出した後、踏板が規定速度に達する前に第2検出器7が乗客を検出した状態が所定回数以上連続した場合に、異常信号を例えば監視盤、遠隔監視センタ、故障表示装置などに出力し、かつ異常判定の履歴を残すようにしたため、第1検出器の故障や検出能力の低下を、いち早く知ることができ、保守性を向上することができるとともに、自動運転に復帰後も、上記履歴を保守時などに確認することが可能となる。
【0020】
また、ステップS12で踏板の速度が規定速度以上になっていると判定すると、ステップS15でカウンタ17のカウント数Nを零に戻し、ステップS16で自動運転を実行する。
【0021】
なお、ここでは、第2検出器7が乗客を検出したときの踏板の速度が規定速度以上になっていることを条件としたが、これを第1検出器6が乗客を検出したときから、第2検出器7が乗客を検出するまでの経過時間を条件とすることも可能である。
【0022】
実施の形態2(請求項2〜6、図1〜3、図5)
実施の形態2のマンコンベアは待機時低速運転形自動運転機能を有している。すなわち、乗客のないときは踏板を低速度で移動させて待機し、乗客を検出すると自動運転を開始するようにして、静音かつ省エネルギーを実現するものである。
【0023】
次に、この実施の形態の動作を図5を参照して説明する。なお、基本的な動作は図4と同様であるので、図4と異なる点を主に説明する。
ステップS1で低速乗込みカウンタ17のカウント回数Nを零に設定する。ステップS21でマンコンベアは待機(低速)状態とする。ステップS3で第1検出器6が乗客を検出したかを判定し、検出していない場合はステップS4に進み、第2検出器7が乗客を検出したかを判定する。乗客を検出すれば、ステップS22へ進み、マンコンベアを定格速度で連続運転し、ステップS23で異常信号を出力し、報知器13から報知するとともに異常判定を履歴メモリに記録する。そして、ステップS24で第1検出器6が乗客を検出するのを待ち、乗客を検出したらステップS25で自動運転に復帰して、ステップS21へ戻る。ここで、ステップS22、S24、S25は自動運転復帰手段を構成している。なお、ステップS26ではマンコンベアの待機指令が出力される。
【0024】
このようにして、踏板が連続運転に移行した後、第1検出器6が乗客を検出すると、再度自動運転に復帰するようにしたため、環境や乗客の服装などによる一時的な第1検出器6の検出能力の低下があっても、自動運転への復帰が可能となり、利便性を向上することができる。
【0025】
また、第1検出器6が乗客を検出せず、第2検出器7が乗客を検出した場合は、異常信号を出力してこれを報知し、かつ異常判定の履歴を残すようにしたため、第1検出器6の故障や検出能力の低下を、いち早く知ることができ、保守性を向上することができるとともに、自動運転に復帰後も、連続運転に移行した履歴を保守時などに確認することが可能となる。
【0026】
なお、上記各実施の形態では、第1検出器6を反射形乗客検出器を用いるものとしたが、これは乗降口から離れた位置から乗客の接近を検出できるためである。しかし、第1検出器6は反射形乗客検出器に限ることはなく、乗客が乗降口へ接近していることが検出できればよく、他の形式の検出器でも十分有用である。
【0027】
産業上の利用可能性
以上説明したとおり、この発明に係るマンコンベアの自動運転装置は、マンコンベアの乗降口に接近する乗客を検出する第1検出器と、踏板直前を通過する乗客を検出する第2検出器が設けられた場合の、第1検出器の検出に支障が生じた場合などの対策として有用である。特に、第1検出器が環境や対象物の条件により検出距離が変動することが考えられる反射形乗客検出器を用いた場合に適している。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】 自動運転機能付きマンコンベアの上部乗込口部分の側面断面図である。
【図2】 図1のマンコンベアの平面図である。
【図3】 この発明の実施の形態を示す機能構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態を示す待機時停止形自動運転機能付きマンコンベアの動作フローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態を示す待機時低速運転形自動運転機能付きマンコンベアの動作フローチャートである。
Claims (7)
- マンコンベアの乗降口に接近する乗客を検出する検出エリアを持つ第1検出器と、
上記検出エリアよりも上記乗降口に近い位置に設けられて上記乗客の通過を検出する第2検出器と
を有し、上記マンコンベアの踏板が低速運転状態で待機中に、上記第1検出器が動作すると上記踏板を自動運転に切り替える装置であって、
上記第1検出器が上記乗客を検出せず、上記第2検出器が上記乗客を検出した場合は、上記踏板を定格速度で連続運転する指令を出力する起動判定手段
を備えたことを特徴とするマンコンベアの自動運転装置。 - 第1検出器は、エネルギー波を放射しその反射波によって乗客の接近を検出する反射形検出器とし、
第2検出器は、乗降口を横切るエネルギー線を投射し、このエネルギー線が遮断されると上記乗客の通過を検出する透過形検出器とした
ことを特徴とする請求の範囲第1項記載のマンコンベアの自動運転装置。 - 踏板の移動速度を検出する速度検出器と、
第1検出器が乗客を検出したことにより、起動した上記踏板の移動速度が規定速度に達する前に、第2検出器が上記乗客を検出した状態が所定回数以上連続したか否かを判定する乗客検出器故障判定手段と、
上記乗客検出器故障判定手段が第2検出器により上記乗客を検出した状態が所定回数以上連続したことを判定すると、上記踏板を定格速度で連続運転する指令を出力する起動判定手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載のマンコンベアの自動運転装置。 - 踏板が連続運転に移行した後、第1検出器が乗客を検出すると再度自動運転に復帰する自動運転復帰手段
を更に備えたことを特徴とする請求の範囲第1項記載のマンコンベアの自動運転装置。 - 履歴メモリと、
第1検出器が乗客を検出せず、第2検出器が乗客を検出した場合、又は上記第1検出器が上記乗客を検出した後踏板が規定速度に達する前に上記第2検出器が上記乗客を検出した状態が所定回数以上連続した場合に、異常信号を外部に出力し、かつ異常判定の履歴を上記履歴メモリに記録する乗客検出器故障判定手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載のマンコンベアの自動運転装置。 - マンコンベアの乗降口に接近する乗客を検出する検出エリアを持つ第1検出器と、
上記検出エリアよりも上記乗降口に近い位置に設けられて上記乗客の通過を検出する第2検出器と
を有し、上記マンコンベアの踏板が停止状態で待機中に上記第1検出器が動作すると上記踏板を自動運転に切り換える装置であって、
上記第1検出器が上記乗客を検出せず、上記第2検出器が上記乗客を検出した場合は、上記踏板の起動を阻止する指令を出力する起動判定手段と、
上記踏板の移動速度を検出する速度検出器と、
上記第1検出器が乗客を検出したことにより、起動した上記踏板の移動速度が規定速度 に達する前に、上記第2検出器が上記乗客を検出した状態が所定回数以上連続したか否かを判定する乗客検出器故障判定手段と、
を備え、
上記起動判定手段は、上記乗客検出器故障判定手段が上記第2検出器により上記乗客を検出した状態が所定回数以上連続したことを判定すると、上記踏板を定格速度で連続運転する指令を出力することを特徴とするマンコンベアの自動運転装置。 - マンコンベアの乗降口に接近する乗客を検出する検出エリアを持つ第1検出器と、
上記検出エリアよりも上記乗降口に近い位置に設けられて上記乗客の通過を検出する第2検出器と
を有し、上記マンコンベアの踏板が停止状態で待機中に上記第1検出器が動作すると上記踏板を自動運転に切り換える装置であって、
上記第1検出器が上記乗客を検出せず、上記第2検出器が上記乗客を検出した場合は、上記踏板の起動を阻止する指令を出力する起動判定手段と、
履歴メモリと、
上記第1検出器が乗客を検出せず、上記第2検出器が乗客を検出した場合、又は上記第1検出器が上記乗客を検出した後上記踏板が規定速度に達する前に上記第2検出器が上記乗客を検出した状態が所定回数以上連続した場合に、異常信号を外部に出力し、かつ異常判定の履歴を上記履歴メモリに記録する乗客検出器故障判定手段と、
を備えたことを特徴とするマンコンベアの自動運転装置。
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