JP5238591B2 - 下地コーナー材 - Google Patents

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本発明は、例えば石膏ボード等のクロス下地同士がほぼ直角に結合された出隅または入隅に使用される下地コーナー材に関するものである。
建物の内装工事では、壁紙、布地、合成樹脂クロス等の壁装材(クロス)で施工することが主流となっている。この種の壁装材(クロス)を貼付けする際、美麗な仕上げを得るためには、下地面を凹凸のない平滑な面に仕上げておく必要がある。通常用いられる石膏ボードや合板の表面は平坦であるが、その接合部には継ぎ目が表出する。
そのため、石膏ボードや合板の継ぎ目をパテ処理して平滑にする。特に出っ張った側の角である出隅部や、凹んだ側の角である入隅部では、多くの場合に石膏ボードや合板の継ぎ目となり、その下地仕上げは面倒の多いものであった。例えば、建物の壁面の出隅部や入隅部を平坦に仕上げるために、薄い合成樹脂製のL型コーナー材を出隅部や入隅部にあてがって角を出し、パテ等で各壁面を平滑化する施工が行われている。
このL型コーナー材の材質としては、従来から紙製、金属製、合成樹脂製あるいはこれらの材質を組み合わせて複合体としたものが商品化されてきた。例えば、突出部を有するコーナー材によって、建物の構造材の2つの壁面が交差して角部を形成する隅部分の角部を明確に現出させるために、一対の剛性を有する平板部と、これら一対の平板部が前記2つの壁面のなす角度になるように一対の平板部間を屈曲可能に連絡する蝶番部と、この蝶番部に平板部の厚さ方向に対して少なくとも一側に突出する突出部とを一体的に設けたコーナー材が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−183409号公報
前記コーナー材の提案では、蝶番部の撓みが平板部まで影響し、コーナー部にコーナー材を配した際に、平板部が撓んでコーナー材の平板部中央付近が反発により浮き上がりやすく、下地とコーナー材の間にすきまが生じ、更にはパテを塗布した際に浮き上がり部にパテベラが触れてその部分の表面にパテが残りにくく、なおかつ曲折部付近にパテベラが触れず、パテが必要以上に残るため、角がきれいに出ない問題があった。
本発明は、下地に貼り付けた際のコーナー材の平板部の中央付近が浮き上がり難く、下地とコーナー材との間に隙間が生じ難く、パテを塗布した際に角がきれいに出る現場への持ち運びにも便利な下地コーナー材を得ることを目的とする。
請求項1に記載された発明に係る下地コーナー材は、クロス張りされる2つの壁面が交わる入隅部又は出隅部の交線に沿って配される長尺体である下地コーナー材であって、
可撓性を有する合成樹脂素材からなり、
前記長尺体の一面側の長手方向に沿った中央部に突出した突出部と、前記長尺体の他面側の突出部の対向位置に長手方向に沿った中央部に沿った溝部とからなる曲折部と、
前記中央部の両側に形成された一対の平板部とを備え、
一対の平板部が曲折部に対して平たい状態でロール状に捲回可能であり、尚且つ、長尺体に力を加えない状態時に一対の平板部が曲折部を間にして互いに略直交する断面形状を保つ復元性を有することを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明に係る下地コーナー材は、請求項1に記載の一対の平板部が、前記突出部に対して各々凹面状に湾曲していることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明に係る下地コーナー材は、請求項1又は2に記載の長尺体の平板部の表面又は裏面に微細な傷又は凹凸条が形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明に係る下地コーナー材は、請求項1〜3の何れか1項に記載の長尺体の平板部に表裏面を貫通する多数の貫通孔が形成されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明に係る下地コーナー材は、請求項1〜4の何れか1項に記載の長尺体の平板部に表裏面に設けられた多数の微細なくぼみが形成されていることを特徴とするものである。
