WO2018051431A1 - 筐体のラベル貼付け部構造 - Google Patents

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WO2018051431A1
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housing
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case
grooves
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Inventor
孝幸 岡元
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Necディスプレイソリューションズ株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/02Details
    • H05K5/0252Labels, e.g. for identification, markings or configuration store

Definitions

  • the present invention relates to a structure of a label attaching portion of a casing to which a label is attached.
  • the label attaching part structure of the housing of the present invention has a plurality of linear grooves formed in parallel on the surface on which the label of the housing is attached.
  • the present invention has the effect of removing bubbles during the pasting and the generation of residual gas due to the plastic material by reducing the occurrence of label tearing by providing a plurality of straight grooves in parallel. is there.
  • (A) shows the back part of the projector with which the label sticking part structure of the housing
  • (b) is a figure which shows the sticking state of a label.
  • (A) shows the back part of the projector in which the label sticking part structure of the housing
  • (b) is a figure which shows the sticking state of a label.
  • FIG. 1 is a perspective view showing an external appearance of a projector 11 provided with a label attaching portion structure of a housing according to the present invention
  • FIGS. 2 and 3 are a front view and a side view of a bottom cover 12 constituting the housing of the projector 11. It is.
  • the bottom cover 12 is formed with label attaching portions 13 and 14 indicated by hatching.
  • the label attaching part 14 is formed over almost the entire front part of the bottom cover 12, and the label attaching part 13 is a part of the side part of the bottom cover 12, as shown in FIG. Is formed.
  • Each of the label attaching portions 13 and 14 is formed on a surface to which a label is attached, and as shown in FIGS. 2 and 3, a plurality of linear grooves are provided in parallel.
  • FIG. 4 is a cross-sectional view showing the shape of a plurality of grooves produced in this embodiment
  • FIG. 5 is a cross-sectional view showing the structure of a groove as a comparative example.
  • Most industrial products are manufactured using a mold. Further, since the label is affixed to every surface of the housing, it is necessary to form a label attaching structure on every surface of the housing. As shown in FIG. 5, when the groove 17 formed in the side wall 15 of the housing is rectangular, it is necessary to first move the mold in the left direction of the drawing and then move it upward in the drawing. There will be restrictions in using the mold.
  • the grooves 16 formed in this embodiment shown in FIG. 4 are formed so that the bottom corners have a curvature.
  • FIG. 6 is a perspective view showing the grooves 16 produced in the present embodiment
  • FIG. 7 is a perspective view showing grooves 18 formed in a lattice shape as a comparative example.
  • the air entrained during the operation of attaching the label and the gas generated after attaching the label are removed from the groove 16 to the outside. Further, there are few places at the border between the groove where the label sticking state changes and the flat surface, which is a trigger for damage to the label, as compared with the lattice-like groove 18 as shown in FIG. It is easy to peel off the label.
  • the groove portion where a large amount of adhesive residue is generated is smaller than the lattice-shaped groove 18 as shown in FIG. 7 and the adhesive residue is also small, the label can be easily peeled from this point. Yes.
  • the specific shape of the groove 16 is described as follows. For manufacturing the mold, it is desirable that the width is 0.3 to 1.5 mm and the depth is 0.05 mm to 0.1 mm. It is not something.
  • the interval (pitch) at which the grooves are formed can be adjusted according to the size of the label and the required adhesive strength, and is set to 3 to 5 mm. Of course, it is not limited to this range.
  • FIG. 8A shows a rear portion of the projector to which the label attaching portion structure of the housing according to the present invention is applied
  • FIG. 8B is a view showing a label attaching state
  • FIG. 9A shows a rear part of a projector that is not provided with a label attaching part structure of a casing according to the present invention as a comparative example
  • FIG. 9B shows a label attaching state.

