JP2006122590A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
必要以上の力で操作部が操作されることを防止できる遊技機を提供する。
【解決手段】 予め設定された指示がそれぞれベットボタン352、始動レバー354及び停止ボタン356A、356B、356Cにより入力されると共に、各操作部に設けられた感圧センサ48、62L、62C、62R、70により各操作部に対して外部から与えられた負荷のレベルをそれぞれ検出しており、検出した負荷のレベルをスピーカ305L、305Rにより報知する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、メダル、コイン、遊技球等を遊技媒体として使用するスロットマシン等の遊技機に関するものである。
従来より、遊技機、特にパチスロ機では、所定数の遊技媒体を投入し、始動レバーを操作することで、抽選を実行し、周面に複数の図柄が表示された複数列(例えば、3列)の図柄変動リールを回転させるようにしている。
始動レバーによって回転を開始した図柄変動リールは、それぞれに対応して設けられた停止ボタンを操作することで、ほぼ遊技者の意図する時期に停止させることができる。
この種の遊技機における遊技者の操作は、遊技媒体投入、始動レバー操作、停止ボタン押下の繰り返しであり、単純な操作が続くため、遊技が単調になる。
また、遊技の進行状況によっては、遊技者が無意識に、或いは意図的に必要以上の力で操作を行うことがあり、始動レバーや停止ボタン等の操作部が破損することがある。
従来、操作ボタンを備えたリモートコントロール装置において、1つの操作ボタンで複数の機能を実行可能として操作ボタン数を低減して操作の簡単化を図るべく、操作ボタンに対する押圧力に応じて異なるレベルの信号を出力する抵抗体感圧素子を設けると共に、この抵抗体感圧素子から出力される信号の各レベルに応じて互いに関連する複数の機能を設定しておき、操作ボタンが操作された場合に、押圧力に応じた機能を実行することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、家庭用のゲーム機において、プレイヤーによる音楽の擬似的な指揮や演出を実現可能とすべく、コントローラ上のボタンの押下圧力を感知してその感圧値に応じた音量調節を行うようにすることが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−320786公報 特開2002−306841公報
しかしながら、上記従来の技術では、操作する者が意図的に操作時の押圧力を変化させ、装置側は単に指示された機能を実行するだけであり、操作する者が最も強い押圧力に応じた機能の実行を指示する際に、最も強い押圧力を意識するあまり、必要以上の力で操作を行うことがある、という問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、必要以上の力で操作部が操作されることを防止できる遊技機を提供することが目的である。
上記問題点を解決するために、請求項1の発明は、図柄を表示可能な表示手段を有し、遊技媒体の投入を受けて遊技可能となり、始動開始指示に基づいて役抽選を行い、当該役抽選により当選した役に対応する図柄が停止指示に基づき前記表示手段に表示された場合に前記当選した役を入賞させ、当該入賞した役に対応する遊技を可能とする遊技機であって、予め設定された指示を入力するための操作手段と、前記操作手段に対して外部から与えられた負荷のレベルを検出するレベル検出手段と、前記レベル検出手段により検出された負荷のレベルを報知する報知手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、図柄を表示可能な表示手段を有し、遊技媒体の投入を受けて遊技可能となり、始動開始指示に基づいて役抽選を行い、当該役抽選により当選した役に対応する図柄が停止指示に基づき前記表示手段に表示された場合に前記当選した役を入賞させ、当該入賞した役に対応する遊技を可能とするに際し、予め設定された指示が操作手段により入力されると共に、レベル検出手段により操作手段に対して外部から与えられた負荷の大きさの程度が検出されるようになっており、検出された負荷のレベルが報知手段により報知されるので、遊技者は客観的な負荷のレベルを把握することができるので、必要以上の力で操作部が操作されることを防止できる。
なお、上記操作手段としては、押圧することにより指示を入力するボタンや傾倒することにより指示を入力するレバー等、操作により外部から負荷が与えられるものを適用することができる。
また、上記レベル検出手段としては、圧力や振動の大きさを検出することにより与えられた負荷の大きさを検出可能な素子やセンサ等を適用することができる。
