JP2010173669A - ラベル付き容器 - Google Patents

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Masayuki Nishina
正行 仁科
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】貼り替えをしようとしたときには簡単に破れてしまい、元通りの状態で再度貼り付けることが不可能で、しかも、不要となった時には簡単にきれいに剥離できるようにしたラベルが一部に貼り付けられてなるラベル付き容器の提供を課題とする。
【解決手段】一部にラベルが貼り付けられてなるラベル付き容器であって、ラベルは少なくとも紙層と樹脂フィルム層とが積層されてなるラベル基材を有し、その紙層の上には印刷層が、樹脂フィルム層の上には中央の非貼着部を挟んだ両端部分に貼着部がそれぞれ設けられていると共に、樹脂フィルム層の貼着部が設けられている部分の端縁の中で非貼着部に対峙する端縁には鋸刃状の切り目部が設けられていることを特徴とするラベル付き容器。
【選択図】図2

Description

本発明は、貼り替えをしようとしたときには簡単に破れてしまい、元通りの状態で再度貼り付けることが不可能で、しかも、不要となった時には簡単にきれいに剥離できるようにしたラベルが一部に貼り付けられてなるラベル付き容器に関する。
ドレッシングやジュース等が充填されているガラス製容器においては、充填物を使用しきった後に容器本体とその一部に貼り付けられているラベルを分離し、容器本体が再利用に供されるようにするため、そこに貼られているラベルを容易に剥がれる構成のものにしたり、容器本体に剥離の痕跡が残らないような糊(感熱ニス)を使用してラベルを貼りつけるようにしている。
このようなラベル付き容器においては、ラベルを傷つけることなく容易に剥がせ、再度貼り付けることができてしまうため、商品にいたずらをしてから再度貼り付けされたとしてもその痕跡が残らず、不正な貼り替えがなされたことが分からなかった。
そのような状況の下、不正な貼り替えができないようにしたラベルが種々提案されている。
例えば、ラベルの一部が抜き取り可能となるように切取線等を形成し、一旦商品に貼り付けたものを剥がそうとすると、切取線で囲まれる部分のみが商品側に貼り残されるようにし、不正な貼り替えを防止するようにしたラベルがある(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、このようなタイプのラベルは不正な貼り替えに対しては所定の効果が期待できるが、一旦容器本体等に貼られたものを容易、且つきれいに剥がせることが難しく、容器本体の再利用に際して行う必要があるラベルの剥離作業に多大な手間を要していた。そこで最近は、不正な貼り替えが行われないようにするだけでなく、剥離しようとしたときには痕跡を残さないで容易に剥離することができるタイプのラベルの開発が強く望まれるようになってきており、種々の提案がなされている。
例えば、表面に所定の情報が印字されたシール基材の外周に渡って複数形成された破断線と、シール基材の裏面の中央近傍位置に所定の幅で形成された非粘着部と、この非粘着部を囲むように形成した粘着部を有してなるラベルが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−305964号公報 特開2004−205954号公報
しかしながら、このような従来のラベルは、所望の貼り替え防止機能は有するものの、周辺部分がすべて粘着部となっているため、被貼着物からすべてをきれいに剥がすためには手間が非常に掛かっていた。また、その製造に当たっては、ラベルの周辺すべてに粘着部を設ける必要があるため、粘着剤の使用量が多くなり、製造コストがかかってしまうという問題点も抱えていた。
本発明は、不正な貼り替えがなされないようにするだけでなく、容器本体から再貼着不可能な状態で容易にきれいに剥がれるようにしたラベルが貼り付けられてなるラベル付容器を提供すべくなされたものであって、少なくとも紙層と樹脂フィルム層とが積層されてなるラベル基材を有し、その紙層の上には印刷層が、樹脂フィルム層の上には中央の非貼着部を挟んだ両端部分に貼着部がそれぞれ設けられていると共に、樹脂フィルム層の貼着部が設けられている部分の端縁の中で非貼着部に対峙する端縁には鋸刃状の切り目部が設けられていることを特徴とするラベルが貼り付けられてなるラベル付き容器である。
本発明のラベル付き容器は、貼り付けられているラベルを不正に貼り替えしようとしたときには簡単に破れてしまい、元通りの状態で再度貼り付けすることが不可能となり、しかも、不要となった時には再貼着不可能な状態で容易に、且つきれいに容器本体から剥離することができる。
本発明のラベル付き容器の概観を示す説明図である。 本発明のラベル付き容器の一部を構成するラベルの概略の断面構成を示す説明図である。 本発明のラベル付き容器の一部を構成するラベルの裏面の平面状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1には本発明のラベル付き容器1が示してある。このラベル付き容器1は、図示の如く、その一部にラベル2が貼り付けられてなるものである。
このラベル2は、図2や図3に示すように、少なくとも紙層21と樹脂フィルム層22とが積層、一体化されてなるラベル基材24を有し、その紙層21の上には印刷層25が、樹脂フィルム層22の上には中央の非貼着部27を挟んだ両端部分のみに貼着部26、26がそれぞれ設けられていると共に、樹脂フィルム層22の貼着部26、26が設けられている部分の端縁の中で非貼着部27に対峙する端縁には鋸刃状の切り目部28、28がそれぞれ設けられていることを特徴とするものである。
