JPH0996180A - 電動シャッターの安全装置 - Google Patents

電動シャッターの安全装置

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JPH0996180A
JPH0996180A JP25748995A JP25748995A JPH0996180A JP H0996180 A JPH0996180 A JP H0996180A JP 25748995 A JP25748995 A JP 25748995A JP 25748995 A JP25748995 A JP 25748995A JP H0996180 A JPH0996180 A JP H0996180A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の監視下でのみ閉じるシャッターを提
供する。 【解決手段】 操作盤28の閉スイッチ28Bが押下さ
れ閉動作が指示された時に、赤外線センサ60は操作盤
28の付近に利用者(操作を行った者)が存在するかを
検出し、存在し続けている場合のみシャッターカーテン
12の閉動作を行う。閉動作中に利用者の存在が検出さ
れなくなるとシャッターカーテン12の閉動作が停止さ
れる。シャッター10は常に利用者の監視下で閉動作が
行われるので異物がシャッターカーテン12に挟まれる
等の不具合を回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は電動シャッターの安
全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電動シャッターは、まぐさ部の上
方に配置されシャッターカーテンの一端が取り付けられ
た巻取りシャフトをモータの駆動力で回転させ、シャッ
ターカーテンを開方向(上昇方向)及び閉方向(下降方
向)へ移動させるように構成されている。これらの動作
を利用者が指示するために開閉スイッチを設け、スイッ
チを押すことによりシャッターカーテンの動作を指示で
きるようになっている。開閉スイッチは通常、シャッタ
ーカーテンの脇に配置された操作盤のパネルに取り付け
られており、一端スイッチが押されると他のスイッチが
押されない限り所定の動作を最後まで続けるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、閉スイッチ
を押した後利用者がその場を離れても、シャッターは完
全に閉まるまでシャッターカーテンを降ろし続ける。こ
の時シャッターカーテンの移動軌跡に異物が存在してい
ると、異物が閉まる途中のシャッターカーテンに挟まれ
るという不都合が起こる。このような現象を未然に防ぐ
ためには、閉動作を行っている間は利用者がシャッター
の操作盤付近でシャッターカーテンの監視を行うことが
望ましい。
【0004】本発明は上記事実を考慮し、操作盤の近く
に利用者がいる場合にのみシャッターカーテンの閉動作
を行う電動シャッターの安全装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、シャッターカーテンの
開閉を指示する動作指示手段と、前記動作指示手段を用
いてシャッターカーテンの開閉を行う利用者と動作指示
手段との相対位置を認識する相対位置認識手段と、前記
相対位置認識手段による認識の結果、利用者が所定の相
対位置関係を維持している場合のみシャッターカーテン
の閉動作を許可する制御手段と、を有することを特徴と
する。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、動作指示
手段によってシャッターカーテンの閉動作が指示された
場合、制御手段は相対位置認識手段を用いて動作の指示
を行った利用者と操作盤との相対位置が所定の相対位置
関係にあるかを調べ、所定の範囲内で利用者が認識され
た場合にのみシャッターカーテンの閉動作を行う。相対
位置関係の認識は所定時間毎に行われ、所定の範囲内で
利用者が認識されない場合は直ちにシャッターカーテン
の閉動作が停止される。これにより、利用者と動作指示
手段とが所定の相対位置関係を維持しながらシャッター
カーテンの閉動作が行われる。ここで、利用者がシャッ
ターカーテンの閉動作を監視できるような相対位置関係
を認識するよう設定すれば、シャッターカーテンが自動
的に閉動作を行う際に異物が挟まれる等の不都合を防ぐ
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
