JP5217569B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5217569B2
JP5217569B2 JP2008091633A JP2008091633A JP5217569B2 JP 5217569 B2 JP5217569 B2 JP 5217569B2 JP 2008091633 A JP2008091633 A JP 2008091633A JP 2008091633 A JP2008091633 A JP 2008091633A JP 5217569 B2 JP5217569 B2 JP 5217569B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive member
processing apparatus
plasma
plasma processing
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008091633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009246172A (ja
Inventor
亮 佐藤
均 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2008091633A priority Critical patent/JP5217569B2/ja
Priority to KR1020090025456A priority patent/KR101058310B1/ko
Priority to TW98110467A priority patent/TWI469213B/zh
Priority to CN2009101295926A priority patent/CN101552188B/zh
Publication of JP2009246172A publication Critical patent/JP2009246172A/ja
Priority to KR1020110023652A priority patent/KR20110040806A/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP5217569B2 publication Critical patent/JP5217569B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32798Further details of plasma apparatus not provided for in groups H01J37/3244 - H01J37/32788; special provisions for cleaning or maintenance of the apparatus
    • H01J37/32807Construction (includes replacing parts of the apparatus)
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67063Apparatus for fluid treatment for etching
    • H01L21/67069Apparatus for fluid treatment for etching for drying etching
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/3244Gas supply means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32623Mechanical discharge control means
    • H01J37/32633Baffles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
    • H01L21/3065Plasma etching; Reactive-ion etching
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/46Generating plasma using applied electromagnetic fields, e.g. high frequency or microwave energy

Description

本発明は、高周波電力により処理ガスをプラズマ化し、そのプラズマにより被処理体に対してエッチング等の処理を施すプラズマ処理装置に関する。
半導体デバイスや液晶表示装置等のフラットパネルの製造工程においては、半導体ウエハやガラス基板といった被処理基板にエッチング処理や成膜処理等のプロセス処理を施すために、プラズマエッチング装置やプラズマCVD成膜装置等のプラズマ処理装置が用いられる。
図8に示したプラズマ処理装置は、例えばFPD(Flat Panel Display)用のガラス基板上に形成された薄膜に対してエッチング処理を施すプラズマエッチング装置の構成例を示している。このプラズマエッチング装置は、例えばアルミニウム等からなる接地された処理容器10内に、ガス供給部をなすガスシャワーヘッドを兼用した上部電極12が設けられると共に、この上部電極12に対向するように基板Sの載置台を兼用する下部電極11が設けられた平行平板型のプラズマ処理装置として構成されている。上部電極12は処理容器10に接続されアノード電極として構成される一方、下部電極11は、絶縁材14により処理容器10に対して電気的に十分に浮いている状態にあり、不図示の整合回路(マッチング回路)を介して高周波電源15に接続されたカソード電極となっている。またこの下部電極11表面の周縁部及び側面は、図8に示すように下部電極11の上方にプラズマを均一に形成するための例えばセラミクスなどの絶縁体からなるシールドリング18により覆われている場合もある。
