JP2569192B2 - 乗客コンベアの運転装置 - Google Patents
乗客コンベアの運転装置Info
- Publication number
- JP2569192B2 JP2569192B2 JP2041475A JP4147590A JP2569192B2 JP 2569192 B2 JP2569192 B2 JP 2569192B2 JP 2041475 A JP2041475 A JP 2041475A JP 4147590 A JP4147590 A JP 4147590A JP 2569192 B2 JP2569192 B2 JP 2569192B2
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- JP
- Japan
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- passenger
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- conveyor
- time
- passage
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B50/00—Energy efficient technologies in elevators, escalators and moving walkways, e.g. energy saving or recuperation technologies
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この本発明は乗客を水平方向あるいは上下斜め方向へ
移送するマンコンベアに係り、特に乗客が利用する時だ
け運転する乗客コンベアの運転装置に関するものであ
る。
移送するマンコンベアに係り、特に乗客が利用する時だ
け運転する乗客コンベアの運転装置に関するものであ
る。
従来、自動運転方式の乗客コンベア(エスカレータ)
は、特公昭60-23074号公報や特開平1-156296号公報に示
されるように、乗降口への導入部へ設けられた乗客検出
装置により乗客を検出すると、エスカレータの運転が開
始され、その後に乗客がいない場合は一定時間経過後に
運転が自動的に停止されるようになされている。
は、特公昭60-23074号公報や特開平1-156296号公報に示
されるように、乗降口への導入部へ設けられた乗客検出
装置により乗客を検出すると、エスカレータの運転が開
始され、その後に乗客がいない場合は一定時間経過後に
運転が自動的に停止されるようになされている。
第3図と第4図は従来の乗客コンベアの全体構成を示
す側面図と制御回路図を示し、両図において、(1)は
乗客コンベア、(2)は乗客コンベア(1)の乗降口へ
の導入部に設けられて乗客を検出する例えば光電スイッ
チでなる乗客検出装置、(3)は棚、(6)は自動運転
切換スイッチを示し、このスイッチ(6)をONさせると
リレー(7)が励磁され、その接点(7a)が閉じ、この
状態で上記乗客検出器(2)が乗客を検出すると、その
接点(2a)が閉じ、タイマリレー(8)が励磁されて限
時接点(8a)が所定時間閉成制御されることにより、リ
レー(10)が励磁されて接点(10a)が閉じられ、運転
指令リレー(14)が励磁されて乗客コンベア(1)が駆
動される。なお、第4図において、(11)は安全スイッ
チ群、(12)は停止スイッチ、(13)は手動起動スイッ
チ、(14)と(15)は上昇運転起動リレーと下降運転起
動リレーを示す。
す側面図と制御回路図を示し、両図において、(1)は
乗客コンベア、(2)は乗客コンベア(1)の乗降口へ
の導入部に設けられて乗客を検出する例えば光電スイッ
チでなる乗客検出装置、(3)は棚、(6)は自動運転
切換スイッチを示し、このスイッチ(6)をONさせると
リレー(7)が励磁され、その接点(7a)が閉じ、この
状態で上記乗客検出器(2)が乗客を検出すると、その
接点(2a)が閉じ、タイマリレー(8)が励磁されて限
時接点(8a)が所定時間閉成制御されることにより、リ
レー(10)が励磁されて接点(10a)が閉じられ、運転
