JP3164663U - ラベルシート - Google Patents

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大野 正明
正明 大野
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株式会社友功社
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Abstract

【課題】 粘着層の接着面領域全体に異なる糊なし部分を2パターン以上形成することができ、製品品質を低下させることのないラベルシートを提供すること。【解決手段】 裏面に施した粘着剤層を介して接着されるラベルシートであって、粘着剤層が、全面接着とならない部分接着の糊あり粘着剤部分と、非接着の糊なし部分とからなっている。【選択図】 図2

Description

この考案は、例えば自動ラベル貼付機やプリンタ等に好適に用いられ、裏面に施した粘着剤層を介して接着されるラベルシートに関するものである。
従来のこの種のラベルシートとして、例えば特許文献1に示すようなものが知られている。この特許文献1に記載されているラベルシートは、剥離用の帯状台紙の表面に粘着されるラベル片の裏面に形成されている粘着層の表面に非粘着性薬品を網点状にして部分接着可能としたものである。この網点構成により、粘着性が弱まるので、良好なラベル剥離が要求される、特にラベルの貼り付けに適合する効果を奏するとされる。
ところで、前記のようなラベルシートは、粘着層に網点で形成した非粘着性薬品からなる糊なし部分があるものではあるが、該糊なし部分は網点状のものが1パターンしか形成していない。その図7には網点構成の密度を替えた例も示されているが、これとてパターンとして見れば同一のパターンであることには変わりがない。そのため、よほどうまく前記糊なし部分を形成しないと、長期にわたる使用により、該部分に含まれているニスやメジュームが溶け出してしまい、完全な糊なし部分を形成することができず、製品品質を低下させてしまうという問題があった。
特開平8−160863号公報
そこでこの考案は、前記のような従来の問題に鑑みて創案されたものであり、粘着層の接着面領域全体に異なる糊なし部分を2パターン以上形成することができ、製品品質を低下させることのないラベルシートを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、裏面に施した粘着剤層を介して接着されるラベルシートであって、前記粘着剤層が、全面接着とならない部分接着の糊あり粘着剤部分と、非接着の糊なし部分とからなっていることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のラベルシートにおいて、部分接着の糊あり部分が、凸版の網点、凹版のグラビアメッシュ又は斜線、のいずれか、又はその複数の組み合わせを利用して所定のパターンにより設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載のラベルシートにおいて、非接着の糊なし部分が、粘着剤部分の中央部に部分接着の糊あり部分で周囲を囲まれて設けられていることを特徴とする。
この考案は、前記のようであって、粘着剤層が、全面接着とならない部分接着の糊あり粘着剤部分と、非接着の糊なし部分とからなっているから、換言すると、従来のように糊なし部分が1パターンで設けられているのではなく、糊なし部分が2パターンで設けられているから、2パターンのうちの1つである非接着の糊なし部分の存在によって、長期にわたる使用でも、該糊あり粘着剤部分に含まれるニスやメジュームが溶け出してしまうことが可及的に抑制される。したがって、部分接着の糊あり粘着剤部分を完全に形成することができ、良質の製品を提供することができる効果がある。
この考案の一実施の形態に係る台紙なしロールラベルの全体側面図である。 図1のロールラベルを構成するラベル基材の一部拡大した裏面図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 図2のB部の拡大図である。 別のパターン例を示す図2と対応する裏面図である。 図5のC部の拡大図である。
この考案の一実施の形態を、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1において、1はロールラベルで、巻芯2を中心に有し、その外周に帯状のラベル基材3を幾重にも巻装して構成されている。ロールラベル1は、この実施の形態では台紙なしロールラベルとしているが、台紙ありロールラベルであってもよい。
図2〜4に示すように、ラベル基材3は、図2に点線で示す切断線4に沿って、図示しないカッタ等で、その長さ方向で所定の長さに切断されて、それぞれ一枚のラベルシートとしてのラベル単体3aとして図示しない被貼付物に貼り付けられ用いられる。ラベル単体3aの表面には図示していないが、当該ラベルが貼り付けられる製品の名称、原材料名、内容量、賞味期限、等の必要な印刷がされる。ラベル基材3としては、上質紙、コート紙等の紙材、フィルム、合成紙、サーマル紙等が使用される。
ラベル単体3aを形成するラベル基材3の裏面にはその長さ方向に部分粘着可能な粘着剤層5が同一の長さ、同一の幅で複数個形成されている。各粘着剤層5の間の間隔には粘着剤層5のない層状の空間からなる非粘着剤層6が形成されており、その長さ方向の中央部に前記切断線4が設けられる。この例では非粘着剤層6はその長さが5〜6mm程度となっている。また、ラベル基材3の裏面の両縁部にも非粘着剤層6と同様に粘着剤層5のない層状の空間からなる非粘着剤層7が非粘着剤層6に連接して設けられている。