請求項2の発明では、前記負荷が前記操作手段の操作方向への圧力であり、前記レベル検出手段が、前記負荷のレベルに応じて抵抗値が変化する感圧センサを含むことを特徴としている。これにより感圧センサの抵抗値により負荷のレベルを検出することができる。
請求項3の発明は、前記報知手段は、負荷のレベルに応じて予め設定された音種及び音量をそれぞれ選択して音声の再生により負荷のレベルを報知するようにしている。
これにより、負荷のレベルが高い場合には人の嫌がる音種を選択したり、請求項4の発明のように負荷のレベルが高いほど大きい音量を選択したりすることで、遊技者が操作手段にレベルの高い負荷を加えることにより周囲にも迷惑がかかることになるので、必要以上の力で操作部が操作されることを防止できる。
以上説明した如く本発明に係る遊技機は、予め設定された指示が入力される操作手段に対して外部から与えられた負荷のレベルを検出して報知するようにしているので、遊技者に客観的な負荷のレベルを把握させることができ、必要以上の力で操作部が操作されることを防止できる、という優れた効果を有する。
図1に示される如く、パチスロ機300は、本体302と、本体302の正面に設けられた開閉カバーとしての操作兼装飾部303とを備えて構成されている。
操作兼装飾部303は、上から装飾部304、操作部306、払出部310とに分類することができる。
装飾部304は、内部でバックライト部(図示省略)が点灯することで、印刷された絵や文字が透過照明される表示パネル部312が取り付けられている。また、装飾部304の一部として、前記装飾部304の上部には、前記装飾部304をアーチ状に囲む立体的な装飾ランプ304Aも左右方向に設けられている。また、装飾ランプ304近傍には、演出用の音声等を出力するためのスピーカ305R、305Lが設けられている。
装飾部304の表示パネル部312は、演出用の動画像を表示するための液晶表示装置313と、回胴表示図柄を表示するための表示窓314とを備えている。表示窓314は、前記表示パネル部312と一体成型される透明領域で構成されている。
この表示窓314の内部には、3個の回胴リール350A、350B、350Cを主要部として構成された図柄変動部316が配設されている。
3個のリール350A、350B、350Cは、回転することで図柄が順次前記表示窓314から見えるようになり、回転を停止した場合に表示窓314から見える図柄のうち、中行に並んだ図柄の中心を結ぶライン、上行に並んだ図柄の中心を結ぶライン、下行に並んだ図柄の中心を結ぶラインと、2本の対角線上に並んだ図柄の中心をそれぞれ結ぶ2本のラインと、の5本のライン(有効ライン)上に停止した図柄の組み合わせが遊技の結果を示す。
なお、5本のラインのうち、どのラインが有効ラインとされるかは後述するメダルの投資数によって決まり、1枚のメダルがベットされた場合は中行に並んだ図柄の中心を結ぶラインが有効ラインとされ、3枚のメダルがベットされた場合は全てのラインが有効ラインとされる。
また、表示窓314の下部には、このパチスロ機300の遊技媒体であるメダルの払出枚数を表示する7セグメント表示部315A、ジャックゲーム残回数や遊技状態の設定(6段階)表示等を行なう表示部315B、クレジット枚数を表示する7セグメント表示部315Cが設けられている。
払出部310は、メダル排出口326と、このメダル排出口326から排出されるメダルを受取る受け皿328とを備えている。
操作部306は、その上部が手前に突き出ており、この突き出し部分の上面(テーブル306A)の右端部にはメダル投入部320が設けられ、また、上面左端部からは順にキャンセルボタン355、投入したメダルを1枚投資するための1枚ベットボタン352A及び1回の操作で最大投資枚数(3枚)のメダルを投資可能なマックスベットボタン352Bが設けられている。また、突き出し部分の前面左端部には、クレジットの払い戻しをする際に押下操作される払い戻しボタン103等が設けられている。
また、払い戻しボタン103の右側には、操作(傾倒)により各リール350A、350B、350Cが回転を開始する始動レバー354が設けられている。なお、この回転は、通常は3個のリール350A、350B、350Cが同時に回転を開始するようになっている。
図2(A)には、始動レバー354の断面図が示されている。
図2(A)に示されるように、始動レバー354は、パチスロ機300本体内部に固定される本体ケース32を備えている。この本体ケース32内には、一端にノブ36が設けられた操作シャフト34の他端が挿入されるようになっている。この操作シャフト34の本体ケース32に挿入される部位には抜止め板46が固定されており、操作シャフト34の本体ケース32からの抜け出しを防止している。