請求項6に記載された発明に係る下地コーナー材は、請求項1〜5の何れか1項に記載の長尺体の平板部の表面又は裏面にパテ親和性の皮膜が形成されていることを特徴とするものである。
請求項7に記載された発明に係る下地コーナー材は、請求項1〜6の何れか1項に記載の長尺体の平板部の表面又は裏面側に設けられた粘着層と該粘着層を被覆する剥離紙とを更に備え、
前記離型紙表面に所定の間隔で連続した目盛り線が表示されていることを特徴とするものである。
請求項8に記載された発明に係る下地コーナー材は、請求項1〜7の何れか1項に記載の長尺体が曲折部を広げた状態でロール状に捲回されていることを特徴とするものである。
本発明は、下地に貼り付けた際のコーナー材の平板部の中央付近が浮き上がり難く、下地とコーナー材との間に隙間が生じ難く、パテを塗布した際に角がきれいに出る現場への持ち運びにも便利な下地コーナー材を得ることができるという効果がある。
本発明の下地コーナー材の一実施例の全体構成と断面形状を示す説明図である。 図1の下地コーナー材及び比較例の断面形状とコーナーに配した際の断面構成とを示す説明図である。 本発明の下地コーナー材の平板部の表面構成例を説明する説明図である。
本発明においては、クロス張りされる2つの壁面が交わる入隅部又は出隅部の交線に沿って配される長尺体である下地コーナー材であって、
可撓性を有する合成樹脂素材からなり、
前記長尺体の一面側の長手方向に沿った中央部に突出した突出部と、前記長尺体の他面側の突出部の対向位置に長手方向に沿った中央部に沿った溝部とからなる曲折部と、
前記中央部の両側に形成された一対の平板部とを備え、
一対の平板部が曲折部に対して平たい状態でロール状に捲回可能であり、尚且つ、長尺体に力を加えない状態時に一対の平板部が曲折部を間にして互いに略直交する断面形状を保つ復元性を有するものである。これにより、下地に貼り付けた際のコーナー材の平板部の中央付近が浮き上がり難く、下地とコーナー材との間に隙間が生じ難く、パテを塗布した際に角をきれいに出すことができる。また、現場への持ち運びにも便利である。
即ち、本発明の下地コーナー材は長尺体に力を加えない状態時に一対の平板部が曲折部を間にして互いに略直交する断面形状を保つ復元性を有する。このため、何も力が加わっていない状態では略直交しているため、コーナー部に配する際には平板部及び曲折部に極端に力を加える必要がない。このため、平板部の中央付近は撓むことがなく、下地に貼り付けた際のコーナー材の平板部の中央付近が浮き上がらず、下地とコーナー材との間に隙間を生じることなく、パテを塗布した際に角をきれいに出すことができる。
本発明の下地コーナー材は、曲折部と一対の平板部とを同一の可撓性を有する素材で構成か、一対の平板部が平板状を保持可能である程度に腰がある素材とし尚且つ曲折部及びその近傍を可撓性を有する素材で構成する。これら曲折部と一対の平板部とを構成する合成樹脂素材としては、ポリ塩化ビニル、PET樹脂、HIPS樹脂、ABS樹脂、エラストマ樹脂ゴム、或いはこれらの複合体等の合成樹脂が挙げられる。また、可撓性については、一対の平板部が曲折部に対して平たい状態でロール状に捲回可能であり、尚且つ、長尺体に力を加えない状態時に一対の平板部が曲折部を間にして互いに略直交する断面形状を保つ復元性を有する程度の可撓性があればよい。このためには、ある程度の薄さが必要となり、具体的には、平板部0.3〜1.0mm、好ましくは0.4〜0.6mmの厚さとし、曲折部は平板部よりも薄く、具体的には、0.2〜0.7mm、好ましくは0.25〜0.5mmの厚さとする。
本発明の下地コーナー材は、合成樹脂素材を押し出し機で押し出しつつ、中央部の曲折部に対して一対の平板部をL字状に成形して長尺体を得ればよい。この場合、得られた長尺体は、一対の平板部が曲折部に対して平たい状態でロール状に捲回可能であり、尚且つ、長尺体に力を加えない状態時に一対の平板部が曲折部を間にして互いに略直交する断面形状を保つ復元性を有するように構成されればよい。
