JP3243891U - ラベル連続体 - Google Patents

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Abstract

【課題】粘着剤のはみ出しを抑制することができるラベル連続体を提供する。【解決手段】本考案に係るラベル連続体は、長尺帯状の剥離紙上に、長手方向に沿って複数のラベルが連続するように配置されてなる、医薬用容器に用いられるラベル連続体であって、前記ラベルは、支持体と、前記支持体の一方の表面側に設けられる粘着剤層と、前記支持体の他方の表面側に設けられる印刷層と、を備え、積層方向から見て、前記長手方向に直交する幅方向の両端部に前記粘着剤層が設けられておらず、前記印刷層は、前記長手方向の両端部が前記粘着剤層側に向かって屈曲し、該両端部の端縁がそれぞれ前記粘着剤層の端部を覆うように設けられる。【選択図】図3

Description

本考案は、ラベル連続体に関する。
従来、採血、検尿等の生体検査に用いられる検体容器、薬剤を収容する薬剤容器等の医薬用容器には、収容物を識別するためのラベルが貼り付けられている。このようなラベルは、作業性を向上させる観点から、ロール状のラベル連続体として用いられることがある。ラベル連続体は、例えば、基材層と、粘着剤層と、を備える複数のラベルが、長尺帯状の剥離紙上に連続するように配置されてなる(例えば、特許文献1参照)。
特開2008-238768号公報
斯かるラベル連続体においては、粘着剤層の粘着剤がラベルの縁からはみ出し、ラベル表面、剥離紙の背面、ラベルプリンタにおけるラベル搬送経路の部品等に付着することが問題となっている。例えば、粘着剤がラベルプリンタにおけるラベル搬送経路の部品(具体的には、サーマルヘッド等)に付着した場合には、該粘着剤とラベルが干渉することにより、ラベル詰まり等の不具合が発生する。このような粘着剤のはみ出しは、例えば、印字工程、ラベル貼付工程等でラベルに圧力又は熱がかかった時、ラベル連続体をロール状に巻き取って保管する時、ラベルの抜き加工の工程において、ラベルに入れた刃を抜く時等の様々な場面で起こり得る。
粘着剤のはみ出しに起因する不具合を起こさないようにする方法として、例えば、ラベルプリンタにおけるラベル搬送経路の部品を定期的に清掃することが考えられる。しかし、適切な清掃には、ある程度の知識や技術が要求されるため、通常、そのような技術を有さない医療関係の業務を行う者が定期的な清掃を行うのは困難である。そのため、ラベル連続体自体の改良により、粘着剤のはみ出しを抑制することが望まれている。
本考案は、このような状況に鑑みてなされたものであり、粘着剤のはみ出しを抑制することができるラベル連続体を提供することを課題とする。
本考案に係るラベル連続体は、長尺帯状の剥離紙上に、長手方向に沿って複数のラベルが連続するように配置されてなる、医薬用容器に用いられるラベル連続体であって、前記ラベルは、支持体と、前記支持体の一方の表面側に設けられる粘着剤層と、前記支持体の他方の表面側に設けられる印刷層と、を備え、積層方向から見て、前記長手方向に直交する幅方向の両端部に前記粘着剤層が設けられておらず、前記印刷層は、前記長手方向の両端部が前記粘着剤層側に向かって屈曲し、該両端部の端縁がそれぞれ前記粘着剤層の端部を覆うように設けられる。
前記ラベル連続体は、前記ラベルにおいて、前記積層方向から見て、前記長手方向に直交する幅方向の両端部に前記粘着剤層が設けられていないことにより、ラベルにおける幅方向の両端縁から正面側に粘着剤がはみ出すことを抑制することができる。また、前記ラベルにおいて、前記印刷層は、前記長手方向の両端部が前記粘着剤層側に向かって屈曲し、該両端部の端縁がそれぞれ粘着剤層の端部を覆うように設けられることにより、ラベルの正面側に粘着剤がはみ出すことを抑制することができる。したがって、前記ラベル連続体は、粘着剤のはみ出しを抑制することができる。
本考案に係るラベル連続体は、前記支持体が、基材と、前記基材における印刷層側に設けられる感熱層と、前記感熱層における印刷層側に設けられるオーバーコート層と、を備えていてもよい。