このプラズマエッチング装置における高周波電流の導電路の等価回路を図9に示す。処理容器10内に処理ガスを供給し、高周波電源15により上部電極12-下部電極11間に高周波電力を印加して処理ガスをプラズマ化すると、下部電極11と上部電極12との間には、容量結合C1が形成されるので、高周波電源15からの高周波電流は、下部電極11→プラズマ→上部電極12→処理容器10の壁部→アースの経路を流れ、このプラズマ化した処理ガスを利用して下部電極11上に載置された基板Sに対してエッチングが行われる。なお詳しくは高周波電流は処理容器10の壁部から図示しないマッチング回路の筐体(マッチングボックス)を介して高周波電源15のアースに戻っている。
ところで当該装置の処理対象である例えばFPD用の基板Sは益々大型化する傾向にあり、これに伴って処理容器10も大型化している。処理容器10が大型化すると、処理容器10のインダクタンス成分が大きくなり、上記の高周波電流の経路のインピーダンスが大きくなる。このためカソード電極に対してアノード電極よりも距離の近い処理容器10の壁部等がカソード電極から見てアノード電極に見え、両部材が容量結合しやすくなる。そこでアノード電極と処理容器との間の電流経路にインピーダンス調整機構を介在させて前記インピーダンスを相対的に小さくする手法も知られている(特許文献1)。しかしながら上述のプラズマエッチング装置のように例えば下部電極11がカソード電極となっている場合には、下部電極11の周辺の処理容器10の側面や底面と下部電極11との間で依然として容量結合しやすい状態となっている。
ここで処理容器10の底面には、基板Sを処理した後のガスを排気するための排気路16が設けられており、当該排気路16の排気口には排気路16内への異物の落下、侵入を防ぐと共に、排気路16内へのプラズマの侵入や発生を抑えるための防護用のメッシュ部材17が設けられている。このメッシュ部材17としては加工性や強度の観点から金属材が用いられている。そして均一なプラズマを形成するためには、下部電極11から見てその周囲が同電位である方が好ましいであろうという、いわば先入観的な設計思想に基づいてメッシュ部材17は処理容器10に接触し当該処理容器10と同電位となっていた。
このため、処理容器10の底部の下部電極11に近い位置に設けられたメッシュ部材17は、下部電極11から見て上部電極12よりも近いアノード電極となっており、下部電極11とメッシュ部材17との間には容量結合(図9中にC2と表示してある)が形成され、例えばグロー放電を生じやすい。そして本発明者らは、この現象が発生する代表的な条件が、処理容器11内の圧力が0.67Pa〜27Pa(5mtorr〜200mtorr)の範囲内であって、処理ガスが塩素ガスなどのハロゲン系のガスやCFガス、Oガスなどを代表とする負性ガス、即ち当該ガスを構成する分子が電子と付着して多くの負イオンを生成し、この負イオンが電子よりも多いプラズマを生成するガスであり、また基板Sの1辺が1mを超える大型のものであると共に、既述のように下部電極11が載置台に備わっている場合であることを確認している。
また処理容器10内のガスが流れ込む排気路16の排気口付近は、ガス流量や圧力等のプロセス条件により様々な圧力雰囲気となるが、一般に、電極間にてプラズマを発生させるために必要な最低電圧は、電極間に形成される空間の圧力の関数となっていることから、上述の要因と相俟ってカソード電極である下部電極11と、特にメッシュ部材17との間でグロー放電が起こりやすい。
このように下部電極11とメッシュ部材17との間で不必要な容量結合が形成され、局部的に強いグロー放電を生じると、本来のプラズマ発生空間である下部電極11と上部電極12との間のプラズマが不安定になるおそれがあり、例えば処理容器10内の部材や基板Sの表面にアーク状の異常放電が発生するいわゆるアーキングを誘発してこれらの部材や基板Sの損傷、あるいは損耗を進行させ、また偏ったプラズマの発生によって基板S処理の面内均一性が悪化するおそれがある。
特開2005−340760;第0027段落、図1
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は平行平板型のプラズマ処理装置において、カソード電極と排気口を覆うメッシュ部材との間における異常放電の発生を抑えることができるプラズマ処理装置を提供することにある。
本発明に係るプラズマ処理装置は、処理容器内に互いに対向して設けられたアノード電極及びカソード電極間に高周波電力を印加して処理ガスをプラズマ化し、被処理体に対してプラズマ処理を行うプラズマ処理装置において、
前記カソード電極周辺に配置され、前記処理ガスを排気する排気口と、
この排気口を覆い、当該排気口へ排気される処理ガスを通流させる開口部を備えると共に、前記カソード電極との間で容量結合を生じ得る位置に配置された金属である導電性部材と、
この導電性部材と前記処理容器の導電性の壁部との間に介在して設けられ、前記導電性部材を電気的に浮遊状態とするためのセラミクスである誘電体と、を備えたことを特徴とする。
また、前記導電性部材はメッシュ形状であることが好ましい。
また前記排気口を覆い、当該排気口が設けられた前記導電性の壁部電気的に接触して設けられた金属である第1の導電性部材と、この第1の導電性部材の上方側空間を覆うように、かつ当該第1の導電性部材とは離間して設けられた金属である第2の導電性部材と、を備え、前記導電性部材は第2の導電性部材として構成してもよい。そして、前記第1の導電性部材及び前記第2の導電性部材がメッシュ形状である場合や、また前記第1の導電性部材がメッシュ形状であり、前記第2の導電性部材は平板状の部材に前記開口部を形成してなる場合などが好ましい。さらにまた、前記第1の導電性部材と前記処理容器の導電性の壁部との間に介在して設けられた第2の誘電体を備えていてもよい。