本発明の下地コーナー材の一対の平板部同士のなす角度は、略直交、より具体的には、84°以上90°以下、より好ましくは86°以上90°以下である。90°を越えると出隅のコーナーに配する際に平板部をコーナーの一面に貼着する際に湾曲又は浮き上がりしやすくなり、同様に、84°を下回ると入隅のコーナーに配する際に平板部をコーナーの一面に貼着する際に湾曲しやすくなるためである。
本発明の好ましい下地コーナー材としては、一対の平板部が突出部に対して各々凹面状に湾曲している。これにより、下地に貼り付けた際の下地コーナー材の平板部の中央付近の反発による浮き上がりが生じにくく、パテを塗布した際に浮き上がり部にパテベラが触れてその部分の表面にパテが残りにくく、なおかつ曲折部付近にパテベラが触れず、パテが必要以上に残ることがない。
また、下地コーナー材を出隅または入隅に貼り付けた際に、曲折部が、平板部表面に対して高さが高くなり、パテを塗布した際、曲折部にはほとんどパテが残らず、かつ曲折部両脇に適度なパテが残ることによって、角がきれいに出せる。また、これと同時に下地コーナー材の平板部をパテで被覆でき、結果として角がきれいに出せる。尚、本発明の平板部の湾曲の度合いは、出隅のコーナーに配した際に、平板部の中央部がコーナーの一面に当接して平板部全体が略面一となる程度のものであればよい。
本発明の下地コーナー材は、好ましくは、コーナーに配してコーナー材表面にパテを塗布した時に、パテの粘着力を高める種々の工夫を行う。具体的には、長尺体の平板部の表面又は裏面に形成された微細な傷又は凹凸条を備えたり、長尺体の平板部に表裏面を貫通して形成された多数の貫通孔を備えたり、長尺体の平板部に表裏面に設けられた多数の微細なくぼみを備えたり、長尺体の平板部の表面又は裏面に形成されたパテ親和性の皮膜を備えたり等の工夫を一つ以上組み合わせて行うことができる。
尚、微細な傷又は凹凸条としては、押し出し成型する際に抜き型自体に形成して長尺方向に平行な凹凸条であっても、押出成形した後に長尺体の表面を荒らすように形成された微細な傷や凹条等を含む。また、パテ親和性の皮膜としては、下地コーナー材の素材とパテとの両者に親和性のあるアクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エラストマー等の層を下地コーナー材の表面に形成する。
また、本発明の下地コーナー材は、好ましくは、長尺体の平板部の表面又は裏面側に設けられた粘着層と該粘着層を被覆する剥離紙とを更に備え、離型紙表面に所定の間隔で連続した目盛り線が表示される。これにより、コーナー材の必要長さをコンベックス等の寸法計測工具を使わなくても計測が可能になる。例えば、20cm間隔の太線と、5cm間隔の中太線と1cm間隔の細線を組み合わせれば、おおまかな長さの計測は20cmの太線の目盛の数を読み取って測った後、最終的に5cm、1cmの目盛の数を読み取って計測を完了できる。また、出隅または入隅にコーナー材を貼り付ける前に目盛り線が表示された離型紙は取り除かれるため、施工後に下地に目盛の跡を残すことがない。
更に、本発明の下地コーナー材は、自身の復元性により、長尺体に力を加えない状態時に一対の平板部が曲折部を間にして互いに略直交する外観を呈し、長手方向の端部から捲回すると、一対の平板部が曲折部に対して平たい状態でロール状に捲回可能となる。このため、本発明の好ましい態様としては、長尺体が曲折部を広げた状態でロール状に捲回された状態で製品とする。これにより、使用時に捲回された製品から端部から必要な長さを巻き出し、切断すると、下地コーナー材が平坦な形状から略直交状態に復元するため、予め折り曲げておく作業が省略できる。
図1は本発明の下地コーナー材の一実施例の全体構成と断面形状を示す説明図である。a図に示す通り、本実施例の下地コーナー材10は長手方向の他端部から捲回してロール状になっている。ロール状に捲回された状態では、b図に示す通り、下地コーナー材10は一対の平板部14、15が中央部の曲折部11を挟んで略180°の角度に開いて平たい状態となっている。この平たい状態では、曲折部11は一面側に突出部12が形成され、この突出部12の裏面には溝部13が形成される。また、一対の平板部14、15は突出部12に対して凹面状に湾曲している。
