JP2001139273A - 乗客用エスカレータ - Google Patents

乗客用エスカレータ

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JP2001139273A
JP2001139273A JP32569199A JP32569199A JP2001139273A JP 2001139273 A JP2001139273 A JP 2001139273A JP 32569199 A JP32569199 A JP 32569199A JP 32569199 A JP32569199 A JP 32569199A JP 2001139273 A JP2001139273 A JP 2001139273A
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handrail
balustrade
escalator
passenger
steps
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Shinji Shibuya
信治 澁谷
Kenta Kumagai
健太 熊谷
Akira Komachi
章 小町
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Hitachi Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/22Balustrades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/04Driving gear for handrails

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】欄干間空間を拡張したエスカレータを提供す
る。 【解決手段】欄干を機械室の外側より設置し、機械室よ
り上方から、ステップ側に傾斜させて設置したり、湾曲
させたり、または、垂直に立設させた上端部側面にハン
ドレール支持部を設けて、その支持部の先端部にハンド
レールの往路を設ける。また、無端状に連なったハンド
レールを案内移動させる装置において、ハンドレール送
りローラを外側に、その送りローラの駆動部をステップ
側に配し、案内移動させる装置を傾斜させた状態で設置
し、機械室部分にできた空間を利用し、ステップの踏板
部と蹴上げ部を横方向に広げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客を運ぶエスカ
レータに関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭57−141378号公報には、手摺駆動
装置の支持枠でコンベア本体枠の一部を形成させ、駆動
ローラとモータ間の連結装置を移動踏段に面する同一空
間内に配置することにより、マンコンベアの全体幅を縮
小し保守性を向上させたマンコンベアの手摺駆動装置が
記載されている。特開昭57−141379号公報には、マンコ
ンベア本体枠を手摺駆動装置部で分断し、分断部に手摺
駆動装置支持枠を溶接一体化し、本体枠の一部を形成す
ることにより、マンコンベアの全体幅を縮小し省スペー
ス化を図るマンコンベアが記載されている。
【0003】また、特開昭51−139082号公報には、欄干
の内側面を、踏段に対して突出するような凸面とし、乗
客の足がスカートガードから離れるようにしたエスカレ
ータの欄干が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】乗客用エスカレータの
欄干部分において、従来は無端状に連なったハンドレー
ルを支えるためにその下方に立設された欄干は、その左
右間の距離が平行に立設されているか、もしくはハンド
レールの往路部分周辺の寸法より、その欄干の下方の方
が狭い距離で形成,設置されており、たとえば荷物を持
った乗降者は、荷物によって制動がかかり、つかえた
り、また、乗降者が欄干部分に寄りかかることがあっ
た。
【0005】本発明は、欄干間空間を拡張できる乗客用
エスカレータを提供することを目的とする。
【0006】更に、本発明はステップの幅を広げると共
に、これによって欄干空間を拡張できる乗客用エスカレ
ータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、その欄干を機械室の外側に設置し、機械
室より上方から、例えばステップ側に傾斜させて設置し
たり、湾曲させたり、または、垂直に立設させた上端部
側面にハンドレール支持部を設けて、その支持部の先端
部にハンドレールの往路を設けることで、内デッキ部上
方に空間を得ることができ、乗降者が乗降時に、たとえ
ば荷物を持ったときにも荷物がつかえたりせず、バラン
スを崩すことのない安全な乗客用エスカレータを提供す
ることができる。
【0008】また、無端状に連なったハンドレールを案
内移動させる装置において、ハンドレール送りローラを
外側に、その送りローラの駆動部をステップ側に配した
ことで、案内移動させる装置を傾斜させた状態で設置し
たことで、機械室部分にできた空間を利用し、ステップ
の踏板部と蹴上げ部を横方向に広げることができるとと
もに、欄干部も上方でステップ側に傾斜させた状態(ハ
の字の状態)で設置することができ、乗降者が乗降時に
も従来の乗客用エスカレータよりも、ふところ部分に余
裕ができ、たとえば荷物を持ったときにも荷物が欄干部
分につかえたりせず、バランスを崩すことのなく、ま
た、外デッキ部分に幼児等がいたずらで進入できない、
安全な乗客用エスカレータを提供することができる。
【0009】また、傾斜させた状態で設置した、そのハ
ンドレールを案内移動させる装置において、その機械室
の中には、循環移動によりステップの往路があり、その
下方に復路がある。そのステップの往路と復路のさらに
下方に、欄干の上端面に沿って往路が形成されたハンド
レールの復路が形成したことで、内デッキ部分の空間が
不要になり、その分ステップが横方向に広げることがで
きる。欄干も上方でステップ側へ傾斜させた状態(ハの
字の状態)で設置することができ、乗降者が乗降時にも
従来のものよりふところ部分に余裕ができ、たとえば荷
物を持ったときにも荷物が欄干部分につかえたりせず、
バランスを崩すことのなく、また、外デッキ部分に幼児
等がいたずらで進入できない安全な乗客用エスカレータ
を提供することができる。
【0010】本発明は、具体的には次に掲げる乗客用エ
スカレータを提供する。
【0011】本発明は、無端状に連なったステップの列
が循環移動され、ステップの列の側方にデッキが形成さ
れ、ステップの列に沿って欄干が立設され、その欄干に
沿ってハンドレールの往路が形成され、ハンドレールの
駆動のための機械室が設けられた乗客用エスカレータに
おいて、ステップ上方の乗客立脚空間をデッキ上方まで
拡張する空間を形成する、デッキ上方でステップ側に傾
斜させた欄干を設け、その欄干の先端にハンドレールガ
イドを設け、その上端面に沿ってハンドレールの往路を
形成した乗客用エスカレータを提供する。
【0012】本発明は、更に欄干は、ハンドレールガイ
ドまで一直線に傾斜した一枚の透明板により構成された
乗客用エスカレータを提供する。
【0013】本発明は、更に欄干は、ハンドレールガイ
ドまで滑らかに湾曲した一枚の透明板により構成された
乗客用エスカレータを提供する。
【0014】本発明は、更に欄干は、そのステップ側に
化粧透明板を有する乗客用エスカレータを提供する。
【0015】本発明は、更に機械室の側面外板の外側に
外装板を設け、該外装板の上端に欄干端面が接続される
乗客用エスカレータを提供する。
【0016】本発明は、無端状に連なったステップの列
が循環移動され、ステップの側方にデッキが形成され、
ステップの列に沿って欄干が立設され、その欄干に沿っ
てハンドレールの往路が形成され、ハンドレールの駆動
のための機械室が設けられた乗客用エスカレータにおい
て、ステップ上方の乗客立脚空間をデッキ上方に拡張す
る空間を形成する、前記外装板の上端より垂直に延在さ
せて欄干を設け、その欄干の先端にハンドレールガイド
を設け、その上端面に沿ってハンドレールの往路を形成
した乗客用エスカレータを提供する。
【0017】本発明は、更に欄干は、そのステップ側に
化粧透明板を有する乗客用エスカレータを提供する。
【0018】本発明は、無端状に連なったステップの列
が循環移動され、ステップの側方にデッキが形成され、
ステップの列に沿って欄干が立設され、その欄干に沿っ
てハンドレールの往路が形成され、ハンドレールの駆動