以上の各プラズマ処理装置について、前記カソード電極及び排気口は、前記処理容器の下部に設けられていることが好ましく、当該プラズマ処理装置は、前記被処理体は面積が4.0m以上の角型基板、処理ガスが負性ガス、前記プラズマ処理の行われる圧力雰囲気が0.67Pa以上、27Pa以下の範囲内である場合に好適である。
本発明によれば、平行平板型のプラズマ処理装置において、処理容器に設けられた排気口を覆うメッシュ部材と処理容器の導電性の壁部との間に誘電体を設けた状態としている。この結果、載置台を備えたカソード電極からメッシュ部材を介して処理容器に至るいわば異常な経路のインピーダンスが大きくなり、カソード電極とメッシュ部材とが容量結合しにくくなり、異常放電が抑えられる。このためアーキングの発生が抑えられて処理容器内の部材や基板の損傷、損耗を抑制することができる。
以下、本発明のプラズマ処理装置をFPD基板のエッチング処理装置2に適用した実施形態について図1〜図4を参照しながら説明する。このエッチング処理装置2は、その内部において被処理体、例えばFPD基板である基板Sに対してエッチング処理を施すための真空チャンバである処理容器20を備えており、この処理容器20は、例えば平面形状が四角形状に形成されていると共に、当該処理容器20は後述のマッチングボックスの筐体64を介して接地されている。
基板Sは一辺の長さが1mを超える角型のガラス基板であり、処理容器20はこの基板Sの形状に対応して例えば水平断面の一辺が3.5m、他辺が3.0m程度の大きさに構成され、また例えばアルミニウム等の熱伝導性の良好な導電性の材料により構成されている。処理容器20の一つの側壁部21には、基板Sを処理容器20内に搬入するための搬入出口22が形成されており、この搬入出口22はゲートバルブ23により開閉自在に構成されている。
処理容器20の内部には、その上面に基板Sを載置するための載置台3が配置されている。載置台3は、プラズマ発生用の第1の高周波電源部311及びプラズマ中のイオン引き込み用の第2の高周波電源部312と各々マッチング回路62、63を介して電気的に接続されており、処理容器20内にプラズマを発生させ、当該プラズマ中のイオンを基板S表面に引き込むカソード電極としての役割を果たす。またマッチング回路62、63はマッチングボックスである導電性の筐体64内に収納されており、この筐体64は導電性の管路部材65を介して処理容器20の底壁に接続されている。筐体64は第1、第2の高周波電源部311、312の接地側に接続されており、従って処理容器20はこの筐体64を介して接地されている状態となっている。
載置台3は、処理容器20の底面上に誘電体32を介して配設されており、これにより下部電極である載置台3は処理容器20から電気的に浮いた状態となっている。また載置台3表面の周縁部及び側面は、プラズマを載置台3上方にて均一に形成するための、セラミクス材料により構成されたシールドリング33により覆われている。
さらに載置台3には、エッチング処理装置2の外部の図示しない搬送装置と、当該載置台3との間で基板Sの受け渡しを行うための昇降ピン34が設けられている。昇降ピン34は昇降機構35によって載置台3の表面から突没自在に構成されており、外部の搬送手段との間で基板Sの受け渡しを行う位置と、載置台3の表面に設けられ、基板Sが載置される位置との間で基板Sを昇降させることができる。
一方、処理容器20内部の載置台3の上方には、この載置台3の表面と対向するように、アノード電極である平板状の上部電極4が設けられており、この上部電極4は角板状の上部電極ベース41に支持されている。これら上部電極4及び上部電極ベース41は、例えばアルミニウムにより構成されている。また上部電極ベース41の上面は誘電体45を介して処理容器20の天井部に固定されており、上部電極4およびそのベース41はインピーダンス調整機構6及び導電性のカバー体61を介して処理容器20に対し電気的に接続されている。
インピーダンス調整機構6は、上部電極4から処理容器20に至るまでのインピーダンスを調整する役割を果たし、コンデンサを含む回路、例えば可変容量コンデンサが用いられ、プラズマのキャパシタンス(C1)及び上部電極4から処理容器20の下部に至るまでの経路のインダクタンス(L)をインピーダンス調整機構6の容量成分(C)により相殺させている。これによりインピーダンス調整機構6は、載置台3(下部電極)→プラズマ→上部電極4→インピーダンス調整機構6→処理容器20→接地の経路のインピーダンスをj(−1/ωC1+ωL−1/ωC)として、後述の異常な経路のインピーダンスよりも小さくする役割を果たしている。
また上部電極ベース41及び上部電極4により囲まれた空間はエッチングガスのガス拡散空間42を構成している。以下、これら上部電極4、上部電極ベース41等を纏めてガスシャワーヘッド40と呼ぶ。また処理容器20の天井部には、前記ガス拡散空間42に接続されるように処理ガス供給路43が設けられており、この処理ガス供給路43の他端側は、ガス拡散空間42を介して処理容器20内にエッチングガスを供給するための処理ガス供給部44と接続されている。
ここで図1及び図2に示すように、載置台3の側面と側壁部21との間の空間には、例えば表面をアルマイト処理されたアルミニウム製の部材からなる平板状のバッフル板25が配設されている。バッフル板25は、載置台3の4辺の外方側の領域に配設され、載置台3とガスシャワーヘッド40との間のプラズマの形成される空間から見て、後述する排気口241の前面を遮る位置に配置されている。バッフル板25は、載置台3上の基板S表面に供給されたエッチングガスが排気口241へと直接流れ込むことを規制してガスの流れの偏りを抑え、基板S表面全体にエッチングガスが均一に流れるようにする役割を果たす。図2に示すように、バッフル板25の外方側の四隅には、バッフル板25の設けられていない通流口251が開口しており、処理容器20内に供給されたエッチングガスは、このバッフル板25を介して下流側へと流れていくようになっている。