指令リレー(14)が励磁されて乗客コンベア(1)が駆
動される。なお、第4図において、(11)は安全スイッ
チ群、(12)は停止スイッチ、(13)は手動起動スイッ
チ、(14)と(15)は上昇運転起動リレーと下降運転起
動リレーを示す。
ところで、上記構成において、乗客検出装置(2)に
より起動してから自動的に停止するまでの自動運転時間
は、乗客を降り口まで移送するのに十分な時間が必要で
ある。乗客検出装置(2)が設けられた導入部から踏段
までの歩行時間は乗客により異なる。また、時には踏段
へ乗込むことを躊躇するため通常より長い時間を要する
ことがある。この様な場合、乗客が降り口へ到達する前
に自動運転時間が経過し、エスカレータが停止すること
になる。そこで、乗客は立止まっているかまたは歩き始
めるが、別の乗客が導入部を通過すると再び起動される
ため踏段上の乗客はバランスを失って転倒するなどの危
険がある。したがって、運転時間は通常の乗客移送所要
時間に例えば10秒程度の余裕を持たせて設定するのが一
般的であり、これにより上記不具合を回避している。
より起動してから自動的に停止するまでの自動運転時間
は、乗客を降り口まで移送するのに十分な時間が必要で
ある。乗客検出装置(2)が設けられた導入部から踏段
までの歩行時間は乗客により異なる。また、時には踏段
へ乗込むことを躊躇するため通常より長い時間を要する
ことがある。この様な場合、乗客が降り口へ到達する前
に自動運転時間が経過し、エスカレータが停止すること
になる。そこで、乗客は立止まっているかまたは歩き始
めるが、別の乗客が導入部を通過すると再び起動される
ため踏段上の乗客はバランスを失って転倒するなどの危
険がある。したがって、運転時間は通常の乗客移送所要
時間に例えば10秒程度の余裕を持たせて設定するのが一
般的であり、これにより上記不具合を回避している。
従来の乗客コンベアの運転装置において、自動運転は
導入部の乗客検出装置(2)が乗客を検出すると起動さ
れ、それから乗客移送時間に余裕を加えた時間を経過し
た後に停止する。したがって、乗客が通常の走行速度で
スムーズにエスカレータへ乗込む場合は乗客を降り口へ
移送した後も余裕時間分が余分に運転されることにな
る。踏段への乗込みを躊躇する乗客は稀であり、ほとん
ど毎回、この余剰運転が繰返されることになる。これ
は、必要時だけ運転するという自動運転方式の本来の目
的に反するものであり、余分な電力を消費する欠点があ
った。
導入部の乗客検出装置(2)が乗客を検出すると起動さ
れ、それから乗客移送時間に余裕を加えた時間を経過し
た後に停止する。したがって、乗客が通常の走行速度で
スムーズにエスカレータへ乗込む場合は乗客を降り口へ
移送した後も余裕時間分が余分に運転されることにな
る。踏段への乗込みを躊躇する乗客は稀であり、ほとん
ど毎回、この余剰運転が繰返されることになる。これ
は、必要時だけ運転するという自動運転方式の本来の目
的に反するものであり、余分な電力を消費する欠点があ
った。
そこで、この発明は上記のような従来のものの問題点
を解消するためになされたもので、余分な電力を消費す
ることなく必要時だけ運転することができる自動運転方
式による乗客コンベアの運転装置を提供することを目的
とする。
を解消するためになされたもので、余分な電力を消費す
ることなく必要時だけ運転することができる自動運転方
式による乗客コンベアの運転装置を提供することを目的
とする。
この発明に係る乗客コンベアの乗降口への導入部に設
けられて乗客の通過を検出する第1の乗客検出装置と、
乗客コンベアの踏段への乗込口付近に設けられて乗客が
踏段に乗り込むのを検出する第2の乗客検出装置と、第
1の乗客検出装置が乗客の通過を検出すると、乗客コン
ベアを起動させ、第1の乗客検出装置が乗客の通過を検
出した後に所定時間内に第2の乗客検出装置が乗客の踏
段への乗り込みを検出しないときは乗客コンベアを停止
させると共に、第1の乗客検出装置が乗客の通過を検出
した後に所定時間内に第2の乗客検出装置が乗客の踏段
への乗り込みを検出したときは第2の乗客検出装置によ
る乗客の踏段への乗り込みの検出後所定時間経過した後
に乗客コンベアを停止させる制御回路とを備えたもので
ある。
