JP5522301B2 - 荷札及び荷札重合体 - Google Patents

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Description

本発明は、航空、運輸会社などで荷物に取り付ける荷札と、荷札重合体に関するものである。さらに詳しくは、荷札の粘着剤層を被覆する剥離紙を剥がして捨てることなく、荷札を取り付ける際に、作業性に何ら問題なく、簡単に取付けることが可能である荷札及び荷札重合体に関する。
航空・運輸といった業界では、荷物などを運ぶ際に、各種サービスの識別や物流情報を
記録した管理用の荷札が数多く利用されている。例えば、特許文献1、2に示されている
ように、基材の一方の面に粘着剤層を設け、該粘着剤層の上に剥離紙を重ね合わせた短冊
状の荷札において、該剥離紙を剥がして、粘着剤層を露出させて、荷物の一部(カバンの
取っ手など)に輪になるように通して、荷札の両端を接着して使用している。
しかし、近年の環境問題が問題となっており、荷札を取付ける作業上で、剥離紙を剥が
して、捨てるために、廃棄物が生じるという問題がある上に、また該剥離紙を剥がして捨
てる作業そのものに時間が掛かるなどの作業性の問題もある。それに対して、特許文献3
には、控え券、管理券及び運送券が一連綴りに連接された荷札において、前記の各券を切
り離しできる切取り線を設け、管理券と運送券の裏面に粘着剤層を設ける一方、控え券の
裏面に剥離性樹脂層を設けて、該剥離性樹脂層が前記粘着剤層と重合するように荷札を二
つ折りして構成する荷札が提案されている。
しかし、上記の荷札を使用する際でも、控え券を切り離す手間が必要であり、未だ作業
性が良いものが実用されていない問題がある。
実公平7−1657号公報 特開平5−197339号公報 実公平2−45893号公報
したがって、本発明は、粘着剤層を被覆する剥離紙を剥がして捨てることなく、荷札を
取り付ける際に、作業性に何ら問題なく、簡単に取付けることが可能である荷札及び荷札
重合体を提供し、さらに複雑な方法を使用せずに、単純な方法で該荷札重合体を製造でき
る製造方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の発明は、荷札を取り付けるために両端を接着して輪になるようにして使用する二つの荷札が重合された荷札重合体において、前記二つの荷札を構成するそれぞれの基材の対向する面の両端の位置に、粘着剤層と剥離層が面状に交互に形成されてなるパターンをそれぞれ設け、前記それぞれのパターンは、一方の荷札の粘着剤層と、他方の荷札の剥離層が重合し、かつ、一方の荷札の剥離層と、他方の荷札の粘着剤層が重合してなり、前記それぞれのパターンは基材の端から一定の間隔で設けられていることを特徴とする荷札重合体に関するものである。
請求項2の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記それぞれのパターンは、荷札の長さ方向に平行に形成されていることを特徴とする荷札重合体に関するものである。
請求項3の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記それぞれのパターンは、剥離層と粘着剤層が交互に碁盤目の形状に形成されていることを特徴とする荷札重合体に関するものである。
請求項4の発明は、前記請求項1〜3の何れか一項の発明において、荷札重合体から、二つの荷札を剥がして、分離される荷札において、該荷札がループ状の輪を形成するように、荷札の基材の両端を、前記粘着剤層同士が重合して接着可能であることを特徴とする荷札に関するものである。
本発明の荷札重合体は、二つの荷札が重合された構成で、該二つの荷札の両方とも、荷
札を構成する基材の一方の面に、かつ該基材の両端の位置に、粘着剤層と剥離層をパター
ン状に設け、一方の荷札の粘着剤層と、他方の荷札の剥離層が重合し、かつ一方の荷札の
剥離層と、他方の荷札の粘着剤層が重合した構成をとったものである。そして、この荷札