図1〜図3に示すように処理容器20の底壁には、横長の排気口241をなす開口部が形成されている。この排気口の下方には、排気路24をなす排気管が接続されており、当該排気管の上流端は横長の排気口241の形状に対応した形状に拡開部242にて拡開されていると共に、この拡開部242の開口縁に形成されたフランジ部分が処理容器20の底壁の下面側に気密に接合されている。この排気口241は、例えば載置台3と側壁部21との間の処理容器20の底壁に各側壁部21に沿って2箇所ずつ合計8箇所に設けられており、これら各排気口241の下流側の排気管には例えばバタフライ弁などから構成される圧力調節機構26が介設されている。そしてこの排気管は、圧力調節機構26の下流側にて合流した後、下流端にて真空ポンプ27と接続されている。
各排気口241は、図3、図4(a)に示すように導電性部材である例えばアルミニウムなどの金属製のメッシュ部材51により覆われており、背景技術にて説明したようにこのメッシュ部材51は排気路24内への異物の落下、侵入、さらには排気路24内へのプラズマの侵入や発生を抑える役割を果たしている。本例においては、メッシュ部材51の網の目が導電性部材の開口部に相当する。
メッシュ部材51は、図3、図4(b)に示すように例えばアルミナなど例えばセラミクスからなる小片状の誘電体52を介して例えばセラミクスからなる誘電体からなるボルト511などによって処理容器20の底壁面に締結されており、当該底壁面から例えば5mm〜20mmの隙間を介して固定されている。この誘電体52は、例えば排気口241の周囲の8箇所にてメッシュ部材51を局部的に支持しており、金属製の処理容器20とメッシュ部材51との間に誘電体52が介在した状態となっている。
図1に示すように、エッチング処理装置2は制御部7と接続されている。制御部7は例えば図示しないCPUと記憶部とを備えたコンピュータからなり、記憶部には当該エッチング処理装置2の作用、つまり、処理容器20内に基板Sを搬入し、載置台3上に載置された基板Sにエッチング処理を施してから搬出するまでの動作に係わる制御等についてのステップ(命令)群が組まれたプログラムが記録されている。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に格納され、そこからコンピュータにインストールされる。
以下、本実施の形態に係わるエッチング処理装置2の動作について説明する。初めに不図示の操作部を介してユーザが制御部7に対して目的のエッチング処理のプロセスレシピを選択すると、制御部7ではこのプロセスレシピに基づいてエッチング処理装置2の各部に制御信号を出力し、こうして基板Sに対して所定のエッチング処理が行われることとなる。
具体的には、先ずゲートバルブ23を開いて、表面にAl膜が形成された基板Sを、図示しない外部の搬送手段により処理容器20内に搬入し、載置台3の載置領域の上方側の受け渡し位置まで搬送する。そして昇降ピン34を上昇させて、この受け渡し位置にて搬送手段から当該昇降ピン34に基板Sを受け渡し、昇降ピン34を下降させて基板Sを載置台3上の載置領域に載置する。この間、基板Sを受け渡した搬送手段は、処理容器20外に退出し、ゲートバルブ23により搬入出口22を閉じる。
次いで処理ガス供給部44から、エッチング処理用のエッチングガス例えば塩素ガスなどのハロゲン系の負性ガスを基板Sに向けて吐出すると共に、処理容器20の内部空間を所定の圧力に調整する。そしてプラズマ発生用の第1の高周波電源部311から例えば13.56MHzの高周波電力を5.5kW、またプラズマ中のイオン引き込み用の第2の高周波電源部312から例えば3.2MHzの高周波電力を1.0kWそれぞれ載置台3に印加し、基板Sの上方側の空間に形成されたプラズマを利用して、下記(1)式に示す主要な反応に基づいて基板Sに対するエッチング処理を実行する。
3Cl+Al→AlCl …(1)
この際の処理容器20内におけるエッチングガスの流れについて説明すると、ガスシャワーヘッド40から供給されたエッチングガスは、上下の電極4、3間を降下しながらプラズマ化され、基板Sに到達した後、基板S表面及びバッフル板25上を流れて通流口251へと流入する。そして、バッフル板25下方の空間より各排気口241を介して排気路24へと排気される。
一方、エッチングガスをプラズマ化することによって高周波電力は、載置台(下部電極)3→プラズマ→上部電極4(ガスシャワーヘッド40)→インピーダンス調整機構6→処理容器20→マッチングボックスである筐体64→第1、第2の高周波電源311、312側の接地のいわば正常な経路を流れる。このとき下部電極である載置台3の近傍には、排気路24の排気口241を覆うメッシュ部材51が設けられており、このメッシュ部材51周辺の雰囲気は背景技術においても説明したように排気されるガスが排気口241へ向けて流れ込むことにより、プロセスレシピに応じて様々な圧力雰囲気が形成される。このため、メッシュ部材51が載置台3との間でグロー放電を発生しやすい圧力雰囲気となるおそれもあるが、載置台3から見える導電体であるメッシュ部材51が誘電体52によって支持された状態となっていることにより、シールドリング33を含む載置台3→プラズマ→メッシュ部材51→処理容器20→接地のいわば異常な経路に、誘電体52を介してメッシュ部材51と処理容器20との間に形成される容量が加わることとなり、当該異常な経路のインピーダンスが大きくなる。この結果メッシュ部材51は、カソード電極である載置台3から見て直近のアノード電極には見にくくなり、載置台3とメッシュ部材51との間でのグロー放電の発生を抑え、また放電が生じたとしてもその程度を小さく抑えることができる。
