JP5245293B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技媒体を用いて遊技者に遊技を提供する遊技機に関する。
従来、パチンコ機,スロット機などの遊技機では、図柄が変動表示した後に停止表示し、その停止表示した図柄が所定の入賞組合せであると、多くの遊技媒体(パチンコ球やメダル)を獲得可能な特定遊技を遊技者に提供するように設定されている。
この遊技機の中で、スロット機は、「7」,「BAR」,「チェリー」,「ベル」などの複数の図柄がそれぞれ描かれている3個のリール,リールの回転開始(即ち、図柄の変動表示の開始)を指示するスタートレバー及び各リールの回転停止(即ち、図柄を停止表示させること)を指示する3つのストップボタンを備え、スタートレバーが操作されるとリールが一斉に回転し、その後ストップボタンが操作されると操作されたストップボタンに対応するリールが停止するように構成されている。そして、3つ全てのリールが停止した時に遊技者に面している図柄(即ち、停止表示した図柄)が入賞組合せと一致していれば、メダルが払い出される。尚、リールの回転開始から3つ全てのリールが停止してメダルが払いだされるまでの流れを1回の遊技としている。
またスロット機は、遊技の開始に先立ちメダル投入口へ多数枚のメダルを投入してスロット機内に貯留しておき、スロット機の前面に設けられたベットボタンを押操作することにより、貯留されたメダル(以下、貯留メダルという)を消費して遊技を開始するクレジット方式が採用されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2004−313380号公報
しかし、ベットボタンの押操作が有効とされるのは、1回の遊技が終了した後、即ち、メダルの払い出しが終了した後であるため、遊技者は、メダルの払い出しがある場合にはメダルの払い出しが終了まで、ベットボタンの押操作を待つ必要がある。また、ビッグボーナスやレギュラーボーナス等のボーナス遊技中には、メダルの払い出しが連続して発生する。そして、ボーナス遊技中に早く遊技を行いたいと考える遊技者は、ベットボタンの押操作を待つ時間をできるだけ少なくしようとするために、メダルの払い出しが終了する前、即ち、ベットボタンの押操作が有効となる前に、ベットボタンの押操作をしてしまうことが多くなってしまう。つまり、いわゆる空押しが頻発してしまう。
そして、空押しを行ってしまった場合には、空押しを行ってから、空押しであったことに気付いて遊技者が再度ベットボタンの押操作を行うまでに数秒程度の時間がかかる。このため、遊技の消化時間が長くなり、遊技性を低下させる要因となっていた。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、空押しの発生により遊技の消化時間が長くなることを抑制することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、遊技媒体が投入された後に予め設定された外部操作が行われると複数の遊技図柄を変動表示させ、その後に遊技図柄を停止表示させ、停止表示された遊技図柄の組合せに応じた数の遊技媒体を遊技者に払い出す図柄変動遊技を提供する遊技機であって、予め設定された遊技許可条件が成立すると、図柄変動遊技の提供を許可する第1遊技許可手段と、第1遊技許可手段が図柄変動遊技の提供を許可した後に外部操作が行われると図柄変動遊技を開始する開始手段と、図柄変動遊技の開始から、予め設定された禁止解除条件が成立するまでの間、第1遊技許可手段の動作を禁止する第1遊技開始禁止手段と、遊技者に対して未払いの遊技媒体数を記憶する未払い数記憶手段と、未払い数記憶手段に記憶された未払いの遊技媒体数の遊技媒体の中から、予め設定された数の遊技媒体を図柄変動遊技のために投入するときに押下される被押下部と、被押下部が押下される際に被押下部に加えられる圧力の大きさを検出する押圧力検出手段とを備え、第1遊技許可手段は、押圧力検出手段により検出される圧力が小さくなる方向に変化したときに、遊技許可条件が成立したとすることを特徴とする遊技機である。