重合体から、二つの荷札を剥がして、分離される荷札を用いて、該荷札がループ状の輪を
形成するように、荷札の基材の両端を、粘着剤層同士が重合するように接着させる。これ
により、カバンの取っ手などの荷物の一部の開口部に、荷札を通して、輪になるように、
荷札の両端を接着して使用できる。この結果、本発明の荷札は、剥離紙を用いていないの
で、粘着剤層を被覆する剥離紙を剥がして捨てることなく、荷札を取り付ける際に、作業
性に何ら問題なく、簡単に取付けることができる。
また、本発明の荷札重合体の製造方法は、荷札Aと荷札Bを丁合する際、一方の荷札の
粘着剤層と、他方の荷札の剥離層を重合させ、かつ一方の荷札の剥離層と、他方の荷札の
粘着剤層を重合させて丁合するものであり、前記荷札Aの連続基材に、少なくとも一端側
に、丁合装置の搬送部と係合するためのパンチ穴を一定間隔で設け、さらに該荷札Aの連
続基材に、Aパターンで剥離層を印刷し、該荷札Aの供給体を用意し、また前記荷札Bの
連続基材に、少なくとも一端側に、丁合装置の搬送部と係合するためのパンチ穴を一定間
隔で設け、さらに該荷札Bの連続基材に、Bパターンで剥離層を印刷し、該荷札Bの供給
体を用意し、次に前記荷札Aと荷札Bのいずれか一方の剥離層の設けられている側の、剥
離層領域の全面に、粘着剤層を塗工し、その後、該荷札Aと荷札Bの両者の剥離層面が対
向するように、かつ両者の剥離層が重ならないように、両者に設けられた前記のパンチ穴
の位置合わせを行なって、該荷札Aと、該荷札Bとを丁合装置で重合させ、その後で、所
定のサイズに裁断して、荷札重合体を製造する方法である。
上記の製造方法をとることにより、荷札Aと荷札Bの各連続した基材に、所定のパター
ンで剥離層を印刷し、さらに剥離層領域の全面に、粘着剤層を塗工して、荷札Aと荷札B
の両者の剥離層面が対向するように、その際に、荷札Aと荷札Bに施されたパンチ穴を利
用して、丁合装置の搬送部のピントラクターにおけるピンと、荷札のパンチ穴を係合させ
ながら、荷札Aと荷札Bを、両者の剥離層が重ならないように、丁合装置で重合させるこ
とにより、複雑な方法を使用せずに、単純な方法で荷札重合体を製造できる。その結果、
製造された荷札重合体は、二つの荷札を剥がして、分離すると、基材の両端の位置に、粘
着剤層と剥離層をパターン状に設けられた荷札が2つ形成できる。そして、この2つの荷
札とも、それぞれ荷札が輪になるように、荷札の両端を接着することができる。その接着
部は粘着剤同士が重なった状態となり、剥離層と粘着剤層が重なった状態にはならないか
らである。したがって、この製造された荷札重合体は、本発明の請求項1で規定した荷札
重合体として、適用されるものとなる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
図1は、本発明の1実施例を示す荷札重合体の断面図である。図示した荷札重合体1は
、荷札Aと荷札Bの二つの荷札が重合されたもので、荷札Aを構成する基材2の一方の面
で、基材2の両端の位置に、剥離層3がパターン状に設けられ、また荷札Bを構成する基
材5の一方の面で、基材5の両端の位置に、剥離層6がパターン状に設けられている。図
示したように、荷札重合体1の両端に、粘着剤層4が荷札Aと荷札Bとの間に形成され、
荷札Aの剥離層3と、荷札Bの粘着剤層41とが重合し、かつ荷札Bの剥離層6と、荷札
Aの粘着剤層42とが重合した構成である。図で分かりやすいように、粘着剤層41と粘
着剤層42を区別したが、これらは、共通の材料及び方法により形成されたもので、同一
の粘着剤層4である。
図2は、図1で示した荷札重合体1から、荷札Aと荷札Bの二つの荷札を剥がして、分
離された荷札Aと荷札Bの構成を示す断面図である。荷札Aの基材2には、剥離層31、
32、33が左端側に、また剥離層34、35、36が右端側に設けられ、また荷札Aの
基材2の左側で、剥離層31と32の間に、粘着剤層411が形成され、剥離層32と3
3の間に、粘着剤層412が形成され、剥離層33の右隣に粘着剤層413が形成されて