前記ラベル連続体におけるラベルは、斯かる構成により、採血、検尿等の生体検査に用いられる検体容器に貼り付けられることが多い感熱記録ラベルとして用いることができる。
本考案に係るラベル連続体は、前記印刷層の厚さが、2μm以上10μm以下であってもよい。
前記ラベル連続体は、斯かる構成により、粘着剤のはみ出しをより抑制することができる。
本考案に係るラベル連続体は、隣り合う前記ラベルの間隔が、0.07mm以上0.30mm以下であってもよい。
前記ラベル連続体は、斯かる構成により、粘着剤のはみ出しをより抑制することができる。
本考案によれば、粘着剤のはみ出しを抑制することができるラベル連続体を提供することができる。
図1は、本考案の一実施形態に係るラベル連続体1の一部をラベル連続体1の正面側から見た図である。 図2は、図1のラベル連続体1をラベル連続体1の背面側から見た図である。 図3は、図1のラベル連続体1のIII-III断面の一部を示した図である。
以下、本考案の一実施形態に係るラベル連続体1について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付しその説明は繰り返さない。なお、本明細書において、「ラベル連続体」には、剥離紙上に複数のラベルが隙間なく連続して配置されたものだけでなく、複数のラベルが一定の間隔を空けて連続するように配置されたものも含まれる。ラベル連続体1及びラベル2の「正面側」は、ラベル連続体1に配置された各ラベル2を視認することができる面側を意味する。ラベル連続体1の「背面側」は、ラベル連続体1に配置された各ラベル2を視認することができない面側を意味する。
図1は、本考案の一実施形態に係るラベル連続体1の一部をラベル連続体1の正面側から見た図である。また、図2は、図1のラベル連続体1をラベル連続体1の背面側から見た図である。また、図3は、図1のラベル連続体1のIII-III断面の一部を示した図である。ラベル連続体1は、長尺帯状の剥離紙3上に、長手方向に沿って複数のラベル2が連続するように配置されてなる。複数のラベル2は、一定の間隔を空けて配置されており、隣り合うラベル2の間隔は、0.07mm以上0.30mm以下であることが好ましく、0.07mm以上0.20mm以下であることがより好ましい。
ラベル2は、支持体4と、支持体4の一方の表面側に設けられる粘着剤層5と、支持体4の他方の表面側に設けられる印刷層6と、を備える。すなわち、ラベル2は、後述する、幅方向の両端部21,21、及び、印刷層6の両端部61,61が設けられる長手方向の両端部22,22を除いて、粘着剤層5と、支持体4と、印刷層6とが、この順に積層されてなる。
支持体4は、一方の表面が剥離紙3側(すなわち、ラベル連続体1の背面側)に位置し、他方の表面がラベル連続体1の正面側に位置する。本実施形態において、支持体4は、複数の層が積層されていてもよい。例えば、支持体4は、基材と、前記基材における印刷層6側に設けられる感熱層と、前記感熱層における印刷層6側に設けられるオーバーコート層と、を備えていてもよい。すなわち、支持体4は、基材と、感熱層と、オーバーコート層とが、この順に積層されてなる。支持体4の厚さは、粘着層5の厚さよりも厚くして粘着剤のはみ出しを抑制する観点から、25μm以上110μm以下であることが好ましく、50μm以上110μm以下であることがより好ましい。
前記基材としては、例えば、グラシン紙、クラフト紙、上質紙等の紙基材、これらの紙基材に樹脂をラミネートしたラミネート紙、合成紙、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィルム等のフィルム基材等が挙げられる。前記感熱層は、例えば、加熱発色剤、顕色剤、滑剤等を樹脂に添加したものから形成される。前記オーバーコート層は、例えば、充填剤、滑剤、架橋剤等を樹脂に添加したものから形成される。
