JP5593198B2 - 乗客コンベアおよびその踏段 - Google Patents

乗客コンベアおよびその踏段 Download PDF

Info

Publication number
JP5593198B2
JP5593198B2 JP2010238110A JP2010238110A JP5593198B2 JP 5593198 B2 JP5593198 B2 JP 5593198B2 JP 2010238110 A JP2010238110 A JP 2010238110A JP 2010238110 A JP2010238110 A JP 2010238110A JP 5593198 B2 JP5593198 B2 JP 5593198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
demarcation
chamfer
end side
passenger conveyor
gently inclined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010238110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012091878A (ja
Inventor
達也 松本
鉄平 猪瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2010238110A priority Critical patent/JP5593198B2/ja
Priority to CN201110328278.8A priority patent/CN102530697B/zh
Publication of JP2012091878A publication Critical patent/JP2012091878A/ja
Priority to HK12110768.5A priority patent/HK1170209A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP5593198B2 publication Critical patent/JP5593198B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

本発明は、エスカレータなどの乗客コンベアに係り、特に、踏段の周囲に設けられたデマケーションの構造に関するものである。
従来のエスカレータにおいて、踏段2がエスカレータの傾斜部を走行している状態を図2に示す。図2のA部拡大図に示すように、踏段2の前方デマケーション22の前端側および側端デマケーション19の前端側には、それぞれ逃がし面取り28,20を設け、前方の踏段2のライザー17との干渉を防止する構造としている。
しかしながら、踏段2が水平走行状態になった場合には、この逃がし面取り28,20が隙間となり、傘の先端やハイヒールのかかと部分などの異物が挟まる要因となるという問題がある。
踏段2間の隙間の挟まれに対する解決手段の一例として、例えば特許文献1に記載の技術がある。この特許文献1では、第1クリートと第2クリートを交互に形成し、第1クリートのライザー側端部を円弧状に形成しても、第2クリートの反ライザー側端部を第1クリートの反ライザー側端部よりも長く形成することで、踏段が水平走行状態になった場合でも円弧部分を遮へいする技術が開示されている。
特開2005−22801号公報(図1,図2)
しかしながら、上記のような特許文献1のエスカレータの踏段では、踏段が水平走行状態において、比較的大きな異物の踏段間での挟まれに対しては有効であるが、細く小さいものが前後の踏段の第1クリート間に挟まる場合などは、第1クリートのライザー側端部を円弧状としていることから、逆に隙間を形成していることになり、例えば傘の先端,ハイヒールのかかと部分などが挟まれる危険性があるという問題点がある。
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、踏段の水平走行状態における踏段間のすきまを低減し、且つ、踏段間に異物が挟まれた状態で上部乗降床または下部乗降床に設けられたくし板と衝突した際においても、異物が抜け易い構造とすることで、異物の挟まれに対する安全性を高めたエスカレータおよびその踏段を提供することを目的としている。
尚、上記した課題以外のその他の課題は、本願明細書全体の記載または図面から明らかにされる。
