JP2016160654A - 建築用コーナー材 - Google Patents

建築用コーナー材 Download PDF

Info

Publication number
JP2016160654A
JP2016160654A JP2015040439A JP2015040439A JP2016160654A JP 2016160654 A JP2016160654 A JP 2016160654A JP 2015040439 A JP2015040439 A JP 2015040439A JP 2015040439 A JP2015040439 A JP 2015040439A JP 2016160654 A JP2016160654 A JP 2016160654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
corner material
corner
building
plate portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015040439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6635662B2 (ja
Inventor
秀敏 大道
Hidetoshi Omichi
秀敏 大道
直人 小川
Naoto Ogawa
直人 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuvi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2015040439A priority Critical patent/JP6635662B2/ja
Publication of JP2016160654A publication Critical patent/JP2016160654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6635662B2 publication Critical patent/JP6635662B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

【課題】 内壁の出隅部分に張ったクロスのシワや破れを防止できるだけでなく、出隅部分への取付け時に行うパテ塗り作業を効率的かつ低コストで行える建築用コーナー材を提供すること。【解決手段】 壁面の出隅部分に取り付けられるアングル状のプラスチック薄板から成る建築用コーナー材において、前記コーナー材本体1を、壁面に対向させる内側面を備えた一対の平板部11・11と、これらの平板部11・11を、平板部11・11同士が所定角度を成すように中央で連結する屈曲部12とから構成する一方、前記一対の平板部11・11の外側面には、先端部Eから屈曲部12側に向かって逓次的に平板部11の肉厚が増大する傾斜面S・Sを、各平板部11・11の幅の2/3以上の領域にわたって形成し、更に当該傾斜面Sの形成領域において、平板部11の先端部Eの厚みを0.15〜0.3mm、屈曲部12側の最大厚みを0.6〜1.0mmとした。【選択図】 図1