粘着剤層5は、支持体4の一方の表面側に設けられる。粘着剤層5は、全体的に隙間なく配置された粘着剤から形成される。粘着剤としては、例えば、例えば、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、シリコーン系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤等が挙げられる。粘着剤層5の厚さは、長手方向の両端部22,22からの粘着剤のはみ出しをより抑制する観点から、7μm以上30μm以下であることが好ましく、10μm以上25μm以下であることがより好ましい。
粘着剤層5は、図1に示すように、ラベル2の積層方向から見て、ラベル2における前記長手方向に直交する幅方向の両端部21,21には設けられていない。具体的には、ラベル2の積層方向から見て、粘着剤層5は、ラベル2における前記幅方向の両端から離隔するように配置されており、幅方向の両端部21,21においては、支持体4と、印刷層6とが積層している。つまり、ラベル2の幅方向の両端部21,21には、粘着剤が塗布されていない。なお、本明細書において、ラベル連続体1におけるラベル2を構成する各層が積層する方向を「積層方向」という。
粘着剤層5は、粘着剤のはみ出しをより抑制する観点から、支持体4における前記幅方向の両端から、2mm以上離隔することが好ましく、3mm以上離隔することがより好ましい。また、粘着剤層5は、ラベル2を剥がれにくくする観点から、支持体4における前記幅方向の両端から、5mm以下離隔することが好ましく、4mm以下離隔することがより好ましい。
印刷層6は、前記長手方向の両端部61,61が粘着剤層5側に向かって屈曲し、該両端部61,61の端縁は、それぞれ粘着剤層5の端部51を覆うように設けられる。より詳細には、図3に示すように、粘着剤層5の前記長手方向の端部51は、印刷層6側に突出している。そして、印刷層6の端部61の端縁62は、該粘着剤層5の端部51と接触し、該端部51を覆うように設けられる。これにより、粘着剤がラベル連続体1の正面側にはみ出すことを抑制することができる。
印刷層6の厚さは、粘着剤のはみ出しをより抑制する観点から、2μm以上10μm以下であることが好ましく、2μm以上5μm以下であることがより好ましい。
印刷層6は、例えば、ワニス、メジウム等の無色透明のインキ、UV硬化型樹脂等のバインダー樹脂に顔料等の着色剤が添加された有色インキ等から形成される。印刷層6は、感熱層を保護する観点から、ワニスから形成されることが好ましい。また、印刷層6は、ラベル2の加工時に印刷層6への粘着剤の付着を抑制する観点から、シリコーン成分を含むワニスから形成されることがより好ましい。印刷層6は、インクジェット方式、グラビア印刷、UVフレキソ印刷、UV樹脂凸版印刷等の印刷により、支持体4上において、全体的に隙間なくワニス等が配置されてなる。
剥離紙3としては、例えば、グラシン紙、クラフト紙、上質紙等の紙基材、これらの紙基材に樹脂をラミネートしたラミネート紙、合成紙等に、シリコーン系離型剤、フッ素系離型剤等の離型剤を塗布したものが挙げられる。剥離紙3の厚さは、剥離適性の観点から、40μm以上90μm以下であることが好ましく、50μm以上70μm以下であることがより好ましい。
前記背面側には、図2に示すように、ラベル2の縁の位置を認識し、印字する時の基準となる検出マーク(いわゆる、アイマーク)31が形成されている。検出マーク31は、検出センサでの検出精度を高める観点から、隣り合うラベル2の隙間と対応する位置に、帯状に形成されている。
続いて、ラベル連続体1の製造方法について説明する。まず、支持体連続体4’、粘着剤層連続体5’、及び、剥離紙3を積層する。積層方法としては、例えば、支持体連続体4’の一方の表面側に粘着剤を塗布して粘着剤層連続体5’を形成した後、該粘着剤層連続体5’に剥離紙3を積層してもよいし、剥離紙3上に粘着剤を塗布して粘着剤層連続体5’を形成した後、該粘着剤層連続体5’に支持体連続体4’を積層してもよい。
次に、フレキソ印刷、オフセット印刷、凸版印刷等の印刷装置を用いて、支持体連続体4’の他方の面側にワニス等を印刷することにより、印刷層連続体6’を形成する。続いて、ロータリーダイカット装置、腐食刃等の型抜き装置を用いて、ラベル2を打ち抜く。これにより、支持体4と、粘着剤層5と、印刷層6と、を備えるラベル2が得られる。