粘着剤層5は、例えば接着用糊等の粘着剤が塗布されて形成されるが、図4に示すように全面接着とならないで部分粘着を可能とするように凹版グラビアメッシュにより所定のパターンで設けられている。この例では周囲が空間(凹部)となるように縦横に等間隔で設けられた丸形状(円柱状)の糊5a(凸部)が多数格子状に全面配置された形になっており、前記凹部が糊殺し部分の役割を果たす。つまり、この例では糊5aのある部分が糊あり粘着剤部分となっている。なお、ここでは糊5a(凸部)として丸形状のものを示したが、方形状のものでもよい。
粘着剤層5の中央部には糊の全く引いていない長方形状の非接着の糊なし部分8が2個、その四周を前記糊あり粘着剤部分によって囲まれて設けられ、この糊なし部分8を設けることにより、糊5aによる粘着力の強弱を調整できるようにしている。つまり、この例ではラベル単体3aの裏面中央部における粘着力を周辺部より弱くすることによって、部分粘着可能な粘着剤層5におけるニスやメジューム等の溶け出しを防止して、粘着剤層5の完全な形成を可能としている。
前記のようなロールラベル1は例えば、次のようにして製作される。すなわち、方形状を呈した大きな紙の表面に前記したような製品名等を印刷し、印刷が終了した後、あるいはそれとほぼ同時に裏面に非粘着剤層6,7を有する粘着剤層5である糊5aを引いて付着する。糊5aとしてはホットメルト糊ではなく、合成樹脂のエマルジョン糊を使用するのが好ましい。また、糊5aを引くのに胴に巻き付けた版によって行う。すなわち、所定のパターンを形成可能に胴に巻き付けた版を用いてエマルジョン糊を引いていき所定のパターンの粘着剤層5を形成する。そして、巻回始端部の裏面を巻芯2に固定した上で順次巻回していくと、裏面の粘着剤層5の糊5aが表面に部分的に接着して重ねられ巻かれていく。そして、巻き終えたら巻芯2の芯軸方向に所定幅でスリッタにより切断する。これにより図1に示すようなロールラベル1が製作される。
前記のように構成されたロールラベル1の使用例について以下に説明する。使用に際しては、ロールラベル1をその巻芯2を利用して図示しない自動ラベル貼付機に装着する。そして、その先端側からラベル基材3を繰り出すと、ラベル基材3は巻き解かれていき自動ラベル貼付機によって送られる過程で、ミシン目状の点線で示す位置でカッタ等の切断刃で切断され、別途送られてくる製品表面の所定位置に粘着剤層5の糊5aのある裏面側が貼り付けられることになる。この切断の際にラベル基材3は粘着剤層5のない、非粘着剤層6の切断線4部分で切断されるため、従来のように切断刃に粘着剤が付着して切断を妨げたり、切断刃を高価な材質にするような必要がなく、きわめてスムーズで、良好な切断を可能とする。
また、ラベル基材3から切断されて製品に貼り付けられたラベル単体3aは、その裏面の粘着剤層5が全面粘着ではなく部分粘着されるものであるため、剥がし易いという効能があり、しかもその中央部には糊なし部分8が形成されているため、例えば印刷と同時に糊5aを引く場合でも粘着剤層5中に含まれるニス等の溶け出しがなく、常に良質な製品を製作することが可能となる。
一方、後処理として、分別収集のため前記粘着されたラベルを剥がすときは、ラベル単体3aの隅部等を指先で摘んで引き剥がすようにする。すると、ラベル単体3aは粘着剤層5の部分的にしか設けられていない糊5aのみで製品表面と接着しており、しかも糊なし部分8もその中央部に有するため容易に剥がすことができる。従来のものは全面で接着されていたため、剥がすことが困難であったが、このロールラベル1のラベルであれば難なく剥がすことができる。したがって、製品を容器包装リサイクル法に基づいてガラスとプラスチック、あるいは金属等に分別する場合でもラベルと製品とは容易に剥がれるため、分別作業も効率的に行える。
図5は、図2に示す前記パターンとは別のパターンの例を示すもので、このパターンは図6に示すように粘着剤層5'を多数の平行な斜線により形成し、部分的な接着を可能としている。粘着剤層5'の中央部には糊の全く引いていない長方形状の糊なし部分8'が1個、その四周を糊あり部分によって囲まれて設けられている。5bは糊(凸部)であり、隣接する糊5b間の間隔が空間(凹部)となっている。斜線の角度は特に限定するものではないが、図面上40°〜60°位が好ましい。このようなパターンによる場合でも粘着剤層5'が部分的に粘着する構成として前記パターンと同様な作用効果を奏する。なお、斜線により形成される糊5bはこの例では凸部としているが、凹部としてもよい。
前記実施の形態は好ましい一例を示したにすぎず、特に部分粘着が可能として形成した粘着剤層5,5'は図示した以外のものでもよい。また、糊なし部分8,8'を長方形状として形成したが、このような方形でなく、楕円形等でもよく、形状は任意であるとともに、その配置位置も任意である。さらに、ラベル基材3をロール状に巻装して構成したが、必ずしもロール状にしたものに限定するものではなく、シート状に構成したラベルシートとしてもよい。
1 ロールラベル
2 巻芯
3 ラベル基材
3a ラベル単体(ラベルシート)
5 粘着剤層
5a,5b 糊
6,7 非粘着剤層
8,8' 糊なし部分

Claims (3)

  1. 裏面に施した粘着剤層を介して接着されるラベルシートであって、前記粘着剤層が、全面接着とならない部分接着の糊あり粘着剤部分と、非接着の糊なし部分とからなっていることを特徴とするラベルシート。
  2. 請求項1に記載のラベルシートにおいて、部分接着の糊あり部分が、凸版の網点、凹版のグラビアメッシュ又は斜線、のいずれか、又はその複数の組み合わせを利用して所定のパターンにより設けられていることを特徴とするラベルシート。
  3. 請求項1又は2に記載のラベルシートにおいて、非接着の糊なし部分が、粘着剤部分の中央部に部分接着の糊あり部分で周囲を囲まれて設けられていることを特徴とするラベルシート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2018533083A (ja) * 2015-10-30 2018-11-08 アイコネックス・エルエルシーIconex Llc ボイドを備えた粘着パッチ

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