いる。また同様に、荷札Aの基材2の右側で、剥離層35と36の間に、粘着剤層416
が形成され、剥離層34と35の間に、粘着剤層415が形成され、剥離層34の左隣に
粘着剤層414が形成されている。荷札Bについても、荷札Aと同様な構成をとっている
。但し、剥離層と粘着剤層の位置関係が逆になっている点が異なるものである。
図3は、図2で示した荷札Aを、カバンの取っ手20の開口部に、荷札Aを通して、輪
になるように、荷札Aの両端を接着して使用した例を示す説明図である。荷札Aの両端を
接着させた部分の拡大図で示すように、剥離層31と剥離層36が重なるように、また粘
着剤層411が粘着剤層416と重なるように、荷札Aの両端を、粘着剤層同士が接して
、接着させるものである。この際に、荷札Aの両端において、図2に示すように、剥離層
31の端から基材2の左端までの距離aと、剥離層36の端から基材2の右端までの距離
bを等しいように設定することで、荷札Aを丸めて、輪にして両端を接着する時、荷札A
の両端同士の端面を合わせるだけで、上記に示す剥離層同士及び粘着剤層同士が重なるよ
うに位置合わせを、簡単に行なうことができる。
図1〜3で示す荷札あるいは荷札重合体の実施例について、以下に説明する。
荷札で使用される基材2、5としては、荷物の一部の開口部に荷札を通して、輪になる
ように、荷札Aの両端を接着して使用されるが、その使用に耐えうるものであれば、材料
として限定されるものではない。基材は、例えばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなど)、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
塩化ビニル、ポリメタクリレート等の各種のプラスチックフィルムまたはシート等が使用
できる。
また、これらの合成樹脂に白色顔料や充填剤を加えて成膜した白色不透明フィルム、あ
るいは基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(いわゆる合成紙)等も使
用できる。また、上記基材の任意の組合せによる積層体も使用できる。本発明の荷札で使
用される基材の厚みは任意でよく、例えば、10〜300μm程度の厚みが一般的である
本発明の荷札に設けられる剥離層3、6としては、シリコーン樹脂やフッ素系樹脂、ポ
リエチレンワックス等の離型性樹脂を有機溶剤等により、溶解あるいは分散させた塗工液
を用意し、フレキソ印刷、グラビア印刷等で基材上に、パターン上に形成することができ
る。また、紫外線硬化型インキにシリコーンオイルや、シリコーンアクリレートを添加して、凸版印刷やオフセット印刷により、基材上に、パターン上に、剥離層を形成すること
もできる。剥離層の厚さとしては、通常は乾燥後の固形分で、0.5〜10g/mであ
る。
本発明の荷札で使用される粘着剤層は、従来から知られた各種の粘着剤を使用して形成
することができるが、実用上、感圧性粘着剤を用いることが好ましい。例えば、アクリル
系樹脂、天然ゴム系樹脂、合成ゴム系樹脂、シリコーン系樹脂等からなる水性タイプまた
は溶剤系タイプの塗工液を用いて印刷し、粘着剤層を形成できる。その印刷方法は、フレ
キソ印刷法、グラビア印刷法などの一般的な方法で、荷札の剥離層領域に全面(ベタ)で
印刷して、粘着剤層を形成する。その粘着剤層の厚さは、0.1〜50g/m(乾燥後
の固形分)が好ましい。
荷札の剥離層、粘着剤層が形成されている面と反対側には、図では示していないが、荷
物などを運ぶ際に、各種サービスの識別や物流情報を記録するための情報や記録が施され
る。その情報や記録は、オフセット印刷、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷などの公
知の印刷法で形成したり、また、熱転写記録や、インクジェット記録などのノンインパク
ト記録、あるいはドットインパクト記録等で、印字することで形成することができる。