ラベル2を打ち抜く際、例えば、ラベル連続体1に刃を入れることにより、印刷層6の前記長手方向の端部61を粘着剤層5側に向かって屈曲させることができる。また、例えば、ラベル連続体1から刃を抜くことにより、刃に付着した粘着剤がラベル連続体1の正面側に引っ張られて、印刷層6側に突出する。印刷層6の端部61は、突出した粘着剤層5の端部51と接触し、これにより、印刷層6の端部61の端縁62が、粘着剤層5の端部51を覆うように形成することができる。ラベル2を打ち抜く際、隣り合うラベル2,2との間に刃を入れると、同時にこのような端部を形成することができる。
ラベル2を打ち抜く際の刃としては、ラベル2及び剥離紙3の厚さによって、刃の角度を適宜選択したものを用いる。例えば、前記刃の角度は、粘着剤の戻りを抑制する観点から、40°以上80°以下であることが好ましく、50°以上80°以下であることがより好ましい。
最後に、ラベル連続体1をロール状に巻き取る。このようにして、剥離紙3上に複数のラベル2が連続するように配置されたロール状のラベル連続体1を製造することができる。
本実施形態に係るラベル連続体1は、ラベル2において、前記積層方向から見て、前記長手方向に直交する幅方向の両端部21に粘着剤層5が設けられていないことにより、ラベル2における幅方向の両端縁から正面側に粘着剤がはみ出すことを抑制することができる。また、ラベル2において、印刷層6は、前記長手方向の両端部61が粘着剤層5側に向かって屈曲し、該両端部61の端縁62がそれぞれ粘着剤層5の端部51を覆うように設けられることにより、ラベル2の正面側に粘着剤がはみ出すことを抑制することができる。したがって、ラベル連続体1は、粘着剤のはみ出しを抑制することができる。
本実施形態に係るラベル連続体1におけるラベル2は、支持体4が、基材と、前記基材における印刷層6側に設けられる感熱層と、前記感熱層における印刷層6側に設けられるオーバーコート層と、を備えることにより、採血、検尿等の生体検査に用いられる検体容器に貼り付けられることが多い感熱記録ラベルとして用いることができる。
本実施形態に係るラベル連続体1は、印刷層6の厚さが、2μm以上10μm以下であることにより、粘着剤のはみ出しをより抑制することができる。
本実施形態に係るラベル連続体1は、隣り合うラベル2の間隔が、0.07mm以上0.30mm以下であることにより、粘着剤のはみ出しをより抑制することができる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態に係るラベル連続体1では、ラベル2が、支持体4と、粘着剤層5と、印刷層6と、を備え、支持体4が、基材と、感熱層と、オーバーコート層と、を備える場合について説明した。しかし、本考案は当該構成に限定されるものではなく、ラベル2は、さらに、樹脂層等の他の層を備えていてもよいし、支持体4は、さらに、アンダーコート層、バックコート層等の他の層を備えていてもよい。
また、上記実施形態に係るラベル連続体1では、粘着剤層5が、ラベル2における前記幅方向の両端から均等に離隔するように配置される場合について説明した。しかし、本考案は当該構成に限定されるものではなく、支持体4における前記幅方向の一端及び他端から離隔する距離は、異なっていてもよい。
また、上記実施形態に係るラベル連続体1では、粘着剤層5の端部51が、印刷層6側に突出する場合について説明した。しかし、本考案は当該構成に限定されるものではなく、粘着剤層5の端部51は印刷層6側に突出していなくてもよい。
また、上記実施形態に係るラベル連続体1では、印刷層6が、支持体4上において、全体的に隙間なくワニス等が配置されてなる場合(いわゆる、べた印刷の場合)について説明した。しかし、本考案は当該構成に限定されるものではなく、例えば、支持体4の周縁部等の抜きのラインに沿う部分にのみに印刷層6を形成してもよい。
