JP2011152190A - 収納扉 - Google Patents

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Abstract

【課題】見た目にも手触り感にも良い手掛部を備えた収納扉を提供する。
【解決手段】板体2の一端部に手掛部3が形成された収納扉1であって、前記手掛部は、前記板体の一端面22の厚さ方向の略中央部から裏面に向けて段面視して傾斜状に掘り込まれた中央傾斜面30と、該中央傾斜面を挟んだ両側に端面視して前記板体の前記一端部から前記中央傾斜面に向けて前記板体の厚みが薄くなるように傾斜状に掘り込み形成された一対の傾斜面31とを有し、前記板体の表面を被覆する表面シート材4が、前記表面から前記手掛部へと連なった状態で貼着されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、収納家具などに設けられる収納扉に関する。
従来より、キャビネットなどの収納家具において、その前面開口を収納扉によって開閉自在に塞ぎ、収納扉の一端部に開閉時の取っ手となる手掛部が設けられたものが知られている。
このような収納扉の手掛部としては、例えば、扉体の下端部を正面視して略方形状に掘り込んで手掛部を形成したものがある。
また下記特許文献1及び下記特許文献2には、扉体の側端面を断面視して斜めに傾斜した傾斜面が設けられそこに形成される隙間を手掛部とした収納家具が開示されている。
これらによれば、手掛部が突出して設けられていないので、すっきりした印象の見栄えのよい収納家具を構成することができる。
特開2006−102313号公報 特開2007−170011号公報
ところで、上記特許文献1及び上記特許文献2のものは、いずれも扉体下端部の全幅が手掛部となっている。しかし、手掛部は、他の部分に比べていた板厚が薄くなるので、扉体の強度低下を防止するためにも、特に、扉体が幅方向に広いときは、扉体下端部の略中央部といった、必要な箇所にのみ、掘り込み形成されていればよい。ところが、このような部分的な手掛部は、掘り込み形成された箇所に金具が嵌挿されたものが一般的であり、見た目にも手触り感にも良いものとは言えなかった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、見た目にも手触り感にも良い手掛部を備えた収納扉を提供することを目的とする。
本発明に係る収納扉は、板体の一端部に手掛部が形成された収納扉であって、前記手掛部は、前記板体の一端面の厚さ方向の略中央部から裏面に向けて断面視して傾斜状に掘り込まれた中央傾斜面と、該中央傾斜面を挟んだ両側に端面視して前記板体の前記一端部から前記中央傾斜面に向けて前記板体の厚みが薄くなるように傾斜状に掘り込み形成された一対の傾斜面とを有し、前記板体の表面を被覆する表面シート材が、前記表面から前記手掛部へと連なった状態で貼着されていることを特徴とする。
本発明において、前記板体の端面視において、前記中央傾斜面と前記一対の傾斜面における片側の傾斜面とのなす角が145°〜175°としてもよい。
また本発明において、前記板体の表面から手掛部へ向かう縁部には、R加工が施されているものとしてもよい。
本発明に係る収納扉によれば、見た目にも手触り感にも良い手掛部を備えたものとすることができる。
本発明の一実施形態に係る収納扉を有したキャビネットの部分斜視図である。 (a)及び(b)は同収納扉の手掛部を説明するための図であり、(a)は同手掛部が設けられる板体を裏面からみた正面図、(b)は同板体が設けられた引出しの底面を下方からみた一部要部斜視図である。 (a)は図2(a)におけるX−X線矢視断面図、(b)は同板体の下側面図である。 (a)は図2(a)におけるY−Y線矢視断面図、(b)は図2(b)におけるZ−Z線矢視断面図である。 (a)及び(b)は同収納扉の板体に表面樹脂シートを貼着する工程の一例を説明するための図である。
以下に本発明における実施の形態の一例について、図1〜図5に基づいて説明する。
本実施形態における収納扉1は、リビングなどの居室空間に設置されるキャビネット10の引出し11の板体(以下、前板2)として適用した例を示している。