(第1の発明の実施の形態)図1には本実施の形態に係
るシャッター用安全装置を備えた電動シャッター10
(以下シャッター10と表す)が示されている。
【0008】シャッター10はシャッターカーテン12
を備えている。シャッターカーテン12の両端部は、断
面形状が略コの字状でまぐさ部14から床面16へ鉛直
方向に沿って延設されたガイドレール18によって支持
されており、シャッターカーテン12はガイドレール1
8に案内されて上昇方向または下降方向へ移動可能とさ
れている。シャッターカーテン12の上端部は、まぐさ
部14の上方に配置された巻取シャフト20に取付られ
ている。巻取シャフト20は開閉機としてのモータ22
の駆動軸にチェーン24を介して連結されている。巻取
シャフト20はモータ22の駆動力がチェーン24を介
して伝達され回転され、これによってシャッターカーテ
ン12は巻取シャフト20に巻取りまたは巻き戻されて
開方向(上昇方向)または閉方向(下降方向)へ移動さ
れるようになっている。
【0009】図1の右側のガイドレール18の右脇には
制御部26に接続された操作盤28が配置されている。
操作盤28の正面にはシャッターカーテン12の開方向
への移動を指示するための開スイッチ28Aと、シャッ
ターカーテン12の閉方向への移動を指示するための閉
スイッチ28Bと、シャッターカーテン12の移動停止
を指示するための停止スイッチ28Cと、利用者が操作
盤28に接近しているかを認識する赤外線センサ60
と、が設けられている。開スイッチ28Aと閉スイッチ
28Bはインターロック式のスイッチが用いられてお
り、一方が押されると、指を離しても押された状態が保
持されロック状態になり、同時にもう一方のスイッチの
ロックが解除される。また、制御部26からの信号を受
けて両方のスイッチのロックを解除できる。停止スイッ
チ28Cは、押された時のみオンになる、ロック式でな
いスイッチが用いられている。操作盤28は、制御部2
6に対してスイッチや赤外線センサ60の状態を出力す
る。
【0010】また、モータ22の近傍にはシャッターカ
ーテン12の上限位置(全開位置)を検出する上限リミ
ットスイッチ30及び下限位置(全閉位置)を検出する
下限リミットスイッチ32を備えた位置検出ユニット3
4が取付けられている。この位置検出ユニット34は、
ギア36を介してモータ22によって回転されかつ雄ね
じが形成された図示しないシャフトと、この雄ねじに螺
合されシャフトの回転によりシャフトの軸方向に沿って
移動する移動ブロック38と、で構成されており、移動
ブロック38の移動範囲の両端位置に前記上限及び下限
リミットスイッチ30、32が取付されている。従っ
て、移動ブロックの移動範囲とシャッターカーテン12
の移動範囲とを対応させておけばシャッターカーテン1
2の全開及び全閉位置を検出することができる。なお、
これらの上限及び下限リミットスイッチ30、32は制
御部26へ接続されており、移動ブロックによって押圧
されたときオンされる。
【0011】制御部26に接続されたスピーカ64は、
操作盤28の上方などに配設され、操作を行う者(以
下、利用者と呼ぶ)に音声を用いて注意などを知らせる
ことができる。また、制御部26に接続され、操作盤2
8の上方などに配設されたディスプレイ66は、制御部
26からの信号を受け取り、絵や文字を用いて各種メッ
セージを表示することができる。スピーカ64とディス
プレイ66は、音声や文字等によって利用者へ各種の注
意や状況を報知することができる。
【0012】図2のブロック図に示される如く、制御部
26に接続されたタイマ62は、制御部26が時間を計
測するために用いられる。
【0013】制御部26に接続された通信部74は、シ
ャッター10が設置されている建物の図示しない管理室
の端末に接続されている。制御部26からの信号を受け
てシャッター10の動作状況を管理室に報知する機能を
持つ。端末では通信部74からの信号に基づいて、端末
の備える記憶装置により閉動作中止の時刻等が記録され
る。この記録は端末の持つ表示手段を用いて読みだすこ
とができ、不都合が発生した時刻等のシャッター10の
状況を知ることを可能にする。
【0014】操作盤28の盤面に配設され、制御部26
に接続された赤外線センサ60は、投光部60Aと受光
部60Bを備えており、投光部60Aから赤外線が出射
されると受光部60Bがその反射光を検出する。利用者
が赤外線センサ60に接近した場合、受光部60Bが検