Description

本発明は、建築用コーナー材の改良、詳しくは、内壁の出隅部分に張ったクロスのシワや破れを防止できるだけでなく、出隅部分への取付け時に行うパテ塗り作業を効率的かつ低コストで行える建築用コーナー材に関するものである。
近年、住宅の内装工事において、内壁の出隅部分に張ったクロスの地震等による外観悪化(下地パネルのズレによりクロスにシワが入ったり破れたりする現象)を防ぐために、下地パネルの動きを抑制するアングル状のコーナー材を出隅部分に取り付け、この取り付けたコーナー材の上からクロス張りを行うのが一般的である。
そして、従来においては、上記アングル状のコーナー材として、プラスチック製のものが既に開発されているが(例えば、特許文献1,2参照)、この従来のコーナー材は、厚みが大きいだけでなく、平板部の先端部付近に角度の急な傾斜面が形成されていたため、出隅部分に取り付けた際に下地パネル上に大きな段差が生じ易かった。
そのため、コーナー材と下地パネルの上面にパテ材を塗る際、一度、両者の間に生じている段差をパテ材で均す作業が必要となり、パテ塗り作業を二回に分けて行わなければならなかったため、作業を迅速に完了させることができなかった。しかも、段差部分にはパテ材を厚く塗る必要があったため、材料コストも嵩み易かった。
一方、従来においては、平板部の外側面全体に傾斜面が形成されたコーナー材も公知となっているが(例えば、特許文献3〜5参照)、これらの文献中には、平板部の厚みが具体的に記載されていないため、段差形成要因となる平板部の最大厚み、先端部の最小厚み、及び傾斜面の角度が不明である。
また他にも、上記平板部の外側面全体に傾斜面が形成されたコーナー材において、平板部の具体的な厚みが記載されたものも公知となっているが(特許文献6参照)、この文献6に係るコーナー材については、平板部の先端部の最小厚みが0.4mmと比較的大きいため、充分な段差解消効果を得ることが難しい。
実開平6−10465号公報 特開2011−47114号公報 実開平6−56313号公報 実公平8−8187号公報 実用新案登録第3075445号公報 特開2007−23732号公報
本発明は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、内壁の出隅部分に張ったクロスのシワや破れを防止できるだけでなく、出隅部分への取付け時に行うパテ塗り作業を効率的かつ低コストで行える建築用コーナー材を提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本発明は、壁面の出隅部分に取り付けられるアングル状のプラスチック薄板から成る建築用コーナー材において、
前記コーナー材本体1を、壁面に対向させる内側面を備えた一対の平板部11・11と、これらの平板部11・11を、平板部11・11同士が所定角度を成すように中央で連結する屈曲部12とから構成する一方、
前記一対の平板部11・11の外側面には、先端部Eから屈曲部12側に向かって逓次的に平板部11の肉厚が増大する傾斜面S・Sを、各平板部11・11の幅の2/3以上の領域にわたって形成し、更に当該傾斜面Sの形成領域において、平板部11の先端部Eの厚みを0.15〜0.3mm、屈曲部12側の最大厚みを0.6〜1.0mmとした点に特徴がある。
また、上記コーナー材本体1の各平板部11・11については、コーナー材本体1の曲げ剛性を低下させずに、平板部11・11に対するパテ材の付着性を高めるために、多数の孔部H・H…を形成すると共に、各平板部11・11の当該孔部H・H…による減量率を、単位長さ当たりの重量で5〜20%とするのが好ましい。
また更に、上記コーナー材本体1の各平板部11・11に孔部H・H…を設ける場合には、先端部E寄りの位置に形成された孔部H・H…の面積の和を、屈曲部12寄りの位置に形成された孔部H・H…の面積の和よりも大きくするのが好ましい。
そしてまた、本発明では、平板部11・11に対するパテ材の付着性を高めるために、コーナー材本体1の外側面に、先端部Eから屈曲部12側にかけて細かい凹凸加工が施された粗面部Nを、平板部11の全幅の40%以上の幅にわたって形成することもできる。
また、上記コーナー材本体1の平板部11に粗面部Nを形成する場合には、粗面部Nの形状を、長さ方向に延びた多数の細溝が幅方向に並んだ形状とするのが好ましい。加えて、上記粗面部Nの凹凸の深さは、コーナー材本体1の強度を保持するために0.1mm以下とするのが好ましい。
一方、本発明では、上記コーナー材本体1の各平板部11・11の内側面に、先端部E近傍から屈曲部12側にかけて先端部Eよりも薄い厚さ0.05〜0.2mmの両面テープ2を貼着することができ、これによって、コーナー材本体1の仮留めを可能にすると共に、平板部11・11の先端部側の波打ちを防止することができる。