本実施の形態に係わるエッチング処理装置2によれば以下の効果がある。平行平板型のプラズマ処理装置であるエッチング処理装置2において、処理容器20に設けられた排気口241を覆うメッシュ部材51と導電性の処理容器20との間に誘電体52を設けた状態としている。この結果、載置台3を備えたカソード電極からメッシュ部材51を介して処理容器20に至るいわば異常な経路のインピーダンスが大きくなり、カソード電極とメッシュ部材51とが容量結合しにくくなり、異常放電が抑えられる。このためアーキングの発生が抑えられて処理容器20内の部材や基板Sの損傷、損耗を抑制することができる。また載置台3、上部電極4間の容量結合の不安定化によるプラズマの偏りを抑制し、面内均一性の高い基板S処理を行うことが可能となる。
さらにこの効果について詳述すると、基板面積が1m以上、とりわけ4m2以上もの大型基板Sの場合には、カソード電極と処理容器20や周囲の部材との間で容量結合をしやすいことから、アノード電極と処理容器20との間にインピーダンス調整機構6を介在させることが行われている。しかしこのような処理容器20の排気口241付近はプロセスレシピにより種々の圧力雰囲気となり、特に0.67Pa〜27Pa(5mtorr〜200mtorr)の圧力範囲ではグロー放電を起こしやすい。塩素ガスなどのハロゲン系のガスのように負性ガスを処理ガスとして用いた場合には、ガスの解離度が大きいことからなおさらグロー放電を起こしやすく、こうした条件が整っているエッチング処理装置2においてメッシュ部材51を処理容器20に対して電気的に浮かした構造は、大型基板Sについて面内均一性の高い処理を行ううえで極めて有効である。
このほか、上述の実施の形態においてはインピーダンス調整機構6を備えたタイプのプラズマ処理装置2を例示したが、このようなインピーダンス調整機構6を備えていないタイプのプラズマ処理装置にも本発明を適用することにより、既述の異常な経路のインピーダンスを大きくして異常放電の発生を抑えることができる。但し、インピーダンス調整機構6を備えていることにより、異常な経路のインピーダンスに対して正常な経路のインピーダンスを小さくする調整が容易となり、メッシュ部材51と処理容器20との間に誘電体52を配置することによる本発明の有効性が増すといった効果が得られる。
ここでメッシュ部材や誘電体の構成は、図4(a)、図4(b)に例示したものに限定されない。例えば図5(a)、図5(b)に示すように排気路24の排気口241の全周を囲む誘電体52aを設けて、例えば当該誘電体52aの形状に適合したフランジ部512を有するメッシュ部材51aを支持するようにしてもよい。処理容器20の底壁面とメッシュ部材51aとの間の隙間を誘電体52aによって埋めているので、この隙間を介して異物が排気路24へと落下、侵入することを防止できる。
また図6に示すように金属製のメッシュ部材53を排気口241の周辺部に接触させた状態で、例えば金属製のボルトで固定し、さらに当該メッシュ部材53の上方の空間を覆うように凸状に形成され、このメッシュ部材53とは離間して設けられた第2のメッシュ部材51bを設け、この第2のメッシュ部材51bを誘電体52上に固定した状態としてもよい。本例では第2のメッシュ部材51bは、請求項の第2の導電性部材に相当し、メッシュ部材53は請求項の第1の導電性部材に相当する。この場合、排気口241の周辺部に接触させた状態で設置されている既存のメッシュ部材53を備えた処理容器20内に、第2のメッシュ部材51bを追加することで対応ができるので、装置の改造が容易であるという利点がある。なお、本例においてメッシュ部材53と処理容器20との間に第2の誘電体を介在させてもよいことは勿論である。
このほか、第1の導電性部材及び第2の導電性部材を設ける他の例として、例えばバッフル板25を第2の導電性部材とし、誘電体を介して処理容器20の側壁面にバッフル板25を固定する構成としてもよい。この場合には、例えば載置台3周囲の四隅に設けられた通流口251が導電性部材の開口部に相当するが、通流口251を設けずにバッフル板25自体に開口部を設けてもよく、また通流口251に加えてバッフル板25自体に開口部を設けてもよい。
さらにまた本発明のカソード電極は、既述のプラズマ処理装置2のように載置台3に備わっている場合に限定されない。例えば上部電極4にプラズマ発生用の高周波電源部を接続し、この上部電極との間で容量結合を生じ得る位置、例えば処理容器の側壁部に排気口241を設けた上下2周波タイプ、側方排気型のプラズマ処理装置にも本発明は適用することができる。
そして、本発明を適用できるカソード電極は、実施の形態中に例示した載置台3に限定されるものではない。例えば、セラミクス製の載置台に埋設したシート状電極をカソード電極としてもよいし、上部電極のみに高周波を印加するプラズマ処理装置や上部電極と下部電極の両方に高周波を印加する上下2周波タイプのプラズマ処理装置では、上部電極をカソード電極としてもよい。また、導電性部材の材質についても金属に限られるものではなく、例えば導電性樹脂や導電性セラミクスなどであってもよい。
また本発明のプラズマ処理装置はアルミニウム膜のエッチング処理のみならず、アルミニウム合金、チタン、チタン合金などの金属膜や絶縁膜、半導体膜やこれらの積層膜のエッチングにも適用される。またエッチング処理以外の例えばアッシングやプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)等、他の処理ガスを用いて被処理体に対して処理を行うプラズマ処理に適用することもできる。さらにまた被処理体としては角型の基板には限られず、FPD基板の他、半導体ウエハ等であってもよい。
(実験1)
実施の形態中に示したエッチング処理装置2のモデル機を製作し、処理容器20とメッシュ部材との間に誘電体52を設けた場合と設けなかった場合とにおいて、載置台3に高周波電力を印加した際の載置台3-メッシュ部材間の状態を観察した。排気路24の排気口241には、図6に示した凸状の第2のメッシュ部材51b(アルミニウム製、以下、単に「メッシュ部材51b」と記す)を設け、処理ガスとしては酸素ガスを6000sccmで供給した。処理容器20内の圧力は13Pa(100mtorr)とし、第1の高周波電源部311からは13.56MHz、10kW、第2の高周波電源部312からは3.2MHz、10kWの高周波電力を印加した。