出する反射光の量が増加して利用者の接近を判別でき
る。また、反射光の検出範囲を調節することにより利用
者を認識する範囲を設定することができる。例えば、受
光部60Bの受光量にしきい値を設定すれば、利用者と
の距離が所定値以内であるかを検出できる。また、検出
する反射光の角度の範囲を設定することで、所定の身長
の利用者のみを検出できる。本実施の形態では図3の如
く赤外線センサ60の検出範囲を定め、操作盤28より
100〜150センチメートル以内の距離に存在し、か
つ身長140〜160センチメートル以上の利用者を認
識している。
【0015】これは、人間は成長と共に身長が伸び、責
任を持ってシャッター10の開閉を行える年齢に達した
人間は、身長が140〜160センチメートル以上であ
るという根拠と、利用者が操作盤28を容易に操作でき
るのは利用者が操作盤28の半径100〜150センチ
メートル以内にいることが必要であるとの根拠に基づ
く。上記検出範囲において、センサ60の検出範囲は、
その判断に適した値に調整することができ、本実施の形
態では図3の利用者80に示される如く赤外線センサ6
0より100センチメートル以内の距離に存在して、か
つ身長150センチメートル以上の利用者のみを認識す
るようになっている。赤外線センサ60は地上150セ
ンチメートルの高さに配置され、赤外線センサ60より
上方の角度からの反射光のみを検出する。この設定によ
り、身長150センチメートル以上の利用者を認識でき
る。また、利用者が赤外線センサ60から100センチ
メートル離れた位置にいる場合の受光量をしきい値にす
ることにより、利用者が100センチメートル以内の距
離にいるかを認識できる。
【0016】もし、閉スイッチ28Bが押されたにも関
わらず赤外線センサ60が利用者を認識しない場合は、
図3の利用者82の如くまだシャッターの開閉を行うの
にふさわしくない子供が手を伸ばして閉スイッチ28C
を押したものとみなし、シャッターカーテン12の閉動
作を行わない。また、制御部26は閉動作を行わなかっ
たことを通信部74を通して管理室の端末に報知する。
【0017】閉スイッチ28Bが押されて、かつ赤外線
センサ60が利用者を認識した場合はシャッターカーテ
ン12の閉動作を開始する。閉動作中も常に赤外線セン
サ60をチェックし、閉動作中は常に利用者が操作盤2
8の半径100センチメートル以内に存在するようにす
る。図3の利用者84のように利用者が閉動作中にその
場を離れて、赤外線センサ60が利用者を認識しなくな
った場合、閉動作を中止し再び利用者を認識するまでシ
ャッターカーテン12を停止状態にする。所定時間内に
利用者の認識がなければ閉動作は強制終了され、シャッ
ターカーテン12は全て開かれた状態に戻される。ま
た、制御部26は強制終了したことを通信部74を通し
て端末に報知する。
【0018】次に本実施の形態の作用を図4のフローチ
ャートを用いて説明する。プログラムがスタートする
と、ステップ100で停止スイッチ28Cが押されてい
るかが調べられ、押されていれば判断は肯定されてステ
ップ102に移行する。ステップ102では制御部26
から開閉制御部72に制御信号が送られ、モータ22の
回転が停止され、シャッターカーテン12の駆動が停止
される。続いてステップ104で、開スイッチ28Aま
たは閉スイッチ28Bが押されていれば、それがオープ
ン(押されていない状態)に復帰される。続いてステッ
プ106で、スピーカ64の音声出力とディスプレイ6
6の表示を消去し、停止に係る一連の処理を終了する。
【0019】ステップ100で否定、すなわち停止スイ
ッチが押されていない場合にはステップ108に移行し
て開スイッチ28Aの状態が調べられる。開スイッチ2
8Aが押されていれば判断は肯定されステップ110に
移行する。
【0020】ステップ110では、位置検出ユニット3
4に備わっている上限リミットスイッチ30の状態が調
べられ、シャッターカーテン12が既に全開位置にある
かが判別される。ステップ110で肯定判断、すなわち
既にシャッターカーテン12が全開位置にある場合は閉
動作の必要がないのでステップ104に移行し、開動作
が行われずに処理が終了される。
【0021】ステップ110で否定判断、すなわちシャ
ッターカーテン12が全開位置にない場合はステップ1
12に移行し、制御部26は開閉制御部72を介してモ
ータ22を開方向に駆動させる。続いてステップ114
に移行し、ステップ110と同様に位置検出ユニット3