また、本体ケース32内部には、操作シャフト34の周囲を巻装するようにコイルスプリング38が設けられている。このコイルスプリング38の一端は固定板40によって操作シャフト34に固定されており、他端は固定板44によって本体ケース32の内フランジ42に固定されている。これにより、コイルスプリング38は、自然状態において操作シャフト34を中立位置で保持する構成となっている。
図2(B)には、本体ケース32に操作シャフト34が挿入されていない状態でパチスロ機300の前面側からみた始動レバー354の平面図が示されている。
同図に示されるように、開口部43には開口部43の一部を遮蔽する遮蔽版45が設けられており、操作シャフト34はパチスロ機300の上下方向にのみ可動に構成されている。本体ケース32の開口部内側には、操作シャフト34の可動方向に操作シャフト34が上方向又は下方向に傾倒操作されたことを検出するための感圧センサ48が設けられている。感圧センサ48は、始動レバー354が傾倒操作されて操作シャフト34が各感圧センサ48に対して圧接された場合に、その圧力に応じて異なる電圧レベルの信号をそれぞれ出力するようになっている。
一方、図柄変動部316下部には、各リール350A、350B、350Cの位置に対応するように停止ボタン356A、356B、356Cが設けられており、遊技者による停止ボタン356A、356B、356Cの操作でリール350A、350B、350Cの回転を停止させることができる。
図3は、停止ボタン356A、356B、356Cの構成を示す断面図である。同図に示されるように、停止ボタン356は、一端が閉口された筒状の本体ケース52を備えている。本体ケース52の開口された他端外周側には、パチスロ機300本体に当該本体ケース52を固定するための一対の固定部材54A、54Bが設けられており、開口した端部がパチスロ機300本体の前面側となるように固定される。
また、本体ケース52には、遊技状態や遊技の進行状況に応じて適時点灯又は消灯されるLED56が配設された回路基板55を有しており、当該回路基板55には、LED56を囲む円筒状の保持部材57が設けられると共に、当該保持部材57の周囲に巻回されたコイルバネ60の一端が固定されている。
一方、停止ボタン356は、遊技者によって押圧操作される押圧操作部50備えている。当該押圧操作部50は、不図示の凹部が形成されており、当該凹部に対応する形状の不図示の凸部が一端部に形成された筒状の受け部58と一体とされて上記本体ケース52に取り付けられる。
受け部58は、上記凸部を有しない他端部にツメ58Aが形成されると共に内周面には突起58Bが設けられている。突起58Bには前述したコイルバネ60の他端が固定され、自然状態において押圧操作部50をパチスロ機300の前面側に押し出す一方、ツメ58Aにより本体ケース52からの押圧操作部50の飛び出しによる脱落を防止している。
さらに、本体ケース52内部には、押圧操作部50が押圧操作された場合にツメ58Aが接触する位置に、押圧操作部50が押圧操作されたことを検出するための感圧センサ62が設けられている。感圧センサ62は、停止ボタン356が押圧操作されてツメ58Aが各感圧センサ62に対して圧接された場合に、その圧力に応じて異なる電圧レベルの信号をそれぞれ出力するようになっている。
なお、マックスベットボタン352Aの主要構成は、上述した停止ボタン356の構成と同様であるので、その説明を省略する。また、以下では、マックスベットボタン352Aにおいて押圧操作を検出するための上記感圧センサ62に対応する感圧センサを、感圧センサ70として説明する。
図4には、上記パチスロ機300の動作を制御するための制御ブロック図が概略的に示されている。
パチスロ機300の制御系は、主制御部100を中心に構成されており、この主制御部100には、メダル投入部320から投入されたメダルを識別し、メダルの投入数や種類(不正又は純正)等を出力するメダルセレクタ102が接続されると共に、始動レバー354、上述した停止ボタン356A、356B、356C、マックスベットボタン352B、1枚ベットボタン352A、キャンセルボタン355並びに遊技を中止する際に遊技機内部に貯留(クレジット)したメダルを戻すための払い戻しボタン103が、それぞれ操作状態を検出する不図示のセンサ等を介して接続されている。
また、主制御部100には、左(L)、中(C)、右(R)用の各リールモータ106A、106B、106Cを介してそれぞれ左、中、右の各リール350A、350B、350Cが接続されている。
主制御部100では、始動レバー354が操作されると、リールモータ106A、106B、106Cの駆動をそれぞれそれぞれ開始し、3個のリール350A、350B、350Cをそれぞれ回転させると共に、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる操作に基づいて、3個のリール350A、350B、350Cの回転を停止させる。
