JPH09272687A - エスカレータの手摺ベルトスリップ監視システム - Google Patents

エスカレータの手摺ベルトスリップ監視システム

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JPH09272687A
JPH09272687A JP8027296A JP8027296A JPH09272687A JP H09272687 A JPH09272687 A JP H09272687A JP 8027296 A JP8027296 A JP 8027296A JP 8027296 A JP8027296 A JP 8027296A JP H09272687 A JPH09272687 A JP H09272687A
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JP
Japan
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handrail belt
rain
speed
alarm
escalator
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JP8027296A
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English (en)
Inventor
Masakazu Watabe
正和 渡部
Katsuyoshi Teranishi
克由 寺西
Takahide Furukawa
高英 古川
Shin Yamashita
伸 山下
Toshiteru Kawase
敏照 川瀬
Takashi Kato
孝 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Japan Railway Co
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Central Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の手法では、エスカレータにおける雨に
よる手摺ベルトのスリップを確実に検出し、これを係員
に知らせることはできなかった。 【解決手段】 手摺用速度センサ11およびステップ用
速度センサ12により手摺ベルト1およびステップ3の
速度をそれぞれ検出し、感雨センサ20により雨が降っ
ていることを検出した場合には、手摺ベルト1のステッ
プ3に対する速度ズレ率を求め、これが手摺ベルト1の
スリップが始まったことを知らせるための第1設定値を
越えている場合には、軽スリップの警報を警報盤40よ
り発生させ、すぐに処置が必要であることを知らせるた
めの第2設定値を越えていれば、重スリップの警報を警
報盤40より発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、雨の影響を受け
るエスカレータの、雨による手摺ベルトのスリップを検
出してこれを係員に知らせる監視システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルや駅ホーム等にエスカレータ
を設置して利用客に対するサービスの向上を図ることが
推進されてきており、様々な場所にエスカレータが設置
されるようになっている。従って、設置場所によっては
雨の影響を受けるものもある。例えば駅ホーム等に設置
されたエスカレータの場合には、雨が降り、これに強い
風が伴うと雨が降り込み、雨水による手摺ベルトのスリ
ップが発生し、故障を招くことがある。
【0003】図7の(a)には手摺ベルトと手摺駆動ロー
ラとの関係を示し、(b)には手摺駆動ローラ部分の拡大
図を示す。雨水による手摺ベルト1のスリップ故障は、
降り込んだ雨や樋から溢れて飛散した雨水が手摺ベルト
1の内側の下側へ回り込み、受け皿状態になり、この部
分に溜まった水分が手摺駆動ローラ2の摩擦力を弱め、
スリップ状態となり、時にはベルトが動かずローラを損
傷する結果になる。ローラが損傷した場合、この手摺駆
動ローラ交換修理には多額の修繕費がかかると共に、修
理している間、旅客へのサービスができなくなる。
【0004】従来は、駅員等による監視、また長年の経
験と気象情報による、駅の判断、および関係機関からの
停止要請連絡で、エスカレータの運転を中止するように
していたが、運転を中止させる基準については個人によ