収納扉1は、前板2の一端部(以下、下端部21a)に手掛部3が形成され、手掛部3は、前板2の一端面(以下、下端面22)の厚さ方向の略中央部から裏面21に向けて断面視して傾斜状に掘り込まれた中央傾斜面30と、該中央傾斜面30を挟んだ両側に端面視して前板2の下端部21aから中央傾斜面30に向けて前板2の厚みが薄くなるように傾斜状に掘り込み形成された一対の傾斜面31とを有している。そして前板2の表面20を被覆する表面シート材4が、表面20から手掛部3へと連なった状態で貼着されている。
キャビネット10は、例えば天板(不図示)と、一対の側板14と、地板15と、背板(不図示)とよりなる前面開口の箱体を備え、箱体内は、複数の仕切板16で多段に区画された収納空間となっているものである。キャビネット10の最下段となる収納空間の前面開口には、引出し11が前後に引出し自在に構成されている。
引出し11は、前板2と、一対の引出し側板12と、底板13と、背板(不図示)とよりなる上面開口の箱体からなり、この箱体の中に物を収納することができる。
前板2は方形の板状体からなり、前板2の裏面21と下端面22には、手掛部3が掘り込み形成されている。
手掛部3は、図2(b)に示すように引出し11を底板13側からみたとき、底板13より突出して配される前板2の下端面22側に形成されているので、引出し11を前後に移動させる際の取っ手とすることができる。
図2(a)に示すように手掛部3の中央傾斜面30と一対の傾斜面31とは、前板2の背面視において、中央傾斜面30と一対の傾斜面31における片側の傾斜面31とのなす角Aが145°〜175°、好ましくは160°〜170°になるように形成される。また図3(b)に示すように手掛部3の中央傾斜面30と一対の傾斜面31における片側の傾斜面31とのなす角Bも、端面視して145°〜175°、好ましくは160°〜170°になるように形成される。
手掛部3は、前板2を端面視した場合、図3(a)及び図3(b)に示すように、裏面21の掘り込み部分から下端面22に向かって漸次掘り込み領域が広くなるように掘り込み形成されている。
手掛部3は、図4(a)に示すように傾斜面31の略中間位置で断面視した場合は、掘り込み具合が浅く、前板2の下端面22の厚さ方向の略中央部より裏面21側よりの下端面22から裏面21に向けて傾斜状に掘り込まれている。また手掛部3は、図4(b)に示すように中央傾斜面30の略中央位置で断面視した場合は、掘り込み具合が深く、前板2の下端面22の厚さ方向の略中央部から裏面21に向けて傾斜状に掘り込まれている。
ここで、裏面21と中央傾斜面30とのなす角Cは縦断面視において55°〜65°、好ましくはおよそ60°になるように形成されたものとしてもよい。なお、このとき、図4(a)では角Cを示していないが同じ角度で形成される。
図4(a)及び図4(b)に示すように前板2の表面20から手掛部3へ向かう縁部20aには、R加工が施されているものとしてもよい。またこの他、図2(a)等に示すように前板2の角部もR加工が施されているものとしてもよい。
そして前板2の上端面23、表面20、手掛部3を含む下端面22には、樹脂材製などからなる表面シート材4が貼着されている。表面シート材4としては、例えば熱可塑性樹脂シートを用いることができ、具体的にはPETシート(ポリエチレンテレフタレート樹脂シート)、A−PETシート(非晶質ポリエチレンテレフタレート樹脂シート)、PSシート(ポリスチレン樹脂シート)、PPシート(ポリプロピレン樹脂シート)、PEシート(ポリエチレン樹脂シート)、PCシート(ポリカーボネート樹脂シート)などが挙げられる。
続いてこのように形成された手掛部3を備えた前板2に表面シート材4を貼着させる施工方法の一例について、図5(a)、(b)を参照しながら説明する。
図中、5は当て板、6は施工台を示しており、ここでは図示していないが、施工台6の下方には空気を抜く吸引装置が設置されて、この施工工程が負圧環境で処理されるようになされている。
当て板5には、前板2の手掛部3が形成された位置に対応して、切欠部50が切欠き形成されており、この切欠部50の形状は手掛部3の形状に合わせて形成されている。またこの当て板5のサイズは、前板2と同じサイズでもよいし、前板2より僅かに小さいサイズとしてもよい。
まず、施工台6の上に当て板5を置き、この当て板5の上に前板2の表面20が上向きになるように載置する。このとき、前板2には予め上述した形状の手掛部3が掘り込み形成されている。ここで、この手掛部3には、表面シート材4との接着性を高めるため、プライマー処理が施されたものとしてもよい。