以上に説明した荷札は、剥離紙を用いていないので、粘着剤層を被覆する剥離紙を剥が
して捨てることなく、ゴミが発生しないものであった。また荷札を取り付ける際に、荷札
重合体から、二つの荷札を剥がし、分離した荷札をループ状の輪を形成するように、荷札
の基材の両端を、粘着剤層同士が重合して接着するようにするだけで、作業性に何ら問題
なく、簡単に取付けることができた。
本発明の荷札重合体の製造方法の実施例について、図4、5、6を使用して、以下に説
明する。図4(1)に示すように、荷札Aの連続基材11を巻取12で供給し、該連続基
材11に、印刷ユニット13にて、Aパターンで剥離層を印刷し、続けて、連続基材11
の両端面側に、パンチ穴加工部14にて、0.5インチ間隔で、パンチ穴を連続して形成
し、荷札Aの供給体15を作製する。また図4(2)の場合でも、荷札Bの連続基材11
´を巻取12´で供給し、該連続基材11´に、印刷ユニット13´にて、Bパターンで
剥離層を印刷し、続けて、連続基材11´の両端面側に、パンチ穴加工部14´にて、0
.5インチ間隔で、パンチ穴を連続して形成し、荷札Bの供給体15´を作製する。
図4で示されたような荷札Bの供給体15´と、荷札Aの供給体15を使用して、図5
に示す製造装置50(丁合装置でもある)で、荷札重合体1を製造することができる。荷
札Bの供給体15´を、図5で示す製造装置(丁合装置)の第1給紙部21に設置して、
搬送、供給させ、荷札Bの剥離層の設けられている側の、剥離層領域の全面に、粘着剤印
刷ユニット16にて、粘着剤層を塗工、印刷し、その後、第2給紙部22に設置してある
荷札Aの供給体15を送り出して、荷札Aと荷札Bの両者の剥離層面が対向するように、
荷札Aと、該荷札Bとを重合させ、丁合する。その際に、荷札Aと荷札Bの両者の剥離層
が重ならないように、両者に設けられたパンチ穴を、搬送部であるピントラクター18の
ピンに係合させて、位置合わせを行なう。
但し、荷札Aと、荷札Bは、それぞれ図4で示すような装置で、パンチ穴加工と、剥離
層印刷が施されるが、荷札A及び荷札Bは、いずれもパンチ穴加工部と剥離層印刷部の位
置が設定値になるように、正確に加工、印刷していることが前提である。それにより、荷
札A及び荷札Bのパンチ穴の位置を合わせて丁合することで、結果として、荷札Aと荷札
Bの両者の剥離層が重ならないものとなる。
また、荷札Aと荷札Bが粘着剤層により、重合した後、圧着ユニット19にて、その荷札重合体を圧着して、荷札Aと荷札Bの接着性を高める。その後に、裁断ユニット17に
て、長尺の連続した荷札重合体を、図1に示すようなシート状の荷札重合体1になるよう
に、裁断(シートカット)を行なう。その結果、シート状の荷札重合体1が多数枚作成す
ることができる。
図6に、荷札Aと荷札Bとが重ねられた荷札重合体で、荷札Aと荷札Bを剥がして、分
離された状態を示す概略平面図である。この場合は、荷札Aと荷札Bは、幅方向にストラ
イプ状に一定の間隔で、3本の剥離層が形成されている。すなわち、荷札Aでは、剥離層
31、剥離層32、剥離層33が形成されて、言い換えれば、Aパターンで剥離層が荷札
Aに印刷されたものである。また荷札Bでは、剥離層37、剥離層38、剥離層39が形
成されて、言い換えれば、Bパターンで剥離層が荷札Bに印刷されたものである。また、
図6で破線の斜め線で示した部分が、剥離層領域Cであり、荷札Bの幅dで、長さcで示
す領域であり、言い換えると、荷札重合体の形態では、荷札の全幅で、荷札Aの剥離層3
1の端から、荷札Bの剥離層39の端までの長さの領域である。
図6に示す平面図は、図2で示す荷札Aと荷札Bの構成を示す断面図に対応するもので
ある。図6に示すように、荷札Bの剥離層の設けられている側の、剥離層領域Cの全面に
、粘着剤層を塗工して、荷札Aと荷札Bの両者の剥離層面が対向するように、重合させる
。そして、その荷札重合体から、荷札Aと荷札Bの二つの荷札を剥がすと、図2に示す荷
札Aと荷札Bの構成になる。すなわち、荷札重合体における荷札Aの剥離層31の上にあ