るバラツキがあり、あくまでも感と経験に頼るものであ
った。さらに、風防ガラス等を設けることも行われてい
たが、費用がかさんだり、また確実なものではなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の手
法では、雨による手摺ベルトのスリップを確実に検出
し、これを係員に知らせることはできなかった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、雨による手摺ベルトのスリップ
を電気的に検出し、このスリップが手摺駆動ローラに損
傷を与え程度のものの場合には、警報を発生して、係員
に知らせるエスカレータの手摺ベルトスリップ監視装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明の第1の発明は、雨の影響を受けるエスカレータの
ステップの移動に対する手摺ベルトのスリップを監視す
るエスカレータの手摺ベルトスリップ監視装置であっ
て、上記ステップの移動速度を検出するステップ速度検
出手段と、上記手摺ベルトの移動速度を検出する手摺ベ
ルト速度検出手段と、上記エスカレータの近傍に設けら
れ、雨を検出する感雨手段と、上記ステップ速度検出手
段、手摺ベルト速度検出手段および感雨手段に接続され
て、上記ステップ速度検出手段および手摺ベルト速度検
出手段の速度検出結果から上記ステップに対する手摺ベ
ルトの速度ズレを求め、上記感雨手段が雨を検出してい
る間は、上記速度ズレが所定の基準値を越えた場合に、
警報指令を発生する制御手段と、上記制御手段に接続さ
れ、上記警報指令に従って警報を発生するための警報手
段と、を備えたことを特徴とするエスカレータの手摺ベ
ルトスリップ監視システムにある。
【0008】この発明の第2の発明は、上記制御手段が
上記速度ズレの値に従って段階的に警報を発生すること
を特徴とする請求項1に記載のエスカレータの手摺ベル
トスリップ監視システムにある。
【0009】この発明の第3の発明は、上記警報手段が
上記速度ズレの値を表示する表示部をさらに設けたこと
を特徴とする請求項1または2に記載のエスカレータの
手摺ベルトスリップ監視システムにある。
【0010】この発明の第4の発明は、上記制御手段の
上記速度ズレの所定の基準値を設定する基準値設定手段
をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれかに記載のエスカレータの手摺ベルトスリップ監視
システムにある。
【0011】この発明の第5の発明は、上記感雨手段
が、これを乾かすヒータをさらに備えたことを特徴とす
る請求項1ないし4のいずれかに記載のエスカレータの
手摺ベルトスリップ監視システムにある。
【0012】この発明の第6の発明は、上記制御手段
が、システムが停止している状態で、上記感雨手段が雨
を検出した場合に、上記警報手段に雨が降ったことを表
示させる夜間モードを備えたことを特徴とする請求項1
ないし5のいずれかに記載のエスカレータの手摺ベルト
スリップ監視システムにある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明を、実施の形態に
従って説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の1実施の形態によるエ
スカレータの手摺ベルトスリップ監視システムの構成を
示す図である。図1の手摺ベルトスリップ監視装置10
0において、10はエスカレータで、1は手摺ベルト、
3はステップである。11は手摺用速度センサ、12は
ステップ用速度センサ、20は雨を感知する感雨セン
サ、30は監視制御を行うシーケンサ、31はシーケン
サ30のための基準値設定カウンタ、40は警報盤であ
る。
【0014】手摺用速度センサ11およびステップ用速
度センサ12は基本的に同様の構造を有し、その一例を
図2に示す。これらのセンサ11、12は、それぞれ手
摺ベルト1、ステップ3の移動に従って回転するローラ
の軸に取り付けられた検出板71と、これに近接して設
けられた近接スイッチ70からなる。検出板71には4
つの回転検出用のインデックス素子72が設けられ、こ
れを近接スイッチ70で検出し、手摺ベルト1、ステッ
プ3のそれぞれの移動速度に対応したパルスを得る。な
お例えば、インデックス素子72は磁石で構成し、近接
スイッチ70はホール素子で構成すればよい。
【0015】また感雨センサ20は、例えば図3に示す
ように、電極21が交互に櫛形に配置してあり、雨水R