また、上記コーナー材本体1の各平板部11・11の内側面に両面テープ2を貼着する場合には、両面テープ2の幅を、平板部11の幅の40〜60%の大きさとすることで充分な補強効果を得ることができる。
他方また、上記コーナー材本体1の材料に関しては、曲げ強度や成形性の面で優れた硬質の塩化ビニル樹脂またはスチレン系樹脂が使用するのが好ましい。
本発明では、コーナー材の平板部の外側面に、先端部から屈曲部側にかけて角度の緩やかな傾斜面を形成すると共に、平板部の先端部の厚みを0.15〜0.3mm、屈曲部側の最大厚みを0.6〜1.0mmと薄くしたことによって、コーナー材の取付け時に生じる下地パネル上の段差を小さく抑えることが可能となった。
そのため、本発明のコーナー材においては、下地パネル上の段差を均すパテ塗りを行う必要がないため、取付け時のパテ塗り作業を迅速に行うことができる。しかも、本発明では、下地パネル上の段差を小さくしたことによって、塗布するパテ材の量も抑制できるため、低コストでパテ塗り作業を行うことができる。
したがって、本発明により、下地パネルのズレを抑制してクロス皺の発生を防止する基本機能を損なうことなく、取付け作業の効率化及び低コスト化が図れる建築用コーナー材を提供できることから、本発明の実用的利用価値は頗る高い。
本発明の実施例1における建築用コーナー材を表わす全体斜視図である。 本発明の実施例1における建築用コーナー材を表わす拡大上面図および端面図である。 本発明の実施例1における建築用コーナー材を表わす拡大下面図および端面図である。 本発明の実施例1における建築用コーナー材の使用状態を表す状態説明図である。
『実施例1』
まず本発明の実施例1について、図1から図4に基いて以下に説明する。なお同図において、符号1で指示するものは、コーナー材本体である。また符号2で指示するものは、両面テープである。そして、符号Cで指示するものは、コーナー材本体と両面テープから成る建築用コーナー材である。
[コーナー材本体の構成]
まず実施例1では、熱可塑性樹脂を押出成形して作製されたアングル状のプラスチック薄板からコーナー材本体1を構成している(図1参照)。また、コーナー材本体1は、幅28mmの一対の平板部11・11と、これらの平板部11・11を、平板部11・11同士が所定角度を成すように中央で連結する屈曲部12とから構成している。
[コーナー材本体の材料]
また、上記コーナー材本体1の材料に関しては、本実施例では硬質の塩化ビニル樹脂を使用している。但し、曲げ強度や成形性に問題がなければ、必要に応じてスチレン系樹脂やPET樹脂も好適に採用できる。なおスチレン系樹脂には、ポリスチレン樹脂、耐衝撃性ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、AES樹脂、ASA樹脂などが含まれる。
[平板部の傾斜面]
また、上記一対の平板部11・11の外側面には、図2に示すように、先端部Eから屈曲部12側に向かって逓次的に平板部11の肉厚が大きくなる傾斜面S・Sを、各平板部11・11の幅全域にわたって形成している。そして更に、この傾斜面Sの形成領域において、平板部11の先端部Eの厚みを0.2mm(好ましくは0.15〜0.3mm)となるようにし、屈曲部12側の最大厚みを0.8mm(好ましくは0.6〜1.0mm)となるようにしている。
[平板部の開孔形状]
また、上記コーナー材本体1の各平板部11・11には、図1〜図3に示すように、長さ方向に所定間隔で並んだ孔部H・H…の列を、一列ごとに互い違いにズラして三列形成している。そしてこれにより、各平板部11・11における孔部H・H…による減量率が、単位長さ当たりの重量で5〜20%となるようにして材料コストを低減している。
また本実施例では、上記平板部11・11に形成した孔部H・H…において、屈曲部12側に形成した孔列と真ん中の孔列の間隔を、先端部E側に形成した孔列と真ん中の孔列の間隔よりも大きくすることで、孔部H・H…を先端部E寄りの位置に多く形成している。これにより、平板部11の屈曲部12付近の減量が抑えられるため、コーナー材本体1の曲げ強度を保持できる。
なお、上記コーナー材本体1の曲げ強度を保持する方法については、先端部E寄りの位置に形成された孔部H・H…の面積の和が、屈曲部12寄りの位置に形成された孔部H・H…の面積の和よりも大きくなればよいため、本実施例のように孔部H・H…の位置を工夫する以外にも、孔部の寸法・形状を変えて開孔面積を調節することもできる。
[平板部の粗面形状]
また本実施例では、上記コーナー材本体1の外側面に、図1や図2に示すように先端部Eから屈曲部12側にかけて細かい凹凸加工が施された粗面部Nを形成している。なお本実施例では、上記粗面部Nを平板部11の全面に形成しているが、粗面部Nは少なくとも平板部11の全幅の40%以上の幅にわたって形成されていればよく、またコーナー材本体1の曲げ強度を保持するために、各平板部11・11の屈曲部12側に非加工面部を残した状態で形成してもよい。