A.実験条件
(実施例1)
メッシュ部材51bと処理容器20の底壁面との間にアルミナ製の誘電体52を設けた。
(比較例1)
処理容器20の底壁面にメッシュ部材51bを直接固定し、両部材を電気的に導通した状態とした。
B.実験結果
(実施例1)における載置台3-メッシュ部材51b間の状態を撮影した結果を図7(a)に示し、(比較例1)の結果を図7(b)に示す。図7(a)に示した画像によれば、メッシュ部材51b近傍には顕著な発光は観察されず、(実施例1)の実験においては載置台3-メッシュ部材51b間の放電が抑制されていることが分かる。一方、図7(b)に示した画像によれば、メッシュ部材51bの上面に輝度の高い発光が確認され、(比較例1)の実験においては載置台3-メッシュ部材51b間で比較的強いグロー放電が発生していることが分かった。以上の実験結果から、メッシュ部材51bと処理容器20との間に誘電体52を設けた場合には、これを設けない場合と比較して載置台3-メッシュ部材51b間の放電を抑制できることが確認できた。
(実験2)
(実験1)と同じ条件において、メッシュ部材51b上にシリコンウエハの小片を置いて載置台3に高周波電力を7分間印加し、誘電体52を設けた場合と設けなかった場合とにおける当該期間中の小片の削れ量を計測した。
A.実験条件
(実施例2)
メッシュ部材51bと処理容器20との間に誘電体52を設けた。
(比較例2)
処理容器20の底壁面にメッシュ部材51bを直接固定し、両部材を電気的に導通した状態とした。
B.実験結果
(実施例2)、(比較例2)の結果によれば、誘電体52を設けた(実施例2)における小片の削れ量(741Å)は、誘電体52を設けなかった(比較例2)の削れ量(1,186Å)と比較しておよそ40%程度少なかった。これは、誘電体52を設けることにより載置台3-メッシュ部材51b間の放電の発生が抑制され、この周囲の部材に与える損傷、損耗を低減できた結果といえる。ここで(実施例2)及び(比較例2)の実験を行った比較的短い時間内では、エッチング処理装置2内でのアーキングは確認されなかった。しかしながら背景技術でも説明したように、実際の基板Sのエッチング工程においてはエッチング処理装置2を長期間連続運転するため、誘電体52を設けない場合には、この期間中に載置台3-上部電極4間の容量結合が不安定化してアーキングが発生する確率が高くなる。アーキングが発生した場合には、発生した部位の損傷、損耗は上述の(比較例2)に示した削れ量と比較して格段に大きいことが予想され、また、アーキングが発生しなくとも、図7(b)に示す画像のような発光が発生した状態においても、メッシュ部材表面の消耗は促進されてしまうことから、これらの点においても誘電体52を設ける効果は大きい。
本発明の実施の形態に係わるエッチング処理装置の構成を示す縦断面図である。 前記エッチング処理装置の処理容器内部の構造を示す平面図である。 前記処理容器の排気部付近の構造を示す拡大縦断面図である。 前記処理容器内に設けられているメッシュ部材及びその支持部材の平面図である。 メッシュ部材及びその支持部材の変形例を示す平面図である。 メッシュ部材の第2の変形例を示す拡大縦断面図である。 第1の実験に係わる実験結果を示す説明図である。 従来のエッチング処理装置の構成を示す縦断面図である。 前記従来のエッチング処理装置の等価回路を示す回路図である。
符号の説明
S FPD基板(基板)
2 エッチング処理装置
3 載置台
4 上部電極
7 制御部
20 処理容器
21 側壁部
22 搬入出口
23 ゲートバルブ
24 排気路
25 バッフル板
32 誘電体
34 昇降ピン
35 昇降機構
40 ガスシャワーヘッド
41 上部電極ベース
42 ガス拡散空間
43 処理ガス供給路
44 処理ガス供給部
51、51a、51b
メッシュ部材
52、52a
誘電体
53 第2のメッシュ部材
241 排気口
242 排気路接続部
251 通流口
311 第1の高周波電源部
312 第2の高周波電源部
511 ボルト
512 フランジ部

Claims (10)

  1. 処理容器内に互いに対向して設けられたアノード電極及びカソード電極間に高周波電力を印加して処理ガスをプラズマ化し、被処理体に対してプラズマ処理を行うプラズマ処理装置において、
    前記カソード電極周辺に配置され、前記処理ガスを排気する排気口と、
    この排気口を覆い、当該排気口へ排気される処理ガスを通流させる開口部を備えると共に、前記カソード電極との間で容量結合を生じ得る位置に配置された金属である導電性部材と、
    この導電性部材と前記処理容器の導電性の壁部との間に介在して設けられ、前記導電性部材を電気的に浮遊状態とするためのセラミクスである誘電体と、を備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記導電性部材はメッシュ形状であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記排気口を覆い、当該排気口が設けられた前記導電性の壁部電気的に接触して設けられた金属である第1の導電性部材と、この第1の導電性部材の上方側空間を覆うように、かつ当該第1の導電性部材とは離間して設けられた金属である第2の導電性部材と、を備え、前記導電性部材は第2の導電性部材であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記第1の導電性部材及び前記第2の導電性部材はメッシュ形状であることを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記第1の導電性部材はメッシュ形状であり、前記第2の導電性部材は平板状の部材に前記開口部を形成してなることを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置。