また、主制御部100は、始動レバー354による操作タイミングで不図示の乱数発生器により発生された乱数を取得してサンプリングし、サンプリングした乱数に応じて役の当落を決定する内部抽選が実行されるようになっている。
この内部抽選が当たり(役当選)の場合は、その後の停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作により当たり図柄が揃うと、揃った図柄に応じて遊技者に有利な遊技状態となる。
なお、上述した内部抽選により当選可能な役には小役と大役とがある。このうち、大役には、ビッグボーナス及びレギュラーボーナスがあり、それぞれに対応する遊技においては遊技者に対する有利さの度合いが異なる。レギュラーボーナスに対応する遊技は複数回の小役ゲームにより構成されており、ビッグボーナスに対応する遊技は、その遊技中に、複数回のレギュラーボーナスゲームを含んで構成されている。このため、当然、小役ゲームよりもレギュラーボーナスゲームの方が、レギュラーボーナスゲームよりもビッグボーナスゲームの方が、遊技者にとってより有利な遊技状態となる。
一方、主制御部100には、パチスロ機300内部に設けられた払出装置152を作動させるための払出制御部150が接続されている。払出装置152にはメダルが貯留されており、主制御部100では、上記停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づく停止操作により当たり図柄が揃った場合、払出制御部150を介して払出装置152による揃った当たり図柄に応じたメダルの払い出しが実行される。
また、主制御部100には、表示制御部108、ランプ制御部110及び音声制御部114等が接続されている。
表示制御部108は、上述した液晶表示装置(LCD)313の表示状態や、7セグメント表示部315A、表示部315B、7セグメント表示部315C及び有効化ライン等の表示ランプ146の点灯及び消灯を制御する。
また、ランプ制御部110は装飾ランプ304Aに内蔵されているランプ112や、リール350A、350B、350Cの内部に設けられ、表示窓314に表示されるリール350A、350B、350C周面の図柄に対向する位置に向けて発光するバックライトランプ等の発光を制御する。
さらに、音声制御部114は、スピーカ305L、305Rからの音声(効果音)出力を制御する。
主制御部100では、パチスロ機300における遊技の進行状況に応じて、表示制御部108、ランプ制御部110及び音声制御部114等を制御して、LCD313、スピーカ305L、305R及びバックライト158や装飾ランプ304Aに内蔵されたランプ112等による報知演出を実行する。
ところで、本実施の形態では、操作部が操作されたことをそれぞれ検出する上記各感圧センサ48、62、70等の出力に応じて操作部が操作されたときにスピーカ305L、305Rから出力する効果音を異ならせるようにしている。
ここで、本実施の形態では、上述した感圧センサ48、62、70としては、感圧導電性エラストマーを材料とする感圧(触覚)センサとして構成された感圧導電センサ(例えば、イナバゴム(株)製イナストマー(商品名)SF− −Lタイプ等)を適用している。材料である感圧導電性エラストマーは、ゴムの弾性を生かし、圧力変化によるゴムの変異(歪み)に伴って電気抵抗値が数十MΩ以上〜数Ωの範囲で変化する。なお、この電気抵抗値は、変形が与えられるほど低くなり、変形が戻ると高くなる。
したがって、始動レバー354、マックスベットボタン352A、停止ボタン356A、356B、356C等の操作部が操作されると、各感圧センサ48、62、70等により、その操作で加えられた力に応じた電圧が検出される。
図5には、一例として感圧導電センサの抵抗値の対負荷特性が模式的に示されている。同図に示されるように、感圧導電センサは、外部から負荷が与えられていない状態では抵抗値が500KΩ以上であり、遊技者の操作で加えられた力に対応して、抵抗値が低下し、3kgfの負荷が与えられた状態では抵抗値がほぼ0Ωとなる。
図6には、本実施の形態に係る効果音の出力処理に関する部位のみを示すブロック図が示されている。
同図に示されるように、各感圧センサ48、62、70は、一方の端子がそれぞれ正極性の所定の電圧レベル(+V)にプルアップされると共に、他方の端子は所定の大きさの抵抗Rを介して接地されている。したがって、この抵抗Rには、感圧センサ48、62、70に加えられた負荷に応じた電圧がかかることになる。
すなわち、各感圧センサ48、62、70に負荷が与えられていない状態では抵抗値が500kΩ以上であり、抵抗Rにかかる電圧は0Vである。一方、負荷が与えられると、負荷が大きくなるほど抵抗値が低くなり、抵抗Rには最高で+Vまでの電圧がかかる。
また、各抵抗Rの高電位側には、A/D変換部80、82、84がそれぞれ接続されており、各抵抗Rにかかるアナログの電圧値がそれぞれデジタルの電圧レベルに変換される。