また本実施例では、上記粗面部Nの形状を、長さ方向に延びた多数の細溝が幅方向に並んだ形状として、押出成形時に簡単に凹凸加工を行えるようにしている。また本実施例では、上記粗面部Nの凹凸深さを0.1mm以下とすることによって、平板部11・11の先端部E側の強度を保持している。
ちなみに、上記粗面部Nは、平板部11の傾斜面S上に形成されるため、平板部11の肉厚は傾斜面S上において局部的に増減を繰り返すが、粗面部Nの頂点部(凸部)の肉厚は屈曲部12側に近づくほど大きくなるため、傾斜面S上における平板部11の肉厚は大局的にみると増大傾向となる。
[両面テープ]
また本実施例では、図3に示すように、上記コーナー材本体1の各平板部11・11の内側面に、先端部E近傍から屈曲部12側にかけて両面テープ2・2を貼着している。これにより、被固定物に対するコーナー材本体1の仮留めが可能となるだけでなく、平板部11・11の先端部E側の波打ち(変形)を防止することができる。
また本実施例では、上記平板部11の波打ちを効果的に防止できるように、両面テープ2の幅を15mm(好ましくは、10〜25mm)、かつ、平板部11の幅の40〜60%(好ましくは50%以上)の大きさとしている。また本実施例では、同様の目的で、両面テープ2の端縁部と平板部11の先端部Eの間隔Dが1.0mm(好ましくは0.5mm)以下となるなるように両面テープ2の貼り付けを行っている。
また更に、本実施例では、上記両面テープ2に、平板部11の先端部Eよりも薄い厚さ0.15mm(好ましくは0.05〜0.2mm)のものを使用しているため、両面テープ2の厚さ分、平板部11が被固定部から浮き上がったとしても、平板部11の先端部Eと被固定物との間に大きな段差が生じることはない。
しかも、本実施例においては、上記両面テープ2が平板部11の孔部H・H…を塞がないように、両面テープ2を平板部11に貼り付けた後に平板部11の孔部H・H…を形成するパンチング加工を行っているため、軽量化が図れるだけでなく、後述の孔部H・H…による効果が損なわれることもない。
[建築用コーナー材の取付方法]
次に、本実施例のコーナー材本体1と両面テープ2・2から成る建築用コーナー材Cの取付方法を説明する。まず建築用コーナー材Cを、図4(a)に示すように、壁面の出隅部分に平板部11・11の内側面を対向させて当接させ、図4(b)に示すように、両面テープ2・2を壁下地材Wに貼り付けて、建築用コーナー材Cを壁下地材Wに仮留めする。
その後、図4(c)に示すように、壁下地材W及び建築用コーナー材C上にパテ材Pを塗布して、両者の段差を解消すると共に、建築用コーナー材Cを壁下地材Wに固定する。この際、コーナー材本体1の平板部11の先端部Eの厚みを小さくし、更に傾斜面Sの角度を緩く形成しておくことで、壁下地材Wとの段差を小さく抑えることができるため、パテ材Pの塗布作業を迅速に完了できる。
また本実施例では、コーナー材本体1の平板部11・11に粗面部Nを形成しているため、上記パテ塗り作業の際、粗面部Nの細かな凹凸部にパテ材Pが入り込んで、平板部11・11の外側面とパテ材Pとの接触面積が拡大する。これにより、コーナー材本体1に対するパテ材Pの付着性を向上させることができる。
加えて、本実施例では、コーナー材本体1の平板部11・11に多数の孔部H・H…を形成しているため、上記パテ塗り作業の際に、パテ材Pが孔部H・H…にパテ材Pが入り込んで壁下地材Wに接触する。これにより、パテ材Pによる壁下地材Wと建築用コーナー材Cの接着効果が高まり、建築用コーナー材Cの剥がれを防止できる。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、コーナー材本体1の材質は、押出成形が可能な熱可塑性樹脂であれば、塩化ビニル樹脂やスチレン形樹脂以外の樹脂を使用することもできる。
また、コーナー材本体1の平板部11・11の傾斜面S・Sは、各平板部11・11の全幅にわたって形成されていなくても、緩い傾斜角度で幅の2/3以上の領域にわたって形成されていればよい。また更に、粗面部Nの形状についても、細かな凹凸を有する形状であれば実施例以外の形状を採用することができ、何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
周知のとおり、住宅の内壁には、多くの出隅部分が設けられているが、これらの部位に張った壁紙に短期間でシワが生じると、新築住宅の雰囲気が著しく損なわれるため、居住者の不満も大きい。そのような中で、本発明の建築用コーナー材は、壁紙のシワの問題を抑制できるだけでなく施工作業も簡単に行える実用的な技術であるため、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 コーナー材本体
11 平板部
12 屈曲部
2 両面テープ
C 建築用コーナー材
E 先端部
S 傾斜面
H 孔部
N 粗面部
W 壁下地材
P パテ材