そこで、本発明の乗客コンベアでは、上記目的を達成するため、踏段のデマケーション
の前端側の頂面、望ましくは前端側および後端側の頂面に、緩傾斜の面取りを設ける構造とした。
尚、上記した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、上記した構成以外の本発明の構成の例は、本願明細書全体の記載または図面から明らかにされる。
本発明の踏段のデマケーション構造によれば、踏段の水平走行状態における踏段間のすきまを低減し、且つ、踏段間に異物が挟まれた状態で上部乗降床または下部乗降床に設けられたくし板と衝突した際においても、異物が抜け易い構造とすることができ、異物の挟まれに対する安全性を高めたエスカレータおよびその踏段を提供することができる。
本発明のその他の効果については、明細書全体の記載から明らかにされる。
エスカレータの概略側面図。 従来のエスカレータにおいて踏段がエスカレータの傾斜部にある状態を示す図。 エスカレータの踏段の上視図およびライザー側からの側視図。 本発明の一実施例を示す踏段の側面図。 本発明の一実施例を示す水平走行時の踏段の側面図。 本発明の一実施例を示す踏段の側面図。 本発明の一効果を示す上階部での踏段回転軌跡を示す側面図。 本発明の一効果を示す図7におけるC部拡大図。 本発明の一実施例を示す踏段の側面図。 本発明の一効果を示す上り運転時における上部乗降床くし板部の側面図。 本発明の一効果を示す下り運転時における下部乗降床くし板部の側面図。 本発明の効果説明用の下り運転時における下部乗降床くし板部の側面図。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。尚、各図および各実施例において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
本発明が適用される乗客コンベアの例として、エスカレータの概略側面図を図1に示す。図1において、エスカレータ1は、建築構造物の上階31及び下階32に跨って設置されたフレーム(枠体)5を有する。このフレーム5の長手方向両端部には上部機械室6と下部機械室7を有し、それぞれの機械室を上から塞ぐ上部乗降床11及び下部乗降床12が設けられている。また、これら機械室内には左右一対の上部ターミナルスプロケット62と左右一対の下部ターミナルスプロケット71が夫々配置されている。このターミナルスプロケット間を左右一対の踏段チェーン8によって無端状に連結する。そして、左右の踏段チェーン8を連結する踏段軸8V(図示しない)と、踏段軸8Vの両端に設けられた前輪9と、踏段軸8Vに回転可能に取付けられた踏段2が、上部機械室6内に配置した駆動機61によって無端状に回動するようになっている。踏段2の後端側には、下方に延在するライザー17を有している。また、踏段2は、後輪10を有している。
また、踏段2の移動方向に沿った両側に、欄干パネル41がフレーム5上に立設されている。そして、この欄干パネル41の周縁に沿って踏段2と同期して駆動される移動手摺4を有している。
次に、踏段2がエスカレータ1の傾斜部を走行している状態を図2に示す。前述したように、踏段2の前方デマケーション22の前端側および側端デマケーション19の前端側には、それぞれ逃がし面取り28,20を設け、前方の踏段2のライザー17との干渉を防止する構造としている。しかしながら、踏段2が水平走行状態になった場合には、この逃がし面取り28,20が隙間となり、傘の先端やハイヒールのかかと部分などの異物が挟まる要因となっている。
図3は、エスカレータの踏段の上視図およびライザー側からの側視図であり、図3(a)は上視図、図3(b)はライザー側からの側視図である。図3に示すように、踏段2の表面は、乗客搭載面となるクリート16と、クリートの周囲に設けられ乗客に踏段2の端部位置を注意喚起するためのデマケーションとで構成されている。このデマケーションは、踏段2の前方に設けられた前方デマケーション22と、踏段の左右の側端に設けられた側端デマケーション19と、踏段の後方に設けられた後方デマケーション18とを有している。