ラベル基材24を構成する紙層21と樹脂フィルム層22のそれぞれは、模造紙、証券用紙、上質紙、アート紙等の紙と、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等の樹脂フィルムからなるものである。そして、このような紙と樹脂フィルムとが接着層23を介して積層、一体化され、ラベル基材24が構成されている。
このラベル基材24の紙層21の上には、ラベルとして必要とされる種々の画像情報がオフセット印刷やグラビア印刷等の印刷方法で印刷され、印刷層25を形成している。
また、樹脂フィルム層22の上には、図3にも示すように、中央の非貼着部27を挟んだ両端部分に貼着部26、26がそれぞれ設けられている。
本発明のラベル付き容器においては、その一部を構成するラベルのラベル基材の樹脂フィルム層の周辺すべてに粘着部を設けず、樹脂フィルム層22中央の非貼着部27を挟んだ両端部分にのみに貼着部26、26を設けることにより、粘着部の占有面積を少なくし、しかも中央部は容器本体に貼り付かないようにしてあるため、ラベル20を剥がす際には後述する切り目部28、28をきっかけとするラベル基材24の破断が非貼着部27まで容易に達することになる。
ラベル基材24の破断が非貼着部27まで進むと、その部分では破断したラベル基材24の一部が容器本体の貼り付け面から浮き上がるようになり、そこをきっかけとしてラベル基材24をつまみ上げ、ラベル20が容器本体から非常に容易に、且つきれいに剥がせるようになる。
樹脂フィルム層22の貼着部26、26が設けられている部分の端縁の中で非貼着部27に対峙する端縁には、前述したように、鋸刃状の切り目部28、28がそれぞれ設けられている。
この鋸刃状の切り目部28、28は、ラベルを剥がそうとしたときに、この部分からラベル基材24が非貼着部27の方向に容易に破断していき、元の状態で再度被貼着物に貼り付けることができないようになり、不正な貼り替えができないようにするために設けるものである。ただし、この鋸刃状の切れ目部28、28の形成に当たっては、その山の部分と谷部分の高低差がありすぎるとラベリング適性が悪くなるので、十分に注意すべきである。山と山の間隔は1.0〜10.0mmが好ましく、山と谷の高低差は0.5〜7.0が好ましい。
以下、本発明の実施例について説明する。
まず、模造紙(大王製紙社製の竜王コート;坪量60g/m)とポリエチレンフタレートフィルム(東洋紡績社製のE5200、厚さ12μm)とを接着剤(東洋モートン社製のADN290)を使用して、塗布量2.5g/mにてドライラミネートし、紙層と樹脂フィルム層との積層構成になるラベル基材を得た。
次に、このラベル基材の紙層である模造紙の上にグラビア印刷により印刷を施し、印刷層を形成した。
一方、ラベル基材の樹脂フィルム層であるPETフィルムの上には、中央の非貼着部を挟んだ両端部分のみに、感熱ニス(DIC社製のDLA−505)を用いてセル深度が60μのグラビア印刷版によりwet塗布量1.2kg/Rにて貼着部を設けた。
そして、樹脂フィルム層の貼着部が設けられている部分の端縁の中で非貼着部に対峙する端縁に鋸刃状の切り目部(山と山の間隔;3mm、山と谷の高低差;1.5mm)をロールラベラー機のカッティング部で形成し、ラベルを得た。
そして、この様にして得られたラベルをドレッシングが充填してあるガラス容器の胴部にその貼着部で貼り付け、本発明のラベル付き容器を得た。
得られたラベル付き容器のラベルを剥がそうとすると、その鋸刃状の切り目部からラベル基材が破断し始め、さらに剥離を進めると、その破断がラベル基材の非貼着部まで進んでしまい、再貼着できないような状態となった。ラベル基材の破断がラベル基材の中央部分まで進むと、破断したラベル基材の一部が容器本体の貼り付け面から浮き上がった。そして、浮き上がった部分を摘んでラベル全体を剥がしたところ、きわめて容易に、しかも剥離の痕跡を容器本体側に残すことなく、非常にきれいに全体を剥がすことができた。
本発明は、ドレッシングやジュース等を充填するためのラベル付き容器であって、使用後にラベルを容器本体側から剥離し、容器本体を再利用するようになっているラベル付き容器等として有効に利用することができる。
1・・・ラベル付き容器
2、20・・・ラベル
3・・・容器本体
21・・・紙層
22・・・樹脂フィルム層
23・・・接着層
24・・・ラベル基材
25・・・印刷層
26・・・貼着部
27・・・非貼着部
28・・・切り目部

Claims (1)

  1. 一部にラベルが貼り付けられてなるラベル付き容器であって、ラベルは少なくとも紙層と樹脂フィルム層とが積層されてなるラベル基材を有し、その紙層の上には印刷層が、樹脂フィルム層の上には中央の非貼着部を挟んだ両端部分に貼着部がそれぞれ設けられていると共に、樹脂フィルム層の貼着部が設けられている部分の端縁の中で非貼着部に対峙する端縁には鋸刃状の切り目部が設けられていることを特徴とするラベル付き容器。
JP2009016495A 2009-01-28 2009-01-28 ラベル付き容器 Pending JP2010173669A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011170221A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Toppan Forms Co Ltd 封止用シール
CN114394368A (zh) * 2020-01-03 2022-04-26 河源轩朗光电科技有限公司 裁切机、输送机构、输送带及其制造方法

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