  6. さらに、前記第1の導電性部材と前記処理容器の導電性の壁部との間に介在して設けられた第2の誘電体を備えていることを特徴とする請求項ないし5のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記カソード電極及び排気口は、前記処理容器の下部に設けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記被処理体は面積が4.0m以上の角型基板であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記ガスは負性ガスであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記プラズマ処理は、0.67Pa以上、27Pa以下の範囲内の圧力雰囲気で行われることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
JP2008091633A 2008-03-31 2008-03-31 プラズマ処理装置 Active JP5217569B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091633A JP5217569B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 プラズマ処理装置
KR1020090025456A KR101058310B1 (ko) 2008-03-31 2009-03-25 플라즈마 처리 장치
TW98110467A TWI469213B (zh) 2008-03-31 2009-03-30 Plasma processing device
CN2009101295926A CN101552188B (zh) 2008-03-31 2009-03-31 等离子体处理装置
KR1020110023652A KR20110040806A (ko) 2008-03-31 2011-03-17 플라즈마 처리 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091633A JP5217569B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 プラズマ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009246172A JP2009246172A (ja) 2009-10-22
JP5217569B2 true JP5217569B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=41156341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008091633A Active JP5217569B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 プラズマ処理装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5217569B2 (ja)
KR (2) KR101058310B1 (ja)
CN (1) CN101552188B (ja)
TW (1) TWI469213B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5086192B2 (ja) * 2008-07-01 2012-11-28 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
KR101814013B1 (ko) * 2011-05-09 2018-01-03 삼성디스플레이 주식회사 플라스마 장치
JP6435090B2 (ja) * 2013-10-03 2018-12-05 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
CN103745904B (zh) * 2013-12-31 2016-08-17 深圳市华星光电技术有限公司 一种干法刻蚀机及其刻蚀方法
JP6305825B2 (ja) * 2014-05-12 2018-04-04 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置およびそれに用いる排気構造
US20170239730A1 (en) * 2014-08-13 2017-08-24 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Processing device for metal materials
CN105489527B (zh) * 2014-09-19 2018-11-06 北京北方华创微电子装备有限公司 承载装置以及半导体加工设备
JP6548484B2 (ja) * 2015-07-01 2019-07-24 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置およびそれに用いる排気構造
JP6570993B2 (ja) * 2015-12-16 2019-09-04 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
JP6394641B2 (ja) * 2016-04-25 2018-09-26 トヨタ自動車株式会社 プラズマ装置
JP7232705B2 (ja) * 2019-05-16 2023-03-03 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
JP7418285B2 (ja) * 2020-05-27 2024-01-19 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置とその製造方法、及び排気構造