A/D変換部80、82、84は、それぞれ主制御部100に設けられた音種・音量選択部86に接続されており、音種・音量選択部86には、音種・音量テーブルが予め記憶された音種・音量記憶部88が接続されている。
音種・音量選択部86には、上記電圧レベルが入力され、音種・音量選択部86では、入力された電圧レベルが、予め設定された電圧レベルの範囲を複数(本実施の形態では、「3」)の範囲に分割して得られた複数の出力レベル(本実施の形態では、レベル1〜レベル3)のどのレベルであるかを判定し、判定した出力レベルに応じた音種・音量を示す情報を音種・音量記憶部88から読み出して音声制御部114に入力する。
なお、本実施の形態では、レベル1としては、遊技者の操作により操作部に加えられた負荷が長期の使用によっても故障する恐れがないとみなすことができる負荷に応じた電圧レベルの範囲が、レベル2としては、長期にわたりこのレベルの負荷が操作部に与えられると故障を招く恐れがあるとみなすことができる負荷に応じた電圧レベルの範囲が、レベル3としては、操作部への負荷が大きく、早期に故障を招くとみなすことができる負荷に応じた電圧レベルの範囲が、それぞれ設定されている。
また、上記各出力レベル(レベル1〜レベル3)に対応する電圧レベルの範囲は、実機を用いた実験や実機の仕様に基づくコンピュータ等を用いたシミュレーションの結果に基づいて適宜設定することができる。
音声制御部114では、スピーカ305L、305Rを制御して入力された情報に応じた音種の音を、入力された情報に応じた音量で出力する。
図7には、本実施の形態に係る音種・音量テーブルが音種・音量記憶部88に記憶された状態が一例として模式的に示されている。同図に示されるように、音種・音量テーブルには、感圧センサの種類に応じて、選択すべき音種及び音量が各出力レベルに関連付けされて記憶されている。
同図に示されるように、始動レバーの感圧センサ48については、音種として通常用1、通常用2及び警告用の3種類が設定されており、音量として通常音量又は大音量の2種類が設定されている。また、マックスベットボタン352A及び停止ボタン356A、356B、356Cについては、音種として通常用又は警告用、音量として通常音量又は大音量のそれぞれ2種類が設定されている。
当該音種・音量テーブルによれば、レベル1では操作部の故障を招く恐れがないので、通常の音種及び通常の音量が選択される一方、レベル3では、警告用の音種及び大音量が選択されることになる。
なお、本実施の形態では、警告用の音種としては、遊技者に違和感や何らかの異常を感じさせるべく、不協和音や、一般的に人間が嫌がったり、迷惑に感じたりする音声が予め設定されている。これに対し、通常音としては人が不快に感じる音声等は設定されていない。また、通常用1及び通常用2についても、それぞれ設定された音声は異なるものの、人が不快に感じる音声等は設定されていない。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
まず、通常遊技の流れについて説明する。
メダルがクレジットされている状態(或いは、メダル投入部320からメダルを投入した状態)で、1枚ベットボタン352A、またはマックスベットボタン352Bの操作によりメダルのベットが完了するか、或いは、メダル投入部320からメダルを投入することによりベットが完了すると、始動レバー354の操作が可能となる。
始動レバー354が操作されると、この操作と同時に主制御部100は、役の内部抽選がなされると共に、リール350A、350B、350Cの回転を開始する。
その後、遊技者が、停止ボタン356A、356B、356Cを操作すると、この停止操作によってリール350A、350B、350Cの回転を停止させるが、上記内部抽選の結果に応じて滑り制御を加味し、該当する図柄を所定位置に引き込むように、或いは所定位置から蹴飛ばすようにリール350A、350B、350Cの停止制御が実行される。すなわち、主制御部100では、内部抽選の結果及び遊技状態に応じた停止制御テーブルを選択するようにしている。これにより、内部抽選により役に当選している場合には、的確な目押しタイミングによって当たり図柄を停止させることができる。また、多少の停止操作タイミングのずれは滑り制御によって矯正される。逆に、内部抽選により役に当選していない場合には、目押しを行ってもリール350A、350B、350Cの回転に滑りを生じさせ、当り図柄では停止しないようにする。
次に、全てのリール350A、350B、350Cが停止すると、停止図柄に基づいて入賞判定が行われ、入賞した場合には入賞した役の判定を行う。
この判別で、大役に入賞したと判定された場合には、その停止図柄に従って、ビッグボーナス又はレギュラーボーナスのボーナスゲーム制御を実行し(権利行使)、小役と判定された場合には、当該小役に予め設定されている所定の払出し制御を実行する。
