JPS644694Y2 - - Google Patents

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JPS644694Y2
JPS644694Y2 JP1986041408U JP4140886U JPS644694Y2 JP S644694 Y2 JPS644694 Y2 JP S644694Y2 JP 1986041408 U JP1986041408 U JP 1986041408U JP 4140886 U JP4140886 U JP 4140886U JP S644694 Y2 JPS644694 Y2 JP S644694Y2
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binding
peeling
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JP1986041408U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は野菜用結束テープに係り、特に定量の
被結束野菜を多数結束する際に用いるのに好適な
野菜用結束テープに関する。
(従来の技術) 従来、例えば韮等の野菜を所定量ずつ結束する
場合には、ロール状に巻回され裏面全域に粘着剤
が塗布された粘着テープを用い、この粘着テープ
を結束の都度所定長さにカツトして野菜の束に巻
回する方法を持つている。
(考案が解決しようとする問題点) ところがこの種の従来の結束方法では、粘着テ
ープを結束の都度所定長さにカツトしなければな
らないため、作業が容易でないとともに、粘着テ
ープの長さが一定せず、結束力にバラ付きが出る
という問題点がある。また粘着テープは、その裏
面全域に粘着剤が塗布されているため、結束時に
手に粘着剤が付着して取扱いが容易でないととも
に、被結束野菜に粘着剤が付着する面積が大きく
なり、消費者に不快感を与えるという問題があ
る。特に、韮等のように表皮を剥がすことなくそ
のまま食に供される野菜についてはこの傾向が著
しい。
本考案はかかる現況に鑑みなされたもので、結
束作業が容易で結束力を安定させることができ、
また被結束野菜に粘着剤が触れる面積を極力少な
くして消費者に不快感を与えることが少ない野菜
用結束テープを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、短冊状をなす基材の裏面両端近傍位
置に、被結束野菜に貼着される粘着強度の弱い仮
止め用粘着部と、被結束野菜に巻回した基材の表
面に貼着される粘着強度の強い結束用粘着部とを
それぞれ設けるとともに、基材の表面両端近傍位
置に、前記仮止め用粘着部に対応する第1剥離処
理部と、前記結束用粘着部に対応して形成される
第2剥離処理部とをそれぞれ設け、前記仮止め用
粘着部と前記第1剥離処理部との間の剥離強度と
前記結束用粘着部と前記第2剥離処理部との間の
剥離強度とを互いに異ならせてなる結束テープ片
を構成し、この結束テープ片をその裏面を下向き
にして複数枚重合し、かつ各結束テープ片の端部
を、1枚ずつ分離可能に一体に連結するようにし
たものである。
(作用) 本考案に係る野菜用結束テープは、所定長さの
結束テープを複数枚重合結束し、1枚ずつ分離さ
せて結束に用いるようにしているので、結束の都
度カツトする必要がなく結束作業が容易であり、
また粘着部は、結束テープ片の裏面の一部に設け
られているので、取扱い時に粘着剤が手に付着す
ることが少なく、しかも結束初段と最終段は両粘
着部により固定されるので、結束作業が容易で結
束力を安定させることができる。また、粘着部が
被結束野菜に触れる面積が小さいので、消費者に
不快感を与えることが少ない。
(実施例) 以下本考案の第1実施例を第1図ないし第4図
を参照して説明する。
第1図および第2図は本考案に係る野菜用結束
テープの一例を示すもので、この結束テープ1
は、所定幅、所定長さの短冊状をなす結束テープ
片2を、最下部に剥離紙3を配した状態で、所定
枚重合し、その長手方向一端を1枚ずつ分離可能
に連結して構成されている。
前記各結束テープ片2は、第3図a、bに示す
ように合成樹脂フイルムあるいは合成紙等の耐水
性および所定の強度を有する印刷可能な素材を、
例えば幅が2〜3cm、長さが30cm程度の短冊状に
カツトして形成される基材4を備えており、この
基材4の裏面には、第3図aに示すように長手方
向一端から稍内側に寄つた位置に、例えば幅が1
cm程度の帯状をなす仮止め用粘着部5が形成され
ているとともに、長手方向他端から例えば1〜2
cm内側に寄つた位置に、例えば幅が1.5〜2cmの
帯状をなす結束用粘着部6が形成されている。そ
して、この結束用粘着部6と基材4の第3図aに
おける下端部との間に、後に詳述するように結束
時および再剥離時に把持される摘み代7が形成さ
れている。
前記両粘着部5,6は、例えば耐水性および耐
候性に優れたアクリル系粘着剤を基材4に塗布し
てそれぞれ形成されており、両粘着部5,6の間
には、その粘着面積の相違により粘着強度に差が
設けられている。すなわち、仮止め用粘着部5の
粘着強度に比較して、結束用粘着部6の粘着強度