また、図3に示すように、エスカレータ1における踏段2は、乗客の靴などが踏段2の側方に設けられたスカートガード(図示しない)と踏段2との間に挟まれるのを低減する目的で、側端デマケーション19の側端の高さをクリート16または前方デマケーション22または後方デマケーション18よりもL5(例えば、5〜15mm、望ましくは約8mm程度)だけ高くしている。このことから、図2における側端デマケーション19の逃がし面取り20の方が前方デマケーション22の逃がし面取り28に比べて逃がし面取りの傾斜部長さ寸法L8が大きく、その結果、逃がし面取り20の面取り水平方向寸法や面取り高さ寸法も大きくなり、異物がより挟まれ易い構造となっている。
次に、本発明の一実施例を図4〜図5により説明する。図4は、本発明の一実施例を示す踏段の側面図であり、図5は、本発明の一実施例を示す水平走行時の踏段の側面図である。本実施例では、踏段2の両端に設けた側端デマケーション19の前端側に、逃がし面取り20よりも踏段2の後端側に設けられたL3>L4の長さ関係とした緩傾斜の面取り26を設ける構造とする。ここで、L3は、踏段進行方向の面取り水平方向寸法で、L4は、面取り高さ寸法である。これにより、図5のB部拡大図に示すように、踏段2の水平走行状態において、踏段2間の従来の踏段間隙間L6に比べて本発明の踏段間隙間L7を小さくすることができ、異物の挟まれを低減することができるのである。また、異物が挟まれる隙間の高さも面取り高さ寸法L4の分だけ低減できるので、異物が挟まれても抜けやすくできる。
尚、図4,図5では側端デマケーション19の前端側に緩傾斜の面取り26を設ける実施例を示したが、踏段2の前方デマケーション22の前端側に緩傾斜の面取り26を設けることでも同様の効果を得ることができる。この場合は、前方デマケーション22の逃がし面取り28よりも踏段2の後端側に緩傾斜の面取り26を設けることになる。
また、緩傾斜の面取り26は、前方デマケーション22の前端側と側端デマケーション19の前端側とのうち少なくとも一方に設けるようにしてもよい。すなわち、前方デマケーション22の前端側と側端デマケーション19の前端側との両方に設けてもよいし、前方デマケーション22の前端側のみに設けてもよいし、側端デマケーション19の前端側のみに設けてもよい。
また、側端デマケーション19の側端の高さをクリート16などよりもL5だけ高くしていない場合に適用してもよい。
逃がし面取り28,20の傾斜角度は、例えば50°〜80°程度が望ましく、逃がし面取り28,20の踏段進行方向の面取り水平方向寸法は、例えば1〜5mm程度が望ましく、逃がし面取り28,20の面取り高さ寸法は、例えば5〜10mm程度が望ましい。緩傾斜の面取り26の傾斜角度は、逃がし面取り28,20の傾斜角度よりも小さくする必要があり、例えば2°〜30°程度、さらに望ましくは2°〜20°程度が望ましい。また、緩傾斜の面取り26の大きさは、一般的な角部における単なる面取り・単なるR面取りのような小さいものではなく、踏段進行方向の面取り水平方向寸法は、例えば10〜30mm程度が望ましく、面取り高さ寸法は、例えば1〜3mm程度が望ましい。
次に、本発明の別の実施例を図6〜図8により説明する。本実施例による踏段の側面図を図6に示し、上階31での踏段2の回転軌跡を図7に、図7におけるC部の拡大図を図8に示す。本実施例の基本構成は基本的に実施例1の図1〜図3で説明したものと同じである。本実施例では、踏段2の両端に設けた側端デマケーション19の後端側に、L1>L2の長さ関係とした緩傾斜の面取り27を設ける構造とする。ここで、L1は、踏段進行方向の面取り水平方向寸法で、L2は、面取り高さ寸法である。本構造によれば、図7,図8に示すように、上階31部において踏段2が回転する際、踏段2の側端デマケーション19の後端部と上部乗降床11との間の隙間21を大きくすることができ、これにより、踏段2の走行するレール(図示しない)の高さ芯出し寸法の公差を緩めることが可能となり、組立作業性を向上させることができる。特に、側端デマケーション19の側端の高さがクリート16などよりも高くなっている場合には隙間21が小さくなりがちなので、この効果が大きい。
尚、図6では側端デマケーションの後端側に緩傾斜の面取り27を設ける実施例を示したが、踏段2の後方デマケーション18の後端側に緩傾斜の面取り27を設けることでも同様の効果を得ることができる。
また、緩傾斜の面取り27は、後方デマケーション18の後端側と側端デマケーション19の後端側とのうち少なくとも一方に設けるようにしてもよい。すなわち、後方デマケーション18の後端側と側端デマケーション19の後端側との両方に設けてもよいし、後方デマケーション18の後端側のみに設けてもよいし、側端デマケーション19の後端側のみに設けてもよい。