Claims (9)

  1. 壁面の出隅部分に取り付けられるアングル状のプラスチック薄板から成る建築用コーナー材であって、
    前記コーナー材本体(1)が、壁面に対向させる内側面を備えた一対の平板部(11)(11)と、これらの平板部(11)(11)を、平板部(11)(11)同士が所定角度を成すように中央で連結する屈曲部(12)とから構成されている一方、
    前記一対の平板部(11)(11)の外側面には、先端部(E)から屈曲部(12)側に向かって逓次的に平板部(11)の肉厚が増大する傾斜面(S)(S)が、各平板部(11)(11)の幅の2/3以上の領域にわたって形成され、更に当該傾斜面(S)の形成領域において、平板部(11)の先端部(E)の厚みが0.15〜0.3mm、屈曲部(12)側の最大厚みが0.6〜1.0mmとなっていることを特徴とする建築用コーナー材。
  2. コーナー材本体(1)の各平板部(11)(11)において、多数の孔部(H)(H)…が形成されると共に、各平板部(11)(11)の当該孔部(H)(H)…による減量率が、単位長さ当たりの重量で5〜20%となっていることを特徴とする請求項1記載の建築用コーナー材。
  3. コーナー材本体(1)の各平板部(11)(11)において、先端部(E)寄りの位置に形成された孔部(H)(H)…の面積の和が、屈曲部(12)寄りの位置に形成された孔部(H)(H)…の面積の和よりも大きくなっていることを特徴とする請求項2記載の建築用コーナー材。
  4. コーナー材本体(1)の外側面において、先端部(E)から屈曲部(12)側にかけて細かい凹凸加工が施された粗面部(N)が、平板部11の全幅の40%以上の幅にわたって形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の建築用コーナー材。
  5. コーナー材本体(1)の平板部(11)の粗面部(N)が、長さ方向に延びた多数の細溝が幅方向に並んだ形状となっていることを特徴とする請求項4記載の建築用コーナー材。
  6. コーナー材本体(1)の平板部(11)における粗面部(N)の凹凸の深さが0.1mm以下であることを特徴とする請求項4または5に記載の建築用コーナー材。
  7. コーナー材本体(1)の各平板部(11)(11)の内側面に、先端部(E)近傍から屈曲部(12)側にかけて先端部(E)よりも薄い厚さ0.05〜0.2mmの両面テープ(2)が貼着されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の建築用コーナー材。
  8. コーナー材本体(1)の各平板部(11)(11)の内側面に貼着された両面テープ(2)の幅が、平板部(11)の幅の40〜60%の大きさであることを特徴とする請求項7記載の建築用コーナー材。
  9. コーナー材本体(1)の材料に硬質の塩化ビニル樹脂またはスチレン系樹脂が使用されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか一つに記載の建築用コーナー材。
JP2015040439A 2015-03-02 2015-03-02 建築用コーナー材 Active JP6635662B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015040439A JP6635662B2 (ja) 2015-03-02 2015-03-02 建築用コーナー材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015040439A JP6635662B2 (ja) 2015-03-02 2015-03-02 建築用コーナー材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016160654A true JP2016160654A (ja) 2016-09-05
JP6635662B2 JP6635662B2 (ja) 2020-01-29