このように構成された遊技機では、押圧力検出手段が、被押下部が押下される際に被押下部に加えられる圧力を検出するとともに、第1遊技許可手段が、押圧力検出手段により検出される圧力が小さくなる方向に変化したときに、図柄変動遊技の提供を許可する。また第1遊技開始禁止手段が、図柄変動遊技の開始から、予め設定された禁止解除条件が成立するまでの間、第1遊技許可手段の動作を禁止する
これにより、被押下部が押下された時点では、第1遊技開始禁止手段が第1遊技許可手段の動作を禁止していたとしても、被押下部の押下が解除された時点で、第1遊技開始禁止手段が第1遊技許可手段の動作を禁止していなかった場合には、第1遊技許可手段により図柄変動遊技の提供が許可されるので、空押しとならない。
従って、請求項1に記載の遊技機によれば、被押下部が押下された時点で図柄変動遊技の提供を許可する場合と比較して、空押しの発生を抑制することができるので、遊技の消化時間が長くなるのを抑制することができる。
また、請求項1に記載の遊技機においては、請求項2に記載のように、第1遊技許可手段は、押圧力検出手段により検出される圧力が小さくなる方向に変化したときに、遊技許可条件が成立したとするのに加えて、押圧力検出手段により検出される圧力が大きくなる方向に変化したときに、遊技許可条件が成立したとするようにするとよい。
このように構成された遊技機によれば、被押下部が押下された時点で第1遊技開始禁止手段が第1遊技許可手段の動作を禁止していなかった場合には、第1遊技許可手段により図柄変動遊技の提供が許可される。このため、被押下部の押下が解除された時点で図柄変動遊技の提供が許可される場合よりも、早期に図柄変動遊技を開始することができ、遊技の消化時間が長くなるのを更に抑制することができる。
(第1実施形態)
以下に本発明の第1実施形態について図面とともに説明する。
図1は本発明が適用された遊技機1の正面図である。
遊技機1は、図1に示すように、当該遊技機1を構成する装置類を収納する筐体(不図示)と、開閉自在に筐体に取り付けられた前扉3とを備えている。
そして、前扉3には、遊技者に遊技を提供する遊技部5と、遊技者が遊技メダル(以降、単にメダルと称す)を投入するためのメダル投入口7と、遊技機1内に貯留されている、遊技者が獲得したメダル(以下、未払いメダルともいう)を遊技のために利用する(以下、「ベットする」という)際に押下されるベットボタン8と、リール21,23,25(後述)の回転開始を指示するスタートレバー9と、リール21,23,25の回転停止をそれぞれ指示するストップボタン11,13,15と、未払いメダルの数(以下、クレジット数という)を表示するクレジット表示部16と、遊技機1から払い出されるメダルを貯留するメダル受け皿17とが設けられている。
ここで、遊技部5は、回転自在に設けられた3つのリール21,23,25を備えた変動表示装置27と、変動表示装置27が遊技部5の中央に配置されるように支持する支持部29とから構成される。
尚、リール21,23,25にはそれぞれ、「7」,「BAR」,「チェリー」,「ベル」,「リプレイ」などの複数の遊技図柄が描かれている。そして変動表示装置27は、このリール21,23,25を回転させることにより遊技図柄を変動表示させる。
また、変動表示装置27には、リール21,23,25それぞれの前面において、透明な矩形状の表示窓21a,23a,25aが設けられている。尚、表示窓21a,23a,25aの長手方向の長さは、遊技者が表示窓21a,23a,25aを通して、表示窓21a,23a,25aの長手方向(図1における上から下に向かう方向)に沿ってそれぞれ3個の遊技図柄を確認できるように設定されている。
次に、ベットボタン8の構成を図2に基づいて説明する。図2はベットボタン8の側断面図である。
ベットボタン8は、遊技者により押下される被押下部40と、被押下部40が押下されたか否かを検出する押下検出部50とから構成される。
そして被押下部40は、前扉3に形成された開口部3a内に配置された本体部41と、本体部41を開口部3a内に保持する保持部42とから構成されている。
これらのうち本体部41は、有底筒状に形成されており、底部41aが開口部41bよりも上側に位置するように開口部3a内に設置されている。