4を用いて、シャッターカーテン12が全開位置に到着
したかが判別される。判断が肯定、すなわちシャッター
カーテン12が全開位置に来た場合はステップ102に
移行し、開動作に係る一連の処理を終了する。
【0022】ステップ114で判断が否定、すなわちシ
ャッターカーテン12が全開でない場合はステップ11
6に移行し、開動作中に閉スイッチ28Bまたは停止ス
イッチ28Cが押されたかが判別される。判断が否定、
すなわちスイッチの切り換えがない場合はステップ11
2に戻り、開動作が続行される。ステップ116で判断
が肯定、すなわち開動作の途中でスイッチの切り換えが
あった場合はステップ100に移行し、各スイッチの処
理へ分岐する。
【0023】ステップ108で判断が否定された場合、
すなわち停止スイッチ28C及び開スイッチ28Aのど
ちらも押されていない場合はステップ118に移行し閉
スイッチ28Bが押されたかが判別される。判断が否定
された場合、すなわちどのスイッチも押されていない場
合はステップ100に戻る。
【0024】ステップ118で判断が肯定、すなわち閉
スイッチ28Bが押された場合、ステップ120では位
置検出ユニット34の下限リミットスイッチ32の状態
を検出し、シャッターカーテン12が既に全て閉まって
いるかが調べられる。下限リミットスイッチ32がオ
ン、すなわちシャッターカーテン12が既に全て閉まっ
ている場合は閉動作を行う必要がないのでステップ10
4に移行し、処理を終了する。
【0025】ステップ120で下限リミットスイッチ3
2がオフ、すなわちシャッターカーテン12が全て閉ま
っていない場合はステップ122に移行し、フラグFが
0にリセットされ、ステップ124に移行する。このフ
ラグFは、閉スイッチ28Bが押された後に、赤外線セ
ンサ60が所定の条件を満たす利用者(本実施の形態で
は操作盤28との距離が100センチメートル以内で、
かつ身長150センチメートル以上の人物である。以
下、所定の利用者と表す。)を認識した場合に1にセッ
トされる。
【0026】図5に、ステップ124で呼び出されるサ
ブルーチンのフローチャートを示す。サブルーチンが開
始されるとステップ140に移行し、タイマ62の値が
0にクリアされ、時間の計測がスタートされる。続いて
ステップ142で赤外線センサ60を用いて所定の利用
者の存在が認識される。所定の利用者が存在すればステ
ップ142の判断は肯定され、ステップ160に移行
し、スピーカ64及びディスプレイ66を用いてメッセ
ージ(例えば「シャッターが閉じるまでその場にいて下
さい」等)を表示する。その後ステップ162に移行
し、フラグが1にセットされる。これは、ステップ14
2で所定の利用者が閉スイッチ28Bを押していると認
識されたことを根拠とする。以後、メインルーチンにリ
ターンする。
【0027】ところで、ステップ142にて赤外線セン
サ60が利用者を検出しなかった場合はステップ144
に移行し、フラグFの状態が調べられる。フラグFが0
の場合、すなわち閉スイッチ28Bが押されてから一度
も所定の利用者を認識していない場合は閉動作を行うの
にふさわしくない子供が操作盤28に手を伸ばして閉ス
イッチ28Bを押したものと判断し、ステップ146に
移行し、スピーカ64及びディスプレイ66を用いてメ
ッセージ(例えば「閉じられません」等)を表示する。
以後、ステップ156に移行し、通信部74を用いて管
理室の端末に、閉動作を行わなかったことや閉スイッチ
28Bが押された時刻等を報知して、ステップ104に
移行し、閉動作を行わずに処理を終了する。
【0028】ステップ144にてフラグFが1、すなわ
ち一旦所定の利用者が認識された後にその存在が検出で
きなかった場合は、利用者が閉動作の途中で操作盤を離
れたものと認識され、ステップ150に移行し、シャッ
ターカーテン12の駆動が中止され、続いてステップ1
52でスピーカ64及びディスプレイ66を用いてメッ
セージ(例えば「離れないで下さい」等)が表示され
る。ステップ154ではタイマ26の測定する時間が調
べられ、所定時間が経過するまではステップ142に戻
り、赤外線センサ60が再び所定の利用者を認識するま
でシャッターカーテン12の一時停止状態を維持する。
利用者が操作盤28の近くに戻り、赤外線センサ60が
再び利用者を認識するとステップ142の判断が肯定さ
れ、一時停止状態を終了し閉動作を再開する。ステップ
154で所定時間が過ぎた場合は判断が肯定され、ステ