Family

ID=56846532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015040439A Active JP6635662B2 (ja) 2015-03-02 2015-03-02 建築用コーナー材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6635662B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019011654A (ja) * 2017-07-03 2019-01-24 隆志 余村 クロスコーナ仕上げ材
JP2019065672A (ja) * 2017-10-05 2019-04-25 フクビ化学工業株式会社 コーナ下地材

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02101931U (ja) * 1989-01-31 1990-08-14
JP2007314942A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Yasunobu Nakamura 壁紙用ジョイントテープおよびその製造方法
JP2008063830A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Inax Corp 出隅コーナー材及び出隅構造
JP2010248848A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Yayoi Chemical Industry Co Ltd 下地コーナー材
JP2013096131A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Sekisui Chem Co Ltd コーナーテープ
JP2014088725A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Kaishin:Kk 壁装用コーナー材及びその成形方法
JP5628405B1 (ja) * 2013-11-28 2014-11-19 キョーセー株式会社 壁コーナ用下地材
JP5640228B1 (ja) * 2014-02-28 2014-12-17 長田化成工業株式会社 建築用コーナー材の製造方法及び建築用コーナー材

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02101931U (ja) * 1989-01-31 1990-08-14
JP2007314942A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Yasunobu Nakamura 壁紙用ジョイントテープおよびその製造方法
JP2008063830A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Inax Corp 出隅コーナー材及び出隅構造
JP2010248848A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Yayoi Chemical Industry Co Ltd 下地コーナー材
JP2013096131A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Sekisui Chem Co Ltd コーナーテープ
JP2014088725A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Kaishin:Kk 壁装用コーナー材及びその成形方法
JP5628405B1 (ja) * 2013-11-28 2014-11-19 キョーセー株式会社 壁コーナ用下地材
JP5640228B1 (ja) * 2014-02-28 2014-12-17 長田化成工業株式会社 建築用コーナー材の製造方法及び建築用コーナー材

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019011654A (ja) * 2017-07-03 2019-01-24 隆志 余村 クロスコーナ仕上げ材
JP7014534B2 (ja) 2017-07-03 2022-02-01 隆志 余村 クロスコーナ仕上げ材
JP7148684B2 (ja) 2017-07-03 2022-10-05 隆志 余村 クロスコーナ仕上げ材
JP2019065672A (ja) * 2017-10-05 2019-04-25 フクビ化学工業株式会社 コーナ下地材

Also Published As

Publication number Publication date
JP6635662B2 (ja) 2020-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5238591B2 (ja) 下地コーナー材
JP2016160654A (ja) 建築用コーナー材
JP5483926B2 (ja) 塗り壁用コーナー材
JP2017206874A (ja) 建築用コーナー材
KR20090119575A (ko) 건물 외벽용 외장판넬
JP6227281B2 (ja) 壁コーナ部の下地材
JP6472222B2 (ja) 建築用コーナー材
US20130118108A1 (en) Outlet portion reinforcing member for base for wallpaper
WO2018051431A1 (ja) 筐体のラベル貼付け部構造
JP7413218B2 (ja) 巾木装置
JP2008121269A (ja) パネル及び間仕切装置
JP5256107B2 (ja) 天井見切縁材
JP6931253B1 (ja) 建築用コーナー材
USD608024S1 (en) Architectural panel with square and strip
JP3202989U (ja) 壁装用コーナー材
CN210178105U (zh) 一种门把手
JP6154273B2 (ja) 浴室構造、及び、浴室点検口用又は浴室点検蓋用縁部材
JP7249799B2 (ja) 加飾フィルム及び移動体
JP2011152190A (ja) 収納扉
JP2017002572A (ja) 内壁コーナー部のクロス張り構造、建築用コーナー材および内壁コーナー部のクロス張り施工法
JP2007092317A (ja) サンドイッチパネル及び建築壁体
JP2011069046A (ja) 目地部材およびそれを用いた化粧板の施工方法
JPH08173259A (ja) 棚 板
JP5080225B2 (ja) 複合材
JP6167701B2 (ja) 手摺り材およびこの手摺り材の取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6635662

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150