また保持部42は、本体部41に取り付けられた本体側保持部42aと、前扉3に取り付けられた前扉側保持部42bとから構成されている。本体側保持部42aは、本体部41の外周部41cから外側に向かって突出して設けられている。このため、本体部41が上方向D1に向かって移動する際に、本体側保持部42aが前扉3に当接して、本体部41が開口部3aから抜け出すのを阻止する。また前扉側保持部42bは、本体側保持部42aの下方において本体側保持部42aと対向するように配置されている。このため、本体部41が下方向D2に向かって移動する際に、本体側保持部42aが前扉側保持部42bに当接して、開口部3aから抜け落ちるのを阻止する。
これにより被押下部40は、本体部41が、前扉3の表面に対して突出した位置P1(以下、突出位置P1という)と、前扉3の表面に対して没した位置P2(以下、没位置P2という)との間で移動可能となるようにされている。
更に押下検出部50は、被押下部40の下方に設置されている。そして押下検出部50は、加えられた圧力に対応した圧力検出信号を出力する感圧センサ51と、感圧センサ51の上部に配置されて、加えられた圧力を感圧センサ51に伝達する圧力伝達部材52と、感圧センサ51の下部に配置されて感圧センサ51を収納するセンサ収納部材53と、一端が底部41aに連結されるとともに他端が圧力伝達部材52に連結される付勢バネ54とから構成される。
このように構成されたベットボタン8では、本体部41が押下されていない状態では、付勢バネ54による上方向D1への付勢力によって本体部41は突出位置P1に位置している。そして本体部41が押下されることにより、本体部41は没位置P2に移動する。また、突出位置P1から没位置P2への本体部41の移動により、付勢バネ54の長さが短くなるため、付勢バネ54が圧力伝達部材52を下方向D2へ付勢する力が大きくなる。
また、本体部41への押下が解除されると、付勢バネ54による上方向D1への付勢力によって、本体部41は、没位置P2から突出位置P1へ移動する。この移動により、付勢バネ54の長さが長くなるため、付勢バネ54が圧力伝達部材52を下方向D2へ付勢する力が小さくなる。
次に、遊技機1における制御系統の構成を図3に基づいて説明する。図3は、遊技機1の制御系統の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、遊技機1には、CPUやROM、RAMなどを搭載してなり、当該遊技機1における遊技を統括する主制御基板100が具備され、この主制御基板100に、CPUやROM、RAMなどを搭載してなる各種制御基板や、各種装置を接続して、当該遊技機1の制御系統が構築されている。
そして主制御基板100には、メダル投入口7にメダルが投入されたことを検出するメダル検出センサ7aと、スタートレバー9と、ストップボタン11,13,15と、ベットボタン8の感圧センサ51とが接続されている。
また主制御基板100には、リール21,23,25を制御するリール制御基板110と、メダル受け皿17へのメダルの払出を行うホッパー125を制御するホッパー制御基板120と、クレジット表示部16を制御するクレジット表示制御基板130とが接続されている。
また主制御基板100のRAMには、クレジット数を記憶するクレジット数カウンタC1が設けられている。
そして、主制御基板100のCPUは、遊技機1で遊技者により行われる遊技に関わる制御を実行する遊技処理を実行する。
以下に遊技処理の手順を、図4を用いて説明する。図4は遊技処理を示すフローチャートである。尚、この遊技処理は、主制御基板100のCPUが起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この遊技処理が実行されると、主制御基板100のCPUは、まずS10にて、ベットすることが無効にされている状態(以下、ベット無効状態という)であるか否かを判断する。尚、主制御基板100は、リール21,23,25の回転開始から3つ全てのリール21,23,25が停止してメダルが払いだされるまでを1回の遊技として、1回の遊技が行われている場合に、ベット無効状態となるように構成されている。