のための機械室が設けられた乗客用エスカレータにおい
て、その機械室の中には、循環移動によりステップの往
路、その下方に復路があり、そのステップの往路と復路
のさらに下方に、ハンドレール駆動装置と、ハンドレー
ルの復路を配した乗客用エスカレータを提供する。
【0019】本発明は、更に機械室の中を移動するステ
ップの側面側にハンドレール駆動装置を設け、ハンドレ
ールの送りローラおよび駆動ローラ並びにこれらローラ
によって駆動されるハンドレールとを外板側に設置した
乗客用エスカレータを提供する。
【0020】本発明は、更に欄干をステップ側に傾斜さ
せて構成した乗客用エスカレータを提供する。
【0021】本発明は、無端状に連なったステップの列
が循環移動され、ステップの列の側方にデッキが形成さ
れ、ステップの列に沿って欄干が立設され、その欄干に
沿ってハンドレールの往路が形成され、ハンドレールの
駆動のための機械室が設けられた乗客用エスカレータを
並設したものにおいて、各エスカレータのステップ上方
の乗客立脚空間をそれぞれデッキ上方まで拡張する空間
を形成する、デッキ上方でステップ側に傾斜させた1枚
の共有欄干を設け、その欄干の分岐した先端に各エスカ
レータのハンドレールガイドを設け、その上端面に沿っ
てハンドレールの往路を形成した乗客用エスカレータ群
を提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0023】図1〜図4は本発明による乗客用エスカレ
ータの第1の実施形態を示す構成図であって、図1は縦
断面図、図2は図1の分断線E−E線に沿う横断面図、
図3は利用形態図、図4は寸法関係図である。これらの
図面において、乗客用エスカレータの一例を示す図であ
って、1は機械室、2はステップ、3は駆動部、4は側
面外板、6はカバープレート、7は欄干、8はハンドレ
ールガイド、9はハンドレール、10はスカートガー
ド、11はデッキ、12は外デッキ、13は送りロー
ラ、14はハンドレール駆動装置、15はフレーム、1
6はガイド、22はチェーン、26は駆動ローラであ
る。
【0024】無端状に連なったステップの列を循環移動
させる機械室の上面の左右両側に欄干が垂直に立設さ
れ、その欄干の上端面に沿ってハンドレールの往路が形
成される。
【0025】図1〜図4において、この第1の実施形態
では、機械室1の側面外板4のさらに外側に外装板5を
取り付け、その外装板5の上端より欄干7を設け、その
欄干7の先端にハンドレールガイド8、その上端に沿っ
てハンドレール9の往路が無端状に連なって形成されて
いる。ハンドレールの位置は、従来の乗客用エスカレー
タと同じ位置としているため、欄干7は上端部分でステ
ップ2側へ傾斜した形態(ちょうどハの字の状態)とな
る。欄干7の下端部分がちょうど末広がりの状態になる
ため、図3で示す斜線部分に新たに空間100が発生す
る。乗降者がたとえば荷物を持って乗降しているときに
も、欄干部分に荷物がつかえて、バランスを崩すことが
ない。この時、デッキ11の面積が広がるが、スカート
ガード10側へ傾斜させたり、湾曲させたりすること
で、デッキ11の上に足や物を載せられないようにす
る。また欄干7の下端部分が外装板5と略面一のため、
外デッキが無くなり、外デッキ部分に幼児等がいたずら
等で進入するということもない。欄干7の材質は、ガラ
ス,金属,木質等でもよい。
【0026】図4に寸法関係の1例を示す。図に示すよ
うに、A:1550mm,B:1004mm,C:1200
mm,D:175mmとなり、Dの幅に依存して空間101
が空間100分だけ拡張される。
【0027】ステップ2上方の乗客立脚空間101をデ
ッキ11上方まで拡張する空間100を形成する、デッ
キ11上方でステップ2側に傾斜する欄干7が設けられ
る。その欄干7の先端にハンドレールガイド8が設けら
れる。その欄干7はそのステップ側に、図5に示すよう
に、化粧透明板16を有して構成される場合がある。こ
の場合にあっても空間101を空間100で拡張するよ
うに欄干7は設けられる。従って、化粧透明板21もス
テップ側に傾斜されることになる。
【0028】図6,図7および図8は本発明による第1
の実施形態のその他の実施例である。
【0029】図6は、外装板5の上端より湾曲させた欄
干7を設けた。図では単一の円弧で描いているが、複合