が強く、その割合は、例えば3:7程度に設定さ
れている。なおこの粘着強度の差は、両粘着部
5,6の粘着剤自体の粘着強度を変えることによ
つても得られ、また粘着剤自体の粘着強度と粘着
面積とを併用することによつても得られる。
一方、前記基材4の表面には、第3図bに示す
ように前記仮止め用粘着部5に対応する部位に、
仮止め用粘着部5よりも稍幅広の帯状をなす第1
剥離処理部8が設けられているとともに、前記結
束用粘着部6に対応する部位に、結束用粘着部6
よりも稍幅広の帯状をなす第2剥離処理部9が設
けられている。そして各剥離処理部8,9を、こ
れに対応する各粘着部5,6よりも幅広にするこ
とにより、結束テープ片2を重合して結束テープ
1を構成する際に、各結束テープ片2間の多少の
位置ずれを許容できるようになつている。
前記両剥離処理部8,9は、基材4にシリコン
を塗布してそれぞれ形成されており、第1剥離処
理部8は、シリコンの塗布量を少なくして弱い剥
離処理面となつているとともに、第2剥離処理部
9は、シリコンを充分に塗布して完全な強い剥離
処理面となつている。そして、第1剥離処理部8
を弱い剥離処理面とすることにより、第2図に示
すように複数枚の結束テープ片2を重合させて結
束テープ1を構成した際に、下側の結束テープ片
2の第1剥離処理部8と上側の結束テープ片2の
仮止め用粘着部5との間で一定の貼着力が得ら
れ、各結束テープ片2の仮止め用粘着部5側の端
部は、この貼着力のみにより1枚ずつ分離可能に
一体に連結されるようになつている。
このように構成された各結束テープ片2は、第
1図および第2図に示すように最下端に剥離紙3
を配した状態で裏面を下向きにして順次重合さ
れ、これにより、前記するように仮止め用粘着部
5と第1剥離処理部8との間の貼着力により長手
方向一端が分離可能に一体に連結された結束テー
プ1が構成されるようになつている。
次に作用について説明する。
結束テープ1の使用に際しては、まず第1図お
よび第2図に示すように摘み代7を把持して最上
端の結束テープ片2を剥がして分離する。この
際、結束用粘着部6は、強い剥離処理面をなす第
2剥離処理部9に対応しているので、ほとんど力
を要すことなく分離させることができ、また仮止
め用粘着部5は、弱い剥離処理とはいつても一応
剥離処理面をなす第1剥離処理部8に対応してい
るので、それほど大きな力を要することなく分離
させることができる。このため、最上端の結束テ
ープ片2から1枚ずつ確実に分離させることがで
きる。またこの際、摘み代7を把持して行なうこ
とができるので、手に粘着剤が付着するといつた
不具合もない。
このようにして最上端の結束テープ片2を分離
させたならば、第4図に示すように被結束野菜1
0に仮止め用粘着部5を貼着して結束テープ片2
の結束初段を仮固定する。そしてこの状態で結束
テープ片2を被結束野菜10に例えば1巻き半程
度巻き付け、結束用粘着部6を結束テープ片2の
表面に貼着して結束を完了させる。
この際、結束力は第2剥離処理部9の貼着強度
により一義的に決定されるので、被結束野菜10
の径に多少バラ付きがあつても、常に安定した結
束力が得られる。また、摘み代7を把持して再剥
離するようにすれば、カツタ等を用いることなく
極めて容易に結束を解除することができる。この
ため大きな束で結束したものを小さな束に小分け
する等の場合に便宜である。
また、仮止め用粘着部5により結束初段が被結
束野菜10に仮固定され、しかも両粘着部5,6
の間は粘着剤が塗布されておらず自由に把持でき
るので、結束作業が極めて容易である。また、小
面積の仮止め用粘着部5の粘着剤が被結束野菜1
0に触れるのみであるので、消費者に不快感を与
えることが少ない。
第5図は本考案の第2実施例を示すもので、第
1剥離処理部8を第2剥離処理部9と同様の完全
な強い剥離処理面とし、結束テープ1を構成する
際の各結束テープ片2間の連結は、各結束テープ
片2の第1剥離処理部8側の端部に施した天糊1
1で行なうようにしたものである。他の構成は前
記第1実施例と同一である。
しかして、天糊11を用いて各結束テープ片2
連結するようにしても、前記第1実施例と同一の
効果が期待できる。
第6図は本考案の第3実施例を示すもので、第
1剥離処理部8を前記第2実施例と同様の完全な
強い剥離処理面とし、かつ第1剥離処理部8と仮
止め用粘着部5とを、幅寸法Wで位置をずらせ、
仮止め用粘着部5の第1剥離処理部8に対応しな
い部分(幅寸法Wの部分)を、直接結束テープ片
2に貼着してその貼着力で各結束テープ片2を連
結するようにしたものである。他の構成は、前記
第1実施例と同一である。
しかして、仮止め用粘着部5の結束テープ片2
表面への貼着力により各結束テープ片2を連結す
るようにしても、前記第1実施例と同様の効果が
期待できる。
なお前記各実施例では、結束テープ片2の基材
4として、合成樹脂フイルムあるいは合成紙等の
耐水性を有する素材を用いる場合について説明し
たが、必要に応じて耐水性を有しない通常の紙等
を用いるようにしてもよく、また結束テープ片2
の表面に印刷を施すようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、短冊状をなす基