ここで、本実施の形態では、上記マックスベットボタン352A、始動レバー354、停止ボタン356A、356B、356Cが操作された場合に、操作時に加えられた負荷に応じた音声をスピーカ305L、305Rにより出力するようにしている。
図8には、音種・音量選択処理の流れを示すフローチャートが示されている。以下、同図を参照して本実施の形態に係る音種・音量選択処理について説明する。
まず、ステップ200では、各操作部の感圧センサの出力に基づいて、何れかの操作部の操作検出待ちを行い、次のステップ202では、検出された操作が始動レバー354の操作であったか否かを判定する。当該判定が肯定判定となった場合はステップ204に移行して、出力レベルの判定を行う。
次のステップ206では、出力レベルがレベル1であったか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合、遊技者の操作により加えられた負荷が長期の使用によっても故障する恐れがないレベルであると判断してステップ208に移行して、音種として通常用1、音量として通常音量を選択して音声制御部114に選択結果に応じた音声の出力を指示し、その後、再びステップ200に戻る。
一方、ステップ206で否定判定となった場合はステップ210に移行して、出力レベルがレベル2であったか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は長期にわたりこのレベルの負荷が与えられると故障を招く恐れがあると判断してステップ212に移行して、音種として通常用2、音量として大音量を選択して音声制御部114に選択結果に応じた音声の出力を指示し、その後、再びステップ200に戻る。
ステップ210で否定判定となった場合は負荷が大きく、早期に故障を招くと判断してステップ214に移行して、音種として警告用、音量として大音量を選択して音声制御部114に選択結果に応じた音声の出力を指示し、その後、再びステップ200に戻る。
一方、ステップ202で否定判定となった場合はステップ216に移行して、出力レベルの判定を行う。
次のステップ218では、出力レベルがレベル1であったか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合、遊技者の操作により加えられた負荷が長期の使用によっても故障する恐れがないレベルであると判断してステップ220に移行して、音種として通常用1、音量として通常音量を選択して音声制御部114に選択結果に応じた音声の出力を指示し、その後、再びステップ200に戻る。
一方、ステップ218で否定判定となった場合はステップ222に移行して、出力レベルがレベル2であったか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は長期にわたりこのレベルの負荷が与えられると故障を招く恐れがあると判断してステップ224に移行して、音種として通常用2、音量として大音量を選択して音声制御部114に選択結果に応じた音声の出力を指示し、その後、再びステップ200に戻る。
ステップ222で否定判定となった場合は負荷が大きく、早期に故障を招くと判断してステップ226に移行して、音種として警告用、音量として大音量を選択して音声制御部114に選択結果に応じた音声の出力を指示し、その後、再びステップ200に戻る。
これにより、音声制御部114ではスピーカ305L、305Rにより選択結果に応じた音声の出力が実行され、遊技者に対して、操作時に加えられた負荷の大きさが報知されることになる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、図柄を表示可能な表示窓314を有し、ベットボタン352の操作によるメダルの投入を受けて遊技可能となり、始動レバー354を介して入力される始動開始指示に基づいて内部抽選を行い、停止ボタン356A、356B、356Cを介して入力される停止指示に基づいて前記内部抽選により当選した役に対応する図柄が表示窓314に表示された場合に前記当選した役を入賞させ、当該入賞した役に対応する遊技を可能とするに際し、予め設定された指示がそれぞれベットボタン352、始動レバー354及び停止ボタン356A、356B、356Cにより入力されると共に、各操作部に設けられた感圧センサ48、62L、62C、62R、70により各操作部に対して外部から与えられた負荷のレベルをそれぞれ検出しており、検出した負荷のレベルをスピーカ305L、305Rにより報知しているので、遊技者は客観的な負荷のレベルを把握することができるので、必要以上の力で操作部が操作されることを防止できる。
また、本実施の形態によれば、負荷のレベルに応じて抵抗値が変化する感圧センサにより負荷のレベルを検出しているので、構造の複雑化を招くことなく、負荷のレベルを検出することができる。