更に、c図に示す通り、この下地コーナー材10の一端部を引き出して所望の長さに切断してコーナー材として使用するが、切り離された下地コーナー材10は、d図に示す通り、自身の復元性により、力を加えない状態では、一対の平板部14、15が曲折部11に対して略直交する外観を呈する。尚、一対の平板部14、15には塗布するパテが上滑りしないように多数の貫通孔16が形成されている。
図2は図1の下地コーナー材及び比較例の断面形状とコーナーに配した際の断面構成とを示す説明図である。a図は図1の下地コーナー材の断面形状とコーナーに配した際の断面構成とを示し、b図は比較例の断面形状とコーナーに配した際の断面構成とを示している。
図2のa図に示す通り、下地コーナー材10は力を加えない状態時に一対の平板部14、15が曲折部を間にして互いに略直交する断面形状を保つ復元性を有する。このため、何も力が加わっていない状態では略直交しているため、出隅コーナー部の下地20に下地コーナー材10を配する際には平板部14、15及び曲折部11に極端に力を加える必要がない。更に、本実施例の下地コーナー材10では、一対の平板部14、15は突出部12に対して凹面状に湾曲している。このため、平板部14、15の中央付近は撓むことがなく、下地20に貼り付けた際のコーナー材10の平板部14、15の中央付近が浮き上がらず、下地20とコーナー材10との間に隙間を生じることない。なおかつ曲折部11付近にパテベラが触れ、パテ21を塗布した際に、パテ21が必要以上に残ることがなく、角をきれいに出すことができる。
これに対して、図2のb図に示す通り、比較コーナー材Aの力を加えない状態時に一対の平板部A4,A5が曲折部A1に対して略直交する断面形状を保つ復元性を有し、一対の平板部A4,A5が突出部A2に対して凸面状に湾曲しているものや、比較コーナー材Bの力を加えない状態時に一対の平板部B4,B5同士が略直交せず平板状のものでは、出隅コーナー部の下地20に比較コーナー材A又はBを配すると、一対の平板部A4,A5又はB4,B5の中央が撓んで浮き上がり、隙間、浮きが生じる。このため、浮き上がった平板部A4,A5又はB4,B5の中央にパテベラが触れ易くなるためこの部分のパテが薄くなり仕上がり状態が悪くなる。また、曲折部11にはパテベラが触れないため、角がきれいに出ないことになる。
本発明の下地コーナー材10は、貫通孔16以外にも、コーナーに配してコーナー材表面にパテを塗布した時に、パテの付着力を高める種々の工夫や作業性を高める工夫を好ましくは行う。図3は本発明の下地コーナー材の平板部の表面構成例を説明する説明図である。
パテの付着力を高める工夫としては、図3のa図に示す通り、曲折部11の両側部に多数の貫通孔16が形成された平板部14、15の表裏面の各々に押出成形する際に形成された多数の凸条又は凹条31が形成されている。尚、これら凸条又は凹条31は他の工夫よりも効果は薄いが、他の工夫と共に用いることにより、パテを上滑りさせ難くし、平板部上に保持することができる。
同じくb図に示す通り、曲折部11の両側部に多数の貫通孔16が形成された平板部14、15の表裏面の各々に微細な傷又は溝32が縦横に形成されている。これら微細な傷又は溝32により、パテの付着力が高まる。
同じくc図に示す通り、曲折部11の両側部に多数の貫通孔16が形成された平板部14、15の表裏面の各々に微細な傷又は溝33が斜め方向に形成されている。これら微細な傷又は溝33により、パテの付着力が高まる。
同じくd図に示す通り、曲折部11の両側部に多数の貫通孔16が形成された平板部14、15の表裏面の各々に微細な傷34と、平板部14、15の表裏面に連絡して形成された多数の微細なくぼみ35とが形成されている。これら微細な傷34と、くぼみ35とにより、パテの付着力が高まる。