また、上記実施形態に係るラベル連続体1では、ラベル2の積層方向から見て、粘着剤層5が、ラベル2における前記幅方向の両端から離隔するように配置される場合について説明した。しかし、本考案は当該構成に限定されるものではなく、支持体4の一方の表面側に全体的に粘着剤を塗布した後、ラベル2の幅方向の両端部21,21にワニスを印刷してワニス層を形成することにより、積層方向から見て、幅方向の両端部21,21に粘着剤層5が設けられていない構成としてもよい。
また、上記実施形態に係るラベル連続体1では、粘着剤層5が、全体的に隙間なく配置された粘着剤から形成される場合について説明した。しかし、本考案は当該構成に限定されるものではなく、粘着剤層5は、例えば、模様、パターン等を形成するように(すなわち、部分的に隙間が存在するように)配置された粘着剤から形成されていてもよい。
また、上記実施形態に係るラベル連続体1では、検出マーク31が帯状である場合について説明した。しかし、本考案は当該構成に限定されるものではなく、検出マーク31の形状は変更することができる。
また、本考案の一実施形態に係るラベル連続体1は、ラベル2がRFIDタグ等の電子式識別部材を備えるように構成されていてもよい。ラベル2が電子式識別部材を備えることにより、ラベル2が貼り付けられる物品に関する情報を電波等によって読み取ることが可能となるため、より一層簡便に物品を管理することが可能となる。
ラベル2がRFIDタグ等の電子式識別部材を備える場合には、例えば、粘着剤層5の剥離紙3側に前記電子式識別部材を配置することができる。前記電子式識別部材は、シート状のものであってもよいし、チップ状のものであってもよい。
本考案は、以下の態様を含む。
[1]長尺帯状の剥離紙上に、長手方向に沿って複数のラベルが連続するように配置されてなる、医薬用容器に用いられるラベル連続体であって、
前記ラベルは、
支持体と、
前記支持体の一方の表面側に設けられる粘着剤層と、
前記支持体の他方の表面側に設けられる印刷層と、を備え、
積層方向から見て、前記長手方向に直交する幅方向の両端部に前記粘着剤層が設けられておらず、
前記印刷層は、前記長手方向の両端部が前記粘着剤層側に向かって屈曲し、該両端部の端縁がそれぞれ前記粘着剤層の端部を覆うように設けられる、
ラベル連続体。
[2]前記支持体は、
基材と、
前記基材における印刷層側に設けられる感熱層と、
前記感熱層における印刷層側に設けられるオーバーコート層と、を備える、[1]に記載のラベル連続体。
[3]前記印刷層の厚さが、2μm以上10μm以下である、[1]又は[2]に記載のラベル連続体。
[4]隣り合う前記ラベルの間隔が、0.07mm以上0.30mm以下である、[1]~[3]のいずれか一つに記載のラベル連続体。
1 ラベル連続体
2 ラベル
21 ラベルにおける幅方向の端部
22 ラベルにおける長手方向の端部
3 剥離紙
31 検出マーク
4 支持体
5 粘着剤層
51 粘着剤層の端部
6 印刷層
61 印刷層における長手方向の端部
62 印刷層における長手方向の端部の端縁

Claims (4)

  1. 長尺帯状の剥離紙上に、長手方向に沿って複数のラベルが連続するように配置されてなる、医薬用容器に用いられるラベル連続体であって、
    前記ラベルは、
    支持体と、
    前記支持体の一方の表面側に設けられる粘着剤層と、
    前記支持体の他方の表面側に設けられる印刷層と、を備え、
    積層方向から見て、前記長手方向に直交する幅方向の両端部に前記粘着剤層が設けられておらず、
    前記印刷層は、前記長手方向の両端部が前記粘着剤層側に向かって屈曲し、該両端部の端縁がそれぞれ前記粘着剤層の端部を覆うように設けられる、
    ラベル連続体。
  2. 前記支持体は、
    基材と、
    前記基材における印刷層側に設けられる感熱層と、
    前記感熱層における印刷層側に設けられるオーバーコート層と、を備える、請求項1に記載のラベル連続体。
  3. 前記印刷層の厚さが、2μm以上10μm以下である、請求項1又は2に記載のラベル連続体。
  4. 隣り合う前記ラベルの間隔が、0.07mm以上0.30mm以下である、請求項1又は2に記載のラベル連続体。
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