次に前板2の表面20側に接着剤が塗布された表面シート材4を置き、施工台6の下方に設置された吸引装置で下方から空気を抜いていく。そうすると、表面シート材4に空気がかみこむことなく、前板2の表面20、上端面23、手掛部3を含む下端面22に表面シート材4が張り付いて貼着される。このとき、当て板5が前板2と施工台6との間に介在するので、表面シート材4を上下端面23,22の隅々まで貼り付けることができる。また上述のように当て板5に切欠部50を設けているので、手掛部3の隅々まで表面シート材4を貼り付けることができる。
そして表面シート材4の余剰した部分4aを裁断しトリミング処理をすれば、表面シート材4が貼着された前板2を得ることができる。
このとき、前板2の内側から外側へ刃を入れて裁断すれば、表面シート材4の端面の仕上がりをよくすることができる。
なお、上述の施工方法は一例であって、この方法に限定されるものではない。例えば表面シート材4として上述に列挙したような熱可塑性樹脂シートを用いた場合は、熱を加えることで表面シート材4を軟化させることができ、軟化した表面シート材4を前板2の上に重ね、下方より空気を抜き取り、密着させることがきれいに容易にできる。よって、これによれば、小ロットでの対応も可能となり、外観性のよいものを素早く作製することができる。
以上によれば、手掛部3の形状がなだらかなテーパー状で構成されているので、段差状に構成されたもののように角部で浮きや皺が生じることなく、前板2の表面20を被覆する表面シート材4を表面20から手掛部3へと貼着することができる。
よって、見た目にも手触り感にも良い手掛部3を備えた前板2とすることができる。
また手掛部は、扉体下端部の略中央部といった必要な箇所にのみ、掘り込み形成されているので、前板2の強度低下を防止することができる。
さらに表面シート材4が、例えば濃い色で鏡面加工されたもののように皺などが目立つものであっても、手掛部3に表面シート材4をきれいに貼着することができる。
また上述したように角A及び角Bを145°〜175°、角Cを55°〜65°に形成し、更に前板2の表面20から手掛部3へ向かう縁部20aにR加工を施せば、より一層表面シート材4をきれいにスムーズに貼着することができる。特に縁部20aにR加工を施した場合は、手掛部3に手を掛けたときにR加工された縁部20aに手が当たるので一層手触りのよいものとすることができる。
なお、本実施形態では、収納扉1を引出し11の前板2に適用した例について説明したが、これに限定されず、板体の一端部が蝶番で軸支され開閉自在とした扉体(開き戸)にも適用することができる。また手掛部3が裏面21と下端面22に手掛部3が形成された例を説明したが、これに限定されず、裏面21と上端面23とに形成されるものであってもよい。
さらにキャビネット10、引出し11、収納扉1の形状、大きさ、構成は図例に限定されるものではなく、例えばここでは最下段に構成された引出し11の前板2について説明したが、これに限定されるものではない。
そしてキャビネット10は置き設置タイプに限定されず、吊り施工タイプのものであってもよいことはいうまでもない。
1 収納扉
2 板体(前板)
20 表面
21 裏面
22 下端面
3 手掛部
30 中央傾斜面
31 一対の傾斜面
4 表面シート材

Claims (3)

  1. 板体の一端部に手掛部が形成された収納扉であって、
    前記手掛部は、前記板体の一端面の厚さ方向の略中央部から裏面に向けて段面視して傾斜状に掘り込まれた中央傾斜面と、該中央傾斜面を挟んだ両側に端面視して前記板体の前記一端部から前記中央傾斜面に向けて前記板体の厚みが薄くなるように傾斜状に掘り込み形成された一対の傾斜面とを有し、
    前記板体の表面を被覆する表面シート材が、前記表面から前記手掛部へと連なった状態で貼着されていることを特徴とする収納扉。
  2. 請求項1において、
    前記板体の端面視において、前記中央傾斜面と前記一対の傾斜面における片側の傾斜面とのなす角が145°〜175°であることを特徴とする収納扉。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記板体の表面から手掛部へ向かう縁部がR加工されていることを特徴とする収納扉。
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