により電極間が導通となることで信号を発生するもので
ある。そしてエスカレータ10の近傍の雨を検知可能な
位置に設けられる。シーケンサ30はマイクロコンピュ
ータを含み、内蔵されたプログラム(共に図示せず)に従
って手摺ベルト1のステップ3に対する速度ズレに関す
る所定の処理を行うものである。また、基準値設定カウ
ンタ31はシーケンサ30内の上記速度ズレに関する、
例えば警報を発生する速度ズレ率の基準値等の設定を変
えるためのものである。
【0016】そして警報盤40は、雨による手摺ベルト
1のステップ3に対する速度ズレ、すなわち手摺ベルト
1のスリップの程度を表示したり、さらにはスリップが
予め設定された値を越えローラに故障を生じさせる程度
に達した時に音などにより警報を発生するもので、例え
ば常時係員のいる事務室等に設けられる。
【0017】なお、ステップ用速度センサ12がステッ
プ速度検出手段を構成し、手摺用速度センサ11が手摺
ベルト速度検出手段を構成し、感雨センサ20が感雨手
段を構成し、シーケンサ30が制御手段を構成し、警報
盤40が警報手段を構成し、基準値設定カウンタ31が
基準値設定手段構成する。
【0018】図4にはシーケンサ30の動作フローチャ
ートを示し、以下これに従って動作を説明する。シーケ
ンサ30は手摺用速度センサ11およびステップ用速度
センサ12により手摺ベルト1およびステップ3の速度
をそれぞれ検出する(ステップS1)。ここで手摺用速度
センサ11およびステップ用速度センサ12の出力は手
摺ベルト1、ステップ3のそれぞれの移動速度に対応し
たパルスであるため、所定期間の間のパルス数をそれぞ
れカウントして求める。そして手摺ベルト1のステップ
3に対する速度ズレ率を求める(ステップS2)。
【0019】次に、感雨センサ20の出力から雨が降っ
ているか否かを確認し(ステップS3)、降っていなけれ
ば必要に応じてこの速度ズレ率を警報盤40に表示させ
る(ステップS7)。一方、降っている場合には、この速
度ズレ率が第1設定値を越えているか否かを判定し(ス
テップS4)、越えていなければこの速度ズレ率を警報
盤40に表示させる(ステップS7)。
【0020】一方、ステップS4で速度ズレ率が第1設
定値を越えている場合には、この第1設定値より大きい
第2設定値との比較をさら行う(ステップS5)。ここで
第1設定値とは、手摺ベルト1のスリップが始まったこ
とを知らせるためのもので、第2設定値とは、すぐに処
置が必要であることを知らせるためのものである。
【0021】そして、第2の設定値を越えていない場合
には、速度ズレ率の表示と共に、すぐには問題とはなら
ないが手摺ベルト1のスリップが始まったことを知らせ
る軽スリップの警報指令を警報盤40に送り、警報盤4
0より警報を発生させる(ステップS8)。また、第2の
設定値を越えていれば、速度ズレ率の表示と共に、すぐ
に処置が必要であることを知らせるための重スリップの
警報指令を警報盤40に送り、警報盤40より警報を発
生させる(ステップS6)。
【0022】なお、上述の第1および第2設定値の例と
しては、例えば第1設定値をエスカレータの点検時に手
摺ベルトのスリップ率として義務付けられている1%、
第2設定値を一般に危険だとされている20%とすれば
よい。また、軽スリップの警報としては、例えば警報盤
40で黄色の表示灯を点灯させると共に警報ブザーを鳴
らし、重スリップの警報としては赤色の表示灯を点灯さ
せると共に警報ブザーを鳴らす。
【0023】図5には軽スリップと重スリップのそれぞ
れの警報時の動作を示す。ここでは手摺用速度センサ1
1およびステップ用速度センサ12の出力のパルスをカ
ウントする期間を30秒間とした場合を示している。
【0024】図5の(a)の1%以上の軽スリップの場合
30秒間、パルスを計測して1%以上の手摺ベルト1の
遅れがあると判断した場合には、その30秒後にAで示
す段階で軽スリップの警報として黄色の表示灯を点灯さ
せると共に警報ブザーを鳴らす。図5の(b)の20%以
上の重スリップの場合、同様に徐々にスリップしだすと
スリップ率が高くなる段階でAで示す軽スリップ警報に
なり、さらに20%以上の速度ズレ率すなわちスリップ
が検出されると、30秒後に重スリップ状態と判断して
Bで示す段階で赤色の表示灯を点灯させると共に警報ブ
ザーを鳴らす。なお、警報ブザーは軽スリップと重スリ
ップで音を変えるようにしてもよい。
【0025】なお、上記の説明では、スリップの程度を
軽スリップと重スリップの2段階としたが、必要に応じ