けられて乗客の通過を検出する第1の乗客検出装置と、
乗客コンベアの踏段への乗込口付近に設けられて乗客が
踏段に乗り込むのを検出する第2の乗客検出装置と、第
1の乗客検出装置が乗客の通過を検出すると、乗客コン
ベアを起動させ、第1の乗客検出装置が乗客の通過を検
出した後に所定時間内に第2の乗客検出装置が乗客の踏
段への乗り込みを検出しないときは乗客コンベアを停止
させると共に、第1の乗客検出装置が乗客の通過を検出
した後に所定時間内に第2の乗客検出装置が乗客の踏段
への乗り込みを検出したときは第2の乗客検出装置によ
る乗客の踏段への乗り込みの検出後所定時間経過した後
に乗客コンベアを停止させる制御回路とを備えたもので
ある。
この発明における乗客コンベアの運転装置は、制御回
路により、導入部の第1の乗客検出装置による乗客の通
過検出に基づき乗客コンベアを起動させ、第1の乗客検
出装置が乗客の通過を検出した後に所定時間内に第2の
乗客検出装置が乗客の踏段への乗り込みを検出しないと
きは乗客コンベアを停止させると共に、第1の乗客検出
装置が乗客の通過を検出した後に所定時間内に第2の乗
客検出装置が乗客の踏段への乗り込みを検出したときは
第2の乗客検出装置による乗客の踏段への乗り込みの検
出後所定の時間経過後に乗客コンベアの運転を停止させ
ることによって常に必要最小限の自動運転時間とするこ
とができ、しかも、乗客が降り口へ到達する前に停止す
る不具合も回避できる。
路により、導入部の第1の乗客検出装置による乗客の通
過検出に基づき乗客コンベアを起動させ、第1の乗客検
出装置が乗客の通過を検出した後に所定時間内に第2の
乗客検出装置が乗客の踏段への乗り込みを検出しないと
きは乗客コンベアを停止させると共に、第1の乗客検出
装置が乗客の通過を検出した後に所定時間内に第2の乗
客検出装置が乗客の踏段への乗り込みを検出したときは
第2の乗客検出装置による乗客の踏段への乗り込みの検
出後所定の時間経過後に乗客コンベアの運転を停止させ
ることによって常に必要最小限の自動運転時間とするこ
とができ、しかも、乗客が降り口へ到達する前に停止す
る不具合も回避できる。
以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。
第1図(a),(b)は本実施例における乗客コンベア
の全体構成を示す側面図と平面図を示し、また、第2図
は制御回路の回路図を示している。第3図及び第4図と
同一部分は同一符号を付して示す上記第1図(a),
(b)及び第2図において、(4)は乗客コンベア
(1)の踏段への乗込部近傍(第1図では乗込み直後の
踏段の上方位置)に設けられて、乗客の通過を電光スイ
ッチ等により検出する乗客検出装置で、乗客コンベア
(1)の乗降口への導入部に設けられた乗客検出装置
(2)が第1の乗客検出装置を成すのに対し、第2の乗
客検出装置を構成し、常開接点(4a)を有する。また、
(9)はタイマリレー(8)と同様にして限時接点(9
a)を有するタイマリレーである。なお、(7b)はリレ
ー(7)の常開接点である。
第1図(a),(b)は本実施例における乗客コンベア
の全体構成を示す側面図と平面図を示し、また、第2図
は制御回路の回路図を示している。第3図及び第4図と
同一部分は同一符号を付して示す上記第1図(a),
(b)及び第2図において、(4)は乗客コンベア
(1)の踏段への乗込部近傍(第1図では乗込み直後の
踏段の上方位置)に設けられて、乗客の通過を電光スイ
ッチ等により検出する乗客検出装置で、乗客コンベア
(1)の乗降口への導入部に設けられた乗客検出装置
(2)が第1の乗客検出装置を成すのに対し、第2の乗
客検出装置を構成し、常開接点(4a)を有する。また、
(9)はタイマリレー(8)と同様にして限時接点(9
a)を有するタイマリレーである。なお、(7b)はリレ
ー(7)の常開接点である。
上記第1図(a),(b)と第2図構成において、自
動運転切換スイッチ(6)をONさせると、リレー(7)
が励磁され接点(7a),(7b)を閉じる。この状態で、
導入部の第1の乗客検出装置(2)が乗客の通過を検出
すると、接点(2a)が閉じ、タイマ(8)が励磁され計
時終了まで接点(8a)が閉じ続けられるので、リレー