ここで、ベット無効状態である場合には(S10)、遊技処理を一旦終了する。一方、ベット無効状態でない場合には(S10)、S20にて、メダル投入口7にメダルが投入されたか否かを判断する。ここで、メダルが投入された場合には(S20)、S50に移行する。一方、メダル投入口7にメダルが投入されていない場合には(S20)、S25にて、クレジット数カウンタC1の値(クレジット数)が1以上であるか否かを判断する。
ここで、クレジット数が1以上でない場合には(S25)、遊技処理を一旦終了する。一方、クレジット数が1以上である場合には(S25)、S30にて、感圧センサ51から入力した圧力検出信号に基づいて、感圧センサ51に加えられた圧力が、大きくなる方向に、予め設定された第1判定量以上変化したか否かを判断する。
ここで、第1判定量以上変化した場合には(S30)、S50に移行する。一方、第1判定量以上変化していない場合には(S30)、S40にて、感圧センサ51から入力した圧力検出信号に基づいて、感圧センサ51に加えられた圧力が、小さくなる方向に、予め設定された第2判定量以上変化したか否かを判断する。
ここで、第2判定量以上変化した場合には(S40)、S50に移行する。一方、第2判定量以上変化していない場合には(S40)、遊技処理を一旦終了する。
そしてS50に移行すると、スタートレバー9が操作されたか否かを判断する。ここで、スタートレバー9が操作された場合には(S50)、S60に移行する。一方、スタートレバー9が操作されていない場合には(S50)、S50の処理を繰り返す。
そしてS60に移行すると、リール変動表示処理を実行する。即ち、リール21,23,25を一斉に回転させ、その後にストップボタン11,13,15が操作されると、操作されたストップボタン11,13,15に対応するリール21,23,25の回転を停止させる。その後S70にて、遊技図柄の組合せに応じてメダルを払い出すメダル払出処理を実行し、遊技処理を一旦終了する。
このように構成された遊技機1では、感圧センサ51が、本体部41が押下される際に本体部41を介して感圧センサ51に加えられる圧力を検出する。そして、感圧センサ51に加えられた圧力が、小さくなる方向に第2判定量以上変化した場合に(S40)、リール変動表示処理の実行を許可する。また、ベット無効状態である場合に、即ち、リール21,23,25の回転開始から3つ全てのリール21,23,25が停止してメダルが払いだされるまでの間に、リール変動表示処理の実行が許可されるのを禁止する(S10)。
このため、感圧センサ51に加えられた圧力が小さくなるとき、即ち、本体部41の押下が解除されたときに、リール変動表示処理の実行を許可する。
これにより、本体部41が押下された時点では、リール変動表示処理の実行の許可が禁止されていたとしても、本体部41の押下が解除された時点で、リール変動表示処理の実行の許可が禁止されていなかった場合には、リール変動表示処理の実行が許可されるので、空押しとならない。
従って、遊技機1によれば、本体部41が押下された時点でリール変動表示処理の実行を許可する場合と比較して、空押しの発生を抑制することができるので、遊技の消化時間が長くなるのを抑制することができる。
また、感圧センサ51に加えられた圧力が、大きくなる方向に第1判定量以上変化した場合に(S30)、リール変動表示処理の実行を許可する。
これにより、本体部41が押下された時点でリール変動表示処理の実行の許可が禁止されていなかった場合には、リール変動表示処理の実行が許可される。このため、本体部41の押下が解除された時点でリール変動表示処理の実行が許可される場合よりも、早期にリール変動表示処理を開始することができ、遊技の消化時間が長くなるのを更に抑制することができる。
以上説明した実施形態において、クレジット数カウンタC1は本発明における未払い数記憶手段、本体部41は本発明における被押下部、S30及びS40の処理は本発明における第1遊技許可手段、S10の処理は本発明における第1遊技開始禁止手段、感圧センサ51は本発明における押圧力検出手段、スタートレバー9の操作は本発明における外部操作、S30及びS40の処理における判定条件は本発明における遊技許可条件、1回の遊技の終了していることは本発明における禁止解除条件である。
