JP2017206874A - 建築用コーナー材 - Google Patents
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Abstract
Description
まず本発明の実施例1について、図1から図4に基いて以下に説明する。なお同図において、符号1で指示するものは、コーナー材本体である。また符号Rで指示するものは、コーナー材本体をロール状に巻いた形態であり、符号Aで指示するものは、コーナー材本体をアングル状に折り曲げた形態である。
[1]基本構成について
まず実施例1では、押出成形された合成樹脂製の帯状薄板からコーナー材本体1を構成し、これを成形後に巻き取ってロール状の製品形態Rとしている(図1参照)。また、コーナー材本体1には、図2に示すように、幅方向の両側に形成された平板部11・11と、これらの平板部11・11間に長さ方向に沿って形成された折曲げ部12とを設けている。
また、コーナー材本体1の材質に関しては、平板部11・11に硬質の熱可塑性樹脂を使用すると共に、折曲げ部12に、平板部11の材質よりも柔軟かつ高靱性で塑性変形可能な物性を有する熱可塑性樹脂として、ASA樹脂100重量部にウレタン系エラストマーを40〜300重量部の割合で混合した材料を使用している。
一方、上記コーナー材本体1においては、図2及び図4(a)に示すように、平板部11・11上面の外縁側の領域(先端部位を除く)に所定幅にわたって細かい凹凸加工が施された粗面部11aを形成している。これにより、施工作業時に平板部11上に塗布されるパテ材を粗面部11aに入り込ませることができるため、パテ材とコーナー材本体1の接合性を改善することができる。なお本実施例では、平板部11にノッチング加工を行うことにより、粗面部11aを長さ方向に延びる多数の細溝が幅方向に並んだ形状としている。
他方また、上記平板部11・11の外縁の先端部位には、図4(b)に示すように凹凸加工が施されていない曲面部11cを形成している。これにより、パテ塗り作業の際に、コテやヘラが平板部11・11の先端に当たった場合でも、コテやヘラの平板部11上への乗り上げを曲面部11cに沿って引っ掛かりなく行うことができるため、スムーズにパテ塗り作業を行うことができる。
また本実施例においては、上記平板部11上面の外縁側の領域に、図2及び図4(a)に示すような曲面部11cに向かって厚みが小さくなるスロープ面11dを形成している。これにより、曲面部11cの厚みを小さくすることができるだけでなく、スロープ面11dに沿ってコテやヘラを移動させることができるため、パテ塗り作業をよりスムーズに行える。
また更に、本実施例では、図2に示すように、上記平板部11・11の粗面部11a及び非加工面部11bにそれぞれ多数の孔部H1・H2…を所定間隔で形成して、パテ材の乗りを良くしている。また本実施例では、非加工面部11bの孔部H2と粗面部11aの孔部H1の間隔を、粗面部11a上の孔部H1・H1同士の間隔よりも大きくしている。
[7]両面テープ
次に本発明の実施例2について、図5に基いて以下に説明する。なお図中、符号2で示すものは、両面テープである。本実施例では、上記コーナー材本体1の各平板部11・11の内側面に、曲面部11c近傍から屈曲部12側にかけて両面テープ2・2を貼着している。これにより、被固定物に対するコーナー材本体1の仮留めが可能となるだけでなく、平板部11・11の先端側の波打ち(変形)を防止することもできる。
11 平板部
11a 粗面部
11b 非加工面部
11c 曲面部
11d スロープ面
12 折曲げ部
12a 溝部
2 両面テープ
R ロール状の形態
A アングル状の形態
H 孔部
Claims (6)
- 合成樹脂製の帯状薄板から成り、かつ、使用時にアングル状に屈曲させて壁面の出隅部分や入隅部分に取り付けられる建築用コーナー材であって、
前記コーナー材本体(1)が、幅方向の両側に形成された平板部(11)(11)と、これらの平板部(11)(11)間に長さ方向に沿って形成された折曲げ部(12)とから構成されている一方、
前記平板部(11)(11)の上面には、先端部位を除く外縁側の領域に所定幅にわたって凹凸加工が施された粗面部(11a)が形成されると共に、外縁の先端部位に、凹凸加工が施されていない曲面部(11c)が形成されていることを特徴とする建築用コーナー材。 - 平板部(11)上面の外縁側の領域に、曲面部(11c)に向かって厚みが小さくなるスロープ面(11d)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の建築用コーナー材。
- スロープ面(11d)が形成された平板部(11)において、先端の曲面部(11c)が、平板部(11)における一番厚みが大きい部位の30〜60%の厚さで形成されていることを特徴とする請求項2記載の建築用コーナー材。
- スロープ面(11d)が形成された平板部(11)において、平板部(11)の一番厚みが大きい部位の厚さが0.25〜1.5mmであることを特徴とする請求項2または3に記載の建築用コーナー材。
- 平板部(11)に形成されたスロープ面(11d)の勾配が5〜35%であることを特徴とする請求項2〜4の何れか一つに記載の建築用コーナー材。
- 平板部(11)の曲面部(11c)の幅(W)が曲面部(11c)の厚み(H)よりも大きいことを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の建築用コーナー材。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6838756B1 (ja) * | 2019-12-28 | 2021-03-03 | 長田化成株式会社 | 建築用コーナー材の収納ケース |
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2016
- 2016-05-18 JP JP2016099983A patent/JP2017206874A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019173414A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | キョーセー株式会社 | 壁コーナ用下地材 |
JP7053012B2 (ja) | 2018-03-28 | 2022-04-12 | キョーセー株式会社 | 壁コーナ用下地材 |
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