した円弧でも、直線部分を含んでいてもよい。湾曲させ
ることで、図3で示した斜線部分の空間100がより広
く得ることができる。この場合にあっても欄干7の形状
によって空間101は空間100まで拡張される。
【0030】図7は上方に垂直に延長させた外装板5を
設け、その上端側面から、ステップ2側に突き出るよう
に設置されたハンドレール支持部18と、そのハンドレ
ール支持部18の先端の上端面に沿ってハンドレール9
の往路が形成されている。この時、外装板5の高さはハ
ンドレールガイド8までか、それ以下でも良い。この場
合ハンドレール支持部18とハンドレールガイド8をさ
さえる支え19を設ける。
【0031】図8は、図7の実施形態のターミナル部分
を示す斜視図である。図8−イのようにハンドレールが
機械室に入り込んだ後も、柵としてカバープレートの長
さ、もしくはそれ以上としてもよい。
【0032】また、図8−ロのようにハンドレールが機
械室に入り込んだ時点までの長さとしたり、図8−ハの
ようにハンドレールが機械室に入り込む形状に合わせた
形状としてもよい。
【0033】図9は、本発明による乗客用エスカレータ
の第2の実施形態を示す構成図であって、図9は縦断面
図である。この図面において、先の実施例に対応する部
分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0034】図9において、この第2の実施形態では、
欄干7を延長させた下端部分にハンドレール9の復路を
設け、機械室1の中を移動するステップ2の側面にハン
ドレール駆動装置14を設け、そのステップ側に送りロ
ーラ13を駆動する装置を設置し、ハンドレール9の復
路とそれを送り出す送りローラ13とを外板4側に設置
する。ハンドレールの復路が外板側に来るため、ハンド
レールの手をつかむ位置とは送りローラ部分では、垂直
にはならず、ハンドレール駆動装置14を上方でステッ
プ側に傾けた状態となり、ちょうど、ハの字の状態とな
る。この時、ハンドレール駆動装置側部分に空間102
を形成できるため、ステップ2を左右方向に広げること
ができ、また、欄干の内側部分に空間100を得ること
ができるとともに、外デッキは従来に比べ、小さくでき
るため幼児等がいたずらに進入できにくくなる。この例
によれば、乗客立脚空間101は、空間100によって
ばかりでなく、ステップ幅拡幅を可能とした空間102
によって拡張される。
【0035】図10は本発明による第2の実施形態の、
その他の実施例である。
【0036】図10は、湾曲させた欄干7を設けた。図
10では単一の円弧で描いているが、複合した円弧で
も、直線部分を含んでいてもよい。湾曲させることで、
図3で示した斜線部分の空間100がより広く得ること
ができる。
【0037】図11,図12は、本発明による乗客用エ
スカレータの第3の実施形態を示す構成図であって、図
11は縦断面図である。この図面において、先の実施例
に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省
略する。
【0038】図11において、この第3の実施形態で
は、機械室1の中には、循環移動によりステップの往
路、その下方に復路があり、そのステップの往路と復路
のさらに下方に、ハンドレール駆動装置14と、ハンド
レールの復路を配した。
【0039】また、欄干を延長させた下端部分にハンド
レールの復路を設け、機械室1の中を移動するステップ
の側面側にハンドレール駆動装置14を設け、そのステ
ップ側に送りローラ13,駆動ローラ6を設置し、ハン
ドレールの復路とそれを送り出す送りローラ13とを外
板4側に設置した。
【0040】図12のように、ハンドレールの軌道がス
テップのさらに下方を通るので、従来のようにステップ
の側面にハンドレール駆動装置のスペースは不要とな
り、その分、ステップを広げることもできる。また、機
械室自体の全幅を狭くすることもできる。従って、空間
101はステップの広がりに伴って拡張され、また空間
100によっても拡張される。
【0041】図13は、本発明による乗客用エスカレー
タの第3の実施形態を示す、その他の実施例であって図
13は縦断面図である。
【0042】図13のように、ハンドレール駆動装置1
4がステップ2の側面には無く、ステップ2の下方に配