また、側端デマケーション19の側端の高さをクリート16などよりもL5だけ高くしていない場合に適用してもよい。
緩傾斜の面取り27の傾斜角度は、実施例1で説明した緩傾斜の面取り26と同程度でよく、例えば2°〜30°程度、さらに望ましくは2°〜20°程度が望ましい。また、緩傾斜の面取り26の大きさは、実施例1で説明した緩傾斜の面取り26と同程度でよく、一般的な角部における単なる面取り・単なるR面取りのような小さいものではなく、踏段進行方向の面取り水平方向寸法は、例えば10〜30mm程度が望ましく、面取り高さ寸法は、例えば1〜3mm程度が望ましい。
次に、本発明の別の実施例を図9〜図12により説明する。本実施例による踏段の側面図を図9に示し、上り運転時における上部乗降床くし板部の側面図を図10に、下り運転時における下部乗降床くし板部の側面図を図11に示す。本実施例では、基本的な構成は実施例1,実施例2で説明したものと同様であり、本実施例では、さらに、踏段2の両端に設けた側端デマケーション19の前端側および後端側の両方に、それぞれL3>L4,L1>L2の長さ関係とした緩傾斜の面取り26,27を設ける構造とする。そして、緩傾斜の面取り26,27が、互いに対向する位置に配置される。これにより、実施例1と実施例2の両方の効果を得られる。
さらに、本実施例では、L2=L4という長さ関係にしている。本構造によれば、図10,図11に示すように、踏段2間に傘の先端やハイヒールのかかとなどの異物25が挟まれた状態で上部乗降床11に設けたくし板23、または下部乗降床12に設けたくし板24と異物25が衝突した場合において、異物25が挟まる要因となる踏段間隙間を構成するデマケーション角部であるそれぞれのD点どうしが同一高さとなることで、異物25が抜け易くすることができる。
ここで、D点どうしが同一高さで無い場合の一例を図12に示す。図12は、側端デマケーション19の後端側に面取り27を設けない場合において、下り運転時における下部乗降床くし板部の側面図を示したものであり、このようにD点どうしが同一高さで無い場合、その段差が壁となり異物が抜けづらくなる。また、くし板24との衝突力も大きくなることから、傘の先端やハイヒールのかかとが破損することも考えられる。
尚、緩傾斜の面取り26,27において、L2とL4が等しくなく、D点どうしが同一高さで無い場合であっても、L2とL4の差が小さい、すなわち、D点どうしの高さの差が小さければ、壁となる段差は小さくなるので、緩傾斜の面取り27を設けない場合に比べれば異物25が抜けやすくなるという効果は得ることができる。L2とL4の差は、0.5mm以内であることが望ましい。
尚、図9〜図11では側端デマケーション19の前端側および後端側に緩傾斜の面取り26,27を設ける実施例を示したが、踏段2の前方デマケーション22の前端側および後方デマケーション18の後端側にそれぞれ緩傾斜の面取り26,27を互いに対向する位置に設けることでも同様の効果を得ることができる。
また、緩傾斜の面取り26,27は、前方デマケーション22の前端側および後方デマケーション18の後端側と、側端デマケーション19の前端側および後端側との両方に設けてもよいし、前方デマケーション22の前端側および後方デマケーション18の後端側のみに設けてもよいし、側端デマケーション19の前端側および後端側のみに設けてもよい。
また、側端デマケーション19の側端の高さをクリート16などよりもL5だけ高くしていない場合に適用してもよい。
緩傾斜の面取り26,27の傾斜角度,大きさは、実施例1,実施例2で説明したものと同様の傾斜角度,大きさのものを用いることが望ましい。
以上、本発明を実施例を用いて説明してきたが、これまでの各実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、それぞれの実施例で説明した構成は、互いに矛盾しない限り、組み合わせて用いても良い。
1 エスカレータ
2 踏段
4 移動手摺
5 フレーム
6 上部機械室
7 下部機械室
8 踏段チェーン
8V 踏段軸
9 前輪
10 後輪
11 上部乗降床
12 下部乗降床
16 クリート
17 ライザー
18 後方デマケーション
19 側端デマケーション
20,28 逃がし面取り
21 隙間
22 前方デマケーション
23,24 くし板
25 異物
26,27 緩傾斜の面取り
31 上階
32 下階
41 欄干パネル
61 駆動機
62 上部ターミナルスプロケット
71 下部ターミナルスプロケット

