JP5218136B2 - タグシート - Google Patents
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以下、図面等を参照して、本発明のタグシートの実施例について、詳細に説明する。
図1は、本発明のタグシート1の実施例1を示す概略の説明図である。図1(1)は、第1の基材10と、第2の基材20と、擬似接着剤2、粘着剤層3、4とを分離させて、それらの対応する位置関係を示したものである。第1の基材10の裏面に剥離層6が設けられ、また第2の基材20の裏面に剥離層5が設けられている。第1の基材10と第2の基材20とが、両者の基材の裏面同士が、擬似接着剤2と粘着剤層3、4により重ね合わされて接着するタグシート1である。第1の基材10に設けた剥離層6に対向する位置に粘着剤層4が形成され、また第2の基材20に設けた剥離層5に対向する位置に粘着剤層3が形成されている。また、第1の基材10と、第2の基材20との間に擬似接着剤2が設けられているが、粘着剤層3、4の設けられている位置と重ならない位置に、擬似接着剤2が形成されている。
図2は、本発明のタグシート1の実施例2を示す概略の説明図である。図2は、第1の基材及び第2の基材に、ハーフカット加工が施されているタグシート1を示したものである。図2は、実施例2のタグシート1の平面図を示し、そのX−Xの断面図を図3に示す。図3に示しているように、第1の基材10と、第2の基材20とが、擬似接着剤2、粘着剤層3、4により重ね合わされて接着して一体化したタグシート1において、第1の基材10に、ハーフカット7が施されている。また、第2の基材20に、ハーフカット8が施されている。ハーフカット7で囲まれた領域の三角形(先端は丸みを有している)が、そのハーフカット7が周縁となって、第1の基材10と第2の基材20が分離されて、タグ1(A)が得られる。そのタグ1(A)は、先端部に、粘着剤層3が形成されている。尚、タグシート1から、タグ1(A)を分離する際に、粘着剤層3と第2の基材20が容易に剥がれるように、第2の基材20には、その粘着剤層3の形成された部分を全て覆うように、予め剥離層3が設けられている。
図4は、本発明のタグシート1の実施例3を示す概略の説明図である。図4に示すタグシート1は、第1の基材からなるタグ1(A)がタグ本体部11と帯部12から形成されている。また、第2の基材からなるタグ2(B)が、タグ本体部21と帯部22から形成されている。これらのタグ本体部と帯部とは、ハーフカット加工により、それらの形状が形成される。すなわち、タグ本体部11と帯部12からなるタグ1(A)は、ハーフカット7の形状により、周縁が設定され、そのハーフカット7の箇所で、第1の基材10が分断される。そして、そのタグ1(A)は、帯部12の先端に粘着剤層3が設けている。その粘着剤層3を全て覆うように、剥離層5が第2の基材20側に設けられている。したがって、第1の基材に設けられた粘着剤層3が、剥離層5から剥がれやすいので、容易にタグ1(A)をタグシート1から分離することができる。
図5は、本発明のタグシート1の実施例4を示す概略の説明図である。図5に示すタグシートは、図4に示したタグシートにおいて、タグ1(A)とタグ2(B)、さらにタグ1´(C)とタグ2´(D)の単位を一定間隔で連続的に形成したものである。このように、タグの配置を工夫して、タグシートから、タグを剥がして分離後に、余って捨てる台紙(ゴミ)の量が少なくて済む。さらに、余計な材料を使用しないため、コストダウンにもなる。また、タグを連続的に繰り返し形成することで、効率よくタグシートを製造することができる。
(基材)
第1の基材10と第2の基材20は、いずれも同様のものが使用でき、荷物の一部の開口部にタグを通して、輪になるように、タグの両端を接着して使用されるが、その使用に耐えうるものであれば、材料として限定されるものではない。基材は、例えばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリメタクリレート等の各種のプラスチックフィルムまたはシート等が使用できる。
本発明のタグシートは、第1の基材と第2の基材とが、擬似接着剤2により、剥離可能に接着している。この擬似接着剤としては、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂などの熱可塑性樹脂を主成分として構成することができる。