て段階をより細かく分けて警報を発生するようにしても
よい。また、1段階であってもよい。
【0026】実施の形態2.また、図3の破線で示すよ
うに感雨センサ20にヒータ22を設け、雨があがった
後に、ヒータ22に電流を流して電極21の部分を乾か
し、感雨センサ20をすぐに使えるようにしてもよい。
【0027】実施の形態3.また、このようなシステム
は通常、昼間に運転され、夜間は動作停止となり、スリ
ップの検出は行われないことが予想される。この場合、
動作停止中に雨が降ったとすると、始動時には降った雨
によりエスカレータの手摺駆動ローラと手摺ベルトがま
だ濡れた状態にあり、エスカレータを始動させた場合、
スリップが発生し易い状態にある場合がある。しかしな
がら、このような状態になっていることは係員は分から
ずに、エスカレータを始動させてしまう可能性があるこ
とが十分考えられる。
【0028】そこでシーケンサ30に、夜間に雨が降っ
たことを表示する夜間モードを設けてもよい。この夜間
モードの動作説明を図6の動作フローチャートに従って
説明する。シーケンサ30はシステムが動作停止状態に
なると夜間モードになり(ステップS10)、感雨センサ
20によって雨降りを検出し(ステップS11)、雨降り
を検出した場合には、これを警報盤40に表示させる
(ステップS12)。
【0029】これにより朝、動作開始時には前の晩に雨
が降ったことを警報盤40の表示から確実に知ることが
でき、エスカレータを始動させる前に、手摺駆動ローラ
と手摺ベルトがまだ濡れているかどうか点検を行うこと
ができる。
【0030】
【発明の効果】上記のようにこの発明の第1の発明で
は、雨の影響を受けるエスカレータのステップの移動に
対する手摺ベルトのスリップを監視する手摺ベルトスリ
ップ監視装置であって、ステップの移動速度を検出する
ステップ速度検出手段と、手摺ベルトの移動速度を検出
する手摺ベルト速度検出手段と、エスカレータの近傍に
設けられ、雨を検出する感雨手段と、ステップ速度検出
手段、手摺ベルト速度検出手段および感雨手段に接続さ
れて、ステップ速度検出手段および手摺ベルト速度検出
手段の速度検出結果からステップに対する手摺ベルトの
速度ズレを求め、感雨手段が雨を検出している間は、速
度ズレが所定の基準値を越えた場合に、警報指令を発生
する制御手段と、制御手段に接続され、警報指令に従っ
て警報を発生するための警報手段と、を設け、雨による
手摺ベルトのスリップを確実に係員に知らせるようにし
たので、手摺ベルトのスリップによるエスカレータのロ
ーラの損傷を防止することができ、安全性および信頼性
が向上する等の効果が得られる。
【0031】またこの発明の第2の発明では、制御手段
が速度ズレの値に従って段階的に警報を発生するように
したので、手摺ベルトのスリップが小さい段階からこれ
を確認することができ、安全性および信頼性がより向上
する等の効果が得られる。
【0032】またこの発明の第3の発明では、警報手段
が速度ズレの値を表示する表示部を備えているので、手
摺ベルトのスリップの度合いを数字で確認でき、また、
雨とは無関係にスリップの程度を判断できるので、定期
点検時に特に手摺ベルトのスリップを点検する必要がな
く、定期点検における負荷を緩和できる等の効果が得ら
れる。
【0033】またこの発明の第4の発明では、制御手段
の速度ズレの基準値を設定する基準値設定手段をさらに
備えたので、エスカレータの設置場所、周囲の環境に応
じて基準値を設定できるので、個々のエスカレータでそ
れぞれの周囲の環境に合わせて警報を発生させることが
でき、より適した警報を発生させることができる等の効
果が得られる。
【0034】またこの発明の第5の発明では、感雨手段
が、これを乾かすヒータを設けているので、雨があがっ
た後に、ヒータで電極部分を乾かせば、感雨手段をすぐ
に使え、休みなく雨の検知を行うことができる等の効果
が得られる。
【0035】またこの発明の第6の発明では、制御手段
が、システムが動作停止している状態で、感雨手段が雨
を検出した場合に、警報手段に雨が降ったことを表示さ
せる夜間モードを設けているので、係員はこの表示によ
り夜間に雨が降ったことを確実に知ることができ、手摺
駆動ローラと手摺ベルトがまだ濡れた状態で翌日、係員
がエスカレータを始動させてしまうことがなく、安全性
および信頼性がより向上する等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の1実施の形態によるエスカレータ