材の裏面両端近傍位置に、被結束野菜に貼着され
る粘着強度の弱い仮止め用粘着部と、被結束野菜
に巻回した基材の表面に貼着される粘着強度の強
い結束用粘着部とをそれぞれ設けるとともに、基
材の表面両端近傍位置に、前記仮止め用粘着部に
少なくとも一部が対応する第1剥離処理部と、前
記結束用粘着部に完全に対応し基材に強い剥離処
理を施して形成される第2剥離処理部とをそれぞ
れ設けて結束テープ片を構成し、この結束テープ
片を、その裏面を下向きにして複数枚重合し、か
つ各結束テープ片の仮止め用粘着部側の端部を、
1枚ずつ分離可能に一体に連結するようにしてい
るので、結束作業が容易で安定した結束力を得る
ことができ、また、粘着剤の被結束野菜への接触
を極力少なくして消費者に与える不快感を抑制で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す野菜用結束
テープの斜視図、第2図は同様の正面図、第3図
aは結束テープ片の裏面詳細図、同図bは同様の
表面詳細図、第4図は結束テープ片による被結束
野菜の結束状態を示す説明図、第5図は本考案の
第2実施例を示す説明図、第6図は本考案の第3
実施例を示す説明図である。 1……結束テープ、2……結束テープ片、4…
…基材、5……仮止め用粘着部、6……結束用粘
着部、7……摘み代、8……第1剥離処理部、9
……第2剥離処理部、10……被結束野菜、11
……天糊。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 短冊状をなす基材の裏面両端近傍位置に、被
    結束野菜に貼着される粘着強度の弱い仮止め用
    粘着部と、被結束野菜に巻回した基材の表面に
    貼着される粘着強度の強い結束用粘着部とをそ
    れぞれ設けるとともに、基材の表面両端近傍位
    置に、前記仮止め用粘着部に対応する第1剥離
    処理部と、前記結束用粘着部に対応して形成さ
    れる第2剥離処理部とをそれぞれ設け、前記仮
    止め用粘着部と前記第1剥離処理部との間の剥
    離強度と前記結束用粘着部と前記第2剥離処理
    部との間の剥離強度とを互いに異ならせてなる
    結束テープ片を構成し、この結束テープ片をそ
    の裏面を下向きにして複数枚重合し、かつ各結
    束テープ片の端部を、1枚ずつ分離可能に一体
    に連結したことを特徴とする野菜用結束テー
    プ。 (2) 第1剥離処理部は、仮止め用粘着部と完全に
    対応しているとともに、基材に弱い剥離処理を
    施して形成され、各結束テープ片は、この第1
    剥離処理部への仮止め用粘着部の貼着力により
    一体に連結されていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の野菜用結束テー
    プ。 (3) 第1剥離処理部は、仮止め用粘着部と一部の
    みが対応しているとともに、基材に強い剥離処
    理を施して形成され、各結束テープ片は、仮止
    め用粘着部の第1剥離処理部に対応していない
    部分の基材表面への貼着力により一体に連結さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の野菜用結束テープ。 (4) 結束用粘着部は、基材の端部に結束時および
    再剥離時に結束テープ片を把持する摘み代を残
    して形成されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項、第2項または第3項記
    載の野菜用結束テープ。 (5) 基材は、合成樹脂フイルム、合成紙等の耐水
    性を有する素材で形成されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項、第2項、
    第3項または第4項記載の野菜用結束テープ。
JP1986041408U 1986-03-20 1986-03-20 Expired JPS644694Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986041408U JPS644694Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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JP1986041408U JPS644694Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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JPS62152955U JPS62152955U (ja) 1987-09-28
JPS644694Y2 true JPS644694Y2 (ja) 1989-02-07

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JPS62152955U (ja) 1987-09-28

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