Claims (12)

  1. 建築構造物に設置されたフレームと、前記フレームの長手方向両端部に設けた乗降床と、前記乗降床間を無端状に連結されて循環移動する踏段軸を有する踏段チェーンと、前記踏段軸に回転可能に取付けられた踏段と、前記踏段の移動方向に沿った両側で且つ前記フレーム上に立設した欄干とを備えた乗客コンベアにおいて、
    前記踏段の表面は、クリートと、前記クリートの周囲に設けられたデマケーションとで構成され、
    前記デマケーションは、前記踏段の前方に設けられた前方デマケーションと、前記踏段の側端に設けられた側端デマケーションとを有し、
    前記踏段の後端側には、下方に延在するライザーを有し、
    前記前方デマケーションの前端側の頂面および前記側端デマケーションの前端側の頂面には、前方の踏段のライザーとの干渉を防止する逃がし面取りを有し、
    前記前方デマケーションの前端側と前記側端デマケーションの前端側とのうち少なくとも一方の頂面には、前記逃がし面取りよりも前記踏段の後端側に設けられた第1の緩傾斜の面取りを有することを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記デマケーションは、前記踏段の後方に設けられた後方デマケーションを有し、
    前記後方デマケーションの後端側と前記側端デマケーションの後端側とのうち少なくとも一方の頂面には、前記第1の緩傾斜の面取りに対向する位置に第2の緩傾斜の面取りを有することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記第1の緩傾斜の面取りの面取り高さ寸法と前記第2の緩傾斜の面取りの面取り高さ寸法とが同じであることを特徴とする請求項2に記載の乗客コンベア。
  4. 前記前方デマケーションの前端側と前記側端デマケーションの前端側との両方の頂面に、前記第1の緩傾斜の面取りを有することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の乗客コンベア。
  5. 前記側端デマケーションの側端の高さは、前記クリートよりも高くなっており、
    少なくとも前記側端デマケーションの前端側の頂面に、前記第1の緩傾斜の面取りを有することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の乗客コンベア。
  6. 前記緩傾斜の面取りの踏段進行方向の面取り水平方向寸法は、面取り高さ寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の乗客コンベア。
  7. 乗客コンベアに用いられる踏段であって、
    前記踏段の表面は、クリートと、前記クリートの周囲に設けられたデマケーションとで構成され、
    前記デマケーションは、前記踏段の前方に設けられた前方デマケーションと、前記踏段の側端に設けられた側端デマケーションとを有し、
    前記踏段の後端側には、下方に延在するライザーを有し、
    前記前方デマケーションの前端側の頂面および前記側端デマケーションの前端側の頂面には、前方の踏段のライザーとの干渉を防止する逃がし面取りを有し、
    前記前方デマケーションの前端側と前記側端デマケーションの前端側とのうち少なくとも一方の頂面には、前記逃がし面取りよりも前記踏段の後端側に設けられた第1の緩傾斜の面取りを有することを特徴とする乗客コンベアの踏段。
  8. 前記デマケーションは、前記踏段の後方に設けられた後方デマケーションを有し、
    前記後方デマケーションの後端側と前記側端デマケーションの後端側とのうち少なくとも一方の頂面には、前記第1の緩傾斜の面取りに対向する位置に第2の緩傾斜の面取りを有することを特徴とする請求項に記載の乗客コンベアの踏段。
  9. 前記第1の緩傾斜の面取りの面取り高さ寸法と前記第2の緩傾斜の面取りの面取り高さ寸法とが同じであることを特徴とする請求項に記載の乗客コンベアの踏段。
  10. 前記前方デマケーションの前端側と前記側端デマケーションの前端側との両方の頂面に、前記第1の緩傾斜の面取りを有することを特徴とする請求項からの何れかに記載の乗客コンベアの踏段。
  11. 前記側端デマケーションの側端の高さは、前記クリートよりも高くなっており、
    少なくとも前記側端デマケーションの前端側の頂面に、前記第1の緩傾斜の面取りを有することを特徴とする請求項から10の何れかに記載の乗客コンベアの踏段。
  12. 前記緩傾斜の面取りの踏段進行方向の面取り水平方向寸法は、面取り高さ寸法よりも大きいことを特徴とする請求項から11の何れかに記載の乗客コンベアの踏段。
JP2010238110A 2010-10-25 2010-10-25 乗客コンベアおよびその踏段 Active JP5593198B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010238110A JP5593198B2 (ja) 2010-10-25 2010-10-25 乗客コンベアおよびその踏段
CN201110328278.8A CN102530697B (zh) 2010-10-25 2011-10-25 乘客传送设备及其梯级
HK12110768.5A HK1170209A1 (en) 2010-10-25 2012-10-29 Passenger conveyor and step thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010238110A JP5593198B2 (ja) 2010-10-25 2010-10-25 乗客コンベアおよびその踏段