したため、ステップ2を左右に広げることができ、従来
の機械室の幅でステップが広がるため、空間101を拡
張できると共に、輸送能力が上がる。また、すなわち、
内デッキを無くすことができ、また、外デッキ11′も
低くすることができるので、普通の階段のような形態を
とることができる。これは、たとえば、欄干部分が広く
なるため、遠くからでも乗客用エスカレータの運転方向
が確認し易くなる。
【0043】図14は、本発明による乗客用エスカレー
タの第3の実施形態を示す。
【0044】図14において、ハンドレール駆動装置を
図に示す位置にすることで、機械室の高さを従来のサイ
ズと略同じで実施することもできる。
【0045】図15は、本発明の実施例にかかわるエス
カレータを並設して設けた例を示す。
【0046】各エスカレータ110、111のステップ
上方の乗客立脚空間をそれぞれデッキ上方まで拡張する
空間を形成する。デッキ上方でステップ側に傾斜させた
1枚の共有欄干70を設け、その欄干の分岐した先端に
各エスカレータ110、111のハンドレールガイドを
設け、その上端面に沿ってハンドレールの往路を形成し
た。これによって従来各エスカレータに必要とされた欄
干を共有化することができ、視覚的にエスカレータがス
リム化して見える。
【0047】図16は、並設したエスカレータの他の案
を示す。この例は、図7に示すエスカレータであって、
ステップの往路と復路のさらに下方に、ハンドレール駆
動装置と、ハンドレールの復路を配して並設したもので
あり、前例と同様に欄干を共有化した1枚としている。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、従来と同じ乗客用エス
カレータの全幅でステップの幅を広げることができ、さ
らに、たとえば荷物を持って乗降しているときにも、欄
干部分に荷物がつかえて、バランスを崩すことがなく、
また、外デッキ部分に幼児等がいたずらで進入できない
などへの安全性を増した乗客用コンベアを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による乗客用エスカレータの第1の実施
形態を示す縦断面図である。
【図2】図1の分断線E−E線に沿う横断面図である。
【図3】図1〜図2に示した第1の実施形態の利用形態
を示す図である。
【図4】図1〜図2に示した第1の実施形態の寸法関係
図である。
【図5】図1に示す実施形態の変形例を示す図である。
【図6】本発明による乗客用エスカレータの第1の実施
形態を示す、その他の実施例の縦断面図である。
【図7】本発明による乗客用エスカレータの第1の実施
形態を示す、その他の実施例の縦断面図である。
【図8】図6で示したその他の実施例のターミナル部分
の斜視図である。
【図9】本発明による乗客用エスカレータの第2の実施
形態を示す縦断面図である。
【図10】本発明による乗客用エスカレータの第2の実
施形態を示す、その他の実施例の縦断面図である。
【図11】本発明による乗客用エスカレータの第3の実
施形態を示す縦断面図である。
【図12】図10の分断線F−F線に沿う横断面図であ
る。
【図13】本発明による乗客用エスカレータの第3の実
施形態を示す、その他の実施例の縦断面図である。
【図14】図10の分断線F−F線に沿うその他の実施
形態を示す横断面図である。
【図15】並設したエスカレータの例を示す傾斜図であ
る。
【図16】図15の他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…機械室、2…ステップ、3…駆動部、4…側面外
板、5…外装板、6…カバープレート、7…欄干、8…
ハンドレールガイド、9…ハンドレール、10…スカー
トガード、12…デッキ、12…外デッキ、13…送り
ローラ、14…ハンドレール駆動装置、15…フレー
ム、16…ガイド、17…欄干支え、18…ハンドレー
ル支持部、19…支え、21…化粧透明板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小町 章 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 Fターム(参考) 3F321 AA05 CA41 CE07 CE16 CE27