(10)が励磁され接点(10a)を閉じることにより運転
指令リレー(14)が励磁されて乗客コンベアが駆動され
る。ここで、タイマリレー(8)は第1の乗客検出装置
(2)の位置から踏段へ乗込むまでの標準的な歩行時間
に余裕時間を見込んだ時間、例えば15秒前後に設定す
る。
動運転切換スイッチ(6)をONさせると、リレー(7)
が励磁され接点(7a),(7b)を閉じる。この状態で、
導入部の第1の乗客検出装置(2)が乗客の通過を検出
すると、接点(2a)が閉じ、タイマ(8)が励磁され計
時終了まで接点(8a)が閉じ続けられるので、リレー
(10)が励磁され接点(10a)を閉じることにより運転
指令リレー(14)が励磁されて乗客コンベアが駆動され
る。ここで、タイマリレー(8)は第1の乗客検出装置
(2)の位置から踏段へ乗込むまでの標準的な歩行時間
に余裕時間を見込んだ時間、例えば15秒前後に設定す
る。
次に、乗客が踏段へ乗込むと乗込部の第2の乗客検出
装置(4)が乗客を検出し接点(4a)が閉じ、タイマリ
レー(9)が励磁され計時終了まで接点(9a)が閉じ続
ける。接点(8a)は既に閉じられリレー(10)が励磁さ
れているため限時接点(9a)が閉じても接点(10a)の
閉成に変化はない。
装置(4)が乗客を検出し接点(4a)が閉じ、タイマリ
レー(9)が励磁され計時終了まで接点(9a)が閉じ続
ける。接点(8a)は既に閉じられリレー(10)が励磁さ
れているため限時接点(9a)が閉じても接点(10a)の
閉成に変化はない。
乗客が踏段上を移送される途中でタイマリレー(8)
の計時が終了し接点(8a)が開くが、接点(9a)が閉じ
ているため、運転はそのまま継続され、乗客の降り口へ
の移送が完了するとタイマリレー(9)の計時が終了し
接点(9a)が開き、運転が停止する。タイマリレー
(9)は第2の乗客検出装置(4)の位置から降り口ま
での移送時間に若干の余裕を見込んだ時間に設定する。
エスカレータの運転速度は一定であり、乗客が故意に踏
段上を移動しない限り、第2の乗客検出装置(4)で乗
客を検出後、降り口まで移送する時間も一定であり、余
裕時間を多く見込む必要はない。
の計時が終了し接点(8a)が開くが、接点(9a)が閉じ
ているため、運転はそのまま継続され、乗客の降り口へ
の移送が完了するとタイマリレー(9)の計時が終了し
接点(9a)が開き、運転が停止する。タイマリレー
(9)は第2の乗客検出装置(4)の位置から降り口ま
での移送時間に若干の余裕を見込んだ時間に設定する。
エスカレータの運転速度は一定であり、乗客が故意に踏
段上を移動しない限り、第2の乗客検出装置(4)で乗
客を検出後、降り口まで移送する時間も一定であり、余
裕時間を多く見込む必要はない。
従って、乗客が降り口に到達後直ちにエスカレータが
停止する自動運転が可能となる。
停止する自動運転が可能となる。
一方、乗客が踏段への乗込を躊躇し、時間を要しても
タイマリレー(8)に余裕時間を設けているので、余裕
時間内であれば、第2の乗客検出装置(4)が検出する
まで運転が継続するので、従来の余裕時間の効果も失う
ことはない。また、稀ではあるが、乗客が踏段への乗り
込みを躊躇して実際に乗り込まずに戻るような場合であ
っても、タイマリレー(8)の設定時間後、乗客コンベ
アは起動後直ちに停止制御されるので、余分な電力を消
費させることもなくなる。
タイマリレー(8)に余裕時間を設けているので、余裕
時間内であれば、第2の乗客検出装置(4)が検出する
まで運転が継続するので、従来の余裕時間の効果も失う
ことはない。また、稀ではあるが、乗客が踏段への乗り
込みを躊躇して実際に乗り込まずに戻るような場合であ
っても、タイマリレー(8)の設定時間後、乗客コンベ
アは起動後直ちに停止制御されるので、余分な電力を消
費させることもなくなる。
なお、上記実施例において、乗客が踏段に乗ったり、
手すりを把んでから起動、加速することは危険であるた
め、エスカレータが通常速度になってから乗客が乗込め
る様起動用の第1の乗客検出装置(2)は導入部に設け
る必要がある。
手すりを把んでから起動、加速することは危険であるた
め、エスカレータが通常速度になってから乗客が乗込め
る様起動用の第1の乗客検出装置(2)は導入部に設け
る必要がある。