同じくe図に示す通り、曲折部11の両側部に多数の貫通孔16が形成された平板部14、15の表裏面の各々にパテ親和性の皮膜36としてのポリビニルアクリル樹脂プライマー層が形成されている。この皮膜36により、パテの付着力が高まる。
最後に作業性を高める工夫としては、図3のf図に示す通り、曲折部11の両側部に多数の貫通孔16が形成された平板部14、15の出隅コーナー部の2つの面に当接する溝部13側の平板部面に形成された粘着層37と、この粘着層37を覆うように形成された剥離紙38とを備える。剥離紙38には長手方向に1cmの等間隔に細線39と5cm間隔の中太線40との目盛が印刷されている。尚、更に20cm間隔毎に太線を印刷してもよい。これにより、コーナー材の必要長さをコンベックス等の寸法計測工具を使わなくても計測が可能になる。
尚、本実施例では、剥離紙38は、f図に示す通り、一対の平板部14、15各々に配したが、平板部14、15の一方にのみ目盛を印刷した剥離紙38を配し、他方は目盛を印刷しない剥離紙を配しても実用上、何ら問題はない。逆に、平板部の各々に目盛を印刷した剥離紙を用いると両者の目盛位置をずらさないために製造上の厳密性を高める必要がある。
室内の内装において壁装材を貼着する前に室内のコーナー部の角を簡単に出すことができるため、素早い仕上がりと奇麗な仕上げを達成することができる。
10…下地コーナー材、
11…曲折部、
12…突出部、
13…溝部、
14…平板部、
15…平板部、
16…貫通孔、
20…下地、
21…パテ、
31…凸条又は凹条、
32…微細な傷又は溝、
33…微細な傷又は溝、
34…微細な傷、
35…くぼみ、
36…皮膜、
37…粘着層、
38…剥離紙、
39…細線、
40…中太線、

Claims (8)

  1. クロス張りされる2つの壁面が交わる入隅部又は出隅部の交線に沿って配される長尺体である下地コーナー材であって、
    可撓性を有する合成樹脂素材からなり、
    前記長尺体の一面側の長手方向に沿った中央部に突出した突出部と、前記長尺体の他面側の突出部の対向位置に長手方向に沿った中央部に沿った溝部とからなる曲折部と、
    前記中央部の両側に形成された一対の平板部とを備え、
    一対の平板部が曲折部に対して平たい状態でロール状に捲回可能であり、尚且つ、長尺体に力を加えない状態時に一対の平板部が曲折部を間にして互いに略直交する断面形状を保つ復元性を有することを特徴とする下地コーナー材。
  2. 前記一対の平板部が、前記突出部に対して各々凹面状に湾曲していることを特徴とする請求項1に記載の下地コーナー材。
  3. 前記長尺体の平板部の表面又は裏面に微細な傷又は凹凸条が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の下地コーナー材。
  4. 前記長尺体の平板部に表裏面を貫通する多数の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の下地コーナー材。
  5. 前記長尺体の平板部に表裏面に設けられた多数の微細なくぼみが形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の下地コーナー材。
  6. 前記長尺体の平板部の表面又は裏面にパテ材親和性の皮膜が形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の下地コーナー材。
  7. 前記長尺体の平板部の表面又は裏面側に設けられた粘着層と該粘着層を被覆する剥離紙とを更に備え、
    前記離型紙表面に所定の間隔で連続した目盛り線が表示されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の下地コーナー材。
  8. 前記長尺体が曲折部を広げた状態でロール状に捲回されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の下地コーナー材。
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