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無端状に連なったステップの列が循環移動
    され、ステップの列の側方にデッキが形成され、ステッ
    プの列に沿って欄干が立設され、その欄干に沿ってハン
    ドレールの往路が形成され、ハンドレールの駆動のため
    の機械室が設けられた乗客用エスカレータにおいて、 ステップ上方の乗客立脚空間をデッキ上方まで拡張する
    空間を形成する、デッキ上方でステップ側に傾斜させた
    欄干を設け、その欄干の先端にハンドレールガイドを設
    け、その上端面に沿ってハンドレールの往路を形成した
    ことを特徴とする乗客用エスカレータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 欄干は、ハンドレールガイドまで一直線に傾斜した一枚
    の透明板により構成されたことを特徴とする乗客用エス
    カレータ。
  3. 【請求項3】請求項1において、 欄干は、ハンドレールガイドまで滑らかに湾曲した一枚
    の透明板により構成されたことを特徴とする乗客用エス
    カレータ。
  4. 【請求項4】請求項1において、 欄干は、そのステップ側に化粧透明板を有することを特
    徴とする乗客用エスカレータ。
  5. 【請求項5】請求項1において、 機械室の側面外板の外側に外装板を設け、該外装板の上
    端に欄干端面が接続されることを特徴とする乗客用エス
    カレータ。
  6. 【請求項6】無端状に連なったステップの列が循環移動
    され、ステップの側方にデッキが形成され、ステップの
    列に沿って欄干が立設され、その欄干に沿ってハンドレ
    ールの往路が形成され、ハンドレールの駆動のための機
    械室が設けられた乗客用エスカレータにおいて、 ステップ上方の乗客立脚空間をデッキ上方に拡張する空
    間を形成する、前記外装板の上端より垂直に延在させて
    欄干を設け、その欄干の先端にハンドレールガイドを設
    け、その上端面に沿ってハンドレールの往路を形成した
    ことを特徴とする乗客用エスカレータ。
  7. 【請求項7】請求項6において、 欄干は、そのステップ側に化粧透明板を有することを特
    徴とする乗客用エスカレータ。
  8. 【請求項8】無端状に連なったステップの列が循環移動
    され、ステップの側方にデッキが形成され、ステップの
    列に沿って欄干が立設され、その欄干に沿ってハンドレ
    ールの往路が形成され、ハンドレールの駆動のための機
    械室が設けられた乗客用エスカレータにおいて、 その機械室の中には、循環移動によりステップの往路、
    その下方に復路があり、そのステップの往路と復路のさ
    らに下方に、ハンドレール駆動装置と、ハンドレールの
    復路を配したことを特徴とする乗客用エスカレータ。
  9. 【請求項9】請求項8において、 機械室の中を移動するステップの側面側にハンドレール
    駆動装置を設け、ハンドレールの送りローラおよび駆動
    ローラ並びにこれらローラによって駆動されるハンドレ
    ールとを外板側に設置したことを特徴とする乗客用エス
    カレータ。
  10. 【請求項10】請求項8または9において、 欄干をステップ側に傾斜させて設置したことを特徴とす
    る乗客用エスカレータ。
  11. 【請求項11】無端状に連なったステップの列が循環移
    動され、ステップの列の側方にデッキが形成され、ステ
    ップの列に沿って欄干が立設され、その欄干に沿ってハ
    ンドレールの往路が形成され、ハンドレールの駆動のた
    めの機械室が設けられた乗客用エスカレータを並設した
    ものにおいて、 各エスカレータのステップ上方の乗客立脚空間をそれぞ
    れデッキ上方まで拡張する空間を形成する、デッキ上方
    でステップ側に傾斜させた1枚の共有欄干を設け、その
    欄干の分岐した先端に各エスカレータのハンドレールガ
    イドを設け、その上端面に沿ってハンドレールの往路を
    形成したことを特徴とする乗客用エスカレータ群。
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