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

本発明は、ラベルが貼付される筐体のラベル貼付け部の構造に関し、ラベル表面に気泡を発生させることなく、ラベルを剥がし易い、筐体のラベル貼付け部構造を実現する筐体のラベル貼付け部構造で、筐体のラベルが貼付される面に形成され、平行に設けられた複数の直線状の溝を有する。

Description

筐体のラベル貼付け部構造
 本発明はラベルが貼付される筐体のラベル貼付け部の構造に関する。
 家電製品や事務機製品を含む工業製品全般において、筐体には、定格銘板などのラベル類が貼付けられるが、貼付けられたラベルの表面に気泡が発生する不具合が度々発生する。
 上記の不具合の原因としては、ラベルを貼付ける作業時に空気を巻き込みながら貼り付けてしまうことが挙げられる。また、ラベルが貼り付けられる筐体を構成するプラスチック材料によっては、ラベルを貼付けた後にガスが発生してラベル表面を押し上げてしまい、ラベル表面が膨れ上がる不具合が発生する場合がある。
 ラベル表面に気泡が発生することを防止するための技術として、特許文献1(実開平3-114871号公報)に開示される技術が挙げられる。特許文献1には、ラベルの貼付け面に格子状の溝を設け、ラベルとラベル貼付け面の間の気泡を溝により排除することが記載されている。
実開平3-114871号公報
 工業製品は機器の種類によってリサイクルすることが義務付けられている。リサイクル処理のうち、ラベル類の剥がし作業に要する時間はリサイクル処理全体の作業時間の30~40%を占めるという報告がある。このような長い時間が必要とされるのは、ラベル剥がし作業を行う過程で発生するラベルの一部の破損や糊残りに起因する。このため、筐体のラベル貼付け部には、ラベル表面に気泡を発生させることなく、ラベルを剥がし易い構造とする必要がある。
 特許文献1に開示される技術では、格子状の溝が設けられる。ラベル剥がし作業でのラベルの破損は、ラベル端部であり、ラベルの貼付状態が変化する溝と平坦面の境目となる個所をきっかけとして発生することが多い。縦横に溝が設けられる特許文献1に開示される技術では破損が発生するきっかけとなる個所が多いものとなり、この結果、ラベルに破損が発生しやすいものとなり、ラベルを剥がし易いものとなっていない。
 また、糊残りは溝の部分に多く発生する。縦横に溝が設けられる特許文献1に開示される技術では、溝の部分が多いものとなり、この点からもラベルを剥がし易いものとなっていない。
 本発明は、ラベル表面に気泡を発生させることなく、ラベルを剥がし易い、筐体のラベル貼付け部構造を実現する。
 本発明の筐体のラベル貼付け部構造は、筐体のラベルが貼付される面に形成され、平行に設けられた複数の直線状の溝を有する。
 本発明は、直線状の溝を平行に複数設けることによって、貼付け時の気泡やプラスチック材料による残留ガス発生時の気泡を取り除く効果を有すると共に、ラベルの破れの発生を少なくすることができる効果がある。
本発明による筐体のラベル貼付け部構造が施されたプロジェクタ11の外観を示す斜視図である。 図1に示したプロジェクタ11の筐体を構成するボトムカバー12の正面図である。 図1に示したプロジェクタ11の筐体を構成するボトムカバー12の側面図である。 本発明の実施形態で作製される複数の溝の形状を示す断面図である。 本発明の実施形態の比較例としての溝の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態で作製される溝16を示す斜視図である。 本発明の実施形態の比較例としての格子状に形成された溝18を示す斜視図である。 (a)は本発明の実施形態による筐体のラベル貼付け部構造が施されたプロジェクタの背面部を示し、(b)はラベルの貼付け状態を示す図である。 (a)は本発明の実施形態の比較例としての筐体のラベル貼付け部構造が施されていないプロジェクタの背面部を示し、(b)はラベルの貼付け状態を示す図である。
 次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
 図1は、本発明による筐体のラベル貼付け部構造が施されたプロジェクタ11の外観を示す斜視図、図2および図3はプロジェクタ11の筐体を構成するボトムカバー12の正面図および側面図である。
 図1に示すように、ボトムカバー12にはハッチングにより示されるラベル取付け部13、14が形成されている。ラベル取付け部14は図2に示されるように、ボトムカバー12の正面部のほぼ全面に亘って形成され、ラベル取付け部13は図3に示されるように、ボトムカバー12の側面部の一部に形成されている。