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012091878A JP2012091878A (ja) 2012-05-17
JP5593198B2 true JP5593198B2 (ja) 2014-09-17

Family

ID=46338947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010238110A Active JP5593198B2 (ja) 2010-10-25 2010-10-25 乗客コンベアおよびその踏段

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5593198B2 (ja)
CN (1) CN102530697B (ja)
HK (1) HK1170209A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106395592B (zh) * 2016-10-09 2018-08-24 现代电梯(杭州)有限公司 一种具有防卡功能的电梯梯级

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153390A (en) * 1974-11-01 1976-05-11 Hitachi Ltd Esukareetano fumidan
JPS56149968A (en) * 1980-04-18 1981-11-20 Hitachi Ltd Step for man conveyor
JPH09240974A (ja) * 1996-03-11 1997-09-16 Hitachi Building Syst Co Ltd エスカレータの踏段
JP2000038279A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Otis Elevator Co マンコンベア
JP2000159466A (ja) * 1998-11-30 2000-06-13 Hitachi Ltd 乗客コンベア
JP2001146377A (ja) * 1999-11-22 2001-05-29 Hitachi Ltd 可変速式乗客コンベアのパレット
JP3935699B2 (ja) * 2001-10-10 2007-06-27 株式会社日立製作所 乗客コンベアの踏段体
JP2005022801A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Mitsubishi Electric Corp エスカレーターの踏段装置
JP2007161423A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Sumitomo Heavy Ind Ltd 乗客搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012091878A (ja) 2012-05-17
CN102530697B (zh) 2014-09-03
CN102530697A (zh) 2012-07-04
HK1170209A1 (en) 2013-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20130064137A (ko) 이동가능한 측면 패널 부재들을 갖는 승객 수송기
JP5593198B2 (ja) 乗客コンベアおよびその踏段
CN111377346B (zh) 乘客传送带的坠落物防止护栏以及乘客传送带
CN210260811U (zh) 乘客输送机
US9850099B2 (en) Skirt for passenger conveyer
JP5651427B2 (ja) 乗客コンベア
CN1561311A (zh) 乘客传送装置
JP5695587B2 (ja) 乗客コンベア
JP5493014B2 (ja) 乗客コンベアおよび乗客コンベアの踏段
JP7033020B2 (ja) 乗客コンベア
JP5858771B2 (ja) 乗客コンベア
JP6840663B2 (ja) 櫛板部材及び乗客コンベア
US4004676A (en) Escalator with non-jaming step
JP6544327B2 (ja) 滑落防止機能を有する乗客コンベア用ステップ
JP2010202362A (ja) 乗客コンベア
JP5931967B2 (ja) 乗客コンベア
JP2008222340A (ja) 乗客コンベア
JP4321249B2 (ja) 踏板、乗客コンベア及びその製造方法
JP5676707B1 (ja) 乗客コンベアの油飛散抑制機構
JP5437985B2 (ja) 乗客コンベアおよびその踏段
EP3360838A1 (en) People conveyor, conveying band and conveying element of a people conveyor
JP5469049B2 (ja) 乗客コンベア及び乗客コンベアの踏段
JP2015024907A (ja) 乗客コンベアの欄干パネルおよび乗客コンベア
JP6557195B2 (ja) 乗客コンベア
JP7158354B2 (ja) 踏段及び乗客コンベア

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120521

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140804

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5593198

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151