(第2実施形態)
以下に本発明の第2実施形態について図面とともに説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態の遊技機1は、ベットボタン8の構成と遊技機1の制御系統の構成を変更した点と、押下検出部50を上方へ移動させる検出部移動処理を追加した点以外は第1実施形態と同じである。
まず、第2実施形態のベットボタン8の構成を図5に基づいて説明する。図5はベットボタン8の側断面図である。
第2実施形態のベットボタン8は、押下検出部50の上方に設置されたソレノイド60と、ソレノイド60のプランジャー60aと押下検出部50とを連結する連結部材61とが追加された点以外は第1実施形態と同じである。
これによりソレノイド60は、連結部材61に連結されているプランジャー60aをソレノイド60内部に吸引することで、押下検出部50を、通常位置P3から、通常位置P3より上方の上方位置P4へ移動させ、更に、吸引を解除することで上方位置P4から通常位置P3へ移動させることができる。
次に、第2実施形態の遊技機1における制御系統の構成を図6に基づいて説明する。図6は、遊技機1の制御系統の構成を示すブロック図である。
第2実施形態の遊技機1は、ソレノイド60の駆動を制御するソレノイド制御基板140が主制御基板100に接続される点以外は第1実施形態と同じである。
次に、検出部移動処理の手順を図7を用いて説明する。図7は検出部移動処理を示すフローチャートである。尚、この検出部移動処理は、主制御基板100のCPUが起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
この検出部移動処理が実行されると、主制御基板100のCPUは、まずS210にて、ベットすることが無効にされている状態(ベット無効状態)から、ベットすることが有効にされている状態(以下、ベット有効状態という)に遷移したか否かを判断する。即ち、前回S210の処理を行ったときにはベット無効状態であり、且つ、今回S210の処理を行ったときにはベット有効状態であるか否かを判断する。
ここで、ベット無効状態からベット有効状態に遷移していない場合には(S210)、検出部移動処理を一旦終了する。一方、ベット無効状態からベット有効状態に遷移した場合には(S210)、S220にて、ソレノイド60を駆動する。これにより、押下検出部50が通常位置P3から上方位置P4へ移動する。そしてS230にて、予め設定されている所定駆動時間(例えば、1秒間)を待機する。その後S240にて、ソレノイド60の駆動を終了し、検出部移動処理を一旦終了する。これにより、押下検出部50が上方位置P4から通常位置P3へ移動する。
このように構成された遊技機1では、本体部41が押下された状態で、ソレノイド60が押下検出部50を上方位置P4へ移動させると、付勢バネ54の一端と他端との間の距離が短くなるので、付勢バネ54が押下検出部50を付勢する力が大きくなる。押下検出部50を移動させると付勢バネ54の一端と他端との間の距離が短くなるのは、押下された状態にある本体部41は位置が固定された状態にあり、この本体部41に連結された付勢バネ54の一端の位置も固定されるためである。
またソレノイド60は、ベット無効状態からベット有効状態に遷移したときに押下検出部50を上方位置P4へ移動させる(S220)。そして主制御基板100は、ベット無効状態からベット有効状態に遷移した時点で、感圧センサ51に加えられた圧力が大きくなる方向に第1判定量以上変化した場合に、本体部41が押下された状態であると判断して(S30)、リール変動表示処理の実行を許可する。
尚、本体部41が押下されていない状態では、本体部41は突出位置P1に位置しており、本体部41が没位置P2に位置している場合よりも、付勢バネ54が長くなる。このため、本体部41が押下されていない状態で押下検出部50が上方位置P4へ移動した場合には、感圧センサ51に加えられた圧力の増加量は第1判定量未満となり、本体部41が押下された状態であると判断しない。