ップ156に移行し、利用者が途中で認識されなくなっ
たことが通信部74によって管理室の端末に報知され、
閉動作に係る一連の処理が終了される。この場合利用者
が再び操作盤28に接近しても、再び閉ボタン28Bが
押されるまで閉動作は再開されない。
【0029】赤外線センサ60が所定の利用者を検出し
て、メインルーチンにリターンすると、図4のステップ
126に移行し、開閉制御部72を介してモータ22を
閉方向に駆動する。ステップ128ではステップ120
と同様に位置検出ユニット34を用いてシャッターカー
テン12が全閉位置に到着したかが調べられ、全閉位置
に到着した場合は判断が肯定されステップ102に移行
し、閉動作に係る一連の処理を終了する。ステップ12
8で全閉位置に到着していない場合は判断が否定されス
テップ130に移行する。ステップ130ではステップ
116と同様にスイッチの切り換えが調べられる。閉動
作の途中で開スイッチ28Aまたは停止スイッチ28C
が押されると判断が肯定されてステップ100に移行
し、各スイッチの処理へ分岐する。ステップ130でス
イッチの切り換えがない場合は判断は否定されステップ
124に戻り、閉動作を続行する。
【0030】このように本実施の形態では、利用者が所
定値以上の身長を持ち、かつ操作盤28よりの所定の距
離内に存在する場合のみにシャッターカーテン12の閉
動作を許可するので、シャッター10は、常に利用者の
監視下で閉動作が行われる。
【0031】なお、本実施の形態では相対位置認識手段
に赤外線センサを使用したが、熱線式の赤外線センサや
超音波センサ、電波式などのセンサを用いてもよい。ま
た、図3で例として用いた赤外線センサ60の検出範囲
は、センサの特性や利用者の体格、設置状況などに合わ
せて変更してもよい。
【0032】スピーカ64及びディスプレイ66は、ど
ちらか一方のみ使用するようにしてもよい。
【0033】本実施の形態では通信部74を用いてシャ
ッターカーテン12の動作状況を管理室の端末に報知し
記録しているが、通信部74を使わずにシャッター10
の制御部26の内部に記憶装置を配置し、その記憶装置
に記憶させてもよい。この場合シャッター10の持つ表
示手段を用いて記憶内容が表示される。
【0034】本実施の形態ではシャッターカーテン12
が閉動作を行う場合のみに利用者の認識を行ったが、開
動作を行う場合にも本発明と同様の処理を行ってもよ
い。
【0035】操作盤28に用いるスイッチはインターロ
ック式に限らず、停止スイッチ28Cのように押される
とオンになり指が放されると即座にオフになるスイッチ
を使用してもよい。この場合制御部26で疑似的にロッ
ク状態を発生させる回路あるいはプログラムを使用す
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る電動シャ
ッターの安全装置は、操作を指示した者が操作盤の近く
にいることを確認しながらシャッターカーテンの閉動作
を行うことによって異物がシャッターカーテンに挟まれ
る等の不都合を予防することができるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明の実施の形態に係る電動シ
ャッターの安全装置の正面概略図である。
【図2】本発明の第1の発明の実施の形態に係る電動シ
ャッターの安全装置のブロック図である。
【図3】赤外線センサの検出範囲を示す側面図である。
【図4】主に開動作と停止動作の処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】閉動作の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 シャッター 26 制御部 28 操作盤 60 赤外線センサ 64 スピーカ 66 ディスプレイ 74 通信部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッターカーテンの開閉を指示する動
    作指示手段と、 前記動作指示手段を用いてシャッターカーテンの開閉を
    行う利用者と動作指示手段との相対位置を認識する相対
    位置認識手段と、 前記相対位置認識手段による認識の結果、利用者が所定
    の相対位置関係を維持している場合のみシャッターカー
    テンの閉動作を許可する制御手段と、 を有する電動シャッターの安全装置。
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