本発明のタグシートに設けられる剥離層5、6としては、シリコーン樹脂やフッ素系樹脂、ポリエチレンワックス等の離型性樹脂を有機溶剤等により、溶解あるいは分散させた塗工液を用意し、フレキソ印刷、グラビア印刷等で基材上に、パターン上に形成することができる。また、紫外線硬化型インキにシリコーンオイルや、シリコーンアクリレートを添加して、凸版印刷やオフセット印刷により、基材上に、パターン上に、剥離層を形成することもできる。剥離層の厚さとしては、通常は乾燥後の固形分で、0.5〜10g/m2である。
本発明のタグシートで使用される粘着剤層3、4は、従来から知られた各種の粘着剤を使用して形成することができるが、実用上、感圧性粘着剤を用いることが好ましい。例えば、アクリル系樹脂、天然ゴム系樹脂、合成ゴム系樹脂、シリコーン系樹脂等からなる水性タイプまたは溶剤系タイプの塗工液を用いて印刷し、粘着剤層を形成できる。その印刷方法は、フレキソ印刷法、グラビア印刷法などの一般的な方法で、タグシートの剥離層領域内に全面(ベタ)で印刷して、粘着剤層を形成する。その粘着剤層の厚さは、0.1〜50g/m2(乾燥後の固形分)が好ましい。
本発明のタグシートでは、第1の基材及び第2の基材に、ハーフカット加工を施して、該ハーフカットが周縁となるように、第1の基材と第2の基材を分離して、タグ1及びタグ2を構成することができる。このハーフカットは、加工方法は限定するものではなく、従来から知られた、ハーフカットの刃型により、圧力をかけて加工する方法や、レーザー加工の方法などを採用することができる。
本発明のタグシートでは、第1の基材からなるタグ1と、第2の基材からなるタグ2との両方とも、タグ本体部と帯部から形成され、そのタグ本体部に切り込みを施すことができ、帯部の粘着剤層とタグ本体部を接着させてループ状の輪を形成後、該帯部をタグ本体部から剥がす際に、その切り込み部分からタグ本体部を裂けるようにすることができる。この切り込みの加工方法は、限定するものではないが、上記のハーフカット加工と、同じ方法で、同時加工することにより、ハーフカットと切り込みの加工位置が、設定した位置と外れないようにでき、好ましい。
2 擬似接着剤
3、4 粘着剤層
5、6 剥離層
7、8 ハーフカット
10 第1の基材
11 タグ本体部
12 帯部
13 切り込み
14 タグ本体部
15 帯部
20 第2の基材
21 タグ本体部
22 帯部
23 切り込み
24 タグ本体部
25 帯部
A タグ1
B タグ2
C タグ1´
D タグ2´
Claims (5)
- 第1の基材と第2の基材とが、両者の基材の裏面同士が、少なくとも擬似接着剤により重ね合わされて接着したタグシートにおいて、第1の基材及び第2の基材の裏面の少なくとも一部に、粘着剤層を設け、該粘着剤層と対向する基材に、剥離層を設け、該粘着剤層が剥離層から剥離可能であり、かつ該粘着剤層に対応する位置には、前記擬似接着剤が設けられていなく、第1の基材と第2の基材が分離されて、両者の基材には、両者とも粘着剤層を有した構成で、タグ1、タグ2となり、該タグ1及びタグ2がループ状の輪を形成するように、粘着剤層と基材が重合して接着可能であることを特徴とするタグシート。
- 請求項1に記載するタグシートにおいて、第1の基材及び第2の基材に、ハーフカット加工が施されていて、該ハーフカットが周縁となるように、第1の基材と第2の基材が分離されて、タグ1及びタグ2が構成されることを特徴とするタグシート。
- 請求項2に記載するタグシートにおいて、第1の基材からなるタグ1と、第2の基材からなるタグ2とが、両方ともタグ本体部と帯部から形成されるように、ハーフカット加工の形状が設定され、かつ前記帯部に粘着剤層を設けていることを特徴とするタグシート。
- 請求項3に記載するタグシートにおいて、第1の基材に施されたハーフカットと、第2の基材に施されたハーフカットとの形状が、左右対称であることを特徴とするタグシート。
- 請求項3または4に記載するタグシートにおいて、第1の基材からなるタグ1と、第2の基材からなるタグ2との両方とも、タグ本体部に切り込みが施されていて、帯部の粘着剤層とタグ本体部を接着させてループ状の輪を形成後、該帯部をタグ本体部から剥がす際に、前記切り込み部分からタグ本体部が裂けてしまうことを特徴とするタグシート。
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