このため、本体部41が押下された時点では、リール変動表示処理の実行の許可が禁止されていたとしても、そのまま本体部41が押下されていれば、ベット無効状態からベット有効状態に遷移した時点で、リール変動表示処理の実行が許可されるので、空押しとならない。
従って、遊技機1によれば、ベット無効状態からベット有効状態に遷移するまで本体部41が押下されていれば、空押しの発生を防止することができるので、遊技の消化時間が長くなるのを抑制することができる。
以上説明した実施形態において、圧力伝達部材52は本発明における圧力印加部、感圧センサ51は本発明における圧力検出手段、付勢バネ54は本発明における付勢部材、検出部移動処理及びソレノイド60は本発明における移動手段である。
(第3実施形態)
以下に本発明の第3実施形態について図面とともに説明する。尚、第3実施形態では、第2実施形態と異なる部分のみを説明する。
第3実施形態の遊技機1は、ベットボタン8の構成を変更した点と、検出部移動処理を省略した点と、本体部41を打撃するボタン打撃処理を追加した点以外は第2実施形態と同じである。
まず、第3実施形態のベットボタン8の構成を図8に基づいて説明する。図8はベットボタン8の側断面図である。
第3実施形態のベットボタン8は、連結部材61を省略している点が第2実施形態と異なる。
また第3実施形態のベットボタン8は、ソレノイド60のプランジャー60aに連結されて、プランジャー60aの動きに連動して上方向D1と下方向D2へ移動する上下移動部材58が追加された点が第2実施形態と異なる。
これによりソレノイド60は、プランジャー60aをソレノイド60内部に吸引することで、上下移動部材58を、通常位置P5から、通常位置P5より上方の上方位置P6へ移動させ、更に、吸引を解除することで上方位置P6から通常位置P5へ移動させることができる。
また第3実施形態のベットボタン8は、上方位置P6にある上下移動部材58に当接し、且つ通常位置P5にある上下移動部材58に非当接となるように設置されるとともに、本体部41に連結される本体部連結部材41fが追加された点が第2実施形態と異なる。
そして第3実施形態のベットボタン8は、上記の点以外は第2実施形態のベットボタン8と同じである。
次に、ボタン打撃処理の手順を図9を用いて説明する。図9はボタン打撃処理を示すフローチャートである。尚、このボタン打撃処理は、主制御基板100のCPUが起動(電源オン)している間に繰り返し実行される処理である。
このボタン打撃処理が実行されると、主制御基板100のCPUは、まずS410にて、ベット有効状態であるか否かを判断する。ここで、ベット有効状態である場合には(S410)、ボタン打撃処理を一旦終了する。一方、ベット有効状態でない場合、即ちベット無効状態である場合には(S410)、S420にて、感圧センサ51に加えられた圧力が、大きくなる方向に、予め設定された第1判定量以上変化したか否かを判断する。即ち、ベットボタン8が押下されたか否かを判断する。
ここで、第1判定量以上変化していない場合には、ベットボタン8が押下されていないと判断し(S420)、ボタン打撃処理を一旦終了する。一方、第1判定量以上変化した場合には、ベットボタン8が押下されたと判断し(S420)、S430にて、ソレノイド60を駆動する。これにより、上下移動部材58が通常位置P5から上方位置P6へ移動し、本体部連結部材41fを打撃する。
そしてS440にて、予め設定されている所定駆動時間(例えば、1秒間)を待機する。その後S450にて、ソレノイド60の駆動を終了し、ボタン打撃処理を一旦終了する。これにより、上下移動部材58が上方位置P6から通常位置P5へ移動する。
このように構成された遊技機1では、ベット無効状態で本体部41が押下されると、上下移動部材58が、本体部41の本体部連結部材41fを打撃する(S430)。
これにより、上下移動部材58による本体部41の本体部連結部材41fへの打撃の振動が、本体部41を押下している遊技者の指F(図8を参照)に伝達され、遊技者は、空押しをしたことに早期に気付くことができる。従って、遊技者が空押しをしたことに気付くまでの時間を短縮することができ、遊技者に速やかに再度の本体部41の押下を行わせることが可能となるので、遊技の消化時間が長くなるのを抑制することができる。