 ラベル取付け部13、14はいずれも、ラベルが貼付される面に形成されるもので、図2および図3に示されるように、複数の直線状の溝が平行に設けられている。
 図4は本実施形態で作製される複数の溝の形状を示す断面図であり、図5はその比較例としての溝の構成を示す断面図である。
 工業製品の筐体は金型を用いて作製されるものが殆どである。また、ラベルは筐体のあらゆる面に貼付されることから、ラベル貼付け構造も筐体のあらゆる面に形成する必要がある。
 図5に示されるように、筐体の側壁15に形成される溝17が矩形状である場合には、金型をまず図面左方向に抜いた後に、図面上方向に移動させる必要があり、金型を用いるうえでの制約が生じてしまう。
 図4に示される本実施形態で形成される溝16は、底面隅部が曲率を有するように形成されている。このような形状とすることにより、図4に示されるような、図面上下方向に対して傾斜を有するような筐体の側壁15に溝16を形成した場合には、金型を図面左方向に抜くことが可能であり、さらに、矢印で示される図面上方向へ金型を向くことも可能となり、金型を用いる上での制約を少なくすることができるものとなっている。
 図6は本実施形態で作製される溝16を示す斜視図であり、図7はその比較例としての格子状に形成された溝18を示す斜視図である。
 直線状の溝16が複数平行に設けられた本実施形態において、ラベルを貼付ける作業時に巻き込まれた空気やラベルを貼付けた後に発生したガスは、溝16から外部へ除去される。
 また、ラベルの破損のきっかけとなる、ラベル端部であり、ラベルの貼付状態が変化する溝と平坦面の境目となる個所は、図7に示されるような格子状の溝18と比較すると少ないものとなり、ラベルを剥がし易いものとなっている。
 さらに、糊残りが多く発生する溝の部分も図7に示されるような格子状の溝18と比較すると少なく、糊残りも少ないものとなるため、この点からもラベルを剥がし易いものとなっている。
 溝16の具体的な形状について述べると、金型の作製上、幅0.3~1.5mmで深さ0.05mm~0.1mmの範囲とすることが望ましいが、もちろんこの範囲に限定されるものではない。溝が形成される間隔(ピッチ)に関しては、ラベルの大きさや要求される接着力に応じて調整する事が可能であり、3~5mmとした。当然ながら、この範囲に限定されるものではない。
 図8(a)は本発明による筐体のラベル貼付け部構造が施されたプロジェクタの背面部を示し、図8(b)はラベルの貼付け状態を示す図である。図9(a)は比較例としての本発明による筐体のラベル貼付け部構造が施されていないプロジェクタの背面部を示し、図9(b)はラベルの貼付け状態を示す図である。
 図8(a)に示すように、直線状の溝が複数並列に形成されている本実施形態のプロジェクタにおいては、直線状の溝が目印となり、図8(b)に示すようにラベルがまっすぐ貼付けられている。一方、図9(a)に示すように、直線状の溝が形成されていないプロジェクタにおいては、目印がないことから図9(b)に示されるようにラベルが傾いた状態で貼り付けられる外観不具合が発生する危険性がある。このような外観不具合が発生した場合には貼り直し作業が発生する。
 以上説明した実施形態では、プロジェクタを例として説明した。ラベルが貼付される筐体としては、電子機器では、例えばディスプレイモニタやプリンタなどが挙げられ、本発明は様々な筐体に適用することが可能である。
符号の簡単な説明
 11  プロジェクタ
 12  ボトムカバー
 13,14  ラベル取付け部
 15  側壁
 16,18  溝

Claims (4)

  1. 筐体のラベルが貼付される面に形成され、平行に設けられた複数の直線状の溝を有する筐体のラベル貼付け部構造。
  2. 請求項1記載の筐体のラベル貼付け部構造において、
     前記直線状の溝は、底面隅部が曲率を有するように形成されている筐体のラベル貼付け部構造。
  3. 請求項1または請求項2記載の筐体のラベル貼付け部構造において、
     前記直線状の溝は、幅0.3~1.5mmで深さ0.05mm~0.1mmで形成されている筐体のラベル貼付け部構造。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の筐体のラベル貼付け部構造において、
     前記複数の直線状の溝は、3~5mmの間隔で形成されている筐体のラベル貼付け部構造。
PCT/JP2016/077103 2016-09-14 2016-09-14 筐体のラベル貼付け部構造 WO2018051431A1 (ja)

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