の手摺ベルトスリップ監視システムの構成を示す図であ
る。
【図2】 手摺用速度センサおよびステップ用速度セン
サの構造の一例を示す図である。
【図3】 感雨センサの構造の一例を示す図である。
【図4】 この発明の1実施の形態による手摺ベルトス
リップ監視システムのシーケンサの動作フローチャート
を示す図である。
【図5】 (a)はこの発明による軽スリップの警報時の
動作、(b)は重スリップの警報時の動作を説明するため
の図である。
【図6】 この発明の夜間モードの動作フローチャート
を示す図である。
【図7】 (a)は手摺ベルトと手摺駆動ローラとの関係
を示す斜視図、(b)は(a)の手摺駆動ローラ部分の拡大
図である。
【符号の説明】
1 手摺ベルト、3 ステップ、10 エスカレータ、
11 手摺用速度センサ、12 ステップ用速度セン
サ、20 感雨センサ、30 シーケンサ、31基準値
設定カウンタ、40 警報盤、100 手摺ベルトスリ
ップ監視システム。
フロントページの続き (72)発明者 古川 高英 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 山下 伸 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 川瀬 敏照 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 加藤 孝 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機ビルテクノサービス株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨の影響を受けるエスカレータのステッ
    プの移動に対する手摺ベルトのスリップを監視するエス
    カレータの手摺ベルトスリップ監視装置であって、 上記ステップの移動速度を検出するステップ速度検出手
    段と、 上記手摺ベルトの移動速度を検出する手摺ベルト速度検
    出手段と、 上記エスカレータの近傍に設けられ、雨を検出する感雨
    手段と、 上記ステップ速度検出手段、手摺ベルト速度検出手段お
    よび感雨手段に接続されて、上記ステップ速度検出手段
    および手摺ベルト速度検出手段の速度検出結果から上記
    ステップに対する手摺ベルトの速度ズレを求め、上記感
    雨手段が雨を検出している間は、上記速度ズレが所定の
    基準値を越えた場合に、警報指令を発生する制御手段
    と、 上記制御手段に接続され、上記警報指令に従って警報を
    発生するための警報手段と、 を備えたことを特徴とするエスカレータの手摺ベルトス
    リップ監視システム。
  2. 【請求項2】 上記制御手段が上記速度ズレの値に従っ
    て段階的に警報指令を発生することを特徴とする請求項
    1に記載のエスカレータの手摺ベルトスリップ監視シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記警報手段が上記速度ズレの値を表示
    する表示部をさらに設けたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のエスカレータの手摺ベルトスリップ監視
    システム。
  4. 【請求項4】 上記制御手段の上記速度ズレの所定の基
    準値を設定する基準値設定手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のエスカレ
    ータの手摺ベルトスリップ監視システム。
  5. 【請求項5】 上記感雨手段が、これを乾かすヒータを
    さらに備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載のエスカレータの手摺ベルトスリップ監視シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 上記制御手段が、システムが停止してい
    る状態で、上記感雨手段が雨を検出した場合に、上記警
    報手段に雨が降ったことを表示させる夜間モードを備え
    たことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載
    のエスカレータの手摺ベルトスリップ監視システム。
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