以上説明した実施形態において、S30及びS40の処理は本発明における第2遊技許可手段、S10の処理は本発明における第2遊技開始禁止手段、ボタン打撃処理とソレノイド60と上下移動部材58は本発明における報知手段である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば第3実施形態では、ベット無効状態で本体部41が押下されると、上下移動部材58が本体部41の本体部連結部材41fを1回打撃するものを示したが、複数回連続して打撃するようにしてもよい。
遊技機1の正面図である。 第1実施形態のベットボタン8の側断面図である。 第1実施形態の遊技機1における制御系統の構成ブロック図である。 遊技処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態のベットボタン8の側断面図である。 第2実施形態の遊技機1における制御系統の構成ブロック図である。 検出部移動処理手順を示すフローチャートである。 第3実施形態のベットボタン8の側断面図である。 ボタン打撃処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…遊技機、3…前扉、5…遊技部、7…メダル投入口、7a…メダル検出センサ、8…ベットボタン、9…スタートレバー、11,13,15…ストップボタン、16…クレジット表示部、17…メダル受け皿、21,23,25…リール、27…変動表示装置、29…支持部、40…被押下部、41…本体部、41a…底部、41b…開口部、41c…外周部、41f…本体部連結部材、42…保持部、42a…本体側保持部、42b…前扉側保持部、50…押下検出部、51…感圧センサ、52…圧力伝達部材、53…センサ収納部材、54…付勢バネ、58…上下移動部材、60…ソレノイド、60a…プランジャー、61…連結部材、100…主制御基板、110…リール制御基板、120…ホッパー制御基板、125…ホッパー、130…クレジット表示制御基板、140…ソレノイド制御基板、C1…クレジット数カウンタ

Claims (2)

  1. 遊技媒体が投入された後に予め設定された外部操作が行われると複数の遊技図柄を変動表示させ、その後に前記遊技図柄を停止表示させ、停止表示された遊技図柄の組合せに応じた数の遊技媒体を遊技者に払い出す図柄変動遊技を提供する遊技機であって、
    予め設定された遊技許可条件が成立すると、前記図柄変動遊技の提供を許可する第1遊技許可手段と、
    前記第1遊技許可手段が前記図柄変動遊技の提供を許可した後に前記外部操作が行われると前記図柄変動遊技を開始する開始手段と、
    前記図柄変動遊技の開始から、予め設定された禁止解除条件が成立するまでの間、前記第1遊技許可手段の動作を禁止する第1遊技開始禁止手段と、
    遊技者に対して未払いの遊技媒体数を記憶する未払い数記憶手段と、
    前記未払い数記憶手段に記憶された未払いの遊技媒体数の遊技媒体の中から、予め設定された数の遊技媒体を前記図柄変動遊技のために投入するときに押下される被押下部と、
    前記被押下部が押下される際に前記被押下部に加えられる圧力の大きさを検出する押圧力検出手段とを備え、
    前記第1遊技許可手段は、
    前記押圧力検出手段により検出される圧力が小さくなる方向に変化したときに、前記遊技許可条件が成立したとする
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1遊技許可手段は、
    前記押圧力検出手段により検出される圧力が小さくなる方向に変化したときに、前記遊技許可条件が成立したとするのに加えて、前記押圧力検出手段により検出される圧力が大きくなる方向に変化したときに、前記遊技許可条件が成立したとする
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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