った粘着剤層417は、荷札Aから分離して、荷札B側に残る。また、荷札重合体におけ
る荷札Bの剥離層37の上にあった粘着剤層411は、荷札Bから分離して、荷札A側に
残る。他の剥離層32、33の場合も、上記の剥離層31と粘着剤層417とが剥離する
と同様に、分離する。また、他の剥離層38、39の場合も、上記の剥離層37と粘着剤
層411とが剥離すると同様に、分離する。
また、図7に、本発明の荷札で適用される粘着剤層と剥離層のパターンの変形例を示す
概略図である。図7(1)に示す荷札Aと荷札Bは、各荷札を構成する基材の一方の面に
、かつ該基材の両端の位置に、粘着剤層41、42と剥離層3、6をパターン状に設け、
荷札Aの粘着剤層42と、荷札Bの剥離層6が重合し、かつ荷札Aの剥離層3と、荷札B
の粘着剤層41が重合する形態である。この場合は、荷札の端の位置で、長さ方向に平行
に、剥離層と粘着剤層が形成されている。
また、図7(2)に示す荷札Aと荷札Bは、各荷札を構成する基材の一方の面に、かつ
該基材の両端の位置に、粘着剤層41、42と剥離層3、6をパターン状に設け、荷札A
の粘着剤層42と、荷札Bの剥離層6が重合し、かつ荷札Aの剥離層3と、荷札Bの粘着
剤層41が重合する形態である。この場合は、荷札の端の位置で、剥離層と粘着剤層が交
互に、碁盤目の形状で形成されている。
以上に説明した荷札重合体の製造方法によれば、複雑な製造方法を使用せずに、単純な
方法で荷札重合体を製造することができた。またその製造方法により得られた荷札重合体
及び荷札は、前記で説明したような発明の効果を発揮できるものであった。
本発明の1実施例を示す荷札重合体の断面図である。 図1で示した荷札重合体から、荷札Aと荷札Bの二つの荷札を剥がして、分離された荷札Aと荷札Bの構成を示す断面図である。 図2で示した荷札Aを、カバンの取っ手20の開口部に、荷札Aを通して、輪になるように、荷札Aの両端を接着して使用した例を示す説明図である。 本発明の荷札重合体の製造方法で適用される、剥離層印刷とパンチ穴加工を説明する概略図である。 本発明の荷札重合体の製造方法で適用される、粘着剤層印刷と、二つの荷札を重合して、丁合工程を説明する概略図である。 荷札Aと荷札Bとが重ねられた荷札重合体で、荷札Aと荷札Bを剥がして、分離された状態を示す概略平面図である。 本発明の荷札で適用される粘着剤層と剥離層のパターンの変形例を示す概略図である。
1 荷札重合体
2 基材
3 剥離層
4 粘着剤層
5 基材
6 剥離層
20 カバンの取っ手
31、32、33、34、35、36 剥離層
41、42 粘着剤層
411、412、413、414、415、416 粘着剤層

Claims (4)

  1. 荷札を取り付けるために両端を接着して輪になるようにして使用する二つの荷札が重合された荷札重合体において、前記二つの荷札を構成するそれぞれの基材の対向する面の両端の位置に、粘着剤層と剥離層が面状に交互に形成されてなるパターンをそれぞれ設け、前記それぞれのパターンは、一方の荷札の粘着剤層と、他方の荷札の剥離層が重合し、かつ、一方の荷札の剥離層と、他方の荷札の粘着剤層が重合してなり、前記それぞれのパターンは基材の端から一定の間隔で設けられていることを特徴とする荷札重合体。
  2. 前記それぞれのパターンは、荷札の長さ方向に平行に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の荷札重合体。
  3. 前記それぞれのパターンは、剥離層と粘着剤層が交互に碁盤目の形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の荷札重合体。
  4. 前記請求項1〜3の何れか一項に記載の荷札重合体から、二つの荷札を剥がして、分離される荷札において、該荷札がループ状の輪を形成するように、荷札の基材の両端を、前記粘着剤層同士が重合して接着可能であることを特徴とする荷札。
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