JP2022078684A (ja) * 2020-11-13 2022-05-25 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置とその製造方法、及びプラズマ処理方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3311064B2 (ja) * 1992-03-26 2002-08-05 株式会社東芝 プラズマ生成装置、表面処理装置および表面処理方法
JP3061346B2 (ja) * 1994-03-07 2000-07-10 東京エレクトロン株式会社 処理装置
JP3192370B2 (ja) * 1995-06-08 2001-07-23 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
JP3238082B2 (ja) * 1996-05-16 2001-12-10 シャープ株式会社 電子デバイス製造装置
JP3613947B2 (ja) * 1997-10-14 2005-01-26 ソニー株式会社 真空処理装置とこれを用いた真空処理方法
JP3647303B2 (ja) * 1998-09-22 2005-05-11 キヤノン株式会社 プラズマ処理装置及びそれを用いた処理方法
US20030079983A1 (en) * 2000-02-25 2003-05-01 Maolin Long Multi-zone RF electrode for field/plasma uniformity control in capacitive plasma sources
TW511158B (en) * 2000-08-11 2002-11-21 Alps Electric Co Ltd Plasma processing apparatus and system, performance validation system thereof
US6706138B2 (en) * 2001-08-16 2004-03-16 Applied Materials Inc. Adjustable dual frequency voltage dividing plasma reactor
TW200300649A (en) * 2001-11-27 2003-06-01 Alps Electric Co Ltd Plasma processing apparatus, its driving method, matching circuit design system, and plasma processing method
JP2005353812A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101552188B (zh) 2011-06-22
JP2009246172A (ja) 2009-10-22
TW201003774A (en) 2010-01-16
KR20110040806A (ko) 2011-04-20
KR101058310B1 (ko) 2011-08-22
TWI469213B (zh) 2015-01-11
CN101552188A (zh) 2009-10-07
KR20090104679A (ko) 2009-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5217569B2 (ja) プラズマ処理装置
TWI523099B (zh) 電漿處理裝置及半導體裝置之製造方法
US7837828B2 (en) Substrate supporting structure for semiconductor processing, and plasma processing device
TWI505753B (zh) Inductively Coupled Plasma Processing Unit
JP5317424B2 (ja) プラズマ処理装置
JP4876641B2 (ja) プラズマ処理装置
JP5064707B2 (ja) プラズマ処理装置
KR101720670B1 (ko) 기판 처리 장치 및 그 클리닝 방법 및 프로그램을 기록한 기록매체
KR101176745B1 (ko) 플라즈마 처리 장치
US20100288728A1 (en) Apparatus and method for processing substrate
KR100876010B1 (ko) 플라즈마 에칭 방법 및 컴퓨터 판독 가능한 기억 매체
JP2016115848A (ja) プラズマ処理装置
TWI403222B (zh) Plasma processing device
JP6769127B2 (ja) プラズマ処理装置
WO2003030241A1 (fr) Appareil de traitement de plasma
JP2021064695A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP4546303B2 (ja) プラズマ処理装置
CN104517797B (zh) 等离子体处理装置
CN115172163A (zh) 等离子体蚀刻方法
US20070221332A1 (en) Plasma processing apparatus
JP2011146409A (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
TWI827990B (zh) 下電極元件及等離子體處理裝置
JP2004095725A (ja) プラズマ処理装置
JP4381699B2 (ja) プラズマ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5217569

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250