以上のようにこの発明によれば、乗客コンベアの乗降
口への導入部に設けられた第1の乗客検出装置による乗
客の通過検出に基づき乗客コンベアを起動させ、第1の
乗客検出装置が乗客の通過を検出した後に所定時間内に
第2の乗客検出装置が乗客の踏段への乗り込みを検出し
ないときは乗客コンベアを停止させると共に、第1の乗
客検出装置が乗客の通過を検出した後に所定時間内に第
2の乗客検出装置が乗客の踏段への乗り込みを検出した
ときは第2の乗客検出装置による乗客の踏段への乗り込
みの検出後所定時間経過した後に乗客コンベアを停止さ
せるようにしたので、次のような効果がある。
口への導入部に設けられた第1の乗客検出装置による乗
客の通過検出に基づき乗客コンベアを起動させ、第1の
乗客検出装置が乗客の通過を検出した後に所定時間内に
第2の乗客検出装置が乗客の踏段への乗り込みを検出し
ないときは乗客コンベアを停止させると共に、第1の乗
客検出装置が乗客の通過を検出した後に所定時間内に第
2の乗客検出装置が乗客の踏段への乗り込みを検出した
ときは第2の乗客検出装置による乗客の踏段への乗り込
みの検出後所定時間経過した後に乗客コンベアを停止さ
せるようにしたので、次のような効果がある。
1)常に必要最小限の自動運転時間とすることができ、
余分な電力を消費することのない運転装置を提供でき
る。
余分な電力を消費することのない運転装置を提供でき
る。
2)乗客が降り口へ到達する前に停止する不具合を回避
できるため安全であり、乗客が降り口に到達後は直ちに
乗客コンベアを停止する自動運転ができる。
できるため安全であり、乗客が降り口に到達後は直ちに
乗客コンベアを停止する自動運転ができる。
3)乗客が踏段に乗ったり、手摺りを把んでから起動、
加速することはなく、乗客が乗降口への導入部を通過し
たら乗客コンベアが起動し、該乗客コンベアが通常速度
になってから乗客が乗り込むようになるので、常に安全
である。
加速することはなく、乗客が乗降口への導入部を通過し
たら乗客コンベアが起動し、該乗客コンベアが通常速度
になってから乗客が乗り込むようになるので、常に安全
である。
4)稀ではあるが、乗客が踏段への乗り込みを躊躇して
実際に乗り込まずに戻るような場合であっても、乗客コ
ンベアは起動後直ちに停止制御されるので、余分な電力
を消費させることもなくなる。
実際に乗り込まずに戻るような場合であっても、乗客コ
ンベアは起動後直ちに停止制御されるので、余分な電力
を消費させることもなくなる。
第1図(a),(b)はこの発明による乗客コンベアの
全体構成を示す側面図と平面図、第2図はこの発明によ
る制御部分を示す回路図、第3図は従来の乗客コンベア
の全体構成を示す側面図と平面図、第4図は従来の乗客
コンベアの制御部分を示す回路図である。 (1)……乗客コンベア、(2)……第1の乗客検出装
置、(4)……第2の乗客検出装置、(5)……踏段、
(6)……自動運転切換スイッチ、(7),(10)……
リレー、(8),(9)……タイマリレー、(12)……
停止スイッチ、(14)……上昇運転起動リレー、(15)
……下降運転起動リレー。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
全体構成を示す側面図と平面図、第2図はこの発明によ
る制御部分を示す回路図、第3図は従来の乗客コンベア
の全体構成を示す側面図と平面図、第4図は従来の乗客
コンベアの制御部分を示す回路図である。 (1)……乗客コンベア、(2)……第1の乗客検出装
置、(4)……第2の乗客検出装置、(5)……踏段、
(6)……自動運転切換スイッチ、(7),(10)……
リレー、(8),(9)……タイマリレー、(12)……
停止スイッチ、(14)……上昇運転起動リレー、(15)
……下降運転起動リレー。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】乗客コンベアの乗降口への導入部に設けら
れて乗客の通過を検出する第1の乗客検出装置と、乗客
コンベアの踏段への乗込口付近に設けられて乗客が踏段
に乗り込むのを検出する第2の乗客検出装置と、第1の
乗客検出装置が乗客の通過を検出すると、乗客コンベア
を起動させ、第1の乗客検出装置が乗客の通過を検出し