さらに、本実施の形態によれば、音種・音量選択部86は、負荷のレベルに応じて予め設定された音種及び音量をそれぞれ選択して音声の再生により負荷のレベルを報知するようにしており、負荷のレベルが高い場合には人の嫌がる音種(図7に示す「警告用」)を選択すると共に、負荷のレベルが高いほど大きい音量を選択することで、遊技者が操作部にレベルの高い負荷を加えることにより周囲にも迷惑がかかることになるので、必要以上の力で操作部が操作されることを防止できる。
なお、本実施の形態では、負荷のレベルに応じて抵抗値が変化する感圧センサにより負荷のレベルを検出する形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、圧力や振動の大きさを検出することにより与えられた負荷の大きさを検出可能な素子やセンサ等を適用することができる。
また、本実施の形態では、音種・音量テーブル(図7参照)を、マックスベットボタン352Aと、停止ボタン356A、356B、356Cとに共通の音種・及び音量が設定されているものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
図9には、音種・音量テーブルの他の例が示されている。同図に示されるように、出力レベルが同じレベルであっても指示内容に応じて異なる音種・音量がそれぞれ選択されるように設定することもできる。
また、各操作部毎に、外部からの負荷に対する耐久性が異なる場合、出力レベル(レベル1〜レベル3)に、各操作部毎にそれぞれ異なる範囲の電圧レベルを設定することにより、適切に必要以上の力で操作部が操作されることを防止できる。
なお、本実施の形態では、電圧レベルに応じて3段階に音種及び音量を変化させる形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、適宜複数段階に変化させることができる。
実施の形態に係るパチスロ機の斜視図である。 実施の形態に係る始動レバーの(A)は、断面図、(B)は、操作シャフトが挿入されていない状態でパチスロ機の前面側からみた平面図が示されている。 実施の形態に係る停止ボタンの構成を示す断面図である。 実施の形態に係るパチスロ機の動作制御ブロック図である。 感圧導電センサの抵抗値の対負荷特性の一例を示す模式図である。 実施の形態に係る効果音の出力処理に関する部位のみを示すブロック図である。 実施の形態に係る音種・音量テーブルが音種・音量記憶部に記憶された状態を一例として示す模式図である。 音種・音量選択処理の流れを示すフローチャートが示されている。 音種・音量テーブルの他の例を示す模式図である。
符号の説明
34 操作シャフト
36 ノブ
48 感圧センサ(レベル検出手段)
50 押圧操作部
62L、62C、62R 感圧センサ(レベル検出手段)
70 感圧センサ(レベル検出手段)
80、82L、82C、82R、84 A/D変換部
86 音種・音量選択部(報知手段)
88 音種・音量記憶部
100 主制御部
114 音声制御部
106A、106B、106C リールモータ
300 パチスロ機
305L、305R スピーカ
313 LCD
314 表示窓(表示手段)
352A 1枚ベットボタン
352B マックスベットボタン(操作手段)
354 始動レバー(操作手段)
350A、350B、350C リール
356A、356B、356C 停止ボタン(操作手段)

Claims (4)

  1. 図柄を表示可能な表示手段を有し、遊技媒体の投入を受けて遊技可能となり、始動開始指示に基づいて役抽選を行い、当該役抽選により当選した役に対応する図柄が停止指示に基づき前記表示手段に表示された場合に前記当選した役を入賞させ、当該入賞した役に対応する遊技を可能とする遊技機であって、
    予め設定された指示を入力するための操作手段と、
    前記操作手段に対して外部から与えられた負荷のレベルを検出するレベル検出手段と、
    前記レベル検出手段により検出された負荷のレベルを報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記負荷が前記操作手段の操作方向への圧力であり、
    前記レベル検出手段が、前記負荷のレベルに応じて抵抗値が変化する感圧センサを含むことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記報知手段は、負荷のレベルに応じて予め設定された音種及び音量をそれぞれ選択して音声の再生により負荷のレベルを報知することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記報知手段は、負荷のレベルが高いほど大きい音量を選択することを特徴とする請求項3記載の遊技機。
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