た後に所定時間内に第2の乗客検出装置が乗客の踏段へ
の乗り込みを検出しないときは乗客コンベアを停止させ
ると共に、第1の乗客検出装置が乗客の通過を検出した
後に所定時間内に第2の乗客検出装置が乗客の踏段への
乗り込みを検出したときは第2の乗客検出装置による乗
客の踏段への乗り込みの検出後所定時間経過した後に乗
客コンベアを停止させる制御回路とを備えたことを特徴
とする乗客コンベアの運転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2041475A JP2569192B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 乗客コンベアの運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2041475A JP2569192B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 乗客コンベアの運転装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03243591A JPH03243591A (ja) | 1991-10-30 |
| JP2569192B2 true JP2569192B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=12609387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2041475A Expired - Fee Related JP2569192B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 乗客コンベアの運転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2569192B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2569242B2 (ja) * | 1991-12-12 | 1997-01-08 | 名鉄不動産株式会社 | 乗客コンベア |
| JP2015168557A (ja) * | 2014-03-10 | 2015-09-28 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア装置 |
| CN104261237A (zh) * | 2014-09-11 | 2015-01-07 | 江南嘉捷电梯股份有限公司 | 双向自启动扶梯 |
| GB2595973A (en) * | 2020-03-17 | 2021-12-15 | Kuen Chan Wai | Control apparatus for independently moving handholding support of moving paths |
| US20210292130A1 (en) * | 2020-03-17 | 2021-09-23 | Wai Kuen Chan | Control apparatus for independently moving handholding support of moving paths |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4837881A (ja) * | 1971-09-20 | 1973-06-04 | ||
| JPS5542034A (en) * | 1978-09-19 | 1980-03-25 | Minolta Camera Co Ltd | Range finder |
-
1990
- 1990-02-22 JP JP2041475A patent/JP2569192B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03243